熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

マンション問題その後

2010年07月15日 | 日常


仕事場のあるマンションの大規模修繕も終わり、今度は隣地のマンション工事開始。
これから一年、また辛抱。

お隣は震災までは2軒の戸建てだったのですが、県外の高齢の投資家が両方買い足して賃貸マンションを建設することに。
相続対策だとか。

前にも書いた通り、こちらの日照権とプライバシーがかなり侵害される設計なので、交渉を続けてきました。
結局、少し設計変更になり合意に至りました。
あちらにとっては、大英断の譲歩だそうですが、こちらは苦渋の妥協という線。
その後、施主、施工会社、周辺住民の間で、工事のトラブルを避けるための工事協定書も私達が作成提案して、締結。

11月からの折衝や住民集会は、20回近くにも。
長かった~

かなり大変でしたが、まったく徒労に終わらずヤレヤレ。

世話役はアラ還おばさんの二人三脚。
たまたまマンションの理事なだけの不運なワタシタチ。
建設側からは完全にナメられておりましたよ。

相棒は、介護疲れな主婦という第一印象だったのですが、
実は大変聡明な上に優しい方で、私がバテて以来すっかり頼り切っていました。
能ある鷹は爪隠す的主婦。
何でも受けて立つ姿勢には、頭が下がりました。

それから、こういう運動は個別ではなく近隣住民全体のチームワークが大切。
お互い利害が相反する場合もあっても協調姿勢を取るべし。
(と市の担当者からも言われましたが難しかったです。)

直接被害がなくても支援して下さる町内の役員さん達が熱心で、逆にお尻をたたかれていました。
建設側はすぐ地域エゴとか言いますが、駅近くの住宅地は実にスリリングで大変な危機感をお持ちです。

お隣は、せいぜい2人用の小さい部屋ばかりの賃貸ですが、同じ建設会社がもっと駅近にも賃貸マンションを完成させました。

最上階の値段をきいて耳を疑った。
写真で見ても、全然冴えない風景。
治安も非常に悪いし、ここは住みにくいぞ。