社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

【News】東電新入社員女子「文句あるなら電気使うな!」発言に非難殺到

2011-04-28 17:20:24 | 事件、事故

・東京電力社員のコメントが酷いと物議「よく考えてから批判するように!! 文句あるなら電気使うな!」 2011年04月21日00時51分
http://news.livedoor.com/article/detail/5505295/
http://rocketnews24.com/?p=89942

 2011年に新入社員として東京電力に入社したと思われる女性Pさん(22歳)が、インターネット上に過激な書き込みをして物議をかもしている。とある人物が東京電力を批判する日記をSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)に書いたところ、Pさんが「よく考えてから批判するように!! 文句あるなら電気使うな!」と反論の書き込みをしたのだ。

 Pさんの書き込みはそれだけに留まらず、「批判する人間は自分が原発に行けばいい」や「電気を使わせて貰ってる人間が東電は許さないとか知識人ぶるのは滑稽」など、何度も反論の書き込みをしている。どの書き込みもかなり過激で、多くの人たちが驚きを隠せずにいる。以下は、Pさんの東京電力批判に対する反論コメントである。
 
■Pさんの東京電力批判に対する反論コメント
 「東京電力の批判をしてますが、今電気を使えてるのは誰のお陰ですか? よく考えてから批判するように!!!文句あるなら電気使うな! あなたみたいな陰湿な事をいう人間がいるから日本人の質が問われるんです」
 
 「世間知らずはどっちでしょうね。批判してるのは極一部ですよ。普通の人は東電頑張れと応援してくれてます! 今批判的なことを言うのは妬みだと思います。あと社長が悪いとか幹部が悪いとか言いますがみんな必死にやってます! そういう人間を批判する人間は自分が原発に行けばいいんじゃないですかね?行く度胸もなく、ただ電気を使わせて貰ってる人間が 東電は許さない とか言い知識人ぶるのは滑稽です(笑)」
 
 「脳がないって(笑)。偉そうに言ってるけど原発の事とか何もしらないのでは? 他にも色々と矛盾してること言ってますしね。もうちょっと色々と勉強してから物事を発言したほうがいいですよ。あと会った事もない人間におまえ呼ばわりされる筋合いもありません!」(引用ここまで)
 
 国民の声として、東京電力を批判する声もあれば擁護する声もある。この問題は多面的なものであり、簡単に「良い悪い」と言えないのも確かだ。考え方は人それぞれなので、正しいかどうかは別としてPさんのような過激な意見が出てきてもおかしくはない。

 しかしここで問題なのは、Pさんが東京電力の社員ということだ。自身の立場を考えれば、どのような発言をすればどのような反響が返ってくるのかわかるはずである。以下は、このPさんに対するインターネット上の声である。
 
■Pさんに対するインターネット上の声
 「スイーツ×ゆとり×ネット=破壊力」
 「よくもまあいけしゃあしゃあと言えるな」
 「天災とはいえ、福島県民の前でそれを言えるのか?」
 「東電社員の発言なんだからこれ印刷して福島県でばら撒けばいいよもう」
 「まぁ貴重な東電の本音なんだろ」
 「ほとんど事情を知らないであろう新入社員ごときが何故ここまで自社を擁護できるのか」
 「まさに東京電力って感じの人材だな。人事部はよくこういう人間集めて来れるものだよう」
 「ゆとりの破壊力はまさに想定外だわ。俺の中の何かが水素爆発でぶっ壊れた」
 「これは東電の質が問われてるな」
 「インフラ独占しておいて誰のおかげとかw」
 「俺が福島県民だったら怒りで壁が何枚あっても足りんぞこれは」
 「新入社員だし社会ルールを知らないから許してやろう」
 「まぁ、挫折なし人生で自信にあふれてて気が大きく尊大になっちゃってたんだね」
 「こりゃアウトだな。かわいそうに」
 「福島に謝れ」
 
 また、東京電力の教育体制に疑問を持った人もいるようで、「社内ではこうやって教育してるんだろうなぁ。東電は悪くないって」という声もあがっていた。

 ちなみにPさんは東京電力勤務とSNSに書いていないものの、2011年4月から東京電力に入社が決定している人しか入れない「東京電力(株)2011年度入社」という承認制コミュニティや、「ありがとう東京電力」というコミュニティに入っていたことから、東京電力社員であることが判明した。

参照元: SNS


伊藤蘭さん、藤村美樹さん、弔辞VTR、田中好子さん告別式

2011-04-22 08:30:20 | 芸能、音楽

 田中好子さんの告別式で、伊藤蘭さん、藤村美樹さんが弔辞を述べた。2人の言葉の中には、共に「3人で」という同じ思いが込められていた。

田中好子さん、最後の肉声

田中好子さん告別式、伊藤蘭さんと藤村美樹さんの弔辞

・伊藤蘭さん弔辞全文「悔しい気持ちで一杯」 2011/04/25 14:31
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/504022/

 スーさん。あなたが旅立つとき、1人で寂しくないように、美樹さんと一緒にあなたの名前を何度も呼びました。私たちの声はちゃんと届いていましたか? 時間がたつほどに大切な人を失った悲しみとさびしさがこみあげてきて、いま、わたしたちはとても困惑しています。

 お互いにまだ幼い中学生だったころに出会い、キャンディーズというグループを通して喜びも苦しみもともに分かちあい、すばらしい青春時代を過ごすことができました。スーさんはいつも春のように優しい微笑みで私たちを包み、なごませてくれましたね。

 その後の女優としての活躍はいうまでもなく、いい仕事をたくさんして、多くの人たちに感動を与えてくれました。体のことを打ち明けられたときは、『なぜスーさんが』と、悔しい気持ちで一杯でした。本当は辛いはずなのに、いつも3人で会うときは「笑うことが一番の薬なのよ」と言って、明るく楽しい時間を過ごし、反対に私たちの方が励まされていたような気がします。

 3人の中では一番年下で甘えん坊だったスーさんが、いつの間にか、強く、頼もしく、心豊かな女性になっていたことに驚かされました。お見舞いに行ったときも、体調が思わしくないにもかかわらず私たちを気遣い、いつものようにユーモアを忘れない、本当にかわいいスーさんでしたね。

 愛情一杯のご主人、一雄さんや、スーさんが一番気にかけていたお父さん、お姉さん、そのご家族、そして、いつも側に寄り添っていたマネジャーの丸尾さんの気持ちを思うと、とても胸が痛みます。

 私たちはみんな、大好きなあなたの笑顔を、そして最後まで病気と闘い、立派に生き抜いたその勇気を決して忘れることはありません。それを支えに、何とか頑張って生きていかなければと、自分に言い聞かせています。どうぞ私たちのことを見守っていてくださいね。

 ただ、もう一度だけでいいから、3人で会いたかったです。約束していたのに果たされなかったのが残念でなりません。だから今はまだ、「さよなら」は言わずにおきますね。いつか会えるときまで、もう少しだけ待っててね。

 これからは今までの心配や不安から解き放たれて、どうかゆっくり休んでほしいと思います。ミキさんと私にとって、いつまでも特別な存在のスーさん。心から感謝しています。ありがとうスーさん。ずっとずっと愛しています。
平成23年4月25日 伊藤蘭


・藤村美樹さん弔辞全文「また3人で歌いましょう」 2011/04/25 14:31
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/504021/

 スーさん、何でそんなに早く逝っちゃったの? おばあさんになるまで恒例の集合写真をたくさん撮りたかったのに。スーさんがいないなんて寂しいよ。

 数年前、スーさんからがんと聞かされたときは本当にショックでした。でも、『信頼できるお医者様が付いているから大丈夫』といって、そのことを前向きに受け止めていて、私たちを一時、安心させてくれましたね。

 その後も、会うたびに変わらぬ笑顔で、いつも決まって深夜遅くまでお菓子を食べ、お茶を飲みながらおしゃべりをしたよね。心から楽しかった。あのときをずっと忘れないよ。

 家族や周りの人には心配を掛けたくないとの思い、で病気のことを隠して必死に走り続けた数年間、本当によくがんばりましたね。スーさんのことだから、すごくつらいときにも優しい心配りで、周りの人たちをなごやかにさせ、その場の雰囲気をぱあっと明るく変えたのではないかと想像できます。

 最後まで頑張り通したスーさん。惜しくも亡くなる当日も、本当によく頑張ってくれましたね。ありがとう。私も蘭さんも、もう間に合わないかと思ったけど、3人がそろってからのあの数時間は奇跡でした。

 いつもなら絶対に集まることが不可能な人も、親族も、みんなが勢揃いし、スーさんを取り囲んでお話をしたり、代わる代わる声を掛けたり、手をさすったりしました。その、柔らかい手の感触を今でも思い出します。

 スーさんは一足先に天国に行ってしまうけど、天国はそれはそれは素晴らしいとこらしいですね。スーさん、どうですか? おばあちゃんとおじいちゃん、かずちゃんやお母さん、まさこちゃんにも会えましたか?

 神様は、この世のお役目を果たした人をそちらへ呼んでしまうようです。スーさんはもうお許しが出たのですね。これは神様からのプレゼントだってこと。新たな命をいただいて、そちらで幸せに暮らして下さい。

 どうやら私たちは神様からお許しがまだ出ないので、スーさんの分まで明るく前向きに一生懸命、誠実に1日1日を生きます。私たちもいずれそちらに行きますのでそ、ちらで待っていてね。また3人で歌いましょう。

 本当にキャンディーズは楽しかった。本当に私たちはスーさんと出会えて幸せでした。私たちは永遠にキャンディーズだからね。お揃いのものも大切にするよ。

 ありがとう。スーさん。愛してるよ。
平成23年4月25日 ミキ

 

あの頃は、若かった、幼かった。けど希望があった、夢があった。
ご冥福をお祈りします。
普通の女の子に戻りたい、の名台詞、あれは当時だからこそ言えた言葉だろう。
何故なら、今は「普通の女の子」そのものがほとんど存在しないからだ。

キャンディーズ、ヒットメドレー



微笑がえし(後楽園球場解散コンサートにて)

 

・伊藤蘭さん「あともう一度だけ3人で会いたい」 2011/04/24 20:29
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/503911/

 アイドルグループ「キャンディーズ」のメンバーとして人気を博した女優、田中好子さんの通夜が24日、東京都港区の東京都青山葬儀所で行われた。

 ■元キャンディーズの伊藤蘭さんの話 

 「スーちゃんの口から病気だということを3年前に聞いた。『大変頼りにしているお医者さんがいるから大丈夫なのよ』と言っていた。はじめ聞いたときはショックだったが、逆に本人に励まされた。

 昨年10月、3人で会う約束をして、時間を決めるはずだったが、それもかなわなかった。

 年明けからも3人で会うことはかなわないままだった。ちょうど1カ月前に私と美樹さんに連絡があって、『(本人が)会いたいと言っているから病室に来てほしい』ということだった。その時は楽しい話だけをした。週に1度行けたらいいねと、美樹さんと話していた。

 (田中さんが亡くなって)そのとき、美樹さんとしっかりしようねと話した。ただ日がたつにつれ、寂しくなってくる。21日に危篤の連絡を受けて、家族の中に呼んでいただいた。そのときはただ、名前を呼び続けた。あともう一度だけ3人で会いたい。もっと一緒に、ずっとそばで一緒に年を重ねたかった」


・元「キャンディーズ」の田中好子さん死去 2011/04/21 22:53
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/503600/

 アイドルグループ「キャンディーズ」のメンバーとして人気を博した女優の田中好子(たなか・よしこ、本名・小達好子=おだて・よしこ)さんが21日夜、乳がんのため東京都内の病院で死去した。55歳だった。通夜は24日、葬儀は25日で、時間と場所は未定。

 伊藤蘭さん、藤村美樹さんと「キャンディーズ」で昭和48年に歌手デビュー。スーちゃんの愛称で親しまれ、「年下の男の子」「春一番」「微笑がえし」など多くのヒット曲を送り出した。時代を象徴するアイドルとして熱狂的な人気を集めたが同53年、「普通の女の子に戻りたい」とグループを解散した。

 その後は、女優業に専念。平成元年公開の映画「黒い雨」では、原爆の悲劇に見舞われたヒロインを務め、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など多くの賞に輝いた。その他の出演作に映画「ひめゆりの塔」「明日への遺言」、テレビドラマ「家なき子」「ちゅらさん」など。

 同3年、女優の故夏目雅子さんの兄、小達一雄さんと結婚。同4年に乳がんと分かり、治療を続けてきたが、昨年秋に体調を崩し、入院していた。3月上旬にはテレビのナレーションをこなしたが、今月21日午前に容体が急変したという。

 伊藤蘭さんの所属事務所の担当者は「突然の訃報で本人はショックを受けており、コメントを出せる状態ではない」と話した。


クレーン車事故に見る昨今の車社会、女性運転者の過信

2011-04-20 12:00:00 | 事件、事故

 いつもの通学風景が一瞬にして修羅場と化した。通学途中の小学生の列に重機が突入、6人の幼い命が奪われた。逮捕された犯人は持病を抱えていたという情報もあるが、原因究明と再発防止策が急務である。

・クレーン車事故 容疑者の勤務先「理解できない…」 2011/04/18 20:59
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/503182/

 児童6人をはね、栃木県警鹿沼署が自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕したクレーン車の運転手、柴田将人容疑者(26)=同県日光市大沢町=は事故直後、呆然(ぼうぜん)としたまま現場をフラフラと歩き回る姿が目撃されていた。

 柴田容疑者の勤務する鹿沼市内の建設機械リース会社によると、柴田容疑者は2年間ほど前から運転手として勤務。以前に勤めた会社でもクレーン車の運転手だったといい、入社時はすでにクレーン車を運転・操縦するための大型特殊免許を取得していた。

 勤務態度は真面目で遅刻や欠勤はほとんどなく、他の社員と仲良く昼食をとる明るい性格だったという。17日は休暇で、18日朝、会社から約5キロ離れた建設現場にクレーン車で向かった。同社は「真面目だったのに。なぜこんな事故を起こしたのか理解できない」と話す。
(全文引用)

 勤務態度は真面目だったということだ。恐らくこの報道に嘘はないだろう。だとすると何か容疑者の体に異変が起きたのか。容疑者は会社からクレーン車を運転し、僅か700m先で事故を起こした。容疑者は事故直前にハンドルにうつ伏せになっていたという目撃証言もある。

 もし持病が原因で事故につながったのなら、責任の所在が複雑になる。会社が彼の持病を知っていたのなら、会社にも大きな責任がかかってくる。そして真面目な人ゆえに無理をしてしまうという点も見逃せない。過負担な勤務をさせていなかったか。疲労が溜まれば持病を発祥しやすい。

 更に、てんかんの持病を抱えた人に特殊車両を運転させて良いのか、つまり資格を与えても良いのかという国の責任にも関わってくる。

 ところで、これとは別に、高校講師を務める女が飲酒運転で電柱に衝突し逮捕される事件が起きた。

・高校の女講師を逮捕 白河署 酒気帯び運転容疑で 2011/04/18 10:02
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9827567&newsMode=article

 酒気を帯びて乗用車を運転したとして、福島県白河署は17日午前1時40分ごろ、道交法違反の疑いで白河市桜町137ノ10、郡山萌世高常勤講師佐藤佳菜子容疑者(26)を現行犯逮捕した。
 同署の調べでは、佐藤容疑者は同市年貢町の県道で酒気帯び運転した疑い。
 同署によると、乗用車は道路脇の電柱に衝突し、通報を受けた署員が逮捕した。佐藤容疑者は友人と市内の飲食店で酒を飲み、帰宅する途中だったという。
■校長が陳謝
 郡山萌世高の吉田会津夫(あつお)校長は17日、郡山市の県郡山合同庁舎で記者会見し、「震災の影響で学校が混乱している状況下にもかかわらず教員の信用を失う行為。県民の皆さまに心からおわびします」と陳謝した。
 吉田校長によると、佐藤容疑者は産休補充の国語講師として今月2日から7月22日までの間、通信制課程の授業を受け持つことになっていた。しかし、震災の特例措置として浜通り地区の2期選抜不合格者らの出願受け付け業務のため授業開始が5月下旬となり、一度も授業はしていなかったという。
 会見には佐藤恵一教頭も臨んだ。
(全文引用)

 こちらについてはほとんど報道されていないが、もし人が歩いていたら大惨事になっていた可能性もある。しかも飲酒運転などというのは論外である。しかしこれも容疑者が女という理由で、フェミ権力により軽い処分にしかならないのは目に見えている。

 AT車の普及により、より車が国民の間に浸透している。しかしそれと共に事故も増えているのが実情だ。クレーン車の事故はともかく、飲酒運転は明らかな慢心である。簡単に運転出来るだろういう過信が事故につながる。自意識過剰の女性が増える中、女性運転者の事故が増えていないか心配である。また過酷な勤務を強いられている長距離輸送トラックの勤務実態なども見逃せない。

 何れにせよ、車は走る凶器とも言われている。どんなに注意していても充分ではないということを肝に銘じる必要があるだろう。


非婚女は原発で作業せよ、家族の絆を妨害するフェミニズム

2011-04-13 11:53:28 | 家庭、教育

 大震災の後、男性に交際や結婚を求める女性が増えているという。普段は結婚にそれほど関心のなかった女性達が、あの震災の凄惨な状況を見て、やはり家族が必要なのだと目覚めたのなら、歓迎すべきことではあるのだが。

・震災きっかけで特定の男と交際したい、愛確認したい女が急増 2011.04.12 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110412_17250.html

 東日本大震災から約1か月、不思議な現象が各地で起きている。

「これまで、どちらかといえば結婚に興味がなかった彼女から、“こんな時だからこそ、大事な人と一緒にいたい、家族になりたいって気持ちが強くなった。あなたはどう?”と詰め寄られたんです。嫌ともいえず、向こうの両親に挨拶に行くことになり、気圧されて、トントン拍子で婚約してしまいました」(31歳・会社員)

 事実、宝飾業界では婚約指輪が売れているらしい。

 ある関西のジュエリー店経営者がいう。

「やっぱりこのご時世、店全体の売り上げは落ちています。前年比だと60~70%とサンザンです。でも婚約指輪や結婚指輪だけは話が別。高いものより安いものの方がよく出ているので売り上げ的にはあまり変わりませんが、売れる数だけなら前年よりかなり多いですね。実は16年前、阪神大震災の後もブライダル関連の商品がよく売れたんです」

 どうやら震災を機に、特定の男性と交際したい、愛を確認したいと積極的になる女性が急増しているようなのだ。

 結婚紹介所の最大手「オーネット」には、入会希望者が殺到している。

「震災後はマスコミ媒体での広告を自粛していたのですが、それにもかかわらず、女性からの資料請求は増えているんです。震災後、会員の男女比率で、女性が5%アップしたほどです。また、会員の方の中では成婚して退会される方が増えました」(広報担当)
※週刊ポスト2011年4月22日号

・震災後 多くの男が女から電話やメールをもらう現象が発生 2011.04.11 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110411_17244.html

 震災後、多くの男性から異口同音に聞かれた奇妙な現象がある。

 知り合いの女性から、「地震、大丈夫だった?」「久しぶりに会わない?」という電話やメールが次々に来たというのである。

 その相手は、昔付き合っていた彼女から、飲み会で一度会ってアドレス交換をしただけの特段親しくない女性まで様々だ。

 「一昨年、向こうからフッてきたはずの元カノが、“心配してたの……。一度会わない?”と連絡してきた」(39歳・公務員)

 「昨年末、友だち主催の飲み会で出会ったOLがいたんです。28歳で人当たりがよく、すごくモテるタイプで、飲み会の後にこちらから“また会おうよ!”って連絡しても、なんやかんやではぐらかされていた。それなのに、ちょうど震災の直後から“地震大変だったね~。今度飲もうよ! いつなら空いてる?”ってどんどんメールが来るようになった。いったいどういうことなのか……」(35歳・独身会社員)
※週刊ポスト2011年4月22日号
(全文引用)

 もっとも、この手の報道は鵜呑みになど出来るものではないのだが、こうした記事が大衆の前に出るだけでも今のフェミニズム権力における家族解体社会の中では画期的な話題と言えるのではないだろうか。1人では何かと寂しいし心細い。ましてや震災のような危険な状況になれば尚更のことだ。

 こうした考え方は、有事に関する備えについて考察してみればよくわかる。例えば警察や消防というのは有事に関する備えの典型例である。但し警察については痴漢の警備ばかりに人員を大量投入し、痴漢容疑をかけられた男性はほとんど有罪にされるなど、女性のためだけの警備隊、権力強化組織と化している感はあるが。

 家族の存在というのも、普段の平穏な生活ではそれほど有難味は感じないことが多い。しかし震災のような危機的な状況下では、家族の存在は大きな心の支えになる。また今回の震災で家族を失い自分1人だけ生き残ってしまったという悲劇も多数起きている。中には悲観して自殺してしまう人もいる。それだけ家族の存在はかけがえのない大切なものだということを再認識する必要がある。

 だが、こうした家族再評価の流れを妨害しようとフェミニズムは躍起になっている。一つは災害時に性犯罪が多発するというデマを流して男性に対する偏見意識を強化させる狙い、もう一つは避難所での待遇を男女で格差を付け、女性優位な環境を提供して家族への関心をそらす狙いである。

・【News】女性専用避難所を求めるフェミニズムの思惑
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/fcc51c6a880434358514ab21445f01a9

 中でも、「阪神や中越の震災で被害者が訴えても、加害者も被災者だと逆に叱られ闇に葬られた例は少なくない」というのは明らかな嘘と言っていいだろう。もしそれが真実であれば、これらニュース記事中に出てくるフェミ団体が後ろ盾になって、後日被害届を提出すれば良いのだ。それをしないということは、元々そんな被害は架空のものでしかないという何よりの証だ。

 フェミニズムの真髄は性欲の撲滅、つまりは男性の撲滅である。従って何かにつけて男性を排除することだけに必死になる。勿論結婚もしなければ子供も産まない。更に福島原発の復旧作業など危険なものは全て男性に押し付ける。原発の復旧作業は全て男性が行っている。国会議員を男女半々にすべきとは主張するが、原発の復旧作業員を男女半々にしろとは絶対に言わない。そこにフェミが主張する男女平等の嘘がある。だから女性専用車両や女性専用避難室という発想が安易に出来てしまうのだ。

 だいたい、性犯罪が頻繁に起きるのは、それだけ男性へ性欲が充分に行き渡っていないからだ。食糧が足りなくなれば空腹になるのと同じ。つまり性犯罪の原因は性欲を封鎖するフェミニズムに原因があるのだ。これはスウェーデンなどの諸外国の例を見ても明らかである。

 更に、結婚しない、子供も当然産まない、そう宣言している女性は、それこそ原発の復旧作業にでも行かせればいい。放射能汚染で第一に危険視されるのは生殖機能が損なわれることだ。原発事故で非難勧告が出た時に避難区域内にある病院から看護婦など医療従事者が患者を置いて避難したことで物議を醸したが、昨日のNHKニュース9で、ある看護婦の話が紹介され、「将来子供を産むことなどを考えると避難するしかなかった」と語っている。

 つまり、フェミニズムは子供を産まないと言ってるのだから、生殖機能を最初から放棄していることになる。従って、放射能汚染で生殖機能が損なわれても問題ないわけだ。だからそうした連中を作業員として派遣するのは極めて合理的と言えよう。

 それに、女性の社会進出などを促したのも人の動きを増大させたということになる。人の動きが増大すれば、通勤列車も混雑が増すし、企業の経費も嵩む。つまりは電力需要が増大するのだ。更に家事を簡単に済ますために乾燥機付き全自動洗濯機や食器洗浄機など次々と家電製品を家庭に流入させたのも電力需要に拍車をかけている。

 つまり、フェミニズムは電力需要増大の原因にもなっているわけだ。だったら、今後夏場に行われる可能性がある計画停電なども、女性センターやDVシェルターなどのフェミ関連施設を優先的に停電にすればよいのではないだろうか。そもそもこんな施設があること自体がおかしいのだが。


【News】食糧盗む看護婦、通帳盗む女、神田うの死者数賭け真実

2011-04-10 22:39:39 | 事件、事故

・「大震災で品薄に」老人ホームの備蓄食料盗む 容疑の看護師を逮捕 2011.4.11 18:19
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/502020/

 勤務先の老人ホームから非常用の食料などを盗み出したとして、警視庁昭島署は窃盗の疑いで、東京都立川市西砂町、看護師、藤原いづみ容疑者(40)を逮捕した。同署によると、藤原容疑者は「東日本大震災後、食料品が品薄で手に入らなくなるかもしれないと思ってやった」などと容疑を認めている。

 同署の調べによると、藤原容疑者は3月14日午後10時ごろ、昭島市美堀町の老人ホーム「ニチイホーム昭島」職員通用口の段ボール箱に入ったレトルト食品やペットボトルの水など約290点(6万6千円相当)を盗んだ疑い。

 同署によると、藤原容疑者は事件当日は勤務を終え、自宅から再び乗用車で同ホームに向かい、非常口から侵入したという。同署は自宅マンションから食料品が入ったダンボール9箱を押収した。


・「津波で通帳流された」虚偽申告で女を逮捕
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/10/kiji/K20110410000599220.html

 岩手県警盛岡西署は「津波で夫の通帳と印鑑が流された」と虚偽の申請で預金通帳をだまし取ったとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使容疑で住所不定、無職の菊池智亜紀容疑者(26)を逮捕した。

 今月6日に盛岡市内の銀行で「大船渡市の自宅で津波に遭い、通帳や印鑑が流された」として通帳を再発行させ、数万円を引き出した。夫とは数年前から別居しており、残高が減ったことを不審に思った夫が金融機関に相談して発覚した。菊池容疑者は盛岡市内にいて被災しておらず、夫宅も被害はなかった。同署では「震災に乗じた悪質なケース」と話している。
 [ 2011年4月10日 06:00 ]


・父親にも“被害”が及びそうな神田うのの問題発言騒動 2011年04月09日20時59分 提供:リアルライブ
http://news.livedoor.com/article/detail/5478862/

 東日本大震災発生後にネット上で出回った「16年前、阪神淡路大震災で死亡した被害者人数を賭けていた」という噂話に対し、3月23日付のオフィシャルブログで「悪意に満ちた事実無根のつくり話」と否定したタレントの神田うのだが、本サイトの既報通り、女性誌「uno!」(朝日出版社)の97年11月号での落語家・春風亭小朝との対談で“問題発言”していた“証拠”がネット上にアップされてしまった。

 同誌の中でうのは阪神淡路大震災の際「「『ねぇ、うのちゃんは、何人ぐらい死ぬと思う?』なんて、番組のスタッフに誘われて賭けみたいなことをやっちゃったんです。そのことが、すご~い自分の中に残ってて......」と言い逃れができないほどハッキリ語っていた。
 「この件について、うののブログや所属事務所からの反論はない。おそらく、このまま騒動が収束するまでやり過ごす気なのでは。ネット上ではうのがプロデュースするストッキングやウェディングドレスの不買運動を呼びかける動きが広がり、まだまだ騒動は拡大しそう。今後のうのの仕事への悪影響は避けられない」(広告代理店関係者)

 震災後は日本赤十字社に義援金1000万を寄付したうのだが、それよりも、この問題発言の件がクローズアップされてしまったことにより、今週発売の「週刊朝日」(朝日新聞出版社)では父親がバリバリの“原発官僚”であったことが暴かれてしまったのだ。
 「同誌によると、うのの父親は有名な原発推進派の旧通産省(経産省)のキャリアで、現在の国の原発政策を推し進めた中心人物だっただけに、同誌では今回のうのの義援金は『罪滅ぼしの意識でもあるんじゃないか』とされている。今後、まだ表に出ていない、うのの父親の“不都合な真実”が続々と暴かれ、うのの問題発言の“被害”が及ぶ可能性は避けられない」(週刊誌記者)

 果たしてこの騒動、どこまで拡大し、どんな形で収束するのか今後も注目したい。


・神田うの芸能人&企業家生命の危機!? "死者数を賭け"はマジネタだった 2011年04月09日08時00分 提供:メンズサイゾー
http://news.livedoor.com/article/detail/5477830/

 真っ向から否定していたが、本当だったとは。

 神田うのが「16年前、阪神淡路大震災で死亡した被害者人数を賭けていた」という噂話に対して、オフィシャルブログで「悪意に満ちた事実無根のつくり話で誹謗中傷され またか・・・と思いながら、ただただ傷付いてきましたが」など、"事実無根"と主張していたこの件だが、本人が実際、賭けに乗ってしまったという事実を過去に雑誌で語っていたことが分かった。

 問題の発言が掲載されている雑誌は『uno!』1997年11月号(朝日出版社)。春風亭小朝と神田うのの対談が掲載されており、そこで彼女が「『ねぇ、うのちゃんは、何人ぐらい死ぬと思う?』なんて、番組のスタッフに誘われて賭けみたいなことをやっちゃったんです。そのことが、すご~い自分の中に残ってて......」とバッチリ語っているのである。

 もちろん対談の際は、過去、賭けに興じた自分を面白おかしく語っているということではなく、この前後の発言で阪神淡路大震災について、「高校時代の友人が神戸に住んでいるって知って、わ~っ、どうしようって涙が出たの」と震災に動揺する様子や、「悪いことしたな、悲しんでいる人たちがたくさんいるのに、あんなことして、ひどかったなってすっごく心が痛んだ」と、賭けについて猛省している様子を語っている。記事では賭けの結果は語られておらず、この一件で反省した本人が、番組でもらった賞金30万円に自腹の20万円を足して寄付をした、と述べられているのみだ。そして話題はいきなり春風亭小朝の独演会に移っていた。

 本人がブログで触れたことによって、この話が広まり、結果として真偽が明るみに出てしまったという、まさに墓穴を掘った格好になってしまったようだ。

 ここ数年、タレント業よりもデザイナーとしての活動が目立っている神田うの。99年に毛皮ブランドとのコラボで「コスタ・モーダ・ウノ」ブランドを立ち上げたのを皮切りに、サングラス「U-NO」、ストッキング・下着「Tuche'UK UNOKANDA」、ウエディングドレス「Scena D'uno」と「UNO et L'ETOILE」、振り袖「Scena D'uno Salala」などなど、矢継ぎ早に本人プロデュースのブランドを立ち上げた。中でもストッキングの売れ行きは好調で、2005年には南青山に豪邸(通称『パンスト御殿』)を建てたことも有名な話だ。さらに08年にはバッグや財布などを扱う「UNO KANDA」ブランドも開始しており、オフィシャルブログ4月6日の記事でも、秋冬コレクション制作の様子が写真付きでアップされている。このようにファッション界での活動に注力している昨今、目立ったテレビへの露出は、パチンコチェーンや不動産会社経営を行う実業家の夫、西村拓郎と何度目かの結婚式を挙げる時ぐらいとなっている。

 かつて芸能活動に注力していた時期は、世間知らずのお嬢様という体で売り出しており、奔放な言動も多かった。03年には、フランス映画『女はみんな生きている』(配給:アスミック・エース)のトークショーに出席し「うのよりもバカな男性が多い」と、これまで交際してきた男性をこき下ろし。また、毛皮ブランドを立ち上げた際はNPO法人JAVA(動物実験の廃止を求める会)から抗議を受けるとともに「毛皮の宣伝活動の中止を求める要望書」を提出された。それによれば、当時神田うのは「モデルが裸になって毛皮反対の抗議をしたのは1000年も前の話。今の時代は毛皮を着なきゃ!」と発言したとされている。

 問題の記事は、この時期に確立していた奔放キャラのままに賭けに乗り、それを漏らしてしまったものだろうと推測できるが、つい先日"事実無根"と主張したばかりで放置するのは、さすがにバツが悪いだろう。また5日発売の「週刊朝日」(朝日新聞出版)では、父親がかつて省内では有名な原発推進派の旧通産省(経産省)キャリアだったことが報じられているが、これも現在の日本の状況からいえば、神田うの自身のイメージダウンにつながりかねない。実際、東日本大震災の被災者に1000万円の寄付を行ったことも先月のブログで発表されていたが、ネットではすでに、この寄付の件よりも父親の経歴と自身の過去の発言に注目が集まり、「カンリョー様のお子様にはどうしてこうろくでもない輩しか居らんのやろなw」「徹底的に追い込め」など、怒りとあきれる声が噴出している。このままの状態が続けば、ネット上の呼びかけなどで、神田うのブランドの不買運動へと発展する可能性も否定はできないだろう。そうなれば、芸能界はもとより、ファッション業界の活動にも支障を来しかねない。自らの行いで八方ふさがりとなりつつある神田うの、事態収束のためにどう動くのだろうか。


【News】女性専用避難所を求めるフェミニズムの思惑

2011-04-06 11:54:39 | 事件、事故

 避難所での不自由な生活でストレスを抱えるのは誰でも同じだ。しかし食糧や毛布の配布を女性優先にするような身勝手を正当化すればストレスは増幅されるだろう。まさにこうしたフェミニズム団体こそ国民の不幸の源なのだ。こんな団体の運営に血税が多額に費やされ、女性利権となっていることに国民は批判の声をあげなければならない。

 こうした利権団体に渡っている税金を速やかに廃止し、それを被災者のために使った方がよほど有効な税金の使い方と言えるのではないだろうか。

 震災で親を失った子供は100人を軽く超えている。こうした子供達より、連中は女性の方が優先というのだろうか。単なる我侭女に他ならない。そして、連中は平気で嘘をつく。真っ赤な嘘でも集団で連呼すれば嘘も次第に真実であるかのように聞こえてくる。それが過去のことであれば尚更だ。従軍慰安婦などと同じ構図である。


・同日、同新聞で相反する記事、震災で犯罪増加を正当化したいフェミニズムの思惑
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011040702000182.html
<【社会】避難所の女性守れ 10日からホットライン 2011年4月7日 夕刊>

 東日本大震災の被災地の避難所について、性的被害を防ぐ視点での運営を求める声が女性団体などから上がっている。各団体は「阪神大震災などの際も性犯罪が起きているが、ほとんど明るみに出ない」と指摘。今回も非公式で被害が報告されており、十日から被災女性対象の電話相談「パープル・ホットライン」を開設する。 (佐藤直子)

 「内容は明かせないが、今回の震災でも避難所でレイプ被害などが起きている」と指摘するのは、NPO法人「全国女性シェルターネット」の近藤恵子共同代表。「阪神や中越の震災では、被害者が訴えても『こんな時に何を言うのか。加害者も被災者だ』と逆に叱られ、闇に葬られた例は少なくない」と事態の深刻さを訴える。

 集団生活ではプライバシーがなくなり、女性や子どもは性被害の危険にさらされやすい。環境の変化で配偶者などからの暴力(DV)や子どもへの虐待も増えるとされる。

 女性支援情報を発信するウェブサイト「災害と女性情報ネットワーク」を運営するNPO法人「女性と子ども支援センター(ウィメンズネット・こうべ)」の正井礼子代表理事は「今回も避難所の運営を見直さなければ、深刻な被害が起こり得る」とし、単身女性などが安心して眠れる女性専用室を設けるなどの配慮を求める。

 同サイトは今回の震災後にアクセス件数が急増しており、正井理事は「米国には災害時に女性への暴力が増えたという報告がある」とし日本でも公式調査の必要性を強調した。ボランティアも含めて単独行動は避けた方がいいと助言する。

 かつて神戸で震災支援ボランティアをした経験がある東京都内の女性会社員(38)は「『女性は気を付けて』と言われた。ストレスの多い生活で、男性も望まずして加害者になってしまう側面があるのかなと思った」と話す。

 「被災地NGO恊働センター」(兵庫)の村井雅清代表は「避難所の居室を仕切ることなどはできる方策のはずだ」と指摘する。

 ホットラインは二十四時間対応。フリーダイヤル(0120)941826。


http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2011040702000055.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2011040702000055.html
<【暮らし】震災後 飛び交う真偽不明 チェーンメール、転送やめて 2011年4月7日>

 東日本大震災に関連し、さまざまな情報がインターネットやメールで飛び交っている。中には真偽不明の情報や、他人への転送を促すこと自体が目的の「チェーンメール」もある。安易に発信してしまうと本当に必要な情報が埋もれて届かなくなる恐れもある。情報に惑わされずに発信源を調べて真偽を確認するなど、自己防衛に努めたい。 (稲田雅文)

 「雨には気を付けて」-。愛知県の三十代女性は大震災直後、千葉県のコンビナート火災に絡み、複数の友人からメールを受け取った。「製油所、製鉄所の火災の影響で、科(化)学薬品の含まれた雨が降ることが予想される」と、傘やレインコートの使用を勧め「とりあえず広めて!」と転送を呼び掛けていた。ネットで確認し、虚偽と分かったが「友人から届いたので信じてしまった」と女性は語る。

 チェーンメールは、転送を呼び掛けることで次々と同じ内容を連鎖させようとする迷惑メールの一種。情報提供を呼び掛けている日本データ通信協会の「迷惑メール相談センター」には、大震災が発生した三月十一日以後、震災に関連するチェーンメールが多く転送されるようになった。二十一日から二十七日に転送された千九百三十四通のうち、七割が大震災関連の内容だった。

 同センターでは、例え善意の内容でも、転送を促していればチェーンメールと断言。多くの人の不安感をあおってパニックにつながりかねないことや、本当に必要な情報が届かなくなる恐れもあるため、転送しないよう呼び掛けている。

 担当者は「本来は“だれかに回して”という余計な言葉は不要なはず。転送後に改変される恐れもある。受け取った人は止めてほしい」と呼び掛ける。

     ◇

 出回る大量の情報に、どう接すれば良いのか。神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)は「今までの教育では、新聞やテレビなどから流れる情報は全部正しいと教え、ネット上の情報もそのまま受け入れがち。しかし、誰でも発信できるネットでは、基本的に信用しないことだ」と語る。

 最近はミクシィやフェイスブックなどの会員制交流サイト(SNS)や、簡易ブログのツイッターが普及し、有益な情報の広まりが速くなった半面、「個人が思ったことをそのまま書いて発信することも増えた。最初の情報が正しくても、いいとこ取りで解釈し違う情報にしてしまうこともあり、注意が必要」とする。

 大切なのは、受け取った情報が政府やマスコミが発信したものか、個人的なブログなどで書かれたものか、情報源や真偽をその都度確認すること。

 しかし、ネット上の情報は確認が難しいことも多い。森井教授は「真偽が判断できないなら、信頼できる人に聞いて判断してもらうのも一つの方法では」と勧める。

◆西日本から送電/うがい薬で放射能対策/被災地で強盗多発
 震災後に出回ったチェーンメールの内容はさまざまだ。

 最も多いのが電力関係。関西電力の関係者から聞いた話とし「関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西、九州電力からも送電を行うらしい」と節電を呼び掛ける。関西電力は「当社名でお客さまにチェーンメールを送ることはない」とする。

 福島第一原発事故に関連し「昆布を食べていれば大丈夫」「ヨウ化カリウム錠が無い場合には、ヨウ素の入ったうがい薬を飲めば良い」と虚偽の情報もメールや掲示板で出回る。日本薬剤師会はこうした情報を否定し「虚偽情報に注意して」と注意喚起している。

 警察庁も口づてやインターネット上で「被災地で強盗や性的暴行が増えている」「ナイフで武装した外国人窃盗グループが荒らし回っている」「殺人や誘拐が起こっている」といった流言が出回っているとして、「うのみにせず、落ち着いて行動して」と呼び掛ける。


・被災女性向けにホットライン DVや児童虐待など 2011年4月6日20時13分
http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY201104060434.html

 東日本大震災で被災した女性を対象に、NPO法人「全国女性シェルターネット」などが電話相談窓口「パープル・ホットライン」を10日から開設する。

 避難所での生活など環境の激変によって、配偶者などからの暴力(DV)や子どもへの虐待の問題が悪化する恐れがある。女性の体調管理や生活上の不都合についても、相談に応じる。

 メンバーらが電話を受け、必要があれば日本弁護士連合会の協力で弁護士に電話を転送する。24時間対応する。電話番号は0120・941・826。


・【東日本大震災】女性目線、避難所に 「阪神」支援のNPO法人 2011年3月28日
http://www.sankei-kansai.com/2011/03/28/20110328-051207.php

 東日本大震災の被災地で当面の課題となる避難所対策について、阪神大震災の被災地支援などに取り組んできた市民団体や研究者らが「女性、母親に必要な生理用品や紙おむつなどの物資不足が予想される」と指摘している。長期化する避難生活では、トイレや授乳室などが足りずにストレスを抱える女性が増えることも想定され、避難所の運営に女性の視点を取り入れる重要性を強調している。

 「トイレや授乳室の不足に加え、子供がいると周囲に気を使うなど、避難所では女性の多くがストレスを抱える」

 NPO法人「女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」(神戸市中央区)の正井礼子代表は強調する。

 同法人は、阪神の被災地でドメスティックバイオレンス(DV)で傷ついた女性の支援に取り組んだ経験があり、震災によるいらだちや過労、精神的なストレスが、夫からのDVや、親からの児童虐待といった形で、弱い存在に向けられる傾向があるという。

 避難所では、トイレや授乳室の不足に加え、着替えの場所がないなどプライバシーも守られない。正井代表は「女性にとってプライバシーが大事だということを、多くの人に理解してもらいたい」と訴える。

 一方、発展途上国でも女性支援に取り組んできた国際協力NGO「ジョイセフ」(東京都新宿区)は「避難所では女性に必要な物資が全く足りない」と説明する。

 着の身着のまま避難したため生理用品や紙おむつ、哺乳瓶などがなく、同団体は「水や電気などがない中では、女性も遠慮して、なかなか要望を言い出せない」と話す。

 ジョイセフは震災直後から義援金の募集を開始。25日までに4千万円以上が集まっており、岩手・宮城両県に生理用品や紙おむつ、マスクなどをトラックで搬送するなどしている。

 災害時の避難生活に詳しい武庫川女子大の柏原士郎教授(建築計画学)は「生活の当事者が何を求めているかを注意深く聞くことで、女性も安心感を与えられ、ストレス軽減につながる」と指摘、避難所に女性の立場を代表するリーダーを置くよう提言している。
(2011年3月28日 15:00)


・財団法人せんだい男女共同参画財団
http://www.sendai-l.jp/tsunagaru/index.html