学校での虐めによる自殺が相次いでいる。北海道の小6女子、福岡の中2男子に続き、今度は岐阜県瑞浪市の中2女子が自殺し、今朝のフジ系の朝のワイドショーでもこの問題を取り上げていた。
番組では、女子生徒の遺書に4人の実名が書かれていたことや自殺する数日前に母親が学校に相談していたことなどを紹介、学校側の対応の遅れを指摘していた。
しかし、ゲストのコメントには異論もあった。事前に学校が虐めを察知することは不可能だったのではないかという意見や、或いは世の中には勝ち組と負け組が必ず発生し、負け組になった時に自分がそれをどう受け入れていくか訓練することも大切といった意見など、むしろ自殺した女子生徒の精神的な軟弱さを指摘するものもあった。
今回の件で問題としたいのは、ゲストのコメントの中で負け組の弱さを更に批判するような意見があったということだ。もしそれを主張するなら、学校はじめ職場など様々な集団での虐めなども全て肯定するのかという疑問が生じる。それに勝ち組負け組といった格差社会もそのまま野放しにすればいいのかということになる。これは全くの強者の論理であり、絶対に容認することは出来ない。
高校の必修科目未履修問題は今週中に文科省が対応策を出すとのことで収束に向かい始めたようだが、これに関して伊吹文科相は虐め問題との関連性も指摘し、全てが学校任せということも問題で、共働き家庭が増えたことによる家庭での触れ合いも大切だという発言を昨日のNHKの討論番組で行っている。
特に虐め問題に関しては、虐めた側の生徒の家庭環境にも注目すべきではないだろうか。しかしマスコミの報道姿勢は、虐められた側の報道には積極的だが、虐めた側の報道には消極的なのが現状だ。これでは真相究明や再発防止は難しい。少なくとも学校側が虐めた側に対して何をしたかぐらいは報道すべきではないか。
世の中には、様々な虐めが存在する。特に大人になってからの虐めというのは卑劣でしかも加害者が何の処罰もされないケースが多い。セクハラや痴漢で男性が処罰されるのはごく単純な例であり、それよりもこうした女性保護制度を女性が逆手に取って男性を弾圧したり、恋愛や結婚における女性の売手市場を盾に、交際したければ私の言うことを全部聞けとばかりに女性が男性に対し支配的立場を取るといった現状にも目を向けるべきではないだろうか。
更に、そうした権力乱用を平然と行う女性というのは、今回の虐めの件に照らせば、虐めた側の女子生徒に極めて近いということだ。男女共同参画を進めるフェミニストも、かつては虐めっ子だったのかも知れない。虐める側に支配された社会であれば、虐める側を批判することも出来なくなる。ゲストのコメントもそれに影響されたということなのだろうか。
虐められ追い詰められるような子は絶対に汚い真似はしない。遺書に書かれた「これでお荷物が減るから」という自虐的な行は最後の抵抗だったのだろう。しかし本当のお荷物とは一体誰だろうか。
【主な出来事、話題】
・女性専用車両の拡大更に、JR総武線各駅、東京メトロ東西線。(27日)
・携帯電話の番号継続制度導入開始、ソフトバンクなどトラブル相次ぐ。(28日)
番組では、女子生徒の遺書に4人の実名が書かれていたことや自殺する数日前に母親が学校に相談していたことなどを紹介、学校側の対応の遅れを指摘していた。
しかし、ゲストのコメントには異論もあった。事前に学校が虐めを察知することは不可能だったのではないかという意見や、或いは世の中には勝ち組と負け組が必ず発生し、負け組になった時に自分がそれをどう受け入れていくか訓練することも大切といった意見など、むしろ自殺した女子生徒の精神的な軟弱さを指摘するものもあった。
今回の件で問題としたいのは、ゲストのコメントの中で負け組の弱さを更に批判するような意見があったということだ。もしそれを主張するなら、学校はじめ職場など様々な集団での虐めなども全て肯定するのかという疑問が生じる。それに勝ち組負け組といった格差社会もそのまま野放しにすればいいのかということになる。これは全くの強者の論理であり、絶対に容認することは出来ない。
高校の必修科目未履修問題は今週中に文科省が対応策を出すとのことで収束に向かい始めたようだが、これに関して伊吹文科相は虐め問題との関連性も指摘し、全てが学校任せということも問題で、共働き家庭が増えたことによる家庭での触れ合いも大切だという発言を昨日のNHKの討論番組で行っている。
特に虐め問題に関しては、虐めた側の生徒の家庭環境にも注目すべきではないだろうか。しかしマスコミの報道姿勢は、虐められた側の報道には積極的だが、虐めた側の報道には消極的なのが現状だ。これでは真相究明や再発防止は難しい。少なくとも学校側が虐めた側に対して何をしたかぐらいは報道すべきではないか。
世の中には、様々な虐めが存在する。特に大人になってからの虐めというのは卑劣でしかも加害者が何の処罰もされないケースが多い。セクハラや痴漢で男性が処罰されるのはごく単純な例であり、それよりもこうした女性保護制度を女性が逆手に取って男性を弾圧したり、恋愛や結婚における女性の売手市場を盾に、交際したければ私の言うことを全部聞けとばかりに女性が男性に対し支配的立場を取るといった現状にも目を向けるべきではないだろうか。
更に、そうした権力乱用を平然と行う女性というのは、今回の虐めの件に照らせば、虐めた側の女子生徒に極めて近いということだ。男女共同参画を進めるフェミニストも、かつては虐めっ子だったのかも知れない。虐める側に支配された社会であれば、虐める側を批判することも出来なくなる。ゲストのコメントもそれに影響されたということなのだろうか。
虐められ追い詰められるような子は絶対に汚い真似はしない。遺書に書かれた「これでお荷物が減るから」という自虐的な行は最後の抵抗だったのだろう。しかし本当のお荷物とは一体誰だろうか。
【主な出来事、話題】
・女性専用車両の拡大更に、JR総武線各駅、東京メトロ東西線。(27日)
・携帯電話の番号継続制度導入開始、ソフトバンクなどトラブル相次ぐ。(28日)