社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

神田沙也加結婚、フェミニズムが働く女性の鑑と賛美する母松田聖子との確執、翻弄された聖子

2017-04-27 12:58:14 | 芸能、音楽

 タレントの神田沙也加(30)が俳優の村田充(39)との結婚を発表したことを受けて、ネット上では様々な反応が見られる。このニュースはヤフートップでもかなり長時間掲載されたのだが、そこには、母である松田聖子の話題を避けるような空気が感じられる。

 神田沙也加は神田正輝を父に、松田聖子を母に持つ、いうなれば芸能界のサラブレッドだ。両親の離婚後は母聖子の下で育てられ、15歳で芸能界入り。カレーのCMなどで共演したり、紅白歌合戦に2人で出場するなど、仲良し母娘の印象があった。だが今回の結婚発表では、神田と村田、そして父神田正輝との3ショットの写真をネットに載せている。何か聖子だけが蚊帳の外の様な雰囲気を感じさせる。

 ヤフーコメント欄でも、聖子に批判的なコメントも目立った。聖子は子育て出来なかった、親の七光りに頼らずミュージカルなど自ら道を切り開いた沙也加は立派だ、母親を反面教師にしたからいい子に育った、など。逆に聖子が離婚再婚を繰り返していることを取り上げ、沙也加も同じ道を辿るだろうなどといったコメントには大量に反対投票が付くなど、徹底して聖子との違いを強調するようなコメントが支配的だった。

 一説には、沙也加と聖子との関係が悪化したのは、聖子の男性関係を巡るものだとも言われている。また聖子の下で育てられたとはいえ、実際に育児をしていたのは聖子の母、つまり沙也加の祖母で、聖子の母親としての存在感は決して大きなものではなかったとも推測できる。父とは別居、母も仕事に男に奔走、そうした環境で沙也加は寂しさを感じていたのだろうか。自らの手記にもそれを思わせるようなコメントがあったらしい。

 だが、聖子が結婚した昭和60年は男女雇用均等法が制定された年。当時からフェミニズムは拡大を続けていて、結婚後も仕事を続ける姿勢にフェミは聖子を絶賛した。一方でその5年前に結婚引退した山口百恵に対してフェミは女性の社会進出が後退すると批判的だった。また10年ほど前にも聖子の働く母親としての姿はNHK特集にも取り上げられ、新たな女性の生き方のお手本のような報道がされていた。

 そんな聖子が子育てをまともに出来なかったという論調が支配的になれば、当然フェミ政策は失敗だったという結論になる。フェミとしては劣勢になることをものすごく嫌うので、ネットの随所に工作員を配置し、絶対にフェミ優位の論調を維持しようと工作活動をする。しかし今回はそうした必死さが見られない。

 もう今更いちいち工作活動をしなくてもフェミ勢力の拡大は安泰であるという余裕の意識もあるかも知れないが、このまま聖子を悪者にしてしまうわけにもいかないはずだ。それとも、これもフェミの新たな戦略なのか。

 ただ、聖子の男性関係については、個人的には気の毒な部分もあると私は感じている。何故なら、聖子があのような人生になったのも、郷ひろみとの破局が発端だと思うからだ。当時の聖子はまだまだ純粋だったはず。破局会見での「今度生まれ変わった時は一緒になろうね」という言葉は決して着飾ったものではないと思う。郷は聖子に家庭に入ることを望んだ。しかし聖子は結婚後も働くことを望んだ。折り合いが付かず破局となってしまった。だが結婚後も働くという聖子の意志は明らかにフェミの影響によるものだ。いわばフェミが2人の結婚を破談させたと言っても過言ではないだろう。そしてここから聖子の歯車が狂い始めた。正輝との結婚も失意の聖子にタイミングよく現れた男性だったからということもあるだろう。他にも石原プロ絡みの噂も囁かれているが、事実確認のしようがない。

 だが決して聖子は郷のことを忘れたりはしない。聖子が男性と付き合う時には常に郷のことが頭にあるのではないだろうか。まるでジュディ・オングの「魅せられて」の歌詞に登場するような「好きな男の腕の中でも違う男の夢を見る」そうした女を実践しているかのようだ。

 しかし聖子が自分の胸中を包み隠さずに話せる相手がいるかというと、恐らく誰もいないだろう。ましてや娘の沙也加になど話せる訳がない。従って、沙也加には聖子が単なる男狂いの女にしか見えなくなってしまう。しかしそれが却って沙也加の人格形成に良い効果をもたらしたとすれば、何だか皮肉な話でもある。

 因みに今回の報道で、神田沙也加の親が神田正輝と松田聖子だということを知らなかった人も意外に多いらしい。これも時代の流れなのか。だが紅白に母娘で出場した時には歌う前のインタビューでも「母とこうして歌えることを光栄に思う」と沙也加は話していたくらいだから、それでも知らなかった人が多いというのはちょっと理解に苦しむ。

 ともあれ、今後は沙也加の夫婦関係にも世の関心が向くことだろう。もし離婚でもすればすぐにマスコミが押しかけ、蛙の子は蛙などと聖子と比較して騒ぎ立てることだろう。沙也加もそれを判っているだろうから、決して離婚はしないように努めるはずだ。とにかく、沙也加には幸せな結婚生活を送って欲しいと願うばかりである。


引退の浅田真央、平成の大和撫子に相応しい

2017-04-12 21:52:15 | 芸能、音楽

 会見の最後まで笑顔を絶やさず、記者からの質問に一つ一つ丁寧に答えていた。だが最後に彼女の目に涙が浮かんだ。それでも後を向き涙を拭い、カメラの前で涙を見せようとはしなかった。最後まで女王としての意地と心の強さを見せてくれたのかも知れない。

 フィギュアスケート女子、浅田真央選手が引退を表明、本日12日に会見を行った。会見の模様はテレビでも生中継されるほど全国が注目した。

 浅田の経歴を今更説明するまでもないだろう。15歳で初出場したグランプリファイナル(GPF)でいきなり優勝し、一躍有名になった。当時はトリノ五輪の代表選手の選考の話題もあり、浅田にも出場の期待が高まった。しかし年齢制限に引っかかり、出場は叶わなかった。その後は、ライバルと言われたキムヨナが台頭し、バンクーバー五輪ではキムヨナに敗れ、銀メダルに終わった。しかしこれら一連の経緯には、キムヨナに対する甘い採点や、それらの背後にある反日的な政治権力などが噂された。当時浅田のコーチだったタラソワ氏も、ショートプログラム(SP)終了後に、「何でキムヨナの点数があんなに高いの」と不満を漏らしていたという。五輪終了後の会見でも採点の話題が出たが、この時も浅田は、「採点のことは自分では言えないので」、と言及しなかったものの、「全て完璧な演技だった場合何点出たのかとは思う」と答えている。

 浅田の素晴らしさはスケート技術だけではない。その人格も高く評価されてきた。インタビューや会見でも質問には常に丁寧に答えていたし、決して批判的なコメントはしなかった。ソチ五輪の時に森喜朗元首相が「大事な時にすぐ転ぶ」と浅田を評したことに関しても、浅田は決して森氏を批判しなかった。記者クラブの記者達が何とか浅田の口から批判的なコメントを出させようと必死に質問を投げかけるが、浅田は「特に何も思ってない」、「自分ではちょっと違うかなとは思うが森さんにはそう感じたのだろう」などと上手くかわした。だが再三にわたる記者の質問攻めに浅田も空気を感じたのか、最後に「森さんも(転ぶ発言を)後悔してるかも」と答え、場内から拍手が沸き起こった。しかしこれは批判めいたコメントを言わないと記者が納得せずに会見が終わらないからと浅田が記者を気遣った発言だったのではないかと思う。そもそもあの時の会見はソチ五輪を終えての会見なので、森氏の転ぶ発言を持ち出すのは本旨から外れるのだ。

 こうした浅田の姿勢は今日の会見でも同じだった。「結婚の予定は」とか、そんなことを聞かれても「あります」などと答えるわけがない。それよりも「結婚はいつ頃までにしたいか」といった内容の方が良かったのではないか。それでも浅田は丁寧に「ないです」、「相手がいれば」とごく普通の回答をした。また「トリプルアクセルに何と声をかけたいか」など、判断に迷うような質問にも「何でもっと簡単に跳ばせてくれないの」と的確に自分の思いを表していた。

 こうした浅田の品格は、幼少の頃から学んでいた山田満知子コーチの影響が大きいと思う。過去に山田満知子コーチにインタビューした内容がネット上にあったのを記憶している。今でもあるかも知れない。それによると、山田氏は教え子達には人としての振る舞いなどを教えているといったことが書かれていた筈だ。「たとえ大会で優勝しても、あの子は性格が悪いんだよ、と噂されたら優勝の価値も下がってしまう」浅田はこの教えを忠実に守ったのではないだろうか。

 更に浅田が恵まれていたのは、スケートの練習に費やす時間があまりに長く、フェミニズムが作り上げた世間の歪みをあまり意識することなく過ごせてこれたということもあるだろう。いくら元々は性格のいい子であっても、フェミは心の放射能なので、どうしても影響されてしまう。浅田はスケート漬けになっていたために却ってフェミ汚染から身を守ることが出来たのだと思う。だがこれが本来あるべき大和撫子の姿なのだ。

 キムヨナがいたために浅田は反日勢力からの標的にされてしまった不運な面もあるが、それに加えて洗脳出来なかったフェミ陣営も歯がゆい思いをしているだろう。しかもそれが幅広い世代から高い評価を受けた女性だとなると、今度はフェミは浅田の画面からの抹消を画策しているかも知れない。浅田がフェミ汚染されてしまわないように、国民も注視していく必要があるのではないだろうか。そして最後に、浅田真央氏には心から御礼申し上げたいと思う。


稀勢の里横綱昇進を巡る様々な意見をフェミ的な視点で考える

2017-01-26 22:04:40 | 芸能、音楽

 大相撲初場所で初優勝を果たした稀勢の里が横綱に昇進した。19年ぶりに日本出身力士が横綱になるということで何かと話題となっているが、中には日本贔屓ではないかという声もある。今回はこれらについて言及したい。

 私は小さい頃からの相撲ファンでもあるので、相撲に関してもある程度の話は出来る。まず稀勢の里の横綱昇進が適切と言えるかどうかである。ここで意見が分かれている。ヤフーの意識調査では約70%強が昇進を支持するというものだが、支持しないという回答も25%程度ある。その他ヤフーニュースコメント欄などの意見も含め、支持しない人の意見を簡単に挙げてみる。

・2場所連続優勝(連覇)ではない
・相撲協会が日本出身横綱を欲しいだけ
・今場所は横綱が2人休場しているので、優勝の価値が低い
・過去に優勝回数は多くても横綱になれなかった力士がいる

 まず、連覇でないからという意見に関しては、規則に囚われすぎではないかと思う。確かに横綱昇進の条件でよく引き合いに出されるのが「大関が2場所連続優勝するかまたはそれに準ずる成績」というものだ。しかし、連覇を強調する人の多くは、もう1場所様子を見て、誰も文句を言わないような優勝、など、曖昧できりのない条件を提示しているように思える。例えば、来場所12勝3敗くらいで優勝したものの、横綱も白鵬以外は休場か成績不振でおまけに白鵬には敗れたなどといった場合にどうなるか。必ずまた優勝の価値が低いなどの意見が出るに決まっている。

 それに、連覇に準ずる成績を稀勢の里は挙げていないとでも言うのだろうか。昨年は年間最多勝を獲得しているし、これ自体がもう横綱としての力量を備えていると考えてもいいのではないだろうか。これについては、年間最多勝は白鵬が休場したから取れただけだという不支持側の反論があるのだが、そんな仮定を言い出せば何でも言える。例えば、あの時に稀勢の里が白鵬に勝っていれば優勝できたとか、白鵬が出場すれば良かったではないかなどが挙げられる。そもそも、休場というのは負けと同じで、全休なら0勝15敗と一緒。関脇以下であれば番付も大きく下がってしまう。それだけ出場するというのは重要なことなのだ。

 しかも、日馬富士と鶴竜の両横綱は昨年1日も休場していないが、勝星では稀勢の里に及ばなかった。つまり稀勢の里は2人の皆勤横綱より上回る成績を年間通算で残したということだ。これを評価せずして何が言えるだろうか。むしろ連覇よりも年間最多勝の方が価値が高いと言っても過言ではないではないか。

 次に、協会が日本出身横綱を求めていることに関しては、確かに本音ではそうだろう。しかしそれだけを前面に押し出すなら、もっと早く稀勢の里は横綱になっているだろう。例えば準優勝を何度も挙げているとか、安定した成績を残しているなど。たとえ年間最多勝がなくても、安定して11~13勝程度を挙げていれば、それだけで昇進させても構わないだろう。だがそこまですれば流石に優遇していると言われかねないし、優勝経験のない力士が横綱に昇進した例では過去に双羽黒という力士がいたが、親方と喧嘩になり、廃業してしまったという経緯がある。そのため、最低でも優勝をという思いが協会内部にあったのではないかと推測する。奇しくも、廃業した双羽黒は現在の八角理事長と同年で、現役当時は理事長と小錦らと共に花のサンパチ(昭和38年生まれ)と言われ、人気を博し、活躍していた。

 続いて、今場所は横綱が2人休場しているので優勝の価値が低いという意見に関しては、休場した横綱が誰かによるだろう。休場したのは日馬富士と鶴竜だ。だがこの2人は連覇の条件をクリアして横綱に昇進したものの、その後は不振の場所が多く、物足りないという指摘が以前からある。いつも場所前に解説者などが優勝争いの予想をするが、決まって出るのは筆頭に白鵬、そして次には稀勢の里の名前が挙がるのが相場だ。今場所もその通りの展開になった。それだけ日馬富士と鶴竜の存在感が示されていないことの証でもある。またこれは連覇が横綱への昇進条件とする規定の是非を問うことにも発展しかねない。

 また稀勢の里との対戦成績もほぼ互角か、或いは稀勢の里の方が優位な状況だ。そうした状況では、もしこの2人が出場して稀勢の里と対戦したとしても、稀勢の里が勝つ可能性が高いと考えられる。むしろそれより今場所好調だった平幕の力士の方が稀勢の里にとって手強い相手だったのではないだろうか。その意味では、14日目に逸ノ城を危なげなく破った一番は大きかったし、目前で見ていた白鵬に対してプレッシャーをかけたとも言えるのではないだろうか。

 そして、過去に優勝回数は多くても横綱になれなかった力士がいるという意見に関しては、これは当時の状況を精査しないと語れないが、簡単に言えば優勝の前後の場所が不振に終わっているからである。例えば魁皇は優勝5回だが、連覇は勿論ないし、優勝の前後の場所で優勝決定戦まで残ったということもなかったはずだ。つまり優勝回数は多くても、今場所の稀勢の里の状況を上回るケースはなかったと考えるのが適当だろう。

 ところで、横綱とは何なのか、もう一度原点に帰って考え直す必要があると思う。相撲用語で「三役」というのがあるが、これは大関、関脇、小結を指し、横綱は含まれていない。実は横綱は歴史的には大関に含まれ、大関の中でも特に優秀な力士に与えられる称号なのだ。その優秀であるという基準をどう考えるか、それが現代では連覇またはそれに準ずる成績としているのであって、資格試験などのように必ず何点以上でなければ不合格というものではないのだ。それ以外にも振る舞いや相撲の取り口など様々な「品格」も重要視されるのは言うまでもない。

 ではその品格に関して稀勢の里はどうかと言うと、相撲内容に関しては正攻法のお手本のようなもので、例えば立会いに変化する注文相撲などはまずやらない。最近では横綱や大関でも下位の力士との対戦で立会いの変化が時々見られ、ファンや評論家から批判されることもある。白鵬や鶴竜も稀勢の里に対して立会いの変化だけで勝ったこともある。しかし逆はない。つまり稀勢の里の優れた品格と比べ、現在の3人の横綱の品格が欠けていると考えられる。他にも白鵬は猫だましを使ったり、わざと立会いの呼吸をずらしたり、或いは協会批判をしたりなど、品格を問われることがある。また日馬富士も振る舞いが朝青龍に似て荒っぽいなどと批判されることもある。従って、品格と言う点に関しては、稀勢の里は他のどの横綱よりも優れていると言ってもいいだろう。

 昔は横綱というのはどんな手強い相手でも堂々と受けて、それでも勝利するというのが定番だった。例えば千代の富士は横綱に昇進するまでは大きな相手に頭を付けることもあったが、横綱が頭を付けるのはどうかという声を受け、頭を付けるのを止めた経緯がある。しかし今では朝青龍が下位の力士に頭を付けたこともある。白鵬が猫だましをやった時も、相手は大関候補と期待されたこともある栃煌山で、以前負けたことのある相手だ。白鵬は一度やってみたかったと釈明しているが、何故栃煌山戦を選んだのか。また稀勢の里との対戦では白鵬は特に立会いの呼吸を意識して、わざと相手に合わせずに自分優先で立っているように思える時もある。これらは、結局白鵬が何がしかの苦手意識、やり難さを相手に対して感じているからそういうことをするのだろう。だがそれらが横綱としての品格を維持できるかと言えば答えはノーではないだろうか。特に立会いの呼吸というのは、お互いが合わせるように努めるのが筋であって、わざとずらして相手を不利にするというのは邪道である。

 相撲も時代と共に変わると言えばそれまでだ。横綱が立会いで変化しようが、猫だましをやろうが、呼吸をずらして立とうが、反則ではないから構わないと主張する人もいるだろう。しかし世の中には仁義というものがある。仁義と言うのは義理人情だ。相手の気持ちも考えて自分も歩み寄る、そこに接点が生まれるという重要なものだ。それがあるからこそ人間社会が成り立つのだ。しかし現代ではそうした仁義が失われ、それが相撲にも影響しているのかも知れない。女がデートで男に全部奢って貰って、いい車に乗せて貰って、プレゼントを散々おねだりして、しかし男が肉体関係や結婚話を持ち出すと手の裏を返したように別れると言って逃げていく。これでは男は詐欺にあったも同然だろう。しかし法律には触れないのだ。では法に触れなければ何をしてもいいのか、それは明らかに違う。白鵬などの品格は、まさにフェミ的な女の品格と重なる部分があるのかも知れない。これに対し、稀勢の里はフェミの被害をもろに受ける男の立場なのかも知れない。

 最後に、新横綱稀勢の里の今後の更なる活躍に期待したい。


<その他の話題>
・中国で批判のアパホテルが冬季アジア大会選手村に [2017年1月20日6時51分]
http://www.nikkansports.com/sports/news/1767580.html

 札幌市などで2月に開かれる冬季アジア大会の選手村に、南京大虐殺を否定する本が置かれていることが中国で批判されているアパホテルが使われることが19日、大会組織委員会への取材で分かった。

 組織委によると、選手村になるのは札幌市南区のアパホテルと、中央区にある別のホテル。大会期間中を含む2月16~27日は組織委がアパホテル全体を借り上げる。選手村は30の国と地域の選手らが使用する予定。

 組織委は、今回の問題についてアパホテル側に具体的な要望は出していないとした上で「選手村になるホテルには、偏見や差別の問題が起きないように、スポーツ理念に基づいた対応をお願いしている」としている。

 ホテルを運営するアパグループは「本の内容に誤りはないと認識しており、仮に申し出があっても撤去は考えていない」とする一方、客から要望があった場合は「本を一時的にフロントで預かるよう、全国のホテルに指示することを検討している」とした。


・中1女子が自殺、「いじめ」示唆するノート 千葉・松戸 2017年1月23日21時46分
http://www.asahi.com/articles/ASK1R5KG8K1RUDCB012.html

 千葉県松戸市教育委員会は23日、市立中学校1年の女子生徒(13)が始業式の10日朝に市内の団地から飛び降りて自殺したと発表した。自宅から、いじめをほのめかす内容のノートが見つかったという。同市教委は「いじめの情報はなく、原因とは判断していない」との認識を示したが、今後、ノートの内容などについて調べる。

 市教委の説明では、女子生徒は10日朝から行方がわからなくなり、母親が警察に連絡し、死亡しているのがわかった。自宅には女子生徒が書いたノートや便箋(びんせん)の走り書きなどがあった。市教委が警察に確認したところ、ノートには「いじめっこに仕返しをしてみたい」「自殺しようとしたけど失敗した」などと記されていたという。

 同校では月に1度、いじめに関するアンケートをしているが、女子生徒から訴えはなかったという。伊藤純一教育長は「他の生徒からもいじめの情報はなかった。今のところ、いじめが原因とは判断していない」と話した。


・千葉の少女殺害、19歳に無期求刑 「積極的な役割」 2017年1月25日13時46分
http://www.asahi.com/articles/ASK1T0C8BK1SUDCB014.html

 千葉県船橋市の少女(当時18)を車に乗せて財布を奪った上、畑に生き埋めにして殺害したとして、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた少女(19)=船橋市=の裁判員裁判が25日、千葉地裁であり、検察側は無期懲役を求刑した。

 検察側は論告で「極めて残虐で悪質な犯行」と指摘し、少女について「中心的で積極的な役割だった」と主張した。

 少女の起訴内容は、2015年4月、友人の井出裕輝被告(22)=強盗殺人などの罪で起訴=らと共謀し、千葉市中央区の路上で被害少女を乗用車に乗せて両手足を縛り、現金数万円入りの財布などを奪った上、同県芝山町の畑に事前に掘っていた穴に被害少女を土砂で埋め、窒息死させたというもの。


欅坂46衣装騒動、ファンにもナチス支持の濡れ衣か、構図はフェミのセクハラクレームと同じなのか

2016-11-02 19:36:51 | 芸能、音楽

 今回は紹介するニュースが多すぎるので、最後に掲載した欅坂46の衣装に関する話題のみを取り上げたい。

 これはアイドルグループ欅坂46のコンサートに使用された一部の衣装がナチスの軍服を連想させるとして、米国のユダヤ系団体が抗議し、関係会社などが謝罪に追い込まれたというもの。

 しかし、この騒動を受けて、ネット上では、「過剰反応だ」、「被害者ビジネスだ」、「ナチスを意識して衣装を作った訳ではない」、「ナチスの風刺などは平気でやっているではないか」など、ユダヤ系団体に対する反発の声が多く上がっている。

 そもそもナチスの軍服がどんなものなのか知っている人がどのくらいいるだろうか。それに似ているというのは見た人の主観で、黒っぽい帽子とマントを身に付けたら全部ナチスになってしまうのか、それは余りにも強引過ぎるというのが一般人の感覚ではないだろうか。それなら学生服を袖に腕を通さずはおるだけの着方をしていたらナチスになってしまうのか。全くきりがない。

 それに、もし仮にこれが、ユダヤ系の人達を対象に行ったコンサートだというならともかく、ユダヤとは全く無縁の日本のファンを対象に行ったもので、その衣装をファンが見てナチスを連想したり、賛美したりということなど全くなかったはずだ。つまり、欅坂サイドとは全く無関係な団体が言いがかりをつけてきたというレベルに過ぎないのではないか。いわば他所の家で行われているパーティーの飾り付けが差別だと言って、そこの家に電話して抗議するようなものだ。これでは欅坂のメンバーと彼女らのファン達が余りに気の毒である。

 しかも、日本は敗戦国の1つで、ドイツ、イタリアと三国同盟を結んでいたという歴史があるので、ユダヤから見れば日本は敵国であり敗戦国だから自分達より地位が下、そして憎むべき存在という心理が彼らの根底に存在するのだろう。しかし戦後70年も経過した今、そうした戦勝国が敗戦国を見下すこと自体が偏見ではないか、団体にその自覚はあるだろうか。

 それに欅坂など、AKB等に比べれば全く人気度で劣るグループで、日本国内でも知っている人は少ない。本ブログの読者の中で、欅坂のメンバーの名前を1人でも言える人がどのくらいいるだろうか。私は名前を知っているメンバーなど1人もいない。そんなグループの1つのコンサートを取り上げて問題視するのがいかにも滑稽に思える。従って、これは明らかなマスコミによる煽動報道により、無理矢理話を大きく広げてしまったものなのだ。従って欅坂の関係者に非があるわけではなく、あたかも大問題であるかのように大きく報道した世界のマスコミと、それを鵜呑みにした団体とで作り上げた騒動に過ぎないと言えよう。

 しかし結果的に海外でも大きく報道されたということは、世界主要国のマスコミがほとんど左翼に侵されているということの表れでもある。簡単に言えば、世界中に朝日、毎日そして中日などの左翼マスコミが蔓延しているということだ。そして市民団体も同様ということになる。

 ともかく、騒動は欅坂の関係者が謝罪文を掲載し、ナチス軍服に類似しているとされた衣装を今後使用しないことで一応沈静化したようだが、欅坂やそのファンがナチスを支持しているなどと誤解を受けたり、抗議した団体が更に何かを欅坂サイドに求める可能性はまだ残っている。現に、近々この団体が日本を訪れ、ユダヤ迫害に関する展示会を行う予定があるらしく、それに欅坂の関係者を出席させるよう求めているという。展示会を開くのは自由だが、それに参加を強要するのはいかにも独善的ではないか。

 時折、本ブログのコメント欄に、ユダヤが世界を支配していて、フェミ政策もその一環であるといった趣旨のコメントが投稿されることがある。私には詳細は判らないが、もし両者の間に関連があるとすれば、これは以前の碧志摩メグや美濃加茂のうりん騒動の時の様に女性団体が文句を付けたのと同様の構図と考えることが出来る。

 また本ブログでは取り上げていないが、熊本地震の影響で利用客が激減しているくま川鉄道(*1)の記念切符の図柄が成人向ゲームに似ているとして、地元の共産党本村令斗議員と村上恵一議員が抗議し、販売中止に追い込んだ騒動が最近あったばかりだ。この時期は10月14日が鉄道の日であることから、各地で鉄道関連のイベントが行われた。その時期に記念切符を各地で売り捌き、経営資金の足しにしようという思惑があったと考えられるが、その計画は脆くも潰され、印刷費や中央省庁への諸手続などの経費だけが無駄になったという皮肉な結果に終っている。

(*1)一部区間が不通になっている南阿蘇鉄道とは別で、近隣にある第三セクター鉄道

 今回の欅坂の件も、衣装代など相当な制作費用がかかっている筈である。その費用を団体が負担してくれるとでも言うのか。むしろ関係各社が団体に対し費用弁償を求めてもいいのではないだろうか。

 来週には米国の大統領選挙がある。マスコミは盛んにトランプ候補を否定的に報道しているが、いうなればトランプ候補は右翼という捉え方をマスコミはしているのだろう。もっとも、トランプ氏が大統領になったとしても、日本が良好になるわけではないのだが、クリントンよりはましかも知れない。

 反日左翼は日本国内だけではなく、世界的に蔓延しているという認識が必要だ。


・【問題行動調査】安易な“いじめ解消”認定は禁物 2016.10.27 18:27
http://www.sankei.com/life/news/161027/lif1610270056-n1.html

 平成27年度の児童生徒のいじめ認知件数が2年連続で増加し過去最多となったのは、学校現場にあった「いじめの認知の多さ=学校や教員へのマイナス評価」という発想が薄まってきた兆しといえる。

 これまでの調査では、いじめが社会問題化する度に認知件数が急増し、その後減少傾向になる-というパターンが繰り返されてきた。最近では23年に大津市の中2男子の自殺を機に、24年度は対前年度比で3倍近く急増したが、25年度は約1万2千件下回った。26年度は岩手県矢巾町の中2男子の自殺を受けて調査をやり直した結果、当初集計より約3万件増え、前年度を超過。積極的な認知姿勢が定着するかどうかは28年度の数値次第だ。

 ただ、最終目的が子供の自殺防止であることを忘れてはならない。27年度は前年度より4人多い9人がいじめを苦に自ら命を絶っており、防止策の点検は喫緊の課題だ。

 いじめの解消率にも着目したい。27年度の認知件数に対する「解消」割合は88・6%。この数値には「加害者の謝罪をもってして解消扱いしているケースがある」(学校関係者)と安易な解決を危惧(きぐ)する声もある。事案を継続的に監視する仕組みも欠かせない。

 加害者への出席停止措置の減少傾向も気がかりだ。27年度は15件にとどまり、過去の調査の中でも特に少ない。国の有識者会議では「教育委員会が躊躇(ちゅうちょ)している」との批判的な意見もあり、出席停止制度の運用を含め実態把握が必要だ。

 悲劇を繰り返さないためにも、使える手段を総動員する姿勢がさらに求められる。(花房壮)


・蓮舫氏を東京地検に告発 二重国籍問題で市民団体代表ら 2016.10.28 18:57
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/161028/plt16102818570028-n1.html

 民進党の蓮舫代表の日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題で、市民団体「愛国女性のつどい花時計」の岡真樹子代表らが28日、国籍を選択する義務を怠り、参院選で虚偽の事実を公表したとして、国籍法違反と公職選挙法違反の罪で蓮舫氏に対する告発状を東京地検に提出した。

 民進党役員室は「事実関係がわからないのでコメントは控えたい」とした。

 告発状によると、蓮舫氏は17歳だった昭和60年1月に日本国籍を取得。国籍法に基づき、22歳になった平成元年11月28日までに日本国籍か台湾籍のいずれかを選択する義務があったにもかかわらず、今月7日に選択の宣言をするまで義務を怠った。また、16年7月の参院選(東京選挙区)に立候補する際、国籍選択の義務を果たしていないにもかかわらず、選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と記載して虚偽の事実を公表したとしている。

 岡氏らは告発状で「本来であればこの事実(蓮舫氏の二重国籍)を知った有権者の投票による当選はなかった可能性が十分あり、当時の選挙管理委員会と有権者を欺いた」と主張している。


・「子どもできても女性就業を」内閣府世論調査で54.2% 10月29日 18時13分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161029/k10010749201000.html?utm_int=news_contents_news-main_006

 内閣府が行った男女共同参画社会に関する世論調査によりますと、女性の就業について「子どもができても、ずっと職業を続けるほうがよい」と答えた人は54.2%で、初めて50%を超えました。

 内閣府はことし8月から9月にかけて、全国の18歳以上の男女5000人を対象に、男女共同参画社会に関する世論調査を行い、61.2%に当たる3059人が回答しました。

 それによりますと、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について尋ねたところ、「反対」「どちらかといえば反対」が合わせて54.3%、「賛成」「どちらかといえば賛成」は合わせて40.6%でした。

 また、女性が職業をもつことをどう考えるか聞いたところ、「子どもができても、ずっと職業を続けるほうがよい」が54.2%で、この質問が設けられた平成4年以降で初めて50%を超えました。このほか、「子どもができたらやめ、大きくなったら再び職業を持つほうがよい」が26.3%、「子どもができるまでは職業をもつほうがよい」が8.4%、「結婚するまでは職業をもつほうがよい」が4.7%、「女性は職業をもたないほうがよい」が3.3%でした。

 一方、「社会全体で見た場合に、男女の地位は平等になっていると思うか」という質問に対し、「男性のほうが優遇されている」という回答が74.2%で、前回(4年前)の調査より4ポイント余り増えました。「平等」と答えた人は21.1%でした。

 内閣府は「女性が仕事をすることに肯定的な考え方が浸透してきたので、多様な働き方の実現や男性の意識改革などの取り組みを進めたい」としています。


・新任教員の残業 月平均90時間 名古屋 ―運動部指導で若手に多忙のしわ寄せ 2016年10月30日 5時55分配信 
内田良  | 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20161030-00063877/
 
新任教員は8月を除くすべての月で、時間外労働の平均が「過労死ライン」を超えている
 
■安倍首相 教員の長時間労働に言及

政府の教育再生実行会議が28日に首相官邸で開かれ、安倍首相が教員の長時間労働に言及した。

報道によると安倍首相は、「学校教育においても教師の長時間労働が顕在化している。教師のみが部活動を担うのは限界があり、今の部活の在り方については、見直しの必要がある」との見解を示した(NHK NEWS WEB)。「ブラック部活」をはじめ、教員の過重な負担が話題になっているなかで、ついに安倍首相の口からも、教員の働き方、部活動のあり方について、見直しが提案されたのである。

■新任教員 月平均90時間の残業

教員の長時間労働についてその詳細な実情が、今年の6月に雑誌『季刊教育法』に発表された。名古屋市の新任教員に関するデータで、その一年間の勤務状況を見てみると、時間外労働時間(残業時間)が月平均で90時間に達しているというのだ。

教員の具体的な労働時間についてはこの数年大きな話題になっていて、調査もいくつか実施されてきている。だが同誌に掲載されたデータは、後に示すとおり、とても具体的で詳細なものであり、従来の調査よりも具体的でリアルな現状が見えてくる。

データを発表したのは、大橋基博氏(名古屋造形大学・教授)と中村茂喜氏(元名古屋市立中学校教員)である。両氏は、市教委から入手した資料をもとに、2015年度の新任教員25名の出勤と退勤の記録を分析し、各月の時間外労働の時間数を算出した[注1]。

その結果、新任教員の時間外労働は月平均で90時間となり、8月を除くすべての月で、時間外労働の平均が「過労死ライン」の80時間を超えていることが明らかとなったのである【図1】[注2]。

■子どもの長期休暇に関係なく残業

8月は、子どもは夏休みであるが、教員は働いている(拙稿「学校の先生に夏休みはある?」)。さらには8月でも、平均で26時間の時間外労働が確認できる。

子どもの長期休暇(春休み、夏休み、冬休み)がある月(4、7、8、12、1、3月)を除くと、時間外労働は月平均102.8時間に達する。そのなかでもっとも厳しいのは10月で、平均115時間である。

そして子どもの長期休暇を含む月であったとしても、月平均78時間に達する。子どもは休みでも、教員は残業するのはもちろんのこと、その時間数は過労死ラインとほぼ同程度に達する。

■月100時間超は当たり前

大橋氏・中村氏が提示したデータの詳細を見てみよう【表1】。

表1には、各新任教員における毎月の時間外労働時間が掲載されている。各セルの数字は、時間単位であり、分は切り捨てられている。また元のデータには、各日のなかで未記入の日もあるという。つまり、実際の数字は表に記載されたものよりも大きい可能性がある。

表の各セルを見てみると、100時間を超える月が目立つ。

最大値は、上から19番目の教員が6月に182時間を記録している。また、5番目と17番目の教員は、8月を除くすべての月で100時間を超えている。そして年間で1400時間(毎月平均117時間)を超える教員が、25名中3名いる。

そして忘れてはならないのは、平日の時間外労働については、残業代はいっさい支払われないということである。不払い労働で、過労死ラインを超える時間外労働が常態化している。重大な問題である。

■新任教員=運動部顧問 多忙のしわ寄せ

さらに注目したいのは、「部活動名」の列である。

25名のうち24名が部活動の顧問を担当している。そして23名がバスケットやサッカーなどの運動部である。新任教員は運動部を任されるのが通例のようである。

やや古いデータではあるが、文部科学省の教員勤務実態調査(2006年度実施)からも、若手の運動部顧問の過重負担が見えてくる。

中学校では30歳以下の教員は、30歳以上の教員に比べて、勤務日と休日いずれにおいても、残業や持ち帰り仕事の時間量が多い【図2】。

また、運動部を担当する教員は、文化部顧問や顧問なしの教員に比べて、残業や持ち帰り仕事の時間量が多い【図3】。

総じて、若手の運動部顧問が中学校のなかでもっとも多忙であると言える。教員の多忙を改善するためには、まずは若手教員、なかでも運動部顧問の負担を軽減させることが最優先されるべきである。

10月は全国各地で、教員採用試験の合否が発表された。朗報を耳にした人たちも多いことだろう。4年間の教職課程を経て、若者は希望をもって学校に赴任してくる。初年度からのこんな過酷な状況は、一刻も早く改善されるべきである。

[参考文献]大橋基博・中村茂喜、2016、「教員の長時間労働に拍車をかける部活動顧問制度」『季刊教育法』No. 189、pp. 36-46.

[注1]2015年度の名古屋市立中学校新任教員100名のなかから、名簿順に4つの区の計25人を抽出。時間外労働には土日の勤務時間も含まれている。

[注2]脳血管疾患及び虚血性心疾患等などによる過労死を労災認定する際の、時間外労働時間の基準。厚生労働省が定める。基準は以下のとおり。

・直近の1カ月に100時間以上の超過勤務をしている。

・直近の2カ月間から6カ月間のいずれかにわたって、1カ月あたり80時間以上の超過勤務をしている。


・【社会】「新貧乏物語」の削除問題を検証 2016年10月30日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201610/CK2016103002000106.html

 中日新聞社は十九日、連載「新貧乏物語第4部 子どもたちのSOS」の記事や写真を一部削除し、十二日朝刊に「おわび」を掲載した問題で、外部委員四人を交えた「新聞報道のあり方委員会」を東京本社で開いた。本社の検証報告に対し、外部委員は取材対象者との向き合い方、連載の手法、編集局内の意識の見直しを求めた。

 外部委員はジャーナリスト木村太郎、東京工科大教授吉田俊実、弁護士田中早苗、ノンフィクションライター魚住昭の四氏。本社側は菅沼堅吾東京本社編集局長、臼田信行名古屋本社編集局長、深田実東京本社論説主幹らが出席した。

 検証は編集局から独立した紙面審査室が担当。関係者から聞き取りなどを行い、佐藤亮室長らが結果を委員会に報告した。

 委員会は春と秋の新聞週間に合わせて年二回開催している。今秋は四日に開き、夏の参院選や障害者殺傷事件などの報道を議論。本社のおわび掲載を受け、外部委員から再会議の要請があった。再会議では四日の議論の掲載を見送り、十九日の議論だけを掲載することで一致した。

 菅沼東京本社編集局長は「委員会の意見に応えることを、読者の信頼をつなぎとめる第一歩としたい」と述べた。

 <お断り> 削除した写真は名古屋本社発行の中日新聞のみ掲載し、東京新聞、北陸中日新聞、東海本社発行の中日新聞は別の写真を使用しました。新聞報道のあり方委員会は名古屋本社発行の中日新聞をもとに議論しました。連載の掲載日は各新聞で異なっています。

◆取材班と取材経緯  

 連載「新貧乏物語」は年初からスタートし、今年九月までに第6部まで掲載。奨学金の返済に苦しむ若者や年金を受け取れない高齢者らの苦境を取り上げた。記事全文と写真を削除した第4部「子どもたちのSOS」の二本を除き、連載記事は三十五本に上る。

 取材班は名古屋本社社会部のベテラン記者をキャップに各部ごとに四~五人の記者で構成。社会部員のほか、地方の若手記者一~二人をメンバーに入れている。

 第4部は貧困家庭を支援するNPOや現役の教職員などへの取材を通じ、生活苦から子どもの学校教育に不安を抱える家族を探して話を聞いた。記事全文と写真を削除した連載記事二本は、いずれも地方から取材班に加わった男性記者(29)が取材と執筆を担当した。

◆チェックの機会生かせず

写真の自作自演

 【概要】

 五月十七日付の名古屋本社版朝刊の連載一回目「10歳 パンを売り歩く」は、母親がパンの移動販売で生計を立てる家庭の話。写真は、仕事を手伝う少年の後ろ姿だったが、実際の販売現場ではない場所での撮影を、取材班の男性記者(29)がカメラマンに指示していた。少年が「『パンを買ってください』とお願いしながら、知らない人が住むマンションを訪ね歩く」のキャプション(説明)付きで掲載された。

 撮影当日、少年がパンを訪問販売する場面の撮影は無理だと判明。少年に関係者宅の前に立ってもらい、記者自らが中から玄関ドアを開けたシーンをカメラマンに撮らせた。

 男性記者は「写真提出の締め切りが迫り、まずいなと思いながらやってしまった」と理由を話した。

 こうした撮影の経緯は、十七日付朝刊の印刷開始後、取材班全員で深夜の会食中に話題となった。初めて事実を知ったキャップは「やらせだ」として男性記者を叱責(しっせき)するとともに、後日に掲載される東京、北陸、東海の三本社向けには、写真やキャプションを差し替える措置を取った。

 【なぜ素通りしたのか】

 取材班に専任のカメラマンはいなかった。取材記者が撮影日を設定し、当日に仕事の予定がないカメラマンがその都度、駆り出されることが多く、記者との意思疎通を欠く面があった。

 今回の写真を担当したカメラマンは、ドアのノブに手を掛けているのが男性記者だと知っていたが、「イメージ写真のつもりで撮っていた」と説明。撮影の場面をセッティングした記者に疑問を投げかけることはなかった。場面を変えて何種類かのカットを撮影し、取材班あてに送信した後はノータッチだった。

 掲載する写真の選択やキャプション作成は、男性記者ら取材班メンバーだけで進められた。撮影の状況を知っているカメラマンが参加しなかったことで、チェックする機会が失われた。

 また、取材班メンバーの一人は紙面掲載前に、男性記者から「写真に自分の手が写っている」と聞かされていたが「補助的なところを手伝ったのだろう。キャップも当然知っているはず」と問題視せず、キャップに報告しなかった。

◆「記事の不採用怖かった」

 原稿の捏造

 【概要】

 五月十九日付朝刊の連載三回目「病父 絵の具800円重く」の見出しが付けられた記事には、事実でない内容があった。家族から指摘を受けて確認したのは三カ所。

 一つは、病気の父親を持つ中学三年の少女の家庭では、冷蔵庫に学校教材費の未払い請求書が張られているとして「絵の具 800円」「彫刻刀 800円」と架空の品目や金額を書いた。

 二つ目は、「中二の終わりごろから両親に『塾に行きたい』と繰り返すようになった」の記述で、実際には母親の方から「塾に行かなくていいの」と尋ね、少女が断っていた。

 三つ目の「バスケ部の合宿代一万円が払えず、みんなと同じ旅館に泊まるのをあきらめて、近くにある親類の家から練習に参加したこともある」は、実際には合宿代は支払われており、親類宅での宿泊は合宿入りの前夜だった。

 男性記者は三カ所の捏造(ねつぞう)について「貧しくて大変な状態だというエピソードが足りないと思い、想像して話をつくった」と説明した。

 その背景の一つに、取材班の上司から原稿執筆について「描写は具体的に」「ディテール(細部)が大事」との方針を示されていたことを挙げた。

 エピソード不足は、肝心の少女に直接取材していないことも要因だった。

 記者は「悪いことをしている」と感じつつ、「自分が取材している五件の家庭が、連載で一本も採用されなかったらと思うと怖くなった。その怖さが、悪いことを思いとどまる気持ちを上回った」とも話した。実際には五件のうち三件が採用された。

 【なぜ見抜けなかったのか】

 写真の問題が判明した五月十七日、キャップらは男性記者が書いた原稿も再チェックする必要があると考え、当初は二回目で使う予定だった「病父 絵の具800円重く」の一日繰り延べを決めた。

 キャップは取材班を前に「連載には『頑張ってください』というファクスなどが多数寄せられている。そんな読者を裏切ることをしてはならない」とあらためて注意を喚起。男性記者に原稿の事実関係を一つ一つ確認し、記者は「問題はない」と答えた。

 名古屋本社の寺本政司社会部長は「男性記者が地方からの応援者で、普段の仕事ぶりや性格をよく知らないことに加え、本人から『ない』と言われれば信用するしかなかった」と話す。

 しかし、写真の自作自演という例のない問題が明らかになった直後だけに、別の記者に再取材させるといった一歩踏み込んだ対応を取れなかったのか。

◆家族の抗議 上司に伝わらず

 おわび掲載の遅れ

 名古屋本社版に掲載された連載一回目の写真・キャプションと、三回目の捏造があった記事の削除は、十月十二日付朝刊の「おわび」までなされなかった。

 写真の問題発覚直後にキャップから関係者に謝罪するよう指示された男性記者は、関係者に会う約束をとる電話で「いい記事をありがとう。写真は問題にしていない」旨を先方から伝えられたと報告した。実際には電話をかけていなかった。「約束したプライバシーが守られていない」と家族や支援者から抗議を受けた際も取材班に伝えず、対応が遅れる一因となった。

 キャップは六月、読者からの支援品を持って少年の母親と面会し、謝罪。八月下旬には、連載三回目の少女の家族に支援品を送ろうとしたところ、「うその記事に対して贈られた物は受け取れない。説明した内容が貧困を強調するエピソードに改ざんされている」と抗議を受け、初めて原稿の捏造が分かった。

 十月までに四回、うち一回は男性記者を同行して少女宅を訪問し、謝罪。事実でない記述を聞き取って確認し、「おわび」という形で紙面化する方針などを伝えた。この間、先方の仕事の都合や、より正確を期してほしいという意向で掲載時期が延びていった。

 写真の問題発覚後から男性記者が精神的に不安定になり、詳しく事実関係を聞くことができない事情もあった。

◆作り手の論理を優先

 まとめ

 今回の検証では、問題の背景を幅広く探るため、取材班以外に範囲を広げて話を聴いた。検証を通じて、読者や取材先よりも作り手の都合や論理を優先する姿勢が浮かび上がった。

 取材班の風通しは悪くなかった。エピソードや内容が不足する部分の指摘は互いにあったが、最年少の男性記者にだけ厳しい指導がなされたという証言はなく、本人も「どなられたりしたことはない」と話す。誘われて酒席や食事に行くことも少なくなかった。

 記者は取材班メンバーとの会話の中で、一連の連載を新聞協会賞に応募することや、出版予定だと聞くうちに「大変なところへ来た」と思うようになった。

 連載一回目のプライバシー問題などについて抗議を受けた際に「これ以上、事が大きくなることが怖いと思った」として、取材班に伝えなかった。隠す方が後に大問題になるという通常の判断ができず、触れてほしくないことも話してくれた相手を裏切り、傷つけたことにも考えが及ばなかった。「問題を一人で抱え込んだ」と言うが代償はあまりに大きい。

 組織の問題を挙げるなら、ライター集団である取材班や編集幹部に、原稿優先の考えがあったことは否めない。問題の写真について「イメージと捉えれば、ぎりぎりセーフでは」という声が幹部からも聞かれた。記者の「自作自演による写真」という行為を突きつけられても、「原稿ではないから」と重く受け止めなかったと言わざるを得ない。

 原稿の捏造が発覚せず、写真の問題だけだったら、うやむやになっていた可能性が高い。寺本社会部長は「写真の削除に思いが及ばなかった。認識が甘かった」と話した。

◆社内処分

 今回の写真、記事削除問題で、中日新聞社は管理・監督責任として臼田信行取締役名古屋本社編集局長を役員報酬減額、寺本政司同本社社会部長と社会部の取材班キャップをけん責、執筆した記者を停職一カ月とする懲戒処分を決めました。いずれも十一月一日付。

◆連載を読んで贈られた善意の扱いについて

 連載「新貧乏物語」に対し、本紙には奨学金の返還に苦しむ若者あてに匿名で現金1000万円が届いたのをはじめ、各シリーズごとに読者から支援の現金などが寄せられました。

 第4部「子どもたちのSOS」にも約20人の読者から現金や商品券、教材、おもちゃ、食品などが送られてきました。多くが贈り先を指定しており、差出人の氏名が書かれた現金や品物は送り主と届け先の双方に連絡したうえで、取材班が届けました。

 差出人が匿名でも、贈り先の了解を得て郵送などで届けました。贈り先が指定されていない現金は、公益団体などと相談して全額を寄付します。

新聞報道のあり方委員会開催 4氏の見解は

◆記者を萎縮させるな 木村太郎氏

 NHK記者としてワシントンにいた時、米国のマスコミ史上最悪の捏造(ねつぞう)事件が起きた。八歳の麻薬中毒児童を取り上げた「ジミーの世界」という一九八〇年のワシントン・ポスト紙の記事。八一年に優れた報道に贈られるピュリツァー賞を受賞したが、記者の経歴が違うという話が出てきて、調べたら記事は全部捏造だった。その時、ポスト紙はオンブズマンに検証させ、その結果を大きく紙面を割いて掲載した。

 記事を書いた記者にはものすごい野心があり、それが最大の原因だったが、社内にも問題があった。社会部と政治部で一面を取り合う競争があった。社会部は特ダネがほしかった。記者が「こういう子がいるらしい」と話をしたところ、デスクから「それを追いかけろ。一面の話だ」と言われ、結局、架空の記事になった。検証では部内の声として「編集局に重圧と競争があった」「応じきれないようなデスクの要求があった」と指摘された。

 今回の連載で捏造した記者は気が弱そうな印象を受けた。社内に圧力のようなものがなかったか。気になったのは、この記者が「新聞協会賞に応募するという話を聞いて重圧を感じていた」というところ。協会賞ありきの連載企画になってはいなかったか。

 連載企画の取材は「何があるのか探ってみよう」というところから入って、そこから面白い話が出てくるというのが本当だ。結論ありきの連載にしないということが、すごく大切だ。

 NHKで地方にいた時代は、とにかく東京に行きたいと思っていて、それが仕事の動機付けになっていた。この記者にとって連載に参加できるのは千載一遇のチャンス。「何でも応えたい」という気持ちが働いても無理はないと思う。そういう事情がなかったのかも検証した方がいい。単なるコンプライアンス(規範の順守)の問題じゃないような気がする。記者を萎縮させるようなルールはつくるべきではない。

 委員会の議論は前回の分の掲載をすべてやめ、今回の問題だけ掲載してほしい。社の考えも入れて。委員会はそのためにある。

<きむら・たろう> 1938年米国バークリー市生まれ。慶応大法学部卒。NHKベイルート、ワシントン特派員などを経てニュースキャスター。87年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。著書に「ディア・グロリア」などがある。

◆独善の姿勢に警戒を 吉田俊実氏

 いろいろなことが遅れた理由の中に、この記者の心のケアがあった。取材班のキャップや部長はケアを優先した。若い人の教育管理は難しいと感じる。なぜ記者がこんな不可解なことをしたのか。理由の一つに体制の問題があると思う。

 記事掲載後に、取材先からのクレームがその記者にしか入らなくて、彼が隠したら社内の他の人にクレームは届かない。例えば、取材に同行したカメラマンから「こういうのちょっとまずいです」という情報が入っていれば対応は違っていたのではないか。チームで取材しているのだから、クレームなどを把握できるよう回路をいくつか開いておく必要があった。

 取材に関わった全員が弱者に寄り添う気持ちを持っていた、という聞き取りの報告が気になった。本当に持っていたと言い切れるものなのか。寄り添うっていうのは大変なこと。問いかけても問いかけても、これで寄り添うことになるのだろうかと考えるもの。言い切ってしまうところに、取材班の独善があったのではないか。それが回路を開かないことにつながっていたと思う。

 記事は憐憫(れんびん)を誘うために、これでもかこれでもかと貧乏を作り上げている。これでは取材対象者の現実から懸け離れてしまう。取材対象の家族は病気が原因で生活が苦しくなった。取材を受けたのは「あなたたちだって、すぐこうなってしまうんですよ」との思いがあったからだろう。捏造(ねつぞう)は取材対象者を二重に踏み付けることになる。

 私たちが記事を読む時、まるでその場にいたかのように感じることがある。文章がうまければうまいほど、ある意味で現実と乖離(かいり)してしまう。そうなると、取材を受けた人たちが記者を通じて本当に訴えたいことが、すり抜けてしまう。問題の写真は印象に残っていた。でも、ドアを開ける手が記者だったなんて。

 読者が記事から得るものと、記者が五感を使って感得したものが、ぴったりは重ならないにしても近いものであってほしい。それが記者を信じることになるし、署名記事の意味だと思う。

<よしだ・としみ> 1954年東京都生まれ。昭和女子大大学院修了。東京工科大教授(文化研究、英文学)。メディアやジェンダー問題に取り組む。共著に「番組はなぜ改ざんされたか」「イギリス文学ガイド」などがある。

◆読者の目を意識して 田中早苗氏

 記者が「捏造(ねつぞう)は発覚しない」と考えた自信がどこから来ているのかという点が分からない。功名心などがあって、こういうことを犯したという簡単な理由ではない、別の理由が何かあるのではないか。なぜ、これだけのことをして大丈夫だと思ったのかという部分を解明しないと、会社としても、今後どうやって社員を教育していけばいいか分からないのではないか。

 記者が「どうせ生活に困っている人だから新聞も買えないだろう」「抗議してこないだろう」と思っていなかったか。あるいは「今までもそうだったから、発覚したとしても上司がかくまってくれる」と思ったということはないか。何かがなければ、今回の行為はあまりにも大胆だ。そこをちゃんと確認する必要がある。

 新貧乏物語は「貧しい人たちを助けてあげよう」ということから始まった連載のはず。それがもし「どうせ生活に困っているから…」ということが理由で捏造していたとしたら、傲慢(ごうまん)な思いで記事を書いていたとしたら、と思うと本当に残念だ。

 最近、NHKの番組で貧困の女子高校生が取り上げられた時、インターネット上で「貧困ではないのではないか」などの書き込みが相次ぎ、放送された女子高校生に対する誹謗(ひぼう)中傷が出てきた。

 貧困問題に一家言ある人はたくさんいる。うそを見つけようという目で記事を読んでいる人もいる。いろいろな人の目にさらされているのだという危機感がなかったように思える。今回は取材対象者からの告発だったわけだが、ニュースで取り上げられた人への誹謗中傷が出てくる今の社会状況とか、取材対象者との関係などを考えると、なぜ、こんなことをしてしまったのかという点に踏み込んで調べてほしい。一般常識というか、取材対象者のことを考える教育がなされていないと感じる。

 写真の件では、撮影のやりようがあったのかなと思う。記者の方がカメラマンより偉いということなのか。カメラマンが、これでは撮れないから、こういう撮影もあると提案する方法もあったと思われる。

 <たなか・さなえ> 1962年東京都生まれ。慶応大法学部卒。弁護士。女性と人権、報道と人権・プライバシー問題などに取り組む。著書・共著に「企業のセクハラ対策最前線」「Q&A 子どものいじめ対策マニュアル」などがある。

◆貧困問題の取材続けて 魚住昭氏

 記者本人を責めたくはないが、驚いたのは、写真のやらせについて関係者に謝罪するよう取材班のキャップから指示を受けた後、この記者が「先方から『いい記事をありがとう』と言われた」とうその報告をしたこと。内部では正直にしゃべるのが普通だと思っていたが、ちょっと尋常じゃないなという感じがした。

 写真の問題が発覚した時、編集幹部が「イメージ写真としてぎりぎりセーフではないか」と判断したことも気になった。少年本人が写っているのにイメージ写真と言えるのか。少なくとも「ぎりぎりセーフ」ではなかった。

 正直言って記者だけの問題ではない。編集幹部に問題をできるだけ表面化させず、小さく見ようという意識があったのではないか。組織のチェック機能のようなもの、言い換えると、良い記事をつくろうという気持ちや読者に対する裏切り行為はやめようという意識が、薄いのではないかという感じを持った。

 連載自体はレベルが高い。文章もうまいし、単に貧しい人を取り上げるのでなくて、一つ一つのテーマの中にある核心的な問題について、シリーズごとに読者に訴えている。

 「子どもたちのSOS」というテーマには、この記者が捏造(ねつぞう)した部分がないと、単に貧しい人の話になってしまう。捏造は論外だが、連載の勘所をキャップも記者も分かっている。捏造問題が出たからといって、こうしたテーマを取り上げることをやめないでほしい。

 貧困というテーマの記事は匿名でないと成立しにくい。実名ではほとんどの人が登場してくれない。だからこそ、匿名をやめようという話にしてはいけない。匿名の必要性がある記事は匿名でよい。

 詳しく検証することで新聞の評価を上げてほしい。逃げ腰ではなく、問題の背景にあるものをこれだけ追及したという姿勢を読者に示してほしい。もう一点。この記者を解雇しないでほしい。解雇して社の威信を守るやり方は間違いだ。記者として雇った以上、記者として再教育すればいい。辞めさせたからといって読者の信頼が回復するわけではない。

<うおずみ・あきら> 1951年熊本県生まれ。一橋大法学部卒。共同通信で司法記者などを経て96年からノンフィクションライター。著書に「特捜検察」「野中広務 差別と権力」など。ウェブマガジン「魚の目」で情報発信している。

◆自問と自戒重ねる

 名古屋本社編集局長 臼田信行

 中日新聞社は社是の第一に、「真実」を掲げています。ニュースでも連載でも「真実」に近づく事実の積み重ねが命です。それを違(たが)えた今回の問題では、四人の外部委員から数々の厳しい指摘をいただきました。

 まず、パンを売る少年の後ろ姿の写真です。「自作自演」が内部で発覚しても、編集幹部や担当デスクは「イメージ写真として、ぎりぎりセーフではないか」と判断しました。

 しかし、本人が写った具体的な写真をイメージ写真とは言い難く、この判断は甘く、誤りでした。委員の指摘のように、問題を小さく見ようという意識もあったと言わざるを得ません。

 写真は、記者がカメラマンに撮影箇所などを指示して撮影させたものでした。取材チームの一員として、カメラマンにも記事の意図などをきちんと伝えていれば、「自作自演」を防げた可能性があります。さらに、掲載する写真をよく吟味していれば、使わずに済んだはずです。つまり、取材体制とチェック体制に隙がありました。

 当該記者へのこれまでの指導と教育も、結果を見れば極めて不十分でした。

 「新貧乏物語」を担当した記者たちは、現代の貧困を大事な問題だととらえ、事実をもって伝えるよう努めてきました。弱い立場の人たちに寄り添おうとしてきました。しかし、委員からは「どうせ生活に困っている人たちだから抗議などしてこないだろう、という傲慢(ごうまん)な思いで捏造(ねつぞう)したなら本当に残念」という意見があり、はっとしました。

 心のどこかに、そのような傲慢さや独善を潜ませた取材であってはなりません。私たちは何のために報道するのか。新聞はだれのためにあるのか。編集局の全員で自問と自戒を重ねていきます。

 同時に、萎縮することなく、世の中のさまざまな問題を事実の積み重ねで伝え、読者の期待と批判に応えていこうと思います。

 最後に、今回の件で取材に応じていただいた方々と読者の皆さまにあらためて、おわびを申しあげます。


・クリントン氏、メール問題でFBI長官を非難 2016.10.30 Sun posted at 10:21 JST
http://www.cnn.co.jp/usa/35091369.html

 (CNN) 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題で、連邦捜査局(FBI)のコミー長官が新たなメールを調査していると議会指導部に通知したことに対し、クリントン氏は29日、大統領選直前の動きとして「前代未聞」だと述べて長官を非難した。

 クリントン氏は遊説先のフロリダ州デイトナビーチで支持者らを前に、「選挙直前のタイミングでこのように実体のない情報を公開するのはおかしい」と主張。さらに「前代未聞の、深く憂慮すべき事態。有権者には事実の全容を知らせるべきだ」と力説した。

 同氏はそのうえで「コミー長官はただちに全てを説明し、情報を全て提示する必要がある」と呼び掛けた。

 クリントン氏は共和党候補のドナルド・トランプ氏にも矛先を向け、この問題をめぐって同氏が「全力で米国民を混乱させようとしている」「すでに話をでっち上げ始めた」と不快感を示した。

 コミー長官は28日、私用メール問題との関連が疑われる新たなメールが別件の捜査で浮上し、FBIが同問題の捜査を再開したことを明らかにした。

 フロリダでの演説に先立ち、クリントン陣営を率いるジョン・ポデスタ氏は、コミー長官が選挙前のタイミングを計り、特定の内容だけを選んで公表したと非難。陣営幹部のロビー・ムック氏も、FBIは政治的な領域に踏み込んだとの見方を示唆した。両氏とも、浮上したメールには新たな情報が含まれていない可能性もあると指摘し、選挙戦への悪影響を打ち消している。

 クリントン氏の陣営は今年7月、私用メール問題で同氏の訴追を求めない方針を示したコミー長官の「プロ意識」を称賛していた。

 FBI長官の任期は10年で、コミー長官が就任したのは2013年。クリントン氏が大統領に当選した場合も、解任されない限り長官職にとどまることになる。


・処分保留で高1釈放 彦根・少年死亡 2016年11月1日 09時00分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016110190090046.html

 滋賀県彦根市でアルバイト店員の少年=当時(15)=が頭などを殴られて死亡した事件で、大津地検は、知人で県立高校1年の男子生徒(16)=傷害致死容疑で送検=を処分保留で釈放した。28日付。地検は理由を明らかにしていない。捜査は継続する。

 男子生徒は10月8日午後11時半ごろ、同市平田町の駐車場で、少年を殴って頭蓋内損傷を負わせ、病院で死亡させたとして送検されていた。逮捕時は県警の調べに「殴ったことは間違いない」と容疑を認めていた。

 9日に彦根署が傷害容疑で逮捕した後、10日早朝に少年が死亡したため、傷害致死容疑に切り替えて送検していた。

(中日新聞)


・結婚願望、小学生までの自然活動などに比例 青少年機構調査 2016.11.1 18:18
http://www.sankei.com/life/news/161101/lif1611010036-n1.html

 国立青少年教育振興機構は1日、未婚の20~30代の男女を対象とした調査で、小学生までの間に自然体験や地域活動、家族行事などの体験が多いほど、結婚願望が高い傾向が出たと発表した。体験が「多い」人の83・3%が結婚したいと答えたのに対し、「普通」は77・9%、「少ない」人では63・8%だった。

 同機構青少年教育研究センター長を務める明石要一・千葉敬愛短大学長は「体験活動を通じて、他者とのコミュニケーション力を身に付けた人は、結婚にも前向きになりやすいのではないか」と分析した。

 調査は昨年12月、全国から抽出してインターネットで行い、約2000人の回答を分析した。

 一方、交際相手がいるのに結婚していない671人に、複数の項目を挙げて、どの理由が当てはまるか尋ねたところ、最も多かったのは「経済的に難しい」の63・8%で、若い世代の厳しい生活状況が浮かんだ。


・「欅坂46」の衣装がナチスに酷似 秋元康氏ら謝罪 「ありえない衣装でした」 2016年11月02日 09時52分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/02/news072.html

「欅坂46」の衣装がナチス・ドイツの軍服に似ているとし、米国のユダヤ系団体が抗議していた問題で、ソニーミュージックグループと秋元康氏が謝罪コメント発表した。

 アイドルグループ「欅坂46」がコンサートで着た衣装が、ナチス・ドイツの軍服に似ていると海外メディアなどが指摘し、米国のユダヤ系団体が抗議していた問題で、所属レコード会社のソニーミュージックエンタテイメントとプロデューサーの秋元康氏が11月1日、謝罪コメント発表した。

 問題の衣装は、10月22日に横浜アリーナで行われたハロウィンコンサートで着用したもの。デザインがナチスの制服に酷似していると日本のネットで話題になり、複数の欧米メディアがそれを採り上げた記事を掲載。米国のユダヤ系人権団体Simon Wiesenthal Centerが31日、所属レコード会社のソニーミュージックグループと秋元康氏に対して謝罪を求める抗議文を公開していた。

 ソニーミュージックエンタテインメントは11月1日、公式サイトで、「私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。また、当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません」などとコメントを発表。

 秋元康氏は欅坂46の公式サイトで「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています」などと謝罪した。
 

 コメント全文は以下の通り。

ソニーミュージックエンターテインメントのコメント

 平素は欅坂46を応援していただき、誠にありがとうございます。

 10月22日に開催されましたハロウィンイベントにおいて、欅坂46が着用した衣装について、「ナチスドイツの軍服がモチーフではないか」とのお問い合わせ・ご指摘をいただいております。

 私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。

 また、当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません。

 今回のご指摘を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。

 多くのみなさまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

秋元康氏のコメント

 ニュースで知りました。ありえない衣装でした。

事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。

 スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。

 大変申し訳なく思っています。

 再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います。

 総合プロデューサー・秋元康


SMAP解散の根底に存在する、フェミニズムによる非婚化の影響

2016-08-17 21:24:43 | 芸能、音楽

 SMAPの解散報道が全国を駆け巡り、騒動になっている。リオ五輪の真っ最中のこのタイミングに何故発表したのか、戦犯は誰かなど、様々な意見が飛び交っている。だが、大方の予想通り、ジャニーズ事務所側と1人だけ寝返った木村拓哉に世論の批判は向いているようだ。しかも、報道姿勢もジャニーズ側を擁護する内容が多く、更に批判に拍車をかけているという状況だ。

 この問題は今年初めに既に話題になっているので、どんな構図か大抵の人は判っているだろう。当初は全員で元マネージャ飯島三智氏の後を追う形でジャニーズから独立するはずだったのが、途中で木村だけがジャニーズ残留に寝返った。これでメンバーの亀裂は決定的となった。

 では、何故木村だけが寝返ったのか。木村と他の4人との違いは、木村だけが既婚者ということだ。寝返りの決断には木村の妻である工藤静香の強い要望があったとさえ言われている。既婚者はどうしても「冒険」よりも「安定」を選び易い。その違いがあったという論説も見たことがある。

 ならば全員が既婚者だったとすれば解散は逃れられたのか。仮定の話では予測は難しいのだが、少なくとも木村以外にも寝返るの者が現れる可能性はあっただろう。そして両者の勢力が拮抗すればやがて全員が安定の道を選ぶ可能性もあったのではないだろうか。

 メンバー全員が既に結婚していてもおかしくない年齢に達している。にも関わらず既婚者が少ないのは何よりフェミニズムの影響であることは言うまでもない。SMAP解散の根本的な原因にフェミニズムが関与しているという見方も出来るわけだ。


<参考過去論考>
・SMAP騒動における権力をフェミニズム権力に置き換えて考察せよ
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/3f3781e0f45cd8926327932d3e4c58a4

・SMAP解散、元凶は木村拓哉の自己保身優先…ジャニーズ、中居ら4人を執拗に悪者扱い 2016.08.14 13:08
http://dailynewsonline.jp/article/1179807/

 13日深夜、ジャニーズ事務所は報道各社宛のFAXで、SMAPが今年12月31日をもって解散することを正式に発表した。スポーツ各紙は自社ニュースサイト上で速報を打ち、リオ五輪を中継していたNHKもテロップで報じた。一方、ジャニーズサイドによる相変わらずの“キムタクフォロー”には、業界内から疑問の声が聞こえてくる。

 かねてから報じられているように、SMAPは昨年後半から元チーフマネジャー・飯島三智氏の退職に伴うメンバー内分裂に揺れていた。当初こそ飯島氏のほか5人全員が、一致団結してジャニーズを抜けることを目指すという流れだったものの、木村拓哉だけが反旗を翻すかたちで残留を決めたという。

「そこで4人のメンバーたちは、飯島氏と対立関係にあったメリー喜多川副社長側へ“寝返った”木村への不信感を募らせていった。なかでも香取慎吾は、木村とともに活動することを徹底拒否し、結果的にこれが解散へとつながったようです」(テレビ局関係者)

 そして各スポーツ紙では、全メンバーのコメントとともにグループの解散が1面で報じられることに。各メンバーがファンや関係者への謝罪をするなかで、木村は「正直なところ本当に無念です」「本当に情けない結果になってしまいました」と、自分の意志はグループの存続であることを全面的にアピールするコメントをしていた。

「さらにジャニーズによるFAXでも、『メンバー数名より<休むより解散したい>という希望が出たことを受け』と、解散が“一部メンバー”による希望であることを表明。これは結局、SMAP解散において『木村は悪くない』というアピールにほかなりません。年始の分裂報道でも、ジャニーズサイドは『木村だけが正しい判断をした』という論調の情報をしきりに流していたことから、逆に木村への猛バッシングが発生してしまったことをまったく理解していないのです」(同)

 確かに解散の引き金を引いたのは香取かもしれないが、問題はそれを木村が良しとしてしまった部分だろう。

「本心はどうあれ、一連の事態について木村が香取に頭を下げれば、このタイミングでの解散だけは阻止できたはず。結局のところ、木村はグループの存続よりも、今後自らがジャニーズでやっていくための道を選んだというワケです。そして年始の反省を生かさずに木村以外のメンバーを悪者にするかたちで発表したジャニーズ事務所は、ファンをまったく見ていないといわざるを得ません。この方法論が通用すると思っているのであれば、SMAPとともにジャニーズ事務所も終わったというほかありませんね」(スポーツ紙記者)

 なお、ジャニー喜多川社長は分裂騒動が一段落した5月に「僕は命をかけても(SMAPを守る)」と、スポーツ紙の取材に大見得を切っていた。事務所トップの熱望さえあっさりと覆されたことに、ジャニーズ事務所のパワーダウンを嘆く声も多い。
 (文=編集部)


<2chの投稿より>
>>1
 ■わざと転んで木村をフォローする中居
http://blog-imgs-85.fc2.com/g/e/i/geinoukame/pacO5iW_20160119135616.gif
後日、木村の言い訳「前日に4時半まで飲んでた」

■生放送で公開処刑した後のビストロ
http://www.youtube.com/watch?v=zUeDQPwPwSA

・キムタクがださいなと思う事を語った場面、草彅の表情に注目

・キムタクが草彅をdisると即香取がフォロー、中居も「一緒です、みんな一緒」とフォロー

・じゃれ合う中居と稲垣に木村が突っ込む、稲垣の表情の変化に注目

・木村がよそったラーメンを中居に持って行く香取
http://i.imgur.com/Q2JIVpR.jpg


 ■724 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2016/01/21(木) 12:52:25.52 ID:mhqnt6HL0
森君がSMAPをやめる時、事務所の反対を無視して同席する中居。
メリーは激怒して森の存在を抹消。
キムタクが結婚する時にメリーは激怒、事務所に会見を妨害されない
 ように裏で待機していたSMAPの4人とマネ。
そりゃメリーにとっては中居は目の上のたんこぶだわな。
 事務所内での信頼も厚そう。
https://www.youtube.com/watch?v=aXjI9PXh588

 796 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2016/01/21(木) 12:57:11.10 ID:2y8DexIm0
 724
森と一緒に会見でるやつはクビって言ったんだよな
暗い雰囲気になりそうなところを盛り上げて、森一人じゃ記者に質問攻めにされるだろうと防波堤になってあげて
森くんはずいぶん救われただろうね


■828 名無しさん@恐縮です@転載は禁止 2016/01/29(金) 02:15:11.77 ID:5GAkoO2o0
 811
これ

工藤静香が妊娠したときも飯島が頭下げて結婚の許可を取り付けた。
 他メンバーの「木村勝手過ぎるだろ…」の空気を察して焼肉パーティー主催し仲間全員で祝ってあげる方向に持って行ったのは中居

854 名無しさん@恐縮です@転載は禁止 2016/01/29(金) 02:22:02.14 ID:kPVlyAWy0
 828
ライブMC中、木村が結婚報告した時、「おめでとー」がわずかに1、2人のスマ姐さん
「はぁ?」「だから何?」って木村担当怒りMAXで、
 木村は下を向き、それこそ公開処刑だったのを
中居が「みんなぁ、いくよー! せーの! おめでとうーー!!」って大きな声で言って、
つられてお祝い言ったスマ姐さん

 あの中居くんはGJだったよ
木村、どれだけフォローされてたか思い出した?


16 :

名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止

2016/08/14(日) 19:25:22.87 ID:s0sV1i7K0

>>1
似た者夫婦?

■さんまが語る木村拓哉エピソード
木村拓哉って縦の社会とか……敬語とか、失礼があったらすっごい怒りよるからね。あいつは縦の社会、すっごい厳しいの。
だから、あるお笑い芸人なんかでも、オレと木村がゴルフ練習場で練習してて、
お笑い芸人はプライベートだからあんまり声かけたら悪いと思って、“あっ、どうも、やってらっしゃるんですか、
こんにちは”って行きよるやんか。ほんだら、“アレ、なんなんですか、アレ。アレ、ダメでしょ”“ダメってなにがや?”って言うて。
“首下げたぐらいじゃダメでしょ”とか言うて。
ほいで、前やってたときは、木村より先輩でオレより後輩の役者さんが練習してて、向こうは声かけはれへんかったんですよ。
オレは気がつかなかったんですけども、“あれ、○○ですよ”とか言うて。“前で打ってんの、○○ですよ”とか言うて。“あっ、そうかぁ”とか言うて。
“あいさつ来ないっすよねぇ、アレ、ダメでしょ”とか言うて。“いやいや、ええよ、練習場で気ぃつこてはんねんから”“いや、来るべきですよ”言うて」

さんま「ほいで、後日、会うやんか、その役者と。“お前、こないだ打ってたらしいなぁ”とか言うたら、“木村さんとさんまさんがやってらっしゃったんで、
 声かけるのも申し訳ないと思いまして”“せやろ?お前があいさつせえへん言うて、木村が怒っとったでぇ”言うて。
 二人でワーワー言うてるから、声かけにくい気持ちもわかるやんか。なのにあいつは、軍人みたいなとこがあって。

■【ラジオ番組 ヤングタウンより】
さんま「一応出さなあきませんけど、それを・・・TVで言えない事ラジオで言えない事が面白いんですけど(笑) …もう面白いんですよ(笑) あのね、これ分かるかどうか分かりませんけど、ある女優さんが居まして、その女優さんを2人(工藤静香 飯島直子
)がマウンテンゴリラって呼んでらっしゃるんですよね、2人は」
ゴマキ「はぁ」
さんま「(工藤の物まね風に) あれってマウンテンじゃん?」
ゴマキ「ブハハハハハ(爆笑)」
さんま「『あんなの近づいてきたら恐いよねぇ。だってマウンテンじゃん!マウンテンじゃん、さんまさん』
 『いや・・・マウンテンじゃんって言われても(苦笑) 』
 『マウンテンゴリラって知ってる?』 『知ってるけど(笑) 』
 『あの女マウンテンじゃん』 もうね、静香ちゃん連呼するんですよ。なんか許せないみたいなんですよ。」
ショージ「なんか色々あったんでしょうかね」
ゴマキ「うん」
さんま「もう無くてもなかなか褒めないですね。」
ゴマキ「ふーん」
さんま「お笑いで気の弱い芸人を見ると座敷犬みたいなアイツ降ろせとか、 すぐさまTV局から引きずり降ろせとかあの野郎とか言ってますよ(笑)」
ゴマキ「こわーい」

※マウンテン=竹内結子のこと
2004年1月-3月期にフジテレビ系ドラマ月9「プライド」で工藤静香の夫である木村拓哉と共演


<その他の話題>
・「3年目の浮気」キーボー、不起訴処分!近所のコンビニで万引容疑 2016.8.14 05:01
http://www.sanspo.com/geino/news/20160814/sca16081405010002-n1.html

 「3年目の浮気」のヒットで知られ、7月に化粧品を盗んだとして窃盗容疑で静岡県警に逮捕された男女デュオ、ヒロシ&キーボーのキーボーこと歌手、山田喜代子(59)が不起訴処分となったことが13日、分かった。処分は12日付。静岡地検浜松支部は不起訴理由を明らかにしていない。

 山田は7月17日に浜松市中区にある自宅の近所のコンビニでアイカラー1点(1600円)を盗んだ疑いで、同25日に逮捕された。県警によると、山田は「そのような事実はありません」と容疑を否認していた。

 山田は独身で、1984年にデュオを解散後は地元の浜松市でソロ歌手として活動していた。


・生徒と淫行容疑、那覇署が教諭の女を逮捕 教諭は否認 2016年8月15日 07:25
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/57513

 那覇署は14日、男子高校生にみだらな行為をさせたとして本島南部に住む40代の女性教諭を児童福祉法違反(児童に淫行させる行為の禁止)の疑いで逮捕した。容疑を否認しているという。同署は女性教諭が被害男子高校生と過去にも複数回、行為に及んでいた可能性も視野に捜査を進める。

 調べでは、7月27日午後6時25分から58分ごろまでの間、教諭が運転する車を南風原町内の商業施設の駐車場に止め、18歳未満と知りながら、車内で男子高校生にみだらな行為をさせた疑い。男子高校生は本島南部に住み、女性教諭と面識があるという。

 同署は、女性教諭の実名について、被害関係者のプライバシー保護のために公表していない。男子高校生の関係者から警察に相談があり、捜査を進めていた。


・老人ホームに放火未遂 19歳少女、容疑で逮捕 千葉北署 2016年08月17日 10:27
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/344653

 勤務先の老人ホームに放火しようとしたとして、千葉北署は15日、現住建造物等放火未遂の疑いで自称千葉市花見川区、パート従業員の少女(19)を逮捕した。当時、施設内には約60人の入所者がいたが、けが人はなかった。

 逮捕容疑は14日午後7時25分ごろ、千葉市花見川区の老人ホームの厨房(ちゅうぼう)で、置いてあったキッチンペーパーにコンロを使って火を付け、建物を燃やそうとした疑い。スプリンクラーが作動したため、火は建物に燃え移る前に消火した。

 同署によると、少女は3月から施設で調理補助の仕事をしていた。これまでに施設とのトラブルなどはなかった。少女は仕事を終えて施設を出た後に再び戻り、別の場所にあったカギを使い施設に入り犯行に及んだとみられる。少女は容疑を認めているという。同署は仕事で注意や指導を受け腹を立てて火を付けたとみて、動機などを詳しく調べている。


・飼いネコを焼き殺す 動画投稿の女を逮捕「取り返しのつかないことした」 兵庫県警 2016.8.16 18:51
http://www.sankei.com/west/news/160816/wst1608160073-n1.html

 ペットのネコを焼却炉で焼き殺したとして、兵庫県警生活経済課などは16日、動物愛護法違反(愛護動物の殺傷)容疑で、神戸市垂水区内の無職女(31)を逮捕した。「取り返しのつかないことをした」と容疑を認めており、同課が動機の解明を進めている。

 逮捕容疑は4月、自宅マンションのベランダに置いていた鉄製の簡易式焼却炉(高さ約60センチ、直径約40センチ)に生後6カ月の雄のネコのスコティッシュフォールドを生きたまま入れ、焼き殺したとしている。

 同課によると、女は犯行当日、ネコを焼いている様子をスマートフォンで動画撮影し、インターネットの交流サイト「フェイスブック」に投稿。その日のうちに女の家族やネットを閲覧した複数人から県警に通報があり、県警垂水署員の事情聴取に女が投稿を認めた。その後、女は精神科がある病院に一時的に入院し、退院後に逮捕された。

 焼却炉からはイヌの死骸(しがい)も発見されており、同課が関連を調べている。

・猫焼き殺しの犯人に関するリンク
https://www.facebook.com/juntsuchitsumeta/videos/vb.100006950110454/1709880715920249/?type=2&theater


大橋巨泉さん死去、クイズダービーが物語る時代背景とフェミ社会への警鐘

2016-07-20 21:31:50 | 芸能、音楽

 昭和の名司会者、大橋巨泉氏が死去した。11PM、クイズダービー、世界まるごとHOWマッチ、巨泉前武ゲバゲバ90分などの人気番組で司会を務め、高視聴率を獲得した。ネットのない時代、庶民の娯楽はテレビが中心だった。それだけに印象に残っているという人も多いだろう。

 中でもクイズダービーは、単なるクイズ番組ではなく、誰が正解するかを予想し、そこへ出場者が自分の持ち点を賭けて増やしていくという斬新な内容だった。「せーの、ドン」、解答者の答えを開ける時に巨泉が放つこの台詞はいつしか名物になった。そして「倍率ドン、さらに倍」など派生的な台詞、更には出場者が解答者に点数を賭ける時の言葉「はらさんに3000点」、「はらさんに全部」などの言葉もいつしか定番となっていた。

 この番組は色々な楽しみ方が出来る。視聴者が出場者になったつもりで点数を賭けてもよし、または解答者になったつもりで出題される問題を考えるのもよし、勿論両方同時にやることも出来る。つまりクイズは不得意という人でも楽しみ方があった。人気番組となった理由がここにあるのかも知れない。

 問題にも工夫があった。番組開始当初は知識問題が多かったが、次第に知識よりも思考力を問う問題が主流になっていった。それも問題文の中にヒントが隠されている場合が多かった。当時私も番組を見ながら解答者になったつもりで問題を一緒に考えていた。しかしかなり難問が多く、その分正解できた時の喜びは格別だった覚えがある。

 番組終了からかなりの年月が経っているので、どんな問題が出題されていたのか思い出すことも困難だが、記憶を頼りに幾つか紹介してみたい。

Q1.ピノキオの鼻が伸びる時はどんな時?
Q2.レコードプレーヤーを33回転モードにして3分間回すと何回転するか?
Q3.日本で初めてチョコレートを食べたと言われている人がお札の肖像に使われています。それは誰?
Q4.北極点に方位磁針を置いたらN極はどこを指すか?(三択:真上を指す、地面を指す、くるくる回る)
Q5.スコットランドの民族衣装であるキルトを穿く時、その下には何を身に着けるか?(三択:ブルマを穿く、トランクスを穿く、何も身に着けない)
Q6.魚のサバを漢字で書いてください。
Q7.トランプのダイヤの7のマークの配置を書いてください。
Q8.男子大学生に聞いたアンケートで、女の子のパンツの色で最も好きなのは何色?

 何れもこれらの問題は番組開始当初の昭和50~52年頃に出された問題だ。
 一方、思考力を問う問題についてはなかなか思い出せないので残念だが、一つだけ印象に残っている問題がある。

Q.海外のとある著名な大富豪夫人の言葉で、「自転車に乗って笑っているよりも、何とかの中で泣いている方がいい」というものがあります。いかにもお金持ちらしい彼女の言葉ですが、さて、何の中でしょう?

 テレビ番組は時代を反映していると言われている。例えば女の子のパンツの色でどんなのが好きかといった問題などは、今ならフェミから抗議が殺到するのが予想されるから問題にすら出来ないだろう。しかし当時の女性と今の女性を比べてどちらが幸せに暮らしていたかと問われれば、私は間違いなく当時の女性と答えるし、同じ答えの人は決して少数派ではないと思う。

 フェミニズムは女性に経済力を付けることに成功した。しかしお金で幸せになれるわけではない。結婚して家庭を築き、家族として暮らすことの大切さを多くの女性達は忘れている。巨泉の番組にしても、多くの人が家族で一緒にテレビを見ていたからこそ視聴率を稼げたのだと思う。今のテレビ番組はフェミに毒された歪んだ女性像を描いているものがほとんどだ。まさに貧乏で笑える生活よりも金持ちで泣いている方がいいという、最後に紹介した問題そのものが現実となりつつあるのではないだろうか。あの問題は現代のフェミ社会を予測し、警鐘を鳴らすための問題だったのか。たとえ偶然だったとしても、何かの因果を感じてしまう。

 しかし、金持ちになれるのは高学歴フェミニストの一握りであって、多くは非正規雇用だったり、残業疲れやストレスで病気になってしまったり、全くゆとりのない生活になるだけだ。女性の活躍推進と至る所で言われているが、本当に活躍している女性は、昭和の家庭の主婦だったのではないだろうか。フェミが唱える社会は、男性は勿論、女性も破滅させる社会に他ならない。それに多くの国民、特に女性が気づいて欲しい。

(問題の答え)
Q1.嘘をついた時
Q2.100回転(33回転とは正確には33と1/3回転)
Q3.岩倉具視
Q4.地面を指す(磁極点は北極点より南方にあり、現在も移動しているという)
Q5.何も身に着けない(これについては諸説ある)
Q6.鯖
Q7.カードを縦に見た場合、2列3行で6つ、残り1つは1行目、2行目、1列目、2列目の中間地点。
Q8.白
Q .ロールスロイス(ジャクリーヌ・オナシスの言葉らしい)


・巨泉さん、自己主張する司会先駆け 「遺言」で首相批判 2016年7月20日11時54分
http://www.asahi.com/articles/ASJ7N3GHDJ7NUCLV00H.html

 戦後テレビのバラエティー番組を支えた立役者がまた一人、亡くなった。テレビの黄金期に自由奔放な司会ぶりで数々の名番組を生み出した大橋巨泉さん。活躍中に「セミリタイア」を宣言し、日本と海外を行き来する悠々自適の後半生を送ったが、晩年は病と闘い続けた。

 芸名の「巨泉」は高校時代に使った俳号で、巨人ファンから「巨」、尽きないアイデアのイメージを「泉」に込めたという。

 放送作家として立ち上げに関わった「11PM」では「テレビでいかがなものかと思われていたものを」とゴルフ、マージャン、競馬を取り上げるコーナーを提案。週1回の「巨泉のなんでもコーナー」が始まり、さらに司会の1人に。「野球は巨人、司会は巨泉」というキャッチフレーズと黒縁メガネをトレードマークに人気者となった。「ボイン」という言葉も“発明”し、世に広めた。

 「クイズダービー」では、竹下景子さんを「3択の女王」、正解率が高いはらたいらさんを「宇宙人」と名付け、「せーの、ドン」「倍率、ドン」といったかけ声で盛り上げた。「世界まるごとHOWマッチ」では、石坂浩二さんを本名からとった「兵ちゃん」、ビートたけしさんを「たけし」と呼び捨てにした。くだけたキャラクターと型破りな発言で、自己主張するタレント司会者の先駆けとなった。

 私生活では、1956年にジャズシンガーのマーサ三宅さんと結婚したが、8年で別居し、離婚。その後ニッポン放送のラジオ番組のアシスタントだった寿々子さんと69年に再婚した。

 人気だったレギュラー番組を50代半ばで降板し、生活スタイルを一変させた。「セミリタイア」後は、季候のいい時期の太陽を追い求めるように、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本を1年で巡る「ひまわり生活」を続けた。「仕事や会社は生きていくための手段ですが、究極の目的は定年後に、自分の人生を演出することです」と語り、将棋やジャズ、ゴルフ、釣りなどの趣味を楽しんだ。

 毎年受けていた人間ドックがきっかけで、2005年に胃がんが判明した。大学時代に母親を子宮がんで亡くした経験から「お袋が自分の命と引き換えに教えてくれた」と健康には人一倍気を使っていた。中咽頭(いんとう)がんやその後の転移で手術や放射線治療を繰り返した。

 1994年からのべ20年にわたって書き続けた週刊現代での連載コラムは、体調不良のため今春から休載。最終回とした7月9日号では「今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません」などと病状を説明し、「最後の遺言」として安倍晋三首相を批判。読者に向けて「長い間ありがとうございました」とつづっていた。

 今年2月の「徹子の部屋」では「畏友(いゆう)」とする永六輔さんと出演したが、4月からの3カ月間は「死を覚悟し、すべてを受け入れ、一言の文句も言わず、痛みも訴えずに、じっと我慢をしてくれました」(妻の寿々子さん)。7月に入ると眠っている時間が長くなり、7日に亡くなった永さんの訃報(ふほう)は「ショックの大きさを考えて」伝えなかったという。寿々子さんは関係者宛てのファクスに「どうぞ大橋巨泉の闘病生活に“アッパレ!”をあげて下さい」と記した。一方で、在宅介護中に鎮痛剤を過剰投与され、病状が悪化したとも指摘した。


HKTの楽曲まで批判するフェミニズム、企業は大卒女子より低学歴女子の採用を優先させよ

2016-05-18 23:07:56 | 芸能、音楽

 フェミニズムによる思想言論統制は後を絶たないが、今度は芸能界にもいちゃもんを付けて来た。AKB系列のグループであるHKT48の「アインシュタインよりディアナ・アグロン」という曲の歌詞が女性差別に当たるとして、恵泉女学園大学の大日向雅美学長や同学の学生らが批判の声を上げているという。

 勿論こうした偏見に基づく批判に説得力などある筈もなく、寧ろフェミが牛耳る現代では男性を差別的に扱う楽曲や、更にテレビドラマや映画にもフェミニズムが入り込み、盛んにフェミ洗脳を行っているものがほとんどだ。大日向らの心情を探るなら、フェミに忠実でないものは1つたりともあってはならないという強硬なものなのだろうか。

 連中の発想というのは、気に入らないものは全て排除するという「抹殺志向」でしかない。邪魔者は殺せ、というのと同じだ。そのため、ミスコンを廃止させたり、志摩市や美濃加茂市の萌えキャラに文句をつけて止めさせたりということを行っている。逆にフェミ洗脳には抜け目なく、定期的に講演会を開催したり、自治体の広報誌にフェミ解説を掲載したりなど、フェミのために底なしの税金を使う。勿論、公務員の採用でもフェミ支持の女を優先的に大量採用しているのは周知の事実である。

 公的なものは勿論、私立大学や民間企業のような準公的なものにもフェミ勢力は蔓延している。それは大日向が大学の学長になっていることからも明らかである。こうした例は氷山の一角に過ぎない。

 ではこうした四面楚歌の状況で我々はどう対処すればいいのかということになるのだが、なかなか名案があるわけでもない。フェミの偽善性をより多くの人に広めていくというのも、一般庶民にはなかなかわかり難いし、特に相手が女性だと、都合のいい時だけフェミを支持するという女特有の強かさに遮られてしまうことも少なくない。

 ただ、個人では無理でも、例えば企業体などの組織なら何らかの対処法はあると思う。例えば、フェミは大学などで社会学の一派として学生を洗脳していく。子供で未熟だった女生徒も次第に大人になって最も影響を受け易い時期かも知れない。従って大学を卒業した女子学生はほとんどフェミ汚染されていると言っても過言ではないだろう。だとしたら、企業は大卒女子の採用をせずに、敢えて高卒や中卒の女子を雇用するという回避策がある。フェミ汚染された女性は組織内でも扱いにくく、全体としての労働生産性を低下させることにもなりかねない。そんな女性よりも、清楚で素直で穢れもない高卒女子を採用して企業内で教育した方がよっぽど戦力になるのではないか。もし戦力にならなくとも男性社員との結婚による寿退職も可能で、男性の結婚率の向上にも繋がる。それに若いから基本給も安く済む。結婚する気のない大卒女子など雇用するよりよっぽど効果的ではないだろうか。

 個人的な対処法もこうした構想をヒントに何か名案はないか考えてみる必要があるだろう。


・HKT48新曲に「女性蔑視」批判 ♪女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい♪ 2016年5月18日
http://mainichi.jp/articles/20160518/ddm/012/040/048000c

 「女の子は 可愛くなきゃね 学生時代は おバカでいい」。秋元康さんが作詞したアイドルグループ「HKT48」の歌「アインシュタインよりディアナ・アグロン」に、「女性蔑視の歌詞だ」と批判が起きている。恵泉女学園大(東京都多摩市)の大日向雅美学長は、学生による反論などを学長ブログに掲載。「学生は将来輝くために勉強している。可愛いことと頭が良いことを二律背反に捉えた詞には違和感がある」と話している。

 曲は4月13日に発売。「頭からっぽでいい」「世の中のジョーシキ 何も知らなくても メイク上手ならいい」と見た目重視の女子の心情を歌う。ディアナ・アグロンは米女優。高校のチアリーダーとして活躍し、名門エール大に進学する美少女を米テレビドラマ「グリー」で演じる。

 学生から曲を知らされた大日向学長が授業で取り上げると「テストの点より瞳の大きさが気になったことはある」との声が出る一方、「学生時代おバカだと、一生おバカ」「内面からも人は輝ける」と反論が相次いだ。

 女性の社会進出に詳しい千田有紀・武蔵大教授(社会学)は「『女の子は恋が仕事よ』とあるが、今は女性も働き、知識や聡明(そうめい)さもないと生きていけない時代。昭和的価値観を強調するのは時代遅れだ」としている。HKT48の運営管理会社、AKSは「特にコメントすることはない」とし、秋元氏の事務所は期限までに返答がなかった。【野村房代】


・ゲス川谷元妻、“ベッキーへ抗議文”報道を弁明「一点だけ事実と違う」 騒動終焉を願う 2016-05-18 21:24
http://www.oricon.co.jp/news/2071874/full/
 
 13日放送のTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で3ヵ月ぶりにテレビに出演し、一連の騒動を謝罪したタレントのベッキーについて、あす19日発売の『週刊文春』が「ベッキーの“フライング番組収録”に川谷元妻が抗議文を送った!」と報道。記事の一部がウェブで18日午後4時に公開されたが、ベッキーの所属事務所のサンミュージックプロダクションが同日、川谷絵音の元妻の弁護士からの書面を公開し、「週刊文春の記事で、一点だけ事実と違う記載があります」と、“抗議文”という内容を否定した。

 ウェブで公開された記事によると、5月2日にベッキーは元妻に直接謝罪したが、その時点ですでに金スマの収録は済んでいた事実をベッキー側は元妻に知らせず。元妻は13日の放送を報道で知り、ショックを受けた元妻が弁護士と相談の上で、ベッキー側に抗議の書面を送った、と報じている。

 サンミュージックは18日午後9時過ぎ、川谷の元妻の弁護士事務所からの書面をFAXで公開。それによると「明日発売になる週刊文春の記事については、記載されている内容のほとんどは事実とは違うものではありません。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の番組を見て、A子(元妻の仮名)さんが衝撃を受けたの事実です」と、『文春』の記事内容をおおむね認めた。

 一方で「ベッキーさんの自分への謝罪と仕事復帰へのタイミングのズレへの違和感と、放送の内容について、サンミュージックに抗議の書面を送ったという」という部分について、「抗議ではありません」と弁明。サンミュージック社長が放送前に元妻に対して「気分が害されることがあれば、ご連絡下さい」と伝えていたことを明かし、元妻が「あくまでも社長に思いの丈を聞いて欲しいとの気持ちから書いた手紙」であり、「A子さんが社長に分かっておいて欲しいA子さんの気持ちを伝えたもので、これで全てを終わりにしたいとのA子さんの気持ちも当職(元妻の担当弁護士)から伝えております」と説明した。

 また、「A子さんは、ご自分も含めて、川谷絵音さんも、ベッキーさんも、今回の騒動で躓かずに生きて行けるようにしたいと願っています。A子さんは心根のやさしい女性です。A子さんは、川谷絵音さんが社会から猛烈な非難を浴びていることを心配しています」と元妻の心情を代弁。「 どうか、マスコミの皆様におかれましては、3人が今回のことで躓くことなく、将来の人生に向かって、前向きに歩き出せるように応援して頂きたく、心よりお願い申し上げる次第です」と締めくくった。

 弁護士事務所は「A子さんを代理して皆様にA子さんの心境につきご説明させて頂くことで、今回の騒動の終焉とさせて頂きたいと願っております」と騒動の幕引きを期待。サンミュージックも「ベッキー並びに弊社は元奥様に改めてお詫び申し上げ、加えて今後も元奥様のお気持ちを尊重し、発言行動等細心の注意を払って参る所存でございます」とした。 


・生徒による先生いじめの実態 度を超えた過激な仕打ちも 2016年5月12日(木)8時0分配信 しらべぇ
http://sirabee.com/2016/05/12/120441/

学校で繰り広げられるいじめは、なにも生徒同士のものだけではない。生徒による教師いじめも存在するのである。

しらべぇ編集部では、中学時代にひどい教師いじめを目撃したという人たちに取材。その恐ろしい実態が明らかになった。

(1)給食の牛乳を1週間常温で放置...すり替えて教師に飲ませる

「中学3年生のときでした。私の学校はとくに荒れてはいなかったのですが、そのときのクラスが不良の寄せ集めみたいな感じで。粋がっている男子たちがいっぱいいたんです。

そいつらはクラス担任(当時50代男性)をバカにしていて、陰で悪さばかりして手を焼かせていました。担任からの注意に腹が立ったのか、あるときから担任いじめが始まった。

ひとりの生徒が給食で支給されるパックの牛乳を、1週間常温で引き出しの中に隠し持って、給食の時間に担任の新しいものとすり替えたんです。夏だったし、絶対に腐っていたと思います。

先生は、『ん? なんか味が変だな...』と漏らしてましたが、まさかそんなことがされてるとは知らず、飲み続けていました。

女子生徒たちは『さすがにやりすぎだよ...』と思っていましたが、自分たちもいじめっ子に目を付けられたくないとの思いで、何も言い出せなかったんです」(20代女性)

(2)男性教師が授業中にエロサイトを閲覧していると仕立てあげ、学校を辞めさせる

「ある生徒は、ひとりの先生の人生までも変えてしまいました。音楽の優しい先生が(当時40代男性)いたのですが、からかうとおもしろいといって、男子生徒たちのいじめの対象に。

あるとき、パソコンを使う授業で事件が起こりました。先生の指示がわかりやすいように、生徒が見れるモニター画面が教室にあったのですが、そこに突如エロサイトが映しだされたんです。

生徒たちは『先生が授業中にエロサイトを見てた!』と騒ぎましたが、じつはある男子生徒が先生のいないスキを狙って、先生が使っているパソコンを操作していたんです。

先生もそれを知っていましたが、あまりに騒動が大きくなってしまって反論することをやめたみたい。この騒動後、先生は自ら学校を離れました。その男子生徒は、『アイツを辞めさせた!』と得意げでした」?(20代女性)

教師への反抗心から、度を超えたいじめをする生徒たち。中学生であれば、物事の善し悪しがわからない年代でもないはず。

なにがこのようにさせてしまうのか。生徒によるいじめに悩んでいる教師は、全国にもまだいるかもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)


・東京オリンピック招致に買収疑惑 高まる報道不信 名指しされたJOC、電通の反応は?「我々の理解とは異なる」 2016/05/13 05:01
石戸諭 BuzzFeed News Reporter, Japan
山光瑛美 BuzzFeed News Reporter, Japan
https://www.buzzfeed.com/satoruishido/the-guardian-tokyo-2020

東京五輪招致に疑惑が浮上

英紙「ガーディアン」が11日、2020年の東京オリンピック招致を巡り、招致委員会側が当時の国際オリンピック委員会(IOC)の委員で、国際陸上競技連盟(IAAF)の会長を務めていたラミン・ディアク氏の息子が関与する口座に130万ユーロ(約1億6000万円)を支払った疑惑があると報じた。ガーディアンによると、すでにフランス当局が捜査を開始しているという。

ガーディアンは、この口座はシンガポールの金融機関のもので、ラミン・ディアク氏の息子で、国際陸連の「コンサルタント」を務めていたパパマッサタ・ディアク氏につながっているものである、とする。

フランス検察当局は12日、東京オリンピックの招致活動で、東京側が2013年にパパマッサタ氏の関連会社宛てに約2億2000万円を支払っていたと捜査状況を明らかにした。当局は声明の中で「(支払いは)日本の銀行口座からで、名義は2020年東京五輪招致委員会だった」と述べたという(時事通信)。

共同通信によると、ラミン・ディアク氏は国際陸連会長時代にロシア選手のドーピングをもみ消す見返りに少なくとも約100万ユーロの賄賂を受け取った疑惑があり、既にフランス当局の捜査を受けている。シンガポールの口座はこのドーピング隠しに絡む金銭授受にも使われているという。

朝日新聞によると、ディアク氏はセネガル出身で2015年夏まで16年間、国際陸連の会長を務めている。パパマッサタ氏ら息子2人、私的な法律顧問ら非公式のグループで周囲を固め、主導的な立場で不正に関与したという。パパマッサタ氏は国際陸連から永久追放処分を受けた。

ガーディアンによると、ディアク氏は当時、IOCの委員も務めており、13年9月に決まった、東京オリンピック開催にも影響力を持っていた。

また、パパマッサタ氏につながる口座を管理していたのは、スイスのスポーツマーケティング会社「AMS」のコンサルタントを務めていたIan Tan Tong Han氏だと指摘。さらにAMSが大手広告代理店・電通関連の「子会社」であるとし、Ian Tan Tong Han氏と電通が関係しているとしている。

インターネット上では、ガーディアンの記事を引用しながら報じた国内全国紙、通信社の記事に「電通」の名前がないことに「書かれていない」と指摘するユーザーの声があった。

名指しされた関係者は軒並み否定

東京オリンピックの組織委はガーディアンの取材に対し「招致期間中に起きたことは知る術がない」と答えている。

BuzzFeed Newsが12日、JOCの広報担当者に、130万ユーロを東京側が支払ったとするガーディアンの報道について、事実関係を尋ねたところ「報道は我々の理解とは異なる。東京はIOCにベストの提案をして、選ばれた」と話した。支払いの有無について、繰り返し質問したところ「すでに招致委員会は解散しており、ガーディアンの報道に答える立場にない。我々の理解とは異なるとしか言えない」と語った。

また、BuzzFeed NewsがAMS社に問い合わせたところ「担当者が出張のため、答えられない」。電通の広報担当者は「報道されている支払いについては何も知らない。Ian Tan Tong Hanという人物が電通のコンサルタントであったという事実はない。AMSは多くある取引先の一社で、子会社ではなく、出資関係もない。現段階で、弊社にフランス当局からの捜査はない」と話した。

BuzzFeed NewsはIan Tan Tong Han氏のメールアドレスに質問状を送ったが、13日午前1時時点でまだ返信はない。


・電通は日本のメディアを支配しているのか?  2016年05月15日 09:49
http://blogos.com/article/175545/

 「電通は日本のメディアを支配しているのか?」と題するフランスのネット記事を翻訳しておく。

 記者はMathieu GAULENE。配信は5月13日。

 プリントアウトしたらA48枚に及ぶ長い記事だったので、とりあえず、手の空いた間に訳した分だけ五月雨式に掲載する。まずは最初の1頁分。これでやっと8分の1。

 参院選の夜、型破りの反原発候補者であった元俳優の山本太郎はどこの政党の支持も受けず、ツイッターで選挙運動を展開してきたが、東京の参院議席を獲得した。メディアの検閲を受けながら、この熱情的な若い候補者は原発と並んでメディアに対しても激しい批判を向けていた。メディアは「広告代理店の支配下にあり、それゆえ電力会社に買収されている」「原発に関するすべての情報をシステマティックに検閲している」と彼は主張したのである。

 あるテレビ局が彼に放送の最後に発言機会を与えたが、まずスタジオにいるジャーナリストに業界擁護の弁明をさせた。画面では、若い参院議員は返答のために1分弱の時間しか与えられなかった。「僕は簡単な例を挙げたい。これから食糧はキロ当たり100ベクレルまで含有することができる。それは食事を摂るだけで被曝するということを意味している。しかしこのことをテレビは放送していない」そこまで言ったところで山本は発言を遮られた。番組終了のジングルが鳴り、スタジオの司会者は嘲笑しながら番組の終了を告げた。

 広告は文字通り日本全土を覆い尽くしている。列車の中も駅構内もポスターが所狭しと貼られ、スクリーンが並んでいる。ビルの上には巨大な看板が立ち、車には巨大なポスターが貼り付けられ、街路にはコマーシャルソングが響き渡っている。小便器の上に広告のスクリーンがあるレストランさえある。この広告の帝国においてメディアも例外ではいられない。新聞雑誌は、フランスと同じく、相当の頁数を広告に割いているが、それ以上なのがテレビである。

 放送はスポンサーの告知から始まり、以後、五分おきに短時間のスポット広告が、それも同一スポンサーの広告が番組を中断する。考える時間などない。ほとんどのテレビ局はパチンコ業界のようなプログラムを提供している。目障りな色彩、絶えざる騒音、中学生なみの俗悪な笑い。

 このテレビという曲馬館のような騒ぎにおいて、広告は世界的な巨人、電通によってコントロールされている。電通は世界第五位のグループ企業であり、広告業界トップの代理店である。

 日本における第二位の会社であるライバル博報堂と共に、二社は「電博」と呼ばれ、広告、PR,メディアの監視を集中的に行い、国内外の大企業・自治体、政党あるいは政府のための危機管理を担当し、マーケットの70%を占有している。この広告帝国が日本のメディアの論調を決定していると批判する人々がいる。

 電通の重要性を表わす数値を掲げる。2015年において、グループは70億ユーロの売り上げを達成した。これは同時期のFrancais Publicis の売り上げ96億ユーロに続く数字である。ビジネスの中心はテレビ広告。どれもいずれ劣らず突飛なものである。例えば電通は10年前にSoftbankの「白戸家」シリーズを始めた。このCMでは父親が犬で、長男がアメリカの黒人俳優で、家政婦がトミー・リー・ジョーンズである。

 2013年、グループは英国のAegis を37億ユーロで買収し、ロンドンに電通Aegisネットワークを立ち上げて、国際的な企業に拡大した。この国際的なネットワークは世界140カ国に拡がる10社ほどの広告代理店を擁し、デジタル・マーケティングを中心に、盛んな活動を展開している。国際市場で存在感を示し、その売り上げはグループの半分以上(2015年で54.3%)に及ぶ。電通の社員は世界で47000人、日本に7000人いる。

 汐留のビジネス街、日本テレビ、フジテレビ、朝日新聞に隣接して電通タワーがあり、その偉容は辺りを圧している。デザインはフランスの建築家ジャン・ヌーヴェル、軽やかな曲線とガラスの仕切り壁にはいかなる突起物もない。建物の中では、グループの広報部長河南周作が満面の笑みで私たちを迎えてくれる。一階はオノ・ヨーコの白いチェスボードをはじめとする現代美術作品が並べられている。そこからエレベーターで社員たちは各階のさまざまな部課に散らばってゆく。電通は各業界のトップ5を顧客としている。「競合している会社のために働いている社員たちが決して出会わないような仕組みになっています」と河南は私たちに保証してくれた。電通は目に見えないしかた活動しているが、そのイメージはそれほど滑らかなものなのだろうか?


ベッキー&ゲス川谷不倫、川谷絵音との結婚を求めるベッキーの心理分析

2016-02-03 21:56:41 | 芸能、音楽

 今日は清原和博容疑者逮捕のニュースに大衆の目が向いていると思える。清原については、以前から覚醒剤の噂が囁かれており、驚いたというより、やっぱり、という印象の人が多いのではないだろうか。従って、この話題によってこれまで騒がれていた話題が沈静化するということは考えにくい。

 今回は、やや大衆の関心も下降気味になっているのではないかと思えるベッキー&ゲス川谷不倫に関して、ベッキーの心理分析を行ってみたい。

 報道によれば、ベッキーは本気で川谷と結婚を希望しているという。周囲は別れるように説得しているというが、一切聞かず、「最後は一緒になれる」などと、芸能界を引退してでも結婚したい意向を示しているらしい。

 このベッキーの心理をどう見るか。元島田紳助氏などは、あれだけ一途で純粋な恋愛感情を持てるだけの女が今の時代にどれだけいるのかなどと、ベッキーの恋愛感情を絶賛しているが、果たしてそうだろうか。

 確かに、紳助氏が強調する純愛といった概念そのものは大切なもので、人間に本質的に求められるものであることは確かだ。そしてそれを破壊してきたのがフェミニズムだ。フェミ汚染された女達から純愛は失われ、男性を金づるとしか見なさず、女性の都合だけで性欲が楽しめるように男性を繋ぎ止め、そして家事育児の負担を押し付け、結果として女性だけが自由に行動出来る環境をフェミニズムは実現させた。ある時は自己実現として仕事を楽しみ遊ぶ金を得て、ある時は女子会や女性だけでの海外旅行など趣味に明け暮れる。しかも不要となれば男性を捨てて慰謝料と養育費を要求し、自分のための資金源にする。そして新しい男を探す。こんな結婚ばかりが平然とまかり通るような現代を憂う意味で紳助氏があの発言をしたのであれば理解できなくはない。
(乱文注意)

 しかし、ではベッキーにそのような純愛意識が存在するかというと、これまでの印象からとてもそうした良質な意識は期待出来ないように思える。むしろベッキーの意識は既にフェミ汚染された恋愛意識が主体で、自分の都合で好きになって自分の都合で別れるという身勝手なものでしかないようにしか思えない。今のベッキーは、自分の都合で川谷に熱を上げているに過ぎないのだ。

 それを裏付ける根拠として、例えば本ブログの過去論考でベッキーの性格に触れた記載があるので、もう一度思い出してみよう。

・SMAP解散、ベッキー不倫、DAIGO&北川景子結婚、大橋未歩離婚再婚、芸能情報集中の怪
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/28c3c0dfa7a0ab5123825215c30b14b3

 例えば、ベッキーがレギュラー出演しているTBS系「金スマ」で痴漢冤罪特集をした時、彼女は「高校時代に電車内で痴漢を捕まえ、警察に突き出すのが特技」とテレビで公言してきたそうで、「20回以上捕まえた」、「警察に連れて行った」、更に、「自分だけでなく他の女の子が痴漢に遭っていたら、助ける」と発言、「でも半分以上は間違いだった」などと誤認逮捕についてケラケラ笑いながら語っていたという。因みにベッキーの痴漢冤罪については、2chの男性論女性論板で専用のスレッドがあったと記憶している。

 また私の記憶では、番組名は忘れたが、ベッキーが子供達と触れ合う番組内で、結婚観について、「まあ私次第だなー」とまるで自分が主役で男性を見下ろすような印象を思わせる発言をしていた。そしてベッキーのお似合いの相手に関して、同番組に出演していた女の子が「朝青龍」と言ったのを記憶している。これにはベッキーもあまり納得はしていない様子に見えたが、子供達の素直な感覚ではベッキーの強気の言動が朝青龍のイメージに一致していたのかも知れない。勿論その当時は朝青龍の全盛期だった。
(一部引用)

 更に、引用のニュースでもベッキーの傲慢さを裏付けるような言動が見られる。ロケ先で出された飲み水が自分の好みでない冷水だったために酷く怒ったり、飛行機内でスチュワーデスが膝掛けを気を利かせて持ってきたのに粗末に手で払い除けたりなど、まさに女王様気取りである。しかも立場の高い者にはいつも笑顔で元気にしているという点も、彼女の計算高い強かな一面を覗かせている。

 また、過去にベッキーに対して交際を申し込んだタレントも何人かいたはずだ。しかしベッキーはそれらを悉く断っている。これもベッキーの理想の高さを裏付けているのではないだろうか。

 判明しているだけでもこれだけの「前歴」があれば、彼女のどこが好感度、元気印などと言えるだろうか。そんなのはマスコミが作り上げた虚飾の印象に過ぎず、単なる腹黒い女に過ぎなかったということになる。そんな女に純愛など存在するはずがない。

 従って、川谷と結婚したいというベッキーの願望は一時的なものに過ぎず、一旦は結婚するかも知れないが、やがて熱が冷め、破局となってしまうだろうというのが予想されるシナリオではないだろうか。

 今でも2chの関連スレッドではベッキーに対する批判が後を絶たない。反面、何故ベッキーばかりで川谷は批判されないのか、批判が過剰すぎる、と言った声もある。しかし知名度の違い等を考えれば川谷よりベッキーの方がはるかに世間の注目度は高いし影響度も大きい。従って批判も大きくなるのは当然だろう。また批判が過剰すぎると思う人は、好感度などベッキーの表の印象を拭い去れない人達ではないだろうか。既に彼女の本性を見抜いていた人は、ついに化けの皮がはがれたかと思うだけだろうし、好感度の印象から不倫という余りに格差のある印象低下が批判を大きくしている面もあるだろう。まだまだベッキー批判は暫く続くことだろう。

 更に、今回の騒動では特に触れられていないが、そもそも近年になってやたらに混血タレントが増えてきたと言う点も、国際化、外国人受け入れといった、反日フェミが歓迎しそうな機運を反映しているような気がする。となると、ベッキーの後釜には、新たな混血タレントを投入するなどして、今までベッキーが切り開いた外国枠拡大の波を絶やさないことにフェミは躍起になっているのかも知れない。


・ベッキー、裏の顔と不遜ぶりが露呈…飲み物冷たくてADに激怒、機内で一般人に舌打ち 2016.01.26
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13499.html

 21日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、目に涙を浮かべて謝罪した会見直前にベッキーが川谷に「友達で押し通す予定!笑」「オフィシャルになるだけ!ありがとう文春!」などとLINEでメッセージを送っていたという。これを受け、10本に上るCM契約の一部が打ち切られるほか、そのほかの契約は更新されない可能性が高いとみられている。

 ベッキーといえば、これまで“優等生キャラ”が売りだっただけにイメージダウンは避けられないが、スポーツ紙記者は語る。

 「10年前にベッキーがバラエティー番組で『痴漢退治が得意』と公言し、今まで5人捕まえたけど2人は間違いだったと笑いながら話したことがありました。痴漢の誤認逮捕は当時社会問題になっていた頃で、痴漢誤認逮捕の被害者らがベッキーを訴えようとしていると報じられるなど、波紋を呼びました」

 また、テレビ制作会社にADとして勤務していた女性は語る。

 「ベッキーは相手の立場を見て態度を変える典型的なタレントのひとりです。ベッキーの現場の飲み物は常温の水と決まっているのですが、あるロケでベッキーに常温の水を手渡したのですが、口をつけると冷たく感じたようで、『冷たいっ! 常温って言ってるでしょ!』とかなり怒っていました。監督やプロデューサーのような偉い人の前ではいつも笑顔で元気なのですが、私のような下っ端には接し方が全然違うのだなと思いました」

 さらに、飛行機内でベッキーと遭遇したことがあるという女性は語る。

 「CA(キャビンアテンダント)さんへの対応の粗雑さが目立ちました。スーパーシートに座っていたベッキーに、CAさんが気を遣って膝かけを持ってきたのですが、舌打ちして片手で払うような仕草をしたのです。テレビで見ていた印象とあまりにも違いすぎて驚きました」

 ベッキーのこうした振る舞いの背景について、大手芸能事務所関係者は次のように分析する。

 「酒井法子が覚せい剤事件で所属事務所のサンミュージックをクビになった後、ベッキーは同事務所の稼ぎ頭で屋台骨でした。事務所スタッフや社長までが当時まだ20代だった彼女に頼り切っていました。多忙だったことは事実ですし、彼女ひとりにかなりのストレスがかかっていたと思います。しかし、そんな状況の下でいつしか天狗になってしまったのでしょう」

 ベッキーの今後が思いやられる。
 (文=編集部)


<その他の話題>
・7歳女児をひき逃げ 容疑の女逮捕 京都・山科 2016.1.31 21:41
http://www.sankei.com/west/news/160131/wst1601310095-n1.html

 京都府警山科署は31日、小学2年の女児(7)を車でひき逃げしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の疑いで、京都市山科区東野門口町、パート従業員、石井和美容疑者(44)を逮捕した。

 逮捕容疑は1月12日午後4時15分ごろ、同市山科区西野山百々町の市道交差点で、横断歩道を渡っていた女児を右側から軽乗用車ではね、右すねを骨折させる重傷を負わせ、逃走した疑い。

 山科署によると、「(現場を)通行したが、事故を起こした覚えはない」と供述している。

 現場では事故時、石井容疑者の車と同じ色の軽乗用車が目撃され、付近の防犯カメラに写っていた車とナンバーの一部が一致したことなどから関与が浮上。山科署の捜査で、石井容疑者の車の左前部にこすったような傷が見つかった。


・17歳少女?、高速を暴走 46キロオーバー容疑で逮捕 2016年2月2日19時34分
http://www.asahi.com/articles/ASJ225WS7J22OIPE023.html

 岐阜県警は2日、自称富山県氷見市のアルバイトの少女(17)を道路交通法違反(速度超過)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 県警高速隊によると、少女は2日午後2時半ごろ、岐阜県美濃市須原の東海北陸自動車道上り線で、指定最高速度の時速80キロを超える時速126キロで軽乗用車を運転した疑いがある。

 パトロール中の警察官が速度超過を見つけ、停止を求めたが逃走。約7キロ先で止まった。免許は持っておらず、20代男性が一緒に乗っていたという。県警は走行目的を調べている。


・恐喝容疑で書類送検の女性弁護士を不起訴処分 2016.2.2 19:14
http://www.sankei.com/west/news/160202/wst1602020061-n1.html

 大阪地検は2日、自らが弁護人を務める被告と共謀して司法書士の男性から現金500万円を脅し取ったとして、恐喝容疑で大阪府警に書類送検された大阪弁護士会所属の女性弁護士(45)を、不起訴処分としたと発表した。処分は1月29日付。地検は詳しい処分内容や理由を明らかにしていない。


・恐喝容疑の共犯で女性弁護士を書類送検 「どうなっても…」の手紙示し 大阪府警 2016.1.20 12:34
http://www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200057-n1.html

 自らが弁護人を務める被告と共謀し、司法書士の男性から現金500万円を脅し取ったとして、大阪府警が恐喝容疑で、大阪弁護士会所属の女性弁護士(45)を書類送検していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 送検容疑は、平成26年4月、弁護人を務める男(31)=別の恐喝罪などで起訴=と共謀し、男の知人で司法書士の男性(40)に対し、「信用を裏切ると、どうなっても知りませんよ」などと書かれた手紙を示し、現金500万円を脅し取ったとしている。「手紙に脅しの文言はなかった」と否認している。

 府警は昨年1月、この司法書士の男性から「美人局」の手口で現金5千万円を脅し取ったとして恐喝容疑で男を逮捕。女性弁護士は警察署で男と接見した際に手紙を受け取り、別の知人を通じて手紙を見せたという。


SMAP騒動における権力をフェミニズム権力に置き換えて考察せよ

2016-01-19 12:48:59 | 芸能、音楽

 SMAP騒動はこれで収束へ向かうのか。18日放送のフジ系「SMAP×SMAP」でメンバー5人が揃って生出演し、各自がコメントを述べ、今後もグループが存続していくことを視聴者に伝えた。だがこの放送を観た視聴者からは、「何故木村が中心なのか」、「言わされている」など疑問の声も少なくない。

 この騒動については至る所で情報が飛び交っているので、ここで詳しく解説する必要はないと思うが、ここで我々が教訓とすべきことは何なのか。それを学び取る必要があると思う。

1.どんな分野にも存在する「権力の誇示」
 この騒動で我々が学び取るもの、それは「権力の誇示」ということだ。今回はその話題の中心がSMAPだったから報道も過熱し、国民も関心を寄せたに過ぎないのであって、世の中には様々な権力の誇示がある。しかしその多くは大きく報道されるわけでもなく、平然と権力の思うままに行われていることが沢山ある。

2.世界最大の権力「フェミニズム権力」
 中でも典型的なのは、本ブログの話題の中心であるフェミニズム関連の権力だ。男女共同参画はじめ、女性活躍推進、そのお題目の実行手段として、管理職等の女性比率の嵩(かさ)上げ、DV、セクハラ、女性専用車両、など、様々な分野で女性の権力強化を図り、男性を捻じ伏せている。

3.フェミ権力には多くの女性が加勢
 だが、これらの権力は、SMAP騒動と違い、多くの女性が権力側に加勢しているため、一部の男性や女性が反対意見を唱えても、権力側は一切聞く耳を持たない。そればかりか権力側の女性達から逆襲され、例えば「女性専用車両に反対する者は痴漢と同じだ」などと更に敵意をむき出しにして反論を許さない雰囲気が作り上げられてしまっている。

 これ以外にも、過去に本ブログでも取り上げた美濃加茂市イベントポスターの良田胡蝶や、志摩市イメージキャラクター壁志摩メグなど、フェミ権力によって自治体から撤廃に追い込まれたものもある。これらは、一度は実施されたものの、フェミ権力の実行部隊である女性団体を中心に反対運動が繰り広げられ、マスコミがそれに加勢し撤回に追い込まれた。

 これらの権力VS非権力の構図をまとめると以下の様になる。

(権力)        (非権力)
<SMAP騒動>
ジャニーズ       飯島三智マネ
木村拓哉        木村以外の4人

<良田胡蝶>
フェミ女性団体     美濃加茂市、観光協会
一部の女性       地元民、大半の国民

<碧志摩メグ>
フェミ女性団体     志摩市
影響された一部の海女  影響を受けない多くの海女、大半の国民
公認撤回署名      公認存続署名

<女性専用車両>
男女共同参画局
フェミ女性団体
公明党
大半の一般女性     男性を主とした国民

<女性活躍推進>
男女共同参画局
フェミ女性団体
与野党
高学歴女性など     専業主婦、一般男性など


 このように、全ては権力側の独裁状態であり、非権力側は全く太刀打ち出来ないのが実情だ。

4.キムタクがSMAPの新リーダーに?
 しかし、今回のSMAP騒動における「権力の誇示」を感じた女性達によく考えて欲しい。昨日のテレビ放送で、今回の騒動を謝罪するメンバーの姿に哀れみや同情の気持ちを感じた人は決して少なくないだろう。権力に捻じ伏せられた木村以外の4人、特に中居正広はリーダーであるにも関わらず一番端に並ばされていた。一方で最初から権力側に付いていた木村拓哉は中心に立ち、グループを主導するような形でコメントしていた。これらの演出も全て権力側の指示というのは容易に想像が付く。もしかすると、今後リーダーが中居から木村に変更になる可能性すら感じさせる。

5.自分が権力側に立つ可能性を女性は自覚すべき
 こうした権力側の「暴挙」を多くの人は腹立だしく思うだろう。しかし、状況が変ると自分が権力側に立っていることもあるということに、どのくらいの女性が感じているだろうか。女性活躍推進や女性専用車両などは全て権力側によって実施されているもの。しかしこれらに多くの女性は何の抵抗感も無くその時勢に乗っかっているのではないだろうか。

 同じ権力でも、自分が不快なものには権力を非難するが、自分に都合のいいものには権力を応援する、これでは一貫性がない。権力というのは必ず犠牲者が多く発生する。従って、自分に都合がいいからといって権力側に便乗することは決してあるべき姿ではないということを女性は認識して欲しい。今回のSMAP騒動は、それを考えるいい機会だったと言えるのではないだろうか。


・SMAP立ち位置&コメント順に変化 中居が端、木村がセンターに「違和感」の声続出 2016年01月18日 23時21分
http://npn.co.jp/article/detail/00348074/

 解散騒動の渦中にあったSMAPのメンバーが18日、フジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演。一連の騒動について謝罪し、存続の意を表明した。そんな中、ネット上ではSMAPメンバーの立ち位置やコメント順に、「違和感」の声が続出している。

 番組冒頭にそれぞれコメントを発表。メンバーは左から、中居正広、草なぎ剛、木村拓哉、稲垣吾郎、香取慎吾の順に立ち並び、まず口火を切ったのが、センターにポジションを取った木村。そして、稲垣、香取、中居、草なぎの順でコメントし、最後にまとめたは木村だった。

 基本的にはリーダーの中居がセンターに陣取ることが多く、また最初にコメントするのも中居が通常。さらに、締めのコメントもいつもならば中居が担当するはずだが、今回は木村だった。

 メンバーの立ち位置やコメントの順番に対してネット上では「違和感」という声が続出。さらに「闇を感じた」「なんでキムタクがセンターなのか」「中居が端だったのがおかしい」「中居が端に追いやられて喋るのも4番」「闇は深いのか」「何だか…」「何か意図がある」といった声も多数上がっている。


・SMAPを公衆の面前で謝罪させ恥をかかせた、ジャニーズ・メリー副社長の異常な横暴 2016.01.18
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13369.html

 先週来世間を賑わせてきたSMAP解散騒動が、一気に収束に向かう様相を呈してきた――。

 一時は解散不可避との報道が目立ったが、18日に所属事務所のジャニーズ事務所が文書を発表し、「皆さまを大変お騒がせ致しました事、深くお詫び申し上げます」と謝罪。さらにSMAPメンバーは全員揃って同日放送のテレビ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に生出演し、「これからも、よろしくお願い致します」(中居正広)、「5人でここに立てたことを安心しています」(草なぎ剛)、「これから自分たちは何があっても、ただ前を見て進みたいと思います」(木村拓哉)などと語り、グループとしての活動を継続させることを発表した。

 フジは同番組の一部が急遽生放送になることを事前に公表していたため、番組内でSMAPメンバーらが謝罪することは予想されていた。放送前の段階で大手芸能事務所関係者は、次のように語っていた。

「そもそも今回の解散騒動のきっかけは、メリー喜多川・ジャニーズ副社長とSMAPマネージャー・飯島三智さんの間の長年にわたる諍いです。そして昨年1月に『週刊文春』(文藝春秋)に掲載されたインタビュー記事内でメリーさんが、『あの子たちは踊れないからダメ』と公然とSMAPを酷評するばかりか、飯島さんに向かって『(娘で副社長の藤島ジュリー景子氏と対立するなら)SMAPを連れて事務所を出て行け』と叱責した“事件”です。つまり、超人気グループ解散の原因を事務所側がつくったばかりか、テレビを通じて大勢の視聴者の前で所属タレントに謝罪をさせ恥をかかせる事態を招いたのです。芸能事務所の行動としては、ありえません」

 さらに一部報道によれば、ジャニーズ側は、SMAPがメリー氏に加えて放送局や広告関係者へ“謝罪行脚”することを活動継続の条件にしているとも報じられている。

「まずファンや関係者に謝罪すべきは、今回の騒動を招いたメリーさんや飯島さんです。ジャニーズは文書で記者会見はしないとしていますが、ここまでの混乱を招いておいて文書一枚でとりあえずの謝罪の体裁を取り繕い、公の場に姿を現さず平然としているなどということは、芸能事務所の姿勢として許されることではありません。少なくとも、経営者であるメリーさんは会見を開いて直接自身の言葉で謝罪すべきです」

現場は混乱か

 さらに別の芸能事務所関係者は、今回の騒動がテレビ局をはじめとするマスコミ界・芸能界の、ジャニーズとのつきあい方にも影響を及ぼすと語る。

「一連の騒動を通じて露呈したのは、ジャニーズの横暴さです。ジャニーズはテレビ番組の内容や演出について執拗に注文をつけたり、タレントの起用に関して当然のようにバーターを求めたりするため、ジャニーズをよく思っていない局関係者が多いのは事実です。さらに、SMAPには全体を統括する飯島さんのほか、各メンバーにひとりずつマネージャーがついていますが、この計6人の“飯島班”は全員ジャニーズを去る可能性が高いとみられています。SMAPを育てた飯島さんに対する局現場からの信頼は絶大ですが、それゆえSMAPに関することはなんでも飯島さんが独断で進めてしまうため、実はSMAPに関する情報はジャニーズ内でほとんど共有がされておらず、飯島班の人間以外は誰も把握していない。そんな状況のなかでジャニーズはSMAPをマネジメントすることになるのですから、現場が混乱することは目に見えています」

 果たして今後、何事もなかったようにSMAPは活動を続けることができるのだろうか。


SMAP解散、ベッキー不倫、DAIGO&北川景子結婚、大橋未歩離婚再婚、芸能情報集中の怪/強姦冤罪

2016-01-13 23:02:31 | 芸能、音楽

 ベッキーとゲスの極み乙女の川谷絵音との不倫報道が大きな話題となっているところへSMAP解散のニュース、これでDAIGOと北川景子の結婚、大橋未歩の離婚と再婚同時発表の話題は完全に吹っ飛んでしまったのか。またここまで芸能情報が集中するのは単なる偶然なのだろうか。

 時系列的には、大橋未歩、ベッキー&ゲス川谷、DAIGO&北川景子、SMAPの順だ。それぞれの話題について簡単に説明しよう。

 まず大橋未歩が離婚と再婚をほぼ同時に発表した話題。あまりに早い再婚のタイミングに、婚姻中に不倫していたのではないかと疑われている。しかも大橋自身が3年程前に軽度の脳梗塞を患った時、当時の夫である城石憲之から献身的な介護を受けていたこともあり、「尽くしてくれた旦那をよく捨てられるものだ」という非難の声が上がっているという。確かに「恩知らず」と批判されても仕方ないだろう。

 次にベッキーとゲス川谷との不倫の話題。これはTDSデート、ホテル宿泊、ゲス川谷の実家訪問、そしてLINEでの川谷とのやりとりなど、幾つかの決定的な証拠が挙がっているだけに非難は免れない状況だ。特にCMやレギュラー番組を多く抱え、知名度、収入、芸歴、そして年齢共に川谷をはるかに上回るベッキーへの批判が集中している。更にベッキーは質問禁止の条件で釈明会見を行い、川谷は友達であると不倫を事実上否定したことなどが更なる波紋を呼んでいる。しかも明日発売の週刊文春で更なる続報が出そうな状況なので、まだ暫く騒動は続きそうだ。この話題で大橋未歩は命拾いしたと言えるだろう。強かな女は悪運も強いということなのか。

 続いてDAIGOと北川景子の結婚の話題。これは決してスキャンダルではなく純粋に祝福すべき話題で、以前から噂もされていたことなので何も問題ないのだが、ベッキー不倫の話題に完全に隠れてしまった。

 そしてSMAP解散の話題。これはまだ本日報道されたニュースなので続報が次々と入るだろう。現状判明している情報としては、SMAPが長年世話になっていた女性マネージャーがジャニーズ経営陣と対立し、退社が決定的となったのに伴い、SMAPのメンバーのうち木村拓哉を除く4人が揃ってジャニーズを退社するというもの。これに関してはSMAP自身に非があるわけではないのだが、トップスターの解散ということで大きな話題となっている。またNHKニュースにもこの話題が取り上げられたことが更に話題を呼んでいる。しかし一方で、この話題に紛れてベッキー不倫を有耶無耶にしてはいけないといった危惧の声もある。

(1/14追記始め)
 尚、SMAP関連について、下方にある関連ニュースリンク(緑文字)の最後に関連ニュースを追加した。それによると、本日発売の週刊新潮の報道とワイドショーの報道とにかなりイメージの違いがあるようだ。こちらの記事では、ジャニーズ副社長のメリー喜多川氏が女性マネージャ飯島三智氏に圧力をかけ解雇させたことや、紅白歌合戦のトリをSMAPにするようにNHKと飯島氏が調整していたところ、メリー氏が激怒しSMAPをトリにするくらいなら全員引き上げると圧力をかけ、近藤真彦をトリにねじ込んだ話なども解説されている。詳しくはリンクのニュースをご覧頂きたい。
(1/14追記終り)

 以上4つの話題を紹介したが、この中で長く尾を引きそうなのは何と言ってもベッキー不倫の話題だろう。これまで清純派として売り込んできただけに、好印象の急転直下となるだろうという見方が専らだ。だがベッキー側も事務所を上げて擁護しているらしく、ネット上でも工作員と思しき者によるベッキー擁護のコメントが散見される。主な内容は、誘ったのは川谷の方から、結婚を隠し交際開始した川谷は確信犯(*1)、ベッキーは会見したのに川谷は謝罪文だけ、川谷は精神的に未熟で幼稚、川谷は元々浮気性、など、信頼性はともかく川谷の非を強調するものが多い。中には、男は女を守るべきで全部罪を背負うのが男の使命だ、といったものもあった。

(*1)確信犯という言葉は本来、本人は本気で信じ込んでいて罪悪感がないような状況を意味するのだが、誤用された使い方として、悪いことと判っていて敢えて行うという意味で使われることが多々ある。ここでは誤用された方の意味で使っている。

 またタレントでもデヴィ夫人、武田鉄矢、さま~ず三村、西川史子、カンニング竹山などベッキー擁護の発言が相次いでいる。これらの多くはベッキー側の擁護勢力に配慮したものと解釈できる。(カンニング竹山はベッキーと同じ事務所)

 しかし、こうした川谷批判が却ってベッキー批判に拍車をかける可能性もある。企業でも不祥事が起きれば社長など経営幹部の責任が重くなるのと同様、社会的立場の高い方がより責任は重くなるというのが一般的だ。前にも記載した通り、知名度(=収入)、芸歴、そして年齢、共に川谷よりベッキーの方が上だから、社会的立場も明らかにベッキーの方が上と考えるのが妥当だろう。従って、例えば結婚を隠して川谷が近寄ってきたからというのも言い訳にしか思われないのではないだろうか。しかも川谷が既婚者であることを知った後でも交際は深まり、川谷の離婚を待つようなLINEでのやりとりがあるのだから、すでに不倫の共犯者である。このように、たとえベッキー擁護の目的ではなくても、川谷批判がベッキーへの批判そらしと解釈されてしまう可能性もあるのだ。

 加えて、ベッキーの釈明会見が質問禁止で一方的に行われたことや、今判明しているTDS、ホテル、実家、LINEといった様々な不審点について何の弁明も無いまま、川谷とは友達と明言したこと、会見が国民向けではなくCM契約しているスポンサー向けではなかったのかといった点など、会見が薮蛇になったという感も否めない。

 そして今回の不倫騒動で、今までのベッキーの清純派イメージは単に視聴者向けの「演技」に過ぎなかったのかとファンならずとも多くの人を失望させ、多大なイメージダウンは免れそうにない。

 逆に、以前からベッキーを快く思ってなかった層は勢い付いている。例えば、ベッキーがレギュラー出演しているTBS系「金スマ」で痴漢冤罪特集をした時、彼女は「高校時代に電車内で痴漢を捕まえ、警察に突き出すのが特技」とテレビで公言してきたそうで、「20回以上捕まえた」、「警察に連れて行った」、更に、「自分だけでなく他の女の子が痴漢に遭っていたら、助ける」と発言、「でも半分以上は間違いだった」などと誤認逮捕についてケラケラ笑いながら語っていたという。因みにベッキーの痴漢冤罪については、2chの男性論女性論板で専用のスレッドがあったと記憶している。

 また私の記憶では、番組名は忘れたが、ベッキーが子供達と触れ合う番組内で、結婚観について、「まあ私次第だなー」とまるで自分が主役で男性を見下ろすような印象を思わせる発言をしていた。そしてベッキーのお似合いの相手に関して、同番組に出演していた女の子が「朝青龍」と言ったのを記憶している。これにはベッキーもあまり納得はしていない様子に見えたが、子供達の素直な感覚ではベッキーの強気の言動が朝青龍のイメージに一致していたのかも知れない。勿論その当時は朝青龍の全盛期だった。私自身も正直ベッキーについてはそれほど好印象は持っていないのだが、同様な感覚の人も決して少なくないように思える。

 ベッキーの真の性格というのは判らないが、少なくとも発言に一定の自由度のある番組に出演していた頃の彼女の印象は、誰にも遠慮なく物を言い、対立しても引き下がらないといった、ある意味フェミニズムが理想とするような女性像が感じられる。特に男性との口論には強気だった印象がある。痴漢冤罪にしても、その強気の意識故に男性に対する差別意識が心のどこかにあったからではないだろうか。また今まで多数の番組に起用されたのも、フェミの後ろ盾があったからではないのかという推測も出来る。

 ベッキーの話題はまだ続報が入ると思うので、引き続き注視する必要がありそうだ。

 話題は変るが、強姦冤罪の判決が下された。引用ニュースの内容をご覧いただけば判るように、警察、検察の杜撰な取調べ、分析がこうした結果を招いてしまったと言えるだろう。まだこの男性の場合は既に釈放されているので、検察側が上告する可能性もほぼありえないと思えるので良かったと思うが、冤罪の再審すら行われず、濡れ衣を着せられたまま服役している人達が他にも沢山いるのではないかと思うと非常に不憫である。しかし現状ではフェミ権力の性犯罪厳罰論の圧力に抑えられ、男性陣は異議も唱えられないまさに北朝鮮並みの言論統制に喘いでいるのが現状だ。

 今回は簡単な考察にとどめておく。まず事件が起きたのは7日で、通報は男性を見かけた10日にしている点。何故男性を見かけてから通報したのか疑問だ。次に検察側は女性の体内に残った精液は微量で分析不能とした、そして分析メモを廃棄している。これに対し、弁護側は分析するには十分な量があり、別人のDNAが検出と判定出来た。しかし検察側は女性の胸に被告の唾液のような付着物から被告のDNAが検出されたと主張している点。ここで疑問なのは「唾液のような」という曖昧なものを何故根拠にするのか。精液で証拠が出せそうにないので適当に証拠を捏造しているのではないかと疑いたくなる。

 それに胸の得体の知れない付着物を採取したのは少なくとも事件から3日以上経っているはず。それまで女性は風呂にも入らなかったのか。精液なら体内なので数日残るかも知れないが、胸の付着物は体の表面なので消失する可能性が高い。着用していたブラジャーなどの下着から採取したとも考えられるが、その詳細な説明がない。

 更に女性の言うように、手を引っ張って200m連れられ、アスファルトの上で暴行されたのなら女性に何らかの外傷があってもおかしくないのにそれらの形跡がないこと、そして男性は酔っ払っていて覚えていないと主張しているが、それ以外何も言っていないのかという点。

 そもそもニュース記事は警察発表から作成されるので、男性が本当に言ったことは本人に聞かない限り判らない。警察発表もどこまで信用出来るのか、それすら疑わしい時代になってしまったのは非常に残念だ。


・汚れたベッキー、キレイ事発言連発の裏で不倫三昧…妻との離婚を催促の生々しいLINE 2016.01.07
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13214.html

 1月7日、タレント・ベッキーとロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫を、各メディアが一斉に報じた。

 各メディアの報道を総合すると、ベッキーと川谷は昨年10月頃から親交を深め、今年の元日には川谷の故郷である長崎県の実家を2人で訪れたという。さらに、ベッキーは川谷が既婚者であることをすでに知っており、川谷の離婚話を2人がLINEでやり取りする生々しい内容まで報じられている。

 報道前日の6日夜にベッキーは会見を開いて謝罪したが、「お付き合いということはなく、友人関係」と不倫を否定し、質疑応答なしの一方的なものに終わった。

 元気で明るいキャラクターが持ち味のベッキーは、「口から出る言葉は、ハッピーな響きのほうがいい」「場所にも空間にも、感謝の気持ちを」など、ポジティブな発言が多いことで知られ、タレントの人気を表す「テレビタレントイメージ調査」(ビデオリサーチ調べ)の女性部門で1位になったこともある好感度タレントの代表格だ。

 さらに、これまで恋愛沙汰が皆無だったことから、“スキャンダル処女”としても知られていただけに、降って湧いたような今回の不倫騒動は世間の衝撃を倍加させている。テレビ局関係者が語る。

「バラエティ番組のレギュラー10本を抱えるベッキーは、頭の回転が良く機転が利くため現場スタッフからの評判も良く、重宝されています。しかし、時に『キレイ事ばかり』といわれるほど清廉な発言が多かったことから、これまでのイメージを台無しにするような“不倫略奪愛”は相当な痛手となるでしょう。

 報道によると、ベッキーは川谷に離婚を促すような発言もしており、今後は、何を言っても視聴者から“不倫女”という目で見られてしまうため、制作サイドもこれまでのように積極的には起用しづらいのが本音でしょう」

タレント生命の危機?

 ベッキーは、CM契約10社を誇る“CM女王”としても知られているが、企業イメージを一身に背負うCM出演中の不祥事やスキャンダルは、タレントにとって“御法度”だ。

「これまで浮いた話とは無縁だったベッキーですが、今年で32歳ですから、さすがに恋愛すること自体は許容範囲だと思います。しかし、今回のような既婚者とのスキャンダルは致命傷といわざるを得ません。

 自分に求められていることをよくわきまえているベッキーは、自身のパブリックイメージについても自覚していたはず。それだけに、最初から妻帯者と知っていれば、自身にしっかりと歯止めをかけ、交際に至るまで深入りしなかったのではないでしょうか。ベッキーが『ゲス』のファンであることは有名だったため、独身を装って近づいたのであれば、川谷の責任は重いといえるでしょう。

 いずれにせよ、ベッキーはこれまでのような優等生キャラを貫くのは難しいでしょうから、今後の活動に大きな支障が出ることは必至。これまでのイメージとのギャップを考えると、『タレント生命の危機』と言っていいでしょう」(芸能事務所関係者)

 正月気分を吹き飛ばすようなこの騒動に、一般の人々はどんな反応を見せたのだろうか。以下は、その一部だ。

「これまでのイメージを覆すような報道に驚きました。独身だと思って付き合い始めたのだとしたらかわいそうだし、奥さんがいることを知らされた時のショックは想像すらできませんが、もうこれまでのようなポジティブ発言はできないでしょうね。何を聞いてもしらけてしまいますから」(20代女性)

「会見では不倫を否定していたが、さすがに無理がある。LINEに残されたホテルでの自撮りなどは、どう説明するのだろう。どんな経緯だったにせよ、川谷の奥さんの心中を察する」(30代男性)

「もうテレビで見ても笑えないですよね」(20代男性)

 ベッキーは1月1日のブログで「人生ですから、悲しいこともあるかもしれませんが、それも抱きしめていきます」と意味深な発言をしているが、その前途は多難のようだ。
(文=編集部)


・大橋未歩の離婚&再婚に「介護してくれた旦那をよく捨てられたな」の大合唱 2016年1月9日 5:59 PM 
http://www.asagei.com/excerpt/50454

 テレビ東京の人気女子アナ・大橋未歩が、元プロ野球選手で現在は日本ハムの1軍打撃コーチを務める城石憲之と昨年春に離婚していたことが明らかになった。同時に、大橋アナが年下の同局社員とすでに再婚したことも発表され、女子アナ界前代未聞の「離婚&再婚同時発表」という出来事にメディアは騒然となっている。

 「時期がおかしい。90%以上の確率で不貞があったのでは?」「二流選手の旦那を捨てたと言われたくなかったんだろうね」「適齢期に華やかなスポーツ選手と結婚。旦那が出世しないとわかったら同僚の年下を誘惑して再婚。パーフェクトな女の人生(笑)」と、とくに女性からはほぼ一方的にブーイングの嵐だ。

 「大橋アナは13年1月に軽度の脳こうそくを発症。約8カ月間の自宅療養中は、元夫の城石が大橋の体を気遣い、毎朝手作りのスムージーを飲ませるなど献身的な介護を行ったことで知られています。そんな背景があるため『尽くしてくれた旦那をよく捨てられるものだ』などと、大橋への非難が集中してしまうのはしかたないかもしれませんが、再婚という既成事実をつくってしまってからなら、『旦那を捨てた』バッシング一辺倒にはならずに済みます。もしそう考えての段取りなら、なかなかの策士だと思いますね」(週刊誌記者)

 男性ファンからは「知名度や稼ぎより人間性を選んだ」として好感度が高かったアナだけに、このスピード再婚でイメージダウンは必至だろう。

 「それにしても再婚の時期が早すぎる。普通なら不貞を怪しまれるので避けるはずですが、それでも踏み切ったのは妊娠などの理由まであるとみています」(前出・週刊誌記者)

 一方で、城石に捨てられての当てつけ再婚ではとの声も一部からは聞こえてくるが、今回の騒動で人気急落は避けられない。“ライバル”大江麻理子との差はますます開くばかりだ。
(臼田鞠子)


・強姦罪で1審実刑の被告保釈 DNAで別人 2015年12月30日 07時45分(最終更新 12月30日 07時45分)
http://mainichi.jp/articles/20151230/k00/00m/040/095000c

 鹿児島市で2012年、当時17歳だった女性に暴行したとして強姦(ごうかん)罪に問われた男(23)の控訴審で、福岡高裁宮崎支部が実施したDNA型鑑定の結果、女性の体内に残された精液から男とは別人の型が検出され、男が今年3月に保釈されていたことが分かった。控訴審判決は来年1月12日に言い渡され、懲役4年の実刑判決とした1審・鹿児島地裁判決(14年2月)が変更される公算が大きい。実刑判決を受けた被告が裁判中に保釈されるのは異例だ。

 事件は12年10月7日午前2時過ぎ、鹿児島市の路上で発生し、同10日、女性が同市で男を見かけ、容疑者であるとして警察に110番。翌月15日、容疑が固まったとして鹿児島県警が逮捕した。男は捜査段階から「酒に酔っていて記憶がない」と無罪を主張している。

 裁判では(1)女性の胸に付着した唾液のような液体(2)女性の体内に残された体液--の二つのDNA型鑑定が焦点になった。鹿児島県警の捜査段階の鑑定は(1)から男と一致するDNA型が検出され(2)から精液は確認されたものの、抽出されたDNAが微量だったため、型の鑑定はできなかった、との結果だった。

 1審判決はこれらの鑑定を重視。(2)について「精液の検出は男から暴行されたとの女性の供述を強く裏付けている」と判断し実刑を言い渡した。

 控訴審では、弁護側の請求を認め、高裁宮崎支部が再鑑定を実施。複数の関係者によると、今年2月に出た鑑定結果で、(2)から男とは別人の第三者のDNA型が抽出され、女性が当時はいていたショートパンツから検出されたDNA型とも一致した。高裁宮崎支部は翌月、男を保釈した。【鈴木一生、志村一也】

鹿児島県警、鑑定メモ廃棄

 鹿児島市で女性に暴行したとして強姦罪に問われた男の控訴審では、弁護側は鹿児島県警のDNA型鑑定を激しく批判している。精液について「DNA型の特定は不可能」とした捜査段階の鑑定が、福岡高裁宮崎支部依頼の鑑定人によって覆ったからだ。来月の判決が鑑定の妥当性をどう判断するか注目される。

 「簡単に(DNAが)出たのでびっくりした」。2審の鑑定人(大学名誉教授)はこう表現した。県警は型の鑑定ができなかった理由を「DNAが微量だったため」としていたが十分な量があったという。弁護側は「県警の技術は拙劣だ」と批判し、検察側は「県警は女性の体液と精液を極力分離する作業を行っており、鑑定の経過が異なる」と反論した。

 県警の鑑定を担当した職員が、過程を記したメモを廃棄した点も焦点の一つだ。鑑定人は証人尋問で「ノートに一部始終を記録(メモ)するのが普通で明らかに異様」と強く批判。検察側は「(鑑定人のような)研究者と(警察職員では)立場が異なる」と主張し、メモの廃棄は問題ないとの立場だ。【鈴木一生】


・鹿児島・強姦事件 23歳被告に逆転無罪 高裁宮崎支部 2016年1月12日 13時42分(最終更新 1月12日 14時29分)
http://mainichi.jp/articles/20160112/k00/00e/040/189000c

 鹿児島市で2012年、当時17歳だった女性に暴行したとして強姦(ごうかん)罪に問われた男(23)の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部(岡田信=まこと=裁判長)は12日、懲役4年の実刑判決とした1審・鹿児島地裁判決(14年2月)を破棄し、逆転無罪を言い渡した。控訴審で新たに行われたDNA型鑑定で、女性の体内に残された精液から被告とは別人の型が検出されたことが判明。高裁宮崎支部は昨年3月に被告を保釈しており、判決が注目されていた。

 被告は12年10月7日午前2時過ぎ、鹿児島市の繁華街で女性に声をかけ、近くの路地に連れ込んで暴行したとして逮捕・起訴された。捜査段階から一貫して「酒に酔っていて記憶がない」と無罪を主張し、弁護側も「『暴行された』とする女性の証言に信用性がない」と訴えていた。

 最大の焦点は、女性の体内に残された精液のDNA型鑑定の結果だった。捜査段階で行われた鹿児島県警の鑑定は「精液は確認されたが抽出されたDNAが微量で型の鑑定はできなかった」との結果で、1審判決はこれを事実上、被告の精液と位置づけて有罪判決を導いた。

 ところが、控訴審で行われた日本大学の押田茂實名誉教授(法医学)による再鑑定では、「簡単に」(押田名誉教授)DNAが抽出され、被告と異なる第三者の型と判明。しかも、女性が当日はいていたショートパンツから検出された第三者の型とも一致した。これを受け、高裁宮崎支部は昨年3月、被告を保釈した。

 弁護側はこの再鑑定を踏まえ「1審の誤りは明らかだ」と主張。さらに(1)女性の証言通りなら、アスファルトの上で服を脱がせて暴行したことになるが、女性はけがを全くしておらず常識的に考えて不可能だ(2)被告は酩酊(めいてい)状態で「自転車に乗りながら女性の腕をつかみ、強引に約200メートル離れた現場まで連れて行った」とする女性の証言も不自然??などと訴えていた。

 控訴審では、検察側も新たに別の大学教授にDNA型鑑定を依頼し、「被告の関与を裏付ける結果が出た」として証拠採用を求めたが、高裁宮崎支部が退けた。さらに、捜査段階の鑑定を担当した県警技術職員が数値などを書き留めたメモを廃棄したことが明らかになっている。

 検察側は女性の胸の唾液のような付着物から被告のDNA型が検出されていることから「女性の証言に信用性はある」と反論していた。【鈴木一生、志村一也】

 

(1/14追記)
<SMAP関連の続報>

・SMAP解散で「新潮」が暴いていた真相! 飯島マネはメリー氏によるパワハラ解雇、裏切ったのはキムタクだった 2016.01.13.
http://lite-ra.com/2016/01/post-1887.html

 芸能界、いや、日本中に激震が走ったSMAP解散報道。半日たって、少しずつ報道にいたるまでの舞台裏がわかってきた。

 SMAP解散は結果的に、「日刊スポーツ」「スポーツニッポン」が第一報だったが、実際は、明日発売の「週刊新潮」(新潮社)1月21日号が最初にかぎつけ、スクープする予定だった。ところが、それを知ったジャニーズ事務所がこの記事から目をそらさせるため、2つのスポーツ紙にリークしたということらしい。

 実際、同じSMAP解散を報じながら、「週刊新潮」とスポーツ紙、ワイドショーとは、その内容がかなりちがうようだ。

 周知のように、今回のSMAP解散は、スポーツ紙やワイドショーでは、SMAPを育てた飯島三智マネージャーが独立することになり、中居、草、香取、稲垣も彼女についていく決心をする中、キムタクだけがジャニーズに義理立てして残ることにしたため、と報道されている。

 だが、「新潮」によると、飯島は独立というより、ジャニーズ事務所副社長であるメリー喜多川氏に圧力をかけられ、解雇されたのだという。

 「『新潮』は、飯島さんサイドの証言を掲載しているんですが、そこで飯島さんがメリーさんから“辞めろ”とパワハラを受け、退職に追い込まれたと、はっきり書いています」(週刊誌記者)

 これはもちろん、「新潮」の記事が正しい。本サイトが一昨日、そして今朝の記事でも指摘したように、今回のSMAP解散は、SMAPを育てた飯島三智マネージャーと、TOKIO、嵐、V6などを手がけるメリー喜多川副社長の娘、藤島ジュリー景子氏の対立が原因だった。かなり前から、タレントも両派に真っ二つにわれ、ほとんど共演もないという状態が続いていた。ただ、それでも、ある時期まではその二つの勢力が仲が悪いなりに共存していた。

 ところが、2年ほど前から、副社長のメリー氏は娘かわいさで、飯島氏とSMAPに激しい圧力をかけ始める。決定的だったのは、昨年1月、メリー氏が「週刊文春」(文藝春秋)のインタビューを受けたことだった。

 メリー氏はインタビュー中に飯島氏を呼びつけ、記者の前で「飯島、私はこう言いますよ。『あんた、文春さんがはっきり聞いているんだから、対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ」「もしジュリーと飯島が問題になっているなら、私はジュリーを残します。自分の子だから。飯島は辞めさせます。それしかない」と明言したのである。

 これで、両者の亀裂は決定的になり、以降、飯島氏は一切ジャニーズ本社に姿を見せなくなった。そして、「新潮」によれば、事態は双方が弁護士を立てて応酬するという異常な状況にまで発展。その結果、契約の切れる9月に飯島氏がSMAPを連れて独立するということで話がまとまったのだという。

 だが、ここで異変が起きる。飯島は、SMAP全員が自分についてきてくれるものと信じていたのだが、12月になって、キムタクがジャニーズ事務所側の弁護士に「自分は決してジャニーさんやメリーさんを裏切りません」と伝えてきたのだという。

 つまり、今回の騒動は、ジャニーズ事務所の女帝が娘かわいさに、最大の功労者と国民的アイドルグループを追い出した、という、非常に理不尽な話なのだ。そして、彼女に育てられたメンバーたちがその恩に報いて行動を共にしようとする中、一番人気のメンバーだけがただひとり権力になびいた。つまり、裏切ったのはキムタクのほうだったというわけである。

 ところが、ワイドショーなどではまったく逆の報道のされ方をしている。ほとんどの番組が、こうした背景や確執、パワハラには一切触れず、女性マネージャーが独立することで、SMAPが分裂してしまうのが残念、4人が翻意したらSMAPは存続できるのに、とまるで飯島、SMAPの4人のわがままが原因であるかのようなトーンで解説しているのだ。

 そして、事務所に義理を通して、残留を決めたキムタクのことを「スジを通した」と絶賛していたのだ。

 唯一、『ミヤネ屋』(読売テレビ)の橋本五郎・読売新聞解説委員だけは、「国民の財産とも言えるようなグループが、恩義のある人についていこうとすると、事務所と対立しなければいけない。そんな状況に追い込むなんて、事務所はいったい何を考えているんだ」と、正論をはき、司会の宮根を大慌てさせていたが、これは、政治が専門の橋本が安倍政権の意図を忖度しても、ジャニーズの意向は忖度できなかった、ということにすぎない。

 スポーツ紙やワイドショーは完全にジャニーズ寄り。本サイトは今朝の記事で、ジャニーズにさからった飯島とSMAPの4人がこれから仕事を干され、バッシングにさらされるのではないか、と危惧したが、その兆候が早くも出始めているということだろう。

 「新潮」によると、昨年末の紅白歌合戦でも、今後を予期させるようなことが起きていたらしい。当初、NHKと飯島氏の間でSMAPをトリにするという話が進んでいたのだが、メリー氏がNHKに「SMAPをトリにするなら、ジャニーズのタレントを全員引き上げる」と圧力をかけ、近藤真彦をトリに押し込んだのだという。

 実際、キムタクの裏切りやこうした圧力で、飯島やSMAPの4人もかなり弱気になっているという情報もある。「新潮」や「スポーツニッポン」も少し触れていたが、飯島氏が4人に対して、茨の道になるからジャニーズにとどまるように諭し、中居らメンバーも迷い始めたというのだ。

 今後どうなるかは予断を許さないが、リテラとしては、ジャニーズ事務所の圧力、テレビや新聞、雑誌の迎合ぶりを今後も逐一、レポートしていくつもりだ。

 (時田章広)