熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン14

2011年11月29日 | チェロレッスン

サポジ81番~84番

ダヴィドフのケッタイな曲が続く。
ケッタイな理由は、拡張4ポジションの音程をマスターさせるために、
♭4つもつけた上、わざと?非メロディアスにしているから。
前回、お粗末な音感が撹乱されてほぼ半音ズレても無頓着だったのが、
かなり正しくなってきた。
時々、このエチュードを復習して音感を鍛えるのがよいでしょう。

4ポジションの音も前よりクリアになってきたということで、
後半はヴィブラートについて。
歌えるためには、やはりヴィブラートが肝心。

左手の脱力が最近のマイテーマになっていますが、ヴィブラートもしかり。
ヴィブラートを詳細にチェックしていただく。
がんばって意識的に腕を上下に振るような、つまり固いヴィブラートしか、
今はできていない。
固いから続かなくて切れてしまう。
白い音符しかかけられない。

親指は離し過ぎず、押さえ過ぎず、ガイドの役割を忘れないこと。

固い、固いと指摘されつつトライするうち、たまに力が抜ける。
そしたら柔らかい音が出る。
その成功体験を忘れないよう、ちゃんと言葉にして覚えるようにと。
う~~~ん、言葉に窮す。
ひねり出した答え。「先生、・・・・肉ゆれ!!!」
脱力したら、指先から脇の下までの肉(脂肪か?)が順次うねるように揺れる感じ。

帰って湯船に浸かりながら試してみたら、わかりやすかった。
どこかにロックがかかったら、全然揺れません。

レッスン後、スペシャルゲストのチェロ弾きマダム。
ご両人のソロやデュオ、圧倒されまくりました。
スーパーアマチュアデュオ誕生です。
観客ワタシ一人ではもったいない!