社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

娘2人殺害の母親不起訴、近隣男性の境遇とフェミニズムの弊害

2013-01-30 18:01:18 | 事件、事故

 愛娘2人を殺害した母親が不起訴に、殺人でも我が子なら無罪放免になってしまうのか。警察も司法も全てフェミニズムに支配された結果がこれなのか。何れ女は誰を殺害しても理由をつけて無罪という時代がやってくるのか。だが問題の本質は実に奥深い。

 神奈川県葉山町で昨年10月、当時9歳の長女と9か月の次女を刺殺したとして、43歳の母親が殺人容疑で逮捕、送検された。だがこの事件について横浜地検横須賀支部は25日、精神鑑定の結果から母親に刑事責任は問えないと判断し、不起訴としたという。

・娘2人殺害の母親、不起訴に 2013年1月25日19時53分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130125-OYT1T01111.htm

 これを受けて2chのニュース速報+板などでは、裁判にもならず不起訴はおかしい、男なら無期懲役になるなど、異論が噴出した。女なら何でも甘くしてしまうフェミニズムの権力を見せ付けるかのような今回の処分に怒りを覚える人は多いことだろう。

 男に厳しく、女に甘くといった、フェミニズムが際限なく追い求める我侭三昧の社会を改めるべきなのは当然のことではあるが、それと同時に、フェミニズムがもたらす弊害についても強く訴えていかなければならない。

 例えばフェミの代表格である男女共同参画が本格的に行われるようになった平成10年代(2000年代)以降から幼児虐待事件が増えてきたと言えるのではないだろうか。一昔前の時代であれば、母親が我が子を殺すなど信じられなかった。それが今となっては、またか、といった感覚でこれらの事件報道を捉えてしまう。我々の感覚も麻痺させられてしまっている現状がある。

 しかしこうした事件を決して起きて当然と考えてはいけない。犯人処罰の是非はともかく、こうした事件を防止するためには何が必要か、そして何を排除すべきなのかを考えなければいけない。

 この事件の発生時の報道によれば、この母親の子供達が道路で遊んでいて危ないなどとして近隣住民から警察に通報され、この母親が注意されたことがあったという。また1、2年程前にはうつ症状で通院歴もあったとのことだ。子供の道路遊びでの件とうつ症状との因果関係は不明だが、この母親が何がしかの精神不安を抱えていたことは容易に想像がつく。

 だが問題はその後の母親の行動である。精神不安だから子供を殺害してしまうという短絡的な発想が何故出てきてしまうのか。よく育児ストレスで幼児虐待という事件が後を絶たないが、この母親もその風潮に無意識のうちに流されてしまったのか。だとしたら極めて単純すぎるし、また報道のあり方にも問題がある。痴漢が沢山発生するから自分も痴漢をやろうと男性陣が考えたらどうなるか、それと比較すれば判り易い。

 母親の名前でネット検索すると、他にも様々な情報が出てくる。例えばこの母親には殺害された2人の他に、6歳の長男と3歳の次男がいる。また夫は36歳の自衛官らしい。

 更に近隣トラブルに関しては、子供達が道路で遊んでいて危ないという苦情の他に、遊び声がうるさいという苦情も学校や警察に寄せられていたという。また苦情を寄せていた近隣住民が39歳無職男性だったという情報もある。この男性は子供や母親に対して直接うるさいなどと苦情を言ったこともあるらしい。苦情を言っていたのがこの男性1人だったのかどうかは不明である。

 以上の情報から、様々な視点から問題点が浮かび上がってくる。まずは母親の問題。そもそも育児は母親が中心になるもの。しかも子供の祖母も事件当日に家に来ていたのだから、育児に孤立してしまうというわけでもなかったはずだ。にもかかわらず何故こうした事件を招いてしまったのか。子供がうるさいと近所に言われるから子供がいなくなれば文句も言われなくなるとでも考えてしまったのだろうか。或いは祖母との会話の中で更に心理的に追い詰められるものを感じてしまったのか。何れにしても子供を殺害する結論を導いてしまってはいけない。

 もう一つは、近隣住民の問題である。雇用や労働環境においては女性ばかりが優先され、男性が弾き出されるような現状では、39歳の無職男性というのも決して珍しくなくなってしまった。この男性が独身1人暮らしなのかどうかは不明だが、少なくとも勤め人であれば子供が外で遊んでいるような時間帯には家にいないだろう。また別の近隣女性の話によると、事件の家庭は傍目には幸せそうに見えたというのだから、恐らく男性の目にも同じように映ったことだろう。だとすると事件の家庭に対する嫉妬的な心理が子供の声に嫌悪感を示すという心理を導き出したとも考えられる。

 どの住民も同じように夫婦家族で子供もいて、というのであれば、たとえ子供の声がうるさかったとしても、お互い様ということで我慢出来るだろう。また育児のストレスにしても、どの母親でも同じと考えれば自分だけが辛いのではないと思い直すことも出来る。また夫は仕事で辛いのだから自分も頑張らなければと思うようにもなる。しかし色々な状況の住民がいる現状では様々な利害がぶつかり合い、複雑になってくる。そして何故自分だけ苦しまなければならないのかという疑問が発生し、ストレスの原因にも繋がってくる。

 殺害に関する責任とは別に、母親がストレスを抱えていたのは間違いないだろう。その原因の一つとして近隣男性が関わっていた可能性はある。そしてその近隣男性も大きなストレスを抱えていたに違いない。この男性も結婚して家庭を持っていれば、学校や警察に連絡するほど子供の声に対して嫌悪感は持たなかっただろう。結局行き着くところはフェミニズムの存在である。これがいかに巨大な害毒であるか、そして単なる女贔屓の意識だけで女性を過保護にする。全く問題は解決していない。


・娘2人殺害の母親、不起訴に 2013年1月25日19時53分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130125-OYT1T01111.htm

 神奈川県葉山町で昨年10月、長女(当時9歳)と次女(同9か月)を刺殺したとして、殺人容疑で送検された母親(43)について、横浜地検横須賀支部は25日、精神鑑定の結果から刑事責任は問えないと判断し、不起訴とした。

 同支部は、心神喪失者医療観察法に基づく審判を横浜地裁横須賀支部に申し立て、同支部は鑑定入院を命じた。

 母親は昨年10月3日夜、長女と次女の胸をナイフで刺したとして殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。通院歴があり、地検横須賀支部が今月21日まで鑑定留置し、犯行時の精神状態を調べていた。


・母親、娘2人の左胸複数カ所刺す 近隣トラブルに悩み? 2012.10.4 11:37
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121004/crm12100411370006-n1.htm

 神奈川県葉山町長柄の民家で9歳と生後9カ月の女児2人が刺殺された事件で、2人は左胸の複数カ所を刃物で刺されていたことが4日、県警葉山署への取材で分かった。

 同署では、母親の長戸正子容疑者(42)=殺人未遂容疑で現行犯逮捕後、殺人容疑に切り替え=が強い殺意を持って2人を刺したとみて、犯行までの詳しい経緯を調べるとともに、同日中にも2人を司法解剖して死因の特定を進める。

 同署に対する長戸容疑者の母(74)の説明では、長戸容疑者は家族と夕食後、「お風呂に入ろう」と長女で小学3年の碧授(みう)さんを洗面所まで連れて行ったが、しばらくして「ギャー」という悲鳴が聞こえたという。碧授さんは発見時、裸だった。

 また、同署によると、近所の人から「子供たちが道路で遊んでいて危ない」などと同署に苦情が寄せられていた。7月に同署が長戸容疑者ら保護者に注意を促していたといい、長戸容疑者が子供をめぐる近隣トラブルに悩んでいた可能性もある。

 3日夜に接見した医師によると、長戸容疑者は「以前はうつ症状や睡眠障害があったが、ここ1年以上は通院しておらず、薬も飲んでいなかった」と話しているという。

 医師は「心神耗弱の可能性もある」と説明しており、同署では刑事責任能力の有無についても慎重に調べている。

 碧授さんが通っていた葉山町立長柄小学校では4日朝、全校集会を開いた。事件で児童がショックを受ける可能性があるため、南森生校長が「1人で悩みを抱え込まないように」などと児童に訴えた。

 その後、それぞれの学年に応じ、各教室で事実関係についても児童に伝えたという。


・左胸に刺し傷 子供をめぐる近隣トラブルも 神奈川 2012.10.4 21:45
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121004/kng12100421540015-n1.htm

 神奈川県葉山町長柄の民家で女児2人が刺殺された事件で、2人は左胸の複数カ所を刃物で刺されていたことが4日、葉山署への取材で分かった。同署は母親の長戸正子容疑者(42)=殺人未遂容疑で現行犯逮捕後、殺人容疑に切り替え=が強い殺意を持って2人を刺したとみて犯行までの詳しい経緯を調べている。一方、長戸容疑者が子供の遊ばせ方などをめぐり住民から繰り返し苦情を受け、近隣トラブルで悩んでいたことも明らかになった。

 同署に対する長戸容疑者の母親(74)の説明によると、長戸容疑者は家族と夕食後、「お風呂に入ろう」と長女で小学3年の碧授(みう)さん(9)を洗面所まで連れて行き、しばらくすると悲鳴が聞こえた。刺された碧授さんを見つけた母親は、長戸容疑者から果物ナイフを取り上げて台所に置いたが、母親が119番通報している間に、長戸容疑者が再び同じナイフを手にして生後9カ月の次女の彩風(はるか)ちゃんを刺したという。

 一方、長戸容疑者には近所の住人から「道路で遊んでいて危ない」「うるさい」などと子供をめぐって苦情が寄せられ、友人や近くの駐在所に相談するなど近隣トラブルで悩んでいたという。

 また、同署によると、長戸容疑者は過去に統合失調症と診断され、平成8年から入退院を繰り返していた。鬱症状や睡眠障害もあったが、ここ1年以上は通院しておらず、薬も飲んでいなかったという。心神耗弱の疑いもあり、同署は責任能力の有無についても慎重に調べている。

 碧授さんが通っていた葉山町立長柄小学校では4日朝、全校集会が開かれた。事件で児童がショックを受ける可能性があるため、南森生校長が「1人で悩みを抱え込まないように」などと訴えた。その後、それぞれの学年に応じて各教室で事実関係についても児童らに伝えたという。


・幼い姉妹を刺殺、母逮捕 殺人未遂容疑「子供を守るためにやった」 2012.10.3 22:48
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121003/kng12100322530018-n1.htm

 3日午後7時45分ごろ、神奈川県葉山町長柄の海上自衛隊横須賀地方総監部に勤務する海上自衛官、長戸逸人さん(36)方で、「母親が子供2人を刺した」と119番通報があった。県警葉山署員が駆け付けたところ、民家2階の洗面所で長戸さんの長女の碧授(みう)さん(9)と生後9カ月の次女の彩風(はるか)ちゃんが血を流して倒れていた。2人とも病院に搬送されたが、間もなく死亡した。

 同署は殺人未遂の現行犯で母親の無職、正子容疑者(42)を逮捕。「娘2人を刺した」と供述しており、同署は容疑を殺人に切り替えて捜査している。

 逮捕容疑は同日午後7時40分ごろ、碧授さんと彩風ちゃんの2人を刃物で刺したとしている。

 凶器とみられる血の付いた果物ナイフ(全長約15センチ)が2階居間で発見。当時、家には広島県から遊びに来ていて通報した正子容疑者の母(74)と長男(6)、次男(3)の計6人がいた。発見時、碧授さんは服を着ておらず、正子容疑者と風呂に入ろうとしていたという。

 正子容疑者は「子供を守るためにやった」と供述。精神疾患による心神耗弱の疑いがあり同署は責任能力についても慎重に調べる。


アルジェリア人質殺害事件、フェミニズムが世界戦争を誘発する

2013-01-24 13:42:42 | 事件、事故

 アルジェリアの人質殺害事件は大きな衝撃だったのは言うまでもない。亡くなった日揮の社員はじめその関係者の方々はさぞかし無念のことだろう。だが痛ましい思いが一過性のものに終ってしまっては意味がない。何故このような事件が起きるのか。その背景には何が存在するのか。今後このような事件を防ぐにはどうすれば良いのか。それらを考察しなければならない。

 世界情勢というのは非常に複雑で、特に中東やアフリカでは常に戦争状態といっても過言ではない。今回事件を起こした武装勢力はイスラム系の一派と思われるが、彼らも決して闇雲に攻撃しているわけではない。その背景には延々と続く紛争の歴史がある。

 この紛争の歴史については私も詳しくないのでここで解説することは出来ないが、これらはフェミニズムの歴史と何らかの関連があるのではないだろうか。

 イスラムとフェミニズムを複合検索すると、フェミニズムはイスラムの表面的な部分、例えば女性が外出の時は顔を隠さなければならないなど一部だけを見て批判しているというのが大体わかる。しかしイスラムには女性を守るという理念がちゃんと存在し、決して女性差別ではないのだ。

 しかしフェミニズムは全世界を女性権力で制覇しようという実に貪欲な野心がある。従って、イスラムだろうがキリストだろうが仏教だろうが、全ての宗教を男尊女卑の歴史と決め付け、伝統や慣習を次々と作り変えている。しかしそこには宗教のような確固たる信念など存在せず、その時々において権力を持つ女達が快適に過ごせればそれでいいということと、男性達に対する偏見と弾圧しか存在しない。つまり差別思想というなら、フェミニズムこそが世界最悪の差別思想なのだ。

 こうした差別思想が世界中に蔓延し、それが様々な軋轢を発生させている。パキスタンの15歳少女が昨年、イスラム武装勢力に銃撃されたのもフェミニズムに対する反発の一つだと考えられる。この事件は女子教育の権利を主張する内容をブログ記載した少女がイスラム武装勢力に銃撃されたというものだ。少女は一時重体となったが現在は快方に向かっている。

 この事件も、決して少女だけが邪魔だから狙い撃ちされたということではない。その背景に存在するフェミニズムの男性弾圧に対する抗議行動の一環と考えられる。女性の権利向上と常々主張するフェミニズムの裏側には、必ず男性の権利剥奪という不純な動機が隠されているからだ。それが証拠に、フェミニズムによって男性が幸福になったという話は聞いたことがない。それどころか貧困や、結婚などの性愛生活が出来ないなど生命体として当たり前に行われるはずのことが奪われる男性が増加していくのみだ。

 イスラムなどの武装勢力とフェミニズム批判が直接的に関連しているとは言い難い。しかしフェミニズムが紛争の火種になっていることは明らかであり、こうした女性権力が世界に蔓延すればするほど、世界情勢は悪化し、武力闘争も広がっていくだろう。


・【正論】東京大学准教授・池内恵(いけうち さとし) 人質事件が警告するサヘルの闇 2013/01/24 03:32
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/624559/

 アルジェリア南部イナメナスの天然ガス・プラントで16日に起きた襲撃・人質事件は、アフリカのサヘル地帯にグローバルなジハード組織の活動拠点と標的が成立していることを浮き彫りにした。

 ≪フランスの危機感正しかった≫

 事件に先立つ11日、フランスは国連安保理決議の下、西アフリカ諸国とともに、アルジェリアの隣国マリに軍部隊を派遣し、マリ北部を占領しているジハード組織の撃退を試みていた。今回の犯行グループもマリ北部の拠点から越境してきたとみられ、そこに、グローバルなテロリズムの拠点が構成されかけていることになる。「このままではマリがアフリカの『アフガニスタン』になってしまう」というフランスの危機意識が正しかったことが証明された形だ。

 問題の根幹には、アルジェリア南部とマリ北部を中心にしたサヘル地帯の治安の悪化・無法地帯化がある。サヘルとは、サハラ砂漠を中核にして、北アフリカ、西アフリカ、中部アフリカ、北東アフリカにまたがる広大なエリアであり、アフリカ大陸の中央部を東西に横断している。西から列挙すると、セネガル、モーリタニア、マリ、アルジェリア、ニジェール、ナイジェリア、チャド、スーダン、エリトリアの領土が、部分的にサヘル地帯と重なっている。

 いずれの国にとっても辺境であり、人口過疎の乾燥地帯であるため、もともと中央政府の統制や国境管理が及びにくい。サハラ以南のアフリカの黒人の諸民族とも北アフリカのアラブ人とも異なる、ベルベル人系のトゥアレグ諸部族が多く住んでいることから、民族問題をも潜在的に抱えている。

 ≪政情不安の中で聖戦主義浸透≫

 文明史的、地政学的に重要なのは、サヘル地帯がイスラーム世界とブラック・アフリカとの接点に位置していることである。そこから、イスラーム教徒と非イスラーム教徒のコミュニティー間の紛争・摩擦がしばしば生じてきた。

 近年、イスラーム教の支配を世界に広げようとするジハード(聖戦)主義者が、そうしたサヘル地帯の諸国の政情不安定に乗じて、一帯をジハードの「最前線」と認識して国外から流入し、現地のイスラーム過激派と提携して勢力を広げている。代表的なのが、アルジェリアに拠点を置いていた「イスラーム・マグレブのアル=カーイダ組織(AQIM)」であり、AQIMは、マリに第二の拠点を構築して「聖域」としてきた。

 そこに、「アラブの春」の影響が及んで地域一帯の構図が一気に流動化した。リビアのカダフィ政権に傭兵として雇われていたトゥアレグ人などのサヘル地帯出身者が政権が崩壊して後、マリをはじめとするサヘル諸国に帰国し、高度な武器を大量にもたらした。

 昨年1月には、リビア帰還兵を中心とするトゥアレグ人反政府勢力のアザワド民族解放運動(MNLA)が、マリ北部で武装蜂起した。5月までには、反政府勢力の主導権がマリ土着のイスラーム過激派のアンサール・ディーンに移り、ここに、多国籍のAQIMが加わって、マリ北部の領域支配を進め、イスラーム法の厳格な施行と異教徒の迫害を行ってきた。

 マリの情勢は、1996年から2001年までイスラーム原理主義武装組織、ターリバーンによる体制がアフガニスタンを支配し、国内にアル=カーイダなど国外のジハード組織を受け入れて、グローバルな活動の拠点・聖域を与えたときと極めて似てきている。

 ≪多要因のテロに総合的対応を≫

 今回の事件で犯行声明を出しているムフタール・ベルムフタール司令官はアルジェリア人で、90年代初頭にアフガニスタンでジハードの訓練を受けた後、故国に戻って、反政府軍事闘争に参加した。その後、AQIMの前身となる組織で幹部となり、マリに拠点を形成する際に主要な役割を担った。トゥアレグ人の有力者と姻戚関係を結ぶことで、庇護(ひご)と行動の自由を得て、欧米人の誘拐と身代金奪取、麻薬密売ルートの一環を担うなどして、莫大な活動資金を得たものとみられる。

 ただし、同司令官は現在はAQIMの本体とは疎遠となり、分派組織を指揮しているとされる。身代金や密輸で得た資金の分け前をめぐる仲違(なかたが)いや、当面の攻撃目標の選定をめぐる意見の相違などが分離の原因として考えられる。

 そのため、現在マリ北部を支配する勢力が直接起こしたというよりは、フランスの介入で緊張が高まった機に便乗して分派組織がジハードを行い、主導権を取り戻そうとする意図が透けて見える。

 今回の事件は、(1)イスラーム世界南端でのジハード活動という文明史的に持続した事象の一環(2)サヘル諸国の政情不安が温床(3)「アラブの春」によるカダフィ政権崩壊がもたらした武器・戦闘員の大量流入を直接の引き金としたマリ北部の混乱の余波(4)一帯に勢力を築いていた国際ジハード勢力の一派による威信や身代金、ジハード諸組織内での主導権獲得狙い-など複数要因が重なって生じたものであり、類似のテロの押さえ込みには総合的対応が求められる。(いけうち さとし)


<その他のニュース>
・浅田舞 キム・ヨナ最高得点を批判しスケート連盟に叱られる
http://www.news-postseven.com/archives/20130123_167339.html

 妹を思う姉心からなのか、それとも同じスケーターとしての正直な感想か。浅田真央の姉で、現在はスポーツコメンテーターとしても活躍している浅田舞(24)の発言が波紋を呼んでいる。

 問題の発言が飛び出したのは、1月13日に放映されたテレビ番組『フィギュア最強日本勢 新年の誓いSP』(テレビ東京系)に出演したときのことだった。

 昨年12月に復帰初戦で今シーズン世界最高得点を出したキム・ヨナの演技について聞かれた舞は、苦笑気味にこうコメントしたのだ。

「いや、もう正直わからないです。何であんなに点数が出てるのか」「審査員が好きなんですかね」

 このジャッジ批判ともとれる発言に、視聴者からは「よくいった!」と賞賛の声も上がった。しかし、この発言が問題だと考える人も少なくない。スポーツライターのひとりが語る。

「転倒などのミスは確かにありましたが、他の選手が跳ばない難しいジャンプは跳んでいる。そういう所で転倒分を補っているともいえるので、点数については客観的に論証しなければいけなかったと思います」

 そもそもこの番組は、キム・ヨナの演技を「ジャンプ失敗なんのその、早速飛び出たキム・ヨナクオリティ」「で、今シーズン世界最高得点。不思議な強さはどこまで続く?」と痛烈なナレーションで紹介。舞も“その場の雰囲気”に流されたのだろうか。

 さすがにまずいと思ったか、最後は「この問題はノーコメントにしておいたほうが……」とフォローした舞だが、時、既に遅し。

「論拠無しにジャッジへの批判を公言するのはタブーです。後日、本人は日本スケート連盟の関係者からきついお叱りを受けたそうです」(スポーツ紙記者)
※週刊ポスト2013年2月1日号


・「ヨナは転んでも高得点…理解できない」浅田舞のTV発言が韓国で物議に韓フルタイム2013年01月15日09時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/7314162/

 バンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナ選手が出す高得点について、疑問を呈した浅田舞の発言が、韓国で大きな物議をかもしている。

 テレビ東京は13日放送の「ソチ五輪まで待てない!最強日本フィギュア陣・新年の誓いスペシャル」で、2014年に開催されるソチ冬季五輪について特集し、浅田真央の姉である浅田舞、植松晃士、森泉らがゲスト出演した。

 メダルを予想するコーナーでは、昨年12月に実戦復帰したキム・ヨナ選手について紹介。キム選手はバンクーバー五輪後に20カ月あまり休息したが、復帰戦となったNRW杯、今年1月の韓国選手権で、共に200点超えという驚異的な点数を叩き出している。番組では、“五輪連覇”という夢に向かい、着々と歩みを進めているキム選手の姿を伝えるものと思われた。

 しかし番組は、復帰戦でミスを連発しているVTRを流し、ナレーションは「さっそく飛び出たキムヨナクオリティー! (尻もちをつくシーン)これで今シーズン世界最高得点! 不思議な強さはどこまで続く?」と皮肉っぽく放送。実際、キム選手は最近の2試合で転倒やジャンプミスを連発しているため、番組は何度失敗しても200点超えという高い点数が付くことを疑問視した。

 スタジオに画面が切り替わると、植松は「ヨナさん? ヨナさんってどうしてあんなに点数が…いいの?」と質問。すると浅田は「いやぁ、正直、分からないです。選手をやってたんですけど、見ても…なんでなんですかね。審査員が好きなんですかね」と不思議そうに答えた。植松が「え!そういうこと!」と驚くと、浅田は「分からないです。この問題はノーコメントにしておいた方がいいかもしれないです」と返し、言葉を濁した。

 この発言は、韓国で大きな波紋を呼んだ。韓国メディア「ヘラルド経済」は、番組ではヨナが失敗するシーンが繰り返し流れるなど悪意のある編集だったと指摘し、番組自体を強く批判。ネット上には「気は確かなの?」「妹の顔に泥を塗った」「見る目が無いね」「海外審判が韓国選手に高い点数を付ける理由はないよ。むしろ日本寄り」などのコメントが溢れ、浅田舞の発言に反発した。


・医療専門学校生、まさかのツイート「佐藤寿人のカルテ見た」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130122-OHT1T00152.htm

 広島市中区のトリニティカレッジ広島医療福祉専門学校に通う2年の女子学生(20)が、J1サンフレッチェ広島の日本代表FW佐藤寿人(30)のカルテを研修先の病院で見たなどと、短文投稿サイト「ツイッター」に書き込み、削除していたことが22日、分かった。同校は学生を処分し、ホームページにおわびを掲載した。

 同校によれば、女子学生は16日午後6時45分ごろ、ツイッターに「佐藤寿人のカルテみてみた」「住所とか電話番号とか」「さすがに携番はなかったけど」などと投稿。カルテの内容には触れていなかったが、インターネット上で投稿に対する批判的な書き込みが殺到していることに気づき、自ら病院と学校に報告した。

 女子学生は同病院に4月から医療事務員として就職することが内定しており、昨秋から研修中。「申し訳ないことをした」と反省し、ツイッターのアカウントを自ら削除した。学校は患者の名前を無断で公開するのは守秘義務違反だとして、学生を処分。処分の内容は明らかにしていない。

 サンフレッチェには学校と病院の関係者が訪れて謝罪。女子学生は病院にも謝罪し、内定を辞退した。同校の船橋孝昭校長は「医療人としてあるまじき行為であり、今後このようなことが繰り返されないよう、学校を挙げて再発防止を徹底してまいります」とコメントしている。


フェミニズムが結婚難を招くことを隠すマスコミと女の我侭三昧

2013-01-16 22:08:50 | 結婚、恋愛

 結婚出来ない男性が増えているのは周知の事実であるが、その原因がフェミニズムであるという主張はほとんど聞かれない。そもそもフェミニズムは家族破壊という生態系の破壊を目的としているのだから、非婚化傾向はフェミニズムの思う壺だ。ここに対する的確な批判が堂々とマスコミで出来るようにならない限り健全な社会は戻って来ないだろう。

 フェミニズムは女性が楽して人生を謳歌することしか考えていない。例えば上野千鶴子や辛淑玉などのフェミニストが、角田美代子や木嶋佳苗のような女の凶悪犯罪者を批判したり、子育てもろくにせずママ友などとの遊びや携帯ゲームなどに熱中している若い母親を批判したり、幼児虐待の母親を批判したり、などどいうことは全くない。連中の結論は初めから決まっていて、それは「女は何も悪くない、全部男が悪い」しかないのである。

 そんな思考停止の頭の固い女連中が社会学だのジェンダー論だのと勝手に見せ掛けの学問らしきエゴ思想を作り上げて政府や教育機関やマスコミなどに入り込み、大学教授となったり、フェミ系各種団体に所属したり、男女共同参画関連の講演会をしたりなどして多額の報酬を得ていく。まさに人間社会を破壊しながら私腹を肥やす悪質極まりない連中が税金をむさぼり食い潰しているのだ。

 そうした極めて反社会的フェミニズム集団に対して批判どころか率先して賛同し報道するマスコミは害毒以外の何物でもない。年間3万人を超えていた自殺者(昨年は3万未満)の大半はフェミニズムに見殺しにされていると言っても過言ではない。幾ら一時的なカウンセリングなどで我慢して生きていろというだけで自殺者を減少させたところで根本的な解決にはならない。人生を失望させる原因がフェミニズムである以上、そんな殺人集団は暴力団より悪質であり、即刻排除運動を全国展開しなければならないはずなのだ。

 結婚が出来なくなる原因はフェミニズムの女道楽社会が大きく関与している。楽な仕事優先で女性を職場に送り込み、逆に男性を職場から排除し、男性は3Kなどの辛い仕事にしか就けないように追い詰めていく。従って男性は収入も不安定となる。逆に女性は収入も増え、疲労も少なく購買意欲も旺盛になり消費も活発になる。だから女性の社会進出で景気回復という口実が出来る。しかしそれはしわ寄せが男性に押し付けられていることを隠した論理であって、決して女性の功績ではない。

 また、女性に経済力が付けば女性が男性を養うような結婚形態も増えなければいけないはずなのに、相変わらず女性は高収入の男性ばかりを結婚相手として求め、女性の稼ぎは勘定に入れない。しかしそれでは女性の労働は単なる趣味道楽だと言われても仕方がない。

 しかしフェミニズムはそうした矛盾にも悪びれる気配など全くなく、益々女が我侭になるようにけしかける。しかし表向きは、女性の求める男性がいないために女性が結婚出来ないなどと、あたかも女性が結婚難の被害者であるかのように詭弁を主張する。絶対に女性の非を認めないのがフェミニズムなのだ。だから女は謝らない、自分は被害者だと主張する悪知恵ばかり働かせるようになる。

 世の独身女達に言いたい。貴方の人として、女としての役割は何なのか、その義務を貴方は果たしているのか、貴方がもし死んだら誰か悲しむ人がいるのか、夫も子供もいない女が死んでも誰も悲しまない。女としての役割は男性から愛される女になること、そして男性の期待に答えていくことだということ、それを忘れてはいけない。贅沢を言わずに身近にいる男性と即刻結婚して幸せを探せ。それを怠る女は犯罪者と同じ有害者だ。一刻も早くフェミニズムの害毒から浄化され、フェミニズムを批判する側に回ることが女の社会貢献であることを自覚せよ。


・結婚も自立も難しく…社会問題化する親同居未婚者 2013/01/14 21:56
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/621843/

【河合雅司の解読・少子高齢時代】

 日本の出生数が激減局面に入ったようだ。厚生労働省の推計によると、昨年の年間出生数は103万3千人にとどまる見込みだという。それは2011年をさらに下回る戦後最少だ。

 少子化は要因が複雑に絡み合って起こるが、未婚化が進んだ影響が大きい。厚生労働白書によると、2010年の生涯未婚率は男性が20・1%、女性は10・6%だが、2030年には29・5%、22・6%に及ぶという。

 問題なのは、数字の大きさよりも理由のほうだ。かつてのように「結婚しない」と選択しているわけではなく、結婚したくてもできない若者が増えているとみられている。

 背景には厳しい雇用情勢がある。国立社会保障・人口問題研究所の第14回出生動向基本調査のデータを分析すると、20~34歳の独身者男性の3割弱が年収200万円未満である。これでは「家族を養えない」として、結婚を諦める人が出てくるのも当然だ。

 これは男性に限った話ではない。さらに低賃金や、大学を卒業しても非正規雇用どころか就職そのものがままならない人も少なくない。自立することが難しければ、「親のすねをかじり続けるしかない」となる。成人しても親に依存して同居する人の増大だ。

 懸念すべきは彼らが年齢を重ねてきたことだ。もちろん自らの意思で同居している人も含まれるが、総務省統計研修所の資料によると、同居する35~44歳の未婚者は2010年には男性184万人、女性111万人の計295万人に上る。同世代人口に占める割合は男性19・9%、女性12・2%だ。

 安定収入を得られる仕事への転職は難しい。女性の場合、結婚しても生活に困らない年収の結婚相手を待っているうちに時間が過ぎ去ったという人もいるだろう。そもそも、年収400万円以上の独身男性そのものが少ないのだから結婚に結びつかない。

 このまま、親と同居せざるを得ない未婚者の増大を許し続ければ、やがて日本社会は深刻な事態に陥る。

 親の収入が安定している現時点においては生活に困ることがないので、問題は表面化していない。むしろ、親にとっては、家庭内に「若い力」がいることで家事や介護を期待でき、持ちつ持たれつの関係ができている。

 しかし、彼らを養っている親が高齢化して亡くなった途端に、彼らの生活基盤は崩れる。不安定な雇用が長く続いてきたため、老後も多くの年金受給額を期待できない。しかも、現在の高齢者世代と違って、彼らや彼らの親世代は兄弟が少ない。頼れる親類がいないという状況も想定される。

 だが、対策は難しい。これから安定した職に就けたとしても、これまでの年金保険料の納付実績が乏しく、低年金状態を避けることが、時間的に間に合わない人も少なくないからだ。

 将来、生活保護に頼らざるを得ない低所得高齢者が日本中にあふれれば、その対策は財源捻出問題を含めて、深刻な社会問題となるだろう。

 日本の制度の多くは、「終身雇用で就職した後、若くして結婚し、子供を育て上げて夫婦で老後を迎える」-という家族モデルを前提としてきた。しかし、いまや日本の家族形態は劇的に変化しつつあるのだ。政府が想定してこなかった家族モデルに対応するための、新たな対応策が急がれる。(論説委員兼政治部編集委員)


千野アナ事故を非難するネット世論にはフェミニズム批判が含まれる

2013-01-09 21:46:37 | 事件、事故

 死亡事故を起こした千野アナの処遇に関して、ネット上では相変わらず何故逮捕されないのかなどの批判の声が相次いでいる。しかしこれだけの批判が噴出するのは、何も今回の事故に限らず、女性に対する甘い社会に対する抗議的要素が潜在的に存在するように思える。

 例えば、何故逮捕されないのかということに関して、それに答えるかのように続報として「逮捕されない理由」を解説したニュース記事も出た。報じられた日時からして、どう見ても火消し的な意味合いが強い。

 しかし、この記事に関しても、警察は逮捕しない理由について「特に発表していません」としながらも、「重大な過失がないと、通常は逮捕しません。今回は、逃走や証拠隠滅の恐れもなく、様々な状況を考え合わせて判断しました」とし、親族から政治的圧力がかかったことも強く否定したという。しかしこの説明で納得する人がどのくらいいるだろうか。それどころか政治圧力を強く否定する態度がかえって怪しく感じられるという人も多いのではないだろうか。それに、「様々な状況を考え合わせて」とあるが、様々な状況とは何か。それが政治圧力に当たるのではないのか。益々疑問は増すばかりだ。確かに「政治的圧力のために逮捕しませんでした」とは口が裂けても言えない気持ちはわかるが、それなら下手にコメントはしない方がいい。

 更に大学教授の解説も歯切れが悪い。重大な過失があったとは言えないと説明しているが、そもそも何が重大で何が重大でないのか、その線引きが明らかになっていない。それに、この記事の意図が、逮捕されない理由を説明するものなので、その理由を何とか捻出したという雰囲気しか感じ取れない。そもそもこうした補助的な解説を専門家と思しき者に求める場合は、結論から出発してその理由を考えるわけであって、順序としては後付だ。そして取材料として解説者は幾らかの報酬を得るわけだから、初めから買収されているようなものだ。得てして、有識者とか専門家という肩書きは当てにならない場合も多いのだ。

 また、千野アナが担当するラジオ番組を降板するというニュースが報じられたが、これに関しても、該当のヤフーニュースコメント欄には、降板に関する意見よりもむしろ逮捕されないことに関する批判意見や、類似の死亡事故のケースと比較して疑問を投げかけるコメントが目立っている。更に、テレ朝系の「ワイド・スクランブル」での大下容子アナの言動を身内擁護だと批判するコメントもある。以下に一部のコメントを紹介する。

<ヤフーコメント欄に投稿された意見の一部>
ワイドスクランブルで大下アナが「千野さんが可哀想で」と号泣?大下は「被害者やご遺族が可哀想で」とは一言も言わなかった。一言も被害者の無念にコメントしないで加害者擁護を公共電波で言うなど異常。

一般人が事故起こしたら、容疑者呼ばわりするのに、本当にマスコミは身内に甘いな。
「アナ」なんて組織内の役職名が通用するなら、会社員の犯罪はこれから、課長とか部長とかで報道しろよ。

以前私の住んでいる街では焼酎を2リットルくらい飲んで急性アルコール中毒を引き起こして幹線道路のど真ん中でぶっ倒れて昏睡していたヤツををひき殺してしまったダンプカーの運転手が問答無用で逮捕され弁護士が勾留取消を申し立てるまで20日間近くも拘留されて裁判で有罪判決を受けた事例を知っていますがそれに比べるとだいぶとぬるい対応ですねえ・・・やっぱりダンナが福田赳夫元首相の孫で福田康夫元首相の甥っ子だけに見えない力が働いているのではと勘ぐってしまいます。


 ところで、こうしたネット上の辛辣な批判が出てくる背景には何があるのだろうか。勿論逮捕されないのは何故かという疑問も大きな要素を占めると思われるが、それだけではないような気がする。

 考えれるのは、やはりフェミニズムによる女性擁護の風潮を批判する意味合いが含まれるということだろう。実際にネット上でも、男だったら逮捕だったかもといった、男女間での扱いの違いを指摘した意見もある。それに先述の大下アナのコメントも、加害者が男性の著名人だったら同じ言動が出てくるとは考えにくい。やはり女同士擁護し合うというフェミ地盤に乗っかった思考が働いていると考えざるを得ない。

 実際、交通事故のニュースを見ていると、加害者が男の場合はほとんどが現行犯逮捕で実名も報道されるが、女の場合は詳しい事情を調べているなどとして直ちに逮捕とはならず、名前も報道されないケースも少なくない。これは日頃から注意してニュースを見聞していないとわからないし、データを集めて比較できるわけでもない。何故なら、報道されるニュースそのものがマスコミによって既に取捨選択されているからだ。判別するためには、現状の政治背景とマスコミの報道姿勢を推測して結論付けるしかない。

 今回の千野の場合も、フェミニズムさえなければここまで非難されることもなかったかも知れないのだ。


・死亡事故の千野アナどうなるのか 略式起訴されて、50万円の罰金?J-CASTニュース2013年01月07日20時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/7293369/

チノパンこと元フジテレビの千野志麻(しお)アナ(35)が起こした死亡事故を巡って、「なんで逮捕されないんだ?」といった不満や疑問がネット上で相次いでいる。ただ、警察は「重大な過失がないと逮捕しない」と説明している。この後処分はどうなるのか。

千野アナが2013年1月2日夕に事故を起こして5日経ったが、ネット上では、書き込みが絶えず、炎上状態になったままだ。

■「重大な過失がないと、通常は逮捕しません」
事故の状況についての詳しい報道はなく、千野アナからも説明もない。事故翌日にホームページ上で謝罪したが、それも削除され、沈黙が続いている。

報道で分かったのは、千野アナが静岡県沼津市のシティホテル駐車場内で、SUV車を運転して通路を右折したところ、歩いていた長野県在住の看護師男性(38)と接触し、男性はそのまま車の前に倒れて胸や腹をひかれてしまったというだけだ。その後の報道によると、千野アナの不注意が原因で男性に気づかなかったとして、沼津署が千野アナを自動車運転過失致死の疑いで書類送検する方針を固めた。送検されれば、千野アナは容疑者の呼称で呼ばれることにもなる。

死亡事故を起こした場合、加害者が逮捕されたというニュースがしばしば流れている。それだけに、ネット上では、千野アナの場合はなぜ逮捕されないのか疑問が多いようだ。千野アナの父親が沼津市議をしており、夫は福田康夫元首相のおいであることなどから、警察に圧力がかかったのではとの根拠のない憶測まで出ている。

逮捕しない理由について、沼津署の副署長は、取材に対し、「理由は特に発表していません」としながらも、こう説明した。

「重大な過失がないと、通常は逮捕しません。今回は、逃走や証拠隠滅の恐れもなく、様々な状況を考え合わせて判断しました」

■親族から政治的圧力がかかったことも強く否定
有名人だから逃げたりしないと考えたのかについては、沼津署の副署長は、「そんなことはないです」とし、千野志麻アナの親族から政治的圧力がかかったことも強く否定した。

警察が逮捕しなかったことについて、板倉宏日大名誉教授(刑法)は、こうみる。

「千野さんは、事故後すぐに警察に110番通報していますし、重大な過失があったとも言えません。ですから、警察は、逮捕する必要がないと判断したのでは。送検されても、略式起訴されて、50万円の罰金になると思います。任意保険なども入っているでしょうから、ほかに千野さんの経済的負担はないはずですよ」
被害者の男性に車の陰から飛び出すなどの過失があったかは分かっていないが、板倉名誉教授は、「たとえ被害者が全然悪くなかったとしても、今回は逮捕しないでしょう」と言う。

報道によると、千野アナは2013年1月6日夕、被害者男性の通夜に参列し、事故後初めて報道陣の前に姿を見せた。記者らに10秒以上深々と頭を下げたが、問いかけには「申し訳ありませんでした」と言うのみだったという。

ネット上では、千野アナが説明すべきだとの声は強い。しかし、現在は事故を起こしたことで憔悴し切っていると報じられており、記者会見の予定などは明らかにされていない。


・死亡事故の千野アナ ラジオ降板 デイリースポーツ 1月8日(火)13時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130108-00000024-dal-ent

 2日に乗用車を運転中に男性をはね、死亡させたフリーの千野志麻アナウンサーが8日、パーソナリティーを務めている文化放送の「千野志麻の就職戦士ブンナビ!」(金曜、後9・00)を降板した。

 同局が正式に発表したもので、4日放送分は音楽番組に変更したが、番組そのものは3月末まで継続。千野アナの代役は同局の石川真紀アナが務めるという。同番組の出演に関しては、3日に出演を見合わせることを発表していた。

 千野アナは長野県小諸市で行われた被害者の6日の通夜と7日に行われた告別式に出席したが、報道陣の前には姿を見せなかった。

 千野アナは2日、静岡県沼津市のホテル駐車場で乗用車を運転中、歩いている男性(38)をはね、身体に乗り上げるなどして死亡させた疑いが持たれている。


<その他のニュース>
・客の当たりくじを外れと嘘つき詐取 容疑で坂井の売り場の女逮捕(2013年1月9日午前7時06分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/39177.html

 福井県警坂井署は8日、数字選択式宝くじ「ロト6」の当せん券を客からだまし取ったとして、詐欺の疑いで坂井市春江町針原、パート従業員森川君枝容疑者(59)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年10月3日午後5時半ごろ、働いていた同市内の宝くじ売り場で、同市の70歳男性が当せん確認のために差し出した宝くじ券について、3等約55万円が当せんしていたにもかかわらず「外れである」とうそをつきだまし取った疑い。同署によると、森川容疑者は「後で当せん券であることに気付いた」などと容疑を否認している。

 坂井署によると、男性は毎回同じ数字の組み合わせでくじを購入しており、新聞を見て当せんに気付き発覚した。売り場では、専用の機械で当せん券かどうかを見ることができるが気付かなかった。外れ券でも毎回返却してもらっていたが、森川容疑者に「捨てておく」などと言われ返却してもらえなかったため不審に思っていたという。森川容疑者は10月中旬、福井市内の銀行で組み合わせが一致する当せん券を換金していた。

 宝くじ販売の事務を受託しているみずほ銀行宝くじ部によると、今回の事案は全国的にも極めて珍しいといい「お客さまの信頼を損ねる行為であり大変申し訳ありません。再発防止に向け、教育や管理指導を行っていきたい」とコメントしている。売り場業務は同行が業者に委託している。


千野志麻の交通死亡事故、報道の疑問と権力の介在

2013-01-05 22:53:39 | 事件、事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130104-00000008-jct-soci

 女子アナが交通死亡事故、しかもネット情報ではラブホテルの駐車場という噂まで飛び交っている。だが女子アナの親族には大物政治家が名を連ねている。一体真相は明らかにされるのだろうか。

 事故を起こしたのは元フジテレビアナウンサーの千野志麻(35=本名・横手志麻)。2日17時頃、沼津市内のホテル駐車場で38歳の男性をはねた。男性は病院へ搬送されたが死亡した。

 このニュースを受けて、2chなどのネット上では様々な憶測が飛び交っている。ラブホテルで不倫帰りの事故だったとか、報道でも敬称付きで呼ばれ逮捕もされないことに対して特別扱いされているのではという批判などが現状では大勢を占めている。またこれらの批判を交わす言い逃れ的な擁護コメントも飛び交い混乱は増すばかりだ。

 今回の事故では、加害者の千野が政治家一族であるということが逆に騒動を大きくしていると言える。千野の父親は沼津市議、それだけでも一般人離れしているのだが、千野の夫は福田康夫元総理の甥というのだから、まさに鬼に金棒の権力とも言えるだろう。こうした千野の親族関係が、警察が現行犯逮捕を見合わせたり、報道も敬称付きになる理由になっていると思われても仕方あるまい。

 また報道では千野は夫と子供を同乗させていたとされているが、ネット上ではこれについても後付の誤魔化しではないかと懐疑的な意見もある。何故なら、千野の家族を現場で目撃したという報告がないからということらしい。韓流ブームや女性賛美など、日頃から虚飾報道ばかりしている現状のマスコミだからこそ、報道も信用されず、話は幾らでも摩り替えられるものと疑われてしまうのだ。まさに狼少年と化したマスコミの弊害と言えるだろう。

 疑わしい部分は他にもある。千野は事故後最初に110番したというが、その後は気が動転したのか何も出来ず、119番通報などは別の人が行ったという。だが警察の見解では被害者の救護を怠ることなく行ったので逮捕には至らなかったとしている。普通なら110番より先に119番通報するはずだ。それが110番を先にというのは救護より自己保身を優先させたからではないかと考えることも出来る。だとすれば、被害者の救護を怠ったことになるのではないか。

 ところで、この事故についてはワイドショーでも取り上げられ、現場再現なども行われている。また専門家の見解なども紹介されている。勿論専門家と言っても、権力に逆らう見解は制限される。それを加味した上で考察すると、この時期の17時頃というとかなり薄暗く、細心の注意が要求される。だが普段から千野にそのような注意力があったかどうか。お嬢様育ちで女子アナという花形職業に就き、そして元総理の甥の嫁にといったまさに頂上ばかり渡り歩いてきた女には得てして、自分が最優先という意識が強い場合がほとんどだ。ましてやフェミニズムの女性権力主義が蔓延る現代では尚更のことだ。車の運転にもそのような意識が表れていたのではないだろうか。歩く者、そこのけそこのけ、私が通る、そんな意識があったのかも知れない。勿論それでは事故率は高くなる。

 このニュースについてはまだまだ続報が入ることだろう。しかし権力が背後に控えていてしかも加害者は女となればフェミニズムの権力も増幅されることは間違いない。むしろこちらの方が強い権力かも知れない。今後の成り行きを見逃せない。


・元フジ“チノパン”こと千野志麻が死亡事故 「現場はラブホ」との怪情報がネット上で拡散
http://www.menscyzo.com/2013/01/post_5211.html

 元フジテレビのフリーアナウンサー・千野志麻(35=本名・横手志麻)が、ホテルの駐車場で通行人の男性(38)をひいて死亡させた件で、所属事務所の公式サイトに謝罪文を掲載した。千野は1月2日、帰省中だった静岡県沼津市のホテルの駐車場で男性をはね、自身で110番通報。男性は胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡した。

 千野は「今回の報道にあります事故について」と題し、「起こしてしまった事の重大さに向き合い、深く反省するとともに、ご遺族の皆様に誠心誠意お詫びの気持ちの限りを尽くしてまいります」とコメントし、関係者らに迷惑をかけたことにも触れながら「人の命を奪うという取り返しのつかない事態に言葉に尽くせぬ思い出いっぱいですが、まずはお亡くなりになられた方とそのご遺族の皆様には心より深くお詫び申し上げます」と結んでいる。

 千野はフジテレビ在籍時は「チノパン」の愛称で人気を博し、それ以降はエース候補の女子アナに「アヤパン(高島彩)」「カトパン(加藤綾子)」「ショーパン(生野陽子)」といった愛称がつけられるようになった。06年に福田康夫元首相の甥でゴールドマン・サックス社員の男性と結婚して同年に退社。以後は3人の子どもに恵まれながらフリーで活動していたが、最近は育児を優先して仕事をセーブしていた。

 ネット上では千野に対して厳しい意見が浴びせられており、特に事故の翌日にサイト上で謝罪するという素早すぎる対応が批判の的になっているようだ。警察の事情聴取や遺族への対応などに追われているであろう時に、報道のタイミングに合わせるかのように謝罪文を発表したことが裏目に出てしまったといえるだろう。

 また、駐車場で成人男性を死亡させるケースは稀なことから「どれだけスピード出してたんだよ」といった声も上がっている。さらに、マスコミ各社が加害者である千野をそろって「さん」付けで報じており、「家柄のよさのせいで容疑者扱いされないのか?」といった憶測を呼んでいるようだ。

 これだけでなく、ネット上では事故のあったホテルがラブホテルだったのではないかとのウワサも広がっている。ニュース番組の映像からホテルが特定され、そこにバスルームがガラス張りになっている部屋などが存在し、風俗利用にも使われているという情報が浮上したためだ。一部ネット上では「死亡事故を起こした上に不倫までしてたのかよ」といった書き込みが増加しているが、真相はどうなのか。

「そのホテルは高速沿いにあるので、確かにラブホテルに間違われるかもしれません。しかし、部屋はシングルばかりでダブルやツインの部屋は少ない。カップル向けの部屋もあるにはありますが、基本的にはビジネスマン向けの格安ホテルです。近辺にはラブホテルもあるので、そういう目的ならラブホに行くでしょうね」(沼津市住人)

 確かにネット上の宿泊情報を見てみると、事故のあったホテルの部屋構成はシングル130室、ダブル5室、ツイン13室、スイート2室となっており、ラブホテルでないことは明らか。このよからぬウワサはデマと断定してよさそうだ。

 とはいえ、人の命を奪うという重大な事故を起こしてしまったことは事実。しっかりと反省した上で、遺族に対して真摯に償いをしていかなければならないだろう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)


・様々な憶測が飛び交った元フジ・チノパンの死亡事故 2013年01月04日18時30分
http://news.livedoor.com/article/detail/7287208/

 正月早々、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

 元フジテレビアナウンサーで現在はフリーで活動しているチノパンこと千野志麻アナ(本名・横手志麻)が2日午後5時ごろ、静岡県沼津市内で乗用車を運転中、38歳の男性をはね、男性は胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡する人身事故を起こした。

 千野アナは1日から実家のある沼津市に帰省中で、現場はホテルの屋外駐車場。千野アナが駐車場内を車で移動していたところ、歩いていた男性をはね、事故後自ら「事故を起こしてしまいました」と110番通報したというが、事故発生後に報じられた情報が少なかったことから、ネット上では様々な憶測が飛び交ったという。

 千野アナといえば、05年12月に退社し、06年4月に福田赳夫元首相の孫で福田康夫元首相のおいにあたる10歳年上の外資系証券会社社員と結婚。現在は3人の子育てをしながらフリーで活動していたが、「同じようなケースで、加害者がすぐに逮捕・拘留され、『容疑者』として報じられたケースもあったが、千野アナにその肩書きはついていなかった。そのため、事故の背後で何らかの“見えない力”が働いたのではといううわさが流れ始めた」(芸能記者)。

 そして、現場は静岡県沼津市の東名高速沼津インターそばにあるホテルということだったが、「どうやら同所近辺はラブホテルが密集しているだけに、いつの間にか、“不倫密会疑惑”も浮上した」(同)。しかし、千野アナは家族とホテルに宿泊し、男性をはねた際、車には夫と3人の子どもが同乗していたことが明らかになったのだが…。

 「人命を優先するのなら、まず119番して救急車を呼び、次に110番という流れになるはずだが、千野アナは運転するUV車を右折で出庫させようとしたところ、場内を歩いていた男性と接触し、倒れ男性の胸部を前輪で踏みつけたという。千野アナは110番したものの、その後は気が動転してしまい、通行人が119番した模様。そこで、千野アナが“保身”に走っていたのではと憶測が飛び、千野アナの著書を販売している大手ネット通販サイトのレビュー欄が批判コメントだらけで炎上中」(同)

 千野アナは事件から一夜明けた3日、所属事務所のホームページに「人の命を奪うという取り返しのつかない事態に言葉に尽くせぬ思いでいっぱいですが、まずはお亡くなりになられた方とそのご遺族の皆様には心より深くお詫び申し上げます」などと謝罪文を掲載。

 AM局などラジオのレギュラー番組2本の出演を見合わせ、管轄の静岡県警沼津署では千野アナを在宅のまま聴取し、自動車運転過失致死傷罪で送検する方針だというが、「謝罪文の掲載が早すぎる」、「反省していないのでは」など相変わらず批判の嵐。今回の事件で対応が十分とはみられていないだけに、今後に影を落としそうだ。


・スピード出ない駐車場でなぜ事故 千野アナ「集中力の欠如」だったのか 2013年01月04日18時30分
http://news.livedoor.com/article/detail/7287187/

元フジテレビで現在はフリーアナウンサーの千野志麻さんが、運転中に男性をはねて死亡させた。現場は公道ではなく駐車場だった。

スピードの出しようがない場所でなぜ事故は起きたのか。専門家によると意外な落とし穴があるのだという。

■薄暗くなっていたが人影は見える程度
事故が起きた静岡県沼津市のホテルは、千野アナが家族と滞在していた。2013年1月2日17時ごろ、千野アナ自らSUV車のハンドルを握り、ホテルの駐車スペースを発車して敷地内を右回りで出口に向かうまで、距離にして25メートルほどの間に男性をひいてしまったのだ。

道路を走行中なら、スピードの出し過ぎという可能性はあるだろう。だがスペースの限られた駐車場では徐行するしかない。携帯電話をいじってよそ見していた事実もないという。一体なぜ事故は起きたのだろうか。

2013年1月4日放送の「モーニングバード!」(テレビ朝日系)では、「現場検証」を行った。昼間は明るい屋外駐車場でも、夕方になれば日が落ちて人が立っていても判別しにくいのではないかと考えたのだ。実際にリポーターが事故発生時刻に駐車場内で運転してみると、確かに薄暗くなってはいたが人影は見える程度だ。運転中に前方をしっかり見ていれば問題なさそうだった。

事故直前の画像を見ると、駐車スペースはすべて車で埋まっており、出口に向かうには「1本道」となっている進路を抜けるしかない。被害者が駐車中の車の陰から出てきた際に、千野アナが何かしらの理由で前をしっかり見ておらずはねてしまったのかもしれない。番組内で、交通事故に詳しい弁護士は「駐車場で起きる車の事故」の理由として、「信号も歩道もないうえ、ほかの車はとまっている状況でドライバーが油断しやすい」だと説明した。しかもスピードは出せない状況にある。周りが「安全」だと思い込みやすい環境が、運転手にとって盲点になる可能性はある。

■歩行者がいる意識が薄かった?
「ワイドスクランブル」(テレビ朝日系)も1月4日、千野アナの事故を詳しく取り上げた。番組に登場した交通事故鑑定人によると、死亡事故がほとんど起きないような屋外駐車場にもかかわらず今回のような事態につながったのは、3つの事情が考えられるという。1点目は千野アナが何らかの事情で集中力を欠いていたのではないか、との指摘だ。車には家族が同乗していた。会話に気を取られた、徐行しながら何か探し物をしていた、などで前をよく見ていなかったのかもしれない。

2点目は、「歩行者がいる意識が薄かった」という推測。「モーニングバード!」で弁護士が説明したように、歩道がないため「まさか人が飛び出してきたり、車の前を横切ったりすることはないだろう」と考えてしまいがちだ。だが当然、駐車場では車を乗り降りしたドライバーや同乗者が歩いて敷地内を移動する。歩道と車道が明確に分かれていないだけに、危険度は公道より高いとも言えそうだ。

そして3点目として、日が落ちたばかりで車のライトを点灯していなかった可能性を挙げた。目視で人影が分かる時間帯であっても、見えにくくなっていたことには変わりない。

いずれも推測の域は出ないが、まず事故が起きそうにない駐車場でも悪条件が重なれば、取り返しのつかない悲劇を引き起こす恐れは十分ある。