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生きること:過去と未来とエスペラントと

孫Tと言葉

2020-11-21 09:57:12 | 家族・友人・私
 孫T は3歳半過ぎても日本語が出ないので言葉の教室に通っていました。4歳の時の検査では標準より数カ月遅れていたとのことでした。

 えっ!たった数カ月。それは上等が私の言葉でした。4歳までにTは3カ国語も経験しているのです。そのうちの1年6カ月はタイ語でいた。母親はラオス語で話しかけますし、日本語が下手。父親はどちらかと言えば無口。この子に日本語の情報がどうして入るといえるでしょうか。こちらの問いがわかっているだけでも上等と私は思っています。

 母親の出産里帰りで今はラオス暮らしです。学校では英語で授業を受けているようです。それでも楽しんでいるようですので心配はいらないと思っています。日本語はすっかり忘れてしまったそうですが、帰国したらどうにか対応してゆくでしょう!


幼稚園の宿題のようです。


物を作るのが好きです。
初めは兄の作るのを邪魔していました。
兄が作りたいのかな?と言葉をかけたり、手伝っているうちに一人で作るようになりました。
今は兄ちゃん子です。


思い通りの仕上でしょうか。
ビデオでは作る様子を歩行器に入れられた8カ月の弟がじっと眺めていました。
弟もまた兄の真似をするようになるのでしょうかか。


 今、ラオスは鎖国状態です。いつ帰国できるか予測も付きません。すっかり日本語の基礎も忘れてしまうこともあるでしょう。

 言葉も大切ですが、生活体験が成長にとってとても大切だと私は思っています。いろいろな体験が子どもに生きる力を与えてくれると信じています。耐えることも一つの体験であると!自分の経験から他人を思いやる心が芽生えてくれると良いなあと思っています。
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