社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

自然災害の連鎖、天罰は無差別に下る理不尽

2018-09-06 20:49:04 | 医療

 台風21号、並びに北海道胆振地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 加えて、避難所や病院での男女の扱いに格差がないことを祈ります。もし、男性が入れない避難所があったり、食料の配給が女性優先だったり、治療の順番が女性が先で男性は後回しにされたなど、実際に男性差別を体験した方がいたら本記事のコメント欄に記載して下さい。その際、日時や場所など具体的な情報も併せて記載してください。


<その他のニュース>
・朝日新聞の慰安婦報道の検索回避問題 菅長官「個別の報道の対応。政府としては努力続ける」2018.8.28 11:57
https://www.sankei.com/politics/news/180828/plt1808280018-n1.html

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は28日の記者会見で、朝日新聞が慰安婦問題をめぐって過去の報道内容を取り消した一部の英語版記事を、インターネットでは検索できない設定にしていた問題について「個別の報道機関の対応であり、コメントは控えたい」と述べるにとどめた。

 そのうえで、「政府としては慰安婦問題に関する考え方や取り組みをさまざまな形で説明している。国際社会から正当な評価を受けるよう、そうした努力は続けていきたい」と強調した。

 検索できない設定になっていたのは、平成26年8月5日付朝刊の特集「慰安婦問題を考える 上」に掲載された記事の英訳版2本。1つは朝鮮半島で女性を強制連行したと虚偽証言した吉田清治氏を取り上げた記事を取り消した記事で、もう1つは「女子挺身隊」と「慰安婦」の混同を認めた記事だった。朝日は検索できなくしたのは「タグ設定上の作業漏れ」だと説明している。

 政府は旧日本軍・官憲による慰安婦の強制連行については、吉田氏の偽証を朝日新聞が繰り返し報じたことで国際社会に広がったなどとして、否定している。17日の国連人種差別撤廃委員会の対日審査でも、外務省の大鷹正人・国連担当大使が不正確な情報が流布したが、朝日新聞を念頭に「大手の新聞社」は謝罪したなどと説明していた。


・関西生コンのトップを逮捕 滋賀の生コン業者の恐喝未遂事件 契約断った商社に「大変なことになりますよ」2018.8.28 11:07
https://www.sankei.com/west/news/180828/wst1808280041-n1.html

 準大手ゼネコンが進めていた倉庫建設工事をめぐる恐喝未遂事件で、湖東生コン協同組合(滋賀県東近江市)の加盟業者と契約するよう商社の支店長を脅したとして、滋賀県警組織犯罪対策課は28日、恐喝未遂容疑で、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部執行委員長、武建一容疑者(76)=大阪府池田市=を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 県警は今月9日に同容疑で同支部執行委員兼政策調査部長、城野正浩容疑者(57)=兵庫県西宮市=を逮捕しており、同支部が組織的に事件に関与した可能性もあるとみて、全容解明を進める。

 逮捕容疑は昨年3月~7月、東近江市内で行われていた清涼飲料水メーカーの倉庫建設工事にからみ、同支部幹部や湖東生コン協同組合幹部らと共謀し、生コンクリート調達を担う大阪市内の商社の男性支店長に対し、湖東生コン協同組合の加盟業者と契約を結ぶよう要求。断られたため「大変なことになりますよ」などと複数回、脅して契約させようとしたとしている。

 この商社は準大手ゼネコンの関連会社。捜査関係者によると、武容疑者らは逮捕容疑の他にも、工事現場を訪れて「カラーコーンが道路使用許可なしで置かれている」「仮囲いが1センチほど境界を超えている」などと因縁をつけ、圧力を加えるなどしていたという。

 この事件では、これまでに同容疑で城野容疑者を含めて7人が逮捕され、うち3人が今月8日に同罪で起訴されている。


・元モー娘。吉澤ひとみ容疑者を逮捕…酒気帯び状態でひき逃げの疑い 2018.9.6 19:51
https://www.sanspo.com/geino/news/20180906/sca18090618520002-n1.html

 東京都内で酒気帯び状態でひき逃げし、2人にけがを負わせたとして、警視庁中野署が自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の疑いで、アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの吉澤ひとみ容疑者(33)を逮捕したことが6日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、吉澤容疑者は6日午前7時ごろ、東京都中野区東中野2丁目の路上を酒気帯び状態で運転し、赤信号を無視。自転車に乗っていた人をはねた上、近くの歩行者にもけがを負わせ、そのまま立ち去った疑いがあるという。

 所属事務所のホームページによると、2000年に「モーニング娘。」のメンバーとしてデビュー。07年に同グループを卒業後、出身地の埼玉県三芳町の広報大使に就任するなど活動していた。

 吉澤容疑者は17年9月にも、板橋区で乗用車を運転中にワゴン車と衝突する事故を起こしていた。


【号外】小林麻央さん死去、フェミニズムの医療介入の弊害浮き彫りに

2017-06-23 17:01:08 | 医療

 乳癌で闘病を続けていた小林麻央さんが死去した。近年、乳癌はじめ婦人病の検診や治療方法にフェミニズムが介入しているが、様々な弊害をもたらしているといえよう。本ブログでも度々触れてきたが、過去論考より関連部分を抜粋して紹介したい。

 そして、小林麻央さんの冥福を心より祈る。


・小林麻央乳癌の波紋とフェミの責任度
goo.gl/CcktjF

 しかしよく考えてみれば、麻央さんもフェミニズムの被害者ではないだろうか。ピンクリボン運動などと称して、女性に乳癌検診を進めてきたのは紛れもなくフェミである。しかしマンモグラフィーという検査機器を使った検診法に対して、海外の医療関係団体から疑問があがるなど、決して女性の健康促進には寄与しているとは言えない。これも検診料金を稼ぐ病院、厚生労働省や検査機器を販売する製造会社などの利権だと言われても仕方がない。麻央さんも検診は欠かさなかった筈だし、同じく乳癌で闘病中の北斗晶さんなどはエコー検査も加えて検診を行っていたにも関わらず、早期発見は出来なかった。

 それに何より、女性を労働市場に駆り立てることにより、肉体に負担がかかり、病気になり易くなっているだろうというのは容易に想像が付く。結婚せず子供も産まない女性は婦人科系の病気になり易いと言われているが、食の安全が問題視され、環境汚染も広がり、更にフェミがもたらす社会ストレスが蔓延する現代社会においては、もう若いうちから病になるリスクを大きくしてしまっていると言えるのではないだろうか。つまりフェミのせいで国民が健康を害しやすくなっているのだ。麻央さんも北斗さんもフェミとは本来無関係の女性、だがそうした女性ばかりが病にかかるのは実に気の毒な話だ。
(一部引用)


・小林麻央さん乳癌、乳癌検診の必要性より予防方法の啓発を
goo.gl/uhc2dd

 乳癌患者は増加傾向にあるという。理由は欧米型の肉中心で脂肪の多い食生活の変化と晩婚化による初産年齢の上昇らしい。以前から未婚で出産経験がない女性は乳癌になり易いというのは言われていた。だがこれらはフェミニズムにとって都合の悪い情報なのでなかなか報道されなくなった。今回引用したニュースで明確に晩婚化を原因として挙げた意義は大きいと言えるだろう。
(一部引用)


・北斗晶乳癌告白、定期検診でも早期発見出来ない医療界のフェミ汚染事情
goo.gl/W5tyKk

 元々、マンモグラフィーという乳癌検診機は、フェミニズムの主導で全国の病院に一斉に導入された。これは、それまで乳癌の検診は医師による触診で行っていたが、女性の乳房を男性医師が見て触るという医療行為を止めさせる目的というのは容易に想像がつくだろう。更に機器の操作も女性でなければならないとして、女性の雇用拡大にもつながるという付随的効果も狙っているのだろう。

 更に、勤労女性や非婚女性の増加に伴い、ストレスや性生活の欠乏によるホルモンバランスの不安定等の原因で女性特有の疾患が増大することを見越した手段と捉えることも出来る。そのため、ピンクリボン運動と称して、女性に定期検診を勧め、しかも医療費も稼ごうという国家的戦略も垣間見える。

 ところが、これら検診機器による診察よりも従来通りの医師による触診の方が望ましいという意見は以前からあった。また参考記事にもあるように、スイスの医療団体がマンモグラフィー検診機の有効性に異議を唱え、癌以外のものまで癌と誤診してしまい、無用な治療が行われるとして、検診機の使用中止を勧告する内容の論文を発表した。素人のフェミが医療分野に介入して、検診機を一斉導入したり、女性専用医療を設置するなど急激な変革を行えば、専門家からの疑問や反発が上がるのも無理もない。

 しかし、医療界にも既にフェミに汚染された女性医師などが存在する。参考記事の中でも昭和大学病院乳腺外科の明石定子という准教授がスイスの医療団体の論文に対し反論している。しきりにマンモグラフィー検診の必要性を力説したいようだが、ならば明石氏自身が反論論文を執筆して全世界に発表すればいいではないか。
(一部引用)


<関連ニュース>
・麻央さん、海老蔵に「愛してる」と言って旅立つ H29/6/23(金) 14:45配信 デイリースポーツ
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/06/23/0010307487.shtml

 がん闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが34歳の若さで死去したことが23日、明らかになり、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が同日、東京・渋谷のシアターコクーンで会見した。海老蔵は前夜に麻央さんが「愛してる」と言って、息を引き取ったことを明かした。

 海老蔵は前日22日の同劇場での公演後、別の稽古があり、終わった後に麻央さんの母親から「具合がわるい」旨の連絡が入っており、急いで自宅に戻ったという。

 麻央さんにつきそうと、うまくしゃべれない状態だったというが、海老蔵は「不思議なことなんですが」と振り返りながら、麻央さんが最後に「愛してる」と言って、旅だったことを明かした。

 海老蔵はこの日正午から、同劇場で自主公演「ABKAI2017~石川五右衛門 外伝~」昼の部を気丈に演じ切った後に会見に臨んだ。


築地移転問題の火付け役は?、蓮舫二重国籍問題隠し、小林麻央乳癌の波紋とフェミの責任度

2016-09-22 14:09:29 | 医療

 東京築地市場の移転予定先である豊洲市場の盛り土問題でマスコミがかなり活気付いていると思うのは私だけだろうか、小池百合子都知事の成果として大きく取り上げたいということなのか。いつしか蓮舫民進党代表の二重国籍問題は過ぎ去ってしまった感がある。

 築地移転問題について私は詳しく知らないので、この問題そのものについては触れない。ただ私が疑問に思うのは、小池が何故この築地移転を問題視したか、そのきっかけは何かということだ。初めから小池が移転先の豊洲に盛り土をしないとか空洞を設けるとか、そんな詳細な話までは知らなかった筈だ。まるで初めから当選番号が判っている宝くじを引き当てるような的中率の良さ、それが却って不自然に感じられる。小池の背後に強力な権力が付いているのかとさえ思える。

 そもそもフェミは小池に否定的だった。これは本ブログの過去論考でも指摘している(*1)。では今現在、築地移転問題に切り込む小池の姿勢についてフェミはどう思っているのだろうか。恐らく多くの一般女性は、男性社会の利権構造を女性が切り崩しにかかっているといった、女は正義の象徴であるかのような目で見ているに違いない。フェミはこうした手放しで応援出来ないような状況には黙秘を貫く。そこに連中の姑息さがある。

(*1)小池百合子東京都知事は右翼だと非難する左翼フェミニズム勢力の指摘は正しいか?
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/8ce3c84217b00fa8e73389feb429b6d5

 ところで、待機児童に関しては、小池はこれまでのフェミ主導の方針を崩すことなく踏襲するようだ。これも築地移転問題と同様で、フェミ利権が絡んでいる筈なのに、いかにも待機児童対策が正義であるかのようにマスコミは保育所や保育士の拡充を盛んに訴えている。ここに問題意識を持って切り崩しを図る者はいないのか。

 またこの話題で、蓮舫の二重国籍問題が覆い隠された印象がある。民進党内では早くも党内分裂が起きているというが、反日マスコミでは寧ろ蓮舫の二重国籍問題に擁護的な記事を掲載している。例えば中日新聞では、二重国籍がそんなに問題なのかという論調で、海外では二重国籍を認めている国もあるとか、反日論客の李信恵のインタビューを掲載するなどして、全面的な蓮舫擁護記事を掲載している。

 海外ではこうだ、というのが通用するなら、例えばロシアでは児童ポルノの単純所持は禁止していないし、そもそも児童買春ポルノ法に相当する法律がない国もある。これらを理由に児童ポルノ法で逮捕された容疑者を擁護して法の是非を問うような記事を掲載してもいいはずだ。

 こうした様々な問題も、重い病に苦しむ人にとってはそれどころではないだろう。タレントの小林麻央さんが乳癌を公表してから暫く経つが、今度は骨や肺にも癌が転移していることを公表した。これを受けて、ファンなどからは、もう助からないのかなどの絶望的な声が出ている。既に5年後生存率30%という報道もあり、状況はかなり深刻だ。

 しかしよく考えてみれば、麻央さんもフェミニズムの被害者ではないだろうか。ピンクリボン運動などと称して、女性に乳癌検診を進めてきたのは紛れもなくフェミである。しかしマンモグラフィーという検査機器を使った検診法に対して、海外の医療関係団体から疑問があがるなど、決して女性の健康促進には寄与しているとは言えない。これも検診料金を稼ぐ病院、厚生労働省や検査機器を販売する製造会社などの利権だと言われても仕方がない。麻央さんも検診は欠かさなかった筈だし、同じく乳癌で闘病中の北斗晶さんなどはエコー検査も加えて検診を行っていたにも関わらず、早期発見は出来なかった。

 それに何より、女性を労働市場に駆り立てることにより、肉体に負担がかかり、病気になり易くなっているだろうというのは容易に想像が付く。結婚せず子供も産まない女性は婦人科系の病気になり易いと言われているが、食の安全が問題視され、環境汚染も広がり、更にフェミがもたらす社会ストレスが蔓延する現代社会においては、もう若いうちから病になるリスクを大きくしてしまっていると言えるのではないだろうか。つまりフェミのせいで国民が健康を害しやすくなっているのだ。麻央さんも北斗さんもフェミとは本来無関係の女性、だがそうした女性ばかりが病にかかるのは実に気の毒な話だ。

 以上のように、あらゆる害毒を社会に撒き散らすフェミニズムに対して、全く批判的な報道がないのは異常と言うより他はない。それだけフェミ権力は強固なものという証だろう。だからこそ国民一人一人が問題意識を持つ必要があるのだ。だが、女性専用車両や性犯罪の厳罰化などを取り上げ、フェミは女性のためにもなっている、などと考える女性は多い。しかしそんな状況では改善は望めそうにない。それこそ、フェミに賛同しその生き方を実践する女こそ早く病気にでもなってこの世から消えてくれと言いたい。

<参考>
・小林麻央さん乳癌、乳癌検診の必要性より予防方法の啓発を
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/ce4c221ef49ac3f01b51355ee7eb9b14

・北斗晶乳癌告白、定期検診でも早期発見出来ない医療界のフェミ汚染事情
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/d1e5e1012200dd77aeff7637a3458bd1


・【民進新代表】蓮舫氏 年内辞任も!二重国籍問題よりヤバい「黒い交遊」 2016年09月17日 06時30分
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/594015/

 自民党がほくそ笑んでいる!? 民進党の代表選が15日行われ、大方の予想通り、蓮舫代表代行(48)が1回目の投票で、前原誠司元外相(54)、玉木雄一郎国対副委員長(47)に大差をつけて代表の座を射止めた。その蓮舫氏には“二重国籍”問題だけでなく、爆弾級ともいえるもっと危ない話がいくつも持ち上がっている。永田町では早くも「年内持たないだろう」と、超短命の代表になると予測する声であふれ返っている。

 野党第1党の党首に女性が就任するのは旧社会党の土井たか子氏以来。女性指導者は世界的な時流ではあるが、党内は歓迎ムードばかりではない。言わずと知れた“二重国籍”問題で、蓮舫氏が虚偽ともとられかねない発言を繰り返した揚げ句、代表選を強行突破したからだ。

 疑惑が取りざたされた当初、蓮舫氏は調査・確認することなく「台湾籍は抜いた」「生まれた時から日本人です」などと発言。その後、台湾籍放棄の手続きを取ったと言い、13日に「台湾籍が残っていた」と公表した。

 この時、既に党員、サポーター、地方議員の投票は締め切られていたこともあり、代表選前日には党内の有志議員が「蓮舫氏の説明が二転三転したことに対する政治的資質の問題、党のガバナンスの問題」として、代表選の仕切り直しを訴える異常事態となった。だが、党常任幹事会で「問題なし」と却下され、選挙は続けられた。

 代表就任会見では報道陣から「代表選で勝ったことでみそぎを済ませたと思っているのか」「二重国籍は国籍法違反の可能性がある」などと質問が相次いだ。蓮舫氏は「党内外に向けて、信頼いただくためにもその都度、説明していきたい」と釈明を繰り返したが「もはや信頼性という意味ではゼロ」と党内から声が上がるのも当然だ。さらに「問題はそれだけではない」との声が噴出している。党内の衆院議員はこう話す。

「蓮舫氏に負けてしまったことは仕方がないが、蓮舫氏は二重国籍問題だけでなく、他にも取りざたされているヤバい話がいくつもある。黙っていても火がつく。いつまで持つかが見ものですよ」と不敵に話した。

 ヤバい話とは何か? 

 永田町関係者は「蓮舫氏が民主党政権で大臣だった時に追及された元不動産会社経営者A氏との不適切な交遊です」と話す。蓮舫氏は2011年に写真週刊誌にA氏との密会写真が掲載され、国会で追及された。

「A氏はバブル崩壊後に不動産業界でのし上がった風雲児で、ジャスダック上場までしたが、05年に脱税でガサ入れされた際、覚醒剤を打っているところを発見され、覚醒剤取締法違反(使用、所持)罪で懲役3年、執行猶予5年がついた。にもかかわらず、蓮舫氏は執行猶予中のA氏と密会していたところを写真に撮られたんです」

 蓮舫氏は国会でA氏との面識は認めたが「(覚醒剤逮捕歴は)知らなかった。反省すべきだった」などと答弁していた。

 だが、当時を知るA氏の関係者は「蓮舫氏は国会議員になる前からA氏とは付き合いがあり“デキているんじゃないか!?”とまで言われたほど親密でした。付き合いがあった人で、A氏の逮捕を知らないハズがない」と話す。

 別の関係者は「A氏は有名人好きで、中でも蓮舫氏は大のお気に入りでした。自宅や生まれ故郷である青森にも蓮舫氏を招待していたし、娘の結婚式にも蓮舫氏は出席していた仲。蓮舫氏もバカではないので、なんで国会議員なのにA氏と付き合っているのかと話は出ていたが、男女の関係ではなく、お金の面で切れないところがあったのではないか」と話す。

 国会追及から2か月後、蓮舫氏は突如、内閣改造で閣外となり、この問題もお蔵入りしていた。

「蓮舫氏はA氏との『黒い交遊』で虚偽答弁したともいえ、今回の問題に相通じる部分がある。みそぎも果たしていないのでぶり返すでしょう」(前出の永田町関係者)

 蓮舫氏にまつわる怪文書(本紙既報)でもA氏との交遊歴は書き連ねられていた。スキャンダル追及に手ぐすね引いている自民党内では、蓮舫氏の代表就任でこんな観測が持ち上がっている。

「蓮舫氏は二重国籍問題、A氏との交遊問題、暴力団フロント企業からの献金問題など、叩けばホコリだらけ。これほどくみしやすい野党代表はいない。12月にロシアのプーチン大統領が来日し、北方領土問題に進展があれば、年内に解散総選挙もあり得る。支持率が10%もない民進党が惨敗すれば、蓮舫氏も当然クビでしょう」(党関係者)

 クラリオンガールから国会議員、大臣、そして政権交代があれば首相となる野党第1党党首の座まで上り詰めた蓮舫氏。

「いばらの道かもしれないが、登り続ける」と決意を述べたが、あまりに険しい道が待ち受けている。


・小林麻央「転移」の生々しい告白 読者「このようにはっきり伺うと...」 2016/9/20 14:22
http://www.j-cast.com/2016/09/20278489.html?p=all

 乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さん(34)が病気の進行状況の現状を初告白した。

 2016年9月20日朝に更新したブログで、肺や骨などにも転移していることを打ち明けた。

生検結果聞くまでは「暗闇に追いていかれるような感覚」

  麻央さんは2014年10月に自己チェックで左乳房にしこりを発見し、すぐに生検を受けた。医師からはその時点で「95%、癌です」と言われ、脇のしこりについても指摘されたという。20日のブログでは、

“「生検の結果を聞くまでの10日間は、ひとりだけ違う時間軸に生きて、ゆっくりゆっくり皆とは違う 暗闇に追いていかれるような感覚だった」

と振り返った。

 当日については「診察室に入った時の先生の表情で、『陽性だったんだな、癌なんだな』と分かった。心の準備は意外とできており、冷静に先生のお話を伺った」と回想。そして「この時点では、まだ脇のリンパ節転移のみだった(その後、現在肺や骨などに転移あり)」と当時の病状を報告すると同時に、現在の転移状況についても明らかにした。

 16年6月に会見を開いた夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(38)は、麻央さんの病状について「進行性がん」「手術に向けて抗がん剤治療を続けている」などと説明するにとどめていた。麻央さん本人も9月1日のブログ開設以来、具体的進行状況については公表してこなかった。


「奇跡って絶対にあります」「祈ってます 必ず治る」

 今回の初公表を受け、ブログのコメント欄には

“「このようにはっきり伺うとやはりショックで胸がつまり苦しくなります」
「記事を読んでから、頭が真っ白です」
「なんて声をかけてよいか 言葉が見つかりません」

といった声と同時に

“「大変な状況であったとしても、奇跡って絶対にあります」
「大丈夫!大丈夫!大丈夫ったら大丈夫!絶対治るんだから」
「祈ってます 必ず治る」

などと、力強いエールがいくつも寄せられている。


小林麻央さん乳癌、乳癌検診の必要性より予防方法の啓発を

2016-06-15 20:15:33 | 医療

 タレントの小林麻央さんが乳癌を患っていることが判明した。既に1年8ヶ月前に夫婦で受けた人間ドックで発覚し、抗がん剤を中心とした治療を続けているという。会見したご主人、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんは、詳細な病状は明かさなかったものの、「深刻だという言葉でご理解いただければ」という言葉が全てを表していると言えよう。

 引用のニュース記事によると、若年性の乳癌は発症率は低いものの、発症すると深刻になる場合が多いという。麻央さんもこのケースに当てはまりそうだ。

 乳癌患者は増加傾向にあるという。理由は欧米型の肉中心で脂肪の多い食生活の変化と晩婚化による初産年齢の上昇らしい。以前から未婚で出産経験がない女性は乳癌になり易いというのは言われていた。だがこれらはフェミニズムにとって都合の悪い情報なのでなかなか報道されなくなった。今回引用したニュースで明確に晩婚化を原因として挙げた意義は大きいと言えるだろう。

 勿論、麻央さんは現在33歳、5年前に出産を経験しているので決して初産年齢の上昇が原因で発症したのではない。しかし食生活の変化や、若い頃の芸能活動など働く女性として負担がかかっていたのではないかという予測は出来る。しかし流石に、女性は結婚して家庭に入るのが一番いい、とは記事には書けない圧力は依然としてあるようだ。

 記事でも、乳癌予防にはあまり触れておらず、超音波(エコー)検査と乳房エックス線(マンモグラフィー)検査にといった、機材による検診の必要性を強調している。ピンクリボン運動と称した啓発活動までフェミ主導で行っているくらいだから、そのような表現になるのは仕方ないだろう。だがこうした機器検診にどのくらいの信頼性があるのか疑わしい。北斗晶さんも両方の検診を受けていたのに早期発見出来なかった。そして今回の麻央さんも。逆に古くからある、医師による触診検査については一切取り上げられない。実はこの昔ながらの方法が早期発見に最も効果があるのではないかと思えてしまう。とにかく、予の女性達が最も知りたいのは、どうしたら癌の発症を防止出来るかということではないだろうか。

 更に、この記事では、夫のケアも大切であると説いている。夫のケアは盲点になりがちで、弱音を吐ける相手もおらず精神的に苦しいという内容が記載されている。大抵の場合、ケアが大切なのは女性だけで、男性はそっちのけという論調が相場だ。それどころか、夫が普段からの妻に負担をかけているから妻が病気になってしまうといった、何でも男性の責任にするというフェミお決まりの論調とは今回の記事は違う。これは素直に評価してもいいのではないだろうか。

 ともかく、麻央さんには一日も早い元気な姿を見せて欲しいものだ。


・小林麻央さん乳がん公表 「若年性乳がん」は悪性で発見遅れるケースも
http://dot.asahi.com/aera/2016061300249.html

 まだ33歳なのに、なぜ?

 小林麻央さんの乳がん公表は、日本中に衝撃を与えた。35歳未満の「若年性乳がん」は割合こそ少ないが、深刻な症状になるケースも多い。

「ステージは全部聞いていますが……。深刻だという言葉でご理解いただければ。簡単に治らないから、時間が経過してこのような会見になっているわけですから」

 6月9日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(38)は都内で緊急記者会見を開き、妻の小林麻央さん(33)が乳がんを患っていることを公表した。

 発覚したのは1年8カ月前。夫婦で行った人間ドックでがんが見つかったという。海老蔵さんは麻央さんのがんのステージについて明言は避けたが、「深刻」という言葉が事態の重みを物語っている。いまだ手術には至っておらず、抗がん剤投与を続けることで「手術をする方向」に向けて治療しているという。

●欧米食と晩産化も因子

 麻央さんはどういう状態なのか。元東京医科大学乳腺外科教授で、現在は神戸海星病院理事長の河野範男さんはこう語る。

「現在の乳がん治療は、リンパ節転移のある場合や悪性度が高いと評価されたがんに対しては、手術前に抗がん剤でがんの縮小、消失を目指す『術前化学療法』が主流です。大きいがんの場合、小さくなることにより乳房温存手術が可能ですし、しこりだけでなく、リンパ節に転移しているがんを消失できれば、予後を飛躍的に改善できるからです。ただ、抗がん剤には副作用もあり、期間は6カ月くらいが目安です」

 その目安を考えると、麻央さんはかなり長期にわたって抗がん剤治療を続けていることになる。

 乳がん患者は増加傾向にある。国立がん研究センターは、2015年の乳がん罹患数を約9万人、死亡者数を約1万4千人と予測。死亡者数は05年と比べて約1.3倍だ。大きな原因はライフスタイルの変化と言われる。前出の河野さんは、欧米型の肉中心で脂肪の多い食生活に変わってきたこと、晩婚化で初産年齢が上がってきたことも因子の一つだと指摘する。乳がんが「先進国のがん」と称されるゆえんだ。

●授乳期は発見に遅れ

 厚生労働省のデータによると、患者のうち最も多いのは40~50代で、35歳未満の「若年性乳がん」は約2.7%とわずか。ただ、若年性乳がんは数は少ないものの、麻央さんのように深刻になりやすいという。がん研有明病院乳腺センター長の大野真司さんの研究では、35歳未満の場合、35歳以上に比べて、経過が思わしくないケースが多いという結果が出た。さらに同データからは、若年性乳がん患者には、ホルモン剤やある種の抗がん剤が効きにくい悪性度の高い「トリプルネガティブ」というタイプの乳がんが多いこともわかっている。

 麻央さんは、11年7月に長女の麗禾ちゃん、13年3月に長男の勸玄くんを出産した。一般的には出産経験は乳がんにかかりにくい因子とされるが、一方で、出産、授乳期はがんの発見が遅れてしまうこともある。

「授乳期は乳房が張っていることが多いので、しこりを自覚しにくい。産婦人科の医師に相談しても、この時期にはよくあることと深刻に考えず、乳がん検診を勧められるケースも少ない。必然的に発見が遅くなるので、出産、授乳期に発症した乳がんは症状が進んでしまうことも多いのです」(河野さん)

 早期発見の王道は、定期的に乳がん検診を受けることだ。検診は、主に超音波(エコー)検査と乳房エックス線(マンモグラフィー)検査に大別される。河野さんは「30代女性なら超音波検査がいい」と話す。

「若い女性は乳腺が厚いので、エックス線の透過性が悪く、乳腺の中にしこりがあっても描出されにくい。技師の経験に左右されにくいという意味でも、超音波のほうが客観性が高いと言えるでしょう。もちろん、両方の検査をするのが理想ですが、『マンモグラフィーは痛いから嫌だ』という理由で検査を敬遠している方は、まず超音波検査だけでも受けてほしい」

 がんに罹患した身内がいる「家族歴」のある人は、特に早めの検診を心掛けたい。生活習慣や社会的要因よりも遺伝的要因が強くなるからだ。河野さんによると「男性乳がん」が身内にいた場合、遺伝的要素が濃くなるので注意が必要だという。

●乳房に「ありがとう」

 麻央さんの場合もそうだが、子育て世代が発症した場合、子どもに病気をどう伝えるかも、非常に悩ましい。海老蔵さんは会見でこう話した。

「長女は(会見の様子を見て)ちゃんとわかると思います。せがれはどうか……」

 専門家によると、子どもの発達段階に応じて説明するのが望ましく、「よく理解できないから」「子どもにショックを与えないため」とただ隠したり、嘘をついたりするのは信頼関係を損ねるという。埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科の大西秀樹教授は指摘する。

「子どもも家族の一員です。誠実に対応すること。ないがしろにすると子どもは自分が悪いからだと思ってしまう」
 子どもはいつもと様子が違うことを感じ取り、不安を抱いている。その時「あなたのせいではない」と話すことが重要だ。

 4年前に乳がんを発症して右乳房を全摘した会社員の女性(54)は、診断後すぐに2人の娘に説明した。当時、長女は小学4年、次女は幼稚園の年長。

「お風呂に入ったときにおっぱいがなかったり、抗がん剤の治療で髪の毛がなくなったりしたらバレちゃう。『お母さんはがんだ』とはっきり伝えました」

 長女はがんという言葉を知っていて、次女も母親の口ぶりや姉の反応から察した様子だった。同時に女性は「生きるために切る」とも伝えた。

「隠し通せないのなら、本当のことを言わないのは不安に陥れるだけ。それよりゴールを子どもたちに与えたかった」

 子どもたちはきちんと母親の病状を受け止め、手術前には、切除する右の乳房にマジックで「ありがとう」と書いたという。

「このとき、死ねないと思った。術後の化学療法もきつかったのですが乗り切れました」

 がん闘病中の子育て世代の数が昨年初めて明らかになった。国立がん研究センターによると、18歳未満の子どもを育てていてがんと診断された人は推計値で年間5万6143人、その子どもは8万7017人。子どもの平均年齢は11.2歳だった。

●家族は第二の患者

 NPO法人「HopeTree」は、親が子どもに病状を伝えるときに役立つ絵本の紹介などに力を入れる。代表で、東京共済病院がん相談支援センターの大沢かおりさん(49)は、「母親は自分を責めてしまいがち」と指摘する。海老蔵さんも会見で麻央さんの心中を、

「子どもの傍らにいてやれないことが申し訳ないという気持ちが強いんじゃないか」

 と語っていた。

「親は闘病を通して、子どもに、人生で困ったときに誰かに相談すること、頼ること、困難への対処法を伝えている。子どもの力を信じて」(大沢さん)

 北里大学看護学部の小島ひで子教授によると、医療関係者の間でも「家族は第二の患者」との意識が高まっているという。専門家を交えて子どもへの病状説明について話し合い、患者のQOLや治療への意欲を高めようという動きもある。

「子どもが大丈夫だと言っても、お絵かきでお母さんを鬼のような顔で表現したり、字に伸びやかさがなくなったり、サインはある。パートナーも余裕がない場合、第三者の関わりが必要でしょう」(小島教授)

●夫のケアが盲点

 一方、家族のケアで盲点になりがちなのは夫だ。前出の乳がん経験女性は、

「主人は弱音を吐く相手がいないし、できることは限られていた。精神的にきつかったと思います」

 と振り返る。

「夫は妻のケア、子どものケア、そして自分のケアも必要になります。男の人は特に、他人からのケアを受けたがりませんが、ストレスは奥様と同じかそれ以上です」(大西教授)

 患者本人も家族もケアする仕組みが必要だ。(編集部・作田裕史、鎌田倫子)

※AERA 2016年6月20日号


・妊娠中の高3女子生徒に体育の授業を要求 京都の高校、休学勧める 2016.6.15 12:13
http://www.sankei.com/west/news/160615/wst1606150040-n1.html
 
 京都府立朱雀高校(京都市中京区)が昨年11月、妊娠中の3年生の女子生徒(18)に、休学を勧め、卒業するには、体育の補習が必要と説明していたことが15日、分かった。

 同校によると、昨年8月ごろ、女子生徒の妊娠が発覚。女子生徒は同級生との卒業を望んでいたが、高校側は11月ごろから、出産準備に専念するため休学するよう勧めた。その際、女子生徒の体育の成績が「1」のため、卒業には、球技や持久走などを含めた実技の補習が必要になると説明したという。

 同校では、病気やけがの場合は「特別な事情」として配慮するが、「全日制では生徒の妊娠を想定しておらず、妊娠を特別な事情とは考えていない」と説明している。

 一方、学校側は取材に対し「母体のことを考慮すれば、ハードな実習だけを課すことは考えていなかった」としており、「生徒側との話し合いのなかで、実技の補習を座学などで代用することも視野に入れていたとした」と釈明したが、そのことについては女子生徒側には伝えていなかったという。

 女子生徒は結局、今年1月から休学。現在は8月に同校の通信制への転籍を目指しているという。

 石田充学(みつのり)副校長(59)は「全日制では学業と出産・子育ての両立は難しいと考え、休学し通信制に移るよう勧めた。今回の事態を受け、今後妊娠した生徒への配慮を検討したい」と話している。


・【北朝鮮拉致】横田めぐみさん両親の孫、ひ孫の写真が明らかに 2年前のモンゴルで面会時 有田芳生参院議員が公開 2016.6.9 13:40
http://www.sankei.com/affairs/news/160609/afr1606090015-n1.html

 有田芳生参院議員は9日、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(51)=拉致当時(13)=の父、滋さん(83)と母、早紀江さん(80)が2014年3月にめぐみさんの娘、キム・ウンギョンさん(28)らとモンゴルで面会した際の写真を公開した。

 写真はモンゴル迎賓館で撮影。めぐみさんの孫で、横田夫妻のひ孫に当たるウンギョンさんの娘=当時10カ月=も写っている。

 一方、横田夫妻は有田氏から写真を見せられ、一部の週刊誌に掲載する写真だと説明されたと指摘。「孫との対面時、孫から写真を外に出さないでほしいと(要望され)約束していた」ため、どこにも提供していないとしている。


乳癌検診希望者急増の謎、未成年女子との駆け落ちで逮捕される矛盾

2015-10-21 20:28:54 | 医療

 今回も2つの話題を取り上げたい。まずは乳癌検診に関する話題。北斗晶さんの乳癌告白を受けて、検診を希望する女性が急増しているという件。だがこうした女性達の行動には疑問を感じる。何故なら北斗さんは検診を欠かさずしかも念入りに行っていたからだ。にもかかわらず癌を早期に発見することが出来なかったというのが実状なのだ。

 本件に関しては以前にも本ブログで取り上げており、そこで医療界へのフェミ介入について解説しているので参考して頂ければ幸いである。

北斗晶乳癌告白、定期検診でも早期発見出来ない医療界のフェミ汚染事情
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/d1e5e1012200dd77aeff7637a3458bd1

 ただ、今回引用した毎日新聞の記事では、検診だけに頼るべきではないとする趣旨の意見も掲載されているので、その点だけは評価できると思う。しかしそれ以前に、普段からの規則正しい生活習慣や、女は適齢期に結婚して子供を産むといった、女としての性的役割を果たすということにも言及すべきだっただろう。

 次は女子高生と行動を共にしていた男性が誘拐とみなされ逮捕されたという事件。この事件に関し、元々女子高生はこの男性と恋愛関係にあったのだから、何故誘拐になるのかという疑問の声がネット上で多数上がっているという件。

 これに関しては、警察その他司法機関全てがフェミニズムの管理下に置かれていることを把握していれば簡単に説明が付く。男はすぐに逮捕しろ、女はむやみに逮捕するな、男は厳罰にしろ、女は厳罰にするな、こうしたフェミニズムのご都合主義が反映されているだけだ。従って疑問の声は上がって当然と言えるだろう。

 そのため警察も中1少女殺害事件などを持ち出して弁明に必死だが、そもそもあの事件で殺害されたのは少女だけではなく同学年の少年もいたはずだが、それは無視なのか。今回も男子高校生だったならお咎めなしなのか。また「甘い言葉でだまして自己の支配下に置いて連れ回す」といった、どうみてもでっち上げとしか思えない曲解をして容疑を被せているのも不自然である。

 また、騙して自己の支配下に置いて、といった解釈手法はいかにもフェミニズムの主張する「男が女を支配している」という考え方と一致している。恐らく警察の幹部クラスあたりがフェミニズム講習会に駆り出されて、そこでフェミ教条をされているのだろう。こうした記事のごく一部からフェミ汚染を窺わせる手掛かりを探す手法も身に付けたい。警察を騙して自己の支配下に置いているのはフェミニズムそのものであるということに皆が気付くべきだ。


・乳がん検診:希望急増 北斗晶さんの手術後 「利益と不利益、知って」 2015年10月21日
http://mainichi.jp/shimen/news/20151021ddm012040024000c.html

 タレントの北斗晶さん(48)が9月下旬、乳がんで右乳房の全摘出手術を受けたことをきっかけに、乳がん検診の受診希望者が急増している。早期発見早期治療で死亡率が下がる場合もあるが、専門家は「検診の不利益も知ったうえで受診の判断をしてほしい」と呼びかけている。

 「北斗さんの報道を見て検診を予約した。人ごととは思えない」。今月14日、検診のため東京都世田谷区の保健センターを訪れた同区のパート勤務の女性(54)はそう話す。同センターによると、北斗さんの報道があってから、検診予約が通常の約3倍に増加した。

 都内の乳がん検診・治療専門クリニックはホームページ上に「現在当院はかなり混み合っております」と掲載。「9月下旬から予約の電話が殺到し、現在は電話がつながりにくい状況」という。

 自治体への問い合わせも増えている。大阪市健康づくり課によると、市のがん検診専用電話への予約や問い合わせは通常1日約30件だったが、9月下旬以降1日約100件に急増し、約180件の日も。国が推奨する「2年に1回」という受診ペースについて「毎年受けなくていいのか」という問い合わせも多いという。

 こうした動きに対して聖路加国際病院(東京都中央区)放射線科乳房画像診断室の角田博子室長は「検診を受けていれば絶対に大丈夫と考えないで」と呼びかける。がんにはさまざまな種類があり、進行が非常に速いがんは、検診による早期発見が難しい場合がある。進行が非常に遅く、生きている間に症状が表れないがんは、検診で発見されると本来必要のない治療を受ける「過剰診断」となる恐れもある。

 また結果的には良性腫瘍でも精密検査の負担が大きい「偽陽性」の問題もある。X線を乳房に照射するマンモグラフィー検査を必要以上に受けると放射線被ばくによる乳がんの誘発リスクも生じる。

 角田室長は「検診の利益と不利益を正しく知り、賢く検診と付き合ってほしい」と話した。【塩田彩】


・女子高生16歳は容疑者に好意を持っていた それなのに誘拐の疑いで男逮捕に疑問噴出 2015/10/13 19:30
http://www.j-cast.com/2015/10/13247754.html?p=all

 大阪府立高校1年の女子高生(16)を連れ回したとして会社員の男(27)が未成年者誘拐の疑いで大阪府警に逮捕され、ネット上では、結婚できる年齢なのにと疑問の声が続出している。府警は、J-CASTニュースの取材に対し、ある事情を逮捕の理由に挙げている。

 「俺んとこ来るか」。逮捕された男は、女子高生と携帯電話の出会い系サイトを通じて2015年6月に知り合い、女子高生にラインなどでこう呼びかけた。

●女子高生は好意があったというが

■親に無断で連れ回した未成年者誘拐の疑い

 2人は7月21日に初めて会ったが、女子高生も好意を持っており、男はそのまま名古屋市内の自宅マンションに連れ込んだ。女子高生の家族が翌日未明に行方不明者届を高槻署に出し、女子高生は29日に無施錠のマンションに1人でいるところを見つかり、いったん警察に保護された。

 ところが、女子高生は10月3日にまたいなくなった。12日になって松山市内のホテルの駐車場に2人でいるところを警察が見つけ、男は逮捕された。調べに対し、男は容疑を認めているという。

 こうした内容が男の実名とともに報道されると、ネット上では、警察が逮捕したことについて疑問や批判が相次いだ。

 “「これ、誘拐か?自分の意思で男に付いて行ってるだけにしか見えん」「結婚できる年齢だしいいんじゃないか」「家出じゃないの?これ。で、一緒にいてくれたのに、逮捕なの??」

 もっとも、「付き合うならきちんと家族の許可を得ないとな」「そら、未成年を無断外泊させたらあかんわ」といった指摘はあったが、疑問の声の方が多い。

 高槻署の副署長が取材に答えたところでは、事件の経緯は次の通りになる。

 7月に女子高生を保護したとき、男に好意を持っており、被害者意識が希薄だったため、任意で捜査していた。その容疑は、10万円以下の罰金に留まる愛知県青少年保護育成条例違反(第17条2項=親の承諾なしの深夜連れ回し行為)だった。

■中1少女殺害事件も考え、最悪の事態を想定

 そのときには、男は、もう女子高生とは会わないと言っていた。

 ところが、10月に女子高生がまたいなくなり、両親が行方不明者届を出して娘を確保してほしいと訴えた。

 高槻署では、前と同じことが繰り返されている可能性があるとみて男と連絡を取り、2日後の5日に事情を聴くため自宅マンションを訪れた。しかし、男は自宅におらず、会社も無断欠勤していた。

 女子高生の自宅の最寄り駅などで防犯カメラの映像を分析すると、2人が大阪市内で会っていたことが分かった。その後は、神戸市内に行った後、松山市内にいることをつかんだ。男がスマホを解約したとき、店員がデータ確認で電源を入れたため、GPS機能で所在が判明したからだ。そして、宿泊先を洗い出した結果、12日朝にホテルを出た男を職務質問し、女子高生を保護した。

 男は、女子高生と駆け落ちしようと話し合っていたという。女子高生は、結婚は意識していなかったが、このときも男が好きで被害者意識も薄かったとしている。

 それでも男を逮捕したことについて、副署長はこう説明する。

 “「本人は、親とも連絡を取ったことがなく、未成年者を無断で連れ回すことがいけないことだと知っていました。まだ精神的に不安定な年ごろなのに、甘い言葉でだまして自己の支配下に置いて連れ回すのは、悪質で許されないことだと考えて誘拐容疑に切り替えました」

 さらに、高槻市内で8月に中1少女の遺体が発見されて騒ぎになった殺人事件のことも考慮したと明かす。

 “「事件があってから、少年少女への行為については敏感になっています。自暴自棄になって、最悪の事態になっては困りますので、できる限りのことをしてそれを食い止めようと考えました。府警本部の捜査第1課とも協議し、指名手配して身柄を確保することを最優先にしました」

 なお、女子高生は、両親もいるごく普通の家庭だというが、母親は娘に厳しい一面もあったという。


<その他の話題>
・強姦事件の再審、男性に無罪判決…大阪地裁 10月16日(金)15時1分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151016-00050055-yom-soci

 強姦(ごうかん)罪などで実刑判決が確定して服役中、被害証言がうそと判明して釈放された70歳代男性の再審で、大阪地裁(芦高(あしたか)源(みなもと)裁判長)は16日、無罪判決を言い渡した。

 男性は、2004、08年に大阪市内で当時10歳代の同じ女性に性的暴行を加えたなどとして強姦、強制わいせつ両罪で起訴された。捜査段階から否認したが、1審・大阪地裁は09年、女性と目撃者の証言などから懲役12年の判決を言い渡し、最高裁で確定した。

 しかし、服役中の14年、女性と、目撃者とされた女性の兄が男性の弁護人に対し、被害証言はうそだったと認め、男性は同年9月に再審請求した。大阪地検の再捜査で、「性的被害の痕跡がない」とする診療記録も見つかり、地検は同11月、男性の刑の執行を停止し、釈放した。

 男性の勾留と服役は計約6年に及び、今年8月に始まった再審では、検察側が「無罪判決が相当」と論告し、謝罪していた。
最終更新:10月16日(金)15時3分

一言コメント:
 女は都合が悪くなると平気で嘘を付く。尻軽女とばれるのが嫌で強姦されたと嘘をついている事例は沢山あると思われる。そのほとんどは真実が明かされることがなく、濡れ衣を着せられた男性は長期間の服役を余儀なくされる。女が被害者の事件はまず冤罪の可能性を疑う必要があるだろう。


・ベトナム戦争時に韓国軍兵士から性的暴行 被害女性らが訪米中の朴大統領に謝罪求める 2015.10.16 17:41
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/151016/wor15101617410028-n1.html

 【ワシントン=青木伸行】在米ベトナム人の団体が15日、ワシントンで記者会見し、ベトナム戦争当時、韓国軍兵士から性的暴行を受けたというベトナム人女性らが、訪米中の朴槿恵(パク・クネ)大統領に謝罪を求めた。記者会見にはベトナム人女性4人が、テレビ電話で参加した。

 このうち66歳の女性は、「薪を集めていたときに兵士に襲われた。その後妊娠し1970年に出産した。働くこともできず、子供に教育を受けさせることもできなかった」と訴えた。

 また、60歳の女性は「家族でお茶やバナナなどを売る店を営んでいた。韓国兵士が来て母親が暴行され妊娠し、69年に男の子を産んだ。その後、私も暴行を受け71年に息子を出産した」と証言した。

 被害者を支援するノーム・コールマン元上院議員は被害者の数を「数千人」と見積もり、このうち生存しているのは「約800人」だと説明している。

 団体と被害者の女性らは朴大統領の訪米の機会をとらえ声を上げたもので、15日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルに、被害者に対する公式な謝罪を朴大統領に求める広告も掲載した。


・櫻井よしこ氏が講演「中国が憎んでいるのは日本」「日本人として正しい歴史認識を」 2015.10.15 19:11
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151015/mca1510151911014-n1.htm

 仙台「正論」懇話会の第41回講演会が15日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で開かれ、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「戦後70年 日本の岐路」と題して講演した。

 櫻井氏は「大東亜戦争は日中、日米、日本とソ連の戦い、3つの争いからなり、まったく性格が違う」と解説。日ソは旧ソ連が中立条約を破って侵攻した▽日米は米国が日本を追い詰めたために自衛せざるを得なかった▽日中は国際秩序を乱す中国側にも問題があった-とし、日本の一方的な侵略戦争ではないとした。

 その上で、「『あの戦争』とか、『先の大戦』という曖昧な言葉でひとくくりにし、侵略戦争だったというのはおかしい」と強調した。

 一方、経済・軍事大国として勢力を拡大する中国は、世界の覇権国家を目指している警告。

 「世界の超大国が英国から米国に変わったとき、私たちはそれほど心配しなかった。ソ連が崩壊して米国が超大国として残ったときも、価値観は変わらなかった。だが、米国が世界の秩序の維持者としてして君臨している世界と、中国が君臨する世界は全然違う」と指摘した。

 さらに、「まったく異なる価値観を掲げて、世界の覇権国家を目指す中国を私たちは怖いと思わなければならない。中国がとりわけ憎んでいるのは日本」とし、中国は今後も日本を歴史カードで追及し続けると強調。「中国に対抗するためにも、きちんとした歴史認識を持つことが日本人として重要だ」と締めくくった。


北斗晶乳癌告白、定期検診でも早期発見出来ない医療界のフェミ汚染事情

2015-10-07 22:55:13 | 医療

 元プロレスラーの北斗晶さんが乳癌を告白したことが波紋を呼んでいる。彼女は毎年婦人科検診と共に乳癌検診も受けていた。しかも乳癌検診に関しては、通常のマンモグラフィー検診に加え超音波検診も受けていたという。にもかかわらず乳癌を早期に発見出来なかったというから驚きだ。彼女の心痛は計り知れない。

 元々、マンモグラフィーという乳癌検診機は、フェミニズムの主導で全国の病院に一斉に導入された。これは、それまで乳癌の検診は医師による触診で行っていたが、女性の乳房を男性医師が見て触るという医療行為を止めさせる目的というのは容易に想像がつくだろう。更に機器の操作も女性でなければならないとして、女性の雇用拡大にもつながるという付随的効果も狙っているのだろう。

 更に、勤労女性や非婚女性の増加に伴い、ストレスや性生活の欠乏によるホルモンバランスの不安定等の原因で女性特有の疾患が増大することを見越した手段と捉えることも出来る。そのため、ピンクリボン運動と称して、女性に定期検診を勧め、しかも医療費も稼ごうという国家的戦略も垣間見える。

 ところが、これら検診機器による診察よりも従来通りの医師による触診の方が望ましいという意見は以前からあった。また参考記事にもあるように、スイスの医療団体がマンモグラフィー検診機の有効性に異議を唱え、癌以外のものまで癌と誤診してしまい、無用な治療が行われるとして、検診機の使用中止を勧告する内容の論文を発表した。素人のフェミが医療分野に介入して、検診機を一斉導入したり、女性専用医療を設置するなど急激な変革を行えば、専門家からの疑問や反発が上がるのも無理もない。

 しかし、医療界にも既にフェミに汚染された女性医師などが存在する。参考記事の中でも昭和大学病院乳腺外科の明石定子という准教授がスイスの医療団体の論文に対し反論している。しきりにマンモグラフィー検診の必要性を力説したいようだが、ならば明石氏自身が反論論文を執筆して全世界に発表すればいいではないか。

 最も気の毒なのは北斗晶さんとその家族、更には多くの国民である。北斗さんも現代の医療技術を信じてきた筈だ。それだけに裏切られたという思いもあるのではないだろうか。全ては医療界を破壊しているフェミニズムの功罪である。


<参考記事>
・北斗晶がマンモグラフィーで乳がん発見できず 医師が理由解説 2015.10.04 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20151004_354604.html

 日本人女性の12人に1人が罹患するといわれている乳がん。北斗晶(48才)がこの病気と闘っていることをブログで告白したのは、9月23日のことだった。

 今年7月に精密検査を受けた結果、直径約2cmの腫瘍が見つかり、乳がんと診断されたという北斗だが、最初に違和感を覚えたのは今年の初めのことだったという。

《1番初めに何かがおかしいと感じたのは、うつ伏せになって床に転がった時でした。うつ伏せで、胸を圧迫した事で右胸にチクッとする痛みを感じました》

 その時のことを北斗はこう綴っているが、すぐに医師に相談することはなかった。

「北斗さんは毎年秋頃に、婦人科検診と一緒に乳がんの検査を受けています。万全を期すためマンモグラフィーだけでなく超音波検査も併せて受けていました。だからまさか自分が乳がんだとは思いも寄らなかったんです。その分、乳がんで、しかも右の乳房を全摘出しなければならないと言われた時はショックが大きかったそうです」(芸能関係者)

 一体なぜ、このような事態になってしまったのか。昭和大学病院乳腺外科の明石定子准教授が解説する。

「まず北斗さんの腫瘍の大きさですが、直径2cmというのは決して大きなサイズではなく、発見が遅れたわけではないと思います。乳房を全摘出することになってしまったのは、できた場所が乳頭の真下と位置が悪かったせいだと思います。また、乳がんは一般的に進行の遅いがんといわれているのですが、今回の場合、非常に速い、レアなケースだった可能性が考えられます」

 乳がん検診の場合、通常はまず問診を行い、視・触診、マンモグラフィー検診と続く。しかし近年、マンモグラフィー検診の有効性について疑問の声が上がっている。

「今年5月にスイス医療委員会が“マンモグラフィー検診は乳がんによる全死亡率を低下させない”と結論づけ、世界的に権威のある医学誌に発表したんです。また彼らは検診の有効性を疑うだけでなく、がんではないものまでがんの可能性があるとして、過剰な治療を受けさせられる危険性についても触れ、検診の廃止を勧告したのです」(医療ジャーナリスト)

 しかし、前出の明石准教授はこう反論する。

「残念ながら、これさえ行えば100%がんを発見できるという検査はありません。日本人、特に40才以下の若い女性の場合、脂肪が少なく乳腺の密度が高いため、マンモグラフィーではがんのしこりと同じように乳腺が真っ白に写ってしまい、見つけづらいことが多いのです。乳腺の密度が高く、マンモグラフィー検診との相性が悪いようでしたら、超音波検査を受けることでより精度を高めることができます。そうしたことを知るためにも、一度はマンモグラフィー検診を受けることが必要なのです。初期の段階の乳がんであれば、90%は完治できます」

※女性セブン2015年10月15日号

 

(平成27年11月13日追記)
 本ブログ記事のコメント欄の投稿内容が、名誉毀損およびプライバシーの侵害に当たるという指摘がある者よりgooブログ事務局宛にあったとのことです。そして、事務局にて検討の結果、以下のgooブログ利用規約に抵触する恐れがあると判断されました。そのため、本記事及びコメント欄は、11月13日午後より非公開設定にされました。

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○gooブログ利用規約
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3.会員は、自己の会員ページにおいて、本条第1項各号のいずれかに該当するコメントが投稿されていないかどうか及び第1項各号のいずれかに該当するトラックバック記事が掲載されていないかどうかを確認するために監視を行うものとします。
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 そこで、本ブログ管理者は、該当するコメントを削除(非公開)に設定致しました。現在、gooブログ事務局の確認待ちの状態です。ブログ記事が皆様から読める状態になっていれば、とりあえず決着がついたことになります。

 尚、該当するコメント内容の概略は、「交際男性の服を鋏で切り刻み、全裸の写真を撮影し、200万円持って来ないとネットにまき散らすなどと刃物で脅迫して、25歳の女が逮捕された」です。当時のニュース報道では女の実名も報道されましたが、その実名がそのまま該当コメントにも記載されていたために、規約に抵触する恐れがあると判断されたと思われます。

(平成27年11月17日追記)
本日11月17日夜、確認したところ、本ブログが閲覧可能に戻っていました。gooブログ事務局より修正内容が承認された旨の回答も頂いています。


STAP論文問題笹井氏会見、医療ジャーナリスト女性の鋭い質問が鍵だったのか

2014-04-17 21:29:22 | 医療

 

 STAP細胞論文問題に関して昨日、「理研、発生・再生科学総合研究センター(CDB)」の副センター長を務める笹井芳樹氏が会見を行った。今回はその会見で行われた質疑応答の中で、特に際立ったある医療ジャーナリストの女性の質疑を中心に解説したい。

 

 会見の詳細については様々な記事が出ているのでここでは触れないが、理研内部からは余り好評ではなかったようだ。というのは、笹井氏は論文を撤回すべきだがSTAP細胞自体は仮説として合理性が高く、今後検証すべきものであるとしたからだ。

 

 それも、新たなデータを出したというわけではなく、ネイチャー論文に掲載されたものと同等のデータを会見で示しただけなので、論文の信頼が損なわれているのにそのデータを示してSTAP細胞の合理性を強調されても説得力がないのではないか(理研研究者)というものだ。

 

 会見中には次々と質問者からの質疑応答が続いたが、その中で、医療ジャーナリストを名乗るある女性(以下、質問者と記す)の質問が特に印象的だった。

 

 この質問者は恐らくSTAP論文そのものが全くのインチキではないかという姿勢で質問していると私には感じられた。恐らく多くの人は同じ気持ちだと思うのだが、いざ当事者を前にすると、それは小保方氏の会見の時もそうだが、ひょっとしたらSTAP細胞は真実かも知れない、攻撃するだけでは可哀想などといった余計な情が働いてしまいがちなものだ。

 

 しかしこの質問者は違った。質問者は「(STAP細胞作製には)コツのようなものがある」という小保方氏の説明に関して、過去の虚偽だった論文の事例でも同様に最初はコツがあるなどと誤魔化していたので、これも同じなのではないかという趣旨の質問を投げかけた。

 

 更に質問者はこのSTAP論文がそもそも論文として発表する価値のあるものではなかったのではないかとも主張した。

 

 他にも、質問者は若山照彦山梨大教授が小保方氏にSTAP細胞の作製を依頼したマウスが途中で別のマウスに摩り替わっていた件についても問い質した。

 

 これに対し笹井氏は、コツについては、本人でも気付かないような操作などがあるのではないかとし、決して小保方氏の発言を否定はしなかった。またマウスのすり替えについても、若山研内部でのことで論文とは無関係とし、若山教授と小保方氏との主張の食い違いについて明確には答えなかった。

 

 会見時間は長くても概ね2時間というのが相場だろうから、まずは真っ先に小保方氏の会見の時に明確にならなかった件について質問するのが取材記者なり質問側の役目ではないかと思うのだが、この質問者の女性がマウスの摩り替えについて質問したのは会見から1時間半以上経過してからだ。この質問者が触れなければ誰もマウスの件を質問せずに終わってしまっていたかも知れない。
(続く)

 

(続き)
 その後笹井氏記者会見の模様がユーチューブに丸ごと掲載されていた。これを見返して質問者が誰か判明した。質問者は看護婦兼医療ジャーナリストの那須優子氏であった。実は私も薄々この人ではないかと感じていた。というのは、私は以前この人のブログでSTAP関連を取り上げ論考を読んだことがあり、そこで那須氏はSTAP細胞の懐疑性に言及していたからだ。

 

・なーすの部屋 医療ジャーナリスト那須優子のHP
http://www.iza.ne.jp/izablog/nasuyuko2/entries/

 

・笹井氏記者会見
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=xu-XUie-Hbc
(那須氏の質問は、1゜35'あたりから20分以上に及ぶ。)

 

 結局、質問時間が長いということで進行役から途中打ち切りという形で終わってしまったのだが、笹井氏は決して小保方氏の不正を認めようとはしなかった。

 

 このSTAP論文の疑惑に決着が付くことがあるのだろうか。一説には、6月にサッカーW杯が始まるので、そこまで逃げ込めば世論の目をそらすことが出来るだろうという目算もあるのではないかという話もある。しかし決して逃げ得を許してはいけない。

 


・笹井氏STAP説明に、同僚「理解できない」 2014年04月17日 10時04分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140417-OYT1T50027.html

 

 笹井氏の記者会見は、神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターでも同時中継され、報道陣約20人が集まった。

 

 同センター研究者らも会見の模様をインターネットなどで注視。STAP細胞について「合理性の高い仮説」と述べたことに対し、笹井氏の同僚からは懐疑的な声も聞かれた。

 

 研究者の一人は「会見で示されたデータに、ネイチャー論文以上のものはなかった。論文の信頼性が失われている以上、そのデータをもって合理性が高いと言われても正直、理解できない」と指摘。一連の論文問題を振り返り、「著者だけでなく、我々も当事者として肝に銘じ、地道な再発防止の対策を続けていく必要がある」と強調した。

 


・理研の笹井氏が会見 - STAP論文にかかる8つの疑問を説明 マイナビニュース 4月17日(木)15時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140417-00000119-mycomj-sci

 

●当初は論文作成のアドバイザー的な役割として参加した笹井氏
理化学研究所(理研)は4月16日、都内で理研 発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長の笹井芳樹氏が一連のSTAP論文に関する自身の立場などの説明を行う会見を開いた。

 

冒頭、笹井氏は「STAP研究の論文に対し、多くの混乱と、その齟齬による多くの心配、また疑惑を招く事態となったことを心よりお詫び申し上げます。また、期待を寄せるたくさんの人たちの 信頼を損ねることになったことを心よりお詫び申し上げます」と頭を下げた後、「Natureの論文について、2つの研究不正行為が調査委員会によって判断され、この論文に参加したシニアな共著者として心痛の極み。また、本論文の不備、不正認定により、日本の科学全体を損ねかねない状態になっていることについても、研究所内外の研究者、国際コミュニティの皆様に心よりお詫び申し上げます」と述べ、再び頭を下げた。

 

○論文共著者ではなく、論文作成の「アドバイザー」として参加

 

今回の会見では、2014年2月中旬以降、笹井氏に寄せられた多くの質問の中から、共通して聞かれる論文作成に関する質問として5つ、そして科学面に関する質問3つに対する説明が行われた。

 

論文作成に関する質問は、大きく述べると以下の5つ。

 

1. 研究論文作成における役割
2. どうして過誤を見抜けなかったのか
3. 経験の浅い人物を研究リーダーとして選出したことは問題でなかったのか
4. 論文の撤回に同意するか
5. 発表時の資料におけるSTAP細胞とiPS細胞の比較で不必要な比較が行われていなかったか

 

1つ目については、「(論文)投稿までには4つの段階がある。1つ目がアイデアの着想、2つ目が実験の実施、3つ目が実施された実験データの解析とその実験ごとの図表の作成、そして4つ目が、それらをまとめて論文を書き上げる段階」とし、今回の論文については、この関係性が複雑であり、1つ目については主にハーバード大学および若山研究室にて行われ、2つ目の実験についても若山研で、小保方氏と若山氏が中心となって実施し、3つ目の図表の作成も小保方氏により行われたとのことで、実際に笹井氏が参加したのは4つ目の論文を書く段階であったとした。

 

また、その論文作成においても、実際には2012年初に小保方氏と若山氏の手によってNatureに投稿されたものが却下されたことを受けて、理研の人事院が研究内容に対し、完成度が十分でなく、データの追加だけでは採択が難しいという判断をしたことから、CDBセンター長である竹市氏から、笹井氏へ論文の仕上げ面についてサポートを行うように、という依頼があったので引き受けたということで、「その段階ではあくまで論文に名前を連ねるつもりはないアドバイザー的な位置づけ」として参加したという。また、その頃、若山氏が山梨大学へ移ることとなり、その移転作業で謀殺されていたこともあり、論文の仕上げを積極的に代行して引き受け、STAP細胞のライブセルイメージングや試験管評価などの実験試料の評価を実施するなど、追加実験や技術指導として協力していたという。

 

実際に論文の共著者として名前を連ねることになった経緯としては、ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授の要請があったこと、ならびにレター(Letter)論文の方についても、改訂論文の作成時に、若山氏の専門外である細胞生物的解析を査読者から要求されたことから、その部分の追加を行うために必要ということで若山氏から責任著者として加わってもらいたいという依頼を受けて参加したと、あくまで自身としては「アドバイザー」として参加する立場でいたことを強調した。

 

●論文は一度撤回することが適切な判断
○実験ノートは見る機会がなかった

 

2つ目の「どうして過誤を見抜けなかったのか」、という点については、「こうした問題は決してあってはならないこと」と述べ、「共著者である自分が論文の不正を見抜けなかったことは慙愧の念に堪えない」と後悔の念をにじませながら、「論文を書きあげる段階からの参加であり、その時点ですでに多くのデータが図表になっていた。今回、不正と認定されたデータも2012年度よりも以前のもので、生データや実験ノートを見る機会がなかった。小保方氏はユニットリーダーという独立した研究者であり、直属の部下ではなかったため、(自分の研究室に在籍しているような)大学院生に指導するようなノートを持ってきて見せなさい、という不躾なことができなかったことが問題であった」と、原因を分析。

 

また、「(できあがった)図表は、ほかのデータと整合性があり、それだけを見ても間違いを見抜くことはできなかった」とし、複数のシニア研究者が共著者として参加した特殊な共同研究のケースであり、文章の仕上げを行った笹井氏と、そこまでの過程の指導をしてきたのが若山氏という別々の人物であったこと、そしてバカンティ教授も米国に居た、といった事情が2重3重のチェック機能を働かせなかった要因の1つという分析を示した。

 

ちなみに、「論文投稿時に、過去にさかのぼって生データをチェックすれば、という話もあるが、それは現実的ではない。それでも、若山氏と協力して小保方氏に対して注意喚起をしなかったことや、文章全体を俯瞰する立場にあった自身の立場を考えるとその責任は重く、申し訳ないと思っている」と反省の弁を述べた。

 

○論文の撤回は適切な判断

 

3つ目の「経験の浅い人物を研究リーダーに選んだこと」については、2012年12月中旬に実施された選考審査の中においては、他の研究リーダーと同様に、CDBの人事委員会にて研究内容や研究の進捗などを聞いて、それに対する議論を行い、かつこれまでの小保方氏の指導者やそれに準じる人たちからの評価を加味し採用を決定したとのことで、この流れ自体は、通常の人材採用の流れと同じであり、そこに偏りがあったとは言えない。

 

また、研究リーダーの選考にあたっては、大胆な独創体を若手から提案することを奨励しており、「30歳前後でリーダーになることは珍しくない」とし、そのフォローアップのためのシステムも整備していることを強調。小保方氏については、「採用時、生物系の研究者としての歴史も浅かったことから、もっとも小さなサイズのラボである研究ユニットを主催してもらうことを決定し、その後、論文の発表を経て、シニア研究者が分担して、多面的な教育育成を行う計画を立てていた」と事情を明かした。

 

4つ目の「論文の撤回に同意するのか」という点については、「論文の信頼性が複数の過誤や不備により損なわれた以上、STAP細胞の真偽には理研内外の再現検証が必要になってくる。そういう考えをもとにすれば、撤回をすることが適切な判断であると考えられる」とし、小保方氏が会見で述べた、「(論文の撤回は)国際的に、その結論が完全に間違えであったと示すことになると考えている。著者として間違いであると発表することになるので、結論が正しい以上、撤回は正しい行為ではないと思っている」との発言に対しては、「そういった考え方があることも理解できる」と一定の理解を見せたが、「一度、検証することを決めた以上、議論的にSTAP現象は検証すべき仮説となったと考える必要がある」とし、改めて仮説を実証した上で、論文を提出すべきであるとの姿勢を崩さなかった。

 

5つ目の、「会見時の資料におけるSTAP細胞とiPS細胞の比較における不必要な比較の有無」については、「発表時の資料は、あくまで基礎的なマウスの研究段階としてリリースしたものであり、当初の目的は原理論の解説」とし、「そこから技術効率論の話題として独り歩きをし始めてしまい、京都大学の山中伸弥教授や京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の皆様にはご迷惑をおかけしてしまった。自ら京大にお詫びに赴き、資料の撤回を行うことを決めた」と経緯を説明した。笹井氏としては、イラストによる原理的な説明を意図していたが、資料にはiPS細胞の誘導効率として、開発当初の数値(山中因子のみを使用)を用いていたために、STAP細胞のほうが効率が良いという話に発展してしまったという見解であり、「現在のiPS細胞の誘導効率が向上していることも十分認識しており、STAP細胞の優位性を強調する意思はなかった」という説明のほか、「CDBでは積極的な関係をCiRAと築いてきており、今後もその関係を維持していきたいと思っている」と再生医学を進めるうえでの共同歩調をとっていく姿勢をしめした。

 

●STAP現象は、もっとも有力な仮説
○STAP現象でないと説明が付きづらい複数の現象を確認

 

8つの回答の内5つは論文の作成に関するものであったが、残る3つは実際のSTAP細胞やSTAP現象に対するものであり、大きく分けると以下の3つの質問となる。

 

1. STAP現象の存在の有無に関する笹井氏自身の見解
2. STAP現象を前提にしないと容易に説明できないデータが存在する件
3. STAP現象を再現するためには何が難しいのか

 

1つ目については、「検証を行うと決めた以上、STAP現象は検証すべき仮説となった。ただし、観察現象をもとにすると、十分観察するべき合理性の高い現象である」と考えられるとの見方を示した。

 

その観察するべき合理性の高い現象である背景が2つ目の回答につながる。今回笹井氏が示した「STAP現象を前提にしないと容易に説明できない部分」は以下の3つ。

 

1. ライブセルイメージング(顕微鏡ムービー)
2. 特徴ある細胞の性質
3. 胚盤胞の細胞注入実験(いわゆるキメラマウス実験)の結果

 

ライブセルイメージングは、ほぼ全自動で細胞の様子を観察、撮影し、その1コマ1コマに日付データなどのデータが付与される。また、感度も高く、人為的に入れ替える動きなどがあれば、即座にそれを感知できるため、そうした不正を働きにくい手法だ。また、死んだ細胞(死細胞)の自家蛍光との区別もできるため、実際に撮影された映像にある、「Oct4-GFPを発現しない分散したリンパ球から、Oct4-GFPを発現するSTAP細胞特有の細胞塊が形成される」という現象を、そういったものと見間違える可能性は低いとした。

 

また、リンパ球やES細胞も小さな細胞と考えられているが、STAP細胞はさらにその半分程度と、小さな細胞であり、ES細胞と比べても、核も小さい特殊な細胞であることが分かっている。遺伝子発現パターンの詳細解析でも、STAP細胞はES細胞や他の幹細胞とは共通の部分もあるが、一致しない部分もあり、単純にES細胞が混入したという説明はできないとした。

 

さらに、ES細胞は増殖能が高く、1個1個の細胞を分散させて培養が可能だが、STAP細胞は増殖能が低く、分散力も低いため、バラバラにすると死んでしまうという点もES細胞では説明がつかないとした。

 

この他、キメラマウス実験の結果についても、小さな細胞塊が存在しているが、ES細胞やTS細胞が混ざった場合、細胞接着がうまくいかず、1つの細胞塊にならないこと、内部細胞塊細胞の可能性も指摘されているが、STAP細胞の方が小さく、これを見間違えることはないとする。

 

「1個人の人為的操作が難しい確度の高いデータを見ても、ES細胞など、従来の細胞では説明できない特殊な反応が見られている。これらを加味して考えると、STAP現象(STAP細胞)は合理的な仮説として説明できると思っている」と、STAP現象はもっとも有力な仮説となりうると説明したが、「仮説にはつねに反証があり、それを吟味していくのが科学の常道。現時点で思いついていない反証仮説が出てくる可能性もある」とし、その検証のために理研が現在進めている研究が重要になり、それが最終的に第3者でもできるようになることが必要とした。

 

●STAP現象を再現するための形成過程の4つのステップ
○なにが再現実験を難しくしているのか?

 

そして、最後の「STAP現象の再現はどこが難しいのか」という点。これについては、「今後の検証過程で、詳しく検証をしたうえで、明らかにしていくのが筋」としながら、個人的な見解として、ライブセルイメージングなどの解析から体細胞からSTAP細胞と思われる細胞の塊が形成される7日間には少なくとも4つのステップがあるとする。

 

1つ目のステップがストレス処理を行った後の1~2日目ころ。いわゆる「サバイバルステップ」で、強いストレスを受けて8割程度の細胞がゆっくりと死亡していき、その後、2割程度の細胞がストレスから回復しつつ生存するという状況である。

 

2つ目のステップが、2~3日目ころ。ストレスから自己防衛に成功した細胞が小型化し、多能性マーカー(Oct4-GFP)を弱く発するようになる。また逆に分化マーカーの発現は減弱することとなる。

 

3つ目のステップが、3~5日目ごろ。Oct4-GFP陽性細胞が集合していき、弱い接着を開始し、小さな集合塊を形成する。この様子について、笹井氏は「シャーレの中を活発に動くことがライブセルイメージングにより観察されている」とする。

 

そして4つ目のステップが5~7日目ごろ。集合塊が大きくなり、Oct4-GFPの発現強度が高くなり、その他の多能性マーカーの発現も強くなる時期であり、これにより多能性が獲得されるとする。

 

実際の検証では、この7日間でできあがった細胞を検証していくことになるが、何が促進しているのか、阻害しているのかについては部分的にしか判明していないとする。すでに判明している部分については、丹羽氏が中心となって執筆したプロトコールとして公表されているが、「それだけでは完全ではない。やりかたによって、書ききれていないものが存在すると思う。特に第2ステップ、第3ステップで止まってしまう培養も多いことが知られている。生後3週目以降のマウスでは生後1週目のマウスに比べて、発現が止まってしまいやすいというデータもある。そうした解析も含め、論文に記載されている部分、予備的な部分も含め、検証チームにより再現性の高いプロトコルが今後、作成されていくことになると思う」とした。

 

また、小保方氏が会見で述べていた「コツのようなものがある」という発現については、「2つのレベルのコツがあると思っている」との見方を示した。1つ目は、論文の作成に取り掛かった最初の2011年時点で小保方氏が最良と思われたプロトコルであり、「本人には気が付いていないが、ハンドリングや微妙な手際など、個人的なコツがある可能性がある」とする。もう1つのコツは、「詳しくは聞いていないが、そこから改良したバージョンが存在する可能性がある」とするが、このいわゆる改良版の2014年バージョンを小保方氏が持っているかどうかについては、あくまで推測であり、何とも言えないとした。

 

ちなみに第3者の成功については、発表前に少なくとも1名、発表後にも1名が細胞塊ができ、多能性マーカーができる部分まで成功した人がいるということまでは聞いているが、理研の検証としては「次の段階のキメラマウスや奇形種などまで一貫してやらないと意味がない」とした。

 

今回の会見で、笹井氏は、あくまで当初はアドバイザー的な役割が求められており、それにこたえる形で参加していただけで、実際の根幹となる実験などは若山氏と小保方氏を中心にしていたという回答を何度も行っていた。また、論文のチェックについても、一度若山研時代に投稿しているものについては、若山氏が当然チェックしているものという判断をしており、そこまで詳しく確認をしていなかったとし、そうした複数の研究者が段階ごとに参加していき、混沌とした状態になっていったことが要因の1つとなっていったことを強調していた。

 

なお、笹井氏は、小保方氏に対し、「こうした事態を避けてあげられなかった自分のアドバイザーとしての力の足りなさを詫びたい」とコメントしている。

 


STAP細胞論文問題、小保方氏批判、フェミニズムに逆手に取られぬよう注意せよ

2014-03-12 21:16:12 | 医療

 STAP細胞論文に関する批判が大きな局面を迎えている。論文の共著者である大学教授が論文の撤回を呼びかけてから批判報道が広がった。論文の代表執筆者は雲隠れしたままだが、説明責任は免れないだろう。果たして論文の行方は、そしてSTAP細胞の信頼性、そして今後の社会的影響は如何に。

 次から次へと疑惑が噴出するSTAP細胞論文問題、論文発表当初は絶賛の雨霰だった筆頭著者の小保方晴子氏も今や疑惑のデパートと化してしまった。更に彼女が博士号を取得した早大の博士論文にも本文や参考文献リストにネットサイトや他論文からの丸写しがあることが判明し、その一部は文字化けしているという。これを受けて一部からは学位取り消しを求める声も上がってきた。

 窮地に追い込まれた形の小保方氏だが、我々も報道だけに踊らされるのではなく、報道から見えてくる世相や権力構造といったものを推測していかなければならない。

 論文発表当初は、小保方氏について様々な側面から好意的な報道がなされていた。祖母から貰った割烹着姿で研究し、研究室の壁をピンクや黄色にし花柄のソファを置くなど女性らしい側面を持つ、実験器具にムーミンのシールなどを貼り付けたりしている、ファッション好きとしても知られ今回の記者会見でも英国の有名ブランドの指輪を着けていた、研究に関しては「並外れた努力家」、など、研究とは無関係な事柄も含め、彼女を全面的に持ち上げた報道だ。

 しかも、最初は研究内容を信じてもらえず泣き明かした、風呂の時もデートの時も研究のことを考えている、など小保方氏に関する話題は全て美談とされた。

 更に、研究室のスタッフ5人は全員女性とした上で、これは単に女性の登用を進めようというだけでなく、性別や国籍などの多様化を進めることで研究にも新しい発想と成果を生み出そうという「ダイバーシティー(多様性)」という考え方が反映していると言える、といったフェミニズムの正当性を誇示しようという報道側の戦略が垣間見えた。また「リケジョ」という言葉を流行させようという画策もあったようだ。恐らく今年の流行語大賞の候補として挙げる目算もあったことだろう。

 だが間もなくして論文に問題点が見つかる。当初は写真の入れ違いなど些細な内容で研究の根幹は揺るがないとされ、マスコミも一部のネット報道以外全く問題にしなかった。これはフェミニズムの権力が報道にも幅を利かせているからであろう。女性である小保方氏の印象を少しでも低下させる報道はするな、という圧力があったのは想像に難くない。しかしこれが男性研究者の論文であったなら、マスコミはこぞって批判報道していたであろう。

 フェミ陣営は、論文に問題があったとしても一過性のもので終わると当初考えていたのだろう。しかし問題点が次々と持ち上がり雲行きが怪しくなるにつれて、判断の変更を迫られることになる。

 そして、論文の共著者である若山教授が論文撤回の意向を示す会見を行ったのをきっかけにマスコミは報道姿勢を180度転換し、一斉に論文批判を始める。ネットをやってない人々には、この時点で初めて論文が問題になっていることを知った人も多いはずだ。

 更に今日になって、中日新聞や読売新聞では社説で論文の問題点を取り上げるなど社会問題としてこの問題を取り上げた。また小保方氏が博士号を取得した論文についても問題点が持ち上がるなど事態は益々深刻化している。

 絶賛から擁護、そして一転して批判へとマスコミの報道は変遷していく。この流れを皆さんはどう感じるだろうか。そしてこのまま小保方氏を表舞台から引き摺り下ろして終わりにしてしまうのか。一体マスコミの役割とは何なのか。それこそSTAP細胞同様に何が何だかわからなくなってくる。

 そして、最も恐れなければならないことは、今回の失態が日本国家全体の信用失墜につなげられてしまう恐れがあるということだ。従軍慰安婦や竹島、尖閣諸島など中韓との問題についても、日本の信頼が損なわれれば、中韓の主張があたかも正しいかのように世界中に広がってしまう。たださえ慰安婦の像が米国に建立されるなど日本は劣勢に立たされているというのに、更に日本批判に拍車がかかるような事態は避けなければならない。

 このように考えると、今回の小保方批判は確かにフェミニズムの勢いに水を差すという点では一定の効果はあるかも知れない。しかしフェミニズムの強かさは並大抵ではない。フェミ陣営は勢力さえ伸ばせればそれでいいのだから、中韓との関係で日本を貶める材料としてこの小保方問題が利用出来るなら、同じ女性であっても「小保方切り」も平気でやるだろう。勿論それは正義に基づく制裁ではなく、陣営の利益のために利用するだけなのだ。

 従って今回の問題も、小保方氏の思い込みが激しい性格などが災いし、大衆を騙す結果になってしまった、それはフェミニズムが女性の社会進出で社会が発展するという勝手な思い込みに通ずるところがあるといった、小保方=フェミニズムという図式で批判が出来るように批判の仕方も工夫する必要があるだろう。


・新たに画像酷似の指摘「根幹揺らぐ」 STAP細胞論文 2014年3月11日07時43分
http://digital.asahi.com/articles/ASG3B7F8QG3BULBJ011.html

 生物学の常識を覆すとして世界に衝撃を与えた万能細胞「STAP細胞」の論文が、撤回される可能性が出てきた。発表からわずか1カ月余り。論文の不適切さを問う声が相次ぎ、共著者まで「確信が持てない」と表明した。次々に明らかになる問題に、理化学研究所の対応は後手にまわっている。

 ■理研幹部から「論文取り下げては」

 「きょうの昼ごろに、理研の(幹部)3人から、メールや電話で『論文を取り下げてはどうか』と著者全員に連絡があった。それに後押しをされて、取り下げを呼びかけることにした」

 10日夜、甲府市の山梨大。報道陣に囲まれ、論文の共著者である若山照彦教授は話した。

 若山さんはマウスのクローンを作る第一人者。論文では、STAP細胞がどんな組織にでもなれる「万能性」を持つことを裏付ける決定的な証拠のための実験を担った。

 STAP細胞の特徴は、①万能性を持ち、②体のふつうの細胞から作られる、という2点だ。こうした研究内容そのものにかかわる疑問が、今月に入り相次いで浮上した。

 万能性への疑問は、論文不正などを取りあげるインターネットのブログで9日に指摘された。筋肉や腸の組織をとらえた計4枚の画像で、英科学誌ネイチャー発表の論文では、いずれもSTAP細胞から育ったと説明された。

 だが、これらは論文の主著者である理研の小保方晴子ユニットリーダーが2011年に書いた博士論文の画像とそっくりだった。博士論文ではSTAP細胞ではなく、骨髄の中に元々含まれている万能の細胞を育てたとしていた。

 若山さんは「この写真は細胞がいろいろなものに分化できることを示す写真で、研究の根幹が揺らいだ。私が実験をしたのが何だったのか、確信が持てなくなった」と話した。

 第二の特徴にも疑念が出ている。論文では、血液に含まれるリンパ球という細胞からSTAP細胞をつくったとされ、人為的につくったことを示す遺伝子の変化がSTAP細胞に見つかったと書かれていた。

 ところが、理研が今月5日に公表した詳しい作製手順には、STAP細胞を改変した細胞(STAP幹細胞)にはこの遺伝子の変化がなかったと書かれていた。

 若山さんはこれまで小保方さんを擁護していた。論文については他にも、画像の「使い回し」や、記述の一部が別の研究者が発表した論文とほぼ同一だったとの指摘もあったが、STAP細胞を作ったという成果自体には影響しないと見られてきた。

 若山さんは「研究成果を信じたい気持ちがあるので、一度論文を取り下げて、もう一度研究を行い、だれからも文句の出ない形で論文を出したい」と話した。


 ■撤回なら成果は「白紙」に

 論文の撤回は、そこに記載された科学研究の成果全体が「白紙」となることを意味する。現段階でSTAP細胞ができたこと自体まで否定されたわけではないが、論文を発表した理研とは別のチームによる実験で同じ結果が示され、その結果が研究者のあいだで信用されるまでは、STAP細胞が本物とも言えない状態になる。

 公表された論文の内容に問題が見つかった場合、意図的でない小さなミスであれば論文の訂正がなされる。しかし、データの改ざんや捏造(ねつぞう)、ほかの研究者の論文からの盗用といった不正行為があった場合は論文そのものを取り下げ、雑誌にも撤回の事実を明記するのが一般的なルールだ。論文不正に詳しい愛知淑徳大の山崎茂明教授は「誤った研究結果がそれ以上広まらないようにするのが撤回の目的」と話す。今回も、盗用を含む複数の不正の指摘がある。

 撤回は、論文を書いた著者が自ら申し出るのが原則だが、雑誌の側がすることもある。京都府立医大が中心になった高血圧薬をめぐる臨床研究の論文は、掲載した欧州心臓病学会誌が昨年撤回している。悪質な不正があったとして、著者が所属する大学から解雇されたケースもある。

 過去約70年間に掲載され、あとで撤回された世界の医科学系の論文2047本を分析した米国チームの報告によると、捏造や盗作などの不正行為が全体の67%を占める。不正を理由とした撤回の割合は増加傾向で、最近では75年当時のほぼ10倍にのぼるという。

 今回の論文が掲載されたネイチャーのほか、サイエンスやセルといった影響力の大きい科学雑誌での撤回は実は珍しくない。「一流雑誌に載る論文ほど競争の激しい分野の研究が多い。それだけ、問題も生じやすい」と山崎さんはいう。

 ■理研、遅れる対応

 これまで相次ぎ指摘されてきた問題点について、理研は「調査中」を理由に詳しい説明を拒んできた。研究の中心となった小保方さんも、論文の掲載時以降、取材に応じていない。

 理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の広報担当者は10日夜、理研所属の著者について質問されても「いま対応を協議しているところです」と繰り返した。このうち小保方さんについては「様々な指摘を真摯(しんし)に受けとめている」と説明し、内部で対応を議論しているという。

 STAP細胞の姿は、発表後まもなくから揺らぎ続けた。まず指摘されたのはSTAP細胞を用いて育ったマウスの胎児と胎盤の画像だ。別々の被写体のはずの2枚で一部が酷似していた。理研、ネイチャー誌が相次ぎ調査開始を公表。理研は「成果そのものは揺るがない」と自信を示した。

 当初、「簡単にできる」と説明したことについても疑問が噴出。研究者から「再現できない」との声が相次ぎ、理研は製法の詳細を公表した。だが、その内容が当初の発表と矛盾するとの指摘が出て、さらに対応を迫られた。

 理研を所管する文科省幹部は「理研の調査委の中に、STAP論文について、正しいと見ている研究者と、疑いの目を持った研究者がいるので結論が出ていない」と説明する。一方、日本分子生物学会は日本の科学研究の信頼性への影響を懸念し今月3日、迅速な調査結果の公表を求める声明を出している。

 ■これまでの主な経緯

1月29日 英科学誌ネイチャーにSTAP細胞の論文が掲載される

2月13日 「論文に不自然な画像がある」とインターネットなどで指摘され、理研が調査開始

  17日 ネイチャーも調査開始を公表

  18日 早稲田大が小保方さんの博士論文について調査を始める

     共同研究者の若山・山梨大教授が朝日新聞に「画像取り違えの単純ミス」と説明

3月3日 日本分子生物学会が理研に対し、迅速な調査結果の公表を求める声明を発表

  5日 理研がSTAP細胞の詳しい作製手順を公表

  10日 若山教授が、論文取り下げの呼びかけを表明


・日本分子生物学会、STAP細胞論文への厳正な対応求める「単純ミスの可能性をはるかに超えている」 2014年03月11日 16時35分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1403/11/news109.html

 日本分子生物学会は3月11日、不自然な点が複数指摘されている「STAP細胞」論文への撤回を視野に入れた適切な対応と、事態を招いた原因の検証・報告を理化学研究所に対し「強く要望」する大隅典子理事長名の声明を発表した。

 英科学誌「Nature」に投稿された新型万能細胞「STAP細胞」に関する論文に不自然な点が複数指摘されている問題に対し、(1)データに欠点が多く、結論が科学的事実に十分には担保されていない、(2)多くの作為的な改変があり、「単純なミスである可能性をはるかに超えており、多くの科学者の疑念を招いている」──と指摘。「当該研究の重要性は十分に理解していますが、成果の再現性は別問題として、これら論文に対しての適正な対応を強くお願いします」としている。

 またSTAP細胞の研究主体となった理研に(1)Nature論文に関する生データの即時・全面的な開示と、撤回や再投稿などを含む迅速かつ適切な対応、(2)公正性が疑われるような事態を招いた原因に対する詳細な検証と報告――の2点を「強く要望」している。

 今回の問題は単体ではなく「科学者を取り巻く環境を含めた課題であり、自省と自戒を持って注視している」とし、「我々、研究者が今一度、研究の公正性を含む研究倫理の問題として再度真剣に把握、分析し、システムの改善の努力に取り組む所存」と述べている。

 同学会は3日にも本件に関する理事長声明を発表していた。「日本の科学をリードする研究機関の一つである理化学研究所が、可能な限り迅速に状況の正確な報告について公表されるとともに、今後の規範となるような適切な対応を取って下さることを本学会は期待します」と結んでいた。


・小保方さんの博士論文、参考文献リストもコピペか 2014年3月12日11時44分
http://digital.asahi.com/articles/ASG3D32NBG3DULBJ002.html

 英科学誌ネイチャーに掲載された新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文の筆頭著者、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーが早稲田大に提出した英文の博士論文で、参考文献リストが他の論文と酷似していることが12日わかった。リストは論文の根拠となる文献を示すもので、学位取り消しの検討が求められる状況となっている。

 博士論文は2011年2月付。動物の体中から万能性をもつ幹細胞を見つけ出すもので、STAP細胞の論文ではない。章別に参考文献リストがある。たとえば、第3章では本文に引用の印がないのに、文献リストには38件分の著者名、題名、雑誌名、ページが列挙されている。これは10年に台湾の病院の研究者らが医学誌で発表した論文の文献リスト53件のうち、1~38番とほぼ一致した。博士論文では一部文字化けしている文字があり、コピー・アンド・ペースト(切りばり、コピペ)の可能性がある。リストは著者名のABC順。元論文の38番はPで始まる姓のため、ありふれたSやTで始まる著者名が博士論文にはないという不自然さがあった。

 普通の論文では本文で文献を参照した箇所に(1)などの番号を添えるが、図を除いて5ページある第3章の本文にはこのような番号はつけられていない。このため、意味不明な参考文献リストになっている。

 この博士論文に関しては11日、米国立保健研究所(NIH)がネット上に掲載している文章との酷似が指摘されたばかり。酷似は108ページある博士論文の約20ページ分に及ぶとされたが、今回判明した参考文献リストを合わせると約35ページ分になる。

 小保方さんは理研に就職する前、論文審査を通り博士の学位を得た。審査には早稲田大教授2人、東京女子医科大教授1人のほか、STAP細胞論文の責任著者になっている米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授も加わっている。

 研究倫理に詳しい山崎茂明・愛知淑徳大教授は「これで論文審査を通ったこと自体が驚き。審査した教授や大学の責任は重い。学位取り消しを含めて検討すべきだ」と語る。早稲田大広報課は「確認中。学位取り消しに相当するかは調べきってから評価することになる」としている。(編集委員・浅井文和)


<論文問題が明るみになる前の報道>
・「リケジョ」小保方さんの経歴から読み解く教育・科学技術改革の成果とは?2014/02/27 17:00
http://benesse.jp/news/kyouiku/trend/20140227170058.html

かっぽう着姿の「リケジョ」(理系女子)としても注目を浴びた、独立行政法人理化学研究所(理研)の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー。教育ジャーナリストの渡辺敦司氏が語った、彼女の経歴が物語る「近年の教育・科学技術改革」の成果とは?

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小保方さんは、2002(平成14)年に早稲田大学理工学部応用化学科(当時)にAO入試の一種である「創成入試」(同)の1期生として入学しました。AO入試は学力不問入試などと批判されることも多いのですが、やり方によっては「とんがった学生」(学部時代の指導教員だった常田聡教授)を選抜できる入試改革であることの証明でもあるでしょう。

再生医療の研究にもかかわらず、小保方さんの学位は博士(工学)です。2006(平成18)年に大学院に進学する時、病気で子宮をなくした人に光を当てたいと考えたと言います。研究の世界では学問領域を超えた「学際的」な研究は当たり前です。大学進学でも受験科目だけ勉強していればよいのではなく、幅広い知識や教養を身に付けておくことが求められます。

当時、ちょうど医学部のない早大は東京女子医科大学との連携を進めており、博士課程に進んだ2008(平成20)年には両大学が共同で設立した「東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設」(TWIns)を研究の拠点にしています。これは一つの大学だけですべてを抱えるのではなく、「機能別分化」によって特色を絞りながらもほかの大学とお互いの強みを生かして連携・協力を図っていくという、大学改革の流れに乗った対応ともいえます。

博士課程進学と同時に日本学術振興会の特別研究員となったのは、若手研究者を支援する国の政策によるものです。さらに今回の成果に直接つながるハーバード大学への留学は、国際的に卓越した教育研究拠点を作ろうとする文科省の「グローバルCOEプログラム」(当時)に採択された早大「『実践的化学知』教育研究拠点」の支援によるものでした。

2013(平成25)年からは理研のユニットリーダーに抜擢(ばってき)されるのですが、研究室のスタッフ5人は全員女性です。これは単に女性の登用を進めようというだけでなく、性別や国籍などの多様化を進めることで研究にも新しい発想と成果を生み出そうという「ダイバーシティー(多様性)」という考え方が反映していると言えます。


・万能細胞:作製の小保方さん おしゃれ好き、努力家「新星」- 毎日新聞 2014/01/30 3:32:00
mainichi.jp/shimen/news/20140130ddm041040145000c.html

「生物学の教科書を書き換える成果」と、国内外の研究者が驚きの声を上げた。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)が作製成功を発表した新万能細胞「STAP細胞(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得細胞)」。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を超える可能性を秘めた研究成果を主導したのは、30歳の女性の「新星」だった。

「研究者の仕事は世の人のため。一生懸命に頑張っていれば、いつかきっと誰かが評価してくれる」

今回の研究の中心となった同センター研究ユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さんは、祖母の教えを忘れない。2009年、世界的に有名な科学誌に掲載を断られ、ひどく落ち込んだ。その時、励ましてくれたのが祖母だった。「とにかく一日一日、頑張りなさい」。その言葉を胸に、祖母からもらったかっぽう着に必ず袖を通して毎日、実験に取り組んでいる。

自分の研究室の壁はピンクや黄色、花柄のソファを置き、実験器具などには、「ムーミン」のキャラクターのシールなどが貼り付けてある。知人の間では「ファッション好き」で知られる小保方さん。今回の記者会見でも英国の有名ブランドの金色の指輪をつけて臨んだ。

その一方で、「研究に関しては並外れた努力家」と、指導した研究者らは、こう口をそろえる。

大学院生だった08年夏。半年間の予定で米ハーバード大の幹細胞研究の権威、チャールズ・バカンティ教授の研究室に留学した。帰国が迫ったころ、小保方さんは「骨髄細胞を使った幹細胞の最新研究」について発表することになった。1週間ほとんど寝ず、関連する論文約200本を読んで、発表に挑んだ。

その内容を聞いて、バカンティ教授は「研究室を開いて以来のベストプレゼンテーション」と大絶賛し、小保方さんが米国に残って研究を続けられるよう資金面などでの援助を決めた。「感性が鋭く、新しいことにどんどん取り組む」。バカンティ教授は毎日新聞の取材に、こう評した。

女性研究者の活躍が難しいとされる日本にあって、異例の若さで、研究室を仕切る。小保方さんは29日、毎日新聞の単独取材に「この研究は、今すぐ誰かの役に立つわけではない。いつか、世界に貢献できるようになりたい。そのために研究を続けたい」と決意を語った。【斎藤広子】


<その他のニュース>
・多摩センター駅連続殴打事件、28歳女を逮捕「鬱積晴らすため」 警視庁 2014.3.12 13:25
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140312/crm14031212540002-n1.htm

 東京都多摩市の小田急多摩センター駅近くで1月、女性4人が相次いで顔などを殴られ、負傷した事件で、警視庁多摩中央署は傷害容疑で、同市落合、契約社員、木村友美容疑者(28)を逮捕した。同署によると、「日頃の鬱積を晴らすためにやった。持っていた携帯電話で殴った」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は1月27日午後1時40分ごろ、同駅近くの路上で、女性(52)の頭を殴り、軽傷を負わせたとしている。

 同署によると、現場周辺の防犯カメラの映像などから木村容疑者の関与が浮上。約15分前にも77歳、67歳、23歳の女性が相次いで顔を殴られており、同署はこの3人に対する暴行容疑でも捜査している。


単純ミスで済むのか、STAP細胞論文に深まる疑問、小保方晴子氏は釈明を

2014-02-19 15:00:18 | 医療

 画期的な発見と称されたSTAP細胞、しかしその論文に使われた資料が捏造されたものではないかという疑惑が高まっている。関係者は単純ミスであり論文の成果そのものが揺らぐことはないとしているのだが。

 この論文は、マウスの体の細胞を酸性の液体に浸しただけで、どんな細胞にも変化可能な万能細胞「STAP細胞」の生成に成功したというもの。理研の小保方晴子氏を中心とした研究で、先月末に英科学誌ネイチャーに論文が掲載された。

 だが問題を指摘したサイトによると、この論文には別の状況で撮影された筈の二つの画像に酷似点がある他、画像を加工したような不自然な線があるなどと指摘、また論文には小保方氏がかつて米ハーバード大に留学していた当時の2011年に発表した自身の論文が引用されており、その引用元の論文にも画像の使い回しがあるのではないかと疑問を指摘している。

 このSTAP細胞の論文が発表された先月、マスコミでは世紀の大発見とばかりに一斉に報道し、割烹着を着た小保方晴子さんの姿や研究室がピンク色で覆われているなど、研究成果とは無関係な分野にまで報道が過熱するほどの大騒ぎとなった。

 しかし、今回の疑惑はこの大発見に水を差すものになることは言うまでもない。詳細な調査結果が出ない段階では断定的なことは言えないが、2chなどのネット上ではSTAP細胞そのものに対する疑問の声が上がっている。

 このSTAP細胞の研究には小保方氏の他にも大学教授など著名な面々が関わっているが、彼らは写真の取り違えなど単純ミスに過ぎないなど口を揃えて疑惑を否定している。詳細な調査結果が出ていない段階からそう断言してしまうのは早計ではないかと思うのだが、研究に関わったものとして贔屓目で見ている点は否めない。また小保方氏から何の弁明もないことも疑問に拍車がかかっている。

 論文の共著者である若山照彦山梨大教授の弁明によれば、教授はSTAP細胞を使いマウスを作製し撮影。一つの胎児に対し向きを変えるなどして何枚も撮影。複数の胎児で計数百枚撮影したという。その結果、小保方さんが勘違いし同じ胎児の写真を使ってしまったとのこと。また1人で追加実験をしながら図を作製するなど、忙しすぎたことも勘違いの要因の一つだという。更に論文を何度も書き直し、最終的に2枚目の写真は本文と無関係となっているが、削除を忘れたという。

 この弁明をどう感じるかは人それぞれだと思うが、教授が弁明しているような煩雑な作業はどんな研究でもあるのではないだろうか。データを繰り返し採取し検証し、理論付けに間違いがないか綿密に作業するのは当然だし、また本文を何度も書き直すというのもそれは手紙やこうしたブログを執筆する場合でも同様だ。書き上げた後に何度も読み返して不備がないか確認するのは常識だ。ましてや著名な専門誌に投稿するなら尚更のことだ。単純ミスだから無罪放免というわけにもいかないだろう。

 それに小保方氏が追加実験を1人でやっていたとのことだが、研究チームには他の人員もいたはずだ。報道によれば女性ばかり7人のチームだったと思う。何故手分けして作業が出来なかったのか疑問だ。

 ところで、問題を指摘したサイトの投稿者がどんな素性の者なのかも気になる。問題点を指摘するには相応な専門知識が必要のはず。素人ではとても問題点の見つけようがない。そして何より、論文の結論そのものに対する疑問がなければ、問題点の検証すらしようと思わないだろう。小保方氏の研究は当初専門家からは全く相手にされなかったということだが、技術というのは過去の実績の積み重ねである。それに照らせば、そう簡単に万能細胞が出来るわけがない。それだけ彼女の研究は余りにも異質だったということだろう。従って、今でもこのSTAP細胞に疑問を持っている人はかなり多いのではないだろうか。指摘を受けて各方面が調査に乗り出したのも、ひょっとしたら全くの出鱈目かも知れないという何らかの危機感を感じているからではないだろうか。

 ともあれ、詳細な調査結果を待つしかないだろう。しかし今回の成果は女性中心のグループが上げたもの、そこにフェミニズムの介入は当然出てくるだろう。調査結果そのものにもフェミバイアスがかかれば、真実は永久に葬り去られてしまう。


・<STAP細胞>「不自然な画像」指摘受け理研が論文を調査 2月15日(土)4時30分
http://mainichi.jp/select/news/20140215k0000m040163000c.html

 新しい万能細胞「STAP細胞(刺激惹起=じゃっき=性多能性獲得細胞)」を作ったと発表した小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーら日米の研究チームの論文について、インターネット上で「不自然な画像データが使われている」と指摘があり、理研広報室は14日、外部の専門家も加えて調査を始めたと明らかにした。理研は「研究成果そのものに問題はないと考えている」と説明する。

 調査対象は、1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された論文2本。マウスのリンパ球に刺激を与えるだけで、体のあらゆる細胞になる多能性を獲得するという内容だ。

 しかし、ネット上のさまざまなサイトで、▽論文の画像データの一部が過去の論文の画像を流用した可能性がある▽STAP細胞から作ったとする胎盤の写真が使い回しされている--などと指摘された。このため、理研は複数の専門家による調査を13日に開始した。結果はまとまり次第、公表する方針。

 理研は13~14日、小保方さんらに聞き取り調査も実施し、「現時点では研究成果は揺るぎないと判断しているが、外部から指摘があったため調査を始めた」と述べた。【須田桃子】


・STAP細胞論文に「不自然な画像」 理研が調査 2014年2月17日10時29分
http://digital.asahi.com/articles/ASG2K35LJG2KPLBJ001.html

  新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」を見つけたと理化学研究所が英科学誌で発表した論文について、使われた画像データの一部に不自然な点があるとの投稿がインターネット上であり、専門家からも指摘が寄せられたため、理研が調査を始めた。ただ、論文の成果そのものはゆるがないとしている。

 論文は、マウスの体の細胞を酸性の液体に浸しただけで、どんな細胞にも変化できるSTAP細胞を作れた、とするもの。理研の小保方晴子ユニットリーダーが中心になった研究で、先月末に英科学誌ネイチャーに論文が掲載された。

 ネットのブログでは、別の状況で撮られたはずの二つの画像によく似た点があるほか、画像に手を加えたことを疑わせる不自然な線があると指摘された。

 理研は13日から調査を開始。外部にも複数の専門家に調査を頼んだ。小保方さんを含む関係者から、すでに話を聞いた。結果はまとまり次第公表するという。


・STAP論文、ネイチャーも調査 「不自然な画像」問題 2014年2月18日13時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASG2L3D3QG2LPLBJ001.html

  英科学誌ネイチャーに載った理化学研究所の新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」を発見したとする論文に不自然な点があるとインターネットなどで指摘された問題で、同誌のニュースサイトは、調査を始めたことを17日付で報じた。

 論文は、マウスの体の細胞を酸性の液体に浸しただけで、どんな細胞にも変化できるSTAP細胞をつくった、とするもの。理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーらの研究で、1月末にネイチャーで発表した。

 指摘は、異なる状況で撮影された2枚の写真に酷似した点があるというもの。ニュースサイトによると、ネイチャーの広報担当者は「問題はネイチャーにも伝わっており、調査している」とコメントした。共同研究者の若山照彦・山梨大教授は同誌の報道班の取材に、二つの写真が似ていることを認めたが、単純な取り違えではないかと答えた。報道班からの問い合わせに小保方リーダーからの回答はないという。

 以前の小保方リーダーの論文にも同様の指摘がある。共著者で米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授はすでに訂正を求めていて「不正ではないミスのようだ」と話している。

 若山教授もバカンティ教授も、論文の結論自体には影響がないとしているという。


・STAP論文の画像は「単純ミス」 共著者の山梨大教授 2014年2月19日02時07分
http://www.asahi.com/articles/ASG2L53TJG2LPLBJ002.html

 STAP細胞の論文で、小保方ユニットリーダーの共著者の若山照彦山梨大教授は18日、2枚のマウス胎盤写真が酷似していると指摘された点について、朝日新聞の取材に「同じマウスで角度が違う写真を2回使ってしまい、一方の削除を忘れた単純ミス」と説明した。

 若山教授はSTAP細胞を使いマウスを作製し撮影した。一つの胎児に対し向きを変えたりひっくり返したりして何枚も撮影。複数の胎児で計数百枚撮ったという。その結果、小保方さんが勘違いし同じ胎児の写真を使ってしまった。1人で追加実験をしながら図を作製するなど、忙しすぎたことも勘違いの要因の一つという。

 加えて「論文を何度も書き直し、最終的に2枚目の写真は本文と関係がなくなっているが、削除を忘れた」と話している。(中村通子)

 ■早稲田大も調査開始

 小保方さんに学位を与えた早稲田大も18日、調査を始めた。博士論文には米ハーバード大留学時の2011年に発表した自身の論文が引用されており、ブログは、引用元の論文に「画像の使い回しがあるのではないか」という疑問を指摘している。この画像は博士論文でも使われている。

 画像は、どんな遺伝子が働いているかを調べた結果で、別の種類の遺伝子なのに酷似した画像が数カ所あった。指導したチャールズ・バカンティ教授はネイチャー誌に「悪意のないミスのようだ」と説明。先週、これらの画像の削除を掲載誌に求めた。早大広報室は「仮に問題の画像が取り消されたとしても、博士論文の趣旨に影響しないと考えている」としている。(阿部彰芳)


・STAP細胞・小保方晴子さん 囁かれる「論文捏造」の怪情報
http://irorio.jp/oneissue/20140214/113060/

 世紀の大発見に沸く裏で、小保方さんに関する「怪情報」が伝わってきた。「いま研究者の間で『小保方さんの複数の論文に捏造疑惑がある』といった噂が広まっているのです」と語るのはフリージャーナリストのA氏。「週刊誌は来週号の掲載に向けて全力で動いてますよ」と驚きの証言を始めた。

 にわかには信じられない小保方さんの「論文捏造疑惑」。「実は2月上旬の段階で”週刊S”誌の記者は、この情報をキャッチしていました。捏造があったとされるのは早稲田大学時代からの複数の論文。情報はとある国立大学の研究者からのタレコミです。しかし専門性の高い領域なので真偽の検証できず掲載は見送りとなったようです」とA氏は言う。

 「その事もあってか”週刊S”誌は『小保方さんは思い込みの激しい性格だった』という記事を載せたといいます。今週になって、知人の科学ライターの所にも、別の週刊誌から『小保方さんの捏造疑惑の検証をしてほしい』という依頼が来たようです」 囁かれだした小保方晴子さんに関する「怪情報」。何より、小保方さんの潔白を願うばかりである。


・STAP細胞「小保方晴子」高校時代は中の中でちょっとイタい子!
先週号の週刊新潮に気になるエピソードが書いてあった。東邦大東邦の同級生によると彼女は思い込みが激しく、好きな男子と付きあってもいないのに、付きあっている記憶になっていた 「不思議ちゃん」だって。「思い込み」や「夢」と「現実」を混同するタイプかもしれない。
(週刊新潮 2014年2月13日号)

・一途なリケジョ小保方晴子さんの「初恋」と「研究」
先週の週刊文春によると、「当時は、後に国立医学部に進学したバレー部の秀才にずっと片思いしていました。彼にはその気がなかったようですが、彼女はとても思いが強く、『もう諦めたほうがいいよ』と忠告する友人たちに『もう彼女だもん!』と泣きながら食ってかかり、ハラハラしたほどです」(同級生)
(週刊文春 2014年2月13日号)


・慰安婦強制の嘘を流すNHKの国際放送 偏向報道の改革は避けられない 2014.02.14
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7372

 慰安婦問題などをめぐる籾井勝人・NHK新会長の就任時の発言をきっかけに、各紙は連日、安倍晋三首相が任命したNHKの新経営陣に対する批判を強めている。国益を損なうNHKの偏向報道に、安倍首相がメスを入れようとしているのに反発しているのだろう。NHKの放送内容を見れば、改革が急務であることは疑いようがない。

 最近では、NHKが海外向けに行う英語放送「NHK WORLD」において、「韓国政府が、従軍慰安婦の問題について国際社会の理解を得るための取り組みを強化すると発表した」というニュースを報じた時に問題報道があった。このなかで、慰安婦について「第二次世界大戦中、日本兵に奉仕するために多くの韓国人女性が売春をさせられた(Many of the women were forced into prostitution to serve Japanese soldiers during World War Two)」と説明しているのだ。

 このNHKの報道では、事実に基づかず、韓国側の主張をそのまま受け入れている。慰安婦の強制性を認めた「河野談話」ですら、ここまではっきりとは断言していない。実際には、韓国人女性を日本軍が強制連行して「従軍慰安婦」にした事実はない。慰安婦は民間業者が集めた娼婦というのが正しい。確かに、民間業者に騙されて連行された女性はいたが、それは日本政府の責任ではない。

 NHKは体面上「公共放送」であり、国営放送ではないということになっている。しかし、NHKの経営委員を任命するのは首相であり、予算や事業計画も国会の審議と承認を得ている。そのため、海外から見れば事実上の「国営放送」。NHKの海外発信が偏向していれば、韓国が日本を非難する際も、「NHKもそう報じているから」と正当化されてしまい、日本は反論できなくなってしまう。

 こうしたNHKの改革を目指す籾井会長は就任会見で、「慰安婦問題はどの国にもあった」「国際放送で(海外向けに)領土問題について、明確に日本の立場を主張するのは当然」などと述べた。しかしこの発言は激しい批判を呼び、籾井会長は国会で「個人的見解だった」としてこれらの発言を取り消した。13日の定例会見で、マスコミは「就任会見での『個人的見解』はどこを取り消すのか」などと執拗に追及している。

 しかし、籾井会長の発言は正論であって、これまでのNHKの偏向報道をただす姿勢の現れといえる。韓国が政府ぐるみで世界に発信している嘘をそのまま流しながらも、NHKが「公共放送」や「中立報道」を冠するのは見苦しい。事実に基づく国益にかなった報道が実現されるよう、NHKは改革を急がねばならない。(晴)


・中2女子、1年生らと口論、止めに入った女性教諭を殴り逮捕、「先生の言い方に腹が立った」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140218/waf14021808070010-n1.htm
<「言い方に腹立った」口論止めに入った女性教諭殴る 女子中学生逮捕 滋賀 2014.2.18 08:05>

 滋賀県栗東市内の市立中学校で女性教諭の腹を殴ったとして、滋賀県警草津署は17日、暴行の疑いで2年の女子生徒(14)を逮捕した。

 「先生の言い方に腹が立った」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は今月7日午後2時40分ごろ、この中学校の校舎3階廊下で、30代の女性教諭の腹部を拳で殴ったとしている。女性教諭にけがはなかった。

 同署によると、女子生徒は休み時間中、1年生ら数人と口論になり、女性教諭はこれに気付いて止めに入った。


風疹流行で妊娠の危険を煽る報道が意図するもの

2014-01-23 22:51:55 | 医療

 

 風疹の流行により妊婦が感染すると胎児に影響が出る。風疹感染は圧倒的に成人男性に多い。こんな謳い文句で男性への偏見意識を植え付けようという戦略が進められているようだ。その戦略と狙いについて言及したい。

 

 直近のニュース記事では主に成人男性に接種を促すような論調になっている。しかし実際には、接種をしてもその効き目は10年くらいしか続かないといった情報もあれば、15年経っても効き目は持続するという情報もあるなど色々錯綜しているように思える。何れにせよ、男女問わず一定期間毎に接種しなければ効き目は持続しないという結論が導かれる。しかし報道では何故か男性のみ強調されている。

 

 ところで、これが約1年前の報道となると少し様子が違う。当時の報道では男性患者が多いという点は共通しているが、妊娠を望む女性は予防接種を2回接種が望ましいという論調になっている。

 

 しかし、女性の場合は接種の制度的な空白期間は少ないわけだから、そもそも女性は感染しにくい筈。それなのに妊婦に感染すると子供が危険になるといった論調に摩り替わってしまう。感染しないために予防接種をするのに、感染した場合の危険ばかり煽る、何か矛盾していないだろうか。

 

 また、2回接種を政府が勧めているのも疑問だ。1回の接種で抗体が出来る人は約95%なので、数学的に2回接種すればほぼ100%に近い確率で抗体が出来るということなのだろうが、抗体が出来るかどうかをまるでくじ引きのように考えていいものだろうか。抗体の出来やすい、出来にくいというのはそもそも体質的な個人差であって、出来にくい人が2回接種したから大丈夫ということでもあるまい。

 

 更に、風疹に限らずあらゆる病気に感染する危険性というのは、予防接種を受けたかどうかよりも、普段の生活習慣など体調管理によるものが大きいのではないかということだ。例えば毎日長時間残業などで疲れている人などは元気な人に比べれば明らかに感染率が高いだろう。男性の患者が多いというのも、抗体の有無というより労働環境の苛酷な人に男性が多いということの裏付けではないだろうか。しかしそれを認めたくないためだろうか、普段からの健康管理に努めて免疫力を高めようといった、最も基本的な話は出て来ない。もっと根本的な話をすれば、女性が労働などで外に出るから感染しやすくなるわけで、女性が家庭中心の生活をしていれば感染も防げるのだ。

 

 こうした医療分野にもフェミニズムが介入していることは今更言うまでもないことだ。例えば乳癌検診において、従来の医師による触診から検診方法を変更し、マンモグラフィーと呼ばれる検診機器を全国の病院に一斉導入し、更にピンクリボン運動などと名乗り女性に検診を促したり、女性専用外来を設置するなどの動きは明らかにフェミニズムの主導である。これは男性医師が女性患者を診察することに対する抵抗感を意図的に女性に意識させ、女性患者は女性医師が診るのが適切という構図を作り上げ、女性医師や女性検査技師の需要を増やそうという狙いである。

 

 これと同様に今回の風疹予防接種の件でも、男性を見たら風疹を疑えという偏見意識を女性に植え付けようという狙いがある。加齢臭を流行させて男性を汚いもののように扱うのと同じ構図だ。そうすれば通勤列車などでも女性専用車両を望む女性が増え、更に女性専用車両を拡大する口実に出来るからだ。また妊娠そのものが危険という意識を蔓延させ、更に少子化を加速させようという狙いもあるだろう。そして少子化が加速すれば、女性の社会進出が不足しているからという出鱈目な対策をあたかも効果があるかのように見せかけて次々と女性優遇策を繰り広げていくのだ。

 

 報道には必ず隠された意図があるという視点で見ていく訓練を日頃からしておく必要があるだろう。真に受けるのは最も危険である。

 


・風疹ワクチンについて・Q&A
http://www.kurashiki-med.or.jp/kojima/rubellaQAk.html

 

Q5 風疹ワクチンの効果の持続期間は何年くらいでしょうか。

 

A  風疹ワクチン0.5mlを皮下に1回接種しますと,95%の人が免疫を獲得します。持続期間についておよそ15年経っても抗体価はあまり低下していないという成績が得られていますが,ごく一部には抗体価が低下する人もいます。

 


・風疹の予防接種、1回受ければ大丈夫? NHK生活情報ブログ 2013年04月07日 (日)
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/151620.html

 

ニュースウォッチ9では、風疹に関するご意見を募集したところ、24歳の女性からメールが寄せられました。女性は「6歳のときに予防接種」をしているにも関わらず、感染していると診断されたと綴っていました。

 

メールをくれた女性は、1回だけ接種を受けた世代です。専門家によりますと1回の予防接種では、ウイルスに感染するのを防ぐ「抗体」が体の中で十分作られないケースがあるということです。

 

2回受けていれば、たぶん99点何%ぐらいの割合でいったん抗体を持つんです。なので、いま2回接種が求められています」

 

さらに、1回の接種の場合、ワクチンによって作られた抗体は、年数が経つことで、減ってしまうことがあります。

 

去年、抗体の数値を検査したところ、感染のおそれがあるとされる値になっていました。日野さんは検査結果を見せながら「2008年に測った数字で当時は『32倍』あったんですけど、昨年、妊娠後に測った数字で『16倍』に下がっていたんです」と教えてくれました。

 

妊娠を希望している女性は2回目を受けておかれた方が安心です」と話しています。

 

 

 

http://trendstyle96.net/archives/764

 

風疹の大流行が止まりません。
国立感染研究所感染情報センターの発表によると、2011年の風疹患者数は371人、
2012年は2353人、そして2013年3月現在で既に1303人の患者数が報告されています。
そして、その半数が東京都で発生しており、特に成人男性の風疹罹患が目立っています。
これを受けて、東京都は風疹の予防接種費用を半額補助する方針を打ち出しました。

 

男性は約8割(サイト内のグラフより)

 


Q.成人男性で予防接種を受けた方がいい年代は?

 

A.30~50代前半の男性は5人に1人は風疹の免疫を持っていないことが判っています。

 

20代男性では10人に1人の確率で風疹の免疫がありません。
これまでに風疹の予防接種を受けた事が無い人は、
風疹ワクチンを接種することをお勧めします。
特に結婚して子供を望まれる場合は、できるだけ早く接種するようにしましょう。
 

 

http://trendstyle96.net/archives/24

 

障害の発症率と重症度は、妊娠のどの時期に風疹に罹患したかによります。

 

母体が感染したら100%が胎児に感染するわけではなく、

 

・妊娠4週以内 30~50%
・妊娠5週~8週 25%
・妊娠9週~12週 20%

 

この程度だと言われています。

 

風疹の予防接種は公費負担はなく自費となります。
医療機関によって値段はまちまちなのですが、
だいたい風疹ワクチンは4000~6000円のところが多いようですね。

 


・風疹 6年以内に流行根絶目指す 1月22日 20時57分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140122/k10014690801000.html

 

 風疹の流行で、妊娠中の母親が感染して赤ちゃんに障害が出るケースが相次いだことを受けて、厚生労働省は、6年後までに風疹の流行を無くすことを目標に、予防接種などの対策を進めることになりました。

 

 風疹は、おととしから去年夏にかけて職場を中心に感染が広がり、去年1年間に全国で1万4000人余りが感染し、母親が妊娠中に感染して目や耳などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは、31人に上りました。

 

 厚生労働省の専門家会議は22日、会合を開き、中長期的な対策を盛り込んだ初めての指針をまとめました。

 

 それによりますと、風疹の流行を6年後の平成32年までに無くし、先天性風疹症候群もできるだけ早く無くすとしています。

 

 そのための対策として、予防接種を受けていない人の割合が多い昭和37年度から平成元年度に生まれた男性と、昭和54年度から平成元年度に生まれた女性が、予防接種や免疫の有無を調べる検査を受けやすい環境を整えるよう、企業に依頼するとしています。

 

 また、妊婦が訪れる機会の多い学校や医療機関などでも予防接種や免疫検査を呼びかけ、免疫がある人の割合を増やすなどとしています。

 

 厚生労働省は、今後、この指針を基に、企業や都道府県向けの具体的な対策を盛り込んだ手引書を作り、配布することにしています。

 


・風疹:大人も予防接種 五輪までに流行なくす厚労省指針案 2014年01月22日 20時46分
http://mainichi.jp/select/news/20140123k0000m040070000c.html

 

 厚生労働省の専門家委員会は22日、東京五輪が開催される2020年までに予防接種の徹底で風疹の流行をなくすとした指針案をまとめた。昨年、都市部の大人の間で流行したことから、従業員が抗体検査や予防接種を受けるよう事業者に協力を求める。