社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

虚飾の「情」に訴えるフェミ論法に惑わされるな2 --離婚後300日以内の嫡出推定(民法772条)--

2007-03-30 17:42:31 | 家庭、教育

 離婚後300日以内に生まれた子が前夫の子となる「嫡出推定」の規定(民法772条)を巡っては様々な議論がなされているというのは以前にも紹介した通りだが、ある反フェミ系掲示板では改正賛成派の勢力が強まっている。

 本来、反フェミ系掲示板で賛成派(フェミ)の論調が優勢になることは考えにくいのだが、何故かこの民法772条の件ではちょっと形勢が違う。

 賛成派の論調というのは、たとえごく少数でも、法改正によって救われる人が存在するなら良いではないかというものだが、これは本ブログで以前指摘した通り、何の正当な根拠にもならない。

 ところが、その賛成派の論調では、背景にフェミニズムが根ざしているから危険だという反フェミ側の判断が、そもそも情緒の欠けた子供の考えだといった主張をしている。

 では一体どういう人が大人なのかという議論にもなるだろう。更に大人と子供で優劣は果たしてあるのか、あるならどちらが優位なのかということにまで議論が発展してしまうだろう。

 何れにせよ、今回の反フェミ系掲示板でのやり取りは、決して反フェミ側にとってはプラスにならないだろう。まさに敵に塩を送るような論調を絶対に優勢にしてはいけない。

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 4/1(日)は休載とさせて頂きます。御了承下さい。
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歴史認識、政治的思惑で動かされるものは歴史とは言えない

2007-03-28 17:39:27 | 芸能、音楽

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000407-yom-int

 従軍慰安婦を巡る議論が活発になっている。この件について私はあまり詳しくはないのだが、概ね次のような議論だと感じている。

・そもそも慰安婦という名の売春婦が存在したのか。
・仮にあったとして、女性の強制連行はあったのか。
・慰安婦を認め謝罪した「河野談話」は正しいのか。
・補償は適切に行われたのか、或いはその必要があるのか。

 こうした歴史認識というのは、時の政治勢力によって捻じ曲げられることが往々にして存在する。またこれらが外交において自国に有利に進めるための所謂「外交カード」として利用されることも多い。

 従って、歴史というのは、事実をそのまま書き連ねたものではないということにもなってしまう。歴史は時の権力によって作られたものなのだ。中国や北朝鮮の反日教育や、米国下院の対日批判決議案、それにアジア女性基金や国際女性法廷などの活動を見ていると、各国の外交的な思惑或いは各思想権力が見え隠れする。これでは既に何が真実なのかわからなくなってしまう。

 本来大切なのは、「ありのままの歴史」を明らかにすることではないだろうか。

<参考>
・ワシントン・ポスト報道紹介☆トルコの<米下院の決議>批判に学べ
http://blog.mag2.com/m/log/0000109683/108348912.html

・河野談話を擁護する朝日新聞社説の破綻
http://blog.mag2.com/m/log/0000109683/108337392.html


災害時の避難所にも男女格差の兆し、避難所ならぬ「非難所」の誕生か?

2007-03-26 17:18:44 | Weblog

 昨日25日に起きた能登半島沖の地震ではけが人が多数発生し、1人が死亡する惨事となった。被災された人たちには心よりお見舞い申し上げたい。

 また、避難所や車の中などでの避難生活は普段の生活とは比較にならないほど困難を極めるのは想像に難くない。特に同じ体勢を長時間続けるとエコノミークラス症候群を発症し死に至るケースもあるので注意が必要だ。

 ところで、今回のような災害の場合いつも疑問に思うのだが、何故被災地近くの避難所に収容するのだろうか。特に地震などの場合は余震も続くことはわかっている。被災地近くの場所に避難するより、もっと遠地に避難した方が安全ではないだろうか。

 もっとも、寝泊りだけを避難所で過ごし、昼間は倒れた家具類を起こしたり掃除をしたりなど、自宅の復旧作業をするからというのならまだ話はわかる。しかし避難している人たちの多くはそれすら出来ないような状況の人がほとんどではないだろうか。

 もし、被災地近くに留まる理由がないのなら、遠地に避難出来るような体制を国ぐるみで考えていくべきだと思うのだが。

 ちなみに、この避難所を巡る話題でもフェミニズムが幅を利かせている。連中の主張は、女性がプライバシーを維持出来ないからという理由で女性専用の避難所を設けよというものだが、皆さんはどう感じるだろうか。

 例えば、各地にある女性センターなどを女性専用の避難所として、冷暖房に浴室等完備し、おまけに個室まで設けた恵まれた環境に女性を避難させ、男性は体育館や学校などろくに冷暖房もない場所で雑魚寝させられるような時代が何れやって来るのかも知れない。


虚飾の「情」に訴えるフェミ論法に惑わされるな --離婚後300日以内の嫡出推定--

2007-03-24 17:55:44 | 家庭、教育

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070324-00000026-maip-soci

 離婚後300日以内に生まれた子が前夫の子となる「嫡出推定」の規定を巡り、議論が活発化している。しかしこれに関する民法の改正が、夫婦別姓などと同様の家族破壊のフェミニズムが入り込んでいることが、千葉展正氏のメルマガでも指摘されている。

戸籍制度を崩壊させる民法の「特例新法」
出生届けを無視する風潮煽るDNA鑑定の導入
フェミ勢力の狙ひは「嫡出推定」の有形無実化
http://blog.mag2.com/m/log/0000084657/108374792.html

 フェミニズム勢力はこの件に関し、生まれて来た子供がパスポートを取れず、修学旅行に行けないとか、情に訴える作戦で法改正を強行しようとしている。しかしこれは痴漢被害の女の子をだしにして女性専用車両を正当化しようとするのと全く同じやり口である。

 フェミニズムの手口というのは法改正や新法制定の際、嘘の理由を公表し、実は別の目的があることを隠して活動するというものだ。連中に騙されないように注意が必要だ。

 ところが、前回紹介したフェミ批判系の掲示板では、フェミニズムの全てが悪いわけではないなどと主張し、法改正によって救われる人がいるなら良いではないかという主張がフェミ批判側からも出ていることに注目したい。

 こうした人達は、雛祭りや鯉幟の男女区別をなくすといった表面的なジェンダーフリーには異議を唱えつつも、女性専用車両や夫婦別姓、それにGIDの処遇などには比較的肯定的な意見を持っていることが多い。

 しかし、実はこうした人達がフェミニズムの独裁政治を野放しにしてしまっているということに彼ら自身が気付いていないようだ。

 もしも、法改正によって救われる人がいるなら良いというのであれば、例えば、痴漢を無罪にしたら痴漢をしたい人は救われるではないか、それと同じことだ。つまり、「法改正によって救われる人がいるなら良い」などというのは何の理由にもならないのだ。

 法律や規則、それに道徳というものはある意味冷たい性格のものでもある。どんな状況であろうが、それを守らなければ社会の秩序が維持出来ないのだ。そのためには、多少の犠牲は止むを得ない。

 フェミニズムの見せ掛けの「情」に流されることのないように注意したい。


フェミニズム批判サイトの紹介5 --フェミナチを監視する掲示板--

2007-03-22 17:44:08 | サイト紹介

 フェミニズム批判のサイトや掲示板は数多くあるが、その中で今回は以下の掲示板を紹介したい。

フェミナチを監視する掲示板
http://www.azaq-net.com/bbs/bbs.cgi?tani6010

 この掲示板には様々な思想の人が書き込んでいるので、どれが信じられる情報なのかは個人判断ということになる。ちなみに私はこの掲示板をあまり信用はしていない。何故なら常連の多くが優等生ぶっていて、本音で話が出来ていないように思えるからだ。

 しかし、新聞記事や講演会などの情報も時に紹介されるので、参考にしてもいいと思っている。

(H29.5.6.追記)
現在では上記サイトは閉鎖され、変って以下のサイトが開設されています。

フェミ反日策動を監視する掲示板
http://bbs6.sekkaku.net/bbs/seirondoku.html


厳罰論議だけでは事態は悪化する。 --養護施設女性職員性的不祥事--

2007-03-20 17:42:40 | 結婚、恋愛

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070320-00000505-yom-soci

 ネット上では早速この女性職員に対する非難がなされている。普段は、男性のセクハラ等で感情論に任せた女性からの非難を嫌と言うほど聞かされているだけに、ここぞとばかりに男性陣が反撃開始ということなのだろうが、果たして、そうした攻撃の連鎖は事態の根本的な解決をもたらすだろうか。

 養護施設の女性職員が入所少年に性的関係を迫ったとして懲戒免職処分になった。

 今回の件については、刑事事件にはなっていないからとか、男女逆だったらとか、色々な意見があろう。しかし今回はもっと話を掘り下げて、男女の性のあり方ということから考えてみたい。

 男女の性の話に関しては、本ブログの特集記事「『命の役割』女性は果たせ」(*1)をはじめとして何度となく述べているが、大切なのは男女で性欲の追求形態やその満足度に格差があるということを認識する必要があるということだ。

(*1)「命の役割」女性は果たせ
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/c/3a17e839f40e4b12987f977bc09b85d7

 男性は一般的に肉体性欲には積極的だ。これに対し、女性は肉体性欲には消極的で、男性の誘いから次第に受け入れるというのが一般的ではないだろうか。

 ところが、こうした実情では、男性の求めに対し女性が拒否意識を示せばもう男性は欲求を満たせない。何故ならその一線を超えればセクハラにされてしまうからだ。

 本来なら女性にも男性の求めにはたとえ乗り気がなくても応じていく努力が必要なのだが、フェミニズムが強制する社会では女性の拒否意識は絶対的権力だ。これでは女性はますます権力的な振る舞いをするようになり、男女の心の通い合いなどといった純朴な精神は絶滅してしまう。

 更にこうした女性権力がエスカレートすると、今度は女性から男性に対し性接触を積極的に求めるようになる。「あたしがそんなに嫌いなのか!」と男性に迫れば男性は拒否出来なくなる。これは職場の宴会などで、「俺の酒が飲めねぇのか!」というのと同じ発想だ。今回の養護施設の件は、より「男性的」な女性の強引さが過ぎた結果起きてしまったということなのかも知れない。

 何れにしても、互いを思いやる意識が全く欠落したフェミニズムがもたらすものは、攻撃と憎悪の連鎖しかないということだ。


将棋能力の男女格差はあらゆる分野に当てはまるのか?

2007-03-16 17:50:21 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070315-00000020-mai-soci

 将棋界で女性棋士を独立させる動きを巡り、議論が広がっている。新法人設立を目指す女流棋士グループと日本将棋連盟(米長邦雄会長)の理事会が対立し、女流棋士の間でも意見が分かれているという。

 そもそも、将棋という競技は男女で格段に能力差が出るものらしい。階級においても女流段位と男子の段位とは別体系になっている。つまり、同じ段位でも、男子の5段と女流5段では全くレベルが違い、男性に比べ女性は劣位であるらしい。

 従って、女流棋士の独立というのは、男性と女性との能力格差を認めた上で行うことになる。スポーツ競技で男子と女子と分けるのと同じと考えて差し支えないだろう。

 しかし、スポーツ競技では体力差という点で男女別というのは納得がいくのだが、将棋はスポーツ競技とは違い、明らかに頭脳競技である。もしも将棋で男女の能力格差を認めてしまえば、その格差は事務職や技術職といった、いわばホワイトカラー全体のあらゆる分野にわたり、能力格差が男女で違うという話に波及しても何らおかしくないはずだ。

 女性の管理職や指導的地位が少ないのは女性差別だというフェミニズムの論調に、この将棋界の動きは大きく影響するのではないだろうか。

 それとも、姑息なフェミニズムのことだから都合の悪い話には触れず、相変わらず管理職や指導的地位の女性を増やせと言い続けるのだろうか?

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 3/18(日)は休載とさせて頂きます。御了承下さい。
 次回は、3/20(火)の予定です。


もしも大惨事になっていたとしたら --全日空機胴体着陸--

2007-03-14 18:02:41 | 労働

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000000-maip-soci

 13日に高知空港で全日空機が胴体着陸した事故では、幸いけが人もなく事無きを得たが、過去にも類似の不具合を起こしていたなど、旅客機の整備のあり方に一つの疑問を投げかけたと言えるだろう。

 近年、外国人労働者の雇用など各業界での人件費削減は著しい。航空業界でも例外ではなく、機体の整備、点検なども東南アジア系の企業に委託しているケースもあるという。果たしてこれで安全が確保されるのだろうか。

 勿論、必ずしも外国が信用出来ないということではない。しかしコスト削減を目的として外国企業に委託していたのでは、不安がないという方が嘘になるのではないか。

 それに、自分や家族が暮らす近隣で誰かが使う車を整備するのと、どこの国で誰が使うのかわからないような車を整備するのとで、やはり念の入れ方に差異が生じてしまうというのが人の心というものではないだろうか。航空機でも同じだと思う。

 コスト削減、利益主義一辺倒の企業社会が削ってはならないものまで削るような事態が至る所で起きているのだと私は感じる。JR福知山線の脱線事故の時に指摘されたのと同様な安全性の確保を今一度見直すべきではないだろうか。


浅野史郎候補はフェミニズム支援者なのか? --東京都知事選--

2007-03-12 18:02:41 | Weblog

 東京都知事選挙に正式に立候補表明した浅野史郎氏だが、彼の支援者には、フェミニズム系の支援団体などが名を連ねているのがわかる。

浅野氏支援する「市民」、実は色つきの「プロ」?
http://www.j-cast.com/2007/03/08006045.html

 浅野氏は当初から立候補にはあまり意欲的ではなく、周囲の担ぎ上げに負けて止む無く出馬という感がある。支援者側も、別に浅野氏でなければならないというわけではなく、現職の石原慎太郎氏に勝てそうな候補なら誰でもいいと思っているようだ。

 男性は結婚相手としてセックス付家政婦を求めているとして、フェミニズムはこれを批判している。つまり求める役割を果たしてくれる女性であれば人格などどうでも良いと男性は考えているというのが連中の論理だ。

 しかし、今回浅野氏を担ぎ出すフェミ連中の姿勢はどうだろうか。自分達が望む役割を果たしてくれる人であれば人格などどうでも良いということではないだろうか。連中が批判する男性の意識と同じことを自分達が実践しているではないか。こうした姿勢こそフェミニズムの失態と言っていいだろう。


開催場所に続きテーマ曲も変更 --フジF1中継テーマ曲--

2007-03-10 16:50:31 | Weblog

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070310-00000039-sanspo-ent

 フジF1中継のテーマ曲が変更されるという。F1中継が今年で21年目に入り、新装を狙ったものだとか。

 今年から、日本でのF1の開催場所が鈴鹿から富士に変更されることが既に決定している。このタイミングと合わせたという推測も出来る。

 しかしながら、この開催場所の変更に関しては、トヨタの財力と権力で強引に奪い取ったという印象は拭えない。勝ち組負け組、勝てば官軍負ければ賊軍の格差社会がこうした部分にも表れているのかと思うと、何でも新しければいいのかという疑問も残る。

 これまで親しまれてきたテーマ曲であるT-SQUAREの「TRUTH」の印象は流石に根強いものがあると思う。この曲はF1ならずともモータースポーツ全体のカリスマ的なテーマ曲と言っても過言ではないだろう。果たして新曲の印象は如何に。

 ところで、F1の選手はみんな男性だが、ここにも女性を増やせとフェミニストは主張するのだろうか。