先日会社の先輩がFUJIFILMのGF670 Professionalを購入しました。早速私のPLAUBEL MAKINA W67と比べてみました。
上からです。そんなに大きな差はありません。
正面から、蛇腹を畳んだ状態での比較です。フジの方が若干横長で、スマートに感じます。
蛇腹を伸ばして上から見た状態です。当然ですが、焦点距離が違うので全体の伸び量が異なります。
ついでに6x45とも比べてみました。それほど大きさに違いはありません。(画面の大きさの比程にはという意味です)
6X45のカメラはカバーが平らな為、どこかにしまう時も納まりが良いです。
フードを取付けた状態です。フードを取付けたままだとカバーを閉じる事が出来ません。またこのフードには40.5mm径のフィルターが取付けられるのですが、フィルターの取付けは難しいです。でも、レンズの先端にフィルターを着けるとやはりカバーを閉める事が出来ません。なのでフードにフィルターを着けてフードごと外してカバーを閉めるのが正解かと。その方がフィルターの径も小さいから軽いし、安く済むしね。でもそのフードをしまう袋がなってないんだな。出来ればカチッとした革ケースかなんかで、ストラップに着けられるとより一層便利なのに。
構造が違うので比較にはならないのですが、同じ6x7繋がりという事で書きます。6x45のカメラは昔のカメラなので、ピント位置を無限に、そしてシャッターをコッキング(意味は違うけど平たく言うと、巻き上げを行う)しないとカバーが閉じません。GF670は電子シャッターで、コッキングしなくても(出来ない)、巻き上げなくてもカバーを閉める事が出来ます。あ、でもピントの位置は無限大です。ですがPLAUBEL MAKINA W67はコッキングやピント位置に関係なく蛇腹を畳む事が出来ます。どちらが良いかは皆さんの判断に任せますが、私のPLAUBEL MAKINA W67を使っていて一番多い失敗は、正面向かって右下にあるボタンをカメラを構えている時に押してしまって、蛇腹が畳まれてしまう事です。しまう事だけを考えたらプラウベルですが、続けて撮る様な時にはフジもあると思います。
裏蓋を開けた所です。
6x6、6x7の切り替えはここでします。またサイズによってスタートマークを合わせる位置が異なります。これがくせ者で、たとえば自分は6x7で使っているつもりだったのに、フイルムの裏紙でどのサイズか分からなくなるとスタートマークを誤ってしまう事が多々あります。えっ、自分の使うサイズ位覚えておけって、ま、ごもっともですが、つい間違えてしまいます。6x6か6x7を切り替えるスイッチが裏紙で隠れない位置にあると良いのにね。