私はすっかり興奮しています。アフリカ大陸が、いや、世界全体が、本当の夜明けを迎えると予感するからです。
今、アフリカ大陸北部の中央に位置するニジェールで生起している事態は、ウクライナ戦争を超える世界史的意義を持っています。我が国のマスコミは、鉱物資源のおねだりに外務大臣がコンゴ人民共和国を訪問したニュースなどよりも、ニジェールの事を大きく取り上げるべきでしょう。ニジェールで宗主国フランスを追い出そうとしているのは軍の一部将校たちではなく一般人民大衆なのです。フランスと米国は軍事介入の姿勢を示してニジェールに脅しをかけていましたがうまくいきません。フランスや米国は、ニジェールの南に接するナイジェリアや東に隣接するチャドの現政権をまだ掌握しているつもりでしょうが、ナイジェリアとチャドの一般人民はニジェールと同調しています。マリとブルキナファッソは、もしニジェールが米欧の軍事介入攻撃を受けたら、ニジェール軍の側に立って戦う決意を表明しています。ニジェールとマリの北に接するアルジェリアもニジェールの味方をするでしょう。エリトリアは勿論のこと、スーダンも米欧の軍事介入には大反対です。ここでは、米欧が核兵器の使用をちらつかせても全くなんの役にも立ちません。
お話ししたいことが山ほどあります。まずは、エンクルマ、ルムンバ、サンカラなどのアフリカ独立運動の英雄たちの列に、リビアで惨殺されたカダフィ(ムアンマル・アル=カッザーフィー)を加え、米欧のプロパガンダが冠した汚名をそそいでやりたいと思います。日の出までにはまだ時間がありますから、しっかりと想を練ってから、私の考えを申し上げるつもりです。
今日のところは、ニジェールの争乱に本気で関心を持って下さる方々の参考までに、最新の情報ソースを四つだけ掲げておきます:
https://www.youtube.com/watch?v=LMiLz2BMmWE
https://www.youtube.com/watch?v=lnCKi9PTkLA&list=TLPQMTEwODIwMjNg12P6AUOxgQ&index=5
最後の長い英語記事には遠い過去から現時点までの歴史的展望もあり、歴史に残る写真記録やわかりやすい地図もあります。
藤永茂(2023年8月11日)
成功するまで何度でもやれ
一度失敗した連中にも火がつくまで
ハイチ、インドネシア、リビヤ、日本、ハワイ、コロンビア
もう一度
こっちもできることをする
生きていける 希望
ありがとう。
領主ベルギーから見たアフリカ。日本語です
ヨーロッパ諸国のアフリカでのふるまいはまさに、ピンハネ女衒ギャングのそれ。手を汚す怖いお兄さんは伝統のガイジン部隊。アフリカ諸国の国軍トップのロイヤリティがどこにあるのか?国軍まで排除したら宗主国の外人部隊に腕力では半日ももたないでしょう。
身近な女性の解放が人間解放の第一歩。
ギブアップしなければなんとかならなくもない。が、キューバやベトナムを助けたのはソ連、全くの自力ではなかった。相手は百戦錬磨の荘園領主だからな。