社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

AKB襲撃事件、メンバーの反応に見る女性の性格と分析力

2014-05-30 15:46:45 | 事件、事故

 AKB襲撃事件を受けての反応は様々だ。憤慨する高橋みなみには闘争本能が滲み出ていると思える。これに対し、事件を生み出してしまう世間の責任を問う市川愛美は出来事を冷静に分析していると思える。どちらが優れているかと言えば明らかに後者の方だ。だがネット上の反応の多くは高橋と同様に事件を起こした犯人が悪いのは当たり前という前提で語っている。更にそうした短絡思考の者に限って大した分析もすることなくAKB批判をしている。

 AKB現象は、フェミニズムが作り上げた男性への性的抑圧の環境で、いわばガス抜き的な役割として機能していたとも言える。フェミニズムは男性を見下す女性を沢山生み出した。彼女らはまともな恋愛など出来るはずがない、恋愛人格障害と言ってもいいだろう。だから恋愛を巡る事件が後を絶たないのだ。そして自ずと女日照りの男性が多数発生する。彼らの逃げ道がAKBやアニメのような擬似恋愛の手段である。

 AKBに夢中になる男性達はもてないキモオタなどと言われているが、仮にそうだとしても、彼らは決して恋愛を諦めているわけではない。女性に本来の人間愛を取り戻して欲しいと願っているはずだ。そうすれば自分達にも恋愛のチャンスは巡ってくるからだ。しかしフェミニズムは恋愛妨害の女性を多産することにより意図的に男性から恋愛の機会を奪っている。言うなれば国家権力による男性虐待、男性への性暴力だ。

 その結果一部の者が暴発し、今回のような事件を起こす。だがその標的は決して元凶であるフェミニズム権力者などに向けられるわけではなく、末端の者に向けられる。もしフェミ権力者が直接標的とされたなら、世論の同情ももっと得られたかも知れない。


・AKB握手会乱入のノコギリ男に“無差別テロ”の可能性 2014年05月26日 11時00分
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/270303/2/

 人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーとファンが直接ふれあう場が騒然となった。岩手県内の握手会会場で、列に並んでいた男が突然ノコギリを振り回し、メンバーの川栄李奈(19)、入山杏奈(18)、スタッフの計3人が大けがを負ったのだ。岩手県警盛岡西署に殺人未遂容疑で逮捕された“ノコギリ男”は青森県十和田市の無職、梅田悟容疑者(24)。現時点で犯行の動機は不明だが、AKB48メンバーを狙った“無差別テロ”だった可能性が高い。

 25日午後4時55分。岩手県滝沢市の岩手産業文化センター「アピオ」で行われた人気アイドルグループ「AKB48」の握手会イベントで、川栄や入山らメンバーが横一列に並んでテントの中で握手をしていたところ、男は手にノコギリを持って、突然、襲いかかった。

 その場にいたスタッフらが取り押さえ、午後4時59分に110通報。現場に駆けつけた警察官が現行犯逮捕した。梅田容疑者は、岩手県警に「私がやりました」と容疑を認めたという。

 川栄は右手親指の骨折と裂傷、入山は右手小指の骨折や頭の裂傷で、それぞれ緊急手術を受けた。入山は頭部にも裂傷があり、3時間にわたる手術を受けた。スタッフを含め、3人は命に別条はないという。

 握手会を主催したキングレコードによれば、制服警備員、会場整理スタッフ約100人が警備にあたっており、事前に手荷物検査は行っていなかったが、「握手前には両手を広げていただくチェック体制をとっておりました」という。

 事件は川栄、入山を含む5人のメンバーがファンを待つ「6番ブース」で起きた。「『キャー! やめてー!』という3人くらいのメンバーの声がして、特にりっちゃん(川栄の愛称)は頭からも血が流れてて…。男性のスタッフさんも血を流していた。その後、すぐに救急車と警察が来た」(居合わせたファン)

 事件のあったブースの一角は暗幕で覆われ、通常握手会で流れているBGMも止まり、会場内は、静まり返ったという。

 「返り血を浴びたようなメンバーがいたり、泣き叫びながら抱えられているメンバーもいた。たくさんの女性ファンも突然のことでいたる所で泣いていました」(同)

 ファンや関係者の情報を総合すると、梅田容疑者は手に持ったのこぎりを、川栄、入山の頭部を目掛けて振り下ろしたようだ。同県警が傷害容疑ではなく殺人未遂容疑で逮捕したのは「殺意があった疑いが強かったから。実際、ノコギリを手で受けることができなかったら…考えただけでも恐ろしいですよ」と捜査関係者は振り返る。

 2人がそれぞれ右手指の骨折と裂傷を負ったのは頭部を手でかばおうとしたためで、川栄が頭から血を流していたという多数の目撃証言があったが、負傷した手の血が付いたものとみられる。

 すぐに握手会レーンは封鎖され、パトカーや救急車のサイレンが響き渡った。「メンバーとスタッフは救急車で病院に向かっております。詳しい容体は分かりかねます。握手会は中止とさせていただきます」とアナウンスが流れたという。

 梅田容疑者はいったいどんな人物なのか? 取材を進めると、なんとAKBファンではない可能性が浮上してきた。

 「高校を卒業してからずっとアルバイト生活を続けていたみたい。ただ、彼(梅田容疑者)と同年代の子を知ってますが、彼がAKBファンという話をこれまで一度として聞いたことがない。お母さんからも“AKB48”という言葉が出てきたことがないので、驚いています」(近所の住民)

 梅田容疑者は母親、兄の3人暮らし。中学時代は陸上部で、青森の県大会800メートルで2位になった経験もある。十和田市内の中学校を卒業後、三沢市内の高校へ進学。その後、通信制の高校に移り、卒業後は十和田市内などでアルバイトを続けていたが、最近はニート状態だったという。

 自宅前で取材に応じた母親も「大変なことをしてくれた。なんでこんなことをしたのか…。どうやって謝ればいいのか分かりません」と声を絞り出した。前出の近所住民の証言を裏付けるように、母親はAKBの話を聞いたことがなく、CDや握手券も自宅で見たことはないという。

 さらに、事件を知り、心配で東京・秋葉原のAKB48劇場前に駆け付けたというファンも川栄、入山の2人を襲ったことに「川栄さんと入山さんはまったくタイプが違う。2人とも“推しメン(気に入っているメンバー)”という可能性はあるけど、周りでそんな人は聞いたことがない」と首をかしげる。

 こうなると、梅田容疑者には国民的アイドルグループを襲うことで、世間の関心を集める狙いがあったとみられ、AKB48のメンバーを無差別に狙った可能性が高い。キングレコードは握手会やイベント開催について、「現在協議中で、今後は未定です」としている。


・AKB48市川愛美 容疑者に対して言及「モンスターになる前に手を差し伸べていたら…」 2014年05月28日 11時45分
http://npn.co.jp/article/detail/93021293/

 25日に岩手県で行われたAKB48握手会にて、刃物を持った男に切りつけられ、メンバーの川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が手などを負傷した事件後、自粛中であったGoogle+を多くのメンバーが更新をはじめ、事件について語っている。

 AKB48、チームAの市川愛美(14)は、「なにから、なにを、どう話したらいいか分かりません。なので、現場の時の気持ちを話したいと思います。変な話その日は一粒も涙が出ませんでした。逆にとても冷静でした、周りの大人や先輩方がパニックになっていて、現場をまとめるのになんとかしなきゃと思ってました。私がまとめるなんて、おかしな話ですが私がしっかりしなきゃなどという気持ちがありました。できるだけ、この記憶は思い出したくありませんが怖いという感情は今だありません」と当時の心境を語っている。

 そして、「もしかしたら、無差別だからレーンの先頭に並んでいた私だったかもしれないし他のメンバーかもしれない なぜ、私たちAKB48なのか もしかしたら、止められてたかもしれない なぜ、こんな事態になってしまったのか」

 さらに、梅田悟容疑者に対しては、「残念な気持ちばかりです。このような方を作ってしまった世間にも責任はあると思います。モンスターになる前に手を差し伸べていたら…」と綴っている。


・AKB48 「すごく怖かった」「一瞬生き方が分からなくなった」事件現場をメンバーが振り返る
2014年05月28日 16時00分
http://npn.co.jp/article/detail/21170412/

 25日に岩手県で行われたAKB48握手会にて、刃物を持った男に切りつけられ、メンバーの川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が手などを負傷した。事件後、自粛中であったGoogle+を多くのメンバーが更新をはじめた。そんな中、当日に現地にいた多くのメンバーが事件を振り返っている。

 事件当日に同じレーンにいた大島涼花は、「あの日私が見てしまった光景 一生忘れないものとなってしまいました。今はだいぶ落ち着いていますがずっと緊張が張り詰めた状態での生活です。早く2人に会いたいな」と語った。

 西野未姫は、「25日の全国握手会ですごく悲しいことが起こりました。私は、隣のレーンですごく怖かったことを覚えています」と綴っている。

 また高橋朱里は、「川栄さんとあんにんさんが一瞬誰なのか分からなかったんだよ 目にした光景、音、匂い 非現実的過ぎてあまりにもショック過ぎて だから鮮明に覚えていて 頭から離れません 何よりも人が一番怖くて 一瞬生き方が分からなくなった」と恐怖を語った。さらに、「あの光景を目にした時に、恐怖で崩れ落ちて近寄れなかった自分を恨んだ」とも。

 さらに現場にいなかった田野優花は、「実際におきてしまったは事実で、これから二度とこんなことがないように今から対策を考えるなんて遅いよ」と憤りを語っている。

 被害にあった川栄李奈は、自身がレギュラー出演する「バイキング」(フジテレビ)に電話で出演。明るい声を聞かせた。ただ、本当にメンバーたちが普段の生活に戻るのはもう少し時間がかかるようだ。総支配人の茅野しのぶ氏は、「メンバーの心のケアを最優先」と発表しているが、大人のケアが非常に重要になることは間違いないだろう。


・たかみな、犯人に怒り「舐めないで」当日はトイレで悔し涙 2014.5.29 08:49
http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/140529/ent14052908490006-n1.html

 AKB48グループ総監督の高橋みなみ(23)は28日、グーグルプラスで事件後初めて心境を告白。犯人に対し「ファンとの絆を舐(な)めないでほしい」と怒りをあらわにし、「絶対に負けたくない」と前を向いた。

 たかみなが襲撃事件について初めて言及し、「悲しくてぶつけようのないこの気持ち。本当に悔しい」と心境を吐露した。

 冒頭、負傷した川栄、入山らの早期回復を願い、途中で握手会が中止になったことをファンに謝罪した高橋は、犯人の「誰でもよかった」発言に触れ、「私達はこんな奴のために こんな事が起こるために 握手をしてるわけじゃなかったはず」と怒りをあらわに。

 結成時からAKBを引っ張ってきただけに「ファンのみんなと築いてきた絆とメンバーの思いを舐めないでほしい」とピシャリ。事件当日は自身も握手会に参加しており「本当に怖かった」と振り返りながらも、「絶対に負けたくない」と事件に屈しない覚悟を見せた。

 関係者によると、高橋は事件当日、ほかのメンバーを不安にさせないようトイレでこっそりと悔し涙を流し、戻ってきてからは気丈にメンバーを励まし続けたという。

 AKBはこの日、公式ブログで6月7日開票の「第6回選抜総選挙」と翌8日の大島優子(25)の卒業セレモニー(ともに東京・味の素スタジアム)を予定通り開催すると発表。安全対策として警備員の増員、金属探知機での入場時チェック、持ち物検査を強化するとした。

 それに先駆け、30日から東京・ベルサール秋葉原で展覧会「AKB48選抜総選挙ミュージアム」を開催。メンバーが着用した衣装や歴代総選挙1位の椅子と肖像画、立候補者の選挙ポスターなどの展示品が並び、会期中にはメンバーも来場予定だ。

 29日にオープニングセレモニーが行われ、高橋、柏木由紀(22)、岡田奈々(16)、西野未姫(15)がテープカットを行う。高橋から事件について何らかの発言もありそうだ。


・AKB襲撃:容疑者宅を捜索、CD2枚を押収 2014年05月29日 17時53分
http://mainichi.jp/select/news/20140530k0000m040021000c.html

 岩手県滝沢市砂込の岩手産業文化センター「アピオ」であったアイドルグループAKB48の襲撃事件で、県警は28日、殺人未遂容疑で逮捕した梅田悟容疑者(24)=青森県十和田市=の自宅を同容疑で家宅捜索し、AKB48のCD2枚を押収した。「ハート・エレキ」と「前しか向かねえ」で、いずれも初回限定盤なら今回の握手会参加に必要な握手券が付いている。AKB48のファンではない梅田容疑者が買ったとすれば、事件の計画性を裏付けるとみて捜査している。

 AKB48関連の押収品はCDのみという。

 また、襲撃に使ったノコギリは刃の背にカッターナイフの替え刃が張り付けられていたことも判明。梅田容疑者は「(ノコギリは)家にあるものを持って来た」「自分でナイフの刃を付けた」と供述しており、県警は明確な殺意をもち殺傷能力を高めたとみて動機の解明などを進めている。

 家宅捜索には28日午前9時55分ごろ、捜査員5人が入り、午後3時ごろまで続いた。段ボール2箱分を押収した。【春増翔太、佐藤裕太】


ニュース記事より、STAP、慰安婦、ASKA、仏極右、夜行列車絶滅?、他

2014-05-29 17:39:13 | 事件、事故

 時間の都合で、AKB襲撃事件以外のニュースをまず列挙しておきます。


・STAP問題:小保方氏、採用も特例 通常審査の一部省略 2014年05月22日 07時00分
http://mainichi.jp/select/news/20140522k0000m040130000c.html
 
 「STAP細胞」の論文不正問題について、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の「自己点検検証委員会」のこれまでの調査で、CDBの幹部会議が、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)の採用段階から、秘密保持のため審査の一部を省略するなど例外措置を容認していたことが明らかになった。関係者への取材で分かった。組織ぐるみで秘密裏に研究を進めたことが、ずさんな論文発表につながった可能性が高い。【須田桃子】

 自己点検検証委は、論文不正に関する理研調査委員会が4月1日に最終報告を発表後、STAP細胞論文の作成経緯についてCDB内で検証するため設置された。自己点検検証委は4人の外部識者で構成され、資料の収集や整理にはCDBのチームがあたった。

 関係者への取材によると、CDBは2012年10月から研究室主宰者(PI)の募集を開始し、小保方氏を含む5人を採用した。その際、CDB運営の重要事項を決めるグループディレクター会議(幹部会議)は、STAP細胞研究について論文発表まで秘密とすることを容認。その結果、採用を審査する人事委員会は、小保方氏の審査で、1次選考を通過した候補者に通常求められる公開セミナーを実施せず、非公開の面接と質疑応答のみとしたという。

 実績がなかった小保方氏について、人事委は過去の論文を精査せず、研究実態の確認もしないなど、慎重な検討をしていなかったとみられる。CDBにはPI採用に関する明文化された規定がなく、例外的対応をとる場合のルールもなかった。

 自己点検検証委の調査結果は近く、理研の組織改革を検討する外部識者による理研改革委員会に報告される。


・校外学習中の小学生の列に車、7人けが 運転の女を逮捕「ぶつかるまで気付かなかった」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140523/dst14052311410003-n1.htm
<校外学習中の小学生の列に車突っ込む 児童6人軽傷、保護者1人重傷 埼玉・上尾 2014.5.23 11:41>

 23日午前9時50分ごろ、埼玉県上尾市上野の路上で、校外学習をしていた同市立平方小学校(同市平方)の3年生の児童らの列に軽乗用車が突っ込んだ。児童6人が軽傷、同伴していた保護者の女性1人が重傷を負い、病院に搬送された。

 県警上尾署は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の現行犯で、軽乗用車を運転していた同県鴻巣市松原の介護士、土岐多美子容疑者(61)を逮捕。容疑を認め、「ぶつかるまで気が付かなかった」と供述しているという。

 県警や上尾市教育委員会によると、児童らは当時、約60人で歩いており、地域の施設を訪ねる「地域探検」と呼ばれる校外学習の帰りだった。道路端を歩いていた児童らの列に、正面から来た軽乗用車が突っ込んだとみられ、県警で事故の状況を詳しく調べている。

 現場はJR高崎線上尾駅から西に数キロ。


・「日本だけが悪」 周到な演出…平成4年「アジア連帯会議」 2014.5.25 10:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140525/plc14052510540009-n1.htm

 「なぜ日本政府が、前年のソウルでの女性会議の『反日決議』とそっくりな談話を出すのか」

 フリージャーナリスト、舘雅子(87)は平成5年8月、慰安婦募集の強制性を認め、日本の悪行を強調した河野洋平官房長官談話が発表された際、こう戸惑ったのを覚えている。

 前年の女性会議とは、4年8月に開かれた「挺身(ていしん)隊問題アジア連帯会議」(現・「日本軍『慰安婦』問題アジア連帯会議」)のことだ。舘はこの会議が「慰安婦問題で事実にもとる日本の悪評を広める出発点になった」と振り返る。

 会議を主催したのは、韓国の反日団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)とアジア女性神学教育院。日本からは「日本軍『慰安婦』問題行動ネットワーク」と「売買春問題ととりくむ会」が参加し、日韓のほか台湾、フィリピン、香港、タイから計数百人が出席した。

 社会党参院議員の清水澄子や弁護士の福島瑞穂、12年に昭和天皇を有罪とした女性国際戦犯法廷の共同代表の一人も務めた朝日新聞記者の松井やよりらも参加し、報告に立った。

 この会議に参加した舘は会場で迷い、ドアの開いていたある小さな部屋に足を踏み入れてしまった。

 そこでは、韓国の伝統衣装、チマ・チョゴリを着た4~5人の元慰安婦女性が1人ずつ立って、活動家とみられる日本人女性や韓国人女性の言葉を「オウム返し」に繰り返していた。

 「元慰安婦に(シナリオ通りに)言わせるのは大変なのよね」

 日本からの参加者がこう話すのを耳にしていた舘は、あの部屋で見たのは「元慰安婦女性たちの振り付けだ」と確信した。

 この日の午前中の会議は紛糾を極めた。各国の代表が発表に立った際のことだった。

 「私たちは韓国の女性と違って、優しくて従順なので日本の兵隊さんにかわいがってもらい、遠足にも一緒にいきました。だから韓国の強い姿勢とは違う」

 台湾代表がこう主張し、韓国側が要求する個人補償を求めない考えを表明すると、激しいヤジが飛んだ。声を荒らげて怒る人、議長席に詰め寄る人などで会場は騒然となった。

 続いて、インドに住むタイ人女性が「日本軍さえたたけばいいのか。インドに来た英国兵はもっと悪いことをしたのに」と泣きながら訴えると、日本語の怒鳴り声が会場に響いた。

 「黙りなさい。余計なことをいうな!」

 舘はこのときの様子を「日本だけが悪いというストーリーを作り上げていた」と述懐する。

 会議では、慰安婦問題のためのアジア連帯を結成し、今後の連帯行動を進めることが決まった。さらに、日本に対し(1)歴史認識を改める(2)謝罪する(3)元慰安婦に賠償金を支払う(4)再発防止のための教育を行う-などを求めることで一致したという。

 日本からの参加者は帰国後、日本政府に事実の調査と個人補償を要請する活動を展開した。舘は、このときの会議の決議が「河野談話の基となったことを疑う余地はない」と断言する。(敬称略、肩書は当時)


・大卒女性の就職率高い理由 「女性のほうが優秀」と人事担当 2014.05.26 11:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140526_257942.html

 今年も新入社員の配属の季節となった。都内の不動産会社で働く40代のAさんの部署には、男女1人ずつの新人がやってきた。

「2人とも同じグループで働くことになり、私が指導係になったのですが、明らかに女の新人のほうが“使える”。覚えも早いし、何よりしっかりコミュニケーションを取ろうとしてくる。男は注意してもなかなか仕事を覚えないし、黙ってばかりで、何を考えているのかさっぱりわからない」

 今どきの若者は男よりも女のほうが優れている──。それは、厚労省と文科省が先ごろ公表した「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」でも明らかになった。

 2014年春に卒業した大学生の就職率は、女子95.2%、男子93.8%と、女子が2年連続で男子を上回る結果となったのだ。

「介護や医療分野で女性の採用が高まる一方で、製造業など男性の多い職場で採用が減っていることが要因。アベノミクスにより、景気の回復感があるなか、企業が女性の採用に積極的になり始めたことも追い風になっています」(厚労省・企画課若年者雇用対策室)

 だが、企業の採用担当者が実感している女性の就職率の高さの理由はもっとシンプル。「単純に女性のほうが優秀だから」である。

「今や採用の現場では女性のほうが優秀というのは“常識”。どこも優秀な人材を確保したいから、男女の就職率の逆転は、なるべくしてなった結果です」(大手医療機器メーカー人事担当)

 しかも就職率だけではなく、総務省が5年ごとに実施する全国消費実態調査(最新は2009年)でも、税金などを差し引いた可処分所得が、女性は月21万8100円で男性を2600円上回った。これは調査開始以来、初めてのことだ。

 就職率でも、稼ぎでも女性に抜かれる結果は、“企業戦士”としてバリバリ働き、今や就活を控えた息子を持つ父親世代には、なんともショッキングな現実だ。

※週刊ポスト2014年6月6日号


・<ASKA事件の余波>現職閣僚や官僚も参加する接待パーティの存在も浮上
Japan In-Depth 5月27日(火)21時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140527-00010003-jindepth-pol

「CHAGE and ASKA」の ASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された、いわゆる「ASKA事件」は、意外な方向に展開を見せている。一企業の異様なまでの「接待攻勢」の実情が浮かび上がってきたのだ。それによって、戦々恐々とする政治家や官僚がが数多くいるというのだ。

舞台は東京・西麻布。江戸時代の旗本屋敷跡に建てられた一軒家では毎週のように「ホームパーティ」が繰り広げられていた。そこでの主役は、人材派遣大手の「パソナグループ」の南部靖之代表だ。「仁風林」と呼ばれる建物は、南部氏が接待などに利用する「迎賓館」だったという。

元パソナ幹部はこう語る。

「毎週木曜夜を基本に、30人程度、多くて40人が招待され、政治家、官僚、財界人、マスコミ関係者、芸能人、スポーツ選手などが参加していました。政治家は自民党、民主党議員が多く、野党時代には安倍晋三さん(現首相)も何度も来ていました。主に、規制緩和を訴える「改革派」の議員が多かった。南部氏は招待客に帰り際に「お車代」を配っていたようです。いわゆる、領収書の要らないカネです。一人につき、10~50万円でした」

元幹部以外にも、元パソナ関係者でこのパーティーの現場にいた人からも同じような証言を得た。さらにこの幹部は言う。

「この1年間で、現職閣僚も複数参加しています。ちょっと問題があるのかなと感じています」

ホテルの宴会場を利用したパーティーに政治家はよく足を運ぶ。それが一企業の記念祝賀会だったり、業界団体のパーティーだったり、さまざまだ。しかし、一企業の施設で行われる懇親会的な催しに参加し、仮に領収書の要らないカネを受け取っていたとしたら、ウラに何かあると勘繰られても仕方ない。

現在、私が把握しているだけでも現閣僚は5人。癒着か利権か。順風満帆と見られてきた安倍政権だが、意外な“落とし穴”になるのかもしれない。
山田厚俊(ジャーナリスト)


・インデックス:会長夫婦逮捕 「循環取引」で粉飾決算容疑
毎日新聞 2014年05月28日 11時50分(最終更新 05月28日 12時02分)
http://mainichi.jp/select/news/20140528k0000e040178000c.html

 ジャスダックに上場していたゲームソフト制作会社「インデックス」(東京都世田谷区、2013年7月上場廃止)が、複数企業で架空の取引を繰り返す「循環取引」で売り上げを水増ししていたとして、東京地検特捜部は28日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで会長の落合正美(54)と妻で社長の善美(よしみ)(48)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は、2012年8月期決算で、経常利益が8600万円だったのに9億1700万円と記載するなどした虚偽の有価証券報告書を作成し、決算を粉飾したとしている。循環取引には海外の関連会社も含め数十社が関与したという。同社は11年8月期まで5期連続で赤字で、特捜部は債務超過による上場廃止を免れるために正美容疑者が粉飾を主導したと判断した。

 証券取引等監視委員会が昨年6月、同社を同法違反容疑で強制調査。同社は直後に東京地裁に民事再生法適用を申請し、同9月にはデジタルゲーム事業などをセガサミーホールディングスグループに売却した。だが今年4月、地裁は再生手続きの廃止を決定。今後は破産手続きに移る。

 民間信用調査会社などによると、インデックスは1995年設立。携帯電話向けソフトや家庭用ゲームの開発などを手がけ、12年度の連結決算では約183億円の売り上げを計上していた。【吉住遊、石山絵歩】


・仏大統領が緊急会議を招集 極右の圧勝受け 「一大事件だ」2014.5.26 12:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140526/erp14052612590009-n1.htm

 フランス大統領府は25日、欧州連合(EU)欧州議会選で極右の国民戦線(FN)が圧勝したことを受けオランド大統領が26日にバルス首相ら主要閣僚を集めて緊急会議を開くと発表した。フランス公共ラジオが報じた。

 議会選の結果を検討する27日のEU首脳会議に向けフランス政府の立場を確認するためとみられる。大統領側近は選挙結果について「一大事件であり、これまで欧州政策を進めてきたフランスの各政党やEUそのものに疑問が呈された」と語った。


・フランス:極右「国民戦線」が最大勢力 欧州議会選挙
毎日新聞 2014年05月26日 21時19分(最終更新 05月26日 23時57分)
http://mainichi.jp/select/news/20140527k0000m030095000c.html

 【パリ宮川裕章、ブリュッセル斎藤義彦】フランスで25日に投票が行われた欧州連合(EU)の欧州議会選挙で、極右政党「国民戦線」が同国の74議席のうち24議席を獲得し、最大勢力となる見通しとなった。与党の社会党は前回2009年より1議席減の13議席で、20議席の右派・国民運動連合に次ぐ3位に沈んだ。経済が好転しない中、2大政党への社会的不満の受け皿になっているとみられる。

 国民戦線のマリーヌ・ルペン党首は25日夜、「国民はフランス人のための政治を求めている」と勝利宣言し、オランド大統領に国民議会(下院)の解散を要求する声明を出すとともに、「普通選挙の洗礼を受けていない欧州委員会(EUの執行機関)に従う必要はない」と反EUの姿勢をアピールした。

 仏内務省が発表した暫定結果によると、国民戦線は国政レベルでは同党最高となる得票率25%を獲得し、前回の6.3%から急伸。国民運動連合は前回トップの27.8%から21%に、社会党は16.5%から14%に落ち込んでいる。

 社会党のバルス首相は選挙結果を受け、「経済と行政機構の改革への加速が必要だ」と語り、危機感を示した。地元メディアは選挙結果を受け、「2大政党制から3党制への転換」(AFP通信)と指摘している。

 国民戦線は11年にルペン氏が父親のジャンマリ氏に代わって党首に就任して以来、好戦的なイメージの払拭(ふっしょく)に努め、「普通の政党」として、社会党と国民運動連合の2大政党に不満を持つ層に支持を拡大してきた。08年のリーマン・ショック以来の経済立て直しに失敗したサルコジ前大統領の不人気から「反サルコジ主義の選挙」と言われた12年大統領選では、第1回投票でオランド、サルコジ両候補に迫る18%の高得票率を記録。現在、オランド大統領も経済低迷で史上最低水準の支持率にあえぐ中、特に労働者層と若者層に着実に浸透している。

 パリ政治学院のノナ・マイエール名誉教授は「ルペン氏は民主主義と西洋の擁護者としての新しい党のイメージを作った。アラブの春以来の北アフリカを中心としたイスラム原理主義の台頭を利用し、民主主義の敵としてイスラム教、移民を位置づける戦術を取って支持を獲得している。国家主義と左派的な弱者支援の主張を合わせ、2大政党への不信感を追い風にしている」と分析している。


・STAP論文 1本取り下げの意向 5月28日 17時17分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140528/t10014798651000.html

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表したSTAP細胞の2本の論文のうち1本について、小保方リーダーを含む責任著者が合意したとして、ネイチャーに対し取り下げの意向が示されたことが分かりました。

 この論文は、「letter」(レター)と呼ばれるもので、STAP細胞がこれまでにない万能性を持つことを示したものでしたが、複数の写真が論文の内容とは異なるのではないかと新たな疑義が指摘されていました。

 理化学研究所はこの論文について、一部の著者から取り下げの意向が示されていることなどを理由に、新たな疑義についての調査は行わない方針を示していました。

 もう一本の「article」(アーティクル)と呼ばれる論文については、一部の著者が同意しておらず、取り下げの手続きは行われていません。

 これについて小保方リーダーの代理人の弁護士は「事実関係については把握できていない」と話しています。


・<広島・呉女子生徒殺害>地裁 起訴の少女の精神鑑定決める 5月29日(木)11時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00000032-mai-soci

 広島県呉市の灰ケ峰山中で広島市内の専修学校の女子生徒(当時16歳)が殺害された事件で、広島地裁は、強盗殺人や死体遺棄などの罪で起訴された広島市東区の少女(17)の精神鑑定を実施することを決めた。責任能力の有無や生い立ちの影響を調べる。

 同地裁などによると、28日に少女の第2回公判前整理手続きがあり、弁護側が求めた精神鑑定が認められた。事件は裁判員裁判で審理され、責任能力の程度や有無が争点の一つとなる可能性がある。【石川裕士】


・「30万円払うまで帰らせない」…娘の同級生を誘拐 尼崎の女を現行犯逮捕 容疑を否認 2014.5.28 21:48
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140528/waf14052821480059-n1.htm

 兵庫県警尼崎南署は28日、中学1年の長女の同級生の女子生徒(12)を自宅に誘拐し、家族に現金30万円を要求したとして、身代金目的誘拐容疑で、兵庫県尼崎市築地、無職、立花みゆき容疑者(45)を現行犯逮捕した。

 尼崎南署によると、立花容疑者は「誘拐したつもりはない」と否認している。

 逮捕容疑は、28日昼ごろ、女子生徒を自宅に連れて行き、母親へ電話をかけさせて「30万円払うまで帰らせないと言われた」と言わせて、現金を要求したとしている。

 母親の勤め先から通報を受けた県警が同日夕、立花容疑者の自宅に入り、女子生徒を保護した。けがはなかった。


・北斗星・カシオペアも消える? 北海道新幹線の開業で 2014年5月29日05時21分
http://digital.asahi.com/articles/ASG5X4S39G5XIIPE00S.html

 鉄道ファンあこがれの寝台特急が、姿を消すかもしれない。JR西日本は28日、車両の老朽化を主な理由に、国内最長路線の寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪―札幌)の来春限りでの引退を発表。2年後に北海道新幹線が開業するため、東京・上野と札幌を結び、2番目に走行距離が長い寝台特急「北斗星」と「カシオペア」も、廃止が検討されている。

 「あけぼの」(上野―青森)の3月廃止で、定期運行する青い寝台車の「ブルートレイン」は北斗星だけになった。1編成あたりの客車と電源車計12両はJR北海道と東日本で保有。1988年に運行を始めた。

 28日の上野駅13番ホーム。発車20分前の午後6時40分、北斗星がゆっくり入ってきた。駅弁と缶ビールを持って乗り込んだ札幌市南区の会社員山次(やまつぎ)孝幸さん(45)は、10年ほど前に旅行で初めて乗り、ここ5~6年は東京出張で使う。「心地よく寝られるし、旅情もある。ふだん考えないようなことを、じっくり考えるいい機会なんです」

 JR札幌駅でも存続を願う声が。千葉県市川市から新婚旅行で北海道に来た亀山真司さん(29)とめぐみさん(34)は「なくなりそうだと聞き、ぜひ乗りたいと思いました。新幹線とは違う味わいがある」。

 2016年春に北海道新幹線の新青森―新函館(仮称)が開通すると、北海道と本州を結ぶ青函トンネルの電圧が2万ボルトから2万5千ボルトに上がる。これまで寝台列車を引っ張ってきた機関車は、使えなくなる。

 JR北の島田修社長は今月の会見で、「新しい機関車を製造するつもりはない」と断言した。機関車の製造費は、1両あたり2億~3億円といわれる新幹線よりも高いという。

 ほぼ隔日運行の「カシオペア」は、すべて個室の高級寝台列車。99年に運行を始め、車両はJR東が所有する。JR東のある幹部は「北海道新幹線の保守点検の時間の確保なども考えると、廃止も含め、検討せざるを得ない」と明かす。

 JRによると、他の定期の寝台特急には東京―出雲市(島根県)間の「サンライズ出雲」(走行距離953・6キロ)と東京―高松間の「サンライズ瀬戸」(同804・7キロ)がある。

 コスト面では別の課題もある。北海道新幹線が開業すると、寝台特急が通るJR江差線の五稜郭―木古内間(37・8キロ)は第三セクターに移管され、JRは年約1億円の線路使用料を支払うことになる。JR北は本業で一度も黒字を出したことがない慢性的な経営難。ここ数年は不祥事続きで、安全対策へ多額の投資が求められている。「1日何往復もしない列車のために、コストをかけて見合うのか」(JR北幹部)

 三セクを支える地元自治体は存続を強く求める。寝台特急の通過で得られる使用料は大きな魅力だ。北斗星は今も、新幹線開通でJRから切り離された「青い森鉄道」(青森県)と「IGRいわて銀河鉄道」(岩手県)の両三セク路線を通る。両路線では、三セク会社が寝台特急を運行する形にし、運賃と特急料金の一部を受け取る。青い森鉄道は年間旅客収入約19億円のうち4億円、いわて銀河鉄道は同約15億円のうち3億円が寝台特急の収入だ。

 北海道の三戸部正行・交通政策局長は「観光振興にも寝台特急が重要。JR九州が豪華寝台列車『ななつ星』で新たな客層を広げており、北海道でもきっとできるはず」と訴える。三セク鉄道がある青森・岩手両県とも協力し、JR側に存続を働きかける方針だ。

 一方、鉄道にくわしい明治学院大の原武史教授は「スピードばかり重視してきたJRの歴史を見れば、寝台特急廃止は避けられない」と悲観的。「JR北が早くからリゾート列車に力を入れて寝台特急とリンクさせていれば、ななつ星のような新たな展開があったかもしれない」と惜しむ。(山吉健太郎、日比野容子、上沢博之)


・裁判官の暴言訴訟で原告逆転敗訴 「審理長く、左遷の話出ている」 2014/05/29 16:48【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014052901001465.html

 民事訴訟で裁判官から暴言を吐かれたとして、長野県飯田市の男性が国などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は29日、「不謹慎な発言はあったが、訴訟指揮の範囲内」として、3万円の支払いを命じた一審判決を取り消し、原告側逆転敗訴を言い渡した。

 判決によると、男性は同支部で審理された民事訴訟の被告。2011年8月の口頭弁論で新たな主張をした際、裁判官から「あなたの審理が終わらないので上司から怒られている。左遷の話まで出ている」などと怒ったように言われた。

 一審判決は、発言が精神的苦痛を与えたと認定し、慰謝料3万円の支払いを命令していた。


・創価学会婦人部 公明党幹部に「女の尻に隠れて…」と批判 2014.05.29 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140529_258081.html

 集団的自衛権をめぐって公明党内が揺れている。反対の最強硬派は山口那津男・代表。解釈改憲に前のめりになる安倍晋三首相に何度もNOを突きつけている。それに対して前代表の太田昭宏・国交相は見直しに柔軟とされ、自公協議の責任者である北側一雄・副代表は安倍首相への接近をはかり、4月には茅ヶ崎でゴルフを楽しんで親密さをアピールした。自民党との連立維持を最優先に考える多くの幹部も妥協の道を探りはじめている。

 そんな公明党の自民擦り寄り姿勢に怒ったのが「学会最強」といわれる婦人部だ。公明党関係者が語る。

「公明党の幹部たちは自民党との交渉になると、裏ではみんな“学会婦人部が固くて説得が難しい”と説明していたようです。

 それを知った婦人部からは、公明党の幹部たちに対して、『あの人たちは女の尻に隠れてしかものがいえない。平和の党なんだからちゃんと自分たちの意見をいいなさいよ』という不満が噴出していました」

※週刊ポスト2014年6月6日号


ASKA覚醒剤で逮捕、彼も元々はフェミニズムの犠牲者だったのか

2014-05-22 14:56:45 | 事件、事故

 ASKA容疑者が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、一部では中高年の薬物乱用化が深刻であるなどと報道されている。しかしこれには懐疑的な意見も多く、幾ら時系列で年代別に薬物常習者を比較対象したところで、その時代における社会情勢など様々な要因が絡んでいるため一概には断定できないのではないか、というのが大方の見方のようだ。

 これに関連して、フェミ連中などが、今より昔の方が良かったという意見を盛んに否定している場面がある。先日の中日新聞でも「昔の方が良かった?」と疑問を投げかける特集記事を組み、何人かの「有識者」がコメントをしていたが、その中で坂東真理子が昔より今の方が良い時代であると結論付けたコメントを残していた。

 では何故昔の方が良かったという論調をフェミが否定しなければならないのか。理由は簡単、フェミニズムは家庭を破壊させる戦略だから、その破壊戦略に対する批判をかわしたいからである。だから連中は昭和30年代など犯罪率が高かった過去と現在を比較して、犯罪は昔より今の方が少ないから昔の方が良かったと言うのは幻想であるなどと主張するわけだ。

 ならば結婚率や離婚率についてはどうだろうか。また既婚者家族においても、専業主婦が減り、子供を保育所などに預けて女性が働きに出て育児より仕事を優先させる現状についてはどうなのか。明らかに過去より現在の方が悪化していると言わざるを得ない。勿論、フェミニストの中でも突出している上野千鶴子などば、離婚が増えるのはいいことだなどと言うかも知れない。

 昔の方が良かったと言うのは、何も犯罪率が高いかどうか統計的に比較して主張しているのではない。誰もが結婚して家庭を築き、その中で子供の成長を見ながら家族が一喜一憂する。そういう平凡な時代が良かったということなのだ。だがそこへフェミニズムが介入したために家庭が破壊され悪い時代になってしまった。そして今尚悪化し続けている。多くの国民が憂いているのはまさにそうした家庭崩壊なのだ。

 犯人は自分の罪状を得てして否認する。だからフェミも自らの功罪を否認する。かつて私はフェミは心の放射能と例えたことがあるが、どにかく有害であることには変りない。しかしフェミは有益であると騙して国民に浸透させようとしている。有益なものをばら撒くのだから、過去より現在の方が良い時代だと言わなければ矛盾する。だから昔の方が良かったという論調を態々否定しなければいけなくなるわけだ。

 薬物で逮捕されたASKAと愛人。もし彼らが健全な家庭を築いていたなら、こうした事件は起きていただろうか。酒井法子は夫婦で薬物をやっていたという事例もあるが、だいたい犯罪に手を染めてしまう者は家庭円満でなかったり、独身であったりなど、不安定な状態である場合が多い。恋人同士でも別れ話を持ちかければすぐに泥沼となり、ストーカー事件へと発展しかねない。それより別れない努力をする方がよほど進歩的ではないだろうか。男の女の性愛が円滑に機能している社会こそが、国民に安全、安心をもたらすのではないだろうか。そのためには、有害なフェミニズムの駆逐が急務であることは言うまでもない。


・「シャブセフレ」ついに判明! ASKAと一緒に逮捕された栩内香澄美容疑者の“正体と接点” 2014.05.20.
http://www.cyzo.com/2014/05/post_17216.html

 ASKAと一緒に逮捕された栩内(とちない)香澄美容疑者とは何者なのか――。その答えが、ついに判明した。

 人気デュオCHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)と栩内容疑者が覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕されたのは、今月17日のこと。ASKA容疑者には昨春から疑惑がささやかれていただけに「やっぱり……」といった声が多いが、一緒に逮捕された栩内容疑者については、マスコミも「誰?」と首をかしげるばかりだ。

 ASKA容疑者が薬物を所持していたのは、東京・南青山にある栩内容疑者のマンション。6畳のほどのワンルームで、家賃は推定15万円ほどだ。近隣住民によると「独身で一人暮らしと聞いている。物静かな人で、周囲との交流もなかった」という。

 職業はおろか、ASKA容疑者との接点も不明で、マスコミの間では「彼女の自宅に近い大手レコード会社の社員では?」という話も、まことしやかにウワサされた。だが、答えは「NO」。栩内容疑者を知る人物が真実を明かす。

「彼女は大手人材派遣会社の社員。仕事ぶりはなかなか優秀で、将来も有望視されていた。逮捕されたと聞いて、友人も『信じられない……』と驚いていた」

 人材派遣会社勤務の女性が、なぜASKAと接点を持つことができたのか? 同氏が続ける。

「実は、その会社のX社長は政財界に太いパイプを持つ人物で、芸能界にも顔が利く。率先して芸能人のタニマチを買って出る性格で、ASKAの大スポンサーでもあった。X社長は栩内容疑者を個人的に連れ回していた時期があり、その時にASKAを紹介した。その後、2人は親交を深め、いつしか“シャブセフレ”の関係になった。X社長も、その後の2人の関係はまったく知らなかったようだ」

 一部上場企業の同社にとって、社員、それもX社長お気に入りの女性がシャブで逮捕となっては、会社の社会的信用に関わる。

「そのことを嗅ぎ付けたマスコミが同社に事実確認をしたが、最初のうちは『栩内なんて女性はうちには在籍しておりません』と全否定していた。しかし、マスコミが本腰で調べ上げたところ、ついに観念。19日夜にすべてを認めた」とはスポーツ紙記者。今後、X社長を巻き込んでの過熱報道が繰り広げられることは確実。一連の事件は、第2ステージに突入したようだ。


・「鉄パイプで殴った」20代女3人、傷害で逮捕2014年5月22日6時0分  スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/topics/20140521-OHT1T50300.html

 東京都新宿のマンションで知人女性に暴行を加えたとして、警視庁新宿署は21日、傷害の疑いで無職の関香織容疑者(26)ら女3人を逮捕した。いずれも容疑を認めている。ほかに逮捕されたのは高橋愛美、篠塚佳那両容疑者(ともに20)。

 被害者は中野区に住む職業不詳・橋本妙子さん(31)で、顔、背中、腕などに複数のあざがあった。21日未明に搬送先の病院で死亡が確認された。同署は傷害致死容疑を視野に入れて、捜査を進めている。

 逮捕容疑は19日、3人が住む新宿区新宿6丁目のマンションの一室で、女性に殴る蹴るの暴行を加え、負傷させた疑い。髪の毛をかみそりで切るなどの暴行も加えた疑いもある。同署捜査幹部によると、悪口をきっかけに口論に発展したとみられ、3人のうち1人は「鉄パイプで殴った」と供述している。20日夕に、容疑者のうち1人が「息をしていない人がいる」と119番して発覚した。


・STAP 不正認定以外にも複数の疑義 5月21日 20時05分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/t10014624211000.html

 STAP細胞の論文について不正と認定された2つの画像以外にも複数の画像やグラフに疑義があるとする調査内容の文書を理化学研究所のチームがまとめていたことがNHKの取材で分かりました。

 文書では、STAP細胞が万能性を持つ証拠とされた複数の光るマウスの写真が、実際には、論文に書かれた内容とは異なる実験のものだったなどと書かれていますが、理化学研究所はこれまでこうした結果を公表していませんでした。

 STAP細胞の論文について理化学研究所は小保方晴子研究ユニットリーダーがねつ造と改ざんに当たる不正行為を行ったと認定して調査を終了し、関係者の処分の検討を進めています。

 ところが、NHKが取材したところ調査委員会が認定した2つの不正以外にも論文の複数の画像やグラフに疑義があるとする調査内容の文書を小保方リーダーが所属する神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの検証チームがまとめていたことが分かりました。

 それによりますと、STAP細胞が万能性を持つ証拠として2種類の異なる細胞から作ったとしていた2枚の光るマウスの写真が実際には、2枚とも同じ種類の細胞を使って出来たマウスの写真だったとしています。

 また、STAP細胞の万能性を示すものとして異なる種類のマウスで撮影していたという2枚の写真が実際には、1匹のマウスの写真だったとしています。

 これらの写真は、1枚、1枚撮影日時が自動的に記されるカメラを使って行われ、取り違えが起きないよう実験ごとに別々のフォルダーに小保方リーダー自身が、保存していたものだということです。

 文書では、ほかにも実験データからコンピューターで自動的に作成されるはずのグラフが手作業で作られたように見える箇所が複数見つかるなどの疑義も指摘されています。

 文書の内容は、理化学研究所の本部にすでに報告されているということですが、理化学研究所は、これまで調査を行っていること自体公表していませんでした。

■理研「正式な調査する予定なし」
 これについて、理化学研究所は「所内から情報が寄せられているのは事実だが通報ではなく、あくまで情報提供なので正式な調査をする予定はない。また、個別の公表すべきものではないと認識している。ネイチャーの論文は取り下げの勧告を行っているため新たな疑義があっても調査は行う必要はないと考えている」としています。

■代理人は「一方的な調査で極めて遺憾」
 これについて、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーの代理人を務める三木秀夫弁護士は「そのような調査があることは全く知らず、寝耳に水だ。論文のどの部分に疑義があるかなどを把握していないので、内容については答えられない。小保方さんに対し何の説明もなく、聞き取りもしないまま行われたのならば、一方的な調査で極めて遺憾だ」と話しています。

■STAP細胞なかったと疑わざるを得ない
 日本分子生物学会の副理事長で、九州大学の中山敬一教授は「ここまでミスが重なるのは、明らかに不自然だ。STAP細胞が存在するならば、こうしたことが起こることは考えにくく、そもそもSTAP細胞は無かったのではないかと強く疑わざるを得ない。再発防止のためには、今後、速やかに調査を行い、すべてを公表することが欠かせない。理化学研究所が、こうした疑義を把握していながら公表せず、正式な調査も行わなかったのだとすると大きな問題だ」と話しています。


フェミニズム被害者の体験談を基に、更なる危機意識の啓発を

2014-05-15 22:48:27 | ネット媒体

 本ブログはフェミニズムが行う政策について、国民、特に男性がどんな不利益を受けるかを考察してきた。だがそれらの多くは推測の域にとどまり、具体的に不利益を受けるなど理不尽な思いをした事例についてはなかなか情報が得られず紹介できなかった。

 だが先日、結婚間近にまでなりながら女性側の一方的な意見で破局し、その後刑事罰に問われてしまうという極めて悲惨な男性の体験談が本ブログのコメント欄に寄せられた。詳細についてはコメント欄を参照されたいが、これを読むと、本ブログで私が考察してきたことが決して的外れではなかったということの証左になると思う。

 フェミニズムに関して問題意識の低い人ほど、本ブログの内容について、考えすぎであるとか、曲解しているなどと言う。だがそういう者達に限ってフェミニズムを甘く見ている。全ての人が問題意識を持てるように啓発していくのが我々の役目ではないだろうか。


・おごられて当然と思う女はありえない! 初デートでドン引きした女性の特徴8選 2014/5/7 19:57
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140507-02355516-mynaviw?noFirstViewModule=true

 初デートのあと、男性から2回目のお誘いがない……、そんな経験はありませんか? もしかしたら、あなたの知らないところでドン引きされていたのかも。なんと社会人男性の約10人に3人は、初デートで、相手の女性に対して幻滅した経験があるそう。そこで、どんな女性の言動にドン引きしたのか、社会人男性にズバリ聞いてみました。

Q.初デートで、相手の女性に対して幻滅した経験がありますか?

「ある」27.3%
「ない」72.7%

<初デートで幻滅した女性の言動とは?>

■食事のマナーが悪い

・「食事したとき、彼女がクチャラーだった」(23歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

・「レストランへ食事に行ったが、残念なくらい食べ方がすごく汚かった」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「食事の際の食べ方が汚い、マナーができていなかった」(32歳/機械・精密機器/技術職)

・「たこ焼きを食べたら青のりがはさまって、気にもしなかった」(25歳/食品・飲料/営業職)

・「口を開けて食べる」(26歳/情報・IT/技術職)

■おごられるのが当然と思っている

・「おごってもらって当たり前という感じの態度をしていた」(31歳/機械・精密機器/技術職)

・「相手の女性が、すべておごりのつもりでお金を全然持って来なかったことがあった。感覚がおかしいと思った」(27歳/不動産/一般事務)

■デート向きの服装じゃない

・「清楚なイメージだからデートに誘ったのに、ヒョウ柄のパンツをはいて現れたときは正直幻滅した」(35歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「服装がダサかった」(25歳/医薬品・化粧品/技術職)

・「ジーンズ」(28歳/小売店/販売職・サービス系)

■わがまま!

・「すぐに機嫌が悪くなる」(32歳/商社・卸/営業職)

・「途中で帰りたいと言い出した」(31歳/機械・精密機器/技術職)

・「食事から何から全額私に払わせて、平然と『次はいつ会える?』と聞いてきたこと」(34歳/機械・精密機器/営業職)

■文句を言う

・「会話の途中でも、趣味の人間観察をして、いちいち批評していた」(38歳/学校・教育関連/専門職)

・「食事をしていて全部食べ終わったあとに、料理の文句を言う」(34歳/情報・IT/技術職)

・「買い物で歩きすぎて、相手はヒールをはいていて、それでいて靴擦れを起こしたのはあなたのせいだと言われたとき。それならスニーカー履いてこいよ、と」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「レストランの店員にキレる」(32歳/運輸・倉庫/営業職)

■遅刻をする

・「遅刻の連絡よりも遅く着いた」(29歳/建設・土木/技術職)

・「いかにもやる気なしに遅刻してきた」(37歳/情報・IT/技術職)

・「時間を守れなくて幻滅した」(26歳/建設・土木/技術職)

■態度が悪い

・「常に携帯をいじっている」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

・「相手の行きたいところに行ったにもかかわらず、相手がまったく楽しくなさそうだった」(27歳/医療・福祉/専門職)

・「終始無愛想」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「話を聞かない」(36歳/自動車関連/技術職)

■人前で化粧をする

・「会話で、電車の中で化粧をしていることが判明した。下品だなぁと思った」(28歳/運輸・倉庫/技術職)

初デートでドン引きしてしまう女性の特徴としては、食事のマナーと、おごられるのが当然という態度を挙げる人が目立ちました。わがままだったり、態度が悪いことを挙げる人も。あなたは、どんな女性が初デートでドン引きされてしまうと思いますか?

(マイナビウーマン編集部)

※『マイナビウーマン』調べ。2014年2月~3月にWebアンケート。有効回答数205件(22歳~39歳の男性)


・HKT指原 柏木由紀&山本彩をネタに2014年5月2日
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/05/02/0006927668.shtml
 
 福岡・博多を拠点に活動するアイドルグループ・HKT48が2日、大阪市の大阪城ホールで、全国アリーナツアーの大阪公演を開催。笑いに厳しい大阪のファンを前に、指原莉乃(21)を中心とした“ブラックトーク”を展開した。

 冒頭のMCでは、地元・大阪のNMB48チームNと兼任になったAKB48・柏木由紀(22)の話題になり、指原が多田愛佳に(19)に「(AKB時代の)同期だから、気になるよね」と振ると、多田は「同期だけど…、まゆゆ(渡辺麻友)の方が好き」と素っ気ない反応でファンを笑わせた。

 また、途中で見せた寸劇「白雪姫」では、魔女役の松岡菜摘(17)、森保まどか(16)の「美のSTAP細胞はあります」というセリフに、指原が「いや、せめて証拠を出してから言って」とギリギリの応酬。その他にも、NMB48キャプテン山本彩(20)が、全国ネットのテレビでのトークが苦手とされていることを「借り猫」(借りてきた猫状態)とイジるなど、“毒”を含んだ爆笑トークで、7000人のファンを大いに笑わせた。


・小保方氏「待ってる人たくさん」と早期現場復帰希望 5月10日(土)7時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140510-00000019-dal-ent

 STAP細胞の論文問題で、理化学研究所から再調査要請が退けられた小保方晴子氏(30)の代理人を務める三木秀夫弁護士は9日、今後の小保方氏側の方針として、早期に研究の場に戻ることを最優先に、打開策を検討することを説明した。小保方氏は「待ってる人たちがたくさんいる」と話しているという。

 この日、三木弁護士は小保方氏の現状について「本人はいま十分な打ち合わせできる状況にない」と、理研に求めた再調査が“門前払い”となったことで体力・精神面ともに、かなり落ち込んでいるという。

 ただ、三木弁護士によると、小保方氏は「とにかく早く研究に戻って、研究を進めたい。待っている人がたくさんいる。世の中のためにそういう状態に戻りたい」と話しているという。

 今後に関して同弁護士は「やって意味のあることと、ないことがある」として、理研の裁定に不満を持ちながらも、単純な最反論には消極的。

 理研を相手にした法廷闘争や、国内外の外部研究機関への移籍に関しては改めて「全てが選択肢」としたうえで「彼女の名誉というより、早く研究に戻ってSTAP細胞をきちっと世に出すことが基本。訴訟がいいのか悪いのかも、その基本が判断材料になる」とした。結論を出す時期に関しては「時間をかけて方向性を話をしてゆく」と語った。


・慰安婦問題、これだけある元軍人証言をなぜ軽視するのか 2014.5.15 16:31
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140515/plt14051516310021-n1.html

【阿比留瑠比の極言御免】

 「産経新聞が頑張ってくれて、慰安婦問題の本質とか、(慰安婦募集の強制性を認めた)河野談話がどんなものだったのか、やっと国民にも伝わってきているんじゃないか」

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は13日、記者団にこう語った。弊紙のささやかな努力を評価してくれたことに、まずは深甚なる感謝を表したい。そして、橋下氏が続けて述べた次の言葉にも賛同する。

 「歴史問題は外交戦争に使われることもある。日本として認めるところは認めるけれど、言うべきところは言っていかなきゃいけない。どの国だって、事実と違うことを言われた場合は異議を申し立て、抗議するのは当たり前の話だ」

■事実主張は当然

 日本の軍や官憲が嫌がる朝鮮人女性を強制連行したり、性奴隷として扱ったりした証拠は一切なく、その目撃者も誰もいないという事実を主張するのは当然だということである。

 ただ、こうした事実関係を指摘すると、いつも「そうは言うが『無理やり連れて行かれてひどい目に遭った』というハルモニ(おばあさん)たちがいるではないか」との反論を受ける。

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領も今年3月1日の独立運動記念式典で「歴史の真実は生きている方々の証言だ」と強調。河野談話の唯一の根拠となったのも、元慰安婦16人の聞き取り調査だった。

 とはいえ、元慰安婦の証言だけを無謬(むびゅう)の真実だとして採用するやり方には無理がある。当時を知る「生きている方々」は、何も元慰安婦に限った話ではない。

 常々、そう思っていたところ、埼玉県本庄市の産経読者、松井敬子さん(87)から「慰安婦問題に関する元軍人の証言」(平成9年刊)という小冊子をいただいた。7人の旧軍関係者が見聞きした慰安婦の実態がつづられており、例えば中国戦線にいた札幌市の伊庭野さんはこう記す。

■冊子が示す真実

 「駐屯して1カ月ほどたった頃、1人の朝鮮人がやってきて、私に『朝鮮の女性を7人連れてきました。兵隊さん方の慰安所を開きますのでよろしくお願いします』と語った。(中略)彼らは日本軍と関係なく、親方が女を募集して連れてきて自発的に営業した」

 満州(現中国東北部)にいた静岡県裾野市の勝又さんは、上官に「この朝鮮女性たちは軍が集めたのか」と聞いた。上官は「金を目当てに朝鮮の親分が集めてくる」と答えたという。

 勝又さんの手記によると軍曹の月給が25円だった当時、朝鮮半島出身の女性は土・日の2日間で25円から30円の収入を得ていた。

 7年間にわたり中国北部を転々とした北海道旭川市の外川さんは次のように証言している。

 「戦地では慰安婦を何人か(6~7人が多い)連れて、それを商売にしている朝鮮人や中国人が必ずいたのである。(彼女たちに)『なぜこの道に入ったのか』と聞くと、『家が貧しいのでよい金になるからといわれ、働いて親元にお金を送るため』と答えた」

 小冊子にはこのほかさまざまなエピソードが掲載されているが、共通するのは実体験に基づく「日本軍による強制連行などない」という確信だ。元慰安婦の証言なら無条件に信用する一方で、軍関係者のそれは無視・軽視するというこの問題への向き合い方には、合理性も誠実さも感じられない。(政治部編集委員)


ナイジェリア女子生徒連れ去り、フェミニズム教育を改めるきっかけにせよ

2014-05-08 18:03:08 | 事件、事故

 ナイジェリアでの女子生徒連れ去り事件、武装集団は欧米流の教育をやめさせるためにやったと犯行声明を出している。連れ去られた女子生徒達は中高一貫教育を行っている学校の生徒達、欧米流の教育をやめよと武装集団が要求していることから考えても、恐らくフェミニズム教育を受けていると考えて差し支えないだろう。各国の対応は単なるテロとの戦いとして武装集団の鎮圧を図ると思われるが、問題の本質がフェミニズムにある以上、このフェミニズムの世界的な蔓延を今一度問い直す必要があるのではないだろうか。


・ナイジェリア女子生徒連れ去り、武装集団「欧米式教育の撤廃を」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140506/k10014237721000.html
<ナイジェリア 女子生徒連れ去りで犯行声明 5月6日 6時57分>

 西アフリカのナイジェリアで先月、200人以上の女子生徒が武装集団に連れ去られた事件で、イスラム過激派が「生徒たちを売り飛ばす」と脅迫する犯行声明を出し、国内外から事件の早期解決を求める声が高まっています。

 この事件は、ナイジェリア北東部のボルノ州で先月、銃で武装した集団が中高一貫教育を行っている女子校の学生寮に押し入り、200人以上の女子生徒を連れ去ったもので、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が5日、外国のメディアを通じて犯行を認めるビデオ映像を出しました。

 この中で、組織の指導者を名乗る男が「欧米流の教育をやめさせるために連れ去った。生徒たちを売り飛ばす」と脅迫し、欧米流の教育を廃止するようナイジェリア政府に要求しています。

 事件の発生から3週間となりますが、ナイジェリア政府は、大量の治安部隊を投入して捜索を行っているものの、生徒たちの救出には至っていません。

 このため、最大の都市ラゴスでは5日、生徒たちの救出を求める数百人のデモが行われ、政府の対応が不十分だと訴えるなど不満の声が上がっています。

 また、インターネット上には、生徒たちの無事を願う書き込みが世界中から寄せられ、イスラム過激派から銃撃を受けながらも女性や子どもの権利を訴えているパキスタン人のマララ・ユスフザイさんも、生徒たちの解放のために世界各国が行動を起こすよう呼びかけるなど、国内外から事件の早期解決を求める声が高まっています。

■米「生徒の多くが周辺国に」

 アメリカ国務省のハーフ副報道官は5日の記者会見で、「生徒の多くが周辺国に連れ去られたことを示す情報がある」と述べ、女子生徒の多くがナイジェリア国外に連れ去られたおそれがあることを明らかにしました。

 そのうえで、ハーフ副報道官は、事件の解決に向け、アメリカ政府が持つ情報の提供などを通じて、ナイジェリア政府を支援していく考えを示しました。


・小保方氏の異議退ける…理研調査委、再調査せず 2014年05月07日 14時30分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140507-OYT1T50074.html

 STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所の調査委員会は6日の会合で、研究不正があったとの認定は不当とする小保方晴子ユニットリーダーの不服申し立てを退け、再調査しないとの結論をまとめた。

 調査委は7日にも、この審査結果を理研理事会に報告する。

 制度上、小保方氏が審査結果に対して、改めて不服申し立てを行うことはできない。理研幹部はこれまで「調査委は独立しており、理研はその結論を受け入れる」と説明している。理研が審査結果を受けて、今後、小保方氏らの処分の検討と論文撤回の勧告を行う見通しが強くなった。

 調査委は4月1日、英科学誌ネイチャーに掲載された論文に関する最終調査報告を公表し、STAP細胞の様々な細胞に変化する能力や遺伝的な特徴を示す画像に、捏造(ねつぞう)と改ざんがあったと認定した。


・慰安婦火付け役の朝日新聞に質問 歴史的大誤報どう答えたか 2014.04.12 11:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140412_250924.html

〈朴大統領、日本を再批判 「誠意ある措置」要求 慰安婦問題〉

 朝日新聞3月26日付記事ではそんな見出しで日米韓首脳会談に臨む朴槿恵大統領の姿勢を報じた。この問題の火を付けたのは自身だということを忘れたかのようだ。

 慰安婦問題は、朝日新聞が1991年8月11日付記事で〈元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口開く〉と大見出しをつけた一報で一気に火を噴いた。「韓国挺身隊問題対策協議会」が元「朝鮮人従軍慰安婦」から聞き取り作業をし、その時の録音テープが朝日新聞記者に公開されたことが記されている。

 後述するように〈「女子挺身隊」の名で戦場に連行され〉などと事実と異なる内容を報じ、それが今に至るまで国際関係に禍根を残している。朝日新聞は過去の誤った報道について、どう考え、どう説明するのか。今回本誌は11項目の質問を作成、同社に質した。

 質問は3月11日に朝日新聞広報部にファクスし、担当者との対面による取材を求めた。やや長いが、重要なので冒頭の2問を掲載する(*注)。

【問】1991年8月11日付記事では〈日中戦争や第二次大戦の際、「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」のうち、一人がソウル市内に生存している〉として生存していた〈女性の話〉が掲載されている。掲載にあたって、〈女性の話〉が事実であるか、朝日新聞として検証したか。

【問】(前項の記事で)証言をした元慰安婦の金学順さんが同年8月14日に会見で公表した内容には、「母によって14歳のときに平壌にあるキーセンの検番に売られ~」というくだりがある。彼女は人身売買の被害者であり、強制連行ではない。「戦場に連行され」という記述は事実に反している。この部分について、誤報だったと認めるか。

 一つ目の問は、「証言」を鵜呑みにせず独自に検証取材したかという質問である。政治家の汚職にせよ有名人のスキャンダルにせよ、「人物Aがこう証言したからそれを真実として報じる」ことはありえない。Aの証言が事実かどうか、調べてから報じるのがメディアの常識だ。

 分量の問題もあるためすべての質問を掲載できないが、他には、「同記事を執筆した植村隆記者の夫人の母が、日本に対して賠償訴訟を起こした『太平洋戦争犠牲者遺族会』(金学順さんもメンバーの1人)の幹部だったことを把握していたか」、「朝日の記事は、遺族会の訴訟に有利に働く報道になったことについて、問題と考えないか」などを問うた。

 さらには、「強制連行」や「レイプ」などを著書で主張し証言していた吉田清治氏の発言を繰り返し掲載していたことについて聞いた。吉田氏は1996年以降、自身の回想が創作を交えたものだったことを認め、研究者による検証でも「強制連行」が事実に反することがわかっている。それが判明したのだから、吉田証言を掲載した記事は誤報と認めるか、事実確認のための検証チームなどを作ったか、という質問だ。

 質問を送って2日後の3月13日、朝日新聞広報部は面談による取材ではなく、文書で回答を寄せた。全文を掲載する。

〈お尋ねの件に限らず、個々の記事の取材や掲載の経緯についてはお答えしていません。読者にお伝えしなければならないと判断した事柄は当社の紙面や電子版などを通じて報道することが当社の基本姿勢です。貴誌の様々な主張について、当社の考えを逐一お示しすることはいたしかねます〉

 個別の質問には答えず、役所のような文言のファクス1枚の回答だった。各質問は本誌の主張ではなく、歴史的事実と異なる報道そのものを問うているのに、なぜこんな回答なのか。

 広報部担当者に電話の上、各質問について問うと、「お送りした回答がすべてです」と数十回にわたって繰り返した。電話の中で、当方の質問に約18分にわたって沈黙して考え込むこともあり、やりとりは1時間以上に及んだが、結局「取材や掲載の経緯については答えない」の一点張りだった。

 現在の広報担当者は当時の記事に携わったわけではないから、上層部の指示に従って役人的に回答するしかないのかもしれないが、少なくとも報道機関としての責任を果たそうとする態度ではない。

【*注】質問状では敬語を使い、また記事内容などを詳しく記したが、ここでは主旨を変えない範囲でわかりやすく改めた。

※SAPIO2014年5月号


ストーカーを罪とするのではなく、逃げる側に罪を課す発想も大切では

2014-05-01 16:49:24 | 結婚、恋愛

 今回はストーカー関連の記事に関して、この手の記事を読む時のポイントを幾つか考えてみたい。書式も箇条書きにしてみた。

・過去100人、再犯なし「ストーカー病治療」は切り札か人権侵害か 2014.4.28 12:00
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140428/evt14042812000001-n1.html
(記事全文は後方)

1.NPO法人「性障害専門医療センター」とはどんな組織か。幹部や末端の職員にはどんな人が名を連ねているのか。
 (恐らくフェミ系ばかりで固めているだろうと容易に予測出来る。)

2.治療をしたとされる事例で妻子持ちの男性が不倫相手と思われる女性との間で起きたトラブルを上げている点。
 (不倫自体がそもそも悪いとされているわけで、そこで既に男性に対する不信感を読者に抱かせようという印象操作をしている。これが例えば逗子事件のように一途に女性を愛し続けた男性のような場合だったら印象も変ってくるのではないか。逗子事件で殺害された女性は二股をかけていた疑いもある。)

3.「相手から交際や面会を拒絶され、繰り返し復縁を求める行為は誰にでも起こりうる。大半の人は時間の経過とともに心を整理し、行動も収まっていく。」と簡単に言い切っている点。
 (これはそもそも泣き寝入りではないか。女が一方的に振るのは自由なのか。また男女逆のケースは想定しないのか。例えば交際後に初めて肉体関係を結んだ後すぐに男性側が別の女性と交際し、元の女性との接触を拒否した場合など。)

4.「ストーカー病になると、相手が苦しむ姿を見て自らの心の痛みを和らげる心理状態に陥る。福井氏はこれを「自己愛性パーソナリティー障害に起因する恨みの中毒症状」ととらえ、治療に取り組むのだ。」と定義付けている点。
 (相手が苦しむ姿を見て自らの心の痛みを和らげたところで何も良い進展はない。しかし恨みを晴らすならそれ以外方法がないのではないか。そもそも恨みを買われる行為をした相手は批判されないのか。)

5.「NPO法人「ヒューマニティ」理事長の小早川明子さん(54)は自らの経験を踏まえ、「本当に治療が必要な加害者の多くが野に放たれている」と指摘し、強制治療が必要だと主張する。」
 (そもそもこのNPO法人が信頼出来る団体なのか。強制治療というのは女の都合のいいように男性に反発させないように抑圧するに等しいのではないか。女性は抑圧されてきた、支配されてきたと口癖のように言うフェミニストが結局は女性が男性を支配、抑圧したいだけではないのか。)

6.一方、杏林大の長谷川利夫教授(精神医療)は強制治療を「人権侵害だ」と批判し、警鐘を鳴らすのだ。「犯罪者予備軍という理由だけで拘束する『保安処分』につながる危険な考えだ。『ストーカー=病気』の図式にも疑問がある」
 (フェミニズムの強権力に対する危惧と捉えることも出来るが、人権侵害を全面に出すことにより、加害者より被害者の人権が優先などの一般論に潰されてしまいやすい。もっと根本的な人間愛に踏み込んだ言及が欲しい。賛否両論掲載しているとはいえ、反対意見は敢えて説得力が弱いと思えるものを掲載している。)

7.福井氏は言う。「治療が再犯防止に有効となれば、世の中の認識は変わる。風穴を開け、仕組みを全国に広げたい」と、最後にストーカー治療支持派のコメントを掲載し結んでいる点。
 (元々この記事はストーカー治療が有効であるという結論で書かれていることがわかる。)

 そして、ニュース記事では触れられていない点も独自で想像する必要がある。例えば、双方の合意が社会の原則である以上、交際を始めるのも終わるのも双方の合意でなければならないはず。それが何故か男女仲の場合には片方の意思だけで終わらせることが出来てしまう。しかも終わらせようとするのはほとんどが女性側だ。それがそもそも矛盾ではないのか。男性に対する心遣いは女性には無いのか。女性の意思だけで一方的に別れたように決め付けて、相手を犯罪者扱いする、そうした法権力を盾に取り身勝手を働く者(多くは女性)こそ罪に問われるべきではないのか。つまり、ストーカーとは全く逆に、勝手に逃げていく相手を罰する「絶縁強要罪」という罪を創設すべきではないのか。人が結婚し家庭を築き子孫を残していくという生命体の自然に照らし合わせれば、ストーカー法のような別れることを基盤とした法制度はそもそもあるべき姿ではなく、まさに家庭破壊、男女分離のフェミニズムを蔓延させる狂気法律としか言いようがない。こうした視点を世に広げていくことが必要ではないだろうか。

 更に、警察もマスコミもフェミ支持の立場にしか立っていないということも考慮しなければならない。警察は法律に基づいて動くしかないので、ストーカーされる側にも問題があると言って、捜査しないなどということは出来ない。しかし現場の警官自身はどう考えているのか、何か矛盾を感じながら任務についている警官も決して少なくないのではないか、様々な想像が出来る。それはマスコミについても同じ。記事を担当した記者達は本当に何の疑問を感じることもなく記事を書いているのか。この手の記事を支持する女性記者を見て男性記者はその女性に好感を持てるのか、など様々な想像が出来るのだ。


・過去100人、再犯なし「ストーカー病治療」は切り札か人権侵害か 2014.4.28 12:00
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140428/evt14042812000001-n1.html

 ストーカー行為を「病」とし再犯防止の「治療」に賛否両論の声があがっている。強制は「人権侵害」か、被害者を守る「切り札」になるのか。

 NPO法人「性障害専門医療センター」(SOMEC、東京)代表理事を務める精神科医の福井裕輝氏(44)と向かい合った60代の男性評論家が突然、声を張り上げた。

 「治療なんかで何ができる。俺はまともだ」

 5年ほど前のこと。評論家は30代女性へのストーカー行為で執行猶予付き有罪判決を受け、弁護人によって半ば強引に治療に連れてこられていた。

 治療は週1回、90分。福井氏が評論家の言い分を聞きながら「今後どうやって生活するのか」「奥さんとの関係をどう立て直すのか」と次々と質問を投げかけ、自身の立場や将来設計を考えるよう導いていく。当初、女性への恨みや苦しみを吐露していた評論家は、2カ月もすると「生活をやり直さないと…」と現実的な話題を口にした。4カ月後、生き生きとした表情が蘇り、声にも力が戻った。

 「気持ちを話すことが安心感につながった。過去の自分の状態を距離を置いて眺められるようになった」

 評論家はそう言い残し、姿を見せなくなった。

■過去100人、再犯なし

 福井氏はこうした加害者の症状を「ストーカー病」と名付ける。適切に治療すれば大半は治るという。

 相手から交際や面会を拒絶され、繰り返し復縁を求める行為は誰にでも起こりうる。大半の人は時間の経過とともに心を整理し、行動も収まっていく。一方、ストーカー病になると、相手が苦しむ姿を見て自らの心の痛みを和らげる心理状態に陥る。福井氏はこれを「自己愛性パーソナリティー障害に起因する恨みの中毒症状」ととらえ、治療に取り組むのだ。

 薬物は使わない。おおむね数カ月間の診察で現実を見つめるよう促し、ゆがんだ考え方や行動を変えさせる「認知行動療法」でアプローチする。これまで約100人を治療し、再犯はみられないという。

 福井氏は「警察の警告や逮捕だけでは被害は防げない。根本的に解決するには治療が必要だ」と話す。

 警察庁はこうした意見を取り入れ、ストーカー規制法に基づき警告するなどした加害者に精神科医の診察を受けるよう促す試みを今年度から始めた。福井氏も担当し、警視庁管内で効果を検証する。数十人分の治療・研究費約1140万円を予算計上している。

 ただ、治療は強制でなく、あくまでも任意。欧米で行われているような強制治療の導入には、「人権」の壁が立ちはだかる。

■「強制」の是非は

 そもそも警察に促されて診察を承諾する加害者には更生の兆候があり、改善がみられても自然だ。病理の深い人ほど治療への拒否反応は強く、強制的に入院させるしか治療の道はない。

 ストーカー加害者のカウンセリングに取り組むNPO法人「ヒューマニティ」理事長の小早川明子さん(54)は自らの経験を踏まえ、「本当に治療が必要な加害者の多くが野に放たれている」と指摘し、強制治療が必要だと主張する。

 一方、杏林大の長谷川利夫教授(精神医療)は強制治療を「人権侵害だ」と批判し、警鐘を鳴らすのだ。「犯罪者予備軍という理由だけで拘束する『保安処分』につながる危険な考えだ。『ストーカー=病気』の図式にも疑問がある」

 ストーカー規制法を軸とした処罰で対処してきた従来の方針からの転換といえる加害者治療。被害者を守る「切り札」になるか否かは、どこまで実効性を高められるかにかかっている。

 福井氏は言う。

 「治療が再犯防止に有効となれば、世の中の認識は変わる。風穴を開け、仕組みを全国に広げたい」

 × × ×

 連載は宮本尚明、清宮真一、有川真理が担当しました。


・委員長辞任「非常にショック」 理研「小保方方式」断罪のはずが… 2014.4.26 10:09
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140426/scn14042610090001-n1.htm

 新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文不正問題で25日、理化学研究所の調査委員長を辞任した石井俊輔上席研究員(62)。トップクラスの研究者が疑義で身を引く前代未聞の事態に衝撃が広がった。理研の信用はどこまで失墜するのか。日本を代表する研究機関は苦境に追い込まれた。

■「学術誌も不正ではないと認めた」と説明

 石井氏が責任著者となった平成20年の論文に指摘された疑義は、乳がん抑制に関わるタンパク質の機能を示すデータの中で、遺伝子解析の結果を示す電気泳動の画像が不適切に加工されているというものだ。

 石井氏が24日に公表した文書によると、1枚の画像の中でデータの並び順を入れ替えていたとみられる。

 この画像は、不正と認定された小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)らのSTAP論文の画像と同じ種類。石井氏は取材に「(小保方氏のように)部分的に伸ばすなどの加工もしておらず、学術誌も不正ではないことを認めている」と説明した。

 石井氏は学術誌側に提出したとする訂正画像や実験ノート、生データの画像などを公表。疑義が浮上してから長期間、著者による説明がなかったSTAP論文の状況とは対照的で、科学者として誠実な対応と評価する声もある。

 ネット上では16年に米学術誌に掲載された論文にも、データ切り張りなどの疑義が指摘されている。これに対し、石井氏は「10年前のルールでは(切り張りは)問題ないと判断していた」とコメントした。

■「脇が甘いと取られても仕方がない」

 「切り張りは研究者を錯覚させる危険性がある」

 今月1日の記者会見で、小保方氏による画像の切り張りを厳しく指弾した石井氏。しかし、その疑惑の目は、今度は自身にも向けられることになった。

 「脇が甘いと取られても仕方がない。不正または問題ありと認定されれば、調査委の権威にかかわる大問題だ」。不正の再発防止策を検討している理研改革委員会の岸輝雄委員長(74)は、こう苦言を呈す。

 調査委は小保方氏が求める再調査の可否を近く決める予定だったが、トップの辞任で当面は困難になり、態勢の立て直しを迫られることになった。

 石井氏の後任は弁護士の渡部惇氏(66)。委員長は理研関係者から選ぶ慣例を破る人事だ。理研の信用が大きく失われた中で、中立的な人選で難局を切り抜けたい思惑もにじむ。

■2800人中3人の上席研究員が…

 石井氏は分子遺伝学が専門で、権威ある科学誌に多くの論文が掲載された実績を持つ。上席研究員の肩書を持つ人は約2800人の理研の研究者のうち、わずか3人だけ。顕著な業績を挙げた人に限られるトップクラスの称号だ。

 また、石井氏は16年に理研で論文不正が発覚した際も、調査委員を務めた不正問題の第一人者。それだけに衝撃は大きい。関係者は「非常に驚き、ショックを受けた」と話す。

 理研の改革委員会は連休明けにも、再発防止策などの提言をまとめる予定だったが、石井氏の辞任でずれ込みは避けられない。小保方氏の問題だけでなく、理研全体の研究倫理や組織のガバナンス(統治)が問われるのは必至で、信用回復は容易ではなさそうだ。

「不正が最も多い種類の画像」

 岡田清孝・自然科学研究機構理事(植物分子遺伝学)の話「疑義が指摘された遺伝子解析の電気泳動写真は、論文不正問題が最も多い種類の画像だ。白黒写真で表示するため、加工の痕跡が分かりにくいことも背景にあるだろう。科学的にもデータとしての質が不十分な場合がある。今後の科学論文では、別の手法も使って深く解析するようになるのではないか」

「研究倫理の水準、現在と違う」

 市川家国・信州大特任教授(倫理学)の話「石井俊輔氏らの論文が発表された平成20年の研究倫理の水準は現在とは違い、過去にさかのぼり批判を強めるべきではない。石井氏は今回のような事態も覚悟した上で委員長を引き受けたのかもしれない。研究者不信がこれ以上強まらないよう、研究者は実験などの技術面のルールを学ぶべきだ。新委員長は弁護士だが研究現場への理解を望みたい」

 
・オバマ大統領、あきれた慰安婦発言 テキサス親父「勉強不足だ」 2014年04月28日17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
http://news.livedoor.com/article/detail/8783204/

 オバマ米大統領があきれた妄言を炸裂させた。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との共同記者会見で、慰安婦問題について「甚だしい人権侵害だ。衝撃を受けた」と語ったのだ。韓国・珍島(チンド)沖の旅客船「セウォル号」沈没事故を受け、支持率が急落している朴氏が起死回生を狙って訴えた「慰安婦=性奴隷」「強制連行」というウソにだまされたのか。

 「北朝鮮が核実験で挑発し、中国が軍備増強を進めているときに、米韓の大統領が語る話題とは思えない。オバマ氏は勉強不足。自国の公文書に『慰安婦は強制されていない』『戦時高級売春婦だった』とあるのを知らないのか」

 こう語るのは、夕刊フジ主催の講演会などのために緊急来日している「テキサス親父」こと、米評論家のトニー・マラーノ氏だ。

 確かに、オバマ氏の発言は突出していた。

 25日の米韓首脳会談後、オバマ氏は朴氏と臨んだ共同記者会見で、元慰安婦らが日本政府による法的責任の認定や賠償を求めていることについて「(女性らの)主張は聞くに値し、尊重されるべきだ」と発言。さらに、日本に対して「過去を正直かつ公正に認識しなければならない」と強調し、日韓双方に「未来を見ることが日本と韓国の人々の利益だ」と前向きな対応を促した。

 米大統領が公式の場で慰安婦問題に触れ、人権問題だと非難したのは初めてとみられる。

 同席した朴氏は、元慰安婦らが高齢となっていることなどを指摘。日本に対して「誠意のある実践が必要だ」と述べ、早急な対応を促した。

 セウォル号沈没事故で、救助や捜索活動のもたつきや、政府高官の不祥事が続出して朴政権への失望が拡大するなか、朴氏にとっては想定外の「成果」となった。

 これに対し、日本政府高官は25日夜、オバマ氏の発言について「韓国側に言わされているのではないか」と述べた。

 加藤勝信官房副長官も同日夜、BSフジの番組で、政治問題化を避けるべきだとする認識を示した。

 訪日時、米大統領として「沖縄県・尖閣諸島は日米安全保障条約が適用される」と初めて公言し、安倍晋三首相ら日本側を喜ばせたオバマ氏だが、慰安婦問題では日本の“譲歩”を求めた形となった。

 だが、これはおかしい。

 マラーノ氏が指摘した米公文書とは、太平洋戦争中の1944年、米軍が慰安婦から聞き取り調査した報告書で、ワシントンの国立公文書館にきちんと保管されている。

 ここには、《慰安婦は強制されたものではなく雇用されていた》《接客を断る権利を認められていた》《女性たちは大金を持って楽しんでいた》《洋服や化粧品など好きな物を買うことができた》《日本兵とスポーツやピクニック、宴会などをしていた》などと記されており、韓国が世界中で吹聴している「慰安婦=性奴隷」「強制連行された」といった主張がウソだと分かるのだ。

 そもそも、日本と日本人を貶めている慰安婦問題は、元軍人の吉田清治氏が1983年に出版したフィクション本「私の戦争犯罪」と、朝日新聞が91年8月に掲載した「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」という事実誤認の記事で広まり、調査のずさんさが指摘されている93年の「河野洋平官房長官談話」で定着した。

 拓殖大学の藤岡信勝客員教授は「オバマ氏は無知だ。きっと、慰安婦についてまともに調べたことがないのだろう」といい、こう続けた。

 「この背景には、米国が第二次世界大戦を『ファシズムvs反ファシズムの戦い』と位置付け、当時の日本をファシズム国家として、自国を正当化させていることがある。日本国内にも『慰安婦問題はおかしい』『河野談話はおかしい』という意識が浸透してきたが、米国は東京裁判史観=日本悪玉論の変更を許さないという意識があるのではないか。日本としては米公文書などを示して、歴史的事実を証明していくしかない」

 前出のマラーノ氏は「目の前に危機が迫っているのに、70年も前のことに執着するのは異常だ。ただ、2国の良識的リーダー(オバマ氏と安倍首相)が、1国の非常識なリーダー(朴氏)と対峙しなければならない構図も考えるべき。オバマ氏は、朴氏が言ってほしいことを言ったが、『過去は過去にしまって、前に進め』と、日米韓の関係を壊さないように促している。実は、考え抜いた外交なのかもしれない」と語っている。


・「前から誰かを殺そうと思った」 書店客刺傷容疑で31歳女を逮捕 2014.4.25 10:15
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140425/crm14042510150002-n1.htm

 警視庁三田署は25日、東京都港区の書店で男性客を果物ナイフで刺したとして殺人未遂の疑いで、自称横浜市の無職の女(31)を逮捕した。

 同署によると「1カ月前から誰かを殺そうと思った」と供述。言動に不自然な点があり刑事責任能力の有無を調べる。

 逮捕容疑は24日午後9時ごろ、港区芝5丁目の書店で、男性会社員(39)の脇腹を刺して殺そうとした疑い。男性は軽傷で「知らない女に刺された」と話している。

 女は約2時間半後、東京都渋谷区の路上で警察官の職務質問を受け、事件への関与を認めた。


・51歳無職女を逮捕 激発物破裂容疑で道警 2014.4.30 19:54
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140430/crm14043019540010-n1.htm

 札幌市北区の警察施設や大型店でカセットこんろ用ガスボンベの爆発が相次いだ事件で、北海道警は30日、激発物破裂容疑で、札幌市北区の無職名須川早苗容疑者(51)を逮捕した。容疑を否認しているという。

 道警によると、逮捕容疑は5件目の道警官舎での爆発事件。事件現場周辺の防犯カメラの映像や声明文を分析し、名須川容疑者を特定した。道警はほかの事件との関連も慎重に調べている。道警は26日に名須川容疑者の自宅を家宅捜索するとともに、同日から5日連続で任意の事情聴取を続けていた。

 最初の事件は1月27日に発生。北署駐車場でガスボンベが爆発し、ワゴン車の一部が焼けた。その後、半径約3キロの範囲にある量販店、商業施設、ホームセンターで事件が相次いだ。道警官舎でガスボンベが爆発したのは4月3日だった。