褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 安田記念予想 意外にスローペースになるかな?

2010年06月05日 | 競馬予想
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 土曜日の東京競馬場のレースを観ていたら凄い勝ちタイムが出ているねかなりの高速馬場になっているし先行した馬も粘っているね
 今回の安田記念のメンバーを観ると日本馬のレベルが低い
 それに比べて香港の馬はトップレベルの馬が参戦しているだけに、僕は今回は香港馬にチャンスがあると思っている
 そして、メンバーを見ていて逃げそうな馬はマイネルファルケしか見当たらないどうもペースは比較的落ち着く感じがするかなり先行馬に有利な展開になりそう
 差し・追い込みタイプの馬は厳しいレースになりそう
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 10 ビューティーフラッシュ
 ○  4 フェローシップ
 ▲  8 キャプテントゥーレ
 ▲ 14 マルカフェニックス
 △  1 リーチザクラウン
 △  9 スーパーホーネット
 △ 13 マイネルファルケ
 × 17 ショウワモダン
 × 18 エーシンフォワード

 人気しそうで要らない馬
 15 トライアンフマーチ

 僕の本命は10番のビューティーフラッシュ今年の安田記念は香港馬に敬意を表したいと思う
 香港馬の名馬と言えば日本にも来日してスプリンターズSを勝ったサイレントウィットネス(画像)を思い出す
 その主戦ジョッキーがF・コーツィー騎手今回のビューティーフラッシュに乗る名手だ今回のメンバーを見渡すと、ハイペースになりそうにないし恐らく上がり3ハロンのレースになる可能性が高い特に香港馬の中でも先行タイプのこの馬には展開が向きそうだ前走の香港でのレース、チャンピオンズマイルでは3着だったが、直線で少し不利があったようだ短距離~マイル(1600M)の距離のレースにおいて、香港馬の方が相対的にレベルが高い今年の日本馬のレベルの低さを考えるとこの馬が本命

 対抗は4番のフェローシップこの馬も香港馬前走の香港のレース、チャンピオンズマイルでは、僕の本命馬のビューティーフラッシュより上位の2着に来ている馬だしかし、この馬は差し馬なだけに展開的な面を考えると評価はビューティーフラッシュの方を上位に取ったが、この馬の最近の成績はかなり安定しているだけに、今回も大崩れは考えにくいと思う
 未知な面が多い香港の馬だけにこの馬が勝つ可能性も高い

 単穴には2頭挙げる
 まずは8番のキャプテントゥーレを挙げる先行タイプのこの馬には、今回は理想的な流れになりそうだしかも、名手横山典弘を確保できたのは大きいね
 前走のマイラーズCは3着だったが直線に入ってからスムーズさを欠いてしまったのが痛かった前走で負けた相手に対して、今回は逆転する可能性ある日本馬の中では1番チャンスがあると思う

 次に14番のマルカフェニックスを挙げる1,400Mがベスト距離の馬だが、前走の感じなら1,600Mでも充分に対応できそうだ
 1,200Mだとスピード負けしてしまうが、1,600Mだと好位に付けるレースが出来ると思う前走は上がり3ハロンを32秒台の脚で突っ込んで来た前走のようなレースが出来るのならばこの馬にも勝つ可能性があると思う

 勝つのは厳しいが2着なら可能性のある馬を挙げよう
 まずは1番のリーチザクラウンを挙げるこの馬は外枠の方が良かったと思う、今回の最内枠は実際は最悪だと思うこの枠なら馬群に包まれた時の不安が大きかったけれど、外隣の馬に差し馬が揃ったのはこの馬には不幸中の幸いだと言える
 この枠順の並びならスムーズに先行出来そうだし、マイネルファルケを逃がして、スムーズに2番手で流れに乗れると思う前走のマイラーズCでも折り合いを欠くシーンが見られたし、輸送でいれ込んで馬体重を減らす時があるので不安要素が大きいが、2着には押さえたいね

 次に9番のスーパーホーネットを挙げる休養明け以来成績不振だが、この安田記念という大舞台でこの馬の復活があるかも差し馬ではあるが瞬発力勝負は滅法強い馬本来の調子が戻っていれば末脚炸裂しても不思議では無いしかし、GⅠレースになると勝負弱さが目立つだけに勝つのは厳しいが、2着なら来ても驚けない

 次に13番のマイネルファルケを挙げるどうも今の東京コースは高速馬場であり、少々速いペースで逃げても前残りの可能性があるしかも単騎逃げが叶うメンバー構成去年のマイルCSで2着に粘ったが、その時と同じ展開のレースになりそうなだけにこの馬の粘り込みには充分に注意が必要だ東京のマイル戦を逃げ切るのは厳しいが2着なら

 三連単の端っこ(3着)に粘っても不思議では無い馬を挙げよう
 17番のショウワモダンここ2戦の内容が素晴らしいここに来て隠された能力が発揮してきたようだ
 しかし枠が外過ぎるし、高速馬場はこの馬には良くないが今の充実振りなら馬券対象内に押さえる必要がある

 次に18番のエーシンフォワードを挙げるこの馬はレースが上手な馬だけにこの大外枠は厳しいねリーチザクラウンと枠順が逆ならお互いに良かったのにね
 しかし、今回はペースがそれほど早くなりそうにないので、大外枠スタートからでも好位に楽に付けるスピードはあるしかし、この大外枠は評価を下げるべきだろう3着にはマークする必要はある

 人気しそうで要らない馬について
 15番のトライアンフマーチだが、今回は展開に恵まれそうにない2走前のダービー卿CTのように展開不向きになる可能性が高いね仕掛けると折り合いを欠きそうな馬だけに好位を取りに行くレースをするのは危険だここは斬りたい馬だね

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 10
 2着 1、4、8、9、13、14
 3着 1、4、8、9、13、14、17、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、8、14
 2着 10
 3着 1、4、8、9、13、14、17、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 1、8、9、13、14
 3着 10                     合計 68点

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映画 父の祈りを(1993) 実話である冤罪事件による悲劇

2010年06月05日 | 映画(た行)
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 最近はテロリストといえばアラブ諸国を中心にした自爆テロを思い浮かべるが、しかし北アイルランドを根城に置く、テロ組織であるIRAの動きは気になるIRAといっても、何を示してIRAというのは難しいアイルランド共和軍を元々IRAと呼ばれているのだが、しかしそこからたくさんの分派が出来て、今日ではIRAといえばIRA暫定派のことを言うようだ
 しかし、このようなテロ組織がアイルランドに生まれる根本の原因はイギリスによるアイルランドに対する植民地化政策が挙げられるだろう

 イギリスから多くのプロテスタントがアイルランドにやって来て、アイルランドにおけるカトリックを迫害してきた事が挙げられる
 そのようなプロテスタントたちの迫害によってカトリックのアイルランド人民主義者達がイギリスからの独立を求めて武装蜂起したイースター蜂起、その武装蜂起した中心グループであるアイルランド共和軍が最初に”IRA”と名乗っている
 しかし、後に英愛条約による不平等条約により、現在の北アイルランドは今日に至って、まだイギリスの自治領内にとどまっているが、そのことがアイルランド内戦を引き起こす
 そして、北アイルランドがイギリス領内にとどまることに反対する組織がさらに”IRA”から分裂して今日言われる”IRA”である”IRA暫定派”の組織が出来上がる
 彼らは北アイルランドの独立を目指し、テロを頻繁に起こす爆弾テロ行為は北アイルランド内にとどまるイギリス軍に対してだけでなく、アイルランド国内、そしてイギリスに対しても行われた
 
 しかし、その”IRA暫定派”も2005年に武装テロを解除を自ら宣言するが、その”IRA暫定派”の内部強硬派によるリアルIRAと呼ばれる武装集団がテロ行為を行っている
 映画においてIRAのテロリストが出てくることが多いが、アイルランドの”イースター蜂起””アイルランド内戦”を描いた映画としてはマイケル・コリンズ麦の穂を揺らす風の2本の映画が参考になるだろう

 しかし、映画を観ているとイギリスという国が嫌いになりそうだ元々植民地政策を行ってきた国であり、しかも植民地が独立するのに自己責任を負わないから独立した国家はその後が大変だ
 映画で言えば、インド独立を描いたガンジー、イスラエル建国にまつわる栄光への脱出など

 そして今回紹介する父への祈りが、ロンドンでの爆破事件を北アイルランドから来た家族を勝手にIRAのメンバーに仕立てて、長年の刑務所暮らしを強いられるストーリー
 しかし、冤罪というのがただの誤捜査だけで無いことを知らされるだけに恐ろしいストーリーである当時のイギリスの司法制度の問題点を暴き、そして親子が同じ刑務所の部屋で過ごす事になるが、子供が父親の姿を見て、正義とは何かを知っていく親子のストーリーでもある
 監督は実在の脳性麻痺の症状の画家の姿を描いたマイ・レフト・フットジム・シェリダン監督
 主演は『マイ・レフト・フット』に引き続きダニエル・デイ=ルイス
 まさに『マイ・レフト・フット』の監督、主演コンビが今度はどのような感動映画を撮るのかそれではストーリーを紹介します
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 1974年ロンドンから50キロ離れたギルフォードにおいて爆破事件が起きる”IRA暫定派”による爆破テロであり若者たち6人?が死亡する
 北アイルランドベルファストにおいて、ジェリー(ダニエル・デイ・ルイス)は仕事もせずに、屋上から家に侵入しようとしているが、それを見かけたイギリス軍はIRAのテロリストのメンバーだと思い込み、発砲する逃げ惑うジェリー(ルイス)だったが、彼の行動はIRAにとって迷惑な行動だった

 ジェリー(ルイス)の父親のジュゼッペ(ピート・ボスルスウェイト)は、しばらくの間ジェリー(ルイス)をロンドンへ行かせる
 ジェリー(ルイス)はロンドンへ行く途中に船の中で、旧友のポール(ジョン・リンチ)と出会う
 2人は北アイルランドで知リ会いだった人物の隠れ家に行くがケンかをしてしまい、ジェリー(ルイス)とポール(リンチ)は深夜公園でアイルランド出身のホームレスの老人と出会うそして、さらに2人は高級娼婦の家で大金を盗んでジェリー(ルイス)は半年振りに北アイルランドのベルファストに帰って来た

 しかし、一夜明けてイギリスの警察が自宅に上がりこみ、ジェリー(ルイス)をギルフォードの爆破テロの容疑で逮捕する
 当時イギリスではテロ防止法を成立させ、テロリストの疑いのある者はとにかく1週間は拘束できる法が成立していた

 しかし、ジェリー(ルイス)は事件当時ギルフォードから50キロ離れたロンドンに居たにも関わらずイギリスの刑事たちの尋問は無罪を主張するジェリー(ルイス)に対して過酷を極めた
 そんなジェリー(ルイス)を救うために父親のジュゼッペ(ボスルスウェイト)はロンドンへ向かうが、ジュゼッペ(ボスルスウェイト)もイギリスの刑事に捕まってしまう
 ジェリー(ルイス)は警察から父親を殺すと脅され、仕方なく自分の犯行であることを刑事に告げるが、そんなジェリー(ルイス)を待っていたのは、ジュゼッペ(ボスルスウェイト)と同じ刑務所行きだった
 
 裁判の日、時代がIRAのテロ行為が頻繁に行われていた事もあり、ジェリー(ルイス)、ジュゼッペ(ボスルスウェイト)またジェリー(ルイス)の兄弟、そしてポール(リンチ)達に有罪の判決がくだり、懲役30年から無期限の採決がジェリー(ルイス)に下されるジュゼッペ(ボスルスウェイト)にも同様の刑が言い渡され、全く関係の無い14歳の弟までもが爆破事件に関わったとして刑務所行き

 ジェリー(ルイス)は刑務所で一生を過ごす事に自暴自棄になっていたが、ジュゼッペ(ボスルスウェイト)は市民団体に冤罪であることの手記を続ける

 そんな時爆破テロを起こしたIRA暫定派のメンバーが逮捕された彼は犯行は自分の行動であり、ジェリー(ルイス)やジュゼッペ(ボスルスウェイト)は事件に全く関係の無いことを警察に告げる
 しかし、そんな告白を警察側は証拠隠滅しようとする
 そのIRA暫定派の実行犯がジェリー(ルイス)やジュゼッペ(ボスルスウェイト)と同じ刑務所にやって来た
 ジェリー(ルイス)はこの実行犯と暴力にって刑務所の体制を批判するが、父親のジュゼッペ(ボスルスウェイト)はIRAの実行犯の力を借りることを良しとしなかった
 やがてジェリー(ルイス)も実行犯の刑務所内での暴力行為に対して疑問を持つようになるが、ジュゼッペ(ボスルスウェイト)の体はボロボロになっていく

 そんなジュゼッペ(ボスルスウェイト)の冤罪の手記に対して、イギリスの女性弁護士であるピアース(エマ・トンプソン)は彼らの無罪を証明するために動き出す
 しかし、刑務所でジュゼッペ(ボスルスウェイト)はテロリストの烙印を押されていて、何の介護も無いまま死んでしまう
 父親の死に対し、ジェリー(ルイス)は父の無罪を果たすため、そして父親から教わった正義、信念、生きることの自由を得るために再度審判を要求することを誓う
 その時すでに刑務所での生活は15年が経とうとしていた・・・冤罪というテーマが描かれたこの作品は映画を観てください

しかし、これが実話だということに驚くけれどこの冤罪に対する問題は日本でも無視できないテーマイギリス人のアイルランド人に対する差別意識、また逆に北アイルランドに住む人々のイギリスに対する憎しみの気持ちが描かれているように、北アイルランド問題が非常に複雑な問題である事を感じる

 この映画は社会派映画の部類に入るヘビー級映画けれど、冒頭に流れる音楽は印象的で、父親が死んだときに刑務所から投げられる多くの燃えている紙が舞い落ちていくシーンは幻想的な美しさがあり、映画として観る価値のある作品です

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