熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

オペラ

2012年07月20日 | コンサート
毎年、芸文の佐渡オペラは大人気だそうですが未体験でした。
主催ホールのオペラ啓蒙活動は、実に上手だと感心しています。

お陰さまでラッキーなことに「トスカ」ゲネプロ見学に当選!!!

まるで本番同様でした。
オーケストラや指揮者の服装が違うだけ?
佐渡さんがとってもスリムでデニムの似合う足長おじさんでびっくりしました。

昔、びわ湖ホールでイタリアのオペラ団のゲネプロを見学したことがあって、
ココにも書きましたが、途中で指揮者がオケはもちろろん出演者に注文を出してやり直したりするので、すごく長丁場になりました。
今回はそんな事はなく、事前に本番を見せて頂いたようなもの。大感謝です。

まず舞台美術が斬新なので目が喜ぶ。
最後まで注目に値します。
中央の席だったので、特に眺め的にオ~ッ!となる場面も。

コンマスとチェロ首席はトリノ王立歌劇場から。
弦の各トップとクラリネットのトップもウィーン・フィルや元ベルリン・フィルの奏者だそうです。(A新聞による)

2、3幕の休憩に首席チェロ氏ひとり練習に励んでおられました。
ソロがありますもんね。

オペラにありがちな残忍でえげつないストーリーですが、あまりの名曲に魅了され、感動のひとときでした。
内心「待ってました~!」と歌舞伎にも通じるものが。
いや~、名作オペラっていいですね。