刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

三嶋亭(すき焼き)

2013年10月26日 02時26分44秒 | 食い物その他系
京都大丸の地下1階にある京都を代表する有名すき焼き屋さんの京都大丸店。
三嶋亭精肉コーナーの横に位置する場所にあり5~6人が精一杯のカウンターのみのお店で
三嶋亭のスタンスとしては大丸店ではなくイートインという位置づけである。
・・・他で類を見ない贅沢なイートインである。

三嶋亭といえば明治6年創業の京都と言おうか日本でも指折りのすき焼き店である、
本来なら寺町三条の本店に向かうのが筋なのだが なんと言っても手ごろでない
価格帯”を考慮し手軽に三嶋亭が楽しめる 「京都大丸支店」を利用させてもらった。

臙脂色の暖簾を潜るとすぐそこにカウンターが現れる、
更に厨房へとつながるカウンターの奥にも小さな暖簾が目に付く、これは三嶋亭としてお客様に
厨房が見えないようにする配慮であろう。

メニューはそう多くはない、牛丼1470円~サーロインステーキ御膳3150円の価格帯(5種類)となり
一般的に考えると安くないが三嶋亭”と考えるなら高くはない!と言っておきたい。
三嶋亭と言えばやはり「すき焼き」となりすき焼き膳1995円をチョイスする。

待つこと10分少々、少し緊張しつつ料理を見てみると厳かにテーブルの上に座っていた。



すき焼きは鉄板皿に入れられ行儀よく肉が3枚並んでいる、ご飯に、漬物小皿、そして橙色が鮮やかな玉子となる。
黄身が摘めそうな玉子を軽くかき混ぜ鉄板皿に投入すると玉子が焼ける心地よい音と香りが自然と鼻に入ってきた。

霜降り肉をまずは豪快にガブリと1枚口に放り込む、甘辛い出汁と玉子のソフトな味が上質な肉の脂の甘さと
混じり合い其を黄泉の国へと誘う・・・。
大きな刺激がなければ美味しさを感じ得ない其の味覚嗅覚をこの1枚の肉が大きな翼を広げ間違いを正す。



三嶋亭が提供するご飯も甘さと安心を兼ね備えた質高い飯!
自慢のすき焼き”を活かすご飯を提供されているのがよくわかる。

肉ばかりに目が行くのだが、糸蒟蒻や漬物1つ1つ、イートインのお店でも手を抜くことなく
バランスを考え提供されていることがやはり三嶋亭”である!

柔らかさは美徳である事を再認識させられたもう1つの三嶋亭に満足であった・・・・

ただ!いつかは本店には行きたいものである・・・・

HP→http://www.mishima-tei.co.jp/
「京都市下京区四条通高倉西入立売西町79京都大丸B1」
コメント (2)
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