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生きること:過去と未来とエスペラントと

エスペラントの学習

2008-05-17 10:42:15 | エスペラント
 金曜日は友人とエスペラントの学習をする日です。

 彼女の勉強は10月後半はから始まりました。ちょうど7カ月学習したことになります。学習を始めるにあたり私が彼女に言ったこと。

 ・エスペラントは独習可能なことばである。
 ・基本は説明するが、自分で学習すること。
 ・学習上で分からなかったり、間違ったりしたことを主に説明する。
 ・多いに間違いを犯すこと。

 この7ヶ月で学んだこと。
 ザメンホフ著『エスペラントの基礎』
     :Fundamento de Esperanto
 約3か月、1月半ばで読み終えました。説明にあたって注意したのは現在あまり使われていない古い言い回しについてです。
 また、大きな字に打ち直しました。打ち直すということは復習になりかなり私自身の学習になりました。

 友人はエスペラントでエス文法を説明している個所が難しかったが、それ以外は順を追って行くのでとても理解しやすかったといっていました。
 文法説明に"lernu" を活用しました。

 昨日 Piron の Gerda malaperis! (ゲルダが消えた!)の17章を終えました。

 これはある友人に講習会で使ったら良いと勧められていたので使ってみたのですが結構難しいところがあります。1frazo(フレーズ)では意味の説明がつかに個所があるのです。前後のfrazoで意味がわかるのですがー つまり、間を置くことで心理的な迷いとか、戸惑いとかを表現している部分があり、私には勉強になっています。
 ですが、スウェーデンのAl-fab-eto社の本(いま本箱を探しまいたが薄くて見つからいので題名略)の方を先にした方が良かったかもしれません。

 彼女がもう1度読み返そうかと思うというので、読み返しは数年後にしなさい、次にまた易しい本を読みましょうと、私は言いました。易しい本であっても、いろいろな作者の本を読むことで語彙は増えるというのが私の持論です。また、初め難しいと感じたものでも、数年たつと考えずに理解できる様になっていることも多いのです。

 後残り8章、ロッテルダムの大会に行くまでに終わるでしょうか。
 そこで彼女がどの程度エスペラントを実践する力を身につけたか試されるのです。楽しみと言えば楽しみ、恐ろしいと言えば恐ろしいですね!

 ただ思うのです。もし、入門書を片手に私が説明していたらこれほど進まなかったし、理解できないことも、わからないと口に出しにくかったのではないかと。学習において自分がわからないことを口に出して質問できることほど大切なことはありません。

 世話をする方も楽でしたし、次はどんな勘違いの訳が出るかと思うと楽しかったです。
 講習会の講師は講師が計画を立て、進む内容を組み立てなければなりません。今はただ待っていれば良いのです。
 楽しい間違い・勘違いがあるとなお嬉しい!!

 独習者を助けて学習させるという試みが学習誌とする人を援助したいと考える人の参考になれば思いと書きました。
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2 コメント

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実りある学習のようですね (serena)
2008-05-18 08:32:35
一人でするよりは進歩があるように思えます。一歩前進二歩後退を繰り返している私は何かうらやましい。
楽しい勘違いや間違いで覚えた言葉は決して忘れませんから、それも進歩の助けになるでしょう。
益々の成功を期待します。
返信する
Unknown (glimi)
2008-05-19 07:01:17
serenaさんへ

 間違って使った言葉はよく覚えています。
 どうせ苦労して学習するなら、笑いながら楽しくしたいですね!

 でも、私のアジア大会も含めて3回休んだので実質6ヶ月かなと思います。
返信する

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