熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

64才のチャレンジ

2011年12月09日 | 食べ物
最近、DVDレコーダーの調子が悪く、たまに録画が中断されることがあります。
昨日の早朝、予約した日本音楽コンクールのチェロ部門は10分で録画中断されガックリ。
10分見ただけですが、皆さんハイレベルでトップを競う意味があるのかしらんと素人は思います。

2時間後、ついでに予約した栗原はるみさんのドキュメントは全部録画されて、これは儲けものでした。
ポンコツレコーダーさん、録画してくれてありがとう。
64才にしてロンドンの最先端のレストランで5日間のシェフ修行。
英語も60才から習ったそう。

そこは恐ろしく厳しい世界でした。
あまりの緊張でもどしそう。。と栗原さん。
普通ならリタイアして悠々自適な世代なのに、自分の仕事のカラを破るために、
よりによって過酷な挑戦し、自身の喜びに到達する姿に感服です。
心身共に、実にタフですねぇ~~。

受け入れ先のオーナーシェフはフレンドリーなのですが、料理長がコワイ。
最後に彼女が自分のオリジナル料理を振る舞って、二人から大絶賛されてメデタシメデタシ。
なのですが、画面をよく見ると確かに料理長のお皿がカラになってなくて、残しているのを私は見逃しませんでした。
たいした量でもないのに、おいしいと言ってたのになぜ?

素朴な疑問。
レストランでは一切計量しない。
自分の舌で決める。
と教えていたけど、ケーキやパン類もそうなのか?
自家製パスタも目分量で作ってたから、当然そうなのだそろう。
すごい。
今度、まったく計らずに、ご飯炊いてみよかな。
お米手づかみ、水をじゃ~っと入れて成功するか?
やっぱり無意味なことはやめとこ。

感心したこと。
一つすんだらきれいにする。
戦場のような厨房なのに、常に片付いて清潔。
(私はそれがまったく出来ない。)
それも時間との戦いの中でこなして行く。
より良く料理をするための陰の努力というかワザが不可欠ですね。
ただただ脱帽。