交通事故を巡る紛争なのか、或いは対人関係の縺れなのか、福岡市の海岸で会社員女性の切断遺体が発見された事件では、まだ犯人像が特定出来ていない。
・福岡の切断遺体女性 「4日間で着信22回」不審電話に悩む 2010/03/17 09:36
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/369584/
福岡市西区の能古島の海岸で、会社員諸賀礼子さん(32)=同市博多区=の切断遺体が見つかった事件で、交通事故の相手と紛争になっていた様子をインターネットの会員制サイトに書き込んでいたことが17日、分かった。西署などの捜査本部が事件との関連を調べている。
サイトへの書き込みは1月3日付。今年の抱負を、交通事故をめぐる紛争をめぐり、「大みそかに10回、元旦に7回の着信。昨日は3回、今日は2回。私にも我慢の限界がありますが、ここでもう少し我慢します」と不審な電話に悩んでいる様子が記されていた。 昨年12月26日付の書き込みによると、諸賀さんは同11月、帰宅途中にオートバイとの交通事故に遭ったが、過失割合に関して言い分が食い違い、紛争に。「家の前に本人らしき人がうろついてるのを見たから、その後もかなり警戒して帰ってきてます」と不安を募らせる様子を記していた。
(全文引用)
交通事故と事件の関連性は不明だが、互いの過失割合について言い分が食い違うのは良くあることだ。だが相手の男性はオートバイを運転していた。女性が何を運転していたのかは明記されていないが恐らく自動車だろう。従って、過失割合としては自動車を運転していた女性の方の過失が大きくなることは予測出来る。
しかし、それが大きな紛争になったということは、恐らく女性が自分の非を認めることもなく相手男性だけに過失を押し付けようという意識があったのではないだろうか。自分の非を認めない女性像というのは、まさにフェミニズムの影響と言えるだろう。
この女性は、仕事でも優秀であったという報道がされている。しかし既に殺害された人、まして女性であれば、美談ばかりを強調して報道するのはフェミ的報道の定番だ。
・初の女性社員、強い責任感 福岡の切断遺体で勤務先 2010/03/17 11:35
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/369690/
福岡市西区の能古島で切断された遺体で見つかった会社員、諸賀礼子さん(32)=同市博多区=が勤務していた医薬品卸会社の代理人、田中雅敏弁護士が17日、記者会見し、諸賀さんについて「温厚で責任感が強く、後輩の面倒見もよかった」とし「一日も早い(犯人の)逮捕を望んでいる」と話した。
田中弁護士によると、諸賀さんは平成12年4月、営業としては初の女性社員として入社。最近は約30カ所の医療機関を担当し、医薬品を納入するなどしていた。700人以上いる営業社員の中でも成績が上位になるなど優秀で、将来の幹部候補として期待されていたという。諸賀さん自身も「もっと責任ある立場で働きたい」と仕事に意欲を見せていた。
田中弁護士は事件について「諸賀さんがトラブルを抱えていたという話は聞いたことがない」と述べた。
(全文引用)
これらの情報から推測出来る女性の性格は恐らく、自分の意志を一切曲げることなく、とことん自己主張を押し通すといった人物像が浮かび上がる。自己主張も時と場合によって必要ではあるが、一方で協調性を欠くなどの欠点もある。「もっと責任ある立場で働きたい」と本人が本当にそう言っていたのなら、かなり自意識過剰の部分があるように思える。
そもそも仕事が優秀な人というのは、自分だけが優秀というわけではなく、他人を巧みに利用して自分の成果としてしまう、いわば、他人の褌で相撲を取る、といった面が多分にある。特に営業職のような職種の場合は他の人のサポートも大きく影響するわけで、技術職、製造職など営業職の下位と見られがちな職種の人達は、厳しいスケジュールでも営業の仕切った納期に絶対に間に合わせなければならないという重圧を強いられることも多い。そうした多くの人達の苦労があってこそ営業職の成果が上がるわけであって、この女性だけを高く評価するのは無理がある。
出来れば、この女性の同僚などに彼女の性格を尋ねてみたいところだが、恐らくマスコミは取材しているだろう。しかし彼女に悪い印象を与えるものは報道されることはない。
ともあれ、交通事故のトラブルが事件と関わっているとはまだ断定出来ないが、恐らく彼女の強気の姿勢が相手男性を更に憤慨させたという可能性は高いのではないだろうか。
恐らくこうした女性は結婚もせずに仕事中心の生活になるだろう。たとえ結婚するにしても上ばかり見て、会社社長など庶民離れした立場の人しか相手にしない。何故なら、女性が家計を支えるという考えは毛頭ないからだ。やりたいことはしたい、でも負担は背負いたくない、そんな人物像が想像出来る。だがそれで責任感が強いと言えるのだろうか。本当に責任感が強いのなら、良き妻、良き母となることの責任をまず第一に強く感じて実践して欲しいものだ。