glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

社宅や職場の寮は徒弟制度の延長?

2010-01-08 11:31:51 | 福祉と教育
 年が明けてから年越村にいた人たちが800人ほど別の派遣村に引っ越しました。その人たち、職探しなどの交通費をまとめて2万円ほど支払ったら200余名が帰ってこなかったそうです。

 派遣村は働きたくとも職が見つからない派遣社員や解雇された労働者を救済するために造られたと思っていたので驚きでした。
 逃げた人は職など探したくなかったし働きたくなかったのでしょうね。残された人たちが同類として見られるのは何とも気の毒です。

 先日、テレビで聞きかじったのですが、職を失うと住居を失うと言うのは日本特有の現象と言う事でした。

 今まで会社に都合がいいように会社が社宅や寮を準備するのが当たり前でした。しかしその分賃金は低かったのです。そして会社を辞めると住居を失いすぐに路頭に迷ってしまう。つまり社宅や寮は犬の首輪と同じで、常に主人に忠実な働き手であることを求めるくびきだったです。
 このような社会現象を私たちはおかしいと思うべきです。

 ただ、便利だからと社宅や寮を会社に求める姿勢を働く者自らが正す時が来ているのでしょう!

 

 
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする