昨日、一昨日(25、26日)と青森県立美術館で開催されている「AOMORI GOKAN アートフェス 2024 後期コレクション展 生誕100年・没後60年 小島一郎 リターンズ 」という展覧会に出かけてきました。
美術館外観
写真展入り口・・・と書きましたが、シャガールを見たり、棟方志功を見ないとここには辿り着けないシーケンシャルな展示です。
先日このブログに書いた写真集『津軽』〈詩・文・写真集〉を持参してオリジナルと見比べてみました。
異なるカットなんだけど同じ時に撮ったんだろうなぁ・・・とか
これは場所が違うけどやはり同じ日なんだろうなぁ・・・とか
写真集のページの都合でしょうか、右ページに載せるから裏焼きにしたんだなぁとか、本来の楽しみ方ではないのでしょうが、興味深い違いです。
先に進むと、これ以降は撮影禁止です。この先には小島一郎のトランプと呼ばれる展示があってアナザーカットが見られるのですが、どうしてそのカットを選んだのか想像が膨らむ展示です。以前の展覧会では撮影禁止ではなかったのでしょうか? ネットにはいくつか写真があがっていますが、今回は撮影禁止です。
青森県立美術館と言えば奈良美智の《あおもり犬》です。他に比べるものがないのでスケール感がありませんが、高さは約8.5メートルあるそうです。企画展は鴻池朋子展のメディシン・インフラというのをやっていましたが、ゴメンなさい。(笑) でも、宿に着いてテレビをつけたら鴻池朋子展 メディシン・インフラの観覧者が2万人達成のニュースをやっていて、そんなに人気なら見ておけば良かったかなとちょっと後悔しました。(笑)
今年の3月に塩竈のフォトフェスティバル 2024に出かけてきました。そこで小島一郎の写真を展示していて今回より数は少なかったのですが、まあ有名と思われる写真はあってそれなりに楽しめました。ですが、会場内は撮影禁止でした。大人?の事情なのでしょうか? ある時は撮影可でまたある時は不可というのはやめていただきたいものです。展覧会には解説もレジュメも無いし、もとより資料の少ない作家なので自分で想像する一助として写真を撮りたいのですが、ダメでした。
ま、写真が見られればそれで良いのですが、東京から行くのは躊躇われます。地方の人も東京の展覧会の情報を見ながら同じ思いをしているのでしょうね。
おまけ