熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

22回目のレッスン

2010年02月08日 | チェロレッスン
↑またお皿ひとつになってる!そもそも編集画面のサンプルはお皿にドーナツ1個なのだ

↑ドーナツがいつの間にか一皿増えてしもーた

レッスンに備えて、久々に付属のCDで練習を試みました。
ト長調メヌエットです。
そろそろCDのピアノ伴奏に合わせられそう!と密かな期待。
ところが、トリオのところから俄然早くなって、ritになったり、
テンポの変化が激しく、ついていけません。
ピウモッソで、こんなに早くなるとは。。。
1曲の間でこれだけ変化したら、変速機能付きメトロノームとか新発売してもらわないと。。。
お手本のテンポで弾きたいという願いが叶わず、がっかりしながらレッスンへ。

ぶっつけ、繰り返しアリで通す。
予想に反して、「ものすごい進歩です!」
「?????」
ピアノと合わせられず自信を無くしていたし、
褒められるのにまったく慣れないもので耳を疑いました。

順次出された課題をクリアしてきているとのこと。

録音を聴きましたが音に元気がないです。
お肉も食べてませんから。
それからヴィブラートも全然ダメです。
(先生からは先に右手と言われています)

でも、前半はゆったり弾けて、後半のスタッカートの音の粒がそろってきました。
間の取り方もよかったようです。
休符でのブレーキの不具合は、リコール、じゃなくて自然に止まるようコントロールしました。
音楽の形というものにそって、右手が動く、歌う、そういうことが少しわかりかけてきたような気がします。

次の課題。
トリオ部分、表情を豊かに。
音型を見て大切な音を判断する。その時の弓の位置。
フォルテ→ピアノの弾き方、その境目の処理。
cresc.部分にrit.をつける。その時に弓の配分。
スタッカートでも、はっきり切るところ切らないところのメリハリ。
ちょっとしたニュアンスでグッと雰囲気が出るものです。
そんな細かいテクをいろいろ。
いくら気持を込めたところで、弾き方がわからないと顔だけで相手に伝わりません。

ただでさえ弾きにくい箇所で、いろいろ注文が出ると相変わらずパニックに。
段階的に時間さえかければ、かなりのことが出来るようになっていると言われました。
(時間がかかり過ぎる気もしますけど)
先生の教え方も、巧みです。
出来そうなことから、少しずつコツコツ積み上げる感じ。
出来るまで諦めない厳しさ。
この1年、小さな積み重ねの成果が認められたのは大きな励みです。
先生に感謝。