社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

世論の批判を避けた結果、曖昧な判決に --渋谷夫バラバラ殺人、歌織被告判決--

2008-04-28 22:27:52 | いじめ、DV

 渋谷の夫殺害バラバラ事件の三橋歌織被告に懲役15年の判決が下された(求刑は懲役20年)。この判決を重いと見るか軽いと見るかは意見が分かれる所だろうが、何か世論の批判が最も出にくいところに落ち着かせたという感がある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000908-san-soci

 国民から注目を集めたこの事件ではあるが、今回の懲役15年の判決に、「まあそんなもんだろう」と直感的に感じた人は結構多かったのではないだろうか。

 一時は無罪の可能性もあるという報道が流れた時には、何でもDV被害に結びつければ刑を軽くできるのかという声、短期精神病性障害という聞き慣れない病名に疑問を持つ声、犯行時は誰でも正常な精神状態とは考えにくいから、誰でも短期精神病性障害に当てはまってしまうだろうという声など、様々な意見が飛び交った。またそこまでフェミニズムの権力は強いのかという印象さえ受けた。それを考えれば、今回の判決は無罪にならなかっただけまだましだったと言えるかも知れない。

 但し、この判決では、心神喪失とする精神鑑定の結果を肯定しながら、それでも責任能力はあったとするなど矛盾を思わせる点や、歌織被告が祐輔さんから継続的にDVを受けていたことや祐輔さんが離婚に応じなかったことなど、同情の余地は相当あると判断したものの、そうした経緯は犯行を正当化しないと被告を諭すなど、論点が定まらない所謂「玉虫色」の部分があるように思える。

 事実関係についても疑問がある。特に祐輔さんが離婚に応じなかったというところなどは、歌織被告が離婚を自分に有利な形で進めたいと狙っていたことや、祐輔さんも離婚を考えていたことなどこれまでの報道とやや違う印象を受ける。

 精神鑑定の結果にも改めて疑問が感じられた。今日の夕方のフジ系のニュースで、事件後に歌織被告と電話で会話したという知人がインタビューに答えていたが、彼の話によれば、歌織被告との電話での会話の時には何も精神的におかしい点などは感じられず、心神喪失という鑑定結果を聞いた時にはやはり相当な違和感を感じたそうだ。

 だが、今回の一連の事件で注目すべきは、夫婦間殺人の刑事訴訟においてフェミ陣営がどこまで影響力を及ぼせたかということではないだろうか。加害者の妻がDV被害者であるという論理を作り上げ、それが犯行への引き金となった、しかし犯行時は心神喪失であり責任能力は問えない、よって無罪、これが連中の描いたシナリオだったのだろう。

 そしてその事例を利用して、妻が夫を殺害した場合でも夫からDVを受けていたと主張すれば限りなく無罪に近い判決を勝ち取れるという気運を定着させようということだと思う。当然その際のDVは次第に拡大解釈され、やがて妻が夫を殺害しても無罪という慣例が出来上がり、夫婦間における妻の絶対的地位を確保できることにも繋がる。

 つまり、夫婦は夫が実権を握り妻は従うだけの封建制度だと批判しているフェミニズムが、実はそっくりそのまま逆転させた力関係を目論んでいるに過ぎないのだ。ここにフェミニズムの主張する「男女平等の嘘」が垣間見える。

 フェミ陣営にとっては、今回の事件だけに拘る必要はない。少しずつ影響力を強めていけばいいと思っているのだろう。今回に関しては、弁護側、検察側双方の精神鑑定で心神喪失という結果を出させたというだけでも連中にとっては大きな戦果ではなかったろうか。

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安易な厳罰論に惑わされず、的確な司法を --山口県光市母子殺人事件--

2008-04-23 11:59:29 | 事件、事故

 果たして死刑判決は遺族の本村さんを納得させることが出来るのか。山口県光市母子殺人事件の判決は今後の司法のあり方に大きく影響を及ぼしそうだ。

 今回の判決に関する報道では、感情論だけに頼る報道にならぬよう事前にBPO(放送倫理・番組向上機構)から通達が出されていたようだ。それが何を意図するものなのかはよくわからないが、BPOと言えば、そこの青少年委員会の委員長にはフェミニストの大日向雅美が君臨していることなどからも、何か胡散臭い雰囲気はある。しかし少なくとも世間は厳罰化論調が先行している状況に見える。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000050-sph-soci

 しかし、本当に世論は厳罰化傾向なのか私は疑問に思う。とかくこうした論調というのは「声の大きいもの勝ち」の部分があり、一口に厳罰化論調といっても様々で、フェミニズムのように性犯罪はじめ男には厳罰を主張するが、女には情状酌量を求めるという矛盾した主張も混在して、正確な実態は測れない。

 ところで、今回の判決後の本村さんの記者会見での言葉にはやはり知性と教養に満ち溢れた優れたものを感じた。中でも印象的だったのは、被告人が心から反省して罪を受け入れて欲しいということ、そして今後このような悲惨な事件が起きないようにどうすべきか国民が考える契機になって欲しい、そうでないと妻子も被告人も犬死にになってしまう、という趣旨の言葉だ。

 私は以前にもこの事件に関する論考を書いているが、その時にも本村さんは決して自分のことだけを考えているのではないと感じた(*1)。今回の会見でも彼の意識は一貫している。

 被告人を死刑にすることは非常に重いこと、それを本村さんは理解した上で死刑を求めている。従って彼は決して厳罰論者ではないと私は思う。

 ところが、巷のネット世論などでは過激な厳罰論が展開され、厳罰が当然であるかのような雰囲気が作られてしまっている。そうした勢力に司法が左右されて今回死刑判決が出ただけだとしたら、本村さんは決して納得出来ないのではないだろうか。少なくとも、本村さん自身もこの社会の中で今後も生きていく。将来の社会が健全になっていくことを彼は望んでいる。しかしやみくもな厳罰化傾向は決して健全な社会をもたらさないと私は断言する。

(*1)家族愛の大切さを本村氏に学べ --山口県光市母子殺人事件--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/7564fe0845c1d9eac31e1d62f42fa274

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「食育」の模範となるべき学校の不衛生 --お茶の水女子大付属小給食中止--

2008-04-21 12:01:20 | 家庭、教育

 お茶の水女子大の付属小学校の給食が昨年12月から中止となっていたことが判明した。施設内にカビが生えるなど衛生面で問題があり、東京文京区の保健所から約10年間、改善指導を受けていたが放置していたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080421-00000912-san-soci

 お茶の水女子大と言えば、お嬢様学校、将来の大和撫子を社会へ送り出すための、まさに女性の品格を教えるための学校という印象があるのだが、果たして実態はどうなのだろう。

 例えば、家庭のトイレが綺麗かそうでないかで、そこの家庭の事情がわかるなどと言われる。今回のお茶の水の場合も同様ではないだろうか。特に、この大学では昨年度以降、食の心構えや栄養バランスなどを総合的に学ぶ「食育」関連の研究費を文科省から受けていたというのだから、今回の失態は重大である。

 施設内の衛生管理というものは、常日頃から絶やさず心掛けていなくてはならないことだ。まとめて一気に掃除すれば何とかなるというものではない。日々の努力の積み重ねが大切だ。それが出来ていなかったことが判明した今、既に「お茶の水ブランド」は地に落ちたと言われても仕方ないのではないだろうか。

 勿論、給食施設は学生や児童が維持管理するわけではないのだから、給食施設の不衛生が直接彼女らの質の低下につながるわけではない。しかし、家事は女の仕事ではない、お茶汲みは女の仕事ではないなど、女性の家庭性をひたすら否定してきたフェミニズムの勢力の影響が今回のお茶の水の不衛生にも微妙に影響しているのではないかと思えてしまう。

 更に、今回の件とは直接的には関係ないが、大学におけるフェミ女性学関連の講義が急増しているという話も聞く。そうした教育が蔓延すれば当然女子学生はフェミに染まり易くなる。

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痴漢撃退を武勇伝とする女性の意識 --グラビア女子高生、倉持結香--

2008-04-16 11:54:20 | 交通(女性専用車両)

 現役女子高生が空手技で痴漢を撃退し逮捕、いかにも力強い女性を誇示した武勇伝のようにマスコミは報道しているが、詳しく調べるとどうもこの女子高生、只者ではないようだ。

・アイドルが痴漢に急所蹴り その空手技はすごかった!? 2008/4/15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000004-jct-ent
http://www.j-cast.com/2008/04/15019048.html

 この女子高生は、都内の私立女子高校に通う倉持結香さん(16)、グラビアアイドルとして活動する一方、若手漫才師の日本一を決めるM-1グランプリにもお笑いコンビ「アイマネ」で出場している。だが、公式ブログの日記で、ある出場者を「メガネぶん取って粉々に踏みつけてやりたい」と罵倒して、ブログが炎上したことがあるという経歴を持つ。

 今回の痴漢の件も、本人がブログで公開したことがきっかけとなり話題となったのだが、ネット上では、「売名行為だ」、「過剰防衛だ」、「グラビアタレントとして性的魅力を自らアピールしながら触ったから痴漢なんてのは理解に苦しむ」、更には「冤罪ではないか」といった、冷ややかな声が飛び交っている。中には、タレントのベッキーさんの痴漢撃退体験談を持ち出した意見など(*1)、反応は様々だ。

(*1)ベッキーさんの痴漢撃退体験談については、2ch男女板を参照
http://love6.2ch.net/gender/

 また、結香さんは気が弱いことを克服し「精神面で強くなりたい」と希望して空手を習い始めたそうだが、マネージャーによると、結香さんは負けず嫌いな性格だと言うから、何か矛盾しているようにも思える。

 更に、別記事では、ネット上での「過剰反応では?」、「女子高生が100キロの大男をローキックで倒せるわけがない」といった相次ぐ批判にも、「相手の身長は私より低かったし、倒せるわけがないという人は、格闘技経験がない人に決まってる」と意に介さないなど、彼女の強気の性格ばかりが目立つ。だが批判的な意見を格闘技経験のない人と勝手に決め付けてしまうところなどはちょっと短絡的ではないだろうか。それに彼女も空手を始めたのは昨年の冬頃からで、決して経験豊かと言えるほどではない。

・女子高生アイドルが痴漢撃退、巨漢を得意の○○で…通学途中のJR山手線内
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000000-ykf-ent
http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_04/g2008041503_all.html

 通例、女性が痴漢などの被害に遭った時には大抵同情的な見方が大勢を占めるものだ。しかし、女性の権利、自由ばかりを主張し、男性を半ば見下すような女性が増えるにつれて、女性への同情的な見方は薄れて来たように思う。

 倉持結香さんのような女性は、フェミニズムの権力主義が生み出した産物と言えるのではないだろうか。彼女はまだ人生経験も浅い女子高生。色々な人の意見を聞いて自身の人格を磨くべき時期のはず。ブログでたとえ批判を受けたとしても、自己主張ばかり貫くのではなく、協調性のある人に成長して欲しいものだ。巷に溢れる自意識過剰の女達は反面教師であるということを彼女は学んで欲しい。

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量刑判断に被告の人格や社会性を加味せよ --渋谷夫殺人、歌織被告論告求刑--

2008-04-11 11:46:31 | 事件、事故

 渋谷の夫殺害バラバラ事件の三橋歌織被告に懲役20年が求刑された。責任能力がないとする弁護側の主張を退けた結果となったが、判決ではどうなるか。国民から注目を集めるこの事件、恐らく長期化が予想される。

 この事件の公判では、被告の精神鑑定で検察側と弁護側が揃って心神喪失の結果を出す異例の展開となった。場合によっては無罪もあり得る。そんな状況で、今回の求刑はひとまず妥当なものと言えるだろう。

検察、歌織被告に「責任能力あった」で懲役20年を求刑 東京地裁、判決は28日
20/4/11 10:30更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/136829/

 心神喪失の精神鑑定結果を巡っては、本ブログでも過去に言及しているように(*1)、フェミニズムの関与を匂わせる。被告のDV被害と心神喪失を大きく訴えることによって減刑を狙う被告と弁護側の下心が垣間見える。

 今回の事件で私が感じたのは、犯罪の量刑の中に被告の人格や社会性というものを判断材料として反映させるべきではないかということだ。これまでの歌織被告の言動や被害者である夫の三橋祐輔さんとの夫婦生活、更には歌織被告の生育暦などを考えると、どうみても自己実現だけを優先させ、他者を支配する自己顕示欲の強い女という印象しか感じられず、夫婦が協力して明るい家庭を築いていこうという人としての最低限の道徳精神が全く見られない。

 よくこのニュースで笑みを浮かべた歌織被告の写真がよく登場するが、何がしかの不気味さを感じるのは私だけだろうか。写真一枚だけで決め付けることは出来ないが、どうもこの女には全く同情的になれない。

 この事件、判決は今月28日に予定されているが、恐らく控訴、上告と長期化が予想される。またその間のフェミニズムの関与も積極的になるだろう。今後も注視する必要がある。

(*1)
「心神喪失」の鑑定結果が意味するもの(その1)(その2) --渋谷夫殺人、歌織被告精神鑑定--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/01c50ae6d23a3b155e7bd68963e6808f
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/9556c6214b0820be78745c2b96f6effd

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加護亜依芸能界復帰を巡る世論の動向

2008-04-07 12:12:41 | 芸能、音楽

 2度の未成年喫煙発覚で芸能事務所を解雇され引退となっていた加護亜依が、芸能界に復帰するという。世間の反応は様々だろうが、今後が注目される。

 加護は解雇直後にリストカットをするなど、当時の複雑な胸の内を明かしている。両親が離婚するなど家庭内トラブルの問題も絡み、行き場を失っていたようだ。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/135703/

 だが、汲むべき心情はあれど喫煙行為やリストカットなどの異常行動を決して正当化することは出来ない。それで許されるのなら、過去に女性から意地悪をされたから痴漢をした、或いは女性を殺したというのも許されるのかということになる。

 また、加護の場合は「モー娘。」に始まる人気アイドルとしての品格をファンは期待していたはずだ。その品格を自ら穢してしまった罪はファンの心をどれだけ裏切り、傷つけたか、その重大さというものを認識して欲しいものだ。

 しかし、昨今の世論の事情を見ていると、例えば倖田來未の羊水発言の時のように、一度批判の標的にされると徹底的に非難の嵐に晒されるといった、再起不能を思わせる社会がある。加護はその逆境にも立ち向かっていかなくてはならない。

 こうした徹底した非難社会に対しては私は強い異論があり、それは倖田來未の時にも批判勢力の正体として言及している(*1)。だが現実にそうした社会がまかり通っているのは確かだ。幸い加護の場合は権力的な批判勢力の標的にされることもなさそうだし、それが再起出来る理由でもあるのだろう。

 ともあれ、彼女は喫煙発覚以来、様々なことを学んだはずである。今後は、今までとは全く違う加護亜依というものを世間に示すことが出来るように頑張って欲しいものだ。

(*1)
・倖田來未を過剰批判する勢力の目的とは(その1)
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/ad58d82e2bd83f4f0678af0999e77641
・倖田來未を過剰批判する勢力の目的とは(その2)
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/4f9e5033e7e74087615500085681f754

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女性の服装からスカートが消滅するのか --札幌市立中学女子ズボン制服--

2008-04-04 10:47:38 | 家庭、教育

 フェミニズムの魔の手は教育界にも蔓延しているのは周知の事実だが、今度は札幌のある市立中学で、女子の制服を通年にわたってズボンに変更するという。防寒対策というのが表向きの理由ではあるが、生徒や父兄の側からスボンを求める要望があったわけでもなし、むしろ女子生徒の間からは、「寒くてもスカートをはきたい」という声があるにもかかわらず、今回の制服変更を強行するようだ。

・札幌の市立中、女子も1年中ズボン…ナマ足は寒い、「はにわルック」は消滅?
3月30日8時1分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080330-00000050-sph-soci
・女子生徒の制服ズボンに 札幌の中学校 03/29 21:03
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/133745/

 札幌市南区の市立南が丘中学校(生徒数約400人)が、新年度の新入生から、女子生徒の制服もズボンにする。通年でのズボン着用は全国的にも珍しい。

 厳冬期の北海道では、スカートの下に防寒用ズボンをはく「埴輪(はにわ)ルック」が定番だが、「見苦しい」との指摘も。スカートとズボンの選択制をとる学校も多い。

 きっかけは「生徒のひざが真っ赤で痛々しい姿をズボンで解消したい」という学校側の“親心”。夏服でスカートも認めるが、女子生徒からは「寒くても女の子らしいスカートをはきたい」との声も。
(全文引用)

 これまでにも女子制服でズボンを採用してきた学校はあるようだが、スボンに統一というのは明らかにフェミニズムのスカート撲滅目的を匂わせる。しかも学校側から具体的な健康被害についての説明はなく、効果も怪しい。

 しかしこのニュースを受けて、ネット上では早くもフェミ連中と思われる投稿が相次いでいる。寒い格好では不妊になり易いとか、氷点下10度の寒さを体験したことがあるのかとか、あくまで防寒対策を強調しようと必死だ。では今まで北海道で育った女性は多くの人が不妊になっていたのだろうか。いかにも強引な理由付けとしか思えない。

 また、痴漢対策にもなるとか、自分はスカートが嫌いだとか、体操着がブルマだった頃も嫌だったとか、そもそも制服をスカートにしているのがおかしいなど、防寒対策とは無関係の投稿も目立つ。

 特に、この件の特徴としては、スボンとスカートどちらも選べるようにすれば良いのではという意見も封殺しようとしているところに、フェミニズムのスカート撲滅の意識がうかがえる。選択肢は多いほうがいいというフェミの口癖は一体どこへ行ってしまったのか。

 更に、フェミニズムの関与を指摘するような投稿に対しては必死に反論するところがかえって、スカート廃止のためのフェミニズムの圧力をより一層疑わせてしまっている。

 こうした策略は、女性専用車両などと同様、既成事実を一つ作ってしまえばあとは右へならへでどんどん拡大していこうというものだ。そこに反論は一切許さない。何れはスカートを着用したら犯罪という時代も来るのかも知れない。

(この記事は、前回記事の追記部分を抜粋し、多少の修正を加えたものです。)

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