社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

従軍慰安婦、日本軍の関与認めた政府がもたらす世界情勢への影響

2015-12-30 19:45:54 | ネット媒体

 従軍慰安婦は存在した、日本軍の関与があった。年の瀬の28日、衝撃的なニュースが日本中、いや世界中を駆け巡った。日韓両国の間で、従軍慰安婦に関する最終合意が両国外相間で交わされた。「最終かつ不可逆的に」とされたこの合意だが、その内容は日本国民は勿論、韓国国民も納得のいくものではないようだ。

 合意内容の概要は引用のニュース記事にもあるように、以下の通りである。

日韓外相会談の合意内容(骨子)

・慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認。今後、互いに非難や批判を控える

・日本政府は、当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた慰安婦問題の責任を痛感

・安倍晋三首相は心からおわびと反省の気持ちを表明

・韓国政府が元慰安婦を支援する財団を設立し、日本政府の予算で10億円程度を拠出

・韓国政府は在韓国日本大使館前の少女像への日本政府の懸念を認知し、適切な解決に努力

 ここで注目すべき点は、従軍慰安婦に関して軍の関与の有無が争点の一つであったのだが、今回政府として軍の関与を認めてしまったということだ。元々は朝日新聞の捏造記事が発端であった事実無根であるはずの問題を政府が認めてしまったというから驚きだ。これは痴漢をでっちあげられた男性が濡れ衣を着せられたまま嘘の自白をしてしまい有罪になったというのと同じだ。こんなことを認めてしまえば、日本国は未来永劫、汚名を着せられることになる。

 そして、在韓国日本大使館前の少女像に関し、適切な解決に努力という極めて曖昧な表現になっているということだ。勿論日本側としては少女像の撤去を求め、それを10億円拠出の条件としているが、韓国側は撤去するとは言ってないとして、早くも矛盾が生じている。

 更に、従軍慰安婦を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産として韓国が登録申請する動きに関しても、日本側は申請しないものと解釈しているのに対し、韓国側は合意とは無関係(つまり申請もあり得る)と反論している。これも矛盾している。

 そもそもこの外相会談には正式な文書は存在せず、両国の外相が共同会見を行ったのみだ。従って曖昧な部分は後から幾らでも手の裏を返すことが可能だ。合意内容の一覧を見れば判るように、日本側のすべきことは明確であるのに対し、韓国側のすべきことは明確ではない。これは交渉として最も下手な事例である。

 以上のような状況では、明らかに日本が貧乏くじを引かされただけということになってしまうのだが、実はそうではなく、長期的視点で見れば韓国への負担の方が重いだろうという保守論客の意見もある。

 簡単に言うと以下の通りだ。まず韓国政府自体が国内の市民団体の勢いを抑えられなくなっていて、それが慰安婦問題を大きくしている要因だという。しかし今回の合意によって、韓国政府としては今後一切、日本に謝罪や賠償を求めることは出来なくなる。つまり慰安婦という外交カードが使えなくなってしまった。

 しかし市民団体の勢力があまりに強く、例えば現状でも慰安婦像の撤去どころか、今後も米国はじめ世界各国にどんどん増やして東京のど真ん中にも像を建てるなどと勢いづいている。そんな状況では韓国政府はとても市民団体を鎮圧出来ず、その結果国内全体から不信感をますます強められ、また経済事情の悪化も重なって、国家そのものが衰退、崩壊してしまうだろうという理屈だ。また今回の会談は裏で米国が操っているということも、韓国にとっては監視されているという重圧があるという。

 ともあれ、本件についてはまだ続報が出てくるだろうから、あまり深い考察はしない方がいいかも知れない。しかし少なくとも、日本が慰安婦に関して軍の関与があったと世界に発信してしまったのだから、あとはせいぜいどんな関与の仕方だったのかの弁解に終始することになるのではないだろうか。例えば街角の女性を無理矢理連れ去って慰安婦にしたのか(*1)、或いは軍の一部の幹部が女衒(ぜげん)と呼ばれる売春婦のブローカーと連携していただけなのか、何れにしても、国際社会から批判を浴びることになるだろう。しかし、この当時は赤線が合法だったのと同様、世界的に売春は行われていたのだから、日本だけが批判されるというのもおかしな話だ。これについては、橋下徹大阪市長が以前、慰安婦発言に関して物議を醸した時にも指摘している。

(*1)こうした強制連行を日本政府は否定していて、今回の合意でも揺らいでいないと考えるのが妥当だが、国際社会は既に韓国による世界的な広報活動に影響されているので、あたかも今回の合意で強制連行を日本が認めたと解釈されてしまう可能性もある。

(今年の論考はこれで終りです。当初は本日分は休載を考えていましたが、大きなニュースがあったため取り上げました。お付き合いくださいましてありがとうございました。皆さんよいお年を。)


・日韓慰安婦問題合意 外相会談「最終かつ不可逆的に」解決
毎日新聞2015年12月28日 21時26分(最終更新 12月29日 02時28分)
http://mainichi.jp/articles/20151229/k00/00m/010/175000c

10億円共同財団を設立 安倍首相「反省とおわび」

 【ソウル小田中大、大貫智子】岸田文雄外相は28日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相とソウルの韓国外務省で会談し、慰安婦問題での妥結を確認した。韓国政府が新たに設立する財団に日本政府が10億円程度を支出して、両政府で元慰安婦の支援を行うことで一致し、日本側は「責任を痛感している」と表明した。両外相は慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に解決」されることで合意。日韓関係は歴史的転換点を迎えた。

 外相会談は約1時間20分間にわたり行われた。日本側は韓国側が慰安婦問題を今後蒸し返すことがないとの確約を得ることを最重要視しており、両外相は会談後の共同記者発表で「この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と明言。尹氏は「岸田氏とともに至難であった交渉にピリオドを打ち、妥結宣言ができることをうれしく思う」と述べ、最終決着であるとの認識を重ねて示した。

 両政府は発表後、「日韓両外相共同記者発表」と題する文書を出した。岸田氏は青瓦台(大統領府)を訪れて、朴槿恵(パク・クネ)大統領を表敬。朴大統領は「協議の結果が両国全てに意味あるものとして受け入れられるよう期待する」と述べて合意を歓迎した。

 合意によると、韓国側が設立する財団は、日本側が政府予算10億円程度を支出し、韓国側は拠出しない。1995年に日本政府主導で設立して、元慰安婦支援を実施した財団法人「アジア女性基金」(2007年解散)が韓国側の元慰安婦支援団体の反発などで成果を上げられなかった経緯から、日韓両国が関与する仕組みとした。

 岸田氏は元慰安婦への支援について記者団に「全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための措置」「医療サービスの提供、健康管理、療養看病のための支援」などと説明した。元慰安婦に対する支援金や、アジア女性基金のフォローアップ事業として政府が現在行っている医療・福祉支援が柱になるとみられる。

 韓国側が重視した「法的責任」では、日本側は65年の日韓請求権協定で解決済みとの立場を崩さなかったが、岸田氏は共同記者発表で、日本政府の責任に言及し「安倍晋三首相は改めて心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。

 両外相は国連など国際社会で慰安婦問題について互いに非難や批判を控えることでも一致。世界記憶遺産で慰安婦関連資料の登録を目指す韓国側の動きが念頭にあり、岸田氏は記者団に「合意の趣旨に鑑み、韓国が申請に加わることはないと認識している」と語った。

 日本側が求めていたソウルの日本大使館前に設置された少女像の撤去について、尹氏は共同記者発表で「関連団体との協議を行うことなどを通じて適切に解決されるよう努力する」と説明。岸田氏は記者団に「適切な移転がなされるだろう」と述べた。

 安倍首相は合意後、首相官邸で記者団に「我々は従来、反省とおわびの気持ちを表明してきた。その思いに今後も揺るぎはない」と強調し、「日韓両国が力を合わせて新しい時代を切り開いていくきっかけとしたい」と述べた。

日韓外相会談の合意内容(骨子)

・慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認。今後、互いに非難や批判を控える

・日本政府は、当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた慰安婦問題の責任を痛感

・安倍晋三首相は心からおわびと反省の気持ちを表明

・韓国政府が元慰安婦を支援する財団を設立し、日本政府の予算で10億円程度を拠出

・韓国政府は在韓国日本大使館前の少女像への日本政府の懸念を認知し、適切な解決に努力


・【「慰安婦」日韓合意】韓国、記憶遺産申請への不参加は「事実無根」 外務省報道官が強調…早くも齟齬露呈 2015.12.30 07:03
http://www.sankei.com/world/news/151230/wor1512300018-n1.html

 【ソウル=藤本欣也】 慰安婦問題の最終決着をうたった日韓の合意を受け、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に慰安婦問題の関連資料の登録を申請する動きに韓国が加わらないとの日本政府の認識について、韓国外務省報道官は29日の定例記者会見で、「事実無根」だと否定し、日本との間で合意した事実はないと強調した。合意に対する日韓の認識の齟齬(そご)が早々に露呈した形だ。

 報道官は、記憶遺産申請について「韓国内の民間団体が主導して進めている」と説明。ただ、この団体は政府から委託され活動している。

 岸田文雄外相は28日、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との共同記者発表後、記者団に記憶遺産申請について「今回の合意の趣旨にかんがみ、韓国が加わることはないと認識している」と説明していた。


・慰安婦像の移転、日韓で認識に食い違い=韓国ネット「移転を受け入れれば大きな傷に」「どちらの言っていることが正しいんだ?何か隠している」 2015年12月29日(火) 11時50分
http://www.recordchina.co.jp/a126056.html
 
 2015年12月28日、韓国・ニュース1は、岸田文雄外相が28日、「在韓国日本大使館前の少女像は適切な移転がなされると認識している」と明らかにしたことを伝えた。

 岸田外相は28日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と従軍慰安婦問題妥結のため両国間の合意事項を発表した後、日本の記者に向けてこのように述べた。一方、韓国政府は「関連団体との協議を行うということであって、撤去を明示的に約束したわけではない」とする立場だ。これは岸田外相の発言とは距離がある内容で、両国はすでに会談の内容についての意見の相違を示している。

 この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

 「少女像移転は政府が関与することではない。韓国政府が何を言っても無駄だ。慰安婦と国民に聞いてみろ!」
 「どちらの言っていることが正しいんだ?会談の過程を公開しなかったこと自体おかしい。何か隠している」

 「韓国政府はもう何もしないでくれ。能力以上のことをしようとしたら問題が起きる」
 「ちゃんと被害者のことを思って交渉したのか疑わしい」
 「少女像を強制的に移すような間違った条件を受け入れたら、歴史的に大きな傷として残るだろう」

 「全くどうしようもない政府だ。この国の国民であることが恥ずかしい。誰のための合意だ?そもそも、これは合意か?」
 「屈辱外交もいいかげんにしてくれ。こんな条件なら国民の劣等感を育て、自尊心まで失うことになる」

 「少女像は必ず守らなければならない」
 「結局妥結したみたいだが、どんな会談をしたらあんな結果が出て来るんだ?」
 「こんな条件をのむんだったら、交渉しない方が良かった」(翻訳・編集/三田)


司法試験問題漏洩事件、被害者面する相手女性と背景にあるフェミニズムの共存関係

2015-12-23 21:33:56 | 事件、事故

 司法試験問題漏洩事件、先日の初公判で検察は被告の元教授(67)に懲役1年を求刑した。公判では教え子の20代女性と交際関係にあったことも明らかとなった。被告は女性と2年くらい前から交際していたという。

 この事件、当初は女性も共犯ではないかと噂されたが、結局は女性に罪はなしとされ起訴もされなかった。恐らくフェミニズムの権力も働いているだろう。しかもこの女性は別に同世代の交際相手がいたらしく、被告は単に利用されただけの存在であることも浮き彫りになった。

 そもそも、妻子ある男性でしかも60代後半となれば、20代の女性がまともに相手になるわけがない。女性にしてみれば、利用価値があったから交際するふりをしていたというのが本音だろう。

1.女性は交際していながら「自分は被害者」
 だが、この女の強かさはそれだけではない。引用のニュース記事によれば、自分は被害者だと主張しているという。彼女の父親も「娘は何も知らずに巻き込まれた。本当なら試験に受かっていた」と豪語している。公判でも「教えてくれと頼んだことは一度もない」という女性の調書が読み上げられている。

 しかし、そもそも直接的に「問題を教えてください」などと言えるような状況が存在するだろうか。約2年も交際していた間柄であれば、女性の方から半ば誘導尋問的に試験問題の核心に触れるような会話をしていたことも十分に考えられる。そういうメリットを見越して交際していたことは想像に難くない。何故なら女性は被告を決して本命の彼氏とは思っていなかったからだ。

 そもそも、試験に詳しい立場の者と特別な関係を作ること自体、下心があったからであることは明白ではないだろうか。従って、とても被害者だと言えるような立場とは思えない。

2.女はいつでも責任転嫁
 今回に限らず、男女が絡んだ事件が発覚すると、ほとんどの場合、女は責任を男になすりつけようとする。窃盗でも、殺人でも、とにかく女は自分が主犯格ではない、積極的ではないと嘘をついてでも自己防衛に徹する。そして裁判もフェミニズムに支配された状況下で行われるため、女の方が罪が軽くなる。そうした女性優遇の条件に便乗して今回の女性も自らを被害者と見立てようとしているのだろう。この女性は事件発覚後に転居しているとのことだが、本当に被害者だと思っているなら転居する必要はないではないか。

3.少なくとも10人以上の女子学生が「関係」?
 ところで、今回の事件は氷山の一角に過ぎないのではないかという疑いもある。以前からこの元教授は女好きで有名で、女子学生ばかり連れて食事に行ったり、逆に男子学生には優秀な成績を上げたいなら女になるしかないなどと言っていたと報道されている。学生の間では、今回の事件を「やっぱりな」という印象だったというから、過去に不正合格をしていた女子学生が他に何人もいる可能性がある。他サイトの情報によれば、少なくとも10人以上の女子生徒が関係、性行為と引き換えに問題漏洩、元教授が他大学に赴任していた頃だけその大学の合格率が高かった、など、疑惑は尽きない。だが司法試験の答案用紙の保管期限も1年間(不確定情報)らしく、ほとんどは証拠が残ってないという。

4.フェミニズムによる女性侵略の弊害
 更に、忘れてはならないのが、こうした女子学生への「下駄履かせ」も本を正せばフェミニズムによる女性増員政策が背景にあるということだ。毎年、国家公務員試験合格者の女性比率を話題にしたり、選挙の度に女性比率を話題にする。合言葉は「女性を増やせ(男性を減らせ)」だ。こうした傾向を考えると、例えば今回の事件も発覚以前から漏洩の噂はあったものの、それがばれると女性合格者が減ってしまうという理由で、フェミニズムの権力によってもみ消されてきたという可能性も否定出来ない。

 フェミニズムによる様々な分野への女性侵略が如何に歪なものであるか、そうした見方も出来る事件だったのではないだろうか。


・司法試験を漏らしたブルー卿 女子学生は若い男性と引っ越し 2015.12.23 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20151223_372249.html

 2015年9月、司法試験の問題作成に携わる明治大学法科大学院教授の青柳幸一被告(67)が、教え子で交際相手だった20代女性のA子さんに試験問題を漏洩したとして、国家公務員法違反の罪に問われた。2人は2013年頃から交際を続けていたという。

 12月10日に開かれた初公判で、青柳被告は「(A子さんを)自分の娘のように思い、なんとか合格させたかった」と弁明。裁判官から「娘として付き合っていたわけではないでしょ?」などと指摘されると、しどろもどろの答弁に終始した。

 検察は「動機があまりにも愚か」とし、懲役1年を求刑。青柳被告はうなだれるだけだった。

 横浜市内の閑静な住宅街にある青柳被告の自宅は雨戸が閉められ、インターフォンも電源が切られていて音が鳴らない。近隣住民は、「夫婦2人で暮らしていたが、事件以降は姿を見ない。郵便物の整理のために深夜や早朝に帰って来ているようだけど」と語っていた。

 教え子との“禁断の恋”の代償は大きかった。だが、初公判では「教えてくれと頼んだことは一度もない」というA子さんの突き放した調書が読み上げられた。大学関係者の話だ。

「彼女は被害者だと主張しています。彼女の父親も“娘は何も知らずに巻き込まれた。本当なら試験に受かっていた”と教授に怒り心頭。事件後、彼女は若い男性に引っ越しを手伝ってもらっていたようだし、教授が本命だったとも思えない」

 A子さんの実家に電話で直撃すると、母親と思しき女性が出て、「何も話すことはありません!」と繰り返すだけだった。

 プライドの高さを貴族に例えて“ブルー卿”と呼ばれた著名教授は地位と名誉、そして恋も失った。
※週刊ポスト2016年1月1・8日号


夫婦同姓合憲、フェミニズムに屈服せずとりあえず面目保った最高裁

2015-12-16 20:50:49 | 結婚、恋愛

 夫婦が結婚後も改姓しない制度を創設すべきと主張するフェミニズム。あちらの造語でいわゆる夫婦別姓の是非に関して、最高裁が現行制度を合憲とする判断を下した。これまで最高裁は夫婦以外の子供(婚外子)の相続権を実子と同一にすべきとか、妊娠による役職の降格は不当など、フェミニズムに迎合した判決を相次いで下してきただけに、今回も夫婦同姓を違憲とするのではないかという懸念もあったが、今回はとりあえずフェミニズムの勢力に毅然とした対応をしたと言えるだろう。

 しかしながら、裁判官15人のうち合憲と判断したのは男性のみ10名で、違憲と判断した5名のうち3名は女性の裁判官である。女性の裁判官はみんなフェミニストだろう。司法にもフェミニズムが蔓延しているのは周知のことと思うが、今回の判決も決して安泰とは言えないので今後も注意が必要だ。

 そもそも、夫婦別姓という言葉が社会全体に蔓延していることが既にフェミニズムによる宣伝効果の表れであって、むしろ「夫婦同姓破壊」と言った方が適切な表現と言えるだろう。夫婦同姓破壊は即ち家族破壊であり、これこそフェミニズムの真の目的であるということを忘れてはならない。

 つまり、別姓を隠れ蓑にして、離婚を容易にしたり、別姓で結婚するなら別に事実婚のままで届出をする必要もないなど、結婚制度そのものを崩壊させ、家族を破壊しようという魂胆である。

 ところで、別姓を主張する者の主な意見について反証していく。

1.家族の一体感は同姓でも別姓でも無関係、現状でも離婚は多い
 現行制度でも離婚が増えているのは、晩婚化、非婚化といったフェミニズムの家族破壊活動に影響された結果、結婚の意義が軽視されてきた負の側面であり、別姓を認めれば更に結婚の意義が軽薄になり、家族の破壊は更に加速度的となる。家族の破壊を阻止する観点からも、結婚の意義を問い直し、非婚女性の撲滅、安易な離婚をしないなど、結婚の重要性を啓発していかなければならない。

2.改姓による各種証明書の変更手続きや、仕事上の得意先への報告が面倒
 これらの手続きは一時的なものであり、それは友人知人などに結婚の報告をするのと同様、男性でも何らかの作業は発生する。例えば仕事上の得意先への報告についても、姓が変らないからと言って男性は何も報告しないわけではなく、結婚したことを報告するだろう。むしろ結婚して姓が変ったことを相手に周知してもらうことで、新たな人脈作りのチャンスと捉えることも出来るので、決して改姓が不利益と決め付けられるものではない。その程度のことで面倒と感じるなら、それは忍耐力が不足していると言わざるを得ない。
 それに、女性は家庭で家事育児というのが家族の基本形態であり、女性就労はフェミニズムに基づくものであって、女性就労は社会標準と考えるべきではない。むしろ女性が働かなくてもいいように、男性の十分な給与保障などを企業や国家ぐるみで支援していくべきである。

3.愛着がある姓を手放したくない、姓は個人を識別する独自性(アイデンティティ)である
 前項2にも関連するが、そこまで拘るのなら男性側に改姓してもえば良い。もし仮にそれが原因で結婚が解消になったとしても、結婚市場は男性より女性の方が数的にも明らかに有利なので、女性は簡単に相手が見つかる。むしろ結婚の可否に関して男性の方が女性より不利である状況の方が深刻であって、憲法が定める結婚の自由を奪われた男性の不利益に関して救済策が求められる。

4.選択的別姓であって別姓強要ではなく、従来の結婚形態が損われるわけではない
 現状で9割以上が女性が改姓するという実情が、女性にとって不利である、というのがフェミニズムの主張なので、これは従来の結婚形態を婉曲的に否定している。つまり、選択的とはいえ、従来の結婚形態は選びにくくなるので、事実上は選択的ではなく別姓結婚しか選べないことにつながる。

5.国連女子差別撤廃条約から夫婦別姓の勧告を受けている
 国連女子差別撤廃条約はフェミニズムの世界的拠点であり、その組織そのものに信頼性が無い。また当該組織は日本の結婚事情を正確に把握していないと考えられる。何故ならその組織に対して日本の実情を伝えるのは日本のフェミニスト達であって、いかにも女性だけが不利益を受けているような誇張と嘘を交えて伝えているからである。逆に女性の優位性について、例えば結婚市場での優位性、夫婦共働きでも家計責任は男性の負担が重い、離婚の慰謝料はほとんど男性が支払う、親権は母親が優位など、これらについて当該組織には伝わっていないと考えられる。

 以上が夫婦同姓破壊(夫婦別姓)を巡る主な主張とその反証である。

 守るべきものは誰もが結婚して家庭を持つという家族制度を国家の規範とすることだ。フェミニズムは数十年前から同じ話を繰り返し蒸し返して家族破壊を狙っている。連中は戸籍や家制度というものに対する憎しみもある。連中の狙いが何か注視しなければならない。従って別姓など絶対に認めてはいけない。

 自由主義、個人主義というのは権力を持った立場の者しか実現出来ない。何故なら、ある者の自由は別のある者の自由を奪うことにつながるからだ。最も判り易い例が結婚の是非であって、例えば多くの女性が「結婚しない自由」を選べば、それと同数の男性は「結婚の自由」を剥奪される。つまり、誰でも自由になんてのは理論的に成立しない。従って、「結婚するしないは個人の自由」、というのは誤りで、「結婚するしないは女性だけの自由」というのが正確な表現だ。いうなれば、自由というのは悪でもあり得るという認識を持つことが大切だ。


・夫婦同姓規定は合憲 再婚禁止6カ月は違憲 最高裁が初判断 2015.12.16 15:24
http://www.sankei.com/affairs/news/151216/afr1512160018-n1.html

 民法で定めた「夫婦別姓を認めない」とする規定の違憲性が争われた訴訟の上告審判決で最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は16日、「規定は合憲」とする初めての判断を示した上で、原告側の請求を棄却した。原告は「時代の変化に従って選択的夫婦別姓を認めるべきだ」などと主張したが、「夫婦や親子など家族のあり方が損なわれる」との慎重論は多く、世論調査も賛成・反対が拮抗(きっこう)してきた。

 一方、「女性は離婚後6カ月間、再婚できない」とする規定をめぐる訴訟で、大法廷は「規定は違憲」と初判断。100日間を超える部分は違憲だとしたことで、国は法改正を迫られる。最高裁が法律を違憲と判断したのは戦後10件目。

 夫婦の姓について原告側は「選択的夫婦別姓を認めないことは、婚姻の自由を不合理に制約していて、両性の本質的平等に立脚していない」と主張。「規定は違憲で、国会の高度な立法不作為にあたる」と指摘していた。国側は「民法では、結婚後にどちらの姓を名乗るかについて、夫婦の協議による決定に委ねている。婚姻の自由や男女の平等を侵害していない」と反論。規定に違憲性はなく国会の立法不作為にもあたらないと主張していた。

 両規定をめぐっては、法相の諮問機関の法制審議会が平成8年、選択的夫婦別姓を導入し、再婚禁止期間も100日に短縮するよう答申した。しかし、国会や世論の反対が多く、改正は見送られた。民主党政権時代にも改正の動きがあったが、閣内の反対などで法案提出には至っていない。


・休暇中の巡査長の女が自転車の高校生をはねて死亡させる「前をきちんと確認せず…」 2015.12.13 16:44
http://www.sankei.com/west/news/151213/wst1512130031-n1.html
<休暇中の兵庫県警捜査一課巡査長が自転車の高校生をはねて死亡させる「前をきちんと確認せず…」>

 13日午後0時45分ごろ、兵庫県明石市藤江の国道2号で、自転車が、後ろから走ってきた乗用車に接触され、はねられた。この事故で、自転車を運転していた同市西明石西町の県立高校1年、井上明日香さん(16)が全身を強く打ち、まもなく死亡した。

 兵庫県警明石署は、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、乗用車を運転していた同県警捜査一課巡査長、河合久美容疑者(28)=兵庫県明石市貴崎=を現行犯逮捕。容疑を同致死に切り替え、事故原因を捜査している。

 同署によると、現場は片側1車線の直線道路。河合容疑者は休日で、近くに出かけるところだったという。自転車は車道の左端を走っていたとみられ、河合容疑者は「前をきちんと確認せず、発見が遅れた」と話しているという。


・野坂昭如さん死去 秘めた正義感 縦横無尽に走り回る 2015年12月10日 13時04分
http://mainichi.jp/articles/20151210/k00/00e/040/151000c

 野坂さんほど話題を振りまいた作家もいなかった。「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか……みんな悩んで大きくなった」のテレビCM、独特の早口でまくし立てた討論番組、“中年御三家”と呼ばれた歌手、参院選の落選と当選、衆院選旧新潟3区での田中角栄元首相への挑戦、ラグビーへの入れ込み……さまざまな世界を縦横無尽に走り回った。

 1974年東京地方区からの参院選立候補の時のスローガンは「二度と飢えたこどもの顔をみたくない」だった。戦後の食糧不足で妹を失った悲しみを生涯心の中に抱き続けた。二院クラブから出馬し、当選した時は、政界内部を話題にしたゲリラ的ミニコミ紙「鬼門タイムズ」を自費で発行、無料で配った。

 現職の参院議員を辞しての衆院選旧新潟3区からの立候補は、依然として政府に対し力を持つ田中元首相を「落とすため」だった。トップ当選の田中元首相の22万票に対し、6位の2万8000票に終わった。

 「四畳半襖の下張」裁判では一貫して作品の芸術性を主張。有罪が確定し、「わいせつ文書販売罪」を適用され罰金10万円を科されたが、分かりにくい法廷用語に立ち向かい、丸谷才一、吉行淳之介、五木寛之、有吉佐和子各氏らの人気作家を次々と法廷に呼び、わいせつについて語らせるなど裁判制度、法廷闘争の在り方に一石を投じた。

 決してうまいとは言えない歌だったが、レコードを吹き込み、70年に出た2枚目のレコード「マリリン・モンロー・ノー・リターン/黒の舟唄」は評判となり、永六輔さん、小沢昭一さんとの“中年御三家”は74年に日本武道館リサイタルを実現するほどの人気だった。

 「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)や「朝まで生テレビ!」(同)などに出演。歯に衣(きぬ)着せぬ言葉で政治や社会を批判し、時に破天荒な振る舞いで物議を醸した。90年には友人の大島渚監督のパーティーで殴り合いに至り、話題となった。

 2003年、脳梗塞(こうそく)で倒れた後も、リハビリをしながら執筆活動を継続。戦争体験者の視点から、憲法改正や食料輸入を厳しく批判した。

 毎日新聞紙上のコラム「七転び八起き」でも日本の現状を嘆き、「若い人にこそ戦争を知ってほしい」「憲法改正は日本を破滅に追いやる」と直接的な言葉で警告を発し続けた。


・「笑いネタにしたい」障害女性の居眠り姿投稿 侮辱容疑で17歳女子高生を書類送検 2015.12.10 12:51
http://www.sankei.com/affairs/news/151210/afr1512100028-n1.html

 列車内で眠っていた障害のある女性(16)の画像をツイッターに投稿したとして、札幌・手稲署は10日、侮辱容疑で札幌市の高校2年の女子生徒(17)を書類送検した。女子生徒は「笑いのネタにしたかった」と容疑を認めているという。

 書類送検容疑は、8月1日午後、札幌市内を走行中のJR函館線の普通列車内で寝ていた女性をスマートフォンで無断撮影し「わらいとまんないしぬ」との言葉とともにツイッターに投稿し、侮辱したとしている。

 手稲署などによると、女子生徒は女性と面識はなかった。被害者の母親から削除を求められ、投稿から約2時間後に削除したという。

 8月1日に女性の伯母が投稿を発見し、同2日に女性の母親が北海道警に相談した。


・【司法試験漏洩】被告の明大元教授「娘のような気持ちに」「泣かれて何とかしたいと」 検察官「交際女性のため…動機あまりに愚か」懲役1年求刑 裁判官も首ひねり質問 2015.12.10 13:58
http://www.sankei.com/affairs/news/151210/afr1512100030-n1.html
 
 「公平であるべき国家試験の根幹を傷つけてしまった。大変申し訳なく、悔いている」「娘のような気持ちになって視野が狭まり、当時は犯罪だと思い至れなかった」

 司法試験問題を教え子で交際相手の20代の女性受験者に漏洩したとして、国家公務員法(守秘義務)違反罪に問われた青柳幸一被告(67)は10日に東京地裁で開かれた初公判で起訴内容を認め、そう謝罪した。

 青柳被告はさらに、「憲法上の平等原則などを研究テーマとしており、フェアをモットーとして生きてきたが、フェアではないことをしてしまった。司法試験に関わる全ての人や、これまでの教え子らに顔向けできない」とも陳述した。

 ただ、検察官や裁判官からは「なぜ法学研究者でありながら、そんな愚かなことをしたのか」「どれほど悪質な犯行か分かっているのか」と厳しく追及され、消え入りそうな声になる場面も。「これまでの職や社会的立場、今後の研究者生命を全て失った」という青柳被告。不正の代償はあまりにも大きかった。

 青柳被告は眼鏡をかけ、濃紺のスーツ姿で入廷した。髪には白髪が目立った。

 検察側の冒頭陳述などによると、青柳被告は妻子がありながら、平成25年から法科大学院の講義を受講していた女性と交際。交際は女性が大学院を修了した26年3月以降も続いた。この年の5月、女性は司法試験を初めて受験したが不合格。青柳被告は泣いている女性を見て、「なんとかサポートしてやりたい」と思うようになった。27年2月から5月の司法試験直前まで、自身が作成に携わった短答式試験と論文式試験の問題を教え、添削するなどした。

 女性は著しい高得点を獲得したが、採点した別の考査委員が不審に思い、法務省に通報。その際、青柳被告はこの考査委員に「信頼している考査委員から漏れたとは思えない。良くできた答案もあるんじゃないか」と事態の収拾を図っていたという。

 その後の法務省の調査に青柳被告、女性とも漏洩を認め、東京地検特捜部が青柳被告を在宅起訴していた。

 この日の被告人質問で、検察側は青柳被告を厳しく追及。「平等を旨とする憲法研究者でありながら、なぜ不平等な漏洩をしたのか」と動機を尋ねられた青柳被告は「女性は元気で明るくて、『こんな子が娘だったら』と思うようになった。昨年の試験で不合格になり泣いている姿を見て、何とかしてやりたいと思った」と話した。

 「今回はたまたま発覚したから良かったものの、不正をした受験者が司法試験に受かってしまい、裁判官や検察官、弁護士になったら、どれほど大きい影響があるのか本当に理解しているのか」との質問には、消え入りそうな声になり「おっしゃる通り、法の支配の原則が壊れてしまうと思います…」と答えた。

 さらに「全てを失ったというが、犯行当時には発覚時のそうしたリスクを考えなかったのか」と尋ねられ、「繰り返しになるが、娘のような気持ちになっており、真っすぐになってしまっていた。リスクは考えられなかった」と弱々しく話した。

 検察官に続いて裁判官も「娘のような気持ちだったと主張するが、娘として交際していたわけではないでしょう。交際していなければ教えなかったのではないか」と質問。これに対し青柳被告は「交際相手というよりも、娘のような気持ちだった。泣かれた際に、まるで自分の娘が泣いているように思った」と弁明した。

 裁判官も少し怒気を含んだ口調で「なぜ法律家なのに、犯罪性を意識しなかったのか」「何度も添削などをしているが、なぜそこまで丁寧に教えたのか」と質問。青柳被告は「娘のような気持ちで、真っすぐになっていた。確実に合格させたいと思った」と同じ答えを繰り返した。裁判官は、こうした青柳被告の答えが腑に落ちない様子で、何度も首をひねる素振りを見せた。

 この日は論告求刑も行われ、検察側は「司法試験制度そのものを根本から否定する犯行で、交際相手の女性を不正に合格させようとした動機はあまりにも愚かだ。受験生に不信感や憤りを抱かせ、法律家を志して勉学に励む人の思いを踏みにじり、社会的影響は大きい」と指弾し、懲役1年を求刑した。

 一方、弁護側は、青柳被告が平成27年の考査委員の報酬を国庫に寄付する意向を示していること、懲戒免職など社会的制裁を受けていることなどを挙げ、寛大な処置を求めた。

 「全てを失ってしまったが、今後は、これまでテーマとしてきた人権やマイノリティーの研究成果を、障害者のサポートなど実践の場に生かして社会貢献したい」と話した青柳被告。その姿からは、司法試験における憲法学の権威とされてきた威厳はまったく感じられなかった。


碧志摩メグ、良田胡蝶、アニメキャラをフェミニズムが攻撃する背景

2015-12-09 20:57:17 | ネット媒体

 今回もアニメ少女キャラにフェミニズムが難癖を付けて撤廃させた問題について解説したい。

 志摩市「碧志摩メグ」、美濃加茂市「良田胡蝶」、何れもフェミニズムからの圧力を受けて撤廃に追い込まれたキャラである。キャラ自体は存続するものの、碧志摩メグについては志摩市が公認を撤回、良田胡蝶についてはこれを中央に描いたイベント宣伝ポスターが廃止され、図柄が全面的に変更になった。

1.「性的で不快」ならば男女の営みも否定、即ち人類そのものの否定

 フェミの言い分は何れも共通していて、「性的で不快」という極めて曖昧で説得力のないものだ。そもそも男女は性欲を意識してこそ惹かれあうもので、性的だからだめだというなら、人類の存在そのものが否定されることになる。従って、性的で不快と批判するなら、まずはフェミニスト自身がこの世から姿を消して手本を見せることから始めるべきではないだろうか。

2.胸を強調していけないなら胸の大きい人は街も歩けない

 では、これらのキャラが社会通念上、常軌を逸したデザインなのか今一度冷静に考えてみよう。何れも性器を露出したりといった露骨なデザインにはなっていない。胸を強調しているとフェミは主張するが、何を根拠に強調と言えるのか。それにそもそも強調してはいけないのか。もしいけないとしたら、初めから胸の大きい人は街も歩けないことになってしまう。つまり、「性的で不快」という理由はそもそも成立しないのだ。

 それに、アニメというのは元々現実よりも体の部位を誇張して描くのは日常的であるということを留意しておかなければいけない。

3.フェミが関与していればマスコミは必ず取り上げる

 碧志摩メグについては、現実の海女とかけ離れたイメージを与えるというのもフェミが批判する材料にしている。しかしだからといって現実の海女を忠実に再現し、例えば年配の女性をデザインしたらそれで人気が出るだろうか。宣伝するからには人を惹きつけるものが求められる。だから若い女性を想定してデザインしたわけだ。もし現実に若い女性の海女がいたならば、それは碧志摩メグに近い風貌になっていただろう。それを海女という職業を差別しているなどというのはこじつけも甚だしい。

 また、中日新聞では12月6日付紙面に碧志摩メグ騒動に関する特集記事を掲載している。勿論この手の記事がフェミに都合のいい書き方になっているのは言うまでもない。例えば実際の海女を集めた説明会では、問題ありと回答した海女は3割に過ぎず、残りの7割は問題ないと回答している。しかしこのことは記事には掲載されていない。また反対署名も従来の直筆法で約300人分を提出したことは掲載されているが、この他に電子署名が反対側、賛成側双方から提出されたことは掲載されていない。この特集記事に関しては、読者からの意見募集も行っているので、恐らく良田胡蝶の特集と同時に読者意見も発表するものと予想する。勿論意見の取捨選択は新聞社の独断と偏見で行う。

 更にこれらの活動は現役の海女が中心になって行ったとされているが、実際にはフェミ団体が大きく関与している。それは以下のようなサイトが存在するだけでも明らかだ。

・碧志摩メグを批判するフェミ女性団体のサイト
http://ashitashoujo.com/post/130033155492/kenkai

 そしてこれ以外でも、新聞記事に公認撤回のニュースが掲載されたり、NHKなどのマスコミで報道された状況を考えれば、明らかにフェミが関与していることが判る。フェミが絡まなければそもそもマスコミは取り上げないから、騒動にすらならないのだ。

4.良田胡蝶はもともとアニメのキャラで巨乳の設定

 一方、良田胡蝶については、もともと農業をテーマにした「のうりん」というアニメの登場人物の1人で、巨乳の少女という設定だ。従って、そのキャラクターをそのまま宣伝ポスターの図柄として採用したに過ぎない。しかもこの美濃加茂市のイベントは今回が初めてではなく、昨年の9月から始まり、2ヶ月毎にポスターのデザインを変えているという。毎回「のうりん」の登場人物を宣伝ポスターとして採用し、今回はたまたま良田胡蝶が選ばれただけだ。つまり、あの巨乳少女が宣伝ポスターのために作られたわけではないのだ。従って、経緯を知っている者であれば、何事もなく受け入れられるはずである。勿論地元の人達からも何ら批判は出なかった。

5.街頭ポスターは目立たない場所に一箇所だけ

 ところが、公式ツイッターでポスターが公開されると、詳細な事情を知らず、また町中の至る所にこのポスターが貼ってあると勘違いした遠隔地に住む女性を中心とする者達が騒ぎ出し、マスコミも便乗してフェミ的視点で報道し始めた。その結果、事なかれ主義の自治体が、五月蝿い連中だから仕方ないとあっさり屈服してしまったという結果である。実際にはポスターは公共の場としてはJR美濃太田駅前に貼られていただけで、しかも人通りの少ない目立たない場所だったという。

6.フェミニズムは巨乳差別

 勿論、フェミ側からすれば、経緯がどうだろうがあのような巨乳は許されないと主張するだろう。しかし、だったら貧乳の少女ならいいのかということになる。仕方なく急遽変更されたポスターには貧乳の少女が中心になり、その奥に農作業服を着た登場人物が4人描かれている。その中の1人に良田胡蝶もいるのだが、今のところ批判はないようだ。しかし相変わらず巨乳であることには変わりない。従って、フェミ的視点は、巨乳差別をしていることになる。

 女性の表現に難癖を付けるフェミ連中に一貫性などない。ただ自分が不快に感じるからというだけだ。しかしそれを全ての人が主張したらどうなるか。例えば難癖を付けるフェミ連中の存在が不快だと思っている人は沢山いるだろう。だからフェミ連中を抹殺出来るとでもいうのか。出来るのなら今すぐにでも実行したいところだ。それだけフェミ連中は反社会的勢力と言えるだろう。

 では何故フェミがアニメのキャラに難癖を付けるのか。理由は性犯罪の厳罰化や児童ポルノ法規制強化と同じで、男性の性欲撲滅が根本になっている。男性が性関心を持つこと自体が連中は気に食わない。従って男性の欲求を全て排除して苦しめてやろうという邪悪な魂胆があるのだ。

7.マスコミの全面的支援で増長するフェミ

 更に、こうした騒動に対するマスコミの報道姿勢も看過出来ない。一部のネットメディアを除く殆どのマスコミ(特に大手)もフェミと一心同体のようなものだから、例えば美濃加茂市やその観光協会への取材姿勢も、ポスターのデザインに問題があると決め付けた態度で取材していたに違いない。あのままポスターを放置していいのか、既に商店街に配布した分はどうするつもりなのか、一つ残らず根絶させなければ反省したことにはならないなど、徹底的に追い詰めたと考えられる。逆に、ポスターをそのまま存続すべきという要請には美濃加茂市は一切無視である。つまり最終的な方針決定は勢力の強い側であるフェミ側の主張が優先されてしまうわけだ。言うなればマスコミとタッグを組んだ極悪同盟に脅されたからポスターのデザインを変えますというのと同じだ。

8.アニメファンの増加は現実女性の質の低下が原因

 フェミニズムは女のエゴの集合体である。そこには正義など微塵もない。人が産まれ育ち、結婚して子供を作り、世代を受け継いでいく、この当たり前の自然法則がフェミニズムによって破壊されている。連中は結婚もしないし子供も産まない、そして世間の女性を無制限にわがままになるようにけしかける。だから昨今の女性は男女交際もろくに出来ず、すぐに嫌になったといって勝手に別れて新しい彼氏を探す。だからストーカーされたり殺される女性も増えていく。また最初から女性の質が悪いことを見越している男性達は女性とは関わらず、草食系になることを余儀なくされる。そしてアニメなどに関心が向いていく。つまり、アニメがここまで隆盛した背景には、フェミニズムによる女性の質の低下が大きく関係しているのだ。

 そうしたアニメ隆盛の原因である、いわばアニメの女性より質の低いフェミ女達が、アニメの女性キャラの胸が大きいなどと文句が言える道理があるだろうか。文句を言う前に女は結婚して男の精神的安定、性的安定に努めよと言いたい。

 

・岐阜)ポスター問題 「ネット社会の理解不足」指摘も 2015年12月3日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASHD25DJXHD2OHGB00T.html

 アニメキャラクターを使った美濃加茂市観光協会のポスターにインターネット上で批判が相次いだ問題。このアニメとの連携は昨年も行われ、地域活性化につながると好評だった。ネットでの批判に、地元では困惑の声が広がるが、専門家はネット社会への理解不足を指摘する。

 「苦情はない。客が増えるなど、まちの活性化に役立っている」。美濃加茂市内でそば店を営む樋口守男さん(66)はこう話す。ポスターで告知していたアニメと連携したスタンプラリー企画の協力店の一つ。協力店で買い物をしてスタンプを集めると、アニメ関連のグッズがもらえる企画だ。

 昨年9月~今年2月に3度開催し、樋口さんの店には新たな客が約350人来たという。樋口さんは「埼玉や北海道、韓国から来た人もいた。昨年も同じようなチラシだったのに、どうして今回だけ問題になるのか」と首をひねる。

 ログイン前の続きポスターはテレビアニメ「のうりん」に登場する少女のキャラクターを使い、胸元が強調されたデザイン。原作のライトノベルの舞台のモデルが、美濃加茂市の県立加茂農林高校だったことから採用された。

 協会は11月4日、公式ツイッターにポスターを投稿。下旬になって「不愉快」「セクハラ」との批判が続出した。「どうして胸元が大きく開いた服を着せて顔を赤らめる必要があるのか」との書き込みもあった。普段は1桁台のことも多いリツイートが、2日夕に1800を超えた。

 11月29日、協会は協力店以外では唯一掲示していたJR美濃太田駅からポスターを撤去した。協会の担当者は「批判は真摯(しんし)に受け止めたい」としたうえで、「美濃加茂は若い世代の観光客が集まる地域ではない。昨年は問題になることもなく、観光の起爆剤になっていた」と戸惑う。

 ツイッターにも、批判的な声ばかりでなく、「『のうりん』を通じての地域活性化を応援します」「何ら問題とは思えない」との投稿も一定数ある。

■「ネットは沸騰する」 専門家が指摘

 ネットなど情報モラルに詳しい岐阜聖徳学園大の石原一彦教授は「法的な問題は一切ない」とし、「この画像がネット上に出回った時の反響と結果を(協会が)予想しなくてはいけなかった。一瞬で沸騰するネット社会への理解が不足していた」と指摘する。

 11月、三重県志摩市の公認キャラクターに海女たちが反発し、市が公認を撤回した騒動があった。石原教授は、この直後だったことも美濃加茂で批判が集まった要因の一つとみる。ただ、「海女さんという当事者がいて、街おこしのために作られたキャラ。既存のキャラを使った美濃加茂とは異なる」とも言う。

 若者のネット活用に詳しい岐阜大総合情報メディアセンターの村瀬康一郎教授によると、最近のネット社会の特徴として「傍観者なのに『傷つく人がいるだろう』と自分を正義の立場に置き、当事者のように他人を攻撃する」傾向があるという。また、反撃されにくい公的機関や大企業が対象になりやすいという。

 今回の問題はそうした特徴に当てはまる。村瀬教授は「他人を許容しない社会になりつつあり、ネットには極端にそれが表に出る」と話す。ただ、今回のポスターについては「女性の性を強調したと言われても仕方がないのでは。攻撃される材料をつくらないことが大切だ」と語った。(連勝一郎、山岸玲)


・胸元強調キャラ、主役退く 観光協会ポスター新デザイン 2015年12月7日19時51分
http://www.asahi.com/articles/ASHD75QZ8HD7OHGB00X.html
 
 胸元が強調されたアニメの少女キャラクターを使ったスタンプラリーのポスターに批判が相次いだ問題で、岐阜県の美濃加茂市観光協会は7日、新たなポスターのデザインを発表した。

 問題のキャラクターは同市の県立加茂農林高校をモデルにしたテレビアニメ「のうりん」に登場していた。協会は、ポスターのデザインを作り直し、このアニメの別のキャラクターをメインに据え、中央に置いた。以前にスタンプラリーのパンフレットなどで使われたことがあるという。

 協会は新ポスターを500枚印刷。8日に、開催中のスタンプラリーの協力店21店に20枚ずつ配る。問題となった旧ポスターは回収する。担当者は「スタンプラリーは人気なので続けたい」と話している。

 この問題は7日、市議会12月定例会の一般質問でも取り上げられ、市の伊藤秀樹・産業振興部長は「ポスターを見て不快な印象を受けた方がいたことは配慮が足りなかったと反省している」と答弁した。


・アニメ「のうりん」でも萌えキャラ批判 巨乳強調は「セクハラだ」「人権侵害だ」 2015/11/30 18:43
http://www.j-cast.com/2015/11/30251926.html?p=all

 ライトノベルが原作の人気アニメ「のうりん」は岐阜県美濃加茂市が舞台になっている。市がキャラをスタンプラリーのポスターに起用したところ、「見苦しい」「セクハラだ」「人権侵害だ」などと批判を浴び、抗議の電話が市に入るようになった。

 巨乳を強調しすぎている、キャラが淫らな表情をしている、というのが理由だ。萌えキャラを巡っては、三重県志摩市の17歳の海女さん「碧志摩メグ」が批判を受けて市が公認を取り消す騒動が起きた。今回もそれと似た構図だ。
 
■市はアニメ制作のロケハン段階から協力をしてきた

 「のうりん」は県立の農業高校が舞台の、農業に青春を掛ける高校生たちの学園ラブコメディー作品だ。TVアニメは14 年1月から3月まで放送された。市はアニメ制作に協力体制を取り、ロケハンから付き合った。放送終了後はアニメ制作会社とコラボし、数々のイベントで「のうりん」のキャラクターを使ってきた。

 作者の白鳥士郎さんも近隣の出身ということもあり、市を頻繁に訪れては観光案内所の一日所長に就任するなど応援してきた。

 スタンプラリーのポスターは14年9月から約2か月ごとに更新されている。女性キャラクターを起用しているのが特徴で、1枚目が「木下林檎」、そして「中沢農」、「群雲りく」と続き、15年11月7日からの4枚目は「良田胡蝶」を使った。「良田」は畜産を専攻する2年生でキャラの中では一番の巨乳という設定だ。

 市の観光協会によると、ポスターが「不快だ!」などとネット上で批判が始まったのは15年11月28日ごろから。「いきなり」だったという。観光協会の公式ツイッターには、

“「これセクハラですよね、完全に。市の観光協会の企画でこれは、怖いです」
「このイラストは、女性の目から見て不愉快きわまりないです。観光する気になど金輪際なれません」

 といったコメントが寄せられた。掲示板やツイッターなどでも、

“「普通に可愛い女の子が微笑んでる絵がメインなら問題ないのに、乳放り出して発情中みたいな絵をポスターのど真ん中に使う理由が分からない」
 「人権侵害だ」

 といった批判が出た。電話やメールでの抗議も複数市に寄せられている。一方で、なぜこんな絵柄で大騒ぎする必要があるのか、といった意見も出ている。

■「観光に来る気もないノイジーマイノリティに負けないで下さい」

 観光協会のツイッターには1000ものリツイートがあるが、

“「自分はこの企画もポスターも支持します。アニサカの成功を見ても、美濃加茂(岐阜)とのうりんとの友好な関係は明らかです。どうか、県外の、観光に来る気もないノイジーマイノリティに負けないで下さい」
 「クレーマーたちに深い考えはありません。ただただ幼稚に感情的に非難し『恫喝』してるわけですから、そんな連中に惑わされて、『ことなかれ主義』で撤回すればかえって悪いイメージが広がってしまいます」

など応援メッセージもあり、反対派との論争が展開されている。

 観光協会によれば、これまで「のうりん」のキャラを使ったポスターや看板をいくつも作ってきたが批判は無く、これまで来なかった20代30代のアニメファンの男性や女性が観光に訪れるようになった。さらに、台湾、香港といった海外から訪れる人も増え、経済効果が上がっているのだという。そして、萌えキャラで問題となった「碧志摩メグ」と「良田」は状況が違うようだ、と見ている。「メグ」は海女さんら地元住民から反対されたが、「良田」のポスターは公開してから約1か月間、地元民に批判されたことはない。そのため、批判の多くは地元以外の人たちではないか、と観光協会では分析している。今後どのような対応をするかについては、

“「まだ具体的にどうするかは決まっていませんが、ご批判を真摯に受け止め、なるべく多くの方に受け入れてもらえるような対応を図ってまいりたいと思います」

と話している。


フェミニズムの脅迫に屈した美濃加茂市のアニメ使用ポスター、「のうりん、『良田胡蝶』」

2015-12-02 22:32:22 | ネット媒体

 志摩市の「碧志摩(あおしま)メグ」に続き、またも美少女キャラがフェミの脅迫に屈する結果となった。詳細は引用のニュース記事を読んで頂ければ判ると思うが、仕掛人はフェミニズムであることは想像に難くない。こうした一部の偏見女の見識だけで世の中が動かされることは極めて不当であり、改めてフェミニズム撲滅に向けて国民は立ち上がらなければいけない。

 今回の美濃加茂市の美少女キャラ「良田胡蝶」の件と比較して、志摩市の「碧志摩メグ」の件も併せて報道されているニュースもあるが、報道では現役の海女が中心になって反対運動を繰り広げたことになっている。しかし実際にはその背後にフェミニズムが控えていたことは言うまでない。(*1)

(*1)碧志摩メグ公認撤回、アニメも規制するフェミニズムの暴挙は児童ポルノ規制拡張の布石
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/3cd8f6f7b671e2a448681ea3670d8f41

 そもそも、セクハラという概念がフェミニズムによる女性の独裁権力であって、「セクハラではない」という男性の意識は無視される。本来なら双方の意識を考慮しなければいけないはずなのだが、フェミニズムは自分だけが絶対的で、異論を全てねじ伏せる。こんな女性権力の暴挙を許していいはずがない。

 一方、別の話題として、交通事故を起こした25歳の女性が無罪になったという話題にも注目したい。無罪になったのは女だからと考えるのは、本ブログの支持者であれば誰でもそう思うであろう。


・襟元開いて大きなおっぱい強調しすぎ!美濃加茂市のポスターに賛否 2015/12/ 2 15:34
http://www.j-cast.com/tv/2015/12/02252079.html

 市が作成した女性の襟元が大きく開いたアニメのキャラクターのポスターに賛否が巻き起こっている。岐阜県美濃加茂市が11月7日(2015年)から開催している地域活性化のスタンプラリーの告知ポスターに、美濃加茂市を舞台に実在する農林学校をモデルにしたアニメの女性キャラクターを採用したのだが、襟元が大きく開き胸が強調されていると批判が出ているのだ。

■駅などからは撤去

 ポスターを美濃加茂市観光協会がツイッターに投稿すると、「セクハラですよ」「これはアウトでしょう」といった否定的な意見、「美濃加茂市を盛り上げることは良いこと。頑張って」という賛成意見が寄せられたが、市の担当者がJR美濃太田駅に掲示してあったポスターを撤去したため騒ぎが広がった。撤去理由について、「ご批判があり、公共の場ということで慎重を期して外させていただいた」という。

 コラムニストの犬山紙子「別にいいかなとは思うんですけど、もうちょっと襟元を閉じた方がいい。胸を強調しすぎていると思いますねえ」

 タレントの大沢あかね「私は何でもかんでもこういうキャラクタ―を使うのは批判的なんです。クールジャパンの一環だからと言って、こういうキャラクターが多いですよね。じゃあ、子どもが見たらどうなのと思うし、みんなが見るものだからある程度親しみやすいものにして欲しいです」

 たしかに、大人向けのアニメをそのまま市の観光ポスターというのもいかがなものか。


・胸元強調アニメポスター批判相次ぎ撤去 岐阜・美濃加茂 2015年12月1日08時59分
http://www.asahi.com/articles/ASHCZ63VMHCZOHGB015.html

 アニメキャラクターを使った岐阜県美濃加茂市観光協会のポスターをめぐり、「セクハラ」などの批判が相次ぎ、協会が駅から撤去していたことが分かった。担当者は取材に「刺激的な図柄で、批判を真摯(しんし)に受け止めた」と話した。

 ポスターは、テレビアニメ「のうりん」に登場する少女のキャラクターを使い、胸元が強調されたデザインとなっている。原作のライトノベルの舞台のモデルが、美濃加茂市の県立加茂農林高校だったことから、採用された。

 協会はファンを呼び込むため、アニメと連携したスタンプラリーを企画。11月4日、公式ツイッターにポスターを投稿すると、下旬ごろから「女性の目から見て不愉快」「会社に貼ったらセクハラ」との批判が続出。同月29日、唯一掲示していたJR美濃太田駅(同市)からポスターを撤去した。

 昨年度も「のうりん」の別のキャラクターを使ったスタンプラリーを行い、国内外から観光客を集めたという。協会の担当者は「騒ぎになるとは思わなかった」と話している。今後、ポスターは使用しないという。

 キャラクターを起用した街おこしを巡っては、三重県志摩市が公認していた海女の萌(も)えキャラ「碧志摩(あおしま)メグ」に対し、「性を強調する描き方だ」などと海女たちが反発。同市に公認撤回を求める署名が提出され、市は11月、公認を撤回している。(山岸玲)


・胸元を強調したポスターが不適切 美濃加茂市によるアニメ「のうりん」のコラボに批判の声
キャラクターのキービジュアルを使用。セクシーな格好をしており、人目に触れるポスターには不適切だとする反応が現れています。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1511/30/news129.html

 美濃加茂市(岐阜県)の観光協会がアニメ「のうりん」とコラボして実施しているスタンプラリーのポスターに対して、Twitter上で批判の声があがっています。巨乳という設定の「良田胡蝶」の胸元が強調された画像を大きく掲載しており、「行政が用意したポスターと知ってびっくりした」「セクハラになるのではないか」などの反応が現れています。

 「のうりん」は美濃加茂市をモデルに、農業高校の学生たちの生活を描いた作品。同市はコラボによるPR活動を頻繁に行っており、2014年に行われた献血キャンペーンのポスターには、スタンプラリーと同様のイラストが使用されています。

 観光協会に電話取材したところ、スタンプラリーのポスターをTwitter上に投稿したのは11月の初めで、Web上で批判の声が寄せられるようになったのは28日ごろから。実際には駅前にしか貼られていないにもかかわらず、一部では街中に貼られていると誤解している人もいるとのこと。スタンプラリー自体は2014年から4回にわたって行っており、ポスターには各キャラクターのキービジュアルを掲載しています。同作にはセクシーなシーンもあるものの、作品全体として見ればPRに使用しても問題ないという認識だそうです。

 駅前のポスターは、すでに自粛として撤去されています。ポスターの図柄、スタンプラリーの企画内容の変更など、その他の対応については現在、検討中です。


・難病の3歳長女死亡、母親に無罪判決 大阪地裁 2015年11月30日19時19分
http://www.asahi.com/articles/ASHCZ4V34HCZPTIL01F.html

 大阪府茨木市で昨年6月、両親が難病の3歳長女を衰弱死させたとして起訴された事件の裁判員裁判で、大阪地裁の小倉哲浩(あきひろ)裁判長は30日、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親(20)=当時19歳=に無罪(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。死因は低栄養による衰弱と認定しつつ、母親が栄養が足りていない状態と認識していたとまではいえないと判断した。

 母親は夫の岸本友希(ゆうき)被告(23)=同罪で起訴=と昨年4月以降、筋力が弱く飲食が困難な「先天性ミオパチー」を患う長女紗弥音(さやね)ちゃんに十分栄養を与えず、医者に見せるなどの保護責任を怠り、自宅で衰弱死させたとして起訴された。

 判決はまず、死亡時の長女の体重が8キロと同じ年齢層の子どもに比べて非常に軽く、遺体の状況からも死因は栄養不足による衰弱と考えるのが合理的と指摘。そのうえで、栄養不良状態を母親が当時認識していたかどうかを検討した。

 体重が死亡前8カ月で3キロ減った点について判決は、身長は順調に伸び、運動能力の明らかな低下もなかったとして、毎日接する母親は体重減に気づきにくかったと評価。長女が生タマネギを口にしていた点も、前後の食事がはっきりせず空腹状態が続いていたことを示す証拠とはいえないと検察側主張を退けた。

 さらに、母親は当時未成年で、専門家の助言や知識も得ておらず、ミオパチーの子を育てるうえでの意識や理解が不十分だった可能性があると指摘。母親側の「毎日食事を与えていたが口にしない日もあった」とする主張も踏まえ、意図的に保護を怠ったとまでは認められないと結論づけた。(阿部峻介)