社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

女の通り魔殺人犯は心神喪失で不起訴になる不条理

2011-01-25 12:36:59 | 事件、事故

 殺人でも女なら実質無罪になる。そんな時代がすぐそこまできているようだ。「私には名前は無い」など出鱈目を言えば心身喪失で不起訴にしてもらえる。もはや女性優遇どころか女の暴挙というより他は無い。

・金山駅女性刺殺、心神喪失で女不起訴へ 遺族は審査請求の方針 2011年1月21日 09時14分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012190090738.html

 名古屋市中区の市営地下鉄金山駅で昨年9月、同市港区の無職奥田トシさん=当時(81)=が刺殺された事件で、名古屋地検は、殺人容疑で逮捕、送検された愛知県春日井市の職業不詳の女(23)を不起訴とする方針を決めた。地検は精神鑑定の結果、犯行当時に心神喪失状態で刑事責任を問えないと判断したとみられる。遺族は不起訴を不服として検察審査会に審査を請求する方針。
(一部引用、本論考下部に全文掲載)

 更に、このニュースがテレビや新聞でもほとんど取り上げられておらず、ネット上でも意識的に探して漸く見つかる程度である。従って、多くの国民はこのニュースを知らないはずだ。

 この事件は、25日に論告求刑が行われる秋葉原通り魔事件と同種の事件だ。秋葉原事件では恐らく被告に死刑判決が出る可能性が高い。一方では死刑、しかし一方では心神喪失で不起訴で裁判すら行われない。しかも名古屋の事件における被告の供述と実際の行動を見ると、被告の女が心神喪失と判定されるよう巧みに嘘をついている可能性が強く感じられる。

 以前、ひき逃げの被告の女に無罪判決が出た件でもフェミニズムの闇権力を思わせるような印象だった。一方で、性犯罪者やDV加害者にはGPSを装着させるという方針が一部で出ているという。性犯罪やDVに限定するところがまたフェミニズム権力を誇示していると言えるだろう。しかしこうした露骨な女尊男卑により、女性は更に攻撃の標的とされるのだ。


<参考>
・金山駅女性刺殺、心神喪失で女不起訴へ 遺族は審査請求の方針 2011年1月21日 09時14分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012190090738.html

 名古屋市中区の市営地下鉄金山駅で昨年9月、同市港区の無職奥田トシさん=当時(81)=が刺殺された事件で、名古屋地検は、殺人容疑で逮捕、送検された愛知県春日井市の職業不詳の女(23)を不起訴とする方針を決めた。地検は精神鑑定の結果、犯行当時に心神喪失状態で刑事責任を問えないと判断したとみられる。遺族は不起訴を不服として検察審査会に審査を請求する方針。

 21日に勾留期限を迎えることから、地検は女を釈放し、心神喪失者医療観察法に基づき名古屋地裁に医療観察を申し立てるとみられる。

 不起訴の方針を受け、奥田さんの遺族の1人は20日夜、事件後初めて取材に応じ「残念だし、納得できない」と話した。「包丁を用意して自分より弱い相手を狙った。責任能力を問えないのは納得できない」と指摘。「複数の医師に依頼するなど、もっと時間をかけて精神鑑定をやってほしい」と話した。

 遺族によると、担当検事から「説明したいことがある」と言われ、18日に地検を訪ねた。不起訴の理由を問うと、検事は「精神鑑定の結果だけでなく総合的に判断した」と答えた。

 逮捕容疑では女は昨年9月5日朝、金山駅構内で奥田さんを出刃包丁で刺殺したとされる。捜査関係者によると、女は取り調べで犯行を認める一方、「私は今日生まれた」「名前はない」と意味不明な発言をしたことなどから地検は鑑定留置して精神状態を調べていた。【中日新聞】


・名古屋地下鉄刺殺、逮捕女性を心神喪失で不起訴 2011/1/21 21:05  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110121-OYT1T00890.htm

 名古屋市中区の金山総合駅の市営地下鉄駅構内で昨年9月、同市港区の奥田トシさん(当時81歳)が刺殺された事件で、名古屋地検は21日、殺人容疑で逮捕された愛知県春日井市の女性(23)について、事件当時は心神喪失状態だったとして、不起訴とした。

 同地検の申し立てを受け、名古屋地裁は同日、心神喪失者医療観察法に基づく鑑定入院を命じた。

 同地検は、女性が逮捕後の取り調べで「私は今日生まれた」などと不可解な供述を繰り返したことなどから、精神鑑定を実施し、刑事責任は問えないと判断した。

 死亡した奥田さんの次女は、「自分で包丁を準備して高齢の母を追いかけて襲っており、確実に勝てる相手に計画を遂行している」などと話し、検察審査会に審査を申し立てる意向を示した。


・性犯罪やDV前歴者をGPSで監視検討、全国初
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110122-OYT1T00608.htm

  宮城県は22日、再犯の恐れが強い性犯罪の前歴者らに、所在を常時監視する全地球測位システム(GPS)端末の携帯を義務づける条例の検討を始めた。

 従わない場合に罰金を科すことも盛り込む。3月末までに条例化できるか判断し、2011年度内の成立を目指す。基本的人権とのかねあいから議論を呼ぶのは必至だ。

 県の案によると、女性や13歳未満の子どもへの強姦(ごうかん)などで懲役、禁錮刑を受けた者にGPSの携帯を義務づける。家庭内暴力で裁判所から被害者への接近防止などの保護命令を受けた加害者も対象とする。

 また、DNA採取が令状などで対象となっていない性犯罪の逮捕者に、DNA資料の提出を義務づける。GPSの携帯やDNA提出は知事が行政処分として命じる。所在監視とDNAの保管は県警が行う。さらに、保護司や弁護士らが地域行動支援委員会を設置し、出所者は行動記録を定期的に報告。委員会は、GPSの携帯など出所者への行政処分を知事に求めることができる。いずれも対象は、県内に住む者に限られる。
(2011年1月23日01時31分  読売新聞)


・性犯罪前歴者にGPS…宮城知事、実現に意欲
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110125-OYT1T00330.htm

 宮城県が性犯罪前歴者らの所在を監視するため、全地球測位システム(GPS)端末の携帯を義務づける条例案を検討していることについて、村井知事は24日の定例記者会見で、「犯罪抑止に貢献したい。国を動かすきっかけに」と制定に強い意欲を示した。

 県には、県内外から賛否の意見が寄せられ、県議からも様々な意見が聞かれた。

 村井知事は同日、「GPSで犯罪者を監視している米国や韓国に比べ、日本は遅れている。監視によって健全な国民を守る視点が欠けている。条例は健全な国民を監視する目的ではない」と強調した。

 県には、電子メールや電話による意見が相次いで寄せられ、「女性や子供が安心して暮らせるようになる」と賛成する声がある一方、「人権侵害だ」と反対する声もあるという。

 また、県議会最大会派の自民党・県民会議では、佐々木喜蔵県議は「再犯を減らせるならば」と賛成し、別の県議も「特色ある県作りになる」と高く評価する。ただ、「あまりに唐突」と反対の立場の県議も。同党と並ぶ与党会派の公明党県議団の石橋信勝県議は「内容を聞いておらずコメントできない」と明言を避けた。

 一方、民主系会派・改革みやぎの遊佐美由紀県議は「効果が疑問。犯罪者の生い立ちから見つめて更生を助けるべき」。共産党県議団の遠藤いく子県議は「被害者の心理的なケアなど行政がやることはほかにある」と反対し、社民党県議団の岩渕義教県議は「『監視社会』になる」と危機感を示した。
(2011年1月25日10時52分  読売新聞)


稲本潤一、田中美保デート暴露の女子大生に見る昨今の女性意識

2011-01-19 14:07:57 | ネット媒体

 ウェスティンホテル東京の鉄板焼きレストランにアルバイト勤務していた20歳の女子大生が、訪問客達の情報をネット上に書込みし漏らしていたとして波紋を呼んでいる。

・ウェスティンホテル東京でツイッターテロ! 損害額は数億円? 2011年01月14日 07:42 JST
http://www.pjnews.net/news/437/20110114_2

ウェスティンホテル東京で、Jリーガー稲本潤一選手とモデルの田中美保がお泊まりデートをしていると、ホテル内レストランのアルバイト従業員女性(20)が、ツイッターで暴露したと話題だ。守秘義務などに関する研修の後に誓約書への署名もしていたにもかかわらず、ツイートしたのだ。

それ以外にも大沢たかお、スティービー・ワンダーや、日銀の白川総裁と日産のカルロス・ゴーンCEOの密談(?)があったことも暴露されている。
(一部引用)

 これを受け、2chなどでは暴露した女子大生に対する非難が殺到、今も尚続いている。業務上知り得た情報を漏らしてしまう守秘義務を怠ったことは勿論、それ以外にもこの女子大生の人格を疑うような批判も見受けられる。

・Twitterで稲本潤一と田中美保のお泊まりデートを暴露・・(略)・・
http://pirori2ch.com/archives/1420277.html

 上記リンクでは、この女子大生の勤務先の上司である30代女性に関する悪口なども記載されている。

 そう。悪いけど、その人に女として負けてはいないと自負しているからいいやって毎回思うことにしてる。絶対その人と同じ立場だったら私の方が仕事できるし、周りといい人間関係つくるれるし、その人より絶対可愛い自信があるし女子力は絶対負けてないと思うの。傍目からみたら相当うざいけどね笑
(一部引用)

 数少ない情報だけで人を判断するのは早計かも知れないが、どうもこの女子大生には自信過剰の意識があるようだ。「絶対に私の方が仕事できる」、「絶対可愛い自信がある」、そして「女子力」といったフェミ関連用語を持ち出すあたりは、まさにフェミ教育の申し子とも言えるだろう。

 一方、今回の件についてネット上では、余りにも女子大生を叩き過ぎではないかという声もある。しかし、彼女がこれだけ批判されるのは、単に守秘義務を怠ったというだけではなく、前述のようなバイト先におけるやりとりから推測出来る彼女の人格も問題視され、それが批判に拍車をかけているものと思われる。

 だが、こうした自信過剰の女性は決して少数派ではなく、寧ろ増殖しているのではないだろうか。そこにフェミニズムの女性優遇策が関与しているのは当然であり、「女子力」などという女性の力量を誇示する言葉と、「草食男子」などという消極的な印象を表す言葉を並行して世間に流布させることにより、男より女の方が上なのだといった差別意識を女性全体に意識付けようとしているのだ。女性専用車両や女子会など男性排除を何の抵抗もなく強行するのも、女性の権力誇示の一つだ。

 だが、痴漢やセクハラといった性的な概念になると途端に女性は弱者で手厚く保護されるものと豹変してしまう。女性に都合のいいように状況に応じて強者と弱者を使い分ける、まさに女性無敵艦隊と言えるだろう。

 そうした女性無敵の環境の中では、女性に対する批判はほとんど封殺され、批判があったとしても、その批判自体が的外れだという判断をしてしまい、女性は益々横暴化する。そして次第に女性から自戒の意識は消えていく。

 今回の女子大生の行動には、そうした自信過剰の意識が多分に働いていたのではないだろうか。そしてこうした女性は、氷山の一角に過ぎないということを改めて認識する必要があるだろう。もはや女性は弱者ではないのだ。


<参考>
・女子大生の客情報漏えい騒動が過熱 / 彼女の個人情報を探す人たちも出現 2011年01月15日22時40分
http://news.livedoor.com/article/detail/5272053/

ウェスティンホテル東京の鉄板焼きレストランにアルバイト勤務していた女子大生が、訪れた客たちの情報をインターネット上に書き込みして漏らしていた件は、問題発覚から数日が経過した今もインターネット上で大きな話題となっている。騒動後の彼女の大学内での様子や言動まで書き込みされており、彼女にとって非常に抜き差しならない状態となっている。

芸能人のお泊りデート情報などが漏れて大きな問題へと発展したこの騒動。インターネットニュースサイト『夕刊フジZAKZAK』が「2ちゃんねるで犯人探しが始まり、すぐ個人名を特定。住まい、誕生日、大学名、サークルなど全部丸裸にされていった」と報じているが、インターネットユーザーらによる彼女に対する捜索(?)はさらに過熱しており、インターネット上に公開された彼女の部屋の間取りから住所を特定しようとするなど、探偵顔負けの徹底ぶりとなっている。

一部では「日本のアサンジ」として彼女をあがめる(?)インターネットユーザーもいるようだが、ほとんどの人たちが彼女のモラルなき行動に腹を立て、「絶対に許さない」と思っているようである。

一部のインターネットユーザーは自身に実害がなかったとしてもモラルに反する行動をとった人に対して厳しい傾向にあり、今回もモラルなき女子大生に対して「けしからん!」と、怒りを感じている人が多いのがわかる。

この騒動はウェスティンホテル東京が正式に謝罪文を出した事で終わると思われたが、インターネット上ではまだまだ女子大生に対して「許さない」と感じている人が多く、まだまだこの騒動を続きそうである。


・ウェスティンホテル東京でツイッターテロ! 損害額は数億円? 2011年01月14日 07:42 JST
http://www.pjnews.net/news/437/20110114_2

ウェスティンホテル東京で、Jリーガー稲本潤一選手とモデルの田中美保がお泊まりデートをしていると、ホテル内レストランのアルバイト従業員女性(20)が、ツイッターで暴露したと話題だ。守秘義務などに関する研修の後に誓約書への署名もしていたにもかかわらず、ツイートしたのだ。

それ以外にも大沢たかお、スティービー・ワンダーや、日銀の白川総裁と日産のカルロス・ゴーンCEOの密談(?)があったことも暴露されている。

事態を重く見たウェスティンホテル東京は、お詫びの告知をホテルHPにアップしたが、アクセス過多で繋がりにくい状態が続いていた。それほど注目度は高かったと言える。今後の宿泊予定客が減るのは目に見えている。信用ガタ落ち、売り上げガタ落ちである。いろいろな意味で不安を感じる客は、このホテルを避けるようになると思われるので、ホテル側の損害は今後も倍増するに違いない。

ツイートした@aoi_tkngさん(現在は削除)のプロフィールによると、本人は、都内の大学の理工系に通う20歳の女の子で「音楽がすき、映画がすき、本がすき、これらをジャンルレスに楽しむ雑食で何よりライブが好き。生まれて此方J-wave好きラジオっ子。自分の人生をめいいっぱい楽しむためにはどうすればいいかを日々考え中。そんな大学生の日常」ということらしい(本人のツイッタープロフィールより)。その気になるツイートは、「稲本潤一と田中美保がご来店 田中美保まじ顔ちっちゃくて可愛かった…今夜は2人で泊まるらしいよ お、これは…(どきどき笑)」、「稲本さん全然顔分からなかった←金髪時代しか分からない(笑) 予約の紙に書いてあった 会社名 川崎フロンターレに笑ったww」と、大はしゃぎである。

家に帰ってから家族にこっそり話すのなら分かるが(それでも守秘義務違反だが)、ツイッターで世間に広く公表するとは驚きである。フォロアーが162だったので油断したのだろうか? パソコンの中は、家の中ではなく、開かれた下界であるという認識がないようである。しかもツイッターに限らず、インターネットのどのサイトに書き込んでも、メールであっても発信者のIPアドレスが分かるようになっていて、そのIPアドレスをたどると、本人が特定できてしまうというのは、新聞でもさんざん書かれているのでみんな知ってることだと思っていたがそうではないようだ。フリーメールで誰かを脅迫して逮捕されるという人が、毎年ニュースで報道されているのがその証しでもある。

さて、その被害を被ったウェスティンホテル東京は、損害賠償を本人(とその両親)に求めるかどうかと言えば、イメージを優先させ、求めないのではないかと勝手に推測してしまう。ウェスティンホテル東京と言えば、シェラトンやメリディアンも持つ、世界中にホテルチェーンを展開するスターウッド・ホテル&リゾーツ・ワールドワイドグループだからである。ブランドは、格上からセントレジス、ダブリュー、ウェスティン、ル・メリディアン、シェラトン、アロフト、エレメント、フォーポイント・バイ・シェラトンとなる。シェラトンとウェスティンって同じグループなの?ってビックリしてしまうが、不動産投資家のスターウッドさんがあれもこれも欲しくて買収したのでこうなってしまったのである。ともかく、ウェスティンの格は、高級の下の方、中級よりは上ということになる。

実はこのウェスティンホテル東京も含めた、スターウッド・ホテル&リゾーツ・ワールドワイドグループは、911のテロ以来、アルカイーダのテロの対象になっているという。真偽のほどは分からないが、以前、911のテロの直後に、ウェスティンホテル東京に用事があって行ったときは、レストランフロアも含め、ワンフロアごとに警備の人が立っていて(もちろん全フロアは見てないが)、物々しい警備だったのを記憶している。警備の人にしつこく聞いたら渋々、テロ対策と教えてくれた。

かくして、アルカイーダのテロに屈することはなかったが、ツイッターのテロに被弾してしまったウェスティンホテル東京なのであった。ホテル自体は素晴らしいので、今後の情報管理の姿勢に注目が集まるのは言うまでもない。なう!【了】
【PJニュース 2011年1月14日】


タイガーマスク現象、異様な拡大に疑問

2011-01-12 14:51:39 | 家庭、教育

 児童養護施設などにランドセル等の学用品を匿名で寄付する行為が全国各地で相次いでいる。贈り主の多くが、漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」と名乗っていることから、これらをマスコミはこぞって「タイガーマスク現象」などとして取り上げている。だが、ここ数日の異様な拡大に疑問を感じるのは私だけだろうか。

・1人目はタイガーマスク世代?善意の連鎖反応
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110112-OYT1T00110.htm

 年明け以降、各地の児童養護施設などで、「伊達直人」を名乗ったプレゼントが続々と見つかっている。特に10日から11日は全国各地で相次ぎ、読売新聞のまとめではこれまで43都道府県で確認された。個別には数え切れないほどだ。

・・・(略)・・・

 大規模災害などでは、多くの善意が寄せられる日本。中央大の山田昌弘教授(53)(家族社会学)は「見知らぬ人を助ける日常的な『寄付』の文化は希薄だったが、徐々に浸透しており、今回の盛り上がりもその流れの中にあるのではないか」と見る。 
(一部引用、記事全文は本論考下部)

 マスコミ報道では善意の連鎖であるとしている。しかしこうした匿名の寄付行為は過去にもあったはずだ。しかし今回だけ何故ここまで大きく広がったのか疑問だ。何か裏があるのではないかと感じてしまう。

 では、理由として何が考えられるのか。一つは落ち込んでいる菅内閣の支持率を少しでも上げるために社会に明るい話題をばら撒き、国民感情を少しでも温かくしようという狙いだ。仙谷官房長官の進退や小沢一郎議員の政治と金問題など、爆弾を沢山抱える民主政権の生き残り策とという見方がまず出来る。

 では、何故そこまで民主が生き残り策を模索する必要があるのか。一つ考えられるのは、先日フェミ陣営の一部が夫婦別姓に関する国家賠償を求めた提訴がある。連中は政権が民主にあるうちに夫婦別姓の機運を高めようという狙いがあるはずだ。しかし肝心の民主政権の支持が低くては勢力も弱まる。だから民主政権の支持率を何とか嵩上げしようという狙いだ。

・夫婦別姓求め初提訴へ 75歳女性ら、国家賠償 2011/01/06 17:21【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011010601000563.html
(記事全文は本論考下部)

 他にも、フェミの広告塔的な存在である麻木久仁子への批判が主婦層を中心に高まっている中で、この話題からも国民の目をそらそうというフェミの思惑も考えられる。直近の週刊誌には、台本を破り服を投げつけるなど麻木のヒステリックな一面や、テレビ局の幹部など格上の者には媚びるような態度を見せ、逆に格下のタレントなどは見下す態度を取るなど彼女の悪評が紹介されている。

 また、最初の会見で弁護士を同席させた理由が、マスコミへの威嚇であったことなども報じられている。マスコミへの威嚇とは、もし麻木に対して批判的な報道をしたら名誉棄損で提訴するぞという脅しである。更に依頼した弁護士が弘中惇一郎氏であったのも、麻木と交流のある江川昭子氏に弁護士を紹介して欲しいと話をもちかけたことから決まったようだ。その際、江川氏は「彼(弘中)は高いわよ」と言ったそうだ。

 ところで、引用のニュース記事では、草食男子などの言葉を流布させ男性を揶揄してフェミに便乗している山田昌弘が登場するが、彼が今回の傾向を解説するのはお門違いである。何故なら、助け合いの精神を喪失させた根本の原因が、権利だけを主張するフェミニズムにあるわけで、それを支持する者は、まずは自分達のこれまでの行いを反省しなければならないと考えられるからだ。

 また、日本ユニセフ協会の大使のアグネス・チャンが今回の現象を賛美し、それがNHKニュースで報道されることなどを考えると、この機に乗じて日本ユニセフ協会への募金を増やしてもらおうという思惑も垣間見える。因みに、日本ユニセフ協会とは国連のユニセフとは別の団体である。ネット上では偽善団体であるなど批判の声が多い。

・“贈り物 とてもすばらしい”1月11日 18時28分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110111/k10013330541000.html
(記事全文は本論考下部)

http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/504.html
(常軌リンクの最下部「改訂あなたは日本ユニセフ協会を信頼できますか.pdf」参照)

 更に、熊本の「赤ちゃんポスト」にまで紙おむつの寄付が届いたという。これは赤ちゃんポストの存在自体が正当化できるものではないので、ここに寄付するのは本末転倒と言えるだろう。やはりフェミの思惑が絡んでいるのか。

 今回の現象で寄付をする側であるタイガーマスクこと伊達直人の中身の殆どは男性である。一部には肝っ玉母さんなどと称した年配女性と思われる人もいるが、女性からの寄付は極めて少ない。これは奉仕精神の男女差が明確に表れていると言えるのではないだろうか。当然ながら、フェミニストは寄付などする筈が無い。それどころか、連中は寄付してもらう、助けてもらう側だと演じることだけに終始する。更に連中は税金という形で庶民から金をむしり取り、男女共同参画予算として私腹を肥やしたり、女性を有利にして男性を不利にする政策を強行している。

 世の中で困っている人達は養護施設の子供達だけではない。生活に困っている、人生に希望が持てない、性に飢えている、家庭の温かみが欲しいなど、挙げればきりがない。現状の社会の歪みを的確に分析し、フェミニズムのような社会悪への批判の声が結集出来るような働きかけを今後もしていかなければならないだろう。今回のタイガーマスク現象は、一部の特定の者だけに過剰な保護がなされていることへの警鐘と言えるのではないだろうか。


<参考>
・1人目はタイガーマスク世代?善意の連鎖反応
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110112-OYT1T00110.htm

 「伊達直人現象」が止まらない。昨年末、前橋市の児童相談所にランドセル10個が届けられて以降、漫画「タイガーマスク」の主人公は全国各地に次々と現れ、子供たちへの贈り物が続く。

 匿名の善意が一気に広がった背景は何なのか、なぜ「伊達直人」なのか、「格差」や「無縁社会」が世を覆う中の心温まるニュースには謎も広がる。

 「(最初の寄贈に)非常に感銘を受けました」「私も微力ながら」……。

 年明け以降、各地の児童養護施設などで、「伊達直人」を名乗ったプレゼントが続々と見つかっている。特に10日から11日は全国各地で相次ぎ、読売新聞のまとめではこれまで43都道府県で確認された。個別には数え切れないほどだ。

 始まりは、先月25日。群馬県中央児童相談所で、タイガーマスクの主人公、伊達直人を贈り主とするランドセル10個が見つかり、このニュースに心揺さぶられた人が各地で行動に出たものとみられる。

 タイガーマスクは、1968~71年に漫画雑誌に連載され、テレビアニメでも最高視聴率32%をマークした。「贈り主は、タイガーマスクに強い思い入れのある私たちくらいの世代が多いのではないか」。そう推理してみせるのは、ミステリー作家の有栖川有栖さん(51)だ。

 子どもの頃、テレビで熱中したという有栖川さんは、正体(タイガーマスク)を隠し子どもたちに寄付する漫画のストーリーが今回の現象に重なるという。「何か世に貢献したいという思いと、それを照れる気持ちがうかがえる」とも語る。

 各地でチラリと姿を見せた贈り主は「70歳前後の男性」(東京)、「40歳代くらいの女性」(静岡)、「虎の覆面男性」(大分)と様々。贈り物も、前橋の「元祖」同様ランドセルが多かったのが、文房具、コメ、現金と多彩になった。

 9日朝、神奈川県厚木市の児童相談所で見つかった袋には、ぬいぐるみやプラモデルなど22点。「ランドセルでなくてごめんなさい」との手紙が添えられていた。

 一つ3~4万円と、比較的高価なランドセルは無理でも、何か手をさしのべたいという気持ちだったのか。

 「そろそろ俺の出番かな?」

 10日、兵庫県姫路市の児童養護施設で見つかったランドセルなどの贈り主は「矢吹丈(やぶきじょう)」。人気漫画「あしたのジョー」の主人公で、身寄りのない環境で育ったところがタイガーマスクに似ている。栃木県では、「おしどり夫婦」を名乗る中年男女が、県内2か所の児童相談所管内の施設にいる新1年生21人分のランドセルをショッピングセンターで購入、送付を依頼したという。

 「これをきっかけに、子どもの助けになりたいという志を持った人が集まる会でもできてくれれば」。かつてアニメの伊達直人を代役で演じた声優森功至(かつじ)さん(65)は話す。児童虐待や高齢者の所在不明など、社会のつながりの希薄化を物語る出来事が多かった2010年。「一人ひとりの心の中には温かい気持ちがあることが感じられた。こんな形で伊達直人に再会できるとは」とうれしそうだ。

 大規模災害などでは、多くの善意が寄せられる日本。中央大の山田昌弘教授(53)(家族社会学)は「見知らぬ人を助ける日常的な『寄付』の文化は希薄だったが、徐々に浸透しており、今回の盛り上がりもその流れの中にあるのではないか」と見る。

 ただ、評論家の大宅映子さん(69)は「一過性のブームで終わると、ただ良かったね、というだけの話になってしまう」と懸念、「助け合いを社会的に定着させていく動きにつなげていくべきだ」と、寄付への税制優遇などのさらなる整備を提言した。寒風にどこへ行くのか伊達直人。
(森重孝、甲斐史子)
(2011年1月12日03時06分  読売新聞)


・夫婦別姓求め初提訴へ 75歳女性ら、国家賠償 2011/01/06 17:21【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011010601000563.html

 夫婦別姓を望む男女5人が「結婚に際し夫と妻のどちらかが改姓しなければならない民法の規定は、個人の尊重を定めた憲法13条や、両性の平等を定めた24条などに違反する」として、1人当たり100万円の国家賠償を求め、近く東京地裁に提訴することを決めた。訴訟関係者が6日、明らかにした。

 原告側弁護団によると、民法の夫婦同姓規定(750条)をめぐる違憲訴訟は初。夫婦が希望すれば結婚後もそれぞれの姓を名乗れる「選択的夫婦別姓制度」の導入論議に一石を投じそうだ。

 原告は富山市の元公立高校教諭塚本協子さん(75)のほか、東京都のフリーライター加山恵美さん(39)、会社員渡辺二夫さん(43)夫妻ら。

 憲法24条は「夫婦は同等の権利を有する」と定めているのに、改姓で一方だけが不利益を被っていると主張している。


・“贈り物 とてもすばらしい”1月11日 18時28分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110111/k10013330541000.html

 漫画「タイガーマスク」の主人公を名乗る人物から贈り物が相次いでいることについて、日本ユニセフ協会の大使のアグネス・チャンさんは「人のためにという奉仕の気持ちがあっても、なかなか1人では行動しにくいものだが、ほかの人の行動に感動、共鳴して、たくさんの方が続いているのだと思う。とてもすばらしいことだ」と話しています。

 また、多くのケースで、贈り主が漫画「タイガーマスク」の主人公を名乗っていることについては、「自分の名前を名乗るのはちょっと恥ずかしいものの、誰もが知っている憧れのキャラクターを使って気持ちを託すというやり方は、とても日本人らしく、ほほえましい。強さと優しさ、正義の気持ちを持った方が贈り物をしているのだと思う」と指摘しています。さらに、アグネス・チャンさんは「不景気で社会情勢が不安定ななか、どうしても内向きで閉鎖的になりやすいが、自分のことを忘れ、誰かのために行動をしてみたら、気持ちが楽になり、出口が見えるということもあるので、そうした温かい気持ちが共感の輪を広げているのではないか」と話しています。


・タイガーマスク:「社会現象」の様相 全都道府県で確認
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110112k0000e040054000c.html
 
 漫画タイガーマスクの主人公・伊達直人を名乗る贈り物が昨年末以降、全国の児童養護施設などに相次いで届けられ、「社会現象」の様相を帯びてきた。今月に入り、漫画あしたのジョーの主人公・矢吹丈なども贈り主として登場。贈り物もランドセルのほか現金などバリエーションが拡大している。【松谷譲二、渡辺暢、宮田哲】

 11日は男性から千葉県君津市の児童相談所にランドセル代100万円▽桃太郎名で岡山市の施設にランドセルときびだんご▽伊達直人名で熊本市の「赤ちゃんポスト」に紙おむつ約1000枚--などが届いた。12日には全都道府県、約100カ所で贈り物が確認された。これまでの贈り主にはテレビドラマから引用したとみられる「肝っ玉かあさん」などの名も使われ、贈り物には米やネギ、白菜なども出てきた。

 「第1号」は昨年のクリスマスの朝、群馬県中央児童相談所(前橋市)に届いた。玄関前に、包装紙にくるまれたランドセル10個(計30万円相当)が積まれていた。「伊達直人」という差出人名を聞き、「タイガーマスクでは」と気づいたのが職員の滝沢邦行さん(36)だ。

 「小学生の頃、タイガーマスクのテレビアニメにくぎ付けだった。素性を隠して孤児にファイトマネーを寄付する主人公がかっこ良く、憧れだった」と言う滝沢さんは、「(善意を)一過性で終わらせず、困っている子どもたちに寄付する文化が根付いてほしい」と期待する。

 名前を使われた「当事者」の一人、4代目タイガーマスク(新日本プロレス所属)は「匿名を表現する際、タイガーマスクという存在が贈り主の世代にピタッとはまったのだろう。良いニュースの少ない中で、大勢が夢を与えてくれるのは素晴らしい」と共感する。自身もデビュー時から各地の養護施設などを訪問し観戦チケットを手渡すなど、孤児たちとの交流を10年以上続けてきた。「リング外でも僕の存在を善意で利用してくれるなら大歓迎」と喜ぶ。

 昨年末、パチンコ台「FEVERタイガーマスク」を発表した大手パチンコ機器メーカー「三共」(東京都渋谷区)。インターネット上では「(寄付は)機種のプロモーションでは」との書き込みもあるが、同社経営企画部の担当者は「我々も驚いている。売り上げが伸びたということは今のところない。パチンコで誰かが思い出して名前を使ったのかもしれない」と話す。

 急速に広まる現象の背景には何があるのか。皇学館大の森真一教授(現代社会論)は「流行の現象に便乗して現代を生きている充実感を味わいたいという心情もあるのだろう」と指摘。「私たちは、テレビやインターネットが浸透し、いいことは遠くにしかないと思い込むようになった。非日常的なことでないと実感を持てなくなっている面もあるのではないか」とみる。

 精神科医の香山リカさんは「児童虐待などで子どもに同情している人や、誰かを喜ばせたいと思う人が多いのだろう。素直に行動に移せなかった人がヒーローの名を借り、行動に移せたのかもしれない。ただ、物を置いていくのは一方的。『できることはありますか』と声に出し、自ら動くことで感謝されればより大きな喜びは得られる」と話す。この現象、人と人が双方向にかかわる動きに発展するのだろうか。


麻木久仁子はインテリではなく、詭弁の達人

2011-01-05 12:00:00 | 芸能、音楽

 麻木久仁子の醜態が次々と明らかになっている。不貞には当たらないと言い切った当初の会見が、(麻木と山路が)婚姻関係にあったという大桃の反論会見により悉く崩れ去り、それを受けて麻木が「優しい嘘」などという更になる苦し紛れの言い逃れ、これが果たしてインテリタレントと言えるのか。

 今年に入ってから麻木は公の場に姿を現していない。テレビでも既に収録が終わっている番組には登場したが、それらも麻木の映るシーンはかなりカットされていて、麻木自身がコメントするような場面はほとんど見受けられなかったようだ。

 そして、今日5日になって、麻木は突如「冬休み」宣言をしてレギュラー番組には当面出ない意向を明らかにした。

・麻木久仁子“無期限冬休み”に… 2011年1月5日
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/01/05/0003717174.shtml

 タレント・大桃美代子(45)の元夫でAPF通信社代表の山路徹氏(49)との不倫&離婚を暴露された、タレントの麻木久仁子(48)が、“無期限冬休み”に入っていたことが4日、分かった。

 麻木はこの日、レギュラーを務める大阪・ABCテレビの「NEWSゆう+」の生放送を欠席。同局の広報担当者によると、昨年末までは出演予定だったが、麻木側から欠席の申し出があったという。5日に出演予定だったTBS系「ひるおび!」の生放送も出演を見合わせることが決定。TBSの宣伝部は「長い冬休みで、とりあえず5日の出演はお休みされます」とした。

 麻木の所属事務所も「冬休みということです」と説明。休みは基本的には今週いっぱいとしたが、次週以降については「その時になってみないと分からない。生放送に関しては、あらためて各局さんと相談の上で…」と言葉を濁した。

 麻木は不倫騒動が起こった直後の昨年12月22日に都内で釈明会見を行ったがその後、公の場には姿を見せておらず、“復帰”が注目されていた。
(全文引用)

 しかし、この「冬休み」という言い回しが実に麻木らしい逃げ口上というか、憎たらしい表現である。麻木が世間の批判を気にして出演を控えたのは明らかである。しかし冬休みというのは、特に何の問題もないが自主的に休んだということを言いたげな表現だ。自分の非をここまで認めようとしない麻木の態度は実に醜いとしか言いようが無い。

 ところで、今回の騒動の発端は大桃美代子のツイッターでの発言とされているが、実はこれ以前に、日垣隆氏のツイッター発言を大桃が読んで、麻木と山路(大桃の元夫)との不倫を疑い騒動に発展したというのが真相だ。つまり騒動の発端はこの日垣隆氏のツイッター発言ということになる。尚、日垣隆氏とはウィキペディアによれば作家、ノンフィクションライターとされている。

・日垣隆氏の麻木関連ツイッター発言
http://togetter.com/li/81688

 但し、日垣氏自身は元々不倫騒動に関心があったのではなく、TBSで不正経理があるという疑惑や、山路氏と関係の深かったジャーナリストをミャンマーで見殺しにしたことを問題視していたようで、麻木騒動は後からついてきた話題のようだ。

 しかしながら、この日垣氏のツイッターからも麻木の強かさは充分垣間見える。もう自分には怖いものなしだといった自信に満ち溢れているかのようなコメントが目立つ。以下に一部を例示する。

・「完全に居直ってた。大桃さんに対する謝罪の気持ち、ないと断言。」(2010-12-22 04:05:47)
・「2、3年半前の離婚会見もウソで固めて笑顔で乗り切ったら、仕事がたくさん来た。離婚バブル。うふふ。」(2010-12-22 13:20:37)
・「今度も『離婚バブル』で乗り切ってみせる。見てて。私は転んでもタダでは起きない女よ。」(2010-12-22 13:22:54)

 この他にも、2ちゃんねるやヤフーコメントなどネット上では、麻木に関する様々な噂が幾つか挙げられている。例えば、お笑い芸人全体を馬鹿にしていたとか、クイズ番組で問題と答えを予め知っていたなどが挙げられる。勿論これらについては、確証が取れていることではないので真実かどうかはわからない。しかし麻木が腹黒い女であることは大半の人が認識しているであろう。それを考えれば、全くのガセネタとも言い難い。

 更に、アサヒ芸能1/13日号によれば、生放送で他のコーナーが長引いて麻木の発言時間に影響が出た時など、スタッフが麻木に恫喝されるような叱責を受けるという。また、麻木の荷物や衣服を一時置きするための「麻木フック」なるものを用意させていたなど、まさにVIP気取りであったという。

 まだまだ麻木の悪評は出てきそうな勢いだ。