社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

人の精神も自然環境も破壊される社会病理 --平塚女通り魔、豪雨被害--

2008-07-29 17:42:01 | 家庭、教育

 秋葉原、八王子に続き、今度は平塚で女の通り魔が発生した。更に愛知で中学教諭が刺される事件も発生、この悪の連鎖はどこまで続くのか。平塚で6人の男性を切りつけ逮捕されたパート従業員桜井久枝容疑者(34)は、「死のうと思っていて、他人を道連れにしようと思った」と話しているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000033-yom-soci

愛知・知立中学で教師刺される 「卒業生」18歳を逮捕(朝日新聞) - goo ニュース

・JR平塚駅で刃物、男性6人軽傷…容疑の34歳女逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080728-OYT1T00589.htm
・JR平塚駅で女がナイフ振り回す 男性6人軽傷
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080729k0000m040113000c.html

 今回は死者が出なかったことが幸いではあるが、いつ誰が事件を起こすか、人ごみは危険といった国民感情をより一層強めてしまう結果となったことは間違いない。犯罪を犯すのは男だけで女は悪いことはしないなんてのはまさしくフェミニズムの印象操作に過ぎない。

 ところで、今回の容疑者は平成11年4月から精神科に通院し、統合失調症型人格障害と診断されていたという。秋葉原や八王子の事件と違う点といえばこれがその一つと言えるだろうが、国民が危険に晒されることには変わりない。本人に責任能力がないからということで責任の所在をうやむやにしてしまうのはどうも納得がいかない。

・刃物女、通行人6人切りつける JR平塚駅 07/28 21:44更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/164861/

 それに、秋葉原や八王子の容疑者もただ通院していなかったというだけで、精神的にはかなり疲労していたのではなかっただろうか。もし彼らが精神科の診断を受けていれば何らかの障害と診断されていたかも知れない。しかし彼らはそれより仕事を優先させなければならない立場で通院どころではなかったのだろう。ここにも時間的余裕の男女格差が感じられる。

 今回の容疑者の女は4人姉妹の長女で、父親や妹夫婦らと6人暮らしだという。警察の取調べに対し女は、「父親が昔から私に物を投げつけたりして、それに耐えてきた」と親への反発を語り、「家にいたくないと思い、リストカットする場所を探していたら、人にぶつかり頭に来た。駅に向かって走り、人を刺した」などと供述しているという。何かこの女が父親からDVを受けていたとしてフェミニズムがいかにも飛びついてきそうな内容だが、では父親は他の姉妹にはどう接していたのか。既に妹などは結婚もしている。それらの違いをどう解釈するかが重要だ。単にこの女がDV被害者という切り口だけで事件の背景を探ろうというフェミニズムの誘導には乗せられてはいけない。ニュースの解説やワイドショーなどでどんなコメントが出てくるか、秋葉原や八王子の事件の時と比較してみるべきだ。

・「人を道連れにしようと」 平塚駅刺傷事件で容疑の女 2008年7月29日11時26分
http://www.asahi.com/national/update/0729/TKY200807290063.html

 最近、通り魔などの事件で父親に対する反発心が背景に潜むとされる報道が多いと感じる。秋葉原の容疑者も家庭内暴力が過去にあったという話もあるし、八王子の容疑者も仕事についての相談を巡り父親の供述と一致していない。また女子中学生が父親を殺害した事件や男子中学生のバスジャック事件など、何れも親への不満を口にしている。

 父親の不適切な態度があったかどうかはフェミニズムの影響で報道も誇張されているだろうが、本を正せばフェミニズムが父親含む男性に対する敵対活動、蔑視活動を繰り広げ、その結果男性全体に対する尊敬心を女性から失わせていることが元凶ではないだろうか。特に権威があるはずの父親に対する軽蔑心が若い女性を中心に蔓延していると思う。それが家庭不和を誘発させ、父親に手を挙げさせる原因に繋がっているのではないだろうか。

 家族は父親と母親、そして子供達で構成されるのが基本だ。本来幸せであるはずの家族生活が様々な要因で犠牲にされている。昨日も豪雨の影響で幾つかの家族が犠牲になった。地球温暖化の影響が豪雨に結びついているか明確には判らないそうだが、賃金労働だけに力点に置くフェミニズムが利益主義を加速させ、自然界全体に悪影響を及ぼしていると言っても過言ではないだろう。

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事件の真相を探るために想像力を働かせよ --八王子通り魔事件--

2008-07-25 22:04:51 | 事件、事故

 秋葉原の通り魔を思い出させるような事件が八王子で起きた。もはやこのような痛ましい事件は防ぎようがないのだろうか。

 女性2人を死傷させたとして逮捕された無職、菅野昭一容疑者(33)は警察の調べに対し、「仕事でむしゃくしゃしていた、誰でも良かった」などとと答えているという。秋葉原の事件とどうも共通点がありそうにも思えるが、どうもそうでもないようだ。

 容疑者の男は地元の小・中学校を卒業後、高校に進学するが一日も登校せず退学。その後はフリーターをしていたが、最近は八王子市内の板金・加工会社に就職した。試用期間後に正社員への登用の可能性もあり意欲的だったという。しかし、ある日作業中に右手の指を機械に挟まれ骨折し、その後は休んでいた。

・八王子通り魔 菅野容疑者 「仕事でむしゃくしゃ」 おとなしく内向的 07/23 21:00更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/163581/

 また男は仕事について家族と相談したが乗ってくれなかったと話している。しかしこれに関しては男の父親のコメントと食い違っている。父親は「相談はなかった。犯行の原因は思いつかない」、「おとなしい、内向的な性格で暴力を振るったことはない。どうしてこんなことをしたのか」と話しているという。

・「相談なかった」八王子通り魔事件、容疑者の父親 07/23 09:56更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/163407/

 ここから、犯行につながる手がかりは見えてくるのだろうか。

 ところで、この事件に関して様々な著名人がコメントしているが、これが実に多岐にわたっている。

 まず、臨床心理学専門で新潟青陵大学の碓井真史教授は、男を「ストレスがたまり、ちょっとしたことで爆発する」、「いまにも割れそうにパンパンに膨れあがった風船」と分析する。また男が試用期間中ということで「収入が安定せず、将来の不安からストレスを募らせたことも考えられる」と予測する。

 次に、ジャーナリストの大谷昭宏は、「自分がうまくいかない理由を社会に転嫁しており、身勝手で甘ったれている」と断罪している。

・【八王子通り魔事件】秋葉原事件と共通 識者はこう見る 07/23 20:12更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/163569/

 一方、テレビのワイドショーでも様々な意見が飛び交っている。フジ系「とくダネ!」では、「仕事に行き詰まったら、まず自分で解決するのが当然。なんで人に刃をむけるのか」「こんなの社会のせいじゃない。だって、戦後の苦しい時期にみんなが人を殺したか、って。おかしいよ」(小倉智昭)、「何でも人のせい、親のせいみたいな、自立できていない依存心の強いタイプ。どうしてこんな人間がふえてきたのか」(高木美保)、「いろんな事件みていても、生活の責任放棄。やらなければならないことから逃げている。その結果、罪もない人が死ぬなんて許せない」(デーブ・スペクター)など容疑者断罪の論調が大勢である。

◆とくダネ! 小倉「こんなの社会のせいじゃない」 八王子2人死傷 2008/7/23
http://www.j-cast.com/tv/2008/07/23023918.html

 だが、テレビに出て来れるような人はいわゆる「勝ち組」の人、そういう人が自己解決や自立精神を求めるのは優等生ぶった奇麗事でしかないのではないだろうか。自分達が今の地位にいられるのは本当に自分だけの力なのか。今まで多くの人の手助けを受けて築き上げた地位ではないのか。そういう謙虚な意識が微塵も感じられない。そんな傲慢な意識の人間が社会で幅を利かせているからこそ、悲惨な事件が繰り返されてしまうのではないだろうか。尤も、この手の番組はシナリオが予め用意されていて、出演者はそれを棒読みしているだけだという説もあるが。

 更に突っ込むなら、「生活の責任放棄。やらなければならないことから逃げている」というデーブ・スペクターの言葉を、高木美保に対しても「結婚しない貴方もやらなければならないことから逃げている」と振り向けて警告するべきではないのか。

 これに対し、テレ朝系「スーパーモーニング」ではフジ系とは違った論調だ。「むしゃくしゃして人を殺すのはよくないが、20代30代がそういう状態になってるのは、本当に考え直さなければいけない」(元文部省の寺脇研・京都造形芸術大学教授)、「日本の社会格差が広がってきてる、ワーキングプアが増えている。小泉構造改革の名の下に進められた変化が、こういう犯罪を産み出していると思えてならない」(鳥越俊太郎)、と何れも社会問題の側面を指摘した。

◆スーパーモーニング 無差別殺傷事件続く 「小泉改革のせいと思えてならない」 2008/7/23
http://www.j-cast.com/tv/2008/07/23023912.html

 ではネット上の世論はどうかというと、多くは未成熟、身勝手、責任転嫁といった容疑者の人格的な問題に帰着させる論調が大勢のようだ。著名人のコメントと照合するなら大谷昭宏の論調と類似している。

 ところで、ネット上の世論については以前の論考(*2)でも言及しているのでそこを参照して頂きたいのだが、最近の世論工作は、罪を犯した犯人個人に全面責任を負わせることで、社会問題や政治責任に話が及ばないように国民を思考停止に陥らせようとしているようだ。つまり現状のネット世論の狙いは、鳥越俊太郎のコメントのような社会問題に言及した意見を抹殺することだと考えられる。

 とすると、ネット世論の正体は、多くが政府側、権力側と結託した連中ではないかという推測が出来る。当然フェミニズム勢力も権力側なのでそれに含まれる。勿論彼らに翻弄されているだけの馬鹿正義派も混在しているだろうが、何れも権力側への追い風になってしまうのは確かだ。

 またこうした勢力はマスコミにも当然影響を及ぼす。特に以下(*1)のリンク記事では「親への責任転嫁」をやたら強調しているように見えるが、そもそも親にも当然責任はあるのであって決して責任転嫁とは言えない。特に今回の事件では、容疑者の仕事に関する相談はなかったと主張する父親の方がどうも責任逃れを考えているように思えてならない。更に「仕事に行き詰まったら、まず自分で解決するのが当然」という小倉智昭のコメントが拍車をかけているようにさえ思える。あたかも親に相談することがいけないかのような論調だ。何歳になっても親は親、相談事を持ちかけること自体に何ら問題はないはずだ。

・(*1)30過ぎても「お小遣い」…八王子通り魔容疑者 07/25 02:10更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/163961/

 また、容疑者の男は意識していたかどうかわからないが、彼は今の職に就く前にフリーターをしていた。従って昨今の就職事情についても肌で感じていたはずだ。例えばその中で女性は事務系や軽作業など比較的負担の軽い仕事に優先的に就けるのに対し、男性はいわゆる3Kと呼ばれる重労働しか働き口がないという実態も感じていた可能性がある。彼の勤務先の実態を断定は出来ないが恐らく3Kに近いだろう。そこで彼は指を機械に挟まれけがをして休業を余儀なくされた。だからといって本屋の女性店員を狙ったということではないだろうが、少なくとも本屋の店員は3Kには含まれないだろう。これも何がしか運命の悪戯なのだろうか。

 更に、男は暫く女性と同棲していた時期があったという。そこでも彼は女性特有の我侭やフェミニズムの影響を受けた女性像というものを何らかの形で感じたと思われる。

 男の深層心理まで探ることは現時点では不可能だし、新たな情報が出てきたとしてもそれがフェミニズム批判に結びつきそうな要素であれば報道規制がかかるだろう。表に出る情報だけではこの事件の真相を掴むことは難しい。そのためにはマスコミの報道やネット世論の動向などを見ながら、そこに隠れた意図を推測した上で、事件の真相を推理していくしかないだろう。

(*2)
死刑賛美の世論が更なる犯罪の起爆剤となる(その1) --宮崎勤死刑執行、秋葉原通り魔-- 
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/37b5a7908bfe3ad3c64cc60b2cfb2b5d
死刑賛美の世論が更なる犯罪の起爆剤となる(その2) --宮崎勤死刑執行、秋葉原通り魔--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/b6434e94a725fd4277ed0caf8df521ab

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成績不振と親の期待に挟まれ重圧を感じたのか --埼玉川口少女父親刺殺事件--

2008-07-22 11:55:23 | 家庭、教育

 埼玉県川口市で私立中学3年の少女が自分の父親を刺殺する事件が発生した。普段から特に親子仲が悪かったわけでもないという家族の話ではあるが、何が彼女を凶行に走らせたのか、その背景に何が潜むのか真相は不明だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080722-00000003-yom-soci

川口の父刺殺、犯行時照明つけず…オカルト漫画を押収(読売新聞) - goo ニュース

 これまでの調べでは、少女は父親との会話は少なかったものの、親子関係は良好に見えた。事件の前日夜にも父親と一緒にチキンカレーを作り、母親がパートから帰宅後家族で食卓を囲み、その後も家族一緒にビデオ鑑賞し就寝したという。

・見えぬ動機 中3少女に何があったのか 父親刺殺事件 07/19 23:11更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/162583/
・父親殺害の長女「勉強好きじゃない」 県警、追試欠席との関連捜査 07/22 00:09更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/162969/

 少女は両親と弟との4人暮らし。県内の中高一貫校に入学。1年で漢字検定準2級と英検3級を取得、将来も父親と同じ薬剤師を目指すなど、勉強意欲は旺盛に見えた。学校側も、「服装の乱れもなく、真摯で真面目、親とのトラブルや悩みも聞いていない。普通の子だった」と驚きを隠せない。

 ただ、警察での取調べで「好きな科目はいいが、嫌いな科目の先生は嫌だった」「勉強はあまり好きではなかった」、更に父親との関係について「『勉強しろ』と言われて『はい』と言う以外、あまり会話はなかった」。「うっとうしかった」などと供述しているという。

 しかしそれだけの理由で、父親を刺殺するまでに至るのだろうか。一つ気になる点を挙げるなら、少女の成績は学年では中位だったが、今月7~10日まで行われた期末テストで成績がやや下がり、事件前日の18日は、英語の追試験を受ける予定だったが、無断欠席していたということだ。

 これまで判明していることを分析すると、少女は常に真面目で良い子であったのだが、それがかえって親の期待を大きくさせることとなり、少女が何らかの重圧を感じてしまったのではないかということだ。親子関係も良好、だがそれ故に親の期待を裏切ることは出来ない。期末テストで成績が下がったことでより重い責任を少女が感じてしまったのではないかということだ。

 冷静に考えれば一時的な成績低下は誰でもあること。しかし彼女は自分の能力の限界と勝手に捉えてしまった可能性がある。英語の追試を無断欠席したのも既に気力を失っていたからとも考えられる。

 しかし、それでは親の期待を裏切ってしまう。犯行前に父親とトラブルになったかどうかはわからないが、仮にそれがあったとしてもそれは末端の話。自分はもう親の期待には答えられない。だからといって逃げ場はない。そうしたやりきれない気持ちが思春期の少女の心を不安定にさせてしまった可能性がある。そして父親さえいなければ自分はこんなに悩む必要はないなどと短絡的な発想を思いつき、最悪の行動へと少女を駆り立ててしまったのではないだろうか。

 少女は逮捕直後に「お父さんが家族を殺す夢を見た」と供述し、部屋からはオカルト漫画も押収されるなど不審な一面も考えられるが、それは勉強など普段の辛さから逃れるための一時のストレス解消に過ぎないのではないだろうか。オカルト漫画があったからといって、この事件の原因をそれに集約されてしまうのは余りにも短絡的だ。

 加えて、ネット世論もフェミニズムはじめとする悪しき勢力の投稿で世論誘導を巧みに仕掛けようとしている。特に第一報の頃の2chやヤフーニュースのコメントには、父親が娘に日常的に性的暴行を加えていたなどと勝手に決め付け、正当防衛で無罪、悪いのは父親などと盛んに少女を被害者的に印象付けようという投稿が目立った。これがもし少年の犯行だったら少年犯罪の厳罰化など工作世論は全く違っていただろう。

 そうした工作世論こそが、社会を乱し様々な事件を引き起こす元凶となっているのではないだろうか。

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女性優先の恋愛事情の矛盾を少年は訴えたかったのか

2008-07-18 11:46:29 | 結婚、恋愛

 14歳の少年によるバスジャック事件、何が少年を犯行に駆り立てたのか。様々な意見が飛び交っているが、真相の解明には時間が掛かるだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000032-jij-soci

 ただ、今回の事件を幼稚過ぎで精神年齢が発達していないと分析する声もある。しかし、まだ真相が解明されていないうちからそうした無根拠に断定する姿勢こそ幼稚ではないだろうか。

・幼稚すぎ…少年法厳罰化も歯止めにならず 14歳バスジャック 20/07/16 22:05更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/161613/

 現時点で判明していることは、少年がある女子生徒との交際を巡るトラブルで教師や親から注意を受けていたことが大きな原因ではないかということだ。家出前の12日、女子生徒との交友関係を巡り、学級担任らが少年の自宅を訪れた。女子生徒の親が学校側に相談したためだ。友人らによると、少年は「(女子生徒と)もう一度、付き合いたい」と話していたという。

・バスジャック『パトカーに当たれ』逮捕少年包囲され大声 2008年7月17日朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008071702000104.html

 しかしその後の14日夜、少年は両親から女子生徒との交友について注意を受けた際、「お前なんか死んでしまえ」「児童相談所に行け」などと激しく怒られたという。この親の叱り方に果たして問題はなかったのか。

・バスジャック:女生徒との交友、親にののしられ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080717k0000e040084000c.html

 男女交際を巡るトラブルというのは良くあることだろう。ましてや学校での問題視されるほどの性教育や巷の性情報の氾濫そして男女交際年齢の低下など、男女交際の問題は時代と共に深刻化しているといってもいいだろう。また一方で全く異性と触れ合うことの出来ない恋愛難民も低年齢化し、男女交際も格差社会となっているのが現状だ。

 では、問題が発生した場合にどう対処していくか、そこが重要なのだが、今回の場合、少年の友人の話によれば女子生徒と少年はかつて交際していたが、その後別れ、そして少年が復縁を求めたがどうも女子生徒は拒否したのではないかと推測できる。更に女子生徒の親が学校に相談し、学校側が少年宅を訪れ少年に注意、更にその後親からも罵られるという経緯のようだ。

 だが、学校側が少年に何を注意したと言うのだろうか。ただ女子生徒が拒否しているから辞めなさいでは絶対に納得出来ないだろうし、それ以前に交際を一旦打ち切った経緯は何だったのか、そこも詳しく解明しなければいけない。その点は学校側はどう対処したのだろうか。

 昨今の男女交際事情は、女性が別れたいと言えばそれが絶対的権力であるかのような風潮がある。ストーカー規制法やDV防止法など女性都合の法整備がなされていることも追い風になって、女性は益々自分だけの都合を押し付けてくる。勿論こうした社会はフェミニズムが作り上げているのは周知の通りだ。

 交際権も、離別権も、全て女性に支配された状況では男性は女性の御機嫌取りに徹するしかなくなる。しかしそれで女性が満足するかというと女性は更に贅沢を求めて男性に高い理想ばかり求めるようになる。そして男性の献身が限界に達すると女性は男性を見限って別れようとする。そして世の中にはだらしない男性しかいないなどと思うようになる。勿論女性側の理想の高さなど棚に上げているのは言うまでもない。

 人は必ず結婚して子供を設け子孫を引き継いでいくというのは人間社会というより生態系の大原則である。それに基づけば、結婚しない、子供も作らないといったフェミニズムの個人化政策(フェミニズムに言わせれば女性の自立になる)など自然破壊も甚だしいし、男女交際も別れることは本来自然に反する行為なのだ。

 しかし、フェミニズムの権力が至る所に蔓延しているのは何度も指摘している通りで、今回の少年に関しても、学校側が一方的に女子生徒の意識だけを押し付ける注意の仕方をしたことは十分に考えられる。男女共同参画局から文部科学省経由で各教育現場に通達が恐らく出ていることだろう。それは巷でデートDVなどといった男性だけを悪者にする若者向けフェミ洗脳運動が行われている現状を見ても明らかだ。

 交際を求める意識も、別れたくないという意識も、全て尊重されなければならない。しかしそれを女性の意に反するから切り捨てても良いというのでは、まさに女性独裁社会そのものになってしまう。少年はそうした男女間の優先順位の矛盾を感じていたのではないだろうか。

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懲りない不倫女の山本モナはフェミニズムの敵か味方か

2008-07-15 20:15:10 | 結婚、恋愛

 巨人二岡智宏選手との不倫が報じられた山本モナ。一回だけならまだしも二回も同じ事を繰り返す彼女の姿勢に世間の目はかなり厳しいようだ。おりしも、フジ系列の新報道番組に抜擢されたばかりというこの時期において、あまりにもタイミングが悪すぎたのも批判を大きくした原因と言えるだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000005-dal-ent

モナ効果?フジ系「サキヨミ」視聴率2ケタ(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 この騒動を受け、モナは当面全ての番組出演を自粛することが決まった。また相手の二岡選手も球団から厳重注意を受け、期待されていた一軍復帰も見送りとなった。更に自ら坊主頭になり、みそぎの姿勢を精一杯示そうとしている。

 ところで、この騒動に関して、世論は専らモナに対する批判意見が支配的である。

◆スッキリ!! モナへ視聴者FAX 40代主婦が浴びせた言葉
http://www.j-cast.com/tv/2008/07/15023507.html

 これは日テレ系の朝のワイドショー「スッキリ!!」で紹介されたものだが、「同じことを2度もするなんて問題外」、「人の家に土足で入る人間がテレビに出る資格があるのか」、「釈明文に、二岡さんが無理やり誘ったように発表するなんて最低の女。たとえ嘘でも、二岡さんに非がなかったと発表できなかったのでしょうか」など辛辣なものばかり。特に主婦の多くは「二岡選手の奥様への配慮がない」ことに不満を持っているように映る。

 だが一方で、騒ぎすぎだという意見もある。

◆スーパーモーニング 山本モナ騒動に「元先輩」赤江珠緒アナがコメント 2008/7/10
http://www.j-cast.com/tv/2008/07/10023273.html

 同じ朝のワイドショーだがこちらテレ朝系のスーパーモーニングでは、「謝って(番組を)続ければいい」(鳥越俊太郎)、「プライベートと仕事は別」(白石真澄・関西大学教授)、など今回の措置をやりすぎと考えているようだ。ただ、この番組のキャスター赤江珠緒アナは「元後輩だけに……言いづらい」と言葉を濁し何も言えなかった。彼女は朝日放送時代に山本モナの1年先輩だったらしい。そんな赤江アナにも鳥越俊太郎は「タマちゃん(赤江アナの愛称)も少しぐらい……学んだら?」と茶化す始末。女性は何をしても良いというフェミニズムの勝手主義をそのままこの騒動に持ち込むような意見が目立った。

 特に白石真澄教授の言葉などはいかにも女性擁護が過ぎると感じられる。彼女は少子化問題はじめ政府の審議委員会を幾つも歴任する女性。勿論思想信条の根底にはフェミニズムがあるのは明らかだ。また彼女に関し解説したブログを見つけたので紹介しておく。それによればどうも彼女はあまり評判の良い人ではなさそうだ。

白石真澄・関西大学教授 2007年4月27日(金) -「長期株式投資」より-
http://asahina-kyouko.air-nifty.com/kabu/2007/04/post_8df3.html

 ところで、今回のモナ騒動では、仕掛け説や陰謀説も飛び交っている他、今回の騒動に便乗した「モナ女」たる不倫で燃える女の解説論まで噴出している。

・誰に刺されたのか!? 山本モナ 7月14日10時0分配信 日刊ゲンダイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080714-00000001-gen-ent
・不倫じゃないと燃えない「モナ女」 7月14日10時0分配信 日刊ゲンダイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080714-00000009-gen-ent

 まさか番組を打ち切られた安藤優子あたりが怒って「刺した」とはちょっと考えにくいが、この手の話題では憶測が憶測を呼び話は広がっていくのが定番である。

 また、モナのような不倫を繰り返す女は自己顕示欲が強いタイプが多いと池内ひろ美氏が分析しているが、この人もかつて自身のブログ(既に閉鎖)でトヨタの期間工を蔑視するような記載をしたとして2ch等で批判された経歴がある。

 それにしても、不倫が批判的に捉えられるうちはまだましかも知れない。しかし離婚などは時として肯定的に捉えられることもある昨今、フェミニズムの家庭崩壊作戦は着々と人の心を蝕んでいるのは確かだ。山本モナも34歳、普通なら結婚して子供がいてもおかしくない年頃だ。男性を寄せ付ける能力があるなら、その能力を家庭を大切にすることに向けて欲しいものだ。

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優遇措置も法制化してしまえば違法でなくなる --教職員採用汚職、女性積極採用--

2008-07-12 11:28:25 | 事件、事故

 大分県の教員採用試験を巡る汚職事件は益々広がりを見せている。汚職は十数年以上前から行われていたことや、組織的であったことなど、次々と黒い実態が明らかにされている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080712-00000003-maiall-soci

教員採用汚職「組織的」反論できない…大分県教育長が会見(読売新聞) - goo ニュース

 これを受けて、ネット上では相次ぐ批判の声が上がっている。自分は不合格だったのに明らかに自分より劣ると思われる者が合格していて、その人にはコネがあったとか、コネの世界は教員だけでなく公務員全体に及んでいるなど、今回の事件は氷山の一角に過ぎないという意見は多い。中でも地方の役場などの職員はほとんどコネで固められた人ばかりなど、カネとコネの実態は地方ほど著しいという声も聞く。

 だが、それらの意見も怒りというよりはむしろ今更何を言うかといったコネを半ば容認せざるを得ないような諦めムードの嘆きの印象も感じられる。腐敗しきった日本社会に対する世間の不信感は、最早怒りを通り越して呆れ返ってしまっているのだろうか。

 しかし、そうかといって今の実態を野放しにしていいわけがない。これを機に全国の公務員採用や昇進に関する実態を明確にし、不正を正していく必要がある。そのためには、世論の批判の声を結集していくことが大切だろう。

 ところで、カネとコネによる優遇措置は明らかに違法だが、違法とは言い切れない優遇措置もある。例えば、名古屋大学の教職員公募欄にはフェミニズム(男女共同参画)に基づく明らかな女性優遇採用の記載がある。

・名古屋大学教職員公募
http://www.nagoya-u.ac.jp/index1-7.html

「名古屋大学は業績(研究業績、教育業績、社会的貢献、人物を含む)の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。」
(更に同リンク中の下記の文書ファイルには詳細な解説がある。)

・女性教員比率向上のためのポジティブアクションについて
http://www.nagoya-u.ac.jp/out/pdf/positive.pdf

 また、昨日の報道ステーションでも採用試験に関する元関係者へのインタビューを行っていた。それによると、例えば採用が100人とすると、上位80人までは点数順に合格させ、残りの20人については、特別の会議を開催し男女比やコネの有無などを勘案して合否を決めるのだという。勿論、顔を隠してのインタビューなのでどこの自治体のことか詳細はわからない。また、コネなどの優遇措置があってもそれは合否のボーダーライン上のごく一部でしか行われていないかのようなニュアンスを思わせる。

 しかし、点数順に採用と言っても非常に曖昧な部分がある。何故ならこの手の試験は必ず面接試験というものが存在し、これは面接官の裁量で幾らでも点数操作出来るからだ。

 従って、上位80人までは点数順に合格させると言っても、既にそこに面接官の恣意的な点数操作が含まれていると考えるのが妥当ではないだろうか。つまり、恣意的な合否操作は決してボーダーライン上だけではないのだ。

 こう考えると、名古屋大学の女性積極採用などは明らかに成績の悪い女性でも優先的に採用してあげますと言っているようなものではないか。確かに文言では「業績(研究業績、教育業績、社会的貢献、人物を含む)の評価において同等と認められた場合には」とあるが、その評価をどうやって行うのか、フェミニズムの性質を考えれば男性というだけで最初から悪い評価しかしないのは目に見えている。

 また、仮に筆記試験しか行わなかったとしても、理系の男性と文系の女性が受験者であれば、理系の設問は極端に難しくどちらも解けないか或いは極端に平易でどちらも解ける問題にして、文系の設問は適度な難易度で文系の女性には解けるが理系の男性には解けない問題にして、結局は女性に有利になるような試験問題の作り方は幾らでも出来るのだ。

 こうなると、何も職員採用だけではなく、入学試験でも女性受験者に有利になるような試験内容になっているのではないかという疑いも出てくる。フェミニズムの悪質性を考えれば十分可能性はあるだろうし、ネット上では医科大学などは明らかに女性を多く合格させているという指摘もある。

 贈収賄を伴った合否操作が違法なのは明らかだ。しかし女性優先と最初から規定された合否操作は合法なのか。ならば近親者や知人に公務員等の関係者が存在する受験者は優先的に合格出来るという規定を作ってしまえば合法に出来ることになってしまう。つまり男女共同参画の女性優遇策は違法行為を合法化させたようなものではないだろうか。これでは男女共同参画そのものが汚職政策と言われても仕方あるまい。

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腐敗した教育界を露呈する結果に --大分県教員採用試験汚職--

2008-07-08 11:34:17 | 家庭、教育

 大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件は全国に衝撃を与えた。と同時に、これは氷山の一角に過ぎないのではという疑いも多くの人は感じたことだろう。カネとコネが正義を破壊する社会は永久に変わらないのだろうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000069-san-soci&kz=soci

 この事件では、小学校長の浅利幾美容疑者(52)が自分の長男長女の教員採用試験に便宜を図る目的で県教委義務教育課参事の江藤勝由容疑者(52)に現金300万円と金券100万円の賄賂を渡したとされている。また両者の共通の知人で同課参事の矢野哲郎容疑者(52)と、その妻で小学校教頭の矢野かおる容疑者(50)もその贈収賄の仲介を行ったとされている。

 更に、矢野哲郎、かおる容疑者夫妻の長女の教員採用時にも金券100万円分の授受があったとして、元県教委教育審議監で同県由布市教育長の二宮政人容疑者(61)も逮捕されている。

 あまりにも多くの人物が登場してわかりにくいのだが、以下のリンクの図を参照すると解り易いと思う。

・大分県教委汚職で5人逮捕、管理職任用試験にも疑惑
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080706-OYT1T00119.htm

 ここでわかることは、現職の学校長や教頭、更に教育委員会など教育の中枢に身を置く者達がまさに組織ぐるみと言えるような贈収賄を平然と行っていたということだ。確かに自分の子供を教員採用試験に何とか通してやりたいという気持ちはわかるが、こうした裏口でのやり方では教育界全体の信用失墜につながってしまう。既に、こうした便宜は管理職任用試験にも及んでいるという疑惑も浮上し、不正はさらに広がる可能性が出てきている。

 ところで、今回の汚職で逮捕された小学校長と教頭は何れも女性だが、それだけ女性の学校長や教頭が多いことの表れでもあるだろう。これもフェミニズムによるアファーマティブアクションの関与によるものと考えていいだろう。教職員や公務員の採用試験、更に管理職への登用なども女性を優先させるというのは男女共同参画政策の一環だが、これ自体が汚職を正当化する政策と言えるのではないだろうか。女性であれば多少成績が悪くても合格出来るというなら、喩え金銭授受がなくても便宜を図っていることには変わりない。不正を正当化しているかのような法律が果たして正義と言えるのか、不審は募るばかりだ。

 実際に教育現場に従事している教職員はこうした汚職があることも感じていただろうし、女性の優先的な採用や昇進にも疑問は感じながらも容認せざるを得ない状況なのだろう。特に男性教師などは自分より明らかに実力が劣るような女性教師が自分より高い評価を受ければ穏やかではいられないだろうし、フェミニストの校長が赴任すれば男性陣への風当たりは益々悪くなるだろう。

 更に授業ではフェミニズムに汚染された教育を子供達に教え、男は全てセクハラ予備軍などという感覚を植え付けてしまっては、女子の生徒や児童は益々男性教師を偏見の目でしか見なくなる。最近セクハラ等で教員が処分されるケースが増えているのも、根底にこうしたフェミニズムの男子敵視教育が大きく影響しているのではないだろうか。

 賄賂による汚職に関しては厳正な措置をして再発防止に努めなければいけないのは当然だ。しかしそれだけではなく、教育界全体に蔓延るフェミニズムのような悪質権力を排除することも大切だ。今回の事件を単発的な汚職事件として臭い物に蓋をするだけの処理で片付けないで欲しいと思う。事件の背景に潜む様々なしがらみを明らかにして欲しいと切に願う。

<参考ニュース>
・大分県教委の教員採用汚職:口利き30人以上 県教委参事、半数近くに加点
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080706ddm041040152000c.html?inb=yt

・二次試験前後に50万ずつ 合格依頼、追加で謝礼か 07/07 10:23更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/159129/

・合格依頼の受験者名示す 大分、逮捕の教育審議監 07/06 20:28更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/158982/

・大分県教委幹部らを起訴 教員採用汚職事件 07/05 11:40更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/158756/

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フェミニズム利権こそ本当の無駄と認識せよ --公益法人見直し--

2008-07-04 11:20:52 | Weblog

 福田首相が掲げる「無駄ゼロ」の一環として政府が実施していた350の公益法人見直しの集中点検結果が3日判明し、82法人が委託廃止で見直しとなり、少なくとも9法人は統廃合か業務縮小となるという。「無駄ゼロ」が名ばかりのものでなければいいが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080704-00000050-san-pol

 こうした利権団体の見直しには相当の抵抗勢力が立ちはだかる。渡辺喜美行革大臣が中心となって行った独立行政法人改革でも、最初は廃止すると言っていたものが二転三転し結局は存続なんてことはざらにある。

 特に、別法人との統合が検討されていた文部科学省所管の「国立女性教育会館」については、単独存続を求める要望書を自民党の伊吹文明幹事長ら党3役が、渡辺喜美行政改革担当相らに提出するなど。自民党幹部が抵抗勢力を援護射撃している。ちなみにこの施設は昭和52年に設立され、職員27人、昨年度予算9億円、うち国の財政支出は8億円だった。次世代の女性リーダーの育成・研修が主な業務だというが、果たしてそれが社会的にどう貢献しているのか疑問だ。

・独法改革、自民三役が「抵抗勢力」 霞が関を援護射撃 2007.12.13 01:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071213/plc0712130115000-n1.htm

 こうした過去の動きを見てもわかるように、今回の改革においても、フェミニズムに関連する団体には全く手を付けていないだろうということは容易に予想がつく。無駄ゼロとは言いながら最も無駄で悪質とも言えるフェミニズム利権を撲滅しない限り、いくら他の利権をなくしても無駄は永遠に残ることになる。

 しかも、フェミニズム利権はその性質上、単に金銭的な無駄というだけでなく、それらが社会に与える悪影響というものが非常に大きい。女性の社会進出という謳い文句さえあれば何でも正当化できるその権力の影で、家庭の存在が蔑ろにされ、雇用は圧迫され、そして様々な痛ましい事件を招いているということはマスコミは全く指摘しない(出来ない)。

 フェミニズム利権をこの世から撲滅しない限り、いくら他の無駄をなくしても焼け石に水だろう。しかしその撲滅のためには、何よりもまず国民がフェミニズムこそ最大の無駄であると認識することが大切なのだ。フェミニズムに便乗して胡坐をかいている女性が君臨するような世の中では状況は好転しない。

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転んでもただでは起きない毎日新聞社の体質 --英語版サイト低俗記事問題--

2008-07-01 12:03:58 | ネット媒体

 毎日新聞社の英語版サイトで低俗な内容を5年間にもわたって掲載していたとして騒動になっている。これを受け、同社は該当のサイトを閉鎖し、責任者の処分を行ったが、処分と無関係な複数の女性記者、社員個人の人格を著しく誹謗中傷する映像や書き込みが相次いでいるとして、法的措置を検討していることを明らかにしている。

・「2ちゃんねるなどで社員中傷、法的措置を検討」毎日新聞社 英文サイト問題 06/30 13:06更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/157307/
・毎日新聞、英文記事問題で記者や役員ら処分 「社員への中傷には法的手段」 2008年06月30日08時49分
http://news.livedoor.com/article/detail/3706722/

 この問題は、毎日新聞社の英語版サイト「Mainichi Daily News」の中にある「WaiWai」と呼ばれるコーナーの掲載内容が低俗であるとして、2chなどのネット上で批判をされたことに端を発する。

・毎日新聞英語版サイト 「変態ニュース」を世界発信 2008/6/20
http://www.j-cast.com/2008/06/20022225.html
(記載内容の詳細についてもこのリンク先で紹介されています。)

 一連の掲載内容を見ればわかるように、明らかに日本人の間違った印象を世界に発信してしまった毎日新聞社の責任は大きいし、関係者が処分されるのは当然のことだろう。勿論その処分が軽いか重いかという議論もあるだろうが、それは今後の同社への評判となって跳ね返ってくることになるだろう。

 しかし、処分と無関係な複数の女性記者への誹謗中傷には法的措置を検討するという同社の対応には全く同意できない。いうなれば、転んでもただでは起きないという姑息さしか感じられないと私は思うがどうだろうか。

 誹謗中傷と同社が主張する実際の内容を全て把握しているわけではないのだが、元々が毎日新聞社全体に対する批判から始まっているのだから、同時にその従業員である記者への批判も付随して発生するのは当然のことであり、むしろそうした批判も真摯に受け止めるのが今後の同社の印象回復につながるのではないだろうか。

 それに、法的措置の対象が女性記者というのも引っかかる。だいたいマスコミに従事する女性はフェミニストが多い。批判された女性記者もフェミニストではないだろうか。だとすると過去にフェミニズムに汚染された記事を沢山発信していたことが今回の便乗批判につながったと考えることもできる。だがそれを誹謗中傷だからといって批判を許さないという態度はまさに独裁的な言論封鎖と言えるだろう。批判されない記者もいるということを忘れてはいけない。

 更に、仮に女性記者がフェミニストとは余り関係がなかったとしても、女性を批判すると訴えられるぞというある種の脅迫的な印象を大衆に植え付けようという狙いが感じられる。女性は何でも好き勝手に批判できるが、女性に対する批判は絶対させない。これではまさにフェミニズムの独裁政権をますます暴走させることにしかならない。

 今後どういう動きを毎日新聞社はするのだろうか。マスコミとしての使命を果たすべく良識ある姿勢を見せて欲しいものだ。そして国民は毎日に限らずマスコミ全体が信頼性を失いつつあるという現状を再認識して欲しい。

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