本日21日は全国各地で金環日食及び部分日食が観測された。当初悪天候が懸念されたが東京、大阪、名古屋の3大都市圏では概ね晴れか雲の合間から観測出来た地方が多かったようだ。しかし一方で、厚い雲に覆われて全く観測出来なかった所もあり、明暗を分けた。
これは現代の社会そのものを象徴しているようにも思える。運良く就職出来た人、結婚出来た人、裕福になれた人、健康でいられた人、逆に運が悪ければ何も叶わない。よく運も実力のうちなどと言われるが、それはたまたま勝ち組になれた人が負け組を揶揄して表しているに過ぎないと私は思っている。
何事も大切なのは、本質を知るということだと思う。例えば就職事情が悪化している背景には何が存在するのか。そのためにフェミニズムについて研究することは大切なことであると思うし、それが婚姻事情にも深く影響していることは自明である。単に身勝手な女が増えたから結婚が困難になったというだけでは、批判の矛先を間違えることにもなる。
日食でも同じだ。ただ日食眼鏡でリング状になった太陽を見て、感動したと言ってるだけでは意味が無い。勿論、報道に踊らされている俄の天文ファンはそれで満足かも知れないが、仕組みなど詳しく知ることに何ら損は無い。
以下に、3年前にあった皆既日食の時に、太陽、地球、月の大きさと距離の関係について本ブログで説明した論考があるので、そちらも参考していただけるとありがたい。そこに自然の偉大さとそこで生きる我々生命体の役割というものを少しでも考えてもらえると幸いだ。
・【番外編】太陽、地球、月の位置関係と大きさ --皆既日食特集--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/9f9f8df78c76169dd8df3e9e56f8ff51
<その他のニュース>
・通知表隠した教諭の女を逮捕、「同僚男性困らせようと」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120521-OYT1T00588.htm
<女性教諭、通知表隠す「同僚男性困らせようと」>
神奈川県警茅ヶ崎署は21日、茅ヶ崎市立小和田小の教諭高橋智実容疑者(30)(茅ヶ崎市松林)を公用文書毀棄の疑いで逮捕した。
発表によると、高橋容疑者は3月10日、同小の校長室で保管していた4年生の通知表2枚と同学年1学級35人分の算数の観点別評価などを記載した文書1枚を持ち出し、隠匿して使用できない状態にした疑い。
通知表は同23日の終業式で配られる予定だった。なくなったため児童には新しく作成した通知表が配布された。
高橋容疑者は調べに対して容疑を認め、「通知表などを作成した同僚の男性を困らせたかった」などと話しているという。同市は4月2日、これらの文書が盗まれたとして同署に盗難届を提出していた。
(2012年5月21日13時41分 読売新聞)