Kion la patro faras, ĉiam estas ĝusta. とは『お父さんのすることはいつも正しい』とういう意味です。
この記事は昨日書きましたが例によって例の如く消えてしまいました。最近お休みが多いので消滅する危険などすっかり忘れていたのです。
さて、昨日の毎日新聞の余禄にアンデルセンのこのお話の紹介がありました。202年前の4月2日アンデルセンが生まれたそうです。
この話は貧しい田舎の夫婦の話です。二人はお父さんお母さんと呼び合い仲良く暮らしています。妻はいつでも夫の判断を『お父さんのする子とはいつも正しいと賞賛します。』
さて、夫婦の財産といえるものは馬一頭のみ。これを市に行き売ることにします。夫は妻を喜ばせようと色々と交換してゆます。
馬→牛→羊→ガチョウ→にわとり→腐ったリンゴ一袋
そして終いはどうなったでしょうか。自分で読んで確かめてください。
私も急ぎ確かめました。エスペラントではたった6ページです。訳者はザメンホフです。彼はアンデルセンの童話集から107編エスペラントに訳しました。ページにすると800ページに近いです。そしてKion la patro faras, ĉiam estas ĝusta.は最後から2番目に載っています。この童話集を暇を作ってまた楽しみたいと思っています。
この本にいつ切り取ったのか年月日が書いていない切抜きがはさんでありました。その切抜きによるとアンデルセンは貧しい靴屋の子ということになっていますが、父親については諸説があるそうです。デンマーク王の息子だという説まであるそうです。
理由は父亡き後母はフィリップ8世につかえ、アンデルセンは王子の遊び仲間として城で過ごしていたこと。教育も貧しい靴職人の息子とは思えないほど高度な教育を受けていた事。母が病気の時にフィリップ8世は入院先まで見舞いに訪れていた事。童話の発表は王の城や貴族の館で行なわれ王自身が出席していた事、王の臨終となる病の枕元にアンデルセンが始終呼ばれていたなどという記録も残っている事などから王の息子説は出ているそうです。人の人生は中々面白いですね。
さて現実問題としてですが、私にとってお父さんのする事は全て正しいというわけには行きません。始終文句を言っています。
年と共に異議は増える予感がします。
この記事は昨日書きましたが例によって例の如く消えてしまいました。最近お休みが多いので消滅する危険などすっかり忘れていたのです。
さて、昨日の毎日新聞の余禄にアンデルセンのこのお話の紹介がありました。202年前の4月2日アンデルセンが生まれたそうです。
この話は貧しい田舎の夫婦の話です。二人はお父さんお母さんと呼び合い仲良く暮らしています。妻はいつでも夫の判断を『お父さんのする子とはいつも正しいと賞賛します。』
さて、夫婦の財産といえるものは馬一頭のみ。これを市に行き売ることにします。夫は妻を喜ばせようと色々と交換してゆます。
馬→牛→羊→ガチョウ→にわとり→腐ったリンゴ一袋
そして終いはどうなったでしょうか。自分で読んで確かめてください。
私も急ぎ確かめました。エスペラントではたった6ページです。訳者はザメンホフです。彼はアンデルセンの童話集から107編エスペラントに訳しました。ページにすると800ページに近いです。そしてKion la patro faras, ĉiam estas ĝusta.は最後から2番目に載っています。この童話集を暇を作ってまた楽しみたいと思っています。
この本にいつ切り取ったのか年月日が書いていない切抜きがはさんでありました。その切抜きによるとアンデルセンは貧しい靴屋の子ということになっていますが、父親については諸説があるそうです。デンマーク王の息子だという説まであるそうです。
理由は父亡き後母はフィリップ8世につかえ、アンデルセンは王子の遊び仲間として城で過ごしていたこと。教育も貧しい靴職人の息子とは思えないほど高度な教育を受けていた事。母が病気の時にフィリップ8世は入院先まで見舞いに訪れていた事。童話の発表は王の城や貴族の館で行なわれ王自身が出席していた事、王の臨終となる病の枕元にアンデルセンが始終呼ばれていたなどという記録も残っている事などから王の息子説は出ているそうです。人の人生は中々面白いですね。
さて現実問題としてですが、私にとってお父さんのする事は全て正しいというわけには行きません。始終文句を言っています。
年と共に異議は増える予感がします。
私の友人のご両親の話ですが、亡きお母様はいつも「お父さんのおかげです」というのが、口癖だったとのこと。
細かいことは知りませんが、人はそこまで従順に尊敬できるものなのかと、そう思う案山子です。
きっとお母様が賢かったのでしょうね。
アンデルセン作だと思っていたのですが、今調べるとどうもイギリスの昔話だったようですね。
みにくいアヒルの子や裸の王様、雪の女王等々、アンデルセンはデンマークの王家と繋がりがあったので、こういった作品もあるのだと妙に納得してしまいました。
「お父さんのする事は全て正しい」。
電車の網棚にダンナとかいうものを忘れてきた私には絶対に縁のない格言ですね(笑)
でもそれほど信頼できる伴侶を得たいとも思いました。
(今さら伴侶なんてあり得ませんけど、この歳で)
網棚に忘れてきたのなら、又網棚に別な人の忘れ物を見つけるかもしれませんね。色柄ともに気に入ったのが。。。
私は自分で考えるのが面倒な時、そして責任を取りたくない時に夫の言い分を正しいことにしてました。つまりどうでも良い事に付いてです。晩年は彼が私の意見を求めることが多くなり、同意することも多かったような気がします。
私のエスペラントまだまだですよ。下手の横好きという所でしょうか。
せめて好きこそ物の上手なれ!の領域に達したいですね。
現在私が好きなのは『雪の女王』です。子どもの頃は『人魚姫』が好きでした。つまり、昔は損な立場に立たされると黙って引っ込んでいたのに今は戦う人になったということでしょうか。
その変化、自分でも面白いと思います。
あまもりさんの忘れ物見つかると良いですね!
Serenaさんには曰く言い難く・・・。良い思い出を大切に!
でもですよ、良い友人が現れないとも限りません!