熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

34回目のレッスン

2010年09月26日 | チェロレッスン
例によって、ぶっつけ。
ただ無心に弾いてみたところ、今回発症したのはリズム音痴。
ノリが悪く、ものすごく弾きにくかった。
前回は、音痴だった。

その日の体調で、音程とリズムは変化しやすいそうですが、それにしても・・・

音程とリズムが合格ラインになったから次のステップに進んでいるのに、
持病が次々顔を出すとはショック。

複付点が甘くなっている。
拍がない。
3拍子を忘れない。2拍子ではない。
屁見おら←なんちゅー変換
ヘミオラという言葉は初耳です。

転調部分から。
ミ~・ミ~ファ・・・フェルマータのアウフタクトだけが取ってつけたようで異質。
ミのオクターブがうまく繋がらない。
移弦のタイミング、角度、弓の配分に問題あり。

Dur感を出す。
同じミ~ファミ~ファの繰り返し、徐々に弓のスピードを上げて明るさを。
同じ音型を同じテンポで、弓のスピードや浮かせ方を変化させ表情をつける練習。

むずかしい!
変化をつけているつもりでもついていなかったり、
変化してはいけないところまで変化したり。

転調部分のメロディは、一回目はフォルテ、エンディングの2回目はピアニッシモ。
音量だけに気をとらわれない。
ピアニッシモの時、弓の毛を少なくして弾く。
スルタスト気味に。
これも初耳語。

他、歌うようにテンポをゆるめる箇所の練習。
いわゆる「ため」ですね。

フェルマータ、ピウモッソ、リット、ペルデンドシ
テンポの変化をつけるのはリズム音痴にとっては至難の業なのです。

とまあ、いろいろ課題が増えるとユルイ土台がぐらつく。
「何だか堂々巡りになってますね。」と私。

先生「ヴィブラートは、無意識でかけてなく、かける所を考えていて、良くなってますよ。最後のトリルも練習の成果が出てきてます。」

最後の4小節のトリル、少し光明が見えてきました。
トリルの速度がワンパターンなので、速度を徐々に落とせるように。

ヴィブラートは終わりがコントロールできないので、リズムを狂わす原因かもしれません。

余談
さっきN響アワーを見ていた母「爪、きれいに切ってるね。」
ウィスペルウェイでした。
即、真似できる点であります。