捨てる準備中の今日このごろでしたが、
神の思し召しか、
ひょんなことで着物地を手織りなさっている女性とお知り合いになり、
たくさんお話を聞きました。
着物に込める思い。
気の遠くなるような手間暇かかる作業。
伝統技術を守る使命感。
少なすぎる収入。
着物以外でも、伝統工芸の職人さんの過酷な状況、など。
まだお若い織姫さまなのですが、天職か、はたまた転職か、
生活するには前途多難です。
着物をポイポイごみの日に出したことがあるなんて、口が裂けても言えません。
捨てる気満々にもブレーキがかかりました。
着物さん、ごめんなさい。