社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

司法に正義は存在するのか --車内携帯電話注意逆恨み痴漢でっち上げ疑惑--

2008-09-30 11:55:28 | 交通(女性専用車両)

 中山前国交相の日教組批判等に端を発し、マスコミは麻生内閣の責任論や解散総選挙の話題を連日報道しているが、そうした報道の影に埋もれてしまった重要な話題にも目を向けなければならない。

 平成11年、列車内で携帯電話をかけていた女性に注意をしたところ女性が逆切れし、注意した男性を痴漢に仕立て上げた事件が、民事ではまだ決着がついていない。刑事では既に嫌疑不十分で不起訴となっている。

・「逆恨みでウソ」「痴漢この人」と最高裁で火花 判決は11月 20/09/29 12:56更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/182551/

 29日に行われた上告審弁論では、原告の沖田光男さん(66)が「携帯電話で話しているのを注意したら、逆恨みからか、嘘の被害を申告された。事実と証拠に照らし、納得のいく判決を」と訴えた。これに対し被告の女性は「ここまで(原告が)嘘を言うことに呆れています。痴漢をしたのはこの人で間違いありません。私は嘘をついていません」と原告の男性を悪者扱いしている。ここまで女性が主張すると、長い年月の間に薄れた民衆の記憶が形を変えて甦り、実は嘘をついているのは男性の方ではないかと思う人も出てきてしまうだろう。特に女子高生など事件当時を知らない世代は、女性の言い分を信じてしまうのではないだろうか。

 呆れてしまうのはどっちだと言いたいところだが、果たして嘘をつき通せるだけの精神力とずるさには男女どちらが上回っているか、多くの人は過去の対人経験から「女性」と答えるのではないだろうか。

 この事件に関する女性の行動には明らかな不審点がある。それは、刑事で男性が嫌疑不十分で不起訴となった時に女性が何も行動を起こさず、そしてマスコミも特に大きく報道することもなかったということだ。

 もしこれが、本当に痴漢をしたにも拘らず、それをでっち上げだと主張して不起訴にしたというのなら、女性を悲劇のヒロインとしてマスコミはこぞって痴漢被害の実態と警察捜査の杜撰さを指摘する報道に終始することだろう。しかしそんな報道は見聞したことがない。

 それに、本当に痴漢をしていたなら、ただ自分はやっていないの一点張りで、携帯電話を注意したなどという特定されたやりとりは持ち出してこないのではないだろうか。

 被告の女性が痴漢を強く訴え始めたのは、男性が不起訴後、女性を相手取り損害賠償の民事訴訟を起こしてからだ。恐らく女性もここまで騒ぎが大きくなるとは思っていなかったのだろう。しかし自分の非は絶対に認めたくない。だから最後まで自分は嘘をついていないと主張する作戦に出たのだと考えられる。またフェミ系の団体などが女性側を支援し、入れ知恵をしている可能性もある。

 更に、そもそも携帯電話を注意したのが女性だったらどうなっていたか。当然痴漢などとは言えないし、それほど腹を立てることもなかったかも知れない。同じ注意でも男性にされると気に食わないという、フェミニズムによる男性差別の意識をこの女性は持っていたということではないだろうか。

 フェミニズムが蔓延した影響で、冤罪でも有罪と認めざるを得ないような痴漢捜査の実態は何度となく指摘されてきた。とにかく男は灰色でも黒にしてしまえ、そんな空気が社会に漂っている。つい最近も男女で組んだ痴漢でっち上げ事件があり、これについては男女とも法の裁きを受けたようだが、女単独または複数の女による痴漢でっち上げで女が逮捕されたという話は聞いたことがない。恐らく泣き寝入りをさせられている男性は計り知れないだろう。

 この訴訟の判決は11月7日に言い渡される。だが、たとえ女性敗訴の判決が出たとしても、女性は自分が潔白と言い続けることだろう。痴漢被害に加え、不当な判決により損害賠償までさせられ苦しめられたと。そこへマスコミが飛びつこうものなら、たちまち原告の男性は世論から非難を浴びせられることだろう。まるで日教組批判をした中山氏のように。

 この世に、正義は存在するのだろうか。また何が正義と言えるのだろうか。

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発言は解釈次第で名言にも暴言にもなり得る --中山成彬国土交通相発言騒動--

2008-09-27 23:22:56 | 家庭、教育

 「ごね得」、「一民族国家」、「日教組の強い所は学力が低い」などの発言が問題視された中山成彬国土交通相が27日、辞任の意向を示した。麻生内閣は早くも前途多難な船出となってしまったが、一方で問題発言ではないとする意見もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000557-san-pol

 辞任の意向を示した中山大臣だが、日教組関連の発言に関しては、同日宮崎市内で開かれた自民党県連の会合で、「日教組(日本教職員組合)を何とか解体しなきゃいかんと思っている」と改めて日教組批判を展開。この発言に関し終了後、記者団に「(日教組に関する発言は)撤回していない。日本の教育の『がん』である日教組をぶっ壊すために私が頭になる決意を示した」と述べている。

 これら一連の発言が問題なのかどうかは判断が分かれるところだろう。しかしこうした閣僚の発言を巡る騒動は、安倍内閣の時と同じ構図ではないかと思うのは私だけだろうか。

 一概に比較は出来ないが、例えば「産む機械」発言の柳沢厚生労働相(当時)にしても、問題視して騒ぎ立てたのは野党の党利党略とマスコミやフェミ陣営の安倍内閣叩きを目的としたものだというのは大体想像がつく。今回の場合も発言の問題性というより、麻生内閣批判に結び付けて解散総選挙での自民党没落を狙うための世論喚起に過ぎないのではないかと思える。

 親中派で男女共同参画にも積極的だった福田内閣の時には厳しい批判もしなかったマスコミ。しかし親中派でない安倍氏や麻生氏が首相になると途端に批判を強め、何か批判の材料はないかと探しまくる。日教組は癌と言った中山大臣だが、最大の癌はマスコミではないだろうか。

(参考)
・日教組の正体
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/141.html

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国民が身近に感じる政治にするためには --麻生新政権の課題--

2008-09-24 16:17:28 | 家庭、教育

 出来レースのような自民党総裁選では予想通り麻生太郎候補が当選し、次期首相に就任することが確定した。直前に米証券大手リーマンブラザーズの破綻という大きなニュースが世界を駆け巡り、これを受けて解散総選挙よりも今年度補正予算の成立を優先させるべきという声も永田町では出ているようだが、何れにせよいまいち足並みの揃わない自公連立と衆参での保革勢力のねじれ現象とを抱えた不安定な政権を担う状況では、前途多難の船出となることは間違いなさそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000548-san-pol

 では、国民の反応はどうかというとやはり予想通りというか、誰が首相をやっても同じといった、政治には期待出来ないという声がテレビのインタビューでも良く聞かれた。もっとも、テレビのインタビューは幾らでも編集が可能で、中にはやらせのインタビューもあるようなので鵜呑みには出来ないが、国民の政治不信が依然として根強くあることはどうやら真実と考えてよさそうな気がする。

 では何故そこまで国民に政治不信が浸透してしまったのか。日本は北朝鮮のような独裁主義国家ではない。国民に参政権もある。なのに政治に期待が出来ないということはどういうことだろうか。

 これには様々な理由があるが、大きく分ければ、政府が国を統治するにあたり国民統制をするための法律や啓発が曖昧又は不均衡であるという見方と、国民の声が充分政治に反映されていないという見方との、2通りの見方が出来ると思う。前者は政府(支配者)が国民(被支配者)に強制するもので、後者は国民(被支配者)が政府(支配者)に求めるものだ。健全な国家というのは、前者と後者とがバランス良く機能している社会ということではないだろうか。

 幾ら民主主義国家とは言っても、全員がばらばらの主張をしていたのでは、全ての意見を反映することなど出来るわけがない。しかし逆に北朝鮮のように将軍様万歳以外は言えないような統制の仕方では厳しすぎる。大切なのは、国家全体としての秩序が維持出来る適度な国民統制と、その中で国民が自由に意見が言える環境を構築することだと思う。

 では現在の日本はどうかというと、その理想とは程遠い状況ではないだろうか。自由だ権利だと女性を中心に一方では身勝手を正当化し、一方では規制強化や厳罰化など男性を中心に統制を強くする。また一方では公的に生活や就職の支援をしたり家庭不和の相談機関を設け、一方では何の支援もしない。更に一方では海外旅行にグルメ、ブランド、ハイテクゲーム機などに群がり、また一方ではネットカフェ難民など日々の生活すらままならない。それに加え役人の天下りや公金の無駄遣いなどが平然と行われ、食品偽装や痛ましい事件・事故が頻発する。これでは国民が政治不信に陥るのも無理もないだろう。

 こうした悪しき社会情勢に直接政治が踏み込まない限り、政治が信用されることはないだろう。そのためには、フェミニズムを基盤とした男女共同参画の弊害が社会不安を引き起こしているといった、今迄全く批判されなかった分野に切り込んでいく必要がある。しかし現状はそこへ踏み込むことすら許されない大きな壁がある。

 例えば、国会の審議などで、「女性は結婚して家庭を守ることが大切な仕事であって、それをやらずして外で仕事をしているだけでは社会貢献にはならない」、などと議員の誰かが言おうものならどうなるだろう。恐らく女性団体やマスコミから一斉に攻撃され、その人は議員生命を失うだろう。

 ところが、女性専用車両やDVシェルターなどフェミニズム関連の政策は世論を無視して一方的に整備され、そこには誰がどう抗議しようが絶対に揺らぐことはないし、マスコミもそれら抗議活動をほとんど取り上げようとしない。つまり、強大な権力を握った勢力を批判するような言論は許されず、そこには言論の自由も存在しないのだ。

 これは西川史子の「不細工に生きる資格なし」と、倖田來未の「35歳過ぎると羊水が腐る」との発言を比較してもわかる。前者は主に男性を指したものなので何ら問題扱いもされなかったが、後者はフェミニズムを直撃する発言なのでマスコミにも大きく取り上げられ糾弾された。政治とは無関係な芸能人の発言でさえフェミニズムは容赦しないのだ。

 こう考えると、日本は最早民主主義国家とは言えないということだ。表向きは民主的と見せかけて、実は中身はフェミニズムが権力を握る独裁国家なのだ。フェミニズムがフェミナチ(フェミニズムとナチズムをかけたもの)と呼ばれる理由はそこにある。

 国民の政治不信を払拭するには、フェミニズムのような独裁勢力を排除するための活動を政治が積極的に行う必要があるのではないだろうか。しかしそのためには誰かが決死の覚悟で立ち上がらなければならない。コロンブスの卵を最初に立てられる人はいつ現れるのだろうか。それが国民の本当の期待のような気がしてならない。

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食の安全をよそにフェミニズム宣伝をドラマにも拡大 --事故米、渡鬼--

2008-09-19 22:39:51 | 家庭、教育

 事故米問題が次々と拡散し収拾のつかない状況となりつつある気配だ。あられ等の加工食品に限らず、学校給食にまで混入が確認されるなど、今や国民全てが必ず一度や二度は事故米の混入した食品を食べている可能性があると言ってもいいだろう。食肉偽装問題以来、様々な食品の問題が発覚し食の安全が問われる昨今、根本的な解決策はあるのだろうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000988-san-soci

 こうした食の安全の問題については過去の論考でも言及しているので、そちらも参照されたいが(*1)、実際の当事者だけを非難しても何の問題解決にはならないということは繰り返し強調しておきたい。

・格差社会における貪欲さがモラル破壊を招く --食品安全性問題--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/a06b768e0f22996f339e10e9f69a5e9a
・食の安全の原点は家庭料理にあり --中国産冷凍餃子問題--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/b370851ebe9b692c1da283cda0107425

 ところで、昨日のTBS系人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で、いかにもフェミニズムを強調する場面があったので紹介したい。

 五月(泉ピン子)の長女夫婦、田口誠、愛(村田雄浩、吉村涼)が出掛ける際、子供を託児所に預けに行くのに夫の誠が連れて行くことを五月が咎める。しかし愛は共働き夫婦なら夫が子供の送迎をするのは当然のこと、父親も育児休暇を取るなど子育てに参加するように政府も指導してると切り返す。

 これに対し五月は夫の誠と愛とは仕事の責任が違うはずだと戒めるが、愛は子供は母親だけのものではないし、自分(愛)が残業で遅くなって預ける時間が長くなればそれだけ保育代も高くなるから夫の誠に迎えに行って貰うしかないと意に介さなかった。

 腑に落ちない五月は長男、真(えなりかずき)にも同意を求めるが、真も子育ては楽しいものでそれを母親だけに任せておくのはもったいないと言う始末。ついに五月は呆れ返ってしまった。こんな感じのやり取りだったと記憶している。

 まさに男女共同参画の講演会で行われる演劇でも見ているかのような場面だった。だいたい夫に負担をかけるような女性の働き方に問題があるのだし、残業で遅くなって保育代も高くなるなんてのは、託児所を儲けさせる為に女性は働いているだけなのかということになってしまう。それに残業の可能性は夫の方がはるかに高いはずだ。従って母親が残業で遅くなるかも知れないからというのは筋が通らない。

 そもそも女性の労働に子供を合わせるのではなく、子供の都合に母親が合わせるのが筋ではないか。託児所はコインロッカーとは違うのだ。赤ちゃんポストのような非常識なものがまかり通るからこそ、子供を道具のようにしか考えない発想が出てきてしまうのだろう。

 更に、男性の育児休暇取得推進にも巧妙な狙いがあって、これは女性を労働に集中させる狙いともう一つは男性の労働環境を悪くする狙いがある。フェミニズムは女性が高い地位で働くことを目標にしているので、男性の労働を妨害し、少しでも女性が男性を押しのけて早く出世出来るようにしようというものだ。

 フェミニズムは食の安全にも影響を及ぼしているはずだが、実際に不祥事に関わった当事者だけに責任を集約させて、自分達は無関係とばかりに平然と政策を進めていく。そしてテレビドラマにまで影響力を拡大し社会を汚染していく。これではいつまで経っても社会は健全にはならないだろう。

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リーマン破綻は対岸の火事ではない、選挙や芸能に気を取られるな --総裁選、西川史子--

2008-09-16 23:02:49 | Weblog

 米国証券大手のリーマン・ブラザーズが破綻した。低所得者向けの高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で経営危機に陥っていた同社は、米政府の仲介で再建を模索するも折り合いがつかず結局経営破綻となった。

・リーマン破綻で世界株安 日本、深刻な打撃の可能性 20/09/16 19:52更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/178805/

 これを受けて、本日16日の東京株式市場は取引開始直後から売り一色の展開となり、結局終値は年初来安値の1万1609円72銭と落ち込んだ。米国の影響をもろに受けた格好となった。世界経済全体が危ぶまれる中、我が国の経済は益々深刻な局面を迎えることになりそうだ。

 しかし、巷ではこの話題を深刻に捉える人々は比較的少なく、それよりも自民党総裁選や民主党の総選挙対策などの話題に気を取られているようだ。特に14日に名古屋で行われた街頭演説で麻生太郎氏が先日の愛知の豪雨被害に関して「安城や岡崎だったからいいけど、名古屋だったら」などと発言したことが波紋を呼び、安城市と岡崎市がそれぞれ麻生氏宛てに抗議文を提出する事態に発展した。

 しかし、これはかつての「産む機械」や「羊水腐る」などと同様で、政治的な思惑が先行しているとしか思えない。これまでの問題発言とされたものの中に、一つとして悪意が込められている発言があっただろうか。麻生氏は安城や岡崎の住民は死んでもいいと思っているとでも言うのか。あまりに稚拙な揚げ足取りとしか思えない。

 これはマスコミによる麻生いじめといってもいいだろう。安倍内閣の時もそうだった。少しでも左翼、フェミニズムに反する勢力は徹底的に攻撃しようという意識が窺える。これを問題視するなら、民主党小宮山洋子議員の「男性議員のどぶねずみ色のスーツ」や西川史子の「年収4000万」、「不細工に生きる資格なし」を問題視しろと言いたい。

 その西川史子だが、先日の熱愛報道を受けて、更に毒舌に磨きをかけたようだ。あるイベントにゲストとして出演した西川は報道陣の取材に対し、「救いの手がきたみたいなのは辞めてほしい。私はずっとモテるんだからこれが最後の(恋愛)とは思っていない。余計なお世話ですよ?」、「洗濯も掃除も料理もしません。料理で(男を)釣ろうと思ってません。釣られてくるから」と依然として高飛車な態度を貫いた。更に、お金より本能に従って交際を始めたことも「大事なのはお金です」と前言撤回する始末。挙句の果てに、結婚相手の条件として更に将来性を求めるなど、まさに怒りを通り越して呆れ返るしかない有様だ。だが負け惜しみとも解釈出来そうなところもあり、哀れでもある。

・女医・西川先生「これが最後の恋愛じゃない」と高飛車キャラ全開
9月16日15時35分配信 オリコン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000005-oric-ent

 しかしこうした彼女の態度を批判しないマスコミにも責任がある。勿論その背後にはフェミニズムがあるからなのだろうが、それでもこうした女性を野放しにすることが社会を益々荒廃させ、犯罪多発や経済損失を生み出すことにやがてつながっていくという危機感を持つべきではないだろうか。フェミニズムが大手を振れば育児も介護も税金頼み、従って税金も上がる。そして企業も育児休暇や企業内託児所、更には先日の洋菓子店のセクハラ訴訟のように、賠償金などの特損など負担が増える。当然経営は圧迫される。

 だからリーマンの破綻がフェミニズムの責任とまでは言わないが、世界全体にフェミニズムが引き起こす社会負担が経済の足を引っ張っていることは確かではないだろうか。風が吹けば桶屋が儲かる式に考えれば、決して関連性は低くはないと思う。

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年収4000万への拘りは男性全体への侮辱行為 --西川史子熱愛報道--

2008-09-12 11:43:30 | 結婚、恋愛

 「結婚相手は年収4000万以上」、「不細工に生きる資格なし」、など問題発言の多い形成外科医でタレントの西川史子(あやこ、37)の熱愛が発覚した。相手は3歳年下で、平沢勝栄衆院議員の秘書を経て、区議会議員も務め、現在は福祉関係の会社を経営しているという。

・西川史子、平沢議員元秘書とお泊まりデート 20/09/11 08:03更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/177437/

 男性の年収は定かではないが、西川がマスコミの取材に、「お金じゃなくて愛です」と答えているところから、どうやら4000万ほどの年収はないようだ。というより、年収4000万を条件に掲げることが世の男性には勿論、低所得者層全体への侮辱行為と言えるだろう。それに政治と関係がある者なら、今は高所得ではなくても、将来見込める収入は計り知れないものになる可能性を秘めている。西川はそれも見越しているのではないだろうか。「お金じゃなくて愛です」という彼女の言葉がどこまで真実か首をかしげたくなる。

 しかし、マスコミはフェミニズムの圧力なのか西川に対して好意的だ。この熱愛報道でも、「ゴーマンキャラで人気の」と勝手に人気があると決め付けた表現で決して批判的な印象を感じさせない配慮をしている。またかつて政治家との合コンについて触れた時にも、「男性ホルモンでギラギラした顔の政治家はうんざり」などと話していたそうが、その発言はお咎めなしでいいのか。

 仮にも医師である西川なら男性ホルモンで顔がギラギラすることの医学的な根拠も当然知っているはずだ。それを男は脂臭いなどと馬鹿な若い女性の口癖と同じようなことを言っていたのでは、それこそ女性の品格が問われる。「医は仁術」と良く言われるが、西川にはそうした医学の志は微塵もないのか。

 しかも、こうした男性の身体特性を軽蔑的な目で見ることは明らかな侮辱行為である。フェミニズムの造語で言えば「セクハラ」に当たる。しかし西川が世間から非難を受けるわけでもないし、また世の女性達が男は脂臭い、汗臭いなどと職場の男性社員に言っても訴訟を起こされて賠償金を取られたという話は聞いたことがない。しかし女性にこの類の話をしようものなら大問題となり、裁判沙汰になるケースも決して珍しくない。数日前にも洋菓子店の店長が女性派遣従業員に「昨夜遊びすぎたんじゃないの」、「処女じゃないんでしょ」などと発言したことに対して約170万円の慰謝料支払いを命じる判決が出ている。

・「昨夜遊び過ぎたんじゃ…」はセクハラ 女性が逆転勝訴 20/09/10 18:14更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/177353/

 女性が不快だと思えば何でもセクハラと主張して場合によっては慰謝料も取れる。しかし女性は平気で男性を侮辱する。しかも上記の例では、まず男性ホルモンでギラギラした顔というのは生理的現象であり変えることは困難だ。女性の生理臭が臭いというのと比較すれば判り易いだろう。一方、昨夜遊びすぎ云々というのは、例えば勤務中に欠伸(あくび)をしてて仕事の能率が上がらないなど、何らかの問題点があったからこそ言われたのだと推測出来る。つまりこの例では女性本人の行動規範にも問題があったと考えられる。しかしほとんどの女性は、この件に関し絶対に女性の非を認めないだろう。それがフェミニズムに汚染された現代女性の荒んだ心なのだ。

 つまり、いくら西川のキャラが本音と違う作りキャラであったとしても、世間に対する悪影響というものは計り知れないのだ。まさに西川はフェミニズムに便乗し、言論の自由の男女格差を利用した強かな女と言えるだろう。そうした女性が選ぶ男性はより自分が手玉に取り易い相手ということになるだろう。しかもこうした女性は世間に沢山いるのだ。それもフェミニズムの影響である。

 少なくとも、公の場に出る限りは、「人の道」というものを考えて欲しいものだ。特に西川の場合は単なるお馬鹿キャラとは違い、医師という肩書きも持っているということも忘れないで欲しい。「医は仁術」の言葉を西川にはもう一度思い出して欲しいものだ。むしろ西川のような高所得の女性は、生活苦の男性と結婚して養ってやるくらいの博愛的な精神があって然るべきではないだろうか。

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北朝鮮拉致は今でも続いているのか --平成10年行方不明女性に拉致可能性--

2008-09-09 22:21:06 | 事件、事故

 平成10年に三重県伊勢市で行方不明になった女性が、北朝鮮に拉致されている可能性が出てきた。昭和60年以降は拉致はしていないという北朝鮮側の説明は嘘だったのか。今後更に詳しい情報が求められる。

・北、新たな拉致疑惑 10年不明の辻出さん 政府に情報、再捜査へ 9月8日8時7分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000904-san-soci
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/176615/
・【拉致新疑惑】捜査当局が拉致事件で再捜査 10年前に失踪の辻出さん 2008.9.8 02:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080908/plc0809080200001-n1.htm
・辻出さん拉致情報 両親の思い交錯 生存の望み、期待と不安 20/09/08 08:10更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/176616/
・拉致疑惑の辻出さん両親が会見「どこまで本当か分かりかねる」 20/09/08 21:39更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/176872/

 今回拉致された可能性がある女性は、当時伊勢市の地域雑誌の編集記者だった辻出紀子(つじで・のりこ)さん(失踪当時24)。辻出さんは平成10年11月24日深夜に退社した後、行方不明となっている。

 北朝鮮に関しては拉致問題はじめ様々な問題があるのだが、もしも今回の辻出さんも拉致されているとしたら、より一層北朝鮮に対する不信感は高まることになる。

 更に、これまで日本国内で拉致された人の多くは新潟や福井など日本海側に住んでいる人達だ。これは拉致後に北朝鮮へ運ぶのに地理的に便利だからということがあるのだろう。しかし今回の辻出さんが住む三重県は太平洋側である。そして今も尚拉致が行われている可能性も否定できない。そうなると海沿いに居住する人達、特に若い女性は危険ということになる。痴漢やひったくりに比べれば数は少ないが、被害は比較にならないほど計り知れない。やはり女性が外を出歩くのは危険が伴う。女性の社会進出とは聞こえはいいが、実際は決して甘くない。

 ところで、フェミニズムは北朝鮮に対して比較的好意的のように思える。社民党も北朝鮮の拉致問題が明らかになるまでは拉致は存在しないかのような姿勢だったはずだ。他にも余り北朝鮮を追い詰めるべきではないといった論調がフェミニズムの間で囁かれている印象を受ける。また拉致被害者家族の集会や署名活動などに批判的な見解を表明するフェミ団体があったとか、私の記憶によればそんな話も聞いたことがある。

 勿論、実例を紹介出来るほどの情報が手元にないので明確なことは言えないが、もしフェミニズムと北朝鮮に何らかの接点があるとしたら、一体何だろうか。フェミニズムは独裁国家を望んでいるのか。それとも共産主義国家に対する憧れなのか。

 しかしながら、フェミニズムには元々理念などないのだから、北朝鮮と関係があろうがなかろうが、フェミニズムが邪悪であることには変りない。しかし、拉致問題の解決にフェミニズムが妨害となっているとしたら、それは由々しき事態と考えねばならない。

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子供は国家の宝、女性の晩婚化は国家破綻に --悠仁さま、川島なお美、渡辺真理--

2008-09-06 20:31:54 | 家庭、教育

 秋篠宮家の長男悠仁さまが今日2歳の誕生日を迎えた。思えば本ブログの最初の話題も悠仁さま誕生の話題だった。悠仁さまの成長と共に本ブログも成長しているなどと言うのは少々生意気かも知れないが、本ブログにとって悠仁さまが特別な存在であることは確かだ。

 悠仁さまの誕生の時、紀子さまは41歳、決して若いとは言えない年齢だ。しかし彼女の場合、既に2人の出産を経験しており、悠仁さまは初産ではない。最近では女性の社会進出と裏返しに起きる結婚放棄と共に初産の年齢が高齢化しており、それが少子化の原因となっている。今一度女性の結婚と出産の重要性について考えて見るべきではないだろうか。

 ところで、巷では高齢結婚に関してちょっとした物議を醸している。タレントの川島なお美さん(47)があるトークイベントで、同席した元衆議院議員のハマコーこと浜田幸一氏の発言に立腹しているという。

・川島なお美語る「ぞっとするほどのセクハラ発言」2008/9/3
http://www.j-cast.com/2008/09/03026191.html

 これによれば、幸せな家庭の秘訣として、3人以上子供を産まない女性は国家にとって必要な女性じゃないという旨のことをハマコー(浜田)が発言したとのことだ。トークの前後関係が明らかでないのでこの部分だけを切り離して賛否するのは適切ではないが、少なくとも47歳という晩婚の川島にはこの言葉が気に食わなかったらしく、彼女の公式ブログに「ぞっとするほどのセクハラ発言された」と記している。

 彼女は更に、「ここで相手をたしなめるか激怒するのは簡単。でも同じ土俵に立ちたくなかった。さりげなくかわした」と記しているが、ここから彼女の男性に対する意識というものが感じ取れそうだ。

 だいたいセクハラなどという考え方が女性だけのご都合主義による発想だ。何でも不快だからといって相手を悪者にしていたのでは、コミュニケーションなど出来ない。高学歴の川島には元々フェミニズムの意識が少なからずあるようだ。

 しかも、「相手をたしなめる」という表現も明らかに相手を見下している。そもそも浜田があの言葉を発した政治的社会的な意味がどこにあるのか、あの言葉は何も川島本人だけに言ったのではなく、女性の非婚化、晩婚化の根源であるフェミニズムを非難したものなのだ。どうもそれが川島には理解出来ていないようだ。

 浜田が言いたかった本音はこうだろう。「貴女は結婚が遅すぎる。そういう女性が世の中に一杯いる。これでは子供もろくに産めない。何故もっと早く結婚しないのか。結婚したくても出来ない高齢男性のことを無視した卑劣な女性が多すぎる」つまり浜田の言葉はフェミニズムに影響された女性に対する警告なのだ。3人以上の子供は少々誇大表現のようにも思うが、40歳過ぎで結婚していては1人の子供を産むのが精一杯だろう。

 そうした女性の問題点を棚に挙げ、セクハラを受けたなどと自分を被害者に見立てる川島の意識は、今や日本女性の典型的な短絡思考となってしまっているようだ。だが若いうちに結婚した女性に対してなら浜田の言葉はなかっただろう。その違いを考えるべきだ。

 結婚を先延ばしにするのは結婚を求める男性に対する嫌がらせ、それこそセクハラと言えるだろう。怒る前に今迄の自分を反省せよ、と川島に言いたい。幾らその場で3つ子を産みますなどと「大人の対応」をしたところで、後でブログ等で本音を公表してしまえばその時点で大人の対応は消滅したも同然だ。

 そして高齢結婚といえば、フリーアナウンサーの渡辺真理(41)が4日、フジテレビ社員(45)との結婚を発表した。出会いから3カ月のスピード婚で、8月27日に入籍済だという。

・出会って3ヶ月で… 渡辺真理アナが結婚発表 20/09/05 08:22更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/175952/

 彼女も何故この歳まで結婚しなかったのかという感がある。しかも、「結婚願望はなかったわけじゃないけど、彼に会っていなかったら、結婚しませんでした」と言い切った。だが結婚というのは願望があるからするのではなく、人としての勤めである。それも出会ってから間もない相手のことがそこまでわかるだろうか。結婚しない選択肢もありだと考える彼女の意識には苦言を呈せざるを得ない。

 ニュースステーション時代の様子を見る限りでは、彼女は決して穏やかな性格とは思えなかった。だがビートたけしと仕事を共にするようになってからは、彼女も多少なりとも変わったのかも知れない。それが今回の結婚へとつながったのなら、紹介をした八木亜希子氏はもとより、たけしこそ影の立役者と称えたい。

 川島も渡辺も、あの歳では子供を授かったとしても1人が精一杯だろう。全ては彼女らが結婚を妨害していたためだ。ハマコー氏の3人以上子供を産まない女性は国家にとって必要な女性じゃないという意見も決して放言ではなく、結婚もしようとしないどころか結婚制度そのものを破壊するフェミニズムに対抗した発言と受け止めていいだろう。若いうちに結婚したものの、子供に恵まれなかったというのなら仕方ない。しかし結婚もしないし子供も要らないなどというのは女性としての役割どころか人としての役割を放棄している。

 高い理想ばかり掲げて男性を結婚出来なくする女性は沢山いる。どんなに男性が歩み寄ろうとも、女性はそれ以上の贅沢を男性に求め、挙句の果てには「だらしない男ばかりだ」といって結局結婚せずに時間ばかりが過ぎていく。結婚は遅くなってもいいなどと言う女性もいるが、どんな仕事でも納期というものがある。納期遅れの仕事は評価されない。結婚もそれと同じだ。適齢期というのはそういうものだ。結婚の権限が女性に握られている以上、女性は仕事を納める側、男性は顧客側になる。つまり晩婚は納期遅れの仕事しか出来なかったということだ。そういう罪悪感を女性に認識させなければならない。

 世の中には3人どころかそれ以上子供のいる家庭も沢山ある。誰しも自分の遺伝子を後世に残していくというのは生命体の本能のはずだ。それなのに、浜田の言葉を真摯に受け止めようとせず出産を蔑ろにする姿勢は、裏を返せば子供の沢山いる家庭を否定することにもつながるではないだろうか。秋篠宮家の家族も子供は3人いる。彼らは皇室まで否定するつもりなのか。

 このように、自然な男女の営みまで否定する一方で、ミニスカ女子高生や風俗嬢を思わせるような露出度の高い服装の女性が闊歩し、援助交際はじめ複数男女の乱交など性の氾濫が起きている。更には謙虚さに欠け、自己顕示欲の強い女性が乱立し、男性達に対して傍若無人に振舞う様子も増えている。こうした女性でも痴漢に遭えば被害者にしてもらえるのかと言いたい人も少なくないと思う。一体女性の何を「守る」のか。それすら失われている現代社会ではないだろうか。

 将来、悠仁さまが大人になられる時代には、日本社会はどうなっているのだろうか。

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どうなる政界、次期内閣と解散総選挙の行方は --福田首相辞任--

2008-09-02 11:55:45 | Weblog

 突然の辞任劇だった。福田内閣の支持率の低迷などを考えれば辞任は止む無しかも知れないが、それにしても国民の多くは驚いたことだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000915-san-pol

 内閣改造を行い、臨時国会の日程も決め、いざ国会へ臨むというこのタイミングでの辞任、まさに安倍前首相の辞任と重なるところを感じる。もっとも、安倍前首相の場合は体調不良という不可避な理由もあった。だが今回の福田首相は違う。何故今なのか。

 だが、マスコミの多くは穏やかな反応である。投げ出しだといった安倍前首相の時と同様な野党側の批判の声は一部にあるが、それを強調した報道はない。安倍前首相の時はある新聞では「子供っぽい」などと揶揄する中傷的な大見出しなど非難轟々だった。しかし今回はそうした個人的な人格を非難する論調はない。これはやはり福田首相がフェミニズムに好意的だということが批判を小さくしているのだろう。

 安倍前内閣はマスコミが潰したようなものだ。しかし福田内閣はそうではない。むしろマスコミは後押しをしていたはずだ。それでも国民の支持を得ることは出来なかった。解散総選挙が噂される中、福田内閣では選挙で戦えないという与党内部の圧力が今回の辞任につながったのではないかと想像する。

 今後は、麻生太郎幹事長を軸にした新総裁選びが行われるようだが、何が起こるかわからない。総裁選びは目先の解散総選挙を睨んだものになるのは必至だ。となると、政策よりも表向きの印象だけで人選が行われる可能性がある。早くも総裁候補として麻生氏の他に小池百合子氏の名前も挙がっているという。

 更に公明党の動向も見逃せない。以前から公明党は民主党との連立も模索しているような動きも見せているようだ。公明党が自民党に見切りをつけるのか、或いは今迄通り自公連立を維持するのか、またそれも選挙結果次第なのかも知れない。

 世論には公明党を苦々しく思っている声も多いようだ。ある掲示板にも公明党との決別を求める声が多数を占めている。女性専用車両の導入はじめフェミニズム政策に一際力を入れている公明党だが、男性からの支持が低下しているのではないだろうか。

 一寸先は闇、これが現代社会だ。何が起きても対処出来るような危機意識を国民一人一人が持つ必要があるのではないだろうか。

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