社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

草剛復帰も男性には冷たく、女性には甘いフェミニズム社会

2009-05-30 21:20:07 | 家庭、教育

 SMAPの草剛さんが昨日のフジ系「笑っていいとも」で芸能活動を再開した。ネット上では冒頭の挨拶で謝罪の言葉がなかったことに対する批判の声も一部にあったそうだが、そもそも逮捕そのものが疑問視された一件で、しかも既に正式な会見の場で謝罪を行っているのに何を今更謝罪する必要があるのかという気がする。この機に及んで草を批判している者は、恐らく草ファンの中心層である女性達に対する嫉妬などが絡んだ、フェミ系の女性達ではないだろうか。フェミ連中は、男性に熱を上げる女性達が許せないという捻くれ者だからだ。

・「謝罪しろ」掲示板に書き込み殺到…草なぎ生復帰 2009/05/29 17:14
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/259854/

 フェミニズムの真髄は、女性だけの権利と自由を優先し、男性には只管(ひたすら)義務と制限だけを強いるというもの。男性に少しでも救いの手を差し伸べる女性は全て裏切り者と扱われる。まさに卑劣な虐め集団そのものだ。しかしフェミニズムも草騒動に関してはファンの後押しには敵わなかったようだ。

 だが、フェミバイアスによる女性優遇は依然として行われている。我が子を熱湯風呂に入れて泣き叫ぶ姿が面白かったなどとして逮捕された19歳の母親に対して、早くもDVの存在をちらつかせるなど、少しでも女性擁護をしようと女性記者は必死である。

・【衝撃事件の核心】熱々シューマイに「熱湯風呂」…19歳母は笑いながら長女を虐待した 2009/05/17 13:06
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/254708/

 確かにこの若い母親を凶行に走らせた原因を突き止めることは大事だろう。しかし原因をDVや夫の責任に転嫁するのはいかにも短絡的である。しかも、次の件(くだり)には記者の見識を疑わずにはいられない。

 その一方で、A子は夫から暴力をふるわれたと主張する。夫は「暴力をふるったことはない」と話すが、仕事のため、日中の子育てが妻任せになっていた側面はあったという。
(部分引用、記者:道丸摩耶)

「(夫の)仕事のため、日中の子育てが妻任せになっていた」そんなものは妻として当然の義務ではないだろうか。そんな言い訳が通るなら、「家計責任が夫任せになっていた」というのも理由として報道されても良さそうなものだ。しかし私の記憶ではそういう報道は聞いたことがない。

 年収一千万以上など結婚相手に高い理想ばかり女性は掲げ、しかも女性の収入は全て自分の貯金で家計には一切入れない。但し家事育児は妻が仕事をするしないにかかわらず分担が当然、更に自分は好き勝手に仕事を辞めるが夫が仕事を辞めれば離婚騒ぎ。そんな身勝手な女性を野放しにする社会で女性が言い訳を並べれば並べるほど女性は批判の対象にされるだろう。それとも、逢えてご都合主義の女性像を描くことが女性記者のフェミニズム戦略だとでも言うのだろうか。

 そして、自分の娘の点滴に異物を混入した母親に殺人罪の適用を見送り傷害致死とした事件も疑問が残る。

・点滴混入事件 傷害致死と障害罪で母親を起訴 京都地検 2009/05/29 20:43
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/259951/

 地検は、供述などから殺意の認定は困難と判断したとみられる。
 京都府では初の裁判員裁判対象事件となり、地検の西浦久子次席検事は「動機面について、裁判員の方にも十分理解してもらえると思う」と話した。
(部分引用)

 更に、別れ話の縺れから男性を車で何度もはねた女に略式起訴という限りなく無罪に近い判断が下された。何度も車ではねたのに殺意はないという認定はこじつけとしか言いようがない。

・何度も交際男性はねた女を略式起訴 2009/05/08 19:49
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/251397/

 傷害罪で略式起訴した理由について、仙台地検の東弘次席検事は「本人が『殺すつもりはなかった』と殺意を否認している上、犯行態様は軽くぶつけた程度だった。被害者のけがの程度も全治10日間と軽く、これらを総合判断した」としている。
(部分引用)

 一方、東京都の中学教諭の痴漢事件に関して、教育委員会で女性の服の乱れを指導する必要性に言及したところ、痴漢を擁護しているなどと難癖つけた女性がいる。

・痴漢事件聞き「女性の服の乱れ指導を」 杉並教委で発言 2009年5月28日8時26分
http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY200905280014.html

 区教委庶務課によると、委員は、報告案件とは別の話と前置きしたうえで、「最近電車に乗っていると、女性の度を超えた服装の乱れが見受けられ、指導が必要」という趣旨の発言をした。区教委は「被害女性と直接関係があると言ったわけではなく、『児童・生徒に乱れがないようにしよう』という発言と受け止めている」との見解だ。

 しかし、やりとりを傍聴していた女性は「男性を挑発する女性の方にも原因があると言わんばかりだった。公式の場で雑談のような話をするのは不適切で、委員としての資質を欠く」と憤る。
(部分引用)

 痴漢の発生に関しては、男性を挑発する女性の方にも原因があるのは至極当然のことだと思うが、それを認めさせないフェミニズムの資質こそ問題ではないだろうか。

 このように、女性の事件に関しては、原因や背景を探し回り、男性や社会要因に責任を結び付けるのに対し、男性の事件に関しては、全て本人責任として原因や背景に言及させない。こうした社会風潮が、ますます女性に対する嫌悪感を増幅させ、女性への攻撃、とりわけ少女や女子児童といった年少の女子に対する攻撃を誘発させてしまうのではないだろうか。

 確かに、フェミニズムにとっては、自分は被害に遭わないし、結婚もしてないし子供も当然いないから、自分の身内に被害が及ぶこともないので、どんな社会になろうが痛くも痒くもないだろう。そして被害に遭った女性やその家族に近付き、被害者感情を煽り立てれば、正義者として存在感を示すことは出来るだろう。しかし根本の原因をフェミニズム自らが作っていては、単なる偽善者に過ぎない。国民はいつまで騙され続けるのだろうか。

 こうした矛盾を女性記者こそ率先して暴いていくのがあるべき姿ではないだろうか。フェミニズムに迎合するだけの記者は害毒でしかない。例えば痴漢や猥褻事件などの際に、「男性が異性と円滑に触れ合えない状況を女性が作っていることが背景にあるので、女性が積極的に男性と触れ合うように努力しなければならない」といった趣旨の解説を加えた記事でも書けるような記者が現れない限り、国民に真の幸せがもたらされることはないだろう。

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フェミニズムが北朝鮮を批判しない理由 --北朝鮮核実験、ミサイル発射--

2009-05-27 17:41:34 | Weblog

 北朝鮮の動きが不気味だ。25日の地下核実験に続き短距離ミサイルを同日と昨日26日にも発射したという。ついに北朝鮮が自暴自棄になってしまったのか。様々な憶測が飛び交っているが、大した戦略もなく自暴自棄になられると何をやるかわからないので、最も怖いと言えるだろう。

 国会でも衆参両院でこの北朝鮮の動きを「暴挙」と非難し、抗議決議を採択するなど抗議活動は国内の至るところで広がっているが、中には北朝鮮に肩入れしている政党も少なくないはずだ。社民党、それに民主党の旧社会党系の派閥など、北朝鮮との関連があった集団はまず自らの責任を明確にすべきではないか。

 更に、北朝鮮問題の時にフェミニズムは必ずだんまりを決め込むのは何故か。そこも見逃してはならない。例えば拉致被害者には横田めぐみさんはじめ多くの女性が存在する。なのに女性の人権保護を謳うフェミニズムが拉致問題を一切無視するのは何故なのか。拉致被害者家族を救うブルーリボン運動よりも、乳癌検診を進めるピンクリボン運動の方がフェミニズムにとっては大切なのか。また薬害C型肝炎の患者も大半は女性だ。しかしこれにもフェミニズムが積極的に支援したという話は聞いたことがない。更に専業主婦の女性には配偶者控除の廃止など攻撃をかけている。ここに「女性のための」というフェミニズムの嘘がある。

 更に国連には女子差別撤廃条約というフェミニズムの国際拠点が存在する。だがここでも拉致問題や薬害C型肝炎問題が取り上げられたことがあるだろうか。また北朝鮮国内でも人権蹂躙は幾らでも起きているはずだ。国連として北朝鮮への非難決議或いは議長声明があったとしても、フェミニズムが率先して北朝鮮を批判することはない。

 何故このような矛盾が起きるのか。理由は反男子のフェミニズム勢力と中韓北朝鮮を支持する反日勢力が共存関係にあるからだ。連中は何の罪もない日本男子に対する強い嫌悪感がある。米国でかつて従軍慰安婦に関する批判決議がなされたのも、中華系のフェミニストが米国議員に対してロビー活動を行ったためだ。しかし彼女らは拉致問題に関してロビー活動など行わない。それを行うと反日勢力と敵対してしまうからだ。

 このように、一見何の関連もないような勢力でも、実は繋がりがあるということも意識しながら報道を見ていく必要がある。またマスコミも報道はするものの真意はどうなのか、更に著名人などの声も抗議はしてもそれが表向きなものではないのか、それらも同時に探る必要があるだろう。

<参考>
・【北核実験】「強く抗議する」と社民党、福島氏 2009.5.25 12:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090525/plc0905251239011-n1.htm

 社民党の福島瑞穂党首は25日、北朝鮮の核実験実施発表について「核廃絶に向けた国際的な動きが出ている中で、それに逆行する核実験による瀬戸際外交には強く抗議する」とコメントした。共同通信の電話取材に答えた。

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フェミニズムのために自殺に追い込まれた男性 --痴漢疑惑自殺--

2009-05-23 22:24:24 | 交通(女性専用車両)

 新型インフルエンザの感染が関東でも確認された。今のところ数名だが、来週以降関東でも感染が広まるのではないかと言われている。但し、症状がそれほど深刻ではないことなどから、それほど大騒ぎすることなのかという声もあるのは事実だ。それよりも、1日に100人近くが自殺していると言われている現代の社会病理の方がよほど恐ろしいと言えるだろう。

 しかも、自殺者数というのは、警察発表の年間32000人を単純に365で割ると約88になるので、1日に100人近くと言っただけだ。以前も言及したかも知れないが、医療関係筋の話によれば、遺族が自殺であることを隠す場合が多いため、それらは自殺者とは認定されず、実際には警察発表の数よりも3倍くらいは自殺者がいるのだという。確かにインフルエンザよりも恐ろしい。

 一方韓国からは、韓国の盧武鉉前大統領が自殺したという衝撃的なニュースが飛び込んできた。盧前大統領は、巨額の不正資金供与疑惑をめぐり最高検の事情聴取を受けていた。本当に自殺なのか様々な憶測が今後飛び交うことになるだろう。政治汚職はどこの国でも同じようだ。

 ところで、以前朝日新聞に掲載された記事で、痴漢容疑で逮捕された若い男性が自殺したというニュースがある。ネット上には公式サイトのソースはなく、個人ブログに記事を書き写したものがあるのみだ。
 
・痴漢疑惑で取調べを受けた23歳が自殺
http://blog.goo.ne.jp/silver004/e/8a1b043db8167cabc20a3bf9352b9fb4

 真相はどうなのか。それは誰にもわからない。しかし23時という遅い時刻に女子高生が単独で電車に乗って来る、それがそもそも異常ではないだろうか。しかも寝入っている男性の近くにわざわざ座るだろうか。当時の混雑具合が良くわからないのだが、ある程度の混雑があれば他に目撃者がいてもおかしくない。

 しかも、自殺した男性の父親が真実を教えてほしいという願いから弁護士を通じて警察署長と面会し、女子高生宛てに手紙を託したが、その返答が何とも空しい内容だ。

 《座っていたら男が身を寄せてきて、スカートの下の短パンの中に手が入ってきた。男のイヤホンを取ったら、へらへら笑っているだけだったのでけりを入れた。

 この男性の交際相手の女性や会社の上司などの話によれば彼は真面目で自殺する原因は見当たらないという。痴漢は一度疑いをかけられたら人生が大きく狂わされる。それ故に、疑われた時点で彼は負けたと思ってしまったのだろうか。余りにも悲しい死だ。

 また、在宅捜査が決まり帰宅する際も、「わかってるな、これで終わりじゃないぞ」という警察の言葉もまさに脅迫的だ。それで取調べは通常通りと言い切るところが、警察捜査にもフェミニズムの強い圧力がかかっている様子がうかがえる。

 しかし、この女子高生の対応というのは、前回の論考で言及したような、男性に対する偏見、蔑視の意識しかないようだ。「けりを入れた」というこの女子高生の行動がそもそも暴力行為ではないだろうか。そんな行動が平気で出来てしまうところが既にフェミニズムが社会全体に蔓延してしまっている結果である。男性の自殺という悲劇にも、特に動揺している様子はこの文面からは感じられない。むかつく男は殺しても構わないというのがフェミニズムの本音なのか。

 時折駅構内などで痴漢撲滅のチラシ配布を行ったり、女性専用車両が蔓延しているのも、痴漢から女性を守るのではなく、女性の男性に対する性的偏見意識を植えつけさせようというフェミニズムの狙いがあると考えられる。

 つまり、フェミニズムに汚染された女性には、男性の存在そのものが不快なのだ。例えば衣服に毛虫やゴキブリが付いてきたら、大抵の人は払い退けようとする。それと同じ感覚でしか男性を見ていないのだ。だがそんな女性でも、災害などに遭った時には必死で男性に救助を求めようとする。つまり自分の都合のいい時だけ男性を利用するというのがフェミニズムの真髄なのだ。既にその意識は多くの若い女性に蔓延してしまっている。

 こうしたご都合主義を改善するため、都合のいい時だけ男性を利用しようとしてないか女性に問い質す(といただす)こともしていかなくてはいけないのではないだろうか。

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他人の迷惑を考えず外出する若者とフェミニズム --新型インフルエンザ休校措置--

2009-05-20 11:52:20 | 家庭、教育

 新型インフルエンザの国内感染者が急増している。感染者は本論考の執筆時点現在で200人近くとなっている。大阪府では、学校を1週間休校にするなど感染防止の措置をとっているが、どうもその効果は期待出来ないようだ。何故なら、休校になったのを受け、高校生らが街へ出てカラオケ店などに殺到したからだ。

・高校生らカラオケボックスに列 店長は困惑 2009/05/18 23:49
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/255383/

 感染を防ぐためには本来は自宅待機というのが筋。外出すれば自らが感染する可能性があるだけでなく、既に自らがインフルエンザに感染しているが潜伏期間で自覚症状がないという場合などは他人に感染させてしまうという危険性もあるのだ。

 しかし外出する学生らにはそんな意識は微塵もなく、「家に帰ってもやることがない。これからみんなでぶらぶらします(女子高生)」など、自らが感染拡大の原因を作っているという自覚が全くない様子だ。

 今回のように、自分が意図せぬうちに他人に迷惑をかけているということは世の中には沢山ある。当の学生たちは、「自分が感染しても自己責任だから、それさえ覚悟していれば問題ない」と考えているようだが、自分が他人に感染させてしまうかも知れないという責任意識は考えていない。世の中には、少々体調が悪くても休んでいられない立場の人も沢山いる。そうした人は免疫力も低下しているはずなので、もしもそんな人が感染してしまったら、最悪の場合死に至るかも知れないのだ。このように、間接的ではあるものの、人の命まで奪うかも知れないことを行っているということを学生達には自覚して貰いたい。

 こうした傾向は、戦後の自由主義教育の影響に加え、昨今のフェミニズムによる女性のみの自由と権利をごり押しする風潮が影響していると思われる。結婚するもしないも女性の自由、働くも働かぬも女性の自由、別れる別れないも女性の自由、全て女性に決定権があるという身勝手な発想、男性の意識など眼中にない。インフルエンザに例えれば女性はウィルス保菌者、男性は感染される側と考えればわかり易いだろう。

 人間社会というのは集団行動である。一人でも多くの人が幸せを感じられるような生き方をしなければならない。しかしフェミニズムは自分だけの快楽しか考えていない。だからこそセクハラ、DV、更には性犯罪の厳罰化など女性の都合だけを主張する。男性を精神的に安定させるため、そして社会の安定のために結婚して家族を築くということは一切考えない。女性が想定外の性的行為から身を守るためには、自らの性で男性を性的異常にさせぬよう努めなければいけないのだ。

 ところが実際には、離婚や非婚を新しい時代の流れなどと正当化され、一方で男子敵視、男子蔑視教育が行われている。そのため、電車などで痴漢に遭ったといって、平然と近くにいる男性のネクタイなどを引き上げ、堂々と駅務室へ引きずり込む女性の姿などが日常化してしまうのだ。彼女らは男性をゴキブリ同然のようにしか思っていないのだろう。その意識はやがて自分の父親をも軽蔑するようになり、家庭崩壊へと繋がっていく。

 非婚主義女性や離婚女性などは、まさにウィルス保菌者が街中を闊歩する状態と言っても過言ではないだろう。「余命一ヶ月の花嫁」という映画が話題になっているが、世の中には結婚も出来ぬまま死んで行く、或いは年老いていく男性が山ほどいるという実態は全く話題にならない。そうした男性を生み出している原因はフェミニズムの勝手主義なのだ。これを犯罪と言わずして何と言えば良いのだろうか。

 年収一千万以上の男性が結婚相手の条件など、贅沢ばかり言っている女性はそれだけで犯罪者と言っても過言ではないだろう。そんな女性達に法的な制裁措置を加えられるような仕組みの確立が求められる。国会ではフェミ女性団体が女子差別撤廃条約の選択議定書を巡って圧力をかけているようだが、こうした団体にこそ破防法を適用するなどして解体させるべきではないだろうか。インフルエンザウィルスを撲滅するのと同じように。

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女性に友愛精神がない社会 --民主党代表選、男の子牧場--

2009-05-16 21:52:34 | 結婚、恋愛

 民主党の新代表に鳩山由紀夫氏が選出された。代表選では「友愛」といった言葉を多用し、国民への温かさを印象付けようという狙いではないかと推測できる。雇用不安、生活不安、孤独不安、年金不安など、幸福を感じられない国民が増えてしまった現状、「友愛」という言葉は確かに国民には聞こえがいい。しかし中身が伴っているかどうかは蓋を開けて見なければわからない。

 また鳩山氏は主に小沢氏支持派を中心に、旧民社党、旧社会党系の議員からも支持を集めたと見られ、小沢支配の構図が依然として残ってしまうのではないかという懸念もある。果たして国民から支持を受け、次の総選挙で政権交代を果たせるのか、何れにせよ多難な船出だ。

 ところで、ネット上では、サイバーエージェントが開始した女性向けの携帯婚活サイト「男の子牧場」が非難を浴びている。草食系男子という言葉からヒントを得て、男性を馬や牛に例えたものだが、「男性は家畜なのか」といった批判が殺到している。

・「男性を家畜扱い」「個人情報どうなる」婚活サイト「男の子牧場」に批判殺到 2009/5/14
http://www.j-cast.com/2009/05/14041144.html

 私自身はこの件を知ったのが騒動が大きくなってからで、批判意見がある程度出尽くしてからのことだったので、それほど強い憤りは感じなかったのだが、この婚活システムには問題点が多いのは確かだ。

 既に出ている「男の子牧場」という名称や、男性を馬や牛に例えることに関してどこまでサイバー社が対応するつもりなのか。例えば名称を「ワンニャン男の子ランド」として、例える動物も馬や牛の家畜ではなく犬や猫にしたのなら、もう少し批判の声は少なかったのではないだろうか。かつて「きみはペット」というテレビドラマがあったはずだ。勿論男性をペットに例えるのも見方によっては差別的ではあるが、大事にされるという視点で見れば家畜よりはましだろう。或いは「わくわく男の子ランド」として、男性を干支の動物で表すなど、方法は幾らでもあったはずだ。勿論干支の場合は女性が画面に登場する場合も干支の動物になるという想定だ。男女別は青と赤の色分けなどで良いだろう。

 そして、個人情報の管理についてだが、登録前に男性本人の許可を得ているがどうか確認するというが、どうやって確認するのだろうか。基本的にこのサイトは女性しか閲覧しないわけだから、無断で男性が登録されても、本人が確認することは出来ない。

 しかも、金持ちやイケメンなど人気がある男性の場合は、女性からの交際申し込みなどがあればその時に初めて無断登録に気付くわけだが、女性からの申し込みがあったということで、逆にチャンスが貰えたと喜ぶ男性もいるだろう。しかし、貧乏&不細工の分類にされた男性などはいつまでも女性から申し込みはないため、半永久的に女性からの軽蔑の対象とされ、しかも本人も気付かないという悲惨な事態も考えられるわけだ。

 更に、女性が身近な男性を他に紹介するために登録するということ、これ自体がそもそも矛盾しているのではないか。このサイトを利用する女性は結婚相手を探しているわけだから、身近な男性がいるのならまずはその男性と付き合えばいいではないか。自分の好みではないなど贅沢を言っているような女性は、他の女性が登録してくる男性を見ても気に入らないだろう。それに金持ちやイケメンなどは既に特定の女性がいることが多いわけだから、登録される男性は底辺の男性が中心になるだろう。しかし閲覧する女性は贅沢ばかりなのだから、結局ミスマッチとなるだけで、仕組みそのものが成立しないだろう。

 そもそも、「草食系男子」という言葉がフェミニズムの都合で作り上げられた男性像であることは何度も指摘している通りだが、これを逆手に取れば、こうした草食系男子を好む「肉食系女子」とは、女は奢って貰えて当たり前、女は携帯を見せないが男は携帯を見せろといった、自己中で贅沢で攻撃的、人を思いやるなど人間味の欠片もない女性ということになる。まさにフェミニズムの象徴ではないだろうか。つまり草食系男子などという概念が出てくるのはそれだけ女性の質が低下していることを女性自らが認めてしまっているようなものだ。

 ともあれ、この騒動の結末はどうなるか。サイバーの広報担当のブログでは謝罪などは一切なく、別記事を掲載して誤魔化そうと必死な様子だ。こうした女の狡い(ずるい、こすい)態度こそ男性陣の怒りを買っているのだろう。こんな性格の女性達が、セクハラだの痴漢だのと言って被害者面されても同情されないのは目に見えている。

・あの件で『サイバーエージェントではたらく広報担当のブログ』が炎上 2009-05-15 18:27
http://getnews.jp/archives/13738

 女性として、人として求められているものは何なのか、そこを考えるべきだ。そのために「大和撫子の広場」というサイトでも作ってみるといいだろう。果たして入会資格のある女性はどのくらいいるだろうか。

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「婚活」してるつもりの女性こそ結婚妨害している --婚活と草食系男子、民主党--

2009-05-13 22:06:31 | 結婚、恋愛

 小沢一郎民主党代表の辞意表明のニュースは号外が出るほどの騒ぎとなったが、話は既に次期代表候補に移っている。今のところ鳩山由紀夫氏と岡田克也氏が代表選への出馬を表明しているが、長妻昭氏などの新顔の台頭を期待する声も高く、暫く目が離せない状況だ。それにしても、マスコミは相変わらず小宮山洋子氏や蓮舫氏などの女性議員の声を取り上げて目立たせようとしているようだ。特に小宮山の場合は衆議院なので、間近と言われる解散総選挙への印象度上昇が狙いなのか、間違っても「男性議員はドブネズミ色のスーツ」という過去の発言に関しては一切触れない。これがマスコミのフェミ汚染を物語っていると言えよう。

 因みに、民主党には小宮山泰子という衆議院議員も存在し、混同されることがある。小宮山洋子は全面的なフェミニストであるのに対し、小宮山泰子は自由党時代からの小沢一派の1人で、フェミ政策を支持はしつつも、外国人参政権には慎重な姿勢を示すなど全面的なフェミニストというわけではない。但し、所詮は女性議員なので、フェミ批判派にはなり得ない。

 だが、これらのニュースも一般庶民には縁遠い話。それより新型インフルエンザの動向や、依然として続く雇用不安、更に将来の年金不安、晩婚化、非婚化といった生活安定に関する話題の方が国民の関心は高いだろう。

 ところで最近、「婚活」や「草食系男子」といった言葉がマスコミを賑わせているが、これら昨今の結婚事情も、一定の結論ありきの報道が目立つ。それは、「女性は結婚に対して積極的だが、男性が消極的であったり収入が不安定のために、女性が結婚出来ない」というものだ。

 報道で良く見かけるのは、男性が女性と接触するのが苦手だからという理由で対人関係を上手く築くための講習会を開いて男性を教育するというもの。しかし、女性が男性と接触するのは上手と言えるのかという疑問には一切触れることはない。いかに女性を不快にさせないように男性がもてなすかという視点でしか報道されないのが全く納得出来ない。

 女性は不快に思えば何でもセクハラなどにこじつけて男性を悪者にしてしまえばいいという安直な考えでもあるのだろう。少なくともフェミニズムの描く女性像はそうなっている。しかしこれが明らかに道徳的間違いであることは言うまでもない。

 また、女性が結婚相手として男性に求める経済力も話題になる。だがその多くは年収1000万以上や妥協しても500万以上などといった、途轍もない(とてつもない)贅沢を女性は求めている。結婚情報サービスなどに登録した女性が条件指定をして、それに合った男性とお見合いをするという報道も良く見られる。しかしそれらの多くは、まだ理想の男性は見つからないが女性のこだわりは続く、という結末になる。だが果たしてそれで女性が「婚活」してると言えるだろうか。

 女性の社会進出などとフェミニズムは主張しておいて、それで男性に経済力を全面的に頼るのなら、女性は一体何のために働いているのだろうか。たださえ混雑するラッシュ時に女性専用車両を設置して男性に混雑を押し付け、職場では女性に働き易いように男性に全面的に配慮を求める。お茶汲みやコピーは女の仕事ではない、やりたくない仕事を女にさせるな、残業させるな、転勤させるな、休暇は自由に取らせろ、女性が不快に思えば全部セクハラだ、それでも昇給も昇格も男性と同じで当然だ、それでも女性は自分が家計を支えるつもりはない、こんな女性を誰が雇いたいと思うだろうか。

 しかも、こうした女性のために男性の雇用が不安定となり、派遣労働などの非正規雇用が増えているという現状には全く触れようとしない。これでは女性の社会進出ではなく、女性の社会妨害だ。

 草食系男子という概念もフェミニズムが作り上げた女性に都合のいい男性像に過ぎない。しかもそれを賛美するのではなく積極性がないなどと軽蔑する、逆に肉食系なら乱暴だと批判する。どんな男性でも批判出来る仕掛けをフェミニズムは巧みに作り上げている。

 こうした女性のご都合主義は全ての分野に影響を及ぼす。間近に迫っている裁判員制度も心配だ。男の被告より女の被告の方が量刑が軽い傾向にあることや、ネット論調も男の被告には断罪的な論調を支配的にして凶悪的に印象付ける一方で、女の被告には擁護的な論調を支配的にして軽微的に印象付けるといった情報操作を行っている様子がうかがえる。特に女による男性殺害事件などでは、勝手な憶測で男性の方に非があるかのように決め付ける論調が多数発生することも珍しくない。

 この状況で裁判員制度が始まれば、女性被害は重大に、男性被害は粗末にという傾向が益々強まってしまうのではないだろうか。将来は痴漢でも死刑、しかし女が男性を殺害しても正当防衛か或いは執行猶予付き判決などといった時代になってしまうかも知れない。

 そんな一方的な女権社会を許さないためにも、女性の都合に男性が合わせることを求めるだけでなく、男性の都合に女性が合わせることを求めることも普段から主張していくことが大切だろう。それで器の小さい男だなどと女性が攻撃しようものなら、女は器が小さくてもいいのか、と言い返せる勇気が必要だ。

 先日もNHKで結婚に関する討論形式の番組があった。そこでも草食系男子など男性の問題点や、女性の求める男性の年収を紹介したりといった、女性中心の内容がほとんどだった。ゲストの中ではフェミニストの遥洋子は論外だったが、愛情があれば苦労も一緒に乗り超えられるはずと主張した菊川怜は大和撫子の象徴の様に思えた。彼女の存在は昨今のフェミ社会に一石を投じたと言えるだろう。まだ正義感のある女性は存在する。そうした女性達と連携出来る努力を模索していくことが大切だろう。

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新型インフルよりも水際阻止すべきだったもの --日本人感染者発生--

2009-05-09 22:07:45 | 医療

 GW中は新型インフルエンザとETC割引による高速道路の渋滞の話題が大半であった。これまで日本人の感染はなかったこともあり、フェーズ5の警戒水準でも国民には対岸の火事のように思われていた感がある。しかし本日9日、カナダから帰国した教師や学生ら3名が新型インフルエンザに感染していることが判明した。

 但し、このうち1名は機外に出た後に感染が判明したため、機外でこの患者と接触した一般客が感染した可能性も考えられる。しかしそれが誰かはもうわからない。

・新型インフル国内でも確認 修学旅行の3人、水際阻止が機能 2009/05/09 10:32
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/251602/

 同機には乗員乗客計412人が搭乗していた。他の乗客についても、感染法に基づき、1日1回程度、地域の保健所から電話で健康状態を確認する健康観察が約10日間行われる。機外で感染が確認された生徒1人の周囲に座っていた一般乗客に関しては、停留措置前に帰宅してしまったことから、厚労省で特別な注意を呼びかけている。
(部分引用)

 こうなると、事実上は日本国内にインフルエンザウィルスが蔓延してしまったと考えることも出来る。それに、空港での検疫強化による「水際作戦」では、症状が表れる前の潜伏期の感染者を見逃す恐れがあることもWHOは指摘しており、既に感染者が国内に存在している可能性もあるのだ。

・新型インフル:WHO「水際」に疑問 潜伏患者見逃す恐れ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090509k0000e040025000c.html

 厚生労働省では、外出を控えたり手洗いや嗽(うがい)など予防に心掛けるよう呼び掛けているが、女性の社会進出や託児所育児(乳幼児の社会進出という見方も出来る)を進めておいて、外出を控えよというのは矛盾していないだろうか。それならば、やみくもに人を外へ出さないような社会のあり方を普段から構築しておくべきではなかったのか。

 中には、新型インフルが流行している間は仕事の都合も無視して有給休暇を大量に使って休み、下火になったら何食わぬ顔して出勤するという身勝手な女性も現れるかも知れない。水際で食い止めなければいけなかったのは新型インフルよりもフェミニズムではないだろうか。

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