刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

京料理 本家たん熊 京都高島屋店 (京料理)

2014年10月19日 04時59分47秒 | 食い物その他系
京都高島屋「京回廊」編第3弾は京都で和食といえば必ず名が挙がる「たん熊」である。
ここ京都高島屋店は「たん熊」の2系列ある本家、北店の本家系で「京回廊」内でも
一際目立った存在である。

正直なところ敷居の高さと言うことなら京都でも1位2位とのイメージがあるが
ここ高島屋店においてはその敷居をググッと低くし利用しやすくされている。

壁には大きな舞妓像の日本画がよく目立つ・・・
店の中は現代モダニズムにのっとりながら、たん熊”たる主張がされている
新しくて古い優美あふれる空間である。



とろろ御膳2250円、たん熊”としては破格の価格だが某の昼食にとっても破格の価格だ



10分少々と意外なほど早く運ばれた御膳は普段から取っている某の昼食とはまるで趣が異なる
膳”である。



名前だけで味が変わってしまう傾向があるのは否定できないが少なくとも
一品一品が背筋を伸ばし正座する大和撫子のごとく凛!とした気品と優しさを
持ち合わせた女性のごとく、しなやかで美味しい作品である。

これはたん熊”たる所以なのかもしれないが、この2250円とういう価格の中にも
自らの歴史と魂を感じさせる品々である。

素材が持っている本来の旨みを活かしきった上での味付けがなされていて、一見ただの
薄味のように感じるが噛み込み喉を過ぎる頃、そのポテンシャルに気をつくといった
作品群である。


この高島屋店については気難しさや堅苦しさはなくいかなる方でも自然体で料理を楽しんで
もらえるお店で雲の下の降りてきた神様のごとく窓口は広い。

肩を張らず たん熊 の世界を気軽に楽しんでほしい もう一つのたん熊”であった。



HP→http://www.tankuma.jp/

「京都市下京区四条通河原町西入ル真町52 京都高島屋7F ダイニングガーデン京回廊」

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