熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン46回目

2013年10月23日 | チェロレッスン
思い立って「ガマの油」覚悟で、人前で弾いている私の動画で診断していただく。

先生は実際の演奏をご存知なのですが、リアルはもっとよかったとのこと。

弾いている姿勢が自然で良くなったことなど、予想以上に評価して下さった。
先生のご奮闘の結果でもあり、ただただ感謝です。

パソコン画面を指して注意を受けると、戻したりリピートしたりして非常にわかりやすくて便利。

体の使い方、ボウイングがやはりメインテーマ。
レッスンでさんざん取り上げたのに、やっぱり手先でチマチマ弾いてしまった箇所。
ここは肩、肘からちゃんと動いています、って言われた箇所は本人も自覚あり。
なかなか思い通りにコントロールできません。

何が一番ド素人臭いか?

弾力のない硬い体、それも上半身だけで弾く姿。
躍動感、弾力、とかを体を使って出すようなボウイングを目指そう!
もっとダイナミックに弾けばメリハリやリズム感が出る。
深さや粘りを出そうという意欲を!

深呼吸しながらアップ・ダウンするエクササイズ。
これを毎日習慣にする。
元気はつらつ、生き生きした音にする!

ということでシュレーダー。
スタッカートがテーマでしたが移弦にクローズアップ。
ADG線、行ったり来たり。
発音の悪さが忌々しい。
先生のボウイングのフォームが全然違っていることに、今更ながら気がつく。
手先でなでているような自分の弾き方に愕然。
先生の真似をしようにも、やはりスキルの壁を感じてしまう。

ボウイングをランクアップするよう先生のご指導に熱が入ります。
私に出来るかな~、なんてこれっぽっちも疑ってはいけないのですよ。

継続中の曲。
元は歌曲なので、原曲鑑賞。
上記ボウイングの基礎練習をしないことには話は始まらないと。。。
音符が少ない曲は音が命。
倍音をしっかり出すつもりで。
半音の音程をとりにくいところは、声を出して歌えるようにする。
好みの音源など、目標を定めて音色を追求すること。

同日、陶芸家の友人のグループ展へ行き、
その後、地元アマオケの定期演奏会で、春の祭典とチャイコフスキーの悲愴を拝聴。
芸文大ホールが満席の大盛況。
大スターが出るわけでもないのに、大人気オケ!?

アンコールも含め、私でも知っている名曲ばかり、楽しませて頂きました。
チェロのボウイングを注視してましたが、先生のおっしゃる「弾けるボウイング」の集団でした。
お見事!