社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

車突っ込み事故、全て運転手の操作ミスなのか

2016-12-21 22:19:25 | 交通(女性専用車両)

 今回もニュース紹介。

 病院へタクシーが突っ込んだ事故では車の制御系の故障ではないかとも言われている。しかしメーカーの圧力で、運転手のミスにしようとあれこれ細工しているという噂もある。

 (次週は休載の可能性もあります。ご了承ください。)


・未成年の女子高生が酒気帯び運転 那覇署が現行犯逮捕 琉球新報 12/18(日) 16:11配信
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-413847.html

 那覇署は18日、那覇市前島の国道58号で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑いで、本島中部に住む県立高校3年生の少女(19)を道交法違反(酒気帯び)容疑で現行犯逮捕した。同署によると少女からは基準値を約3倍上回るアルコールが検知された。少女は未成年飲酒を認めているが「酒は抜けていると思った」などと容疑を否認しているという。少女は普通乗用車の運転免許は取得している。

 逮捕容疑は18日午前7時54分ごろ、那覇市前島の国道58号で基準値(呼気1リットル中0・15ミリグラム)を約3倍上回る酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑い。

 パトロール中だった警察官が中央線に寄るなど、ふらつく様子で運転する車両を確認し、職務質問した。酒のにおいがしたことからアルコール検査を実施し、基準値を超えるアルコールが検出された。同署が飲酒していた場所などを調べている。【琉球新報電子版】


・直前にアクセルを踏んでいた!「EDR」の解析で判明 県警、ペダル踏み間違えの見方強める
http://www.sankei.com/west/news/161221/wst1612210067-n1.html

 福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院にタクシーが突入し10人が死傷した事故で、福岡県警が、事故直前の操作状況が記録される「イベントデータレコーダー」(EDR)を解析した結果、突入直前にアクセルを踏んだ形跡があったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。ブレーキを踏んだ形跡はなかった。

運転手は一貫し「ブレーキ利かなかった」

 自動車運転処罰法違反容疑で逮捕された運転手の松岡龍生容疑者(64)は「ブレーキを踏んだが、利かなかった」と一貫して供述している。県警はアクセルとの踏み間違えが原因との見方を強め、詳しい経緯を調べている。

 捜査の焦点は松岡容疑者の事故時の精神状態や運転能力に移る。福岡地検は来年2月28日を期限とする鑑定留置を実施しており、結果を踏まえて刑事処分を決める。

 EDRは航空機のフライトレコーダー(飛行記録装置)に当たり、事故時から5秒程度さかのぼってアクセルやブレーキの操作状況が自動的に記録される。県警はタクシーからEDRを回収し、警察庁の科学警察研究所に解析を依頼していた。

 捜査関係者によると、タクシーは約300メートルの市道を直進中に急加速、途中2カ所の交差点を一時停止の標識を無視して進入し、速度を上げたまま病院に突っ込んだ。周辺住民が「ブレーキランプはついておらず、直後に(病院の)ガラスを突き破った」と証言しており、解析結果はこうした目撃情報とも合致する。

暴走1カ月前の定点も「車に異常なし」

 九州運輸局などによると、タクシーは事故の約半年前に車検に合格し、約1カ月前の定期点検でも「異常なし」と判断されている。県警も車の機能に異常がないことを確認している。

 事故は3日夕に発生。入院中の遠藤一行さん(53)、見舞いに来ていた花田盛幸さん(44)、美佐代さん(44)夫妻の計3人が死亡した。


ニュース記事はそれ自体がフェミ汚染されている、偏向を察知する読解力を身に付けよ

2016-12-15 18:17:29 | ネット媒体

 今回もニュースを3つ簡単に解説したい。

 まず最初のニュースは余りにも悲しいものだ。母子家庭の母親に新たな彼氏が出来たために娘が邪魔になって、橋から川に娘を落として殺害したというもの。事件そのものは2年前に起きたものだが、私は記憶にない。それだけ当時の報道も控え目だったということではないだろうか。

 この母親は懲役9年の判決を受け服役中だという。この判決に皆さんはどう感じるだろうか。性犯罪の厳罰化ばかり強行するフェミニストが、母親の子殺しには非常に甘いという印象しか感じられないのは私だけだろうか。

 しかも、引用のニュース記事内容も、元夫のDVや育児ストレスなどを挙げ、しきりに情状酌量を読者に求めているように思える。だいたい元夫のDVもどの程度のものか判らないし、口論になっただけでも夫だけのDVと認定するような状況なので、元夫を悪く決め付けるのは早計だ。そして育児ストレスとその支援体制の不備を指摘するなら、性犯罪の原因も男性への性的支援がないから起きるわけで、それに対する支援体制を作らなければいけないはずだ。

 つまり、男性には厳罰で酌量の余地なし、逆に女性には支援体制の不備など理由に酌量を十分に与える、こうした女性優遇が如実に表れた結果と言えるだろう。

 次に韓国の朴槿恵大統領批判に女性差別が含まれていると指摘したニュース。これもフェミ側から見たものであって、普段から何かと女性は優遇されているという国民の不満が今回爆発したということではないだろうか。フェミの本質はどこの国も大差ない。女性差別ではなく、女性優遇に対する批判が同時に露呈したと考えるのが適切だろう。

 そして最後の大塚家具の経営難問題。父親を蹴落として経営権を握った娘が行った経営改革は失敗だったというものだ。元々娘の久美子社長が掲げる廉価品の販売に力点を置き、顧客を幅広く獲得しようという目論見は、当時から懐疑的な見方があった。既にニトリなどの会社が行っていることで、そこへ二番煎じで入り込んでも無理だろうというのがその理由だ。

 しかし、そうした当時の指摘にも関わらず、父娘対決訴訟で娘に軍配が上がった時には、ヤフーコメント欄では一斉に娘久美子賛美のコメントで埋め尽くされた。一説には電通とヤフーが結託してコメント欄を工作して世論誘導を行っているという。他にもこうした工作活動は行われていて、塩村文夏の野次騒動の時や土屋アンナの舞台無断欠席訴訟の時にも暗躍したといわれている。更に、性的なニュース全般で男性を悪者にして女性を過剰に被害者扱いする工作活動は毎回のように行われている。中にはヤフー管理者がコメントの点数を直接操作して女性優位の論調になるように調整しているという指摘もある。

 ニュース記事はそれ自体がフェミ汚染されている上に、更にそれに対するネットコメントもフェミ主導で加勢しているという認識が必要だ。


・「バイバイ」笑顔の幼子、母は橋から落とした 2016年10月17日04時58分
http://www.asahi.com/articles/ASJBJ7D61JBJUUPI00G.html

「この子をこのまま置いておくわけにはいかない」

不機嫌になっていく交際相手の男性の様子を見て、24歳(当時)の女性はそんな気持ちになっていった。

3歳の一人娘は、別れた元夫との子ども。同居を始めた男性は、徐々に娘の存在をうるさがるようになっていた。この朝も不機嫌になってトイレに閉じこもると、ドアを殴って壊した。

夕方、保育所に娘を迎えに行った後、まっすぐ帰宅せず、近所の実家に寄った。母に預かってもらいたかったが、娘が風邪気味でできなかった。

午後8時前、自宅アパートに戻った。食器を片付けようと台所に行くと、娘が泣き始めた。眉間(みけん)にしわを寄せ、大きなため息をつく男性を見て、娘とアパートを出た。子どもを預けられそうな施設をネットで探したが、見つからない。「この子がいなくなるしかない」。そう思い詰めた。

午後10時過ぎ。近くの川に架かる橋のそばに車をとめ、娘を両腕に抱いて橋の欄干に立たせた。

車が通るたび、娘を欄干から降ろす。3度目、娘を抱く手を伸ばし、宙に浮く状態にしてみた。川面からの高さは4メートル以上。娘はにこっと笑い、突然こう言ったという。

「バイバイ」

手を離した。ドボンという音が聞こえたが、その場を離れたくて車まで走った。自宅の前で車を止めると車内で少し泣き、部屋に戻った。

翌日、橋の約1キロ下流で女の子の遺体が見つかった。3歳の誕生日を迎えたばかりだった。

事件は2014年、日本海側の人口約8万人の地方都市で起きた。弁護士や親族らの証言、裁判記録、事件後に県がつくった「検証報告書」などをもとに、その経緯を追った。

女性は21歳で娘を出産したが、夫の家庭内暴力(DV)もあり、娘が2歳のときに離婚した。その後、相談相手だったアルバイト先の男性と同居を始めた。

女性は娘の発達に不安を抱えていた。周囲の子より遅く歩き始め、言葉もなかなか出ない。アトピーとぜんそくの持病もあった。かかりつけ医だった小児科医に「なんでうちの子は弱いの?」と何度も聞いた。予防注射はすべて受けさせていた。小児科医は「精いっぱい育児していたという印象」と話す。

「育児に疲れてイライラする」。事件の2カ月前、女性は市役所を訪れ、泣きながら相談員に悩みを打ち明けていた。

相談員は「1日1回、7秒間、抱きしめてあげて」と声をかけた。女性は言われた通り娘を毎日抱きしめてみた。娘は最初は喜ぶ様子を見せたが、育児のストレスは消えなかった。

相談から約1カ月後。娘が発熱し、迎えに来るように保育所から電話がきた。だが女性は「もう無理」と泣きじゃくって電話を切り、引き取りを拒んだ。

保育所から市に連絡が入り、児童相談所(児相)は娘を一時保護する方針を決めた。しかし、実家の祖母が保育所に向かい、娘を引き取ったため、保護の決定は取り消しになった。それから1カ月後、事件は起きた。

法廷で女性は「橋から落としてしまうことしか考えられなかった。最低なママでごめんなさい」と涙を流しながら語った。

この夏、女性の父親が取材に応じた。育児に悩んでいた女性に「焦るんじゃないよ。笑える時がくるから」と言い続けたという。どうにもならない時は「絶対に親に相談してくれるというおごりがあった」と悔やむ。女性が市に相談していたことは事件後に知った。「最優先は命。それだけを救いたかった」

女性は懲役9年の判決を受け、今は服役中だ。両親への手紙には、常に謝罪の言葉が並んでいるという。

■自治体、対応追いつかず

「子どもを見るだけでなく、親の気持ちを行政が受け止めないと、こういう事件は防げないかもしれない」。事件の担当弁護士は振り返る。

虐待に詳しい西澤哲・山梨県立大教授(臨床福祉)は「女性が保育所の迎えを拒否したことを重く受け止め、子どもを保護するべきだった。『育てられない』という親を説得して同居を続けさせ、その後虐待死させてしまった事例はこれまでにもあり、児相はもっと専門性を高めるべきだ」と話す。

事件後、市は相談員を増員し、子育て支援センターも増やした。一方、今年できた検証報告書で、県は児相の体制不備を指摘されたが、児童福祉司の人員は現時点で当時と変わっていない。今もこの地域では夜間に育児の悩み相談に対応する窓口はない。

全国を見渡すと、進んだ取り組みもある。

「子どもがかわいいと思えない。私は普通じゃないのでは」。福岡市の児相には、このような電話が子どもの寝静まった深夜にかかってくる。24時間態勢で臨床心理士らが待機し、虐待対応に加え、育児相談にも応じる。じっくり話を聞き、「そういう人もたくさんいますよ」などと助言すると安心する人が多いという。相談の約3割は夜間帯だ。

厚生労働省は昨夏、虐待通告などを24時間受ける短縮ダイヤル「189」を設け、近くの児相に電話がつながるようにした。だが、その対応はまちまちで、夜間は緊急の虐待事案だけに対応し、通常の相談に応じる態勢までは整えられていない自治体も多い。(山本奈朱香、田中恭太)

〈児童相談所(児相)〉 都道府県と政令指定市に設置が義務づけられ、全国に209カ所ある。不登校や非行への対応のほか、父母の不在や虐待などにより養育困難な子どもの一時保護権限を持つ。市町村の育児支援や虐待対応へのサポート、里親さがしなども行う。15年度に全国の児相が対応した虐待件数は10万件超と10年間で約3倍に増えた。児童福祉司は約1・5倍の増加にとどまり、勤務年数は3年未満が4割超で、専門性の不足も指摘されている。


・「女たちが国を滅ぼした」――韓国のデモに紛れ込む「女性嫌悪(ミソジニー)」の危険度
2016年12月12日 15時20分 ニューズウィーク日本版
https://news.nifty.com/article/magazine/12172-20161212-E182409/

<韓国で続く朴槿恵大統領の退陣を求める抗議行動の中で、女性蔑視の言動が散見される。背景には韓国に根強く残る「女性嫌悪(ミソジニー)」の感情がある>

「朴槿恵大統領が"女性"だから反対しているわけではありません!」

 これは去る11月19日に韓国ソウルで行われた朴槿恵大統領への退陣要求デモのときに、叫ばれたセリフだ。毎週のように繰り広げられている韓国のデモでは、朴大統領を批判する声と同時に、しばしば女性を卑下するような発言が出ているという。

 大統領の資格がないというニュアンスで「ミス朴」「朴嬢」などという言葉を使い、「女たちが国を滅ぼした」「だから女が要職につくのは駄目なんだ」といった発言が飛び出しているそうだ。

 デモに参加している一般市民だけではない。政治家も「(今後)100年は女性大統領の夢さえ見るな」「江南に住むアジュンマ(おばさん)」といった女性蔑視につながるような発言をしている。朴槿恵大統領が就任当初から「韓国初の女性大統領」と強調してきただけに、それに対する反感ともとれるかもしれない。ただ、それよりも本質的なのは、韓国社会で蔓延していると指摘されている女性嫌悪(ミソジニー)だ。

【参考記事】ネットからついには現実世界にまで...韓国社会に蔓延する"女性嫌悪"の正体

 今回の退陣要求デモを韓国では"平和的デモ"と自賛しているが、そう感じない人もいるようだ。

 実際に、酔った50代男性が20代女性に痴漢をしたなどという事件が多数起きている。 週末デモに参加した女性たちを品評して「美しすぎるデモ美女を探せ」などと持ち上げる傾向も出ているという。

 そんな現状を『女性新聞』は、「SNSを通じてデモ参加女性たちの性的暴行被害の情報が溢れている状況だ。しかし、(中略)主催者側は何の対策も立てていない。女性たちが自分を守るためには、自警団を組織したり、デモをボイコットしたりする方法以外ない」と厳しく指摘している。

 国際的に見ても、韓国は男女平等が成熟していない国家の一つだろう。

 世界経済フォーラム(WEF)が発表している"男女平等"に関する「ジェンダーギャップ指数報告書」(2016年)を見ると、韓国は144カ国中116位。中国(99位)やインド(87位)と比べても、男女平等が実現されていないことがわかる。日本も111位と韓国に近い水準で、日韓共通の問題と言えるかもしれない。

 韓国社会でイシュー化されている女性嫌悪は、韓国人だけの問題ではないだろう。

 日本の寿司屋で起きた問題を "わさびテロ"などと皮肉っていた韓国だが、最近は韓国を訪れる外国人旅行者、とりわけ女性観光客のトラブルが増えているという。

 特にオーストラリアでは、「女性観光客にとって危ない国」ランキングのトップに、韓国の名が挙がるようになってしまったらしい。

【参考記事】外国人女性の被害続々..."女性観光客にとって危ない国"に落ちた韓国

 朴槿恵大統領を批判する際に、"女性"であることを指摘する理由はない。

 ただ不正を働いた大統領ということで糾弾すればいいのだろう。本当の意味で"平和的なデモ"になることを願うばかりだ。

【執筆者】
 慎武宏(S-KOREA編集長)
 1971年4月16日東京都台東区生まれの在日コリアン3世。和光大学人文学部文学科卒業。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。韓国スポーツに詳しく、韓流エンタメ関連ムックの企画、編集、プロデュースも多数。『サムスンだけが知っている』(幻冬舎)など、ビジネス書籍の翻訳も多数手がけている。共著『ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実』など。韓国のさまざまなジャンルを扱うニュースコラムサイト『S-KOREA』編集長も務めており、日本在住者ながらKFA(大韓サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)のメディア登録も許されている。

 *この記事は「S-KOREA」からの転載です。


・大塚家具が業績悪化で窮地、久美子体制2つの過ち ダイヤモンド・オンライン
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e5%a4%a7%e5%a1%9a%e5%ae%b6%e5%85%b7%e3%81%8c%e6%a5%ad%e7%b8%be%e6%82%aa%e5%8c%96%e3%81%a7%e7%aa%ae%e5%9c%b0%e3%80%81%e4%b9%85%e7%be%8e%e5%ad%90%e4%bd%93%e5%88%b62%e3%81%a4%e3%81%ae%e9%81%8e%e3%81%a1/ar-AAlqCYo

 父と娘で経営権を争ってから1年半。大塚家具が苦境に陥っている。2016年12月期は最終赤字が確定的で、内紛の傷が癒えるどころか、早急な止血に追われている。(「週刊ダイヤモンド」編集部 泉 秀一)

 家具販売大手の大塚家具が、創業地である埼玉県春日部市で土地売買契約を進めようとしている。

 この契約は、ショッピングセンター「イオンモール春日部」の向かいに同社が所有する約5000坪の空き地を不動産投資ファンドに売却するというもの。広大な土地には20億円を超す値が付けられ、関係者によると「年内にも譲渡される予定」だという。

 大塚家具はこの土地を「物流を効率化するための拠点として、2014年に12億~13億円で取得した」(大塚家具OB)。売却が完了すれば、およそ10億円規模の特別利益が発生することになる。

 一見、何の変哲もない取引だが、同社にとっては重要な案件だ。

 大塚家具は16年12月期の第3四半期までの9カ月(1~9月)累計で41億円の純損失を計上した。10月以降も業績は伸びず、11月の店舗売上高は対前年同月比59%。前年同時期に実施したセールの影響を考慮しても落ち込みは大きく、赤字を止血できずにいる。

 土地売却は赤字を補填することだけが目的ではない。現預金は期初の110億円から、第3四半期には20億円に減少。業績が悪化する中で、株主に支払う配当金の原資を用意するためにも早急に現金を手当てしなければならないのである。

 15年3月の株主総会で大塚久美子社長と大塚勝久前会長の委任状争奪戦が繰り広げられた際、同社は株主に対して15年12月期~17年12月期の3年間の期末配当を1株当たり80円にすると約束した。

 業績が悪化している現在も「配当金は80円で変えない方針」(同社)で、来年3月の株主総会で承認されれば、15億円の配当金の支払いが生じる。

 勝久前会長の時代から無借金経営を続けているため負債はない。自己資本比率は73%と高いので、銀行が資金を借す可能性はある。ただし、財務改善に向けたリストラは求められよう。今のところ、そうした案は対外的には示されていない。

 借り入れができなければ、手元資金が底を突くのは時間の問題だが、春日部の土地を売却すれば、20億円程度の現金が手元に入ってくるため、当面を乗り切れる。だからこそ、「年内の売却を目指して、急ピッチで契約を進めている」(前出の関係者)という。

 もっとも、同社は「現時点では土地は物流センターとしての活用を計画しながら、あらゆる選択肢を検討している」と説明する。

■危機を招いた久美子体制の二つの過ち

 大塚家具の業績はなぜこれほどまでに落ち込んだのか。大きな理由は二つある。

 一つは中途半端な価格戦略だ。家具業界は、低価格商品を強みとするニトリやスウェーデンのイケアの勃興によって、高級品と普及品への二極化が進んだ。勝久前会長は、そうした変化の中にあっても高級品路線を貫いてきた。

 一方、久美子社長はニトリやイケアに対抗すべく、従来よりも低価格な商品を増やし、全方位戦略を敷いている。そのため、「誰がターゲットなのか」がぼやけてしまった。

 より大きな理由は二つ目にある。安売りセールによる「大塚家具ファン」の心離れだ。

 大塚家具は創業以来、問屋を通さないという流通形態を取ることで百貨店などの競合と差別化し、高級品をできるだけ安く販売するモデルを築いてきた。

 1993年以降は、商品は最初からできる限り低価格に抑え、どれだけ客に頼まれても「原則、値引きはしない」をおきてにした。客が愛想を尽かして帰っても、百貨店などで同じ商品の価格を比較して、大塚家具に戻ってくるケースが多かったという。それ故、リピーターが多いのが特徴だった。

 安易なセールは、このモデルでつかんだファンからの信頼を裏切ることになる。しかし、15年4~5月に開催した「大感謝セール」以降、久美子社長体制ではこれまでに計4回のセールを実施した。

 “禁断の果実”に手を出した結果、15年3月の株主総会以降、セール実施月を除くと、店舗売上高が前年実績を超えた月はほとんどない。結局、業績悪化に拍車が掛かるばかりとなった。

 売却予定とみられる春日部の土地は、勝久前会長が購入を決めたものだ。久美子社長は当時、土地の購入に断固反対していた。

 皮肉にも、勝久前会長が購入を決めた土地が資産価値を上げ、その売却益によって、久美子社長体制は救われようとしている。

 とはいえ、一時的な止血であり、根本的な解決策ではない。通期決算は来年2月中旬に発表され、3月下旬には株主総会が控える。再び大塚家具に注目が集まることになりそうだ。


女性優遇社会の日本死ね、流行語大賞は単なる政治的宣伝に過ぎない

2016-12-07 22:09:33 | ネット媒体

 毎年ユーキャンが発表する流行語大賞、その年に流行した言葉が選ばれるのだが、近年この選考に疑問を抱く声が高まっている。今年は「神ってる」が1位に選ばれたが、そんな言葉を初めて聞いたという声が続出したのを初め、「保育園落ちた、日本死ね」が選ばれるのは不適当だという声も続出しているという。

 引用のニュースでは日本死ねについて取り上げているが、この言葉をトップ10に入賞させることに反対意見が7割を超えているという。しかしこの結果について鳥越俊太郎氏は、母親の怒りの言葉であると理解し、自分が審査員だったら賛成しているだろうと語っている。

 元々、この言葉は匿名の個人ブログの投稿を民進党の山尾志桜里議員が国会で取り上げ話題となったものだが、山尾氏がどうやってこのブログを知り得たのか、詳細は明らかになっていない。ネット上では話題となった当時から、山尾氏の自作自演ではないかという声が飛び交っている。確かに山尾氏の売名が目的ではないかという推測も出来るだろう。

 山尾は宮城県生れだが、育ったのは東京のようだ。しかし衆議院選挙には全て愛知7区から出馬している。検察官時代に最後の赴任地が名古屋地区だったことが関係しているのかどうかは判らない。しかし愛知からの出馬であれば、当然愛知県との縁が深いと見るのが適当だろう。だとすると、日本死ねブログが山尾の自作自演という線もかなり有力な説と考えられる。何故なら、名古屋言葉は結構汚いという評判があり、日常的に死ね、たわけ、などの言葉をよく使う。私も今まで学校などでは頻繁にこれらの言葉を聞いているし、言った記憶もある。しかし地元であれば、それほど相手を見下したり罵倒したりという深刻なものではなく、「たわけ」などはむしろ親しい間柄同士で使うことが多い。だからこそ気軽に使ってしまう。

 山尾がどのくらい名古屋を知っているかは判らないが、日本死ね、という言い回しはいかにも名古屋的な雰囲気を感じさせる。ブログそのものを山尾(の事務所)が書いたかどうか判らないが、山尾の知人女性などがブログを書いて、その内容を山尾がネタにするといった手順は誰でも想定するに違いない。だとしたら明らかな自作自演となる。
 因みに、山尾は既婚者で今年度6歳になる子供が1人いるという。従って、待機児童を問題として取り上げるにも自身の問題として訴えられるという点では確かに有利かも知れない。また夫婦別姓に賛成するなど典型的な既婚フェミニストである。家庭内のことは知る術もないが、恐らく蓮舫と同じように夫を粗末に扱い、自分の独裁権力を見せ付けるような生活となっていることが想像出来る。更につい最近、ガソリン代を巡る不適切な支出が問題視された。そのため、彼女のことをガソリーヌ山尾とか、ガソリン姫などと呼ぶ人もいて、ネット上でも散見される。

 つまり、日本死ねを流行語大賞にランクインさせるのは、明らかな政治的要素が絡んでいるということは間違いない。授賞式でも山尾が堂々と登場している。

 元々、流行語大賞の中にはこれまでにも政治的要素があり、特にフェミ関連の宣伝に使われることがよくあった。例えば、「セクハラ」という言葉は昭和63年(1988年)の流行語大賞としてランクインしているが、この当時そんな言葉は全く流行していなかったはずだ。私などは言葉すら知らなかった。まだDVもどこかの年度でランクインしているはずだ。

 つまり本当は流行などしていなくても、これから流行させる宣伝的な要素が多分に含まれているのだ。そしてどんな言葉を宣伝させるかはフェミ権力によって決められるのだ。従って、逆に本当は流行していても早く国民から忘れさせたい言葉はランクインさせない。今年でも蓮舫で話題になった「二重国籍」などはノミネートもされていないし、小保方晴子のSTAP細胞の年も、全く無視された。従って、流行語大賞は、国民に対する政治的洗脳活動の一環と考えるのが適切ではないだろうか。その欺瞞に国民が遅かれながら気付き始めたということだろう。

(参考、ウィキペディア-山尾志桜里)


・鳥越俊太郎氏 流行語大賞トップ10入り「日本死ね」を分析「母親の怒りの言葉」 2016年12月5日 10時46分
http://news.livedoor.com/article/detail/12373280/

 5日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、「流行語大賞」トップテンとなった「保育園落ちた日本死ね」に対し、「怒りの声」だと指摘した。

 1日に「2016ユーキャン新語・流行語大賞」が発表となり、「日本死ね」がトップテンに選ばれた。この「日本死ね」とは匿名ブロガーが保育園の抽せんに落ちた怒りを綴ったエントリー記事に由来するもので、マスメディアでとりあげられるなど当時大きな反響を呼んでいる。

 この受賞結果に対し、タレントのつるの剛士が自身のTwitter上で「なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました」と嘆くなど、疑問視する声も上がっている。番組独自のアンケートでも、「日本死ね」を「流行語大賞」のトップテンに選んだことに「反対」する声が77%に達し、「賛成」の23%を大きく上回っている。

 昨年まで「流行語大賞」審査委員長を務めた鳥越氏は、「日本死ね」のトップテン選出に賛成と回答した。「日本死ね」がショッキングな言葉ではあると認めながらも、日本の待機児童の問題はこうした言葉を使わざるを得ないほど深刻な状況になっており、政府や自治体はこの問題になんら有効な手立てを打ってこなかったとコメント。

 そして、鳥越氏は「それに対するいち母親の怒りの言葉が、『死ね』という表現になっているわけです」「だから、『死ね』という言葉だけに引っかかってしまっちゃ、その全体を見誤ってしまう」とも指摘した。「日本死ね」は「日本の今年の実相を表す言葉」だというのだ。

 その後、カンニング竹山がつるのの言い分に理解を示した上で、山尾議員が表彰式に出席したことに「すごく違和感がある」と表明したところ、鳥越氏は「山尾さんが国会でこれ(「日本死ね」)を取り上げたことによって、一躍全国的な問題になったんです。ブログはブログでその前からあったんだけども、問題にならなかった」と応じていた。

 なお、鳥越氏は審査委員長にとどまった場合、「日本死ね」を選出していただろうと語っている。


・講師へセクハラ、賠償判決…流経大側と学生に 2016年12月03日 18時18分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161203-OYT1T50085.html

 流通経済大学で非常勤の英語講師だった40歳代の米国人男性が、授業中に男子学生からセクハラ行為を受けたのに、大学側が適切な対応を怠ったとして、学生と同大を運営する日通学園(茨城県)に計275万円の損害賠償を求めた訴訟で、千葉地裁松戸支部が学生と学園に計99万円の支払いを命じる判決を言い渡していたことがわかった。

 判決は11月29日付。

 柴崎哲夫裁判官は「学園側は、不十分な調査でセクハラ行為はなかったという男性講師に不利な結論を下し、男性講師の思いを封じ込める形で事態の解決を図った」と指摘した。

 判決によると、男性講師は2014年11月4日、同大新松戸キャンパス(千葉県松戸市)で英語の授業中、学生から尻を触られた。男性講師は学生の出席停止などを求めたが、同学園は学生から事情を聞いた上で、同月18日、「セクハラに該当する事実は認められない」とする調査結果をまとめた。

 日通学園総務課の話「判決内容を精査し、控訴するかどうかを検討する」

2016年12月03日 18時18分

 
・名古屋・中3死亡 「進路で悩む」市教委、いじめ把握せず
毎日新聞2016年12月5日 20時19分(最終更新 12月5日 20時19分)
http://mainichi.jp/articles/20161206/k00/00m/040/059000c

 名古屋市教育委員会は5日、同市中村区のマンション敷地で死亡した市立中3年の男子生徒(15)について、いじめは把握していないことを明らかにした。市教委によると、遺族が「(生徒は)進路のことで悩んでいた」と話しており、遺書も見つかっていないという。

 生徒は4日昼、自宅マンションの敷地に倒れているのを発見された。愛知県警中村署は生徒が飛び降り自殺を図った可能性が高いとみて調べている。

 市教委によると、生徒は先月末の進路面談で変わった様子がなく、学校側もいじめを把握していないという。また「遺族が望んでいない」とし、同級生らへのアンケートは現時点で行わない方針。【山口朋辰】


・仲間外れ・無視…日本のいじめ「暴力以外」顕著 2016年12月05日 10時29分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161205-OYT1T50019.html

 スウェーデン、オーストラリア、アメリカの教育研究者らを招いた「いじめ問題国際シンポジウム」が4日、東京の文部科学省で開かれ、約270人が参加した。

 席上、スウェーデンとの比較調査で、日本の小中学生には仲間外れや無視など暴力を伴わないいじめが多いとの報告があった。

 日本と同様に暴力犯罪が少ない国とされるスウェーデンとの比較により、いじめの社会的背景を考えた。両国とも小学6年~中学1年と中学2~3年の児童生徒を対象に2013年から15年にかけて、半年に1回ずつ計3回調査。その結果、「仲間外れ、無視、陰口」の被害に遭った経験率は、各学年、男女ともスウェーデンの20%前後に対し、日本は40%前後と高かった。