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久々にビリー・ワイルダー監督(画像下)の映画を観たよ僕の中では、彼はロマンティックコメディーの得意な監督というイメージがあるけれど、この深夜の告白を観ていると、サスペンスも名人芸だね実はこの映画を観るのは2回目
今まで、犯人は警察に電話をしていたと思っていたけれど、とんでもない勘違いだったね勘違いが解けてよかった
深夜の告白ファーストトレーディングこのアイテムの詳細を見る |
内容だけれど、保険会社の営業マンのネフ(フレッド・マクマレイ)が苦しそうに会社に戻ってきて、自分の部屋に入ってテープレコーダーに上司のキース(エドワード・G・ロビンソン)当てに、自分の殺人事件の全貌を話す
そして、その内容だが数ヶ月前、車の保険に入っているディートリスクン(トム・パワーズ)の家を訪ねる
そこにはディートリスクン(パワーズ)は不在で彼の後妻であるフィリス(バーバラ・スタンウィック)が居た
ところが、ネフ(マクマレイ)とフィリス(スタンウィック)は愛し合うようになり、しかもフィリス(スタンウィック)から、夫のディートリスクン(パワーズ)の保険金殺人事件をネス(マクマレイ)に持ちかける
最初は躊躇していたネス(マクマレイ)だったが、すっかりフィリス(スタンウィック)の魅力に取り付かれた、ネス(マクマレイ)は更に倍額の保険金を手に入れようと、偽の保険証書のサインをディートリスクン(パワーズ)から、もらうことに成功する
ネフ(マクマレイ)とフィリス(スタンウィック)は、綿密な計画の下、ディートリスクン(パワーズ)を殺し、しかも二人はアリバイ作りも完璧なように仕上げた
ディートリスクン(パワーズ)殺害からアリバイ作りにかけてのシーンはこの映画のハイライトその全貌は映画を観てください
しかし、この事件は事故死で済まされそうになるが、一人キース(ロビンソン)は、この事件を殺人事件だと思っているここら辺は探偵さながらのキース(ロビンソン)の推理力にネフ(マクマレイ)もフィリス(スタインウィック)と会う事を避けなければならなくなる
そして、ディートリスクン(パワーズ)と先妻の間の娘とやがて、ネス(マクマレイ)はドライブしたりする仲になるが、その時にフィリス(スタンウィック)の恐ろしい正体を知ることになる
そして、ネフ(マクマレイ)は、キース(ロビンソン)が夫殺しの犯人としてフィリス(スタインウィック)をかなり怪しいと思っているので、ネフ(マクマレイ)はフィリス(スタインウィック)と会わないことにしようとする
その事を告げにネフ(マクマレイ)は彼女に会いに行くが、彼女は恐ろしかった拳銃でフィリス(スタンウィック)はネフ(マクマレイ)を撃つそして、ネフ(マクマレイ)は彼女から拳銃を奪うと、彼女を撃ち殺す
そして、ネフ(マクマレイ)は傷ついた体で会社に戻り、冒頭のシーンで事件の真相を語るところに戻る
しかし、途中からキース(ロビンソン)は、彼が自分宛にテープレコーダーに、この殺人事件の全貌を話しているのを聞いていた流石に感の良いキース(ロビンソン)だったが、まさかネフ(マクマレイ)がこの事件に絡んでいるとは思わなかった
そして、ラストでキース(ロビンソン)は警察にネフ(マクマレイ)が犯人である事を連絡する
もし、いつの間にか自分に保険が掛けられていたら、怖いねなるほど、世間では身内の保険金目当ての殺人事件が起こるのも納得できるね
それにしても、この作品だけれど脚色がビリー・ワイルダーと、そしてレイモンド・チャンドラーというのが、興味深いね
レイモンド・チャンドラーといえば、よく映画にも出てくるフィリップ・マーロウの生みの親である、ハードボイルド作家としてよく知られているこのように作家が脚色に参加するのは珍しいと思うので、吃驚した
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