熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン55回目

2014年03月09日 | チェロレッスン
録音を聴いて落ち込み中でした。
励ましていただき気を取り直すことができた、ありがたいレッスン。

音色を追求しても、そう簡単には成果が出ないものだとタメ息の日々。
でも、レッスンでの演奏は正しい方向で伸びていると認めていただけた。

チェロ独特の良い音、良い響き。
これを最優先にレッスンが続いています。

またしても基本姿勢にもどる。

体の重さを感じて下に下ろす感じ、と先生。
太極拳でもまったく同じことを言われます。

先日、太極拳で友人に立ち方から矯正されたのと同様、チェロでもすわり方から見直し。
重心、バランス、安定感。

「こんにゃく体操が出来るすわり方」がチェロの座り方。
座り方が悪いとこんにゃくにならないのを実感。
このことがワタシのツボにはまり、すごいヒントに!!!

「こんにゃく体操ができる立ち方」は太極拳です。

要するにバランスよく座ると、肩の力を抜いて自由に柔らかく動き、
その重さ感じられて、その重さを楽器に乗せられる気がする。
まだ未熟なので「気がする」なのです。

立つのも座るのも骨盤、背骨の位置、股関節の角度がポイント。
コマネチのポーズも単なるギャグではないと悟ったのです。
これは我ながらスゴイ発見です!

弾いてみたら実際に音が良くなる、良く鳴る!

実は、普段の私の姿勢はもちろん、歩き方まで先生は気になっておられ、
ひょこひょこ歩くのはやめましょう。重心を下に。とご忠告下さいました。

この他にもハッと思ったことがちょこちょこありましたが省略。

そう、音に気を入れる、は書いておきます。

音楽とはかけ離れた内容のようですが、良い音が響けば音が繫がって聞こえ、音楽に近づくという狙いです。