社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

フェミニズム批判の声を引き続きより多くの媒体に発信しよう

2014-03-27 14:37:05 | ネット媒体

 4月から新年度に入る。本ブログも平成18年の9月に第一稿を投稿して以来、約8年が経過する。年明けや新年度などの区切りの時期にいつも思うのだが、今のままの運営形式でいいものだろうか、もっと世間に対し影響力のある記事が書けないものか思い悩む。

 本ブログの平均閲覧数は見かけ上一日あたり500~1000前後、しかしこの数字はかなり水増しされた数字だと思う。システム自体に水増しプログラムが存在するのか、或いは検索サイトで引っかかったものなども数えているのか、詳細にはわからない。何れにせよ、本ブログの閲覧者はそれほど多くないと考えて差し支えないだろう。

 サイトの閲覧数を増やすには宣伝力も欠かせない。そのためには本ブログの存在を出来るだけ多くの人に知ってもらうことが必要だ。しかしそれも簡単なことではない。

 ツイッターやフェイスブックなど別ツールとの連携もより一層必要になってくるだろう。現状ではツイッターとは連携できているが、フェイスブックとは連携が出来ていない。それ以外にもLINEなど他のSNSツールもどんどん活用していく必要がある。

 また単独での活動には限界がある。そのためこのサイトを支持している方々には是非本ブログの宣伝をお願いしたい。ツイッターでフェミ関連のツイートをした際に、関連サイトとして本ブログのURLを書き加えるだけでも構わない。

 更に、2chやヤフーのコメント欄など、閲覧者が多い場所にも積極的に投稿する必要がある。単にURLの記載だけでは見ない人も多いし、サイトによってはURLを伴った投稿は削除されることもある。従って、一言コメントを書いた後に、検索語を指定して検索を促すような書き方をすると効果的だと思う。例えば「社会の荒廃 ストーカー」と検索するだけでも本ブログが幾つかヒットし、検索結果の先頭付近に表示される。

 ネット世論も当初はフェミニズムに翻弄されていたが、最近になって徐々に変化を見せている。ネトウヨという言葉が独り歩きしているが、それはいわゆる反日左翼、フェミニズムが自分達に都合の悪い勢力にレッテル貼りをして揶揄し、あたかも不正義集団であるかのように印象操作をしているだけだ。つまりネトウヨは明らかに正義である。また最近ではネトウヨ女子という言葉も聞かれるようになった。これは多くの国民が反日左翼、フェミニズムに対する危機感を感じ始めてきたことの証ではないだろうか。

 フェミニズムは攻撃の手を緩めることは一切ない。であれば尚更批判の声も強くしていかなければならない。もう勢いを止められないと諦めてしまっては終わりだ。今後も毅然とした態度で敵に立ち向い、フェミニズム撲滅に通じる声を上げ続けていくことが大切だと思う。


・「おひとりさま」の勧めは無責任 高崎経済大学教授・八木秀次 2014.3.19 03:15[正論]
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140319/trd14031903180001-n1.htm

 山梨県山梨市主催の社会学者、上野千鶴子氏の講演会(18日)が中止になったことを、朝日新聞が不当であるかのように連日(15~16日付)取り上げて、結局、市側に中止を撤回させた。平成8年暮れから9年初頭にかけて、ジャーナリスト、櫻井よしこ氏の講演会が人権団体の中止要請や組織的な抗議電話で次々に中止に追い込まれた際、終始冷淡に伝えた同紙のご都合主義が窺(うかが)える。

 ≪最期まで「個人」貫く限界≫

 上野氏の場合は、ツイッターや同紙コラムでの見解を例に、「公費で催す講演会の講師としてふさわしくない」という意見が、約10件メールなどで寄せられ、2月に初当選した望月清賢市長が問題視して一旦、中止を決めた。

 市民に多様な意見を聞く機会を設けるのは結構だが、行政側にもおのずと見識が必要であろう。上野氏は、性をめぐる過去の発言などが問題にされたことについて、「ひとりでも最期まで在宅で」という、「講演のテーマに無関係」だと反論したが、講演のテーマ自体にも問題がありそうだ。

 テーマは、同氏の著書『おひとりさまの老後』(法研、平成19年)の内容を踏まえている。同書は、「女性に向けて『男いらずで生きていける』というメッセージを送っているんだから、あれは本当は危険な本なんです」(Voice 22年9月号)と、氏自らが述べているものだ。

 内容をまとめると、結婚していても子供がいても離婚しても生涯独身でも、長生きすれば、みんな「おひとりさま」になる。最期はみんな同じ「おひとりさま」。離婚も生涯独身もそれぞれハッピーで決して不幸ではない。

 要するに、最期はみんな「おひとりさま」だから、結婚しなくていい、子供も産まなくていい、離婚も怖くないという主張である。同時に、最期まで子供など頼らずに、「おひとりさま」で在宅し続けることの勧めでもある。

 上野氏の主張は「個人」として生涯を貫けということに尽きる。しかし、子供など家族を頼りにせず「個人」として最期を迎えることは可能だろうか。人の幸不幸を言う前に、「個人」の福祉を国や自治体が全部面倒をみるのは財政的に不可能というものだ。

 ≪子との同居は「含み資産」≫

 このことは既に大平正芳政権時に予測され、政府、自民党は「日本型福祉社会」、「家庭基盤の充実」構想を打ち出した。

 それは、まずは国民一人ひとりの自助努力が必要であり、そのうえで家庭、地域、企業、同業者団体が国民の福祉を担い、国はあくまで最後のセーフティーネットとなるべきだという考え方である。そして、福祉を担う存在として家庭を位置付け、国はその基盤を充実させる政策をとるべきであり、その意味で、英国型でも北欧型でもない「日本型」の福祉社会を目指すという構想だった。

 現在、国民年金保険料を40年間丸々納入しての毎月の年金支給額は6万5千円である。「おひとりさま」だと、とりわけ都市部では暮らせない金額であるが、子供との同居であれば、孫に小遣いをあげられる金額でもある。大平政権時は昭和50年代で、高齢者の6割が子供と同居し、その形態は「含み財産」ともいわれた。

 「家庭基盤の充実」構想は後の内閣によって、配偶者控除の拡充や配偶者特別控除の導入・拡充、同居老親の特別扶養控除の導入、専業主婦の第3号被保険者制度の導入などの形で日の目を見て、家庭を子供や高齢者の福祉を担う存在にし財政的に支援してきた。しかし、村山富市政権で、社会保障の単位が「世帯から個人へ」転換され、「男女共同参画」の名の下に家庭を「個人」に分解する政策が現在もとられている。

 ≪今こそ家族の機能重視策を≫

 だが、家庭を媒介とせずに国が直接、個人の福祉をみるのは今日の財政状況では不可能である。高齢者の「おひとりさま」化を煽(あお)るのではなく、近居の親子を一単位の家族と見なして税制上の優遇措置をとることや、所得税の課税対象を所得稼働者個人単位から家族単位に転換させるといった「家族の絆」を強める具体策(安宅川佳之著『家族と福祉の社会経済学』参照)が不可欠である。

 昨年9月4日に、最高裁が非嫡出子(婚外子)の法定相続分を嫡出子の2分の1とする民法の規定を違憲と判断し、その後、平等にすべく民法が改正された。これにより法律婚による夫婦とその間の子供という婚姻共同体は制度として動揺を余儀なくされている。この問題に対応すべく、法務省では民事局に学者、有識者、実務家、官僚から成る「相続法制検討ワーキングチーム」を設置し、私も委員として参画している。

 ここでは、遺産が住居だけの場合、婚外子の相続分が増えたことで妻が退去を余儀なくされることが予想されるが、妻の居住権は保護できないか、夫の両親を介護した妻に相続権が認められないか、などが検討されている。家族の機能を重視する法制度や政策が、今まさに求められている。(やぎ ひでつぐ)


・小保方氏の同級生が明かした「メルヘン妄想&虚言癖」 2014年03月19日 15時30分
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/246439/

 STAP細胞の論文への疑義で渦中の理化学研究所・小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は、高校時代から“不思議ちゃん”だった。論文の一部盗用に「やってはいけないとの認識がなかった」と仰天告白した小保方氏。高校時代の同級生からは、やっぱりうそつきだった――という妄想&虚言癖を指摘する声も出た。

 小保方氏は私立の進学校・東邦大付属東邦高校(千葉県)出身。ある同級生は当時の小保方氏の強烈な印象を明かす。

 「ひと言で表すと“不思議ちゃん”。友人と話すときも1人でガーッとしゃべって、相手の話は聞かず、会話が自己完結して最後に満足そうに『ウフフ』と笑う。そんなお花畑にいるようなメルヘンな人でした」

 男子バレーボール部のマネジャーとなった後、同級生の男子2人を巻き込む騒動を起こしたこともあったという。

 「A君にはストーカーのようなことをしてましたね。『私はA君の彼女なの。一緒に帰って、こないだは家にも行った。A君の部屋は階段を上がった2階にあって…』と具体的に話すので、A君にみんなが問いただしたんです。そしたら『一緒に下校したこともないし、家に来たこともない』。妄想、虚言の癖があるとみんなわかったから、仲の良かった女子の友達も離れていった」(前出の同級生)

 A君との仲が現実には進展しないとわかると、別のバレー部の同級生B君に“乗り換え”。そこでも同じことの繰り返しに。当時から小保方氏の巨乳は男子の間でも有名で、“巨乳の不思議ちゃん”として知られるようになったという。

 STAP細胞論文の記者会見に華々しく登場したときも、高校の同級生の間では賛辞と同時に批判の声も上がっていた。

 「バレー部の件を知っている人からは『でも、うそつきだったよね』という声が最初の会見のときから出てました。その後、論文の盗用、コピペなどの話が出て『やっぱりね』となりました」(別の同級生)

 10代のころから虚言癖があったとなると、研究者として以前に、人間性の問題ともなってくる。


・『中高年男女が共に参画できる社会 』 樋口 恵子  高齢社会をよくする女性の会代表
http://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/14semminer/s_kouen02.htm

 「定年後の夫のことを『粗大ゴミ』などと言っている人たちがいるが、私はそれよりも『産業廃棄物』と呼びたい」。
(1985年に日本が女子差別撤廃条約を批准し、晴れて締約国となった時、朝日新聞が国際シンポジウムを開きました。)

<一言コメント>
 男性をゴミや産業廃棄物扱いするような卑劣な表現を堂々と政府のサイトに掲載している。これではこの国は男性差別国家と言われても仕方ないだろう。


http://www.mezasukai.com/pdf/nadesiko-10.pdf

上野千鶴子東大教授
が、平成12年2月に松山市男女共同参画推進センター(コムズ)の発会式で
行なった講演会の発言を再現致します。(国の基本法がどういう人達の拘わり
によって作られたか、今更ながら愕然とします。)

上野千鶴子氏は、中村市長が講演前に帰るや否や、
□市長、オイオイもう帰るのかよー。…しかし松山市がよく私を呼んだものだ。
東大教授という肩書が効いたのだろう。
□松江、松山、松本、松のつくところはどこもいい。私も親の面倒みなくてもい
いなら松江(松本?)に帰りたい。

□昨年、多くの組合の反対の中、国旗国歌法が通った。そしてその時、男女共同
参画基本法が通った。しかも全会一致で。私はその時こう思った。
「オイオイ、この法がどんなもんか知ってて通したのか
ヨー。」
「保守のオヤジども、地団駄踏んでくやしがらせてや
る。」
□内閣府のゴーストライターに大沢真理がいる。彼女のことを“体制内フェミニ
スト”とよぶ。
□70年代は女が実力をつける時代、80年代はオヤジの頭を変える時代、90年代は
オヤジの頭を変え女が……の時代。2000年、今、コミュニティーに女が……の
時代、そして後はどうするか!後は!亀井静香のような信念持ったオヤジに死
んでもらうだけだ!」
(これらの暴言は講演録からは削除されています。)


http://www.geocities.jp/WeLoveKoyano/

上野千鶴子:(性的弱者=コミュニケーション・スキルが乏しい男は)  「自然史的・人類史的にいえば、マスターベーションしながら死んでいただければいいと思います。」 (宮台信司・上野千鶴子 対談 (朝日新聞社『論座』1998年8月号)にて)
(上野千鶴子は、主婦団体とかからは世間知らずのフリーライダー扱いされている、障害者などに対する差別主義者です。)


http://blog.livedoor.jp/vipch-wakayama/archives/3875793.html

  ★「男女共同参画利権10兆円」に群がる、役人「自治労」家族の天下り先特殊法人  
   
   「男女共同参画」に毎年10兆円以上の予算が注ぎ込まれているが、この利権に群がる  
  「男女共同参画×××法人」と名の付いた特殊独立行政法人数はなんと150以上もある。  
   
   この特殊法人に採用されている準公務員職員数は32万6千人で、そのまま公務員たちの  
  利益誘導集団となっている。  
   職員は全て縁故採用で「自治労や連合」公務員組合員家族の就職先となる。  
   給与待遇面に関しては国家公務員に順ずる高額給与、ボーナス、高額退職金が  
  支給される準公務員だ。  
   男女参画特殊法人の職員32万6千人の給与だけで年間3兆7000億円、その他退職金、  
  年金などの人件費を含めると年5兆円は下らない。  
   
   この「男女共同参画」とは各省庁が“女性の職場参加”を名目にした、役人の組合  
  「自治労や連合」公務員自治労職員等のために作られた特殊な天下り法人。  
   各省庁つまり人事院、内閣府、総務省、厚生労働省、法務省、経済産業省、国土交通省、  
  農林水産省、文部科学省、警察庁等毎が、独自に予算を取って公務員「自治労」組織の為に  
  「男女共同参画」という名目で、各省庁毎に予算を付け「男女共同参画×××法人」という  
  特殊法人を大量に作ったものである。  
   
   各省庁毎にばら撒かれた予算は合計年10兆円にもなるが、各省庁の「男女共同参画」で  
  恩恵を受けた、助けられた、などと言う国民はほとんどいない。  


・短大生を逮捕 元カレに報復 海に突き落とし 石投げつける
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/22/kiji/K20140322007822400.html

 元交際相手の男性会社員(20)を海に突き落とし、石を投げつけて殺害しようとしたとして、岡山中央署は21日、殺人未遂の疑いで岡山県倉敷市の短大生高橋玲香容疑者(20)と、現在の交際相手で同市の無職原田憲宏容疑者(21)を逮捕した。

 逮捕容疑は21日午前1時半ごろ、岡山市中区の新岡山港で、高橋容疑者が背後から男性の太腿を蹴って約1・5メートル下の海に突き落とした後、2人で約5センチの石を数個ずつ投げつけて、殺害しようとした疑い。

 取り調べに対し、高橋容疑者は「男性にツイッターで悪口を言われ、腹が立った。海に突き落として石を投げつけたが、殺すつもりはなかった」と殺意を否認。原田容疑者は容疑を認めているという。

 同署によると、高橋容疑者は最近、男性と別れ、その直後に原田容疑者と交際をスタートさせた。電話で男性を呼び出し、原田容疑者と車で待ち合わせ場所へ。男性と合流すると、3人で同じ車に乗り、新岡山港に向かった。

 男性は海に突き落とされた後、必死に岸壁にしがみついたという。この時、高橋容疑者らは、ののしりながら投石。現場の水深は2メートル以上で、男性の足は届かない深さだった。

 この様子を現場近くに停泊していたフェリーの乗組員が目撃して110番。駆け付けた署員が男性を救助した。乗組員は「“ドボン”という音の方を見たら、人が海に落ちていた。上に2人いたので、助けるだろうと思っていたら、石を投げつけ始めたので慌てて通報した」と証言している。

 男性は約30分間、海につかっていたが、命に別条はない。
[ 2014年3月22日 05:30 ]


・職場のいじめで娘自殺 両親が名地裁へ会社提訴 2014年3月20日 21時43分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014032090214316.html

 娘が自殺したのは職場のいじめが原因として、両親が20日、勤務していた名古屋市熱田区の青果会社と先輩社員だった女性2人を相手取り、約6500万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。

 訴状によると、亡くなった女性=当時(21)=は高校卒業後の2009年に入社し、経理部門に配属された。指導的な立場にあった女性社員2人から「てめえ」「ばかじゃないの」などと威圧的な態度でしっ責され、配転後の慣れない業務で大量の仕事を課せられたほか、「いない方がいい」と言われるなど、長期にわたりいじめを受けたとされる。女性は12年6月下旬、自宅マンションから飛び降り自殺した。

 名古屋南労働基準監督署は昨年12月、「いじめとみられる強いしっ責が長期化したのは、会社の支援援助がなかったものと考えられる」と、労災認定した。

 提訴した母親(51)は「いじめを防止するよう会社にお願いしたが、逆に『親に電話してもらうなんて』といじめは一層ひどくなった。会社と2人には、いじめた事実を認めて謝罪してもらいたい」と訴えた。

 青果会社は「訴状が来ておらず、提訴については分からない」とコメントした。
(中日新聞)


・「ばかじゃないの」…威圧的な先輩のいじめが自殺の原因 女性社員の両親が提訴 2014.3.20 20:15
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140320/trl14032020160006-n1.htm

 名古屋市熱田区の仲卸業「加野青果」に勤めていた女性=当時(21)=が自殺したのは先輩社員によるいじめが原因として、女性の両親が20日、同社と女性社員ら2人に約6400万円の損害賠償を求め名古屋地裁に提訴した。

 訴状によると女性は2009年4月に入社し、経理を担当。約3カ月後から長期にわたり、先輩社員2人に呼び出されて「てめえ」「ばかじゃないの」と威圧的な言葉でミスを指摘されるなどした。

 担務が替わり、業務に慣れず時間外労働が月58時間を超えた際、休日に先輩社員から電話で叱られることもあった。11年末ごろうつ状態になり、12年6月中旬、自宅マンションから飛び降り自殺した。両親は「加重な業務といじめによりうつ病を発症した」と主張。会社に対しては「いじめを防ぐ手だてをせず、放置した」としている。


・STAP細胞 保存細胞にも疑念 実験と別種のマウスと判明 2014.3.25 21:19
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140325/lif14032521210031-n1.html

 新型万能細胞「STAP細胞」をめぐる問題で、新たな疑念が生じた。遺伝子分析により、2株の細胞が実験で使用したマウスと異なるマウスの細胞だったことがわかった。

 理化学研究所は25日、小保方晴子・研究ユニットリーダーがマウスから作製したとしていた新型万能細胞「STAP細胞」のうち、2株の遺伝子を共同研究者が調べたところ、実験に使用しなかったはずの別の種類のマウスの細胞だったことが分かったと明らかにした。実験途中に何らかの理由で細胞がすり替わった可能性も浮上してきた。

 マウスにはさまざまな種類や系統がある。理研によると、共同研究者の1人の若山照彦山梨大教授は、小保方氏に129系統という種類のマウスを渡してSTAP細胞の作製を依頼。小保方氏はこのマウスの細胞を弱酸性溶液で刺激し、STAP細胞の塊を2株作製できたとして若山教授に渡したという。

 若山教授はこの細胞塊を凍結保存していたが、論文の画像不正疑惑などの問題を受け、改めて遺伝子を調べたところ、129系統ではなく、実験には使わなかったはずのB6とF1という別種のマウスの細胞だったことが判明。理研は若山教授から連絡を受け調べている。B6、F1、129系統のマウスはいずれも万能細胞の一種である胚性幹細胞(ES細胞)の作製に広く使用されている。


・Listening:<特集ワイド>スカイマークの新制服 「ミニスカ」でみえてきたもの 2014年03月26日
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20140326org00m040017000c.html

 「ミニスカート」の波紋が広がっている。航空会社スカイマーク(東京都大田区)が主要便の一部で、客室乗務員(CA)に着用させる新制服。膝上約15センチとされるほど短く、人命を運ぶ空の便での服装とあって所管大臣が言及する事態に発展した。男性には目尻が下がる光景かもしれないが問題点は何か。“冷静に”考えた。【江畑佳明】

 ◇専門家「安全より話題づくり」 元CA「女性を商品化」と批判 会社側「のぞき見る客いない」
 新制服は5月末から新規導入するエアバスA330で運航する便で、羽田~福岡線を皮切りに、羽田~那覇、羽田~新千歳(札幌)の各線で順次、半年間限定で着用される予定だ。写真を見ると一目瞭然だが、かなり短い。無論、他のエアラインでは見かけない。

 「そういう観点ではどうなんだという話。報告を下さいというようなことは申し上げる」。18日、田村憲久厚生労働相は定例記者会見で、スカイマークのセクハラ対策について回答を求める方針を明らかにした。「(ミニスカート制服導入は)男女雇用機会均等法に定める事業主のセクハラ対策義務に欠けないか」との質問に答えた。20日には太田昭宏国土交通相が「CAは適切に保安業務を行う必要があり、サービスだけではない」と注文をつけた。今後の定期監査で、制服が原因で保安業務に支障が出ていると疑われる場合は「是正を求めることもある」(国交省担当者)という。

 そもそもなぜミニなのか。スカイマーク広報担当者は「A330導入のキャンペーンとして製作しました。多くのお客様に同機の快適性を知っていただきたいと考えております」。新型機の快適性とミニスカがどうつながるのか、よくわからない。

 雑誌「週刊プレイボーイ」元編集長で、現在はエッセイストかつバーテンダーでもある島地勝彦さんは「それくらい、いいんじゃないか。人生で最も退屈な空間が機内だよ。密閉されて景色も変わらず、身体の自由もない。そんなに目くじらを立てなくてもよいのでは」と男の本音を語る。「男性の目へのサービス」を是としたかっこうだが、航空関係者からは怒りの声が上がっている。

 元日本航空乗務員で航空評論家の秀島一生さんは「事故など緊急時は、操縦室は安全に航行するだけで手いっぱい。客室の対応はほとんどCAがこなさねばならない。機体から発火すれば、発火場所や風向きを確認し、乗客を誘導するなど臨機応変な対応が不可欠。『自分よりお客様の命を優先』という決意です。そういう事態を考えた場合、何でミニスカートなのでしょうか」。

 そもそも航空法ではCAの制服に関する規定はなく、実は全日空、日本航空ともに1970年代にミニスカート制服を導入したことがある。当時は英国人モデルのツイッギーの来日などで空前のミニスカブーム、時代はまるで違った。全日空は現在、膝丈のスカートを採用。広報担当者は「丈は短すぎず長すぎず、動きやすさを重視しています。素材も伸縮性があり、汗を吸収しやすいものです」と話す。日本航空もスカートだ。「機内での実地検証も含めて数回機能検証をしています。しわになりにくく、自宅で洗濯可能です」。スカイマークは「素材について特徴は特にございません」と素っ気ない。

 国際線のチーフパーサーを30年務め、飛行中にエンジンが停止するなどの危機を何度も乗り切った秀島さんは「会社が何を大事にしているか、透けて見えます」という。

 安全より重視されているものとは何か。航空行政に詳しい戸崎肇早稲田大教授は「スカイマークは2010年にCAの英語力不足で外国人機長と十分な意思疎通を図れず安全上の不備があるとして、国交省から業務改善勧告を受けています。これ以外にも、安全上の問題が多い。そんな会社がこんな制服で話題づくりをするのは、かなり違和感があります」と苦言を呈する。

 確かに06年には、修理が必要な機体をそのまま運航し、国交省が特別監査を実施。西久保慎一社長が国会に参考人招致された。10年には、副操縦士が飛行中の操縦室内でCAと記念撮影する事案が発覚。管制官が指示した高度より高く飛ぶなどの問題も続出して、再び特別監査を受けた。

 今年1月には、「格安航空会社(LCC)などとの競争が激化したため」として14年3月期(昨年4月~今年3月末)の売上高予想を前回発表から5・2%ダウンと下方修正した。戸崎さんは「広告に経費がかけられないため、とにかく話題づくりをして宣伝効果を狙っている」と指摘する。実際、新制服の便の予約は好調だ。

 CAの労働組合からは強い抗議が出ている。航空会社12社のCA約1000人でつくる「客室乗務員連絡会」は、国交省と厚労省に「人目を気にして作業しづらい」「性的嫌がらせを誘発しかねない」などと、スカイマークへの指導を求める要請書を提出した。元CAで同会事務局次長の酒井三枝子さんは「会社が『下着を見せて業務をしなさい』と言っているのと同じ。CAの肌の露出度を高めて広告、商品として扱っている。公共交通機関としてあるべき態度とは思えない」と怒る。

 機内での荷物の上げ下ろしなどの際に問題はないのか。スカイマークは「どんな体勢でもスカートの中は見えません。だから乗務員も心配なく業務でき、保安業務も支障はありません。またA330機へ搭乗する乗務員とは着用の合意ができています」ときっぱり。のぞき見される恐れについては「弊社のお客様にそのような行為をする方はおられないと考えております」。新制服で集客してそう言い切るとは……理解に苦しむ。

 首都大学東京の江原由美子教授(社会学・ジェンダー研究)は「CAは元来、性別を理由にしたセクハラなどの攻撃を乗客から受けやすく、心労が大きい。欧米ではそれについての理解が進み、現在では年齢や外見など性的魅力を理由に客室業務を要求するのは差別だ、という意識が常識です。ミニスカート着用は若い女性が多いようですが、それは会社が『この制服を着られない人はこの仕事に向いていない』と明言したも同じで、世界の流れに逆行している。厚労省は、セクハラに該当するか踏み込んだ調査をしてもらいたい」と力説する。

 また「現在多くの企業は女性の消費者を取り込むため、女性の知恵を借りていい商品づくりを目指している。なのに、一部の男性にだけ受ける戦略が、将来を見据えたものとはとても思えません」。

 「たかがスカート丈」の話ではない。

<一言コメント>
 スチュワーデスの団体はフェミ女性団体と同じ。セクハラとか言ってる連中こそ性に対する偏見を持っている。性欲はそもそも男女が協力的でなければならない。しかしフェミニズムの視点は性の拒否権だけを主張している。性の商品化というのもそもそも女性の役割、人としての役割を放棄した言い回しであり、それが正当化出来るなら、家計を担う労働者の男性は全て財布の商品化であるし、消防士は消火器の商品化、保育士は育児の商品化である。連中は一部の勝手な感情論だけでミニスカートに偏見を持ち、スカートの撲滅を狙っているだけだ。そのような偏見勢力に屈してはいけない。そもそもセクハラ云々と騒ぎ立てる女達は人としての器が小さい。少なくとも社交性を求められる職業に就く者は寛容性がなければならない。


上野千鶴子講演会、山梨市の対応をフェミニズム批判の糸口に

2014-03-19 22:52:13 | 家庭、教育

 山梨市が企画した介護に関する講演会で講師に上野千鶴子氏を招いたことが物議を醸し、一旦は中止を決定したものの、上野氏側の猛抗議で予定通り開催となる一幕があった。この一連の出来事で何が見えてくるか検証したい。

 市は昨年秋に講演を企画し上野氏に依頼、2月に広報したところ、過去に上野が朝日新聞の人生相談で、男子中学生の性欲について「熟女にやらせて、と頼めばいい」などと回答したことや、「セクシィ・ギャルの大研究」、「スカートの下の劇場」など過去の著書が問題だとして市民からの抗議が10件ほど寄せられた。そこで望月清賢(せいき)市長が事態を重く受け止め、中止を決定した。

 これに対し上野は自身のブログ等で反論、「過剰な自主規制」、「少数のクレームで中止するとはあってはならない」、更に性に関する過去の発言や著書が問題視された点も「講演のテーマに無関係」、「天にも地にも恥じる所はない」とした。

 この中止に関して、朝日新聞や毎日新聞などが中止理由と上野の反論を報道した。その後上野支持者と思われる市民などから中止撤回の抗議が相次ぎ、市は中止を撤回した。市の担当者が上野側に開催の旨を電話で伝えた際、「介護以外の話をしない」ことを確認し、同意を得たという。

 実際の講演が行われる冒頭で望月市長は一連の騒動について陳謝し、これに対し上野は「過ちを改むるにはばかることなかれ。みなさん方はすばらしい市長さんをお持ちです」、「お約束ですので、今日は性教育の話は致しません」などと述べた後、本題の講演を行った。そして講演の最後に「今回の講演料は市に寄付します」と表明した。

 そもそも上野千鶴子氏はフェミニストの中でも大御所と言われるような存在。フェミニズムに対する批判が至る所である中、上野などに講演を依頼しなければ良かったのだが、市によると依頼は昨年秋頃とのこと、望月市長は今年2月に初当選したばかりで、講演の決定には携わってなかったことになる。このような講演会などを行う際のテーマや講師の決定を誰がどんな形で行うかわからないが、内閣府の男女共同参画局が各自治体へ同様の部署を作らせたり、男女共同参画条例を作らせたりしている状況を見ると、全ては内閣府の男女共同参画局がテーマや講師まで選定して各自治体に通達を出している状況が想像できる。

 それが証拠に、皆さんが住む自治体や近隣自治体で、有名なフェミニストを講師とした講演会が大抵一度や二度は行われているのを見たことがあるのではないだろうか。私の近隣でも、樋口恵子や辛淑玉の講演会が行われた事例を知っている。つまり有名フェミニストは講演活動だけでも全国を渡り歩いているのだ。逆に、曽野綾子、長谷川三千子、林道義、八木秀次といったフェミニスト批判派の講演会が自治体主催で行われたというのは聞いたことがない。

 今回は問題を顕在化させるという意味で何らかの成果はあったと思う。上野は今回の講演料を事実上放棄したが、それだけでも大きな成果だ。講演内容も去ることながら、貴重な税金をフェミニズム講演会ごときに使う価値があるのかもう一度検証する必要があるのではないだろうか。


・山梨市、上野千鶴子さんの講演会中止 反対意見寄せられ 2014年3月14日19時52分
http://digital.asahi.com/articles/ASG3G3FZ5G3GUZOB002.html

 山梨県山梨市が、18日に予定していた社会学者の上野千鶴子さんの講演会を中止したことがわかった。介護や、最期までひとりで生きる心構えを語る予定だったが、上野さんの別のテーマでの発言を問題視する人から反対が寄せられ、市長が中止を決めた。

 市によると、講演は昨秋、依頼。今年2月に広報し、164人の参加希望があった一方、上野さんのツイッターやコラムでの発言を例に「公費で催す講演会の講師としてふさわしくない」という意見が約10件メールなどで寄せられた。

 例示されたのは、読者の悩みに答える朝日新聞のコラム「悩みのるつぼ」で、少年の性欲の悩みに対し、異性とのつきあいについて上野さんが答えた2012年12月8日付の回や、「セクシィ・ギャルの大研究」「スカートの下の劇場」などの著書タイトル。

 今年2月の市長選で初当選した望月清賢(せいき)市長が問題視し、市は3月5日に中止を決め、参加希望者に連絡した。市のサイトでも「諸事情により中止」と説明している。

 望月市長は14日、取材に対して「寄せられた資料を見て、市の講師としてはふさわしくないと判断した。会場が混乱するようなことがあると上野さんにも迷惑がかかる」と説明した。

 上野さんは「5日に市の担当者から講演中止のメールが来た。市長名の公文書を要求し、12日、担当者が持参し説明に来た。講演テーマとは関係ない話で反対がいくつかあったというが、164人と多くの人が申し込んで楽しみにしていてくれたもので、納得いかない」と話している。


・男子中学生は「熟女にやらせて、と頼めばいい」 上野千鶴子さんが朝日で仰天「人生相談」2012/12/ 8 17:38
http://www.j-cast.com/2012/12/08157370.html?p=all

 社会学者の上野千鶴子さん(64)が朝日新聞の人生相談で、男子中学生の性処理問題について触れ「熟女にやらせて、と頼めばいい」などと回答し、読者を仰天させている。

 自分も若ければ、男子中学生の「筆おろし」をしたいそうで、「正気なのか?」「淫行をお勧めしてる?」などという意見が「ツイッター」で一気に広まった。

■筆下ろし「わたしだってもっと若ければ・・・・・」
 上野さんが回答した人生相談は、朝日新聞の2012年12月8日付け「be」に掲載された「悩みのるつぼ」。質問者は15歳の男子中学生で、性欲が強すぎて受験勉強に身が入らない、というもの。自分で性欲の処理はしているが、カワイイ女の子を見るとムラムラしてしまう。本物の女の子の体に触れたい衝動が抑えきれずに、夜道で女性を襲ってしまわないか心配だ、と悩んでいる。

 上野さんは回答で、男性というものは性欲に振り回される生き物だから同情に堪えない。でもいまは、性欲がピークなはずの男子高校生は、女性と付き合うのは面倒と言っている、とした上で、

 「まず覚えていてほしいのは、異性とつきあうのはめんどくさいってこと。友達になるだけでめんどくさいのに、パンツまで脱いでもらう関係になるのはもっとめんどくさいです」と説明し、この「めんどくさい」ことを避けてセックスする方法がある、と伝授。

 「経験豊富な熟女に、土下座してでもよいから、やらせてください、とお願いしてみてください」

 上野さんの友人はこうすることによって、10回に1回はOKをもらったのだそうだ。昔は青年たちの「筆下ろし」をしてくれる、年上の女性たちがいて、青年たちはお世話になっていた。

 「わたしだってもっと若ければ・・・・・」と結んでいる。十分に経験を積んだら、今度は本当に好きな女の子にお願いしましょう、とアドバイスしている。

■10回土下座すれば1回はOKがもらえる?
 この回答にネットが騒然となり、「ツイッター」ではこの話題が一気に拡散。ネットでは刺激的で新鮮な内容だから好感が持てる、という感想もあるのだが、

 「私も若ければ・・・って、男子中学生がトラウマになるのではないか?」
 「そもそも男子中学生に語る内容ではないだろ」
 「PTAとか黙っていないんじゃないの?そもそも児童福祉法とか、淫行条例とかに引っかかってしまうだろ」
などといった意見が出ている。

 12年12月8日放送の東京MXテレビ番組「5時に夢中サタデー!」でもこの話題が取り上げられ、お笑い芸人の玉袋筋太郎さん(45)が、熟女に10回お願いすれば1回はOKがもらえることが分かった、とし、番組内で何度も土下座を繰り返していた。


・上野千鶴子さん「過剰な自主規制」 山梨市の講演中止 2014年3月15日22時29分
http://www.asahi.com/articles/ASG3H6W0JG3HUZOB00P.html

 山梨県山梨市が社会学者上野千鶴子さんの講演会「ひとりでも最期まで在宅で」を中止した問題で、上野さんは15日夜、自身のブログに反論を掲載した。契約不履行に伴う損害賠償請求訴訟など法的対応に触れながらも、望月清賢市長が中止を撤回するなら「予定通り18日に講演する用意がある」と、市の対応を当日まで待つと宣言した。

 ブログでは、市長名の文書で「当日の運営に支障をきたす恐れがある」と説明されたとし、脅迫などを受けていないのに「過剰な自主規制です」「少数のクレームで中止するとはあってはならない」と批判。性をめぐる過去の発言や著書のタイトルが問題視された点も「講演のテーマに無関係」「天にも地にも恥じる所はない」と反論した。

 講演会は164人が申し込んでいたが、「公費で催す講演会の講師にふさわしくない」とする意見が約10件、市に寄せられた。望月市長は「市の講師にふさわしくない。会場が混乱すると上野さんにも迷惑がかかる」として5日に中止を決めた。


・上野千鶴子さん講演、一転開催 山梨市 開催要求相次ぎ 2014年3月17日12時54分
http://digital.asahi.com/articles/ASG3K3TVPG3KUZOB003.html

 山梨県山梨市が社会学者上野千鶴子さんの講演会「ひとりでも最期まで在宅で」を中止するとした問題で17日、市が中止を撤回し講演会を予定通り18日に開催することが分かった。

 市によると、中止が報じられた14日以降、市民から開催を求める意見が相次いだことから、市の担当者が望月清賢(せいき)市長に翻意を促し、一転、開催が決まった。担当者が16日夜、上野さんに電話で伝えた。その際、「介護以外の話をしない」ことを上野さんに確認し、同意を得たという。

 望月市長は17日朝、朝日新聞の取材に対し「いろいろとうるさいのでコメントしない。結果をみて判断してほしい」と述べた。

 講演会は昨秋、市が企画し、164人の参加希望があった。その後、講演テーマとは関係ない上野さんの過去の発言を引き合いに出し、「公費で催す講演会の講師としてふさわしくない」という意見が10件ほど寄せられ、2月の市長選で初当選した望月市長が中止を決めた。

 これに対し、上野さんは自身のブログで反論。中止の理由を「当日の運営に支障をきたす恐れがある」と市側から説明されたと明かし、脅迫などを受けていないのに「過剰な自主規制です」などと批判した。開催の決定後、市の担当者は「警備を手厚くすることも検討する」などと話した。

 講演会の中止については、「介護は今の社会が避けて通れない切実な問題で、多くの人が示唆を得たいと望んでいた。学ぶ機会を奪われた」などとして、市民が抗議する動きも出ていた。


・上野千鶴子さん:講演会を開催 山梨市長が冒頭陳謝 2014年03月18日 21時09分
http://mainichi.jp/select/news/20140319k0000m040095000c.html

 ◇上野さん「過ちを改めるに、はばかることなかれ」で和解に

 山梨市が中止方針を撤回した社会学者、上野千鶴子さんの講演会が18日、同市で開かれた。望月清賢市長が冒頭、「上野先生に無礼を働いた」と陳謝すると、上野さんは「過ちを改めるに、はばかることなかれ」と応じ「和解」が成立。会場は聴衆約400人で満員になり、上野さんは「ひとりでも最期まで在宅で」と題して1時間半にわたり熱弁を振るった。最後に「今回の講演料は市に寄付します」と表明し、喝采を浴びた。

 講演会を巡っては、少年の性に関する上野さんの過去の発言などを挙げて望月市長が「表現が強すぎる」などと中止を申し入れた。しかし、開催を求める市民の抗議などを受け、17日に一転して開催を決めた。【春増翔太】


・上野千鶴子さん、山梨で講演 「紆余曲折」市長は陳謝 2014年3月19日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG3L6JTLG3LUZOB012.html

 山梨市がいったん中止を決め、のちに撤回した社会学者上野千鶴子さんの講演会「ひとりでも最期まで在宅で」が18日夜、山梨市万力の市民会館で開かれた。事前の申し込みに加え、当日の参加者も200人以上あり、定員400人のホールはほぼ満席となった。

 望月清賢市長は、主催者あいさつの中で「今回の講演会には紆余曲折(うよきょくせつ)がございました。大変申し訳なく思っております」と陳謝した。

 上野さんは講演の冒頭、「過ちを改むるにはばかることなかれ。みなさん方はすばらしい市長さんをお持ちです」とチクリ。「(市との)お約束ですので、今日は性教育の話はいたしません」と笑わせて、本題の介護問題に入った。

 今回の講演会は、参加者の募集が始まった2月下旬から、上野さんの過去の発言などを理由に「公費で開催する講演会にふさわしくない」との意見が市に寄せられ、望月市長はいったん中止を決めた。しかし中止が報じられると開催を求める声が相次ぎ、望月市長は中止を撤回して予定通り開くことにした。


<その他のリンク>
・上野千鶴子著「マザコン少年の末路」の記述を巡る問題とその結果
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/199411.htm

 著書内における”自閉症は母親の過干渉・過保護によって引き起こされる”という記述は自閉症への誤解にもとづくものであり、差別を助長するのではないかと、障害者問題に取り組む専門家や自閉症の子を持つ親から抗議があった。これに対し何度か話し合いが行われたものの、上野側は増補版の出版で巻引きとし、抗議側を納得させられるような謝罪の弁などは無かったというもの。詳細はリンク先の本文参照。また、本件に関して一時期ウィキペディアには上野が全面的に謝罪したとの記載があったが、リンク先の内容を見る限りではそのような雰囲気は感じ取れない。

・自閉症の神話 布施佳宏
http://homepage3.nifty.com/starbird/book.html

 ここでも上野の対処を批判している。

・上野千鶴子の「『マザコン少年の末路』の末路」の末路
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/Tmp/mothercom.html

 上記2つのサイトについて更にまとめた批評をしている。

 

<上野千鶴子ウィキペディアより>
著書『ジェンダー・フリーは止まらない』(松香堂)にて、「女は嫁に行くのが一番だと私は信じています」といった信条を犯罪として取り締まるべきだと主張し、フェミナチと揶揄されている。

宮台真司との対談の中で、コミュニケーションスキルを磨けない男性に対して、「マスターベーションしながら死んでいただければいい」と発言し物議を醸した。
(ウィキペディアは随時編集されるので、上野に不利な記述は削除される場合があります。)


STAP細胞論文問題、小保方氏批判、フェミニズムに逆手に取られぬよう注意せよ

2014-03-12 21:16:12 | 医療

 STAP細胞論文に関する批判が大きな局面を迎えている。論文の共著者である大学教授が論文の撤回を呼びかけてから批判報道が広がった。論文の代表執筆者は雲隠れしたままだが、説明責任は免れないだろう。果たして論文の行方は、そしてSTAP細胞の信頼性、そして今後の社会的影響は如何に。

 次から次へと疑惑が噴出するSTAP細胞論文問題、論文発表当初は絶賛の雨霰だった筆頭著者の小保方晴子氏も今や疑惑のデパートと化してしまった。更に彼女が博士号を取得した早大の博士論文にも本文や参考文献リストにネットサイトや他論文からの丸写しがあることが判明し、その一部は文字化けしているという。これを受けて一部からは学位取り消しを求める声も上がってきた。

 窮地に追い込まれた形の小保方氏だが、我々も報道だけに踊らされるのではなく、報道から見えてくる世相や権力構造といったものを推測していかなければならない。

 論文発表当初は、小保方氏について様々な側面から好意的な報道がなされていた。祖母から貰った割烹着姿で研究し、研究室の壁をピンクや黄色にし花柄のソファを置くなど女性らしい側面を持つ、実験器具にムーミンのシールなどを貼り付けたりしている、ファッション好きとしても知られ今回の記者会見でも英国の有名ブランドの指輪を着けていた、研究に関しては「並外れた努力家」、など、研究とは無関係な事柄も含め、彼女を全面的に持ち上げた報道だ。

 しかも、最初は研究内容を信じてもらえず泣き明かした、風呂の時もデートの時も研究のことを考えている、など小保方氏に関する話題は全て美談とされた。

 更に、研究室のスタッフ5人は全員女性とした上で、これは単に女性の登用を進めようというだけでなく、性別や国籍などの多様化を進めることで研究にも新しい発想と成果を生み出そうという「ダイバーシティー(多様性)」という考え方が反映していると言える、といったフェミニズムの正当性を誇示しようという報道側の戦略が垣間見えた。また「リケジョ」という言葉を流行させようという画策もあったようだ。恐らく今年の流行語大賞の候補として挙げる目算もあったことだろう。

 だが間もなくして論文に問題点が見つかる。当初は写真の入れ違いなど些細な内容で研究の根幹は揺るがないとされ、マスコミも一部のネット報道以外全く問題にしなかった。これはフェミニズムの権力が報道にも幅を利かせているからであろう。女性である小保方氏の印象を少しでも低下させる報道はするな、という圧力があったのは想像に難くない。しかしこれが男性研究者の論文であったなら、マスコミはこぞって批判報道していたであろう。

 フェミ陣営は、論文に問題があったとしても一過性のもので終わると当初考えていたのだろう。しかし問題点が次々と持ち上がり雲行きが怪しくなるにつれて、判断の変更を迫られることになる。

 そして、論文の共著者である若山教授が論文撤回の意向を示す会見を行ったのをきっかけにマスコミは報道姿勢を180度転換し、一斉に論文批判を始める。ネットをやってない人々には、この時点で初めて論文が問題になっていることを知った人も多いはずだ。

 更に今日になって、中日新聞や読売新聞では社説で論文の問題点を取り上げるなど社会問題としてこの問題を取り上げた。また小保方氏が博士号を取得した論文についても問題点が持ち上がるなど事態は益々深刻化している。

 絶賛から擁護、そして一転して批判へとマスコミの報道は変遷していく。この流れを皆さんはどう感じるだろうか。そしてこのまま小保方氏を表舞台から引き摺り下ろして終わりにしてしまうのか。一体マスコミの役割とは何なのか。それこそSTAP細胞同様に何が何だかわからなくなってくる。

 そして、最も恐れなければならないことは、今回の失態が日本国家全体の信用失墜につなげられてしまう恐れがあるということだ。従軍慰安婦や竹島、尖閣諸島など中韓との問題についても、日本の信頼が損なわれれば、中韓の主張があたかも正しいかのように世界中に広がってしまう。たださえ慰安婦の像が米国に建立されるなど日本は劣勢に立たされているというのに、更に日本批判に拍車がかかるような事態は避けなければならない。

 このように考えると、今回の小保方批判は確かにフェミニズムの勢いに水を差すという点では一定の効果はあるかも知れない。しかしフェミニズムの強かさは並大抵ではない。フェミ陣営は勢力さえ伸ばせればそれでいいのだから、中韓との関係で日本を貶める材料としてこの小保方問題が利用出来るなら、同じ女性であっても「小保方切り」も平気でやるだろう。勿論それは正義に基づく制裁ではなく、陣営の利益のために利用するだけなのだ。

 従って今回の問題も、小保方氏の思い込みが激しい性格などが災いし、大衆を騙す結果になってしまった、それはフェミニズムが女性の社会進出で社会が発展するという勝手な思い込みに通ずるところがあるといった、小保方=フェミニズムという図式で批判が出来るように批判の仕方も工夫する必要があるだろう。


・新たに画像酷似の指摘「根幹揺らぐ」 STAP細胞論文 2014年3月11日07時43分
http://digital.asahi.com/articles/ASG3B7F8QG3BULBJ011.html

 生物学の常識を覆すとして世界に衝撃を与えた万能細胞「STAP細胞」の論文が、撤回される可能性が出てきた。発表からわずか1カ月余り。論文の不適切さを問う声が相次ぎ、共著者まで「確信が持てない」と表明した。次々に明らかになる問題に、理化学研究所の対応は後手にまわっている。

 ■理研幹部から「論文取り下げては」

 「きょうの昼ごろに、理研の(幹部)3人から、メールや電話で『論文を取り下げてはどうか』と著者全員に連絡があった。それに後押しをされて、取り下げを呼びかけることにした」

 10日夜、甲府市の山梨大。報道陣に囲まれ、論文の共著者である若山照彦教授は話した。

 若山さんはマウスのクローンを作る第一人者。論文では、STAP細胞がどんな組織にでもなれる「万能性」を持つことを裏付ける決定的な証拠のための実験を担った。

 STAP細胞の特徴は、①万能性を持ち、②体のふつうの細胞から作られる、という2点だ。こうした研究内容そのものにかかわる疑問が、今月に入り相次いで浮上した。

 万能性への疑問は、論文不正などを取りあげるインターネットのブログで9日に指摘された。筋肉や腸の組織をとらえた計4枚の画像で、英科学誌ネイチャー発表の論文では、いずれもSTAP細胞から育ったと説明された。

 だが、これらは論文の主著者である理研の小保方晴子ユニットリーダーが2011年に書いた博士論文の画像とそっくりだった。博士論文ではSTAP細胞ではなく、骨髄の中に元々含まれている万能の細胞を育てたとしていた。

 若山さんは「この写真は細胞がいろいろなものに分化できることを示す写真で、研究の根幹が揺らいだ。私が実験をしたのが何だったのか、確信が持てなくなった」と話した。

 第二の特徴にも疑念が出ている。論文では、血液に含まれるリンパ球という細胞からSTAP細胞をつくったとされ、人為的につくったことを示す遺伝子の変化がSTAP細胞に見つかったと書かれていた。

 ところが、理研が今月5日に公表した詳しい作製手順には、STAP細胞を改変した細胞(STAP幹細胞)にはこの遺伝子の変化がなかったと書かれていた。

 若山さんはこれまで小保方さんを擁護していた。論文については他にも、画像の「使い回し」や、記述の一部が別の研究者が発表した論文とほぼ同一だったとの指摘もあったが、STAP細胞を作ったという成果自体には影響しないと見られてきた。

 若山さんは「研究成果を信じたい気持ちがあるので、一度論文を取り下げて、もう一度研究を行い、だれからも文句の出ない形で論文を出したい」と話した。


 ■撤回なら成果は「白紙」に

 論文の撤回は、そこに記載された科学研究の成果全体が「白紙」となることを意味する。現段階でSTAP細胞ができたこと自体まで否定されたわけではないが、論文を発表した理研とは別のチームによる実験で同じ結果が示され、その結果が研究者のあいだで信用されるまでは、STAP細胞が本物とも言えない状態になる。

 公表された論文の内容に問題が見つかった場合、意図的でない小さなミスであれば論文の訂正がなされる。しかし、データの改ざんや捏造(ねつぞう)、ほかの研究者の論文からの盗用といった不正行為があった場合は論文そのものを取り下げ、雑誌にも撤回の事実を明記するのが一般的なルールだ。論文不正に詳しい愛知淑徳大の山崎茂明教授は「誤った研究結果がそれ以上広まらないようにするのが撤回の目的」と話す。今回も、盗用を含む複数の不正の指摘がある。

 撤回は、論文を書いた著者が自ら申し出るのが原則だが、雑誌の側がすることもある。京都府立医大が中心になった高血圧薬をめぐる臨床研究の論文は、掲載した欧州心臓病学会誌が昨年撤回している。悪質な不正があったとして、著者が所属する大学から解雇されたケースもある。

 過去約70年間に掲載され、あとで撤回された世界の医科学系の論文2047本を分析した米国チームの報告によると、捏造や盗作などの不正行為が全体の67%を占める。不正を理由とした撤回の割合は増加傾向で、最近では75年当時のほぼ10倍にのぼるという。

 今回の論文が掲載されたネイチャーのほか、サイエンスやセルといった影響力の大きい科学雑誌での撤回は実は珍しくない。「一流雑誌に載る論文ほど競争の激しい分野の研究が多い。それだけ、問題も生じやすい」と山崎さんはいう。

 ■理研、遅れる対応

 これまで相次ぎ指摘されてきた問題点について、理研は「調査中」を理由に詳しい説明を拒んできた。研究の中心となった小保方さんも、論文の掲載時以降、取材に応じていない。

 理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の広報担当者は10日夜、理研所属の著者について質問されても「いま対応を協議しているところです」と繰り返した。このうち小保方さんについては「様々な指摘を真摯(しんし)に受けとめている」と説明し、内部で対応を議論しているという。

 STAP細胞の姿は、発表後まもなくから揺らぎ続けた。まず指摘されたのはSTAP細胞を用いて育ったマウスの胎児と胎盤の画像だ。別々の被写体のはずの2枚で一部が酷似していた。理研、ネイチャー誌が相次ぎ調査開始を公表。理研は「成果そのものは揺るがない」と自信を示した。

 当初、「簡単にできる」と説明したことについても疑問が噴出。研究者から「再現できない」との声が相次ぎ、理研は製法の詳細を公表した。だが、その内容が当初の発表と矛盾するとの指摘が出て、さらに対応を迫られた。

 理研を所管する文科省幹部は「理研の調査委の中に、STAP論文について、正しいと見ている研究者と、疑いの目を持った研究者がいるので結論が出ていない」と説明する。一方、日本分子生物学会は日本の科学研究の信頼性への影響を懸念し今月3日、迅速な調査結果の公表を求める声明を出している。

 ■これまでの主な経緯

1月29日 英科学誌ネイチャーにSTAP細胞の論文が掲載される

2月13日 「論文に不自然な画像がある」とインターネットなどで指摘され、理研が調査開始

  17日 ネイチャーも調査開始を公表

  18日 早稲田大が小保方さんの博士論文について調査を始める

     共同研究者の若山・山梨大教授が朝日新聞に「画像取り違えの単純ミス」と説明

3月3日 日本分子生物学会が理研に対し、迅速な調査結果の公表を求める声明を発表

  5日 理研がSTAP細胞の詳しい作製手順を公表

  10日 若山教授が、論文取り下げの呼びかけを表明


・日本分子生物学会、STAP細胞論文への厳正な対応求める「単純ミスの可能性をはるかに超えている」 2014年03月11日 16時35分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1403/11/news109.html

 日本分子生物学会は3月11日、不自然な点が複数指摘されている「STAP細胞」論文への撤回を視野に入れた適切な対応と、事態を招いた原因の検証・報告を理化学研究所に対し「強く要望」する大隅典子理事長名の声明を発表した。

 英科学誌「Nature」に投稿された新型万能細胞「STAP細胞」に関する論文に不自然な点が複数指摘されている問題に対し、(1)データに欠点が多く、結論が科学的事実に十分には担保されていない、(2)多くの作為的な改変があり、「単純なミスである可能性をはるかに超えており、多くの科学者の疑念を招いている」──と指摘。「当該研究の重要性は十分に理解していますが、成果の再現性は別問題として、これら論文に対しての適正な対応を強くお願いします」としている。

 またSTAP細胞の研究主体となった理研に(1)Nature論文に関する生データの即時・全面的な開示と、撤回や再投稿などを含む迅速かつ適切な対応、(2)公正性が疑われるような事態を招いた原因に対する詳細な検証と報告――の2点を「強く要望」している。

 今回の問題は単体ではなく「科学者を取り巻く環境を含めた課題であり、自省と自戒を持って注視している」とし、「我々、研究者が今一度、研究の公正性を含む研究倫理の問題として再度真剣に把握、分析し、システムの改善の努力に取り組む所存」と述べている。

 同学会は3日にも本件に関する理事長声明を発表していた。「日本の科学をリードする研究機関の一つである理化学研究所が、可能な限り迅速に状況の正確な報告について公表されるとともに、今後の規範となるような適切な対応を取って下さることを本学会は期待します」と結んでいた。


・小保方さんの博士論文、参考文献リストもコピペか 2014年3月12日11時44分
http://digital.asahi.com/articles/ASG3D32NBG3DULBJ002.html

 英科学誌ネイチャーに掲載された新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文の筆頭著者、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーが早稲田大に提出した英文の博士論文で、参考文献リストが他の論文と酷似していることが12日わかった。リストは論文の根拠となる文献を示すもので、学位取り消しの検討が求められる状況となっている。

 博士論文は2011年2月付。動物の体中から万能性をもつ幹細胞を見つけ出すもので、STAP細胞の論文ではない。章別に参考文献リストがある。たとえば、第3章では本文に引用の印がないのに、文献リストには38件分の著者名、題名、雑誌名、ページが列挙されている。これは10年に台湾の病院の研究者らが医学誌で発表した論文の文献リスト53件のうち、1~38番とほぼ一致した。博士論文では一部文字化けしている文字があり、コピー・アンド・ペースト(切りばり、コピペ)の可能性がある。リストは著者名のABC順。元論文の38番はPで始まる姓のため、ありふれたSやTで始まる著者名が博士論文にはないという不自然さがあった。

 普通の論文では本文で文献を参照した箇所に(1)などの番号を添えるが、図を除いて5ページある第3章の本文にはこのような番号はつけられていない。このため、意味不明な参考文献リストになっている。

 この博士論文に関しては11日、米国立保健研究所(NIH)がネット上に掲載している文章との酷似が指摘されたばかり。酷似は108ページある博士論文の約20ページ分に及ぶとされたが、今回判明した参考文献リストを合わせると約35ページ分になる。

 小保方さんは理研に就職する前、論文審査を通り博士の学位を得た。審査には早稲田大教授2人、東京女子医科大教授1人のほか、STAP細胞論文の責任著者になっている米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授も加わっている。

 研究倫理に詳しい山崎茂明・愛知淑徳大教授は「これで論文審査を通ったこと自体が驚き。審査した教授や大学の責任は重い。学位取り消しを含めて検討すべきだ」と語る。早稲田大広報課は「確認中。学位取り消しに相当するかは調べきってから評価することになる」としている。(編集委員・浅井文和)


<論文問題が明るみになる前の報道>
・「リケジョ」小保方さんの経歴から読み解く教育・科学技術改革の成果とは?2014/02/27 17:00
http://benesse.jp/news/kyouiku/trend/20140227170058.html

かっぽう着姿の「リケジョ」(理系女子)としても注目を浴びた、独立行政法人理化学研究所(理研)の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー。教育ジャーナリストの渡辺敦司氏が語った、彼女の経歴が物語る「近年の教育・科学技術改革」の成果とは?

***

小保方さんは、2002(平成14)年に早稲田大学理工学部応用化学科(当時)にAO入試の一種である「創成入試」(同)の1期生として入学しました。AO入試は学力不問入試などと批判されることも多いのですが、やり方によっては「とんがった学生」(学部時代の指導教員だった常田聡教授)を選抜できる入試改革であることの証明でもあるでしょう。

再生医療の研究にもかかわらず、小保方さんの学位は博士(工学)です。2006(平成18)年に大学院に進学する時、病気で子宮をなくした人に光を当てたいと考えたと言います。研究の世界では学問領域を超えた「学際的」な研究は当たり前です。大学進学でも受験科目だけ勉強していればよいのではなく、幅広い知識や教養を身に付けておくことが求められます。

当時、ちょうど医学部のない早大は東京女子医科大学との連携を進めており、博士課程に進んだ2008(平成20)年には両大学が共同で設立した「東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設」(TWIns)を研究の拠点にしています。これは一つの大学だけですべてを抱えるのではなく、「機能別分化」によって特色を絞りながらもほかの大学とお互いの強みを生かして連携・協力を図っていくという、大学改革の流れに乗った対応ともいえます。

博士課程進学と同時に日本学術振興会の特別研究員となったのは、若手研究者を支援する国の政策によるものです。さらに今回の成果に直接つながるハーバード大学への留学は、国際的に卓越した教育研究拠点を作ろうとする文科省の「グローバルCOEプログラム」(当時)に採択された早大「『実践的化学知』教育研究拠点」の支援によるものでした。

2013(平成25)年からは理研のユニットリーダーに抜擢(ばってき)されるのですが、研究室のスタッフ5人は全員女性です。これは単に女性の登用を進めようというだけでなく、性別や国籍などの多様化を進めることで研究にも新しい発想と成果を生み出そうという「ダイバーシティー(多様性)」という考え方が反映していると言えます。


・万能細胞:作製の小保方さん おしゃれ好き、努力家「新星」- 毎日新聞 2014/01/30 3:32:00
mainichi.jp/shimen/news/20140130ddm041040145000c.html

「生物学の教科書を書き換える成果」と、国内外の研究者が驚きの声を上げた。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)が作製成功を発表した新万能細胞「STAP細胞(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得細胞)」。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を超える可能性を秘めた研究成果を主導したのは、30歳の女性の「新星」だった。

「研究者の仕事は世の人のため。一生懸命に頑張っていれば、いつかきっと誰かが評価してくれる」

今回の研究の中心となった同センター研究ユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さんは、祖母の教えを忘れない。2009年、世界的に有名な科学誌に掲載を断られ、ひどく落ち込んだ。その時、励ましてくれたのが祖母だった。「とにかく一日一日、頑張りなさい」。その言葉を胸に、祖母からもらったかっぽう着に必ず袖を通して毎日、実験に取り組んでいる。

自分の研究室の壁はピンクや黄色、花柄のソファを置き、実験器具などには、「ムーミン」のキャラクターのシールなどが貼り付けてある。知人の間では「ファッション好き」で知られる小保方さん。今回の記者会見でも英国の有名ブランドの金色の指輪をつけて臨んだ。

その一方で、「研究に関しては並外れた努力家」と、指導した研究者らは、こう口をそろえる。

大学院生だった08年夏。半年間の予定で米ハーバード大の幹細胞研究の権威、チャールズ・バカンティ教授の研究室に留学した。帰国が迫ったころ、小保方さんは「骨髄細胞を使った幹細胞の最新研究」について発表することになった。1週間ほとんど寝ず、関連する論文約200本を読んで、発表に挑んだ。

その内容を聞いて、バカンティ教授は「研究室を開いて以来のベストプレゼンテーション」と大絶賛し、小保方さんが米国に残って研究を続けられるよう資金面などでの援助を決めた。「感性が鋭く、新しいことにどんどん取り組む」。バカンティ教授は毎日新聞の取材に、こう評した。

女性研究者の活躍が難しいとされる日本にあって、異例の若さで、研究室を仕切る。小保方さんは29日、毎日新聞の単独取材に「この研究は、今すぐ誰かの役に立つわけではない。いつか、世界に貢献できるようになりたい。そのために研究を続けたい」と決意を語った。【斎藤広子】


<その他のニュース>
・多摩センター駅連続殴打事件、28歳女を逮捕「鬱積晴らすため」 警視庁 2014.3.12 13:25
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140312/crm14031212540002-n1.htm

 東京都多摩市の小田急多摩センター駅近くで1月、女性4人が相次いで顔などを殴られ、負傷した事件で、警視庁多摩中央署は傷害容疑で、同市落合、契約社員、木村友美容疑者(28)を逮捕した。同署によると、「日頃の鬱積を晴らすためにやった。持っていた携帯電話で殴った」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は1月27日午後1時40分ごろ、同駅近くの路上で、女性(52)の頭を殴り、軽傷を負わせたとしている。

 同署によると、現場周辺の防犯カメラの映像などから木村容疑者の関与が浮上。約15分前にも77歳、67歳、23歳の女性が相次いで顔を殴られており、同署はこの3人に対する暴行容疑でも捜査している。


卑劣化する女性権力の拡大に歯止めを、男尊女卑はフェミニズムの偽装

2014-03-06 22:45:50 | 家庭、教育

 今回は時間の都合により、ニュース記事の紹介のみとさせていただきます。


・日本の家庭の男尊女卑イメージは誤解 女性支配が更に強まる 2014.02.19 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140219_241972.html

 最近、日本に恐妻家が急増しているらしい。サラリーマン川柳(第一生命が募集して選出)に、こんな“名作”がある。

〈領土権 妻はリビング 俺トイレ〉

 夫としての立場はもちろんだが、恐妻の前では“父親の権威”も地に落ちる。

「僕が子供を叱ると、それを聞いていた妻が『あなたの叱り方は間違っている』と全否定。父親としての立場がない」(30代男性)

「休みの日、食器の片づけや部屋の掃除をしていると、子供の前なのに『お皿を置く場所はそこじゃないの。何度いったらわかるの?』『そんな掃除の仕方じゃダメよ』と怒鳴られる。これじゃあ、子供が父親のいうことを聞かなくなるはずです」(40代男性)

“一家の主である夫を立てる”なんていう美風は、もはや日本には存在しないようだ。それにしても、家計を支える大黒柱であるはずの夫を、なぜ妻はこうも邪険に扱えるのか。

「日本はもともと恐妻家だらけだった」と話すのは、高崎経済大学教授の八木秀次氏である。

「日本は男尊女卑というイメージがあるようですが、それは誤解です。昔から日本は女性の地位が高かった。江戸時代の古典落語にも、しっかり者の女房が主導権を握る一般庶民の生活が多く示されています。

 また、日露戦争時に日本を訪れた英国人写真家は、日本の家庭の様子を“日本では婦人たちが大きな力を持っていて、家庭における優雅な支配力を感じる”と感想を述べている。これは、女性は利口な独裁者で、夫に“自分が手綱を握っている”と思わせておきながら自分が巧妙に支配しているということです」

 しかし、日本における恐妻家のありようは、以前とはかなり違ってきているという。八木氏が続ける。

「もともと女性の地位が高かったところに、戦後、欧米から男女平等やフェミニズムなどの思想が入ってきたことで女性の地位はますます高くなった。“優雅な支配”から『優雅』が消え、文字通り、“支配”“独裁”になっているのです」

 その流れに拍車をかけたのは、サラリーマンの給与が銀行振り込みになったことだと、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子氏はいう。

「日本では1969年に、ATMの前身であるキャッシュディスペンサーが導入され、サラリーマンの給与振り込みが普及していった。現金を手にする有り難みが減ってしまったのです」

 夫が給料袋を妻に手渡し、妻がうやうやしく受け取るという“儀式”が消滅。妻が夫の有り難みを感じる機会がなくなってしまった。

 給与振り込みの普及で、“夫の小遣い制”も一般化した。オリックス銀行が昨年行なった調査によれば、家計を「妻が管理」している家庭は6割近くを占め、子供のいる家庭では65%にのぼる。しかも夫の53.4%が「小遣いが足りない」と感じつつも、ほとんどが増額交渉を行なっていないという実態も明らかになった。妻が怖くて不満を言い出せないのかもしれない。

〈昼食は 妻がセレブで 俺セルフ〉──またしてもサラリーマン川柳が身に沁みる。

※週刊ポスト2014年2月28日号

・浅田真央を“最悪のリンク”で調整させたスケート連盟の失態 2月26日(水)0時0分
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140226-00010005-jisin-ent

 自己ベストをマークした舞いに、「これが自分がやろうと思っていたこと」と、演技終了直後に頬を濡らした浅田真央(23)。敗れてなお、多くのファンの記憶に残る伝説を作った。その陰で、ソチへの最終調整の場に関して、浅田側とスケート連盟は揉めに揉めていた。

「真央には、精神的にもっとも落ち着ける場所で最終調整をさせてあげたい」と、佐藤信夫コーチ(72)は、スケート連盟幹部に(練習拠点の)中京大リンクで調整したい思いを伝えたという。だが連盟は、ソチへ移動が数時間でできる隣国アルメニアのリンクを確保していた。

 そこで、浅田側と連盟の“対立”の間に、第三案として浮上したのが、浅田の振付を担当するタラソワコーチ(67)の口添えで、ロシア代表のソトニコワ(17)、リプニツカヤ(15)らと一緒にモスクワの「ロシア・ナショナル・トレーニングセンター」で最終調整をおこなうという案だった。

 しかし、この案にも連盟は首を縦に振らなかった。 結局、浅田は連盟に押し切られる形で、渋々アルメニアに向かった。

「この決断が最悪だった。アルメニアのリンクの氷には砂が混ざっているうえにガタガタ。急遽、刃を研ぎ直す必要に迫られた。しかも空調設備が悪く、非常に寒かった。浅田は最終調整どころか、調子を狂わせてソチ入りした」(スポーツ紙記者)

 連盟による“妨害”はこれだけではない。現地の報道関係者を取材すればするほど、それは次から次へと噴出するのだ。

「連盟幹部たちは、我々に対しても高圧的。取材させてやっているんだという態度で、少しでも気に食わないことがあれば、『何を書いているんだ』と取材パスを取り上げられた記者も過去にいたほど」(民放関係者)

 それは選手に対しても同様で、今回の男子代表選手にも勇気づける立場にあるはずなのに、心ない言葉を浴びせ、逆に追い込むようなことをしていたという。

「女子選手に直接言わないにしても、そのコーチや関係者などに失礼なことを言うのは日常的。選手をサポートする立場なのに、彼らはそれをせずに何をやっているかといえば、選手村で頻繁に酒盛り。チーム・ジャパンとして機能しているはずがない」(スポーツライター)

 今回、連盟幹部は十数名ソチ入りしているが、はっきりいって遊びに来ているのと同じ、とスポーツライターは続ける。

「彼らの遠征費は、浅田らの広告料から多くが出ているが、そのお金で我が世の春を謳歌しているにほかならない。見かねた男子選手やその周辺からは『連盟の誰も信用できない』と、我々に相談をもちかけてきたこともあった」

 五輪前、男女で複数のメダルを目標に掲げながら、選手をサポートできない連盟は猛省どころではすまされない。

(週刊『FLASH』3 月11日号)


・韓国の反日組織「VANK」 その正体 ネットで謀略工作 資金は朴政権が支援 2014.02.26
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140226/frn1402260733000-n1.htm

 歴史をねじ曲げるばかりか、領土を不法占拠し、告げ口外交で中傷する。日本をあらゆる側面からおとしめ、自国の利益に結びつけようとする朴槿恵(パク・クネ)体制下の韓国。25日に大統領就任1年を迎え、反日姿勢をますます先鋭化させる気配だが、その対外広報戦略を担う組織にVANK(バンク)という団体がある。主にインターネットを駆使して工作を謀るため、現地では「サイバー外交使節団」とも呼ばれるという。この組織の正体と謀略の数々をノンフィクションライターの高月靖氏が緊急ルポする。

 「日本海」の英語名は「Sea of Japan」。ところが古くから定着しているこの呼称に、いま奇妙な動きが起きている。今年2月6日には米バージニア州下院が、公立校教科書の「Sea of Japan」の呼称に「East Sea(東海)」の併記を求める法案を可決した。

 「バージニアの法案はドミノ倒しの最初の1枚です」

 法案可決の知らせに際して韓国メディアにこう語ったのは、「VANK」(Voluntary Agency Network of Korea)のパク・ギテ代表だ。

 VANKはインターネットを主な舞台に、韓国の対外広報を行う民間団体。「サイバー外交使節団」とも呼ばれる。

 「東海」とは、ほかでもない韓国での日本海の呼称。韓国および在米韓国人社会では、世界中の地図に書かれた日本海を自国式の東海に改めさせる運動が十数年前から活発になっている。

 こうした運動の先頭に立つのが、パク代表率いるVANKだ。十数年前に発足し、当初は海外のペンフレンドに、あまり知られていない韓国の文化、また韓国について誤解されていることなどを正しく紹介するのが目的だったという。

 以後10年を超える活動を通じて、若者を「韓国広報大使」として養成する事業を韓国政府とともに推進してきた。現在、北米約3000人をはじめ、海外で2万人近くがVANKの支援を受けて活動、国内会員は10万人を数える。

 「海外に韓国をアピールするのはいいんですが、そこに必ず日本の話題が絡んでくるのが定番の流れ。ハングルやキムチの紹介が、いつの間にか竹島関連のメッセージになっていたりするわけです」(韓国通日本人メディア関係者)

 例えばVANKは今年2月、韓国の伝統衣装、ハングル、キムチなどを紹介するはがきを製作して内外に配布すると発表した。そこには「韓国の島」として竹島、韓国でいう「独島」が加わる予定だ。

 「パク代表は韓国メディアで『韓国文化コンテンツの力をテコに独島と日本の侵略史を知らせる』と語っていました。伝統衣装もキムチも、外国人の関心を独島へ誘導する方便なのかもしれません」(同)

 それだけならまだしも、VANKを巡る報道では目を疑うような見出しやフレーズが飛び交う。

 「VANKが日本の国際的地位を低下させる『ディスカウントジャパン』運動宣言」「VANK、アジアで『日本イジメ』戦略を展開」などの記事はその一例だ。

 「韓国経済新聞によると、パク代表は昨年10月の独島の日に合わせて中国の各主要大学で巡回講演を行いました。テーマは『国際舞台で日本を外交的に孤立させるため、南京大虐殺、独島、慰安婦などを全て絡めた韓中民間協力が重要である』だそうです」(同)

 気になる活動資金はというと、政府の支援が出ている。

 「李明博大統領時代に『政府がVANKの支援を打ち切る』という噂が流れたんですが、バッシングされた李大統領は慌てて予算増額を宣言しました。その後も支援のための法改正が行われたほか、慶尚北道といった自治体の後押しも報じられています」(同)

 パク代表はVANKのほかに、外交通商部(外務省に相当)スポークスマン室コミュニケーション諮問委員、大統領直属青年委員会メンター委員、ソウル市広報大使といった政府関連機関の役職を兼任。海外のネットワークも駆使した対日戦略は、これから一層激しさを増しそうだ。

 ■高月靖(たかつき・やすし) ノンフィクションライター。1965年生まれ。兵庫県出身。多摩美術大学グラフィック・デザイン科卒。韓国のメディア事情などを中心に精力的な取材活動を行っている。『キム・イル 大木金太郎伝説』『独島中毒』『徹底比較 日本vs韓国』『南極1号伝説』など著書多数。


・ネトウヨ?愛国者?“嫌韓女子”が語る「私が目覚めた理由」 2014.03.02
http://joshi-spa.jp/64064

  右翼といえば、“黒塗りの街宣車に日の丸を掲げた男性”というイメージがある。ところが、2~3年前から、若い女性の間でも右寄りの思想に傾倒する人が急増しているという。

「K-POPや韓流ドラマは絶対観ない!」

「韓国は国ぐるみで間違った歴史を教えて、日本を悪者に仕立てている。許せない!」

「尖閣諸島や竹島は絶対に日本のもの!」

「中韓とは断固国交断絶!」

「広告代理店やマスコミが朝鮮人と結託して、日本人に親韓的な感情を植え付けようとしてる!」

……などと、彼女たちはとても語気が荒い。

 中には、東方神起のファンだったのがいきなり嫌韓に目覚めた女性もいた。


「もう韓国コスメは買いません!」

 流行やブランド品を好む、“スイーツ系女子”の相田多喜子さん(仮名・33歳・会社員)はこう話す。

「韓国製のコスメや食品はもちろん、韓国と業務提携や協賛している日本企業の製品も買わないようになった」。

 発端は、知人に紹介された「2ちゃんねるまとめブログ」だという。

「それまで2ちゃんねるに関心がなかったのですが、中国や韓国の実態を伝える書き込みを初めて読んでショックを受けました。韓流芸能人が韓国で日本を悪く言っていること、韓国の性犯罪率の高さ、商品にウジが混入するといった企業の衛生管理のずさんさなどを知り、さらにネットで勉強するように。日本のマスコミが偏った報道しかしないことを知りました」

 2ちゃんねる経由でこうした思想に傾倒する女性は多いが、特に急増したきっかけのひとつとして、2011年の「高岡蒼甫ツイッター事件」がある。俳優・高岡蒼甫が、韓国ドラマや韓流芸能人が多すぎる、としてテレビ局をツイッター上で批判。その結果、高岡が所属事務所を解雇された問題が2ちゃんねる上で話題になり、テレビ局への抗議デモが勃発した騒動である。


やっぱり多い「2ちゃんねる経由」

 竹中さちこさん(仮名・29歳・自営業)も、この抗議デモに参加した一人だ。

「サッカーの試合を『韓日戦』と表記したり、ドラマで日本の歴代総理の名前を犯罪者の名前に使ったりと、テレビ局は変だと思っていました。そして2ちゃんねるを見て、反日韓国人がテレビ局を操作していると確信して参加を決心。デモには問題意識を持った一般市民が大勢集まっていて、ここが日本人が一つになる場所だ、と大いに感動しました」

 以来、ネットや知人からの話をもとに”勉強”。

「正直、政治経済や歴史や社会にまったく興味のないお花畑な自分でしたが、もう違う。ツイッターで自然に知識が増えていっています」と語る竹中さん。

 今では尖閣諸島・竹島の領土問題のデモにも熱心に参加するようになった。彼女たちの多くが、ネットを通して真実にたどり着き、日頃感じていた矛盾が解決したと語る。でも、ネット情報を信じ込むって、いわゆる「ネトウヨ」じゃないのか……? 

「違います。私たちがしているのは日本人として当たり前のことだと。許してはいけないことを許したくないだけ」(竹中さん)


和服で街宣をする”愛国女性のつどい”

 また「韓国・朝鮮の嘘にご用心!」などと銘打って、繰り返し街宣を行っている「愛国女性のつどい 花時計」という団体もある。2010年に女性2人が立ち上げ、20~40代の女性を中心に会員数は約720人とか(2014年2月、団体発表)。ときに和服姿で、「夫婦別姓」やら「朝日新聞」やらにアンチを唱えて活動中だ。

 メンバーはこのように話す。

「右翼とか保守とか言われるんですが、私たちは自分の国を愛して日本の国民を大切にする政治をやってほしいと言っているだけで、それってどこの国でも当たり前のことだと思うんですよ。それをさも私たちが特別なことをやっているように取り上げること自体が、現在の日本が異常であることの証明だと思います。私たちは特に中国や韓国を敵対視しているわけでもないし、ただ今の日本は左に偏りすぎていて、私たちが右に見えるのかなと思います」

 見た目フツーの”right wing女子”たちは、単なるネトウヨなのか、真の愛国者なのか――。


・NHK子会社で不正経理、女性営業部長を解雇
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140304-OYT1T01611.htm

 NHKの子会社で印刷業などを手がける「NHKビジネスクリエイト(NBC)」(東京都渋谷区)が2011年、約1億4000万円の売り上げの水増しと、その隠蔽工作を理由に、女性営業部長を懲戒解雇していたことが分かった。

 同社は他の不正経理も含め、同年3月期に約2億7000万円の特別損失を計上していたが、こうした不正を公表しておらず、刑事告訴もしていない。

 NBCの内部資料やNHK関係者によると、NBCの内部調査で不正が見つかったことから、10年12月、弁護士や公認会計士らによる調査委員会が設置された。営業部長は少なくとも09年3月から売り上げの水増しなどを繰り返していたほか、隠蔽のため、約1500万円分を取引先に肩代わりさせ、その穴埋めとして取引先への外注費を水増しするなどしていたことを確認した。

 他にも大手飲食店チェーンと印刷会社2社に対する売掛金計約1億2000万円が長期間、回収困難になっており、一連の不正経理には営業部長のほか、「営業顧問」の肩書を持つ社外の男性が関与していたと結論付けた。NBCは「信頼を大きく失墜させ、決して許されない行為」だとして11年3月、営業部長を懲戒解雇。さらに、男性との顧問契約を解除したほか、社長を含む役員ら計6人を減俸などの処分にした。
(2014年3月5日06時06分  読売新聞)


・同僚2人へココアに睡眠導入剤、女を逮捕「人間関係のトラブルがあった」2014.3.1 10:39
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140301/evt14030110410006-n1.html

 勤務先の同僚2人に睡眠導入剤を混入したココアを飲ませ、体調不良にさせたとして、大阪府警都島署は2月28日、傷害容疑で、大阪市都島区の障害者支援施設「ハートフル都島」の元職員、前田佳那子容疑者(31)=同府茨木市東奈良=を逮捕した。容疑を認め、「人間関係のトラブルがあった」と供述しているという。

 逮捕容疑は昨年11月中旬ごろ、施設1階事務所の冷蔵庫に保管していた粉末ココアに睡眠導入剤を混入。同月25日午後8時ごろ、ココアを湯に溶かして飲んだ38歳と25歳の男性職員にめまいを起こさせたほか、一時的に意識喪失の状態にさせたとしている。

 同署によると、前田容疑者は病院から処方された自身の睡眠導入剤を混ぜたという。事件後も施設に勤務していたが今月17日に自主的に退職し、28日午後に「本当のことを言おうと思った」と府警に出頭した


・「人間風車」ビル・ロビンソンさん死去 猪木氏悼む
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20140305-OHT1T00011.htm

 「人間風車」の異名を持つ元プロレスラー、ビル・ロビンソンさんが3日に米アーカンソー州リトルロックの自宅で死去したことが4日、明らかになった。新日本プロレスが発表した。75歳だった。米国での報道によると、就寝中に亡くなったとみられ、死因などは分かっていない。3日に死亡が確認された。

 英国・マンチェスター出身。蛇の穴と呼ばれたビリー・ライレージムで腕を磨き、19歳でプロデビューした。1968年に国際プロレスに初来日。日本初公開となった必殺技のダブルアーム・スープレックスから「人間風車」の異名がついた。同年11月に初代IWA世界ヘビー級王者に認定された。クリーンファイトで外国人として初めて日本の団体のエースとなった。

 75年に新日プロに移り、アントニオ猪木の持つNWF世界ヘビー級王座に挑戦。60分3本勝負は1―1で時間切れ引き分けに終わったが、2002年に新日旗揚げ30周年を記念したファン投票でベストバウトに選ばれた。猪木氏は「我々と激戦を繰り広げた選手の旅立ちを見送るのは大変つらいものです。75年の試合は今でも思い出に残っております。個人の冥福をお祈りするとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

 ロビンソンさんはその後、全日本プロレスに転じ、ジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さんとも戦った。鶴田さんとはUNヘビー級王座を巡り何度も名勝負を繰り広げた。85年に現役を引退。99年から08年まで東京・杉並区高円寺に住み、同所のジム、UWFスネークピットジャパンで後進の指導にあたっていた。