社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

稀勢の里横綱昇進を巡る様々な意見をフェミ的な視点で考える

2017-01-26 22:04:40 | 芸能、音楽

 大相撲初場所で初優勝を果たした稀勢の里が横綱に昇進した。19年ぶりに日本出身力士が横綱になるということで何かと話題となっているが、中には日本贔屓ではないかという声もある。今回はこれらについて言及したい。

 私は小さい頃からの相撲ファンでもあるので、相撲に関してもある程度の話は出来る。まず稀勢の里の横綱昇進が適切と言えるかどうかである。ここで意見が分かれている。ヤフーの意識調査では約70%強が昇進を支持するというものだが、支持しないという回答も25%程度ある。その他ヤフーニュースコメント欄などの意見も含め、支持しない人の意見を簡単に挙げてみる。

・2場所連続優勝(連覇)ではない
・相撲協会が日本出身横綱を欲しいだけ
・今場所は横綱が2人休場しているので、優勝の価値が低い
・過去に優勝回数は多くても横綱になれなかった力士がいる

 まず、連覇でないからという意見に関しては、規則に囚われすぎではないかと思う。確かに横綱昇進の条件でよく引き合いに出されるのが「大関が2場所連続優勝するかまたはそれに準ずる成績」というものだ。しかし、連覇を強調する人の多くは、もう1場所様子を見て、誰も文句を言わないような優勝、など、曖昧できりのない条件を提示しているように思える。例えば、来場所12勝3敗くらいで優勝したものの、横綱も白鵬以外は休場か成績不振でおまけに白鵬には敗れたなどといった場合にどうなるか。必ずまた優勝の価値が低いなどの意見が出るに決まっている。

 それに、連覇に準ずる成績を稀勢の里は挙げていないとでも言うのだろうか。昨年は年間最多勝を獲得しているし、これ自体がもう横綱としての力量を備えていると考えてもいいのではないだろうか。これについては、年間最多勝は白鵬が休場したから取れただけだという不支持側の反論があるのだが、そんな仮定を言い出せば何でも言える。例えば、あの時に稀勢の里が白鵬に勝っていれば優勝できたとか、白鵬が出場すれば良かったではないかなどが挙げられる。そもそも、休場というのは負けと同じで、全休なら0勝15敗と一緒。関脇以下であれば番付も大きく下がってしまう。それだけ出場するというのは重要なことなのだ。

 しかも、日馬富士と鶴竜の両横綱は昨年1日も休場していないが、勝星では稀勢の里に及ばなかった。つまり稀勢の里は2人の皆勤横綱より上回る成績を年間通算で残したということだ。これを評価せずして何が言えるだろうか。むしろ連覇よりも年間最多勝の方が価値が高いと言っても過言ではないではないか。

 次に、協会が日本出身横綱を求めていることに関しては、確かに本音ではそうだろう。しかしそれだけを前面に押し出すなら、もっと早く稀勢の里は横綱になっているだろう。例えば準優勝を何度も挙げているとか、安定した成績を残しているなど。たとえ年間最多勝がなくても、安定して11~13勝程度を挙げていれば、それだけで昇進させても構わないだろう。だがそこまですれば流石に優遇していると言われかねないし、優勝経験のない力士が横綱に昇進した例では過去に双羽黒という力士がいたが、親方と喧嘩になり、廃業してしまったという経緯がある。そのため、最低でも優勝をという思いが協会内部にあったのではないかと推測する。奇しくも、廃業した双羽黒は現在の八角理事長と同年で、現役当時は理事長と小錦らと共に花のサンパチ(昭和38年生まれ)と言われ、人気を博し、活躍していた。

 続いて、今場所は横綱が2人休場しているので優勝の価値が低いという意見に関しては、休場した横綱が誰かによるだろう。休場したのは日馬富士と鶴竜だ。だがこの2人は連覇の条件をクリアして横綱に昇進したものの、その後は不振の場所が多く、物足りないという指摘が以前からある。いつも場所前に解説者などが優勝争いの予想をするが、決まって出るのは筆頭に白鵬、そして次には稀勢の里の名前が挙がるのが相場だ。今場所もその通りの展開になった。それだけ日馬富士と鶴竜の存在感が示されていないことの証でもある。またこれは連覇が横綱への昇進条件とする規定の是非を問うことにも発展しかねない。

 また稀勢の里との対戦成績もほぼ互角か、或いは稀勢の里の方が優位な状況だ。そうした状況では、もしこの2人が出場して稀勢の里と対戦したとしても、稀勢の里が勝つ可能性が高いと考えられる。むしろそれより今場所好調だった平幕の力士の方が稀勢の里にとって手強い相手だったのではないだろうか。その意味では、14日目に逸ノ城を危なげなく破った一番は大きかったし、目前で見ていた白鵬に対してプレッシャーをかけたとも言えるのではないだろうか。

 そして、過去に優勝回数は多くても横綱になれなかった力士がいるという意見に関しては、これは当時の状況を精査しないと語れないが、簡単に言えば優勝の前後の場所が不振に終わっているからである。例えば魁皇は優勝5回だが、連覇は勿論ないし、優勝の前後の場所で優勝決定戦まで残ったということもなかったはずだ。つまり優勝回数は多くても、今場所の稀勢の里の状況を上回るケースはなかったと考えるのが適当だろう。

 ところで、横綱とは何なのか、もう一度原点に帰って考え直す必要があると思う。相撲用語で「三役」というのがあるが、これは大関、関脇、小結を指し、横綱は含まれていない。実は横綱は歴史的には大関に含まれ、大関の中でも特に優秀な力士に与えられる称号なのだ。その優秀であるという基準をどう考えるか、それが現代では連覇またはそれに準ずる成績としているのであって、資格試験などのように必ず何点以上でなければ不合格というものではないのだ。それ以外にも振る舞いや相撲の取り口など様々な「品格」も重要視されるのは言うまでもない。

 ではその品格に関して稀勢の里はどうかと言うと、相撲内容に関しては正攻法のお手本のようなもので、例えば立会いに変化する注文相撲などはまずやらない。最近では横綱や大関でも下位の力士との対戦で立会いの変化が時々見られ、ファンや評論家から批判されることもある。白鵬や鶴竜も稀勢の里に対して立会いの変化だけで勝ったこともある。しかし逆はない。つまり稀勢の里の優れた品格と比べ、現在の3人の横綱の品格が欠けていると考えられる。他にも白鵬は猫だましを使ったり、わざと立会いの呼吸をずらしたり、或いは協会批判をしたりなど、品格を問われることがある。また日馬富士も振る舞いが朝青龍に似て荒っぽいなどと批判されることもある。従って、品格と言う点に関しては、稀勢の里は他のどの横綱よりも優れていると言ってもいいだろう。

 昔は横綱というのはどんな手強い相手でも堂々と受けて、それでも勝利するというのが定番だった。例えば千代の富士は横綱に昇進するまでは大きな相手に頭を付けることもあったが、横綱が頭を付けるのはどうかという声を受け、頭を付けるのを止めた経緯がある。しかし今では朝青龍が下位の力士に頭を付けたこともある。白鵬が猫だましをやった時も、相手は大関候補と期待されたこともある栃煌山で、以前負けたことのある相手だ。白鵬は一度やってみたかったと釈明しているが、何故栃煌山戦を選んだのか。また稀勢の里との対戦では白鵬は特に立会いの呼吸を意識して、わざと相手に合わせずに自分優先で立っているように思える時もある。これらは、結局白鵬が何がしかの苦手意識、やり難さを相手に対して感じているからそういうことをするのだろう。だがそれらが横綱としての品格を維持できるかと言えば答えはノーではないだろうか。特に立会いの呼吸というのは、お互いが合わせるように努めるのが筋であって、わざとずらして相手を不利にするというのは邪道である。

 相撲も時代と共に変わると言えばそれまでだ。横綱が立会いで変化しようが、猫だましをやろうが、呼吸をずらして立とうが、反則ではないから構わないと主張する人もいるだろう。しかし世の中には仁義というものがある。仁義と言うのは義理人情だ。相手の気持ちも考えて自分も歩み寄る、そこに接点が生まれるという重要なものだ。それがあるからこそ人間社会が成り立つのだ。しかし現代ではそうした仁義が失われ、それが相撲にも影響しているのかも知れない。女がデートで男に全部奢って貰って、いい車に乗せて貰って、プレゼントを散々おねだりして、しかし男が肉体関係や結婚話を持ち出すと手の裏を返したように別れると言って逃げていく。これでは男は詐欺にあったも同然だろう。しかし法律には触れないのだ。では法に触れなければ何をしてもいいのか、それは明らかに違う。白鵬などの品格は、まさにフェミ的な女の品格と重なる部分があるのかも知れない。これに対し、稀勢の里はフェミの被害をもろに受ける男の立場なのかも知れない。

 最後に、新横綱稀勢の里の今後の更なる活躍に期待したい。


<その他の話題>
・中国で批判のアパホテルが冬季アジア大会選手村に [2017年1月20日6時51分]
http://www.nikkansports.com/sports/news/1767580.html

 札幌市などで2月に開かれる冬季アジア大会の選手村に、南京大虐殺を否定する本が置かれていることが中国で批判されているアパホテルが使われることが19日、大会組織委員会への取材で分かった。

 組織委によると、選手村になるのは札幌市南区のアパホテルと、中央区にある別のホテル。大会期間中を含む2月16~27日は組織委がアパホテル全体を借り上げる。選手村は30の国と地域の選手らが使用する予定。

 組織委は、今回の問題についてアパホテル側に具体的な要望は出していないとした上で「選手村になるホテルには、偏見や差別の問題が起きないように、スポーツ理念に基づいた対応をお願いしている」としている。

 ホテルを運営するアパグループは「本の内容に誤りはないと認識しており、仮に申し出があっても撤去は考えていない」とする一方、客から要望があった場合は「本を一時的にフロントで預かるよう、全国のホテルに指示することを検討している」とした。


・中1女子が自殺、「いじめ」示唆するノート 千葉・松戸 2017年1月23日21時46分
http://www.asahi.com/articles/ASK1R5KG8K1RUDCB012.html

 千葉県松戸市教育委員会は23日、市立中学校1年の女子生徒(13)が始業式の10日朝に市内の団地から飛び降りて自殺したと発表した。自宅から、いじめをほのめかす内容のノートが見つかったという。同市教委は「いじめの情報はなく、原因とは判断していない」との認識を示したが、今後、ノートの内容などについて調べる。

 市教委の説明では、女子生徒は10日朝から行方がわからなくなり、母親が警察に連絡し、死亡しているのがわかった。自宅には女子生徒が書いたノートや便箋(びんせん)の走り書きなどがあった。市教委が警察に確認したところ、ノートには「いじめっこに仕返しをしてみたい」「自殺しようとしたけど失敗した」などと記されていたという。

 同校では月に1度、いじめに関するアンケートをしているが、女子生徒から訴えはなかったという。伊藤純一教育長は「他の生徒からもいじめの情報はなかった。今のところ、いじめが原因とは判断していない」と話した。


・千葉の少女殺害、19歳に無期求刑 「積極的な役割」 2017年1月25日13時46分
http://www.asahi.com/articles/ASK1T0C8BK1SUDCB014.html

 千葉県船橋市の少女(当時18)を車に乗せて財布を奪った上、畑に生き埋めにして殺害したとして、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた少女(19)=船橋市=の裁判員裁判が25日、千葉地裁であり、検察側は無期懲役を求刑した。

 検察側は論告で「極めて残虐で悪質な犯行」と指摘し、少女について「中心的で積極的な役割だった」と主張した。

 少女の起訴内容は、2015年4月、友人の井出裕輝被告(22)=強盗殺人などの罪で起訴=らと共謀し、千葉市中央区の路上で被害少女を乗用車に乗せて両手足を縛り、現金数万円入りの財布などを奪った上、同県芝山町の畑に事前に掘っていた穴に被害少女を土砂で埋め、窒息死させたというもの。


心神喪失は女性を免罪にする隠れ蓑なのか

2017-01-18 19:14:35 | 事件、事故

 4人の子供を殺害しておきながら不起訴になる、容疑者が母親だと何故こんなに甘いのか。心神喪失というのが理由のようだが、女を無罪にするための隠れ蓑に使われているという感が否めない。

 しかも、こうした決着についてマスコミは深く言及することなく、結果のみを伝えて終わりにする場合が多い。それどころか、報道すらしないこともある。国民に知られたくないことは報道しないマスコミの姿勢も疑わざるを得ない。

 一方、2年前に起きた名古屋大学元学生の女に対する殺人容疑について、弁護側は発達障害を理由に無罪を主張している。この事件からも目が離せない。


・福岡の4兄妹殺害事件、母親不起訴 「心神喪失状態」 2017年1月16日20時11分
http://www.asahi.com/articles/ASK1J53CZK1JTIPE022.html

 福岡県須恵(すえ)町の住宅で昨年8月、10~3歳のきょうだい4人が殺害された事件で、福岡地検は16日、殺人容疑で逮捕された母親(41)について、「心神喪失状態で、刑事責任能力はなかった」として不起訴処分にし、発表した。

 地検は16日、心神喪失者医療観察法に基づき、適切な医療措置を求める審判を福岡地裁に申し立てた。母親は現在入院しているという。

 福岡県警などによると、事件は昨年8月22日朝に発覚。当時10歳の男児、6歳の双子の姉妹、3歳の女児の4人が、自宅の布団の上で並んで亡くなっているのを父親が見つけた。母親は自分で手首を切り搬送されたが、命に別条はなかった。

 死因はいずれも首を絞められたことによる窒息死で、母親は4人の首をケーブルなどで絞めて殺害したとして、殺人容疑で逮捕・送検された。その後、昨年9月26日から今年1月10日まで刑事責任能力を調べるため鑑定留置されていた。

 捜査関係者によると、母親は事件の数日前、「家に盗聴器が仕掛けられている」などと、思い込みとみられる内容の110番通報を2度していた。

 また調べに対し「ネットを見て、子どもも私も危害を加えられると感じた」「子どもも私も死なないといけない」と供述。地検は不起訴とした詳細な理由を明らかにしていないが、こうした供述内容や鑑定結果を踏まえ、刑事責任は問えないと判断したとみられる。


・逮捕の母親、ネット検索で思い込みか 福岡4兄妹遺体 2016年9月11日02時07分
http://www.asahi.com/articles/ASJ9B4QW0J9BTIPE00Y.html

 福岡県須恵(すえ)町の住宅で8月、10~3歳の兄妹4人が死亡した事件で、うち1人への殺人容疑で逮捕された母親の無職淵(ふち)純子容疑者(41)が「ネットを見て、子どもも私も危害を加えられると感じた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は12日にも他の3児への殺人容疑で再逮捕する。

 捜査関係者によると、淵容疑者は事件直前、インターネットの検索サイトに表示された書き込みを見て、「危害を加えられる」と思い込んだ可能性があるという。事件の数日前には「家に盗聴器が仕掛けられている」などと110番通報していた。精神的に不安定な状況だったとみられ、捜査当局は刑事責任能力の有無を調べるための精神鑑定を検討する。

 淵容疑者の再逮捕容疑は8月22日未明、長男で小学5年の俊介君(10)、次女で小1の美菜さん(6)、三女の美桜(みお)ちゃん(3)の首をケーブルなどで絞め、窒息死させたというもの。淵容疑者は長女で小1の美唯(みゆ)さん(6)を絞殺したとして、同日に逮捕されていた。逮捕後の調べに「(子どもに)かわいそうなことをした」と話しているという。(緒方雄大、大野択生)


・女子大生・快楽殺人事件...ブログに当日「やった」と投稿 名古屋地裁で初公判、計7つの罪で起訴 2017/1/17 11:51
http://www.j-cast.com/tv/2017/01/17288203.html?p=all

2年前、「人を殺してみたかった」という動機で、77歳の女性を殺害した元女子大生の初公判が昨日(2017年1月16日)、名古屋地裁で開かれた。犯行時19歳だった被告は今、21歳。殺人のほか、殺人未遂、放火など起訴された7つの罪は、いずれも尋常でない。その精神状態をめぐって、検察、弁護双方がぶつかる。

事件が起きたのは、2014年12月7日。名古屋市の自宅アパートで、訪ねてきた森外茂子さん(当時77)の頭部を斧で数回殴り、マフラーで首を絞めて殺した。その後、仙台市の実家に帰省していたが、そこでも放火未遂を起こしており、15年1月27日逮捕された。

その供述に驚いた。「子供の頃から人を殺してみたいと思っていた。誰でもよかった」と言ったのだ。森さんを殺害した当日のブログには、「やった」と書いていた。殺害前には、「『殺したい』人はいないけど、『殺してみたい』人は沢山いる。日常を失わずに殺人を楽しめることが理想なんだと思う」(2014年9 月)と書いていた。

大学の同級生たちも驚いた。明るく、活発で、普通に面白い子だった。ジャージ、ジーパン、男っぽい。スカートは見ない。髪も短い。そんな子がなぜ?

■高校時代、同級生にタリウム飲ませ、殺人未遂でも起訴

部屋からは複数の薬品が押収された。この追求から、驚くべきことが出てきた。「高校生の頃、同級生に毒を盛った。タリウムを飲ませて観察したかった」と言ったのだ。

硫酸タリウムは、ネズミの駆除などに使われる劇物。被害に遭った男子生徒は、視力低下などの後遺症が残った。検察はこれを殺人未遂で起訴。他にも、仙台市で住宅に放火(火炎瓶)、放火未遂を起こしており、計7つの罪で起訴されていた。

問われているのは、責任能力。3つあって、まず通常の責任能力ありなら有罪。限定責任能力(心神耗弱)は善悪の判断能力が著しく減退している状態で、有罪だが減刑になる。責任無能力(心神喪失)はそれが失われている状態で、無罪となる。

■責任能力あった見方、有力

被告は、名古屋大に通っていて普通の生活をしていたこと、犯行には計画性も感じられることから、菊地幸夫弁護士は、責任無能力(無罪)にはならないのではないかと見る。

ロバート・キャンベル「日々の学生生活はどうか。森さんは(高齢だから)奪われる未来が少ないと考えて、彼女を殺すことにしたと、非常に浅はかだが、計画性、論理性はある。双極性障害と言ってる。世界に6,000万人いるとされるが、責任能力がないとは言えない」

加藤浩次「殺人は認めているが、タリウムの購入(殺人未遂)などは否定している」

キャンベル「勉強もでき、安定した家庭なのにどうして。殺害した後、写真を撮ったり、人間として欠落を持ったものが、通用してきたのか、考えないといけない」


留学女子大生行方不明、女性は男女交際を甘く見るな、交際には責任が伴う

2017-01-11 17:19:30 | 結婚、恋愛

 留学先のフランスで行方不明となっている女子大生の事件、既にフランス当局は殺人事件としてチリ人の男を犯人と断定しているようだが、犯人の身柄引き渡しなど具体的な手続きはなかなか進みそうにない。

 引用のニュースでは男が女子大生に異常な執着心を持っていたなど、男に否定的な印象を植え付けようとしているが、こうした報道姿勢がそもそもフェミニズムに沿ったものであるということはここの読者ならすぐにお解かりだろう。

 二人は日本で知り合い、交際中だった。しかし女子大生がフランスへの留学を機に、一方的に別れようとしたらしい。当然相手の男は怒るに決まっている。だが付き合うも別れるも女の特権とばかりに女子大生は強行する。とても相手の気持ちなど考えていない。こうした無責任な女の意識が、事態を悪化させたのだろう。

 偶然にも、前回の論考ではストーカー改正法の害毒について言及した。これらフェミ関連法は全て欧米の法を真似て作られている。しかし欧米が世界標準と言える筈がなく、各国で法制度は異なる。果たしてチリにストーカー法のような法律が存在するだろうか。この事件の男も、女性には相応の義務があるといった内容の主張をしている。それだけ、日本女性の男女交際に対する心構えが余りにも軽薄なことの表れではないだろうか。

 好きな時だけ付き合って、その間贈り物を貰ったり、デートで奢ってもらいながら、交際に飽きたら勝手に捨てる。これはブラック企業が非正規雇用者をこき使って要らなくなったら切り捨てるというのと同じだ。雇用関係の場合は企業側が批判されるのに、女が男を切り捨てる場合は女を一方的に支援する法制度があるというのはいかにも不合理としか思えない。こうした不合理な法律が撤廃されない限り、同様の事件は続くだろうし、男性の人権も保障されることはないだろう。


・黒崎愛海さん不明 元交際相手26歳チリ人男の“異常な執着”2017年1月4日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/196901/1

 フランス東部の大学に留学中の筑波大生、黒崎愛海さん(21)が行方不明になっている事件。仏捜査当局が国際指名手配したと報じられた愛海さんの元交際相手でチリ人の男N(26)は、彼女と別れた後も常軌を逸した執着を見せていた。

 Nは、チリの首都サンティアゴにある高級高層マンション住まい。

 本人のSNSなどによると、チリで3指に入る名門チリ大でITや経営などを学び、2014年から約1年間、筑波大に留学。2人は同大の語学サークルで知り合ったとみられており、その後、交際を始めたらしい。

 「Nは15年12月に、〈愛海は私に誕生日贈り物を送った(原文ママ)〉という動画を投稿サイトにアップするなど、2人の交際は順調だったようです。ところが翌16年夏ごろまでには2人の関係もギクシャクし、愛海さんがフランス留学する9月1日までには別れ話をしていたようです」(在仏メディア関係者)

 Nは16年9月7日に〈(愛海さんは)自分のしたことに対して少しの代償を支払う必要がある〉〈自分を好きな奴とふらふら出かけて、また同じ過ちを犯さないように〉などと“犯行”をにおわせるメッセージを動画投稿サイトにアップ。

 「Nはそれと前後し、愛海さんのSNSに不正アクセスし、『友達』などのデータを勝手に削除する嫌がらせをしていました。その一方で、未練タラタラのNは〈My love Naruchan〉なんてメッセージもアップするなど、まさにストーカー状態になっていたのです」(前出の在仏メディア関係者)

 Nは翌10月、日本からチリに帰国。

 「チリ大の教授に『(愛海さんと)終わったから帰ってきた』などと打ち明けたそうです。日本でいう『助教』みたいな仕事をしていた」(チリ在住ジャーナリスト)

 終わったという言葉とは裏腹に、Nの愛海さんに対する“歪んだ思い”は膨らむ一方で、10月には、かつて2人で撮った仲むつまじげな動画を勝手に公開している。Nの暴走は止まらず、11月28日にチリを出国し、彼女を追いかけるように渡仏。12月4日に2人で食事をした後から彼女の行方が分からなくなっているのは既報通りだ。

 Nは12月7日にフランスを出国、スイスとスペインを経由し、13日にチリに帰国したという。

 「チリに戻ったNは12月21日までいつもと変わらぬ様子で授業に出席し、年末まで自宅マンションで過ごしたそうです。チリ捜査当局の任意聴取を受けたようですが、チリとフランスの間に犯罪人引き渡し条約は結ばれていません」(前出のチリ在住ジャーナリスト)

 愛海さんの無事を祈るしかない。


・アイドルは贈り物を転売してもOK? 「処理に困るよね」VS「人格疑う」 2017/1/ 5 17:53
http://www.j-cast.com/2017/01/05287432.html?p=all

  ファンから貰ったプレゼントの「転売疑惑」を指摘された複数のアイドルが、ここ数日の間に相次いで謝罪するという騒動が起きた。インターネット上では、今回の騒動をきっかけに、アイドルとファンを結ぶプレゼントの「是非」が議論となっている。

  今回、所属アイドルに転売疑惑が浮上した芸能事務所「MAPLE.INC」では、所属タレントへのプレゼント全面禁止を決定。事務所の担当者は「大量のプレゼントを事務所が全て管理することは難しい」とした上で、「一括で禁止することを決めた」と説明する。

プレゼントは送る側の「自己満足」なのか

騒動を機にプレゼント全面禁止

  そもそも、今回の「プレゼント転売騒動」の発端は、あるネットユーザーが2017年1月1日に投稿した「告発ツイート」だった。このユーザーは、広島を拠点に活動するアイドルグループ『MAPLEZ』に所属する香山紗英さんが、プレゼントをフリマアプリに出品していると主張。香山さんがツイッターなどで「プレゼント」と紹介していたぬいぐるみなどが、フリマアプリ「メルカリ」へ出品されている、と「検証画像」なるものもアップロードしていた。

  このユーザーの指摘に、ファンからは「人格を疑います」「気持ちを踏みにじってる」などと香山さんに対する批判が噴出。こうした動きを受け、所属事務所のMAPLE INC.は2日、公式サイト上で、

“「香山紗英本人はプレゼント・私物を出品等しておりません」

としたコメントを発表。今回の騒動については、香山さんからプレゼントの一部を譲り受けた親族が「不要となった物を(略)出品」していたと説明している。

  また、事務所コメントの終わりでは、今回の騒動で「プレゼント等の取り扱いにおける事務所管理の問題を痛感」したとして、これからは所属タレントへのプレゼントを「全面的に禁止」することも伝えている。


1公演で「500個」近くのプレゼント

  今回のプレゼント転売騒動は「MAPLEZ」だけでなく、別のアイドルにも「飛び火」している。アイドルグループ『ICE CREAM SUICIDE(アイスクリームスーサイド)』の小熊きな子さんのファンが1月2日、

“「メイプルズのメルカリ騒動で笑ってたけど、検索してみたら俺のプレゼントしたヤツも売られてて泣いた」

とツイッターで報告したのだ。

  この投稿を受けて、同グループの公式サイトには4日、小熊さん本人による謝罪コメントが掲出された。小熊さんはコメントの中で、プレゼントを転売していたとの指摘について「基本的に事実です」と認め、

“「ファンの方を悲しませてしまったこと、失望させてしまったこと、応援してくださる皆様を裏切ってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

と謝罪している。

  こうした騒動をめぐり、インターネット上には「ファンを馬鹿にしてる」「人として間違っている」などとアイドルの行為を非難する声が出る一方で、

“「ライブ毎に大量にもらうんだろうし処理に困るよね」
「ファンからのプレゼントなんて迷惑な代物ってなぜわからないんだろう」

などと理解を示す意見も目立つ。なかには、「渡したあとは受け取った側の自由」「プレゼント渡すのは自己満足でしかない」といった投稿も見られた。

  なお、今回の騒動で「プレゼント全面禁止」を決定したMAPLE INC.の担当者は5日のJ-CASTニュースの取材に、

“「もちろん、グループによって差はありますが、『MAPLEZ』の場合は1公演でプレゼントの数が500個近くに達することもありました。そのため、一度に100個近いプレゼントを受け取るメンバーもいました。もちろん、中身は全て事務所でチェックしていましたが、以降の管理はメンバーに全て任せていました」

と話す。その上で、「受け取ったプレゼントの全てを厳密に管理することは難しい」として、

“「似たような問題が今後二度と起きないよう、一括で禁止することに決めました」

と話していた。


・「『パヨク』は時代遅れ」元祖電脳アイドル・千葉麗子氏 世界情勢読み切れない情報弱者が多い 2016.12.26 11:39更新
http://www.sankei.com/affairs/news/161226/afr1612260021-n1.html

 私は今年、『さよならパヨク』『くたばれパヨク』(ともに青林堂)という著書を出版する機会に恵まれました。「パヨク」とは、劣化した左翼であり、右でも左でもない「反日」に取りつかれたような壊れた翼「破翼」、または「端翼」(異端)のことも意味します。(夕刊フジ)

 江戸時代末期でいうと「尊皇攘夷派」が右で、「開国派」が左といったところでしょうか。手段の違いはあっても、どちらも本来は日本の将来を憂えた愛国者たちでしたから、「日本を滅亡させよう」などと思っている人はいませんでした。

 しかし、このパヨクらは、自らをリベラル(自由主義者)と称し、日本を貶めることに快楽を感じているかのようです。パヨクは一部のマスコミにも寄生しています。2016年は、この周回遅れのパヨクらがさまざまな“事件”を起こした年でもありました。

 パヨクの特徴は、自分たちと意見の合わない相手に対し、(1)「差別だ」「レイシストだ」「ネトウヨだ」とレッテルを貼る(2)相手の個人情報をインターネット上にさらす(3)相手の勤務先などに執拗(しつよう)な攻撃を加える(4)自分の意見に相手が合わせるまで罵倒したり、暴力も辞さない-などです。

 世界では、英国のEU(欧州連合)離脱決定や、フィリピンのドゥテルテ大統領誕生、米大統領選でのトランプ氏勝利、移民推進派のドイツのメルケル首相の支持率低下など、劇的な変化が起きています。

 こうした流れは「グローバリズムの失敗」「国益を重視する指導者が求められた」などと、分析されています。

 以前は、新聞やテレビなどの一方的情報が圧倒的でしたが、ネットの普及で、能動的に知りたい情報や必要な情報を探しにいく人々がさらに増えました。情報を正しく取捨選択する人々が多数になったため、マスコミの扇動にダマされる人が少なくなったとも思います。

 情報弱者が多いパヨクらは、世界や日本のうねりを読み切れていないと思います。「時代遅れ」「周回遅れ」という言葉がお似合いです(笑)。

 最近では、パヨクの一部は、沖縄の反基地活動にまで足を伸ばしているようです。「反日」集団ですから、暴力や違法行為を繰り返しています。

 しかし、日本は法治国家です。初めは大目に見ていた当局も、国民の不安や不満を受けて、ようやく法を執行し始めたようです。すでに断末魔の叫びがパヨクから聞こえてきています。

 日本政府にはぜひ、世界の動きをよく分析して「日本国民のための政治」をしていただきたいと思っています。

 ■千葉麗子(ちば・れいこ) 愛称チバレイ。1975年、大阪生まれ、福島育ち。91年、アイドル女優としてデビュー。「電脳アイドル」としても有名に。20歳で芸能界を引退し、ベンチャー企業を立ち上げる。ヨーガの普及にも務めている。東日本大震災をきっかけに反原発運動に参加するが、その特異な体質に疑問を持ち、離れる。現在はその体験をもとに、日本のための情報発信を行っている。今年上半期のネット流行語大賞に「パヨク」でノミネートされた。著書に『さよならパヨク』『くたばれパヨク』(ともに青林堂)など。


・「クリスマス粉砕」「バレンタイン粉砕」……なぜ人に嘲笑されながらも非モテデモは10年間続けられてきたか!?
革命的非モテ同盟結成10周年! デモは非モテを救うか!? 2017年01月07日
http://best-times.jp/articles/-/4221

 昨年2016年に結成10周年をむかえた革命的非モテ同盟。日本三大非モテデモの主催者である彼らからこれまでの活動、そして今後について話を伺った。

 去る2016年12月24日、我々革命的非モテ同盟はクリスマス粉砕デモを敢行いたしました。結成10年目という記念すべき節目の年である今回も完膚なきまでにクリスマスを粉砕するという大戦果を上げたのですが、我々自身としてもよく10年間も活動を続けてこれたものだという感慨に浸っております。それは我々の歩みもまた決して平坦なものでは無かったからに他なりません。

 特に我々が味わった苦難の一つが、周囲の嘲笑でありました。そこでこの度は、何故我々革命的非モテ同盟は嘲笑を受けてもなお活動し続けてきたのかという点について記したいと思います。

 我々が嘲笑に心を折られなかった理由、それは以下に述べる2点にあります。一つには嘲笑の内容自体が的はずれなものであった為という事、もう一つには如何なる理由があろうとデモを敢行すること自体に意義があると我々が確信していた事です。

 はじめの一点目についてですが、我々に向けられる嘲笑の内容は我々の主張に対する無理解、或いは先入観による誤解によるものがほとんどでありました。せっかくの機会ですので以下によく向けられる勘違いの具体例を3つほど上げると共に、修正を加えてゆくことで我々に対する正しい理解の一助となるようにしたいと思います。

 まず良く向けられるのが「お前たちは左翼なのか、今時時代遅れではないか」という言葉です。これに対する回答は「我々はあくまで左翼のパロディであってすべてのメンバーが単一の思想に染まっているという事は無い」ということになります。メンバーの思想傾向は多岐にわたっており、リベラル寄りの経済思想を持つ者をはじめ、外交安保問題においてはタカ派寄りの者、キリスト教に詳しい者、イスラム教に傾倒している者など実に様々であります。

 また機会があればネット上にあがっている我々の写真や動画を良くご覧になっていただきたいのですが、所謂ゲバスタイルという出で立ちをしているのは評議会議長であるMarkWaterのみであり、ヘルメットの文字も「中二」というパロディになっていることにお気づきになるでしょう。言うなれば我々は、様々な思想を持つ人々が恋愛至上主義に反対するという点においてのみ緩やかな結合を保っている集団であり、いわゆる極左団体などからはかけ離れた存在なのです。

 次に「わざわざ警察が動員されるなど、お前たちの活動は税金の無駄遣いではないか」という言葉もよく言われることです。しかし我々に限らずデモを敢行するためには警察に申請書を提出し、彼等の警備を受けなければなりません。正規の手続きに則った合法的なデモを行うならば警察は必ず動員されるのです。(これもよく誤解されることなので併せて記しておきますが、周囲に配置される警官はデモ隊が暴徒化しないように見張るためだけに居るのではなく、デモを妨害する人間を排除するという目的でも配備されています。つまりデモが合法的に行われている限り警察はデモ隊を守ってくれる存在なのです。)

 また、警官が配備される事自体がコストなのだから下らない内容のデモを行うべきではないという主張は、あまりにも浅薄な難癖であると言わざるを得ません。民主主義のもとでは、少数派による意見表明の機会を残しておかなければならないという事は世界的な常識と言って良いでしょう。それは物事を多数決で決定する以上、言論の自由を保証しておかなければ多彩な意見が全て圧殺され全体主義への歯止めが効かなくなり、少数派の人権すら守ることができなくなる為です。言わば民主主義というシステムを採用する以上は、賛同者が少ない意見のためにコストを掛けることは無駄だという発想そのものが間違っているのです。

 最後にもっともよく聞かれる「モテたいのならば努力しろ」という言葉に対して言及しましょう。この言葉ほど我々に対する先入観と誤解に満ちた言葉は無いと言って良いでしょう。何故ならば、我々はモテたいが為にこのような活動を行っているわけではないからです。我々が主張する所を一言で述べるならば「恋愛をしないという選択を尊重せよ」というものであり、恋愛市場に参入することを放棄した人々を見下すような社会の風潮を打破せんが為、そしてモテない、恋愛をしない人間に対しても寛容な真のダイバーシティ社会を実現する為に活動を続けているのです。

 だからこそ、恋愛に関連する経済的消費活動を行うことこそ最も良いことであるというイメージを世間に植え付け、同時にそれが出来ない人間は劣っているのだというという暗黙の偏見をも植え付けているような、言わば非モテを犠牲にしながら消費拡大を目指すイメージ戦略を「恋愛資本主義」と名付け、それが最も強くなる、すなわち最も非モテへの風当たりが最も強くなる日であるクリスマス、バレンタイン、ホワイトデーを粉砕するデモを敢行しているのです。

 次の二点目ですが、我々はいかなる嘲笑を受けようとも三大デモを活動の根幹に据え続ける所存です。それは、デモ活動といういわば「現場での実践」を重ねてゆくことに大きな意味を見出しているからに他なりません。

 勿論渋谷でのデモという人目に触れやすい活動をすることで我々の存在をアピールする事が出来るというメリットも存在しますが、それ以上に参加者の方の声から非モテ問題の現状や切実さを感じ取ったり、また沿道の反応、デモ終了後のSNSなどでの反応などを参考にすることで世間への非モテ問題の受け止められ方を理解したりする事が重要であり、説得力のある提言へ繋がってゆくと確信しているのです。

 実践の重要さを言葉で説明することは中々難しく、理解したいならば参加することが早道であると申し上げたいのが本音であります。しかしその客観的根拠を述べるとすれば、かつてネット論壇上に多く存在した非モテ問題について「語るだけ」であった主体は我々を除いてほぼ絶滅状態にあると言ってもよく、昨年10年目を迎えた我々とその他を分けた決定的な違いがデモ活動という「実践」を伴っていたか否かという事が挙げられるのではないでしょうか。


*革命的非モテ同盟(かくめいてきひもてどうめい)
「革命的非モテ同盟」とは、2006年10月某日、ある女性に告白したものの見事に振られた終身名誉書記長・古澤克大が傷心を抱いて帰宅した際、『共産党宣言』の一節が目に留まり、「非モテとは階級問題だ!」と豁然と悟りを開いた事によって設立された団体。
「恋愛資本主義粉砕」を理念の根本に据え、三大デモと銘打った12月のクリスマス粉砕デモ、2月のバレンタイン粉砕デモ、3月のホワイトデー粉砕デモを主たる活動としている。近年では海外のメディアからも取材を受け、またハロウィン等の新たなるリア充文化の粉砕も視野に入れるなど、その活動をより活発なものとしている。


改正ストーカー法、ずる賢い女だけが得をする社会が鮮明に

2017-01-04 22:54:39 | 結婚、恋愛

 新年最初の論考は、非常に不快なニュース紹介となる。改正ストーカー法が施行されたというものだ。昨年成立したこの改正法では、罰則の強化の他、従来からの制度である、逃避者による警察への届出により警察が追跡者に対し権力行使するという「親告罪」の枠組みを撤廃し、逃避者からの届出がなくても追跡者に権力行使が可能となる。しかしこれらの改正には疑問の声も多く、届出がないのにどうやってストーカー行為と判断するのか、警察権力の乱用を招くなど、様々な懸念がある。

 そもそも、ストーカーという切り口で男女の恋愛感情を法で規制すること自体が不合理である。女は男に散々貢がせて、都合が悪くなれば被害者面して男を加害者扱いして前科者に仕立て上げ、そして女は平然と逃げ延びて、また新しい男を獲物として捕まえる。こうしたことを繰り返すことがますます容易になってしまうのだ。つまり、意地汚い女ほど得をするという、まさに道徳観の欠落した法律としか言いようがない。

 私は常々この法律そのものの廃止を主張し続けている。今後もその姿勢が変ることはない。男女愛とは互いに感情をぶつけ合いながら、時に深く心に傷つくことはあっても、そうした紆余曲折を経て絆を深め、長期間寄り添うというのがあるべき姿ではないだろうか。そこに法権力が介入するのは内政干渉であり、しかもそれが女の側に圧倒的に有利な法律となるのは憲法で定める平等の原則にも反する。

 しかも、警察権力を介入させることは諸刃の剣であり、相手男性を激高させてしまう可能性もある。その場合は女性は命の危険も覚悟しなければならない。今回の改正は歌手の冨田真由さんが男に襲われた事件を受けてということらしいが(*1)、この事件は冨田さんが男の目の前で警察に電話して見せ付けたことが引き金になって起きている。つまり冨田さんの通報行為が、富田さんへの一途な情熱を簡単に踏み躙られ、とどめを刺されたように男には映ってしまったのだろう。それまでにも高価な腕時計を贈ったものの、差出人不明で無造作に郵送で返却されたりなど、事件の火種は幾つかあった。当時富田さんには交際相手がいたらしいが、純真な男心を理解するだけの能力が彼女にはなかったということだろうか。また自分が歌手という肩書きとその人気に酔いしれて、一般人である男に対する軽蔑心がどこかにあったのかも知れない。ともかく警察沙汰にするのは、却って女性を危険にしてしまう。そんな法律に、女性は賛同出来るとでも言うのか。歌手とファンの間柄でもこうした事態を引き起こすのだから、ましてや交際歴がある男女間であれば、危険性は計り知れない。

 とにかく、この法を利用して相手と強引に別れてしまう女の大半は、思考力や自己解決能力に乏しく、危機意識もなく、相手に対する慈愛心もなく、被害者意識を巧みに使い分けるずる賢い人格と言えるのではないだろうか。逆にこの法を女が安易に利用するかどうかで、人間性の判断材料に出来るかも知れない。

 従って、例えばこれから男女交際の予定があるというような男性は、相手の女性が過去にストーカー案件で警察に相談したことがあるかどうかを真っ先に尋ねるべきである。もしあったのなら、その相手とは初めから付き合うべきではない。何故なら、自分もやがてストーカーにさせられる可能性が極めて高いからだ。また相談経験がなくても、現状のストーカー事案に関して女性がどう考えているか聞き出すことも大切だろう。現行法を肯定するような考えの女性は敬遠した方がよい。

 尚、今回のニュースリンクは敢えてヤフーニュースのリンクを挙げておく。発信元はTBSだが、ヤフーのリンク先にはここでも時に取り上げるコメント欄が付いているので、フェミ工作員の論調などを研究してみるのもいいと思う。それらの中から、フェミニズムの本音を見出す力を読者の皆様に磨いて欲しい。また、それらコメントの中で興味あるものをここでも順次引用していこうと思う。

(*1)フェミは事件が起きる毎に法改正を狙っている。恐らく初めからシナリオがあると思われる。最初は限定的な法律にしておいて、じわじわ範囲を広げて女性の権力を拡大していこうという狙いだ。これはDV法や性犯罪関連の法律でも同様だ。つまりフェミにとっては、一定期間毎に女性が犠牲になってもらわないと法改正が出来ないので、ある意味事件が起きるのを待っているという見方も出来る。因みに、心底フェミ汚染された女が直接犠牲になったという話は聞いたことがない。


・改正ストーカー規制法 施行 TBS系(JNN) 1/3(火) 12:31配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170103-00000056-jnn-soci

 SNSやブログへの執拗な書き込みなど、インターネット上でのつきまといを新たに規制対象とした「改正ストーカー規制法」が、3日、施行されました。ストーカー行為の懲役刑の上限の引き上げなど罰則も強化されました。

 また、規制対象の行為をした加害者に対して、警察による事前の警告がなくても禁止命令が出せるようになる禁止命令制度の見直しについては、6月14日に施行されます。(03日11:09)