福島原発から放出された放射能がフランス領カリブ海の島に到達したとフランスのニュースが伝えていると今朝のニュースで知りました。チェルノブイリの何万分の一だから健康被害はないと学者が被害を打ち消していました。フランスと言う国の電力の供給源の80パーセントは原発に頼っているのですぐに政策転換はできないということでしたが、例え、自然災害に付属した事故であったとしても原発が絶対的に安全と言う原発推進者の論理は崩れてしまったことになります。
先日、日本がラオスに原発を輸出ししようとしており、タイを中心に反対運動を始めた人たちの動きをメールで送ってくれたエスペランティストがいました。タイもラオスも太陽の光に恵まれています。なぜ日本は進んだ技術である太陽光発電を輸出しようとしないのかと腹立たしい思いでした。
太陽光発電なら、経費も少なくて済むはずです。儲けにならないかもしれません。今回の事故は目に見えない放射能が一瞬にして世界に拡散してゆくことを示しています。輸出と言っても政府の経済援助の形を取るのでしょう。私達の税金です。援助額が多くなればなるほど相手方の政府高官やそれにつながる人たちの懐を肥やす額が多くなるように思えます。小額で効果的な援助、一般市民の生活を潤す援助をしてほしいです。
我が家の太陽光発電、昨日は雨で発電無し。まだ停電の時の役に立っていません。発電した電気を蓄電する技術も進んだようですが、それよりもこんな停電など無い方が良いのです!
ああ、また話がそれました。
反対運動の中心グループは確かタイにあると思います。メコン川の保全を訴えているぐーぷだったと思います。
一般人にはそのようなニュースは伝わらないと思います。私も日本に60基もの原発があるとは思いもしませんでした。