熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ライブのチェロ

2009年03月21日 | コンサート


↑ヴァイオリンとギターの知る人知るデュオ。

心斎橋そごう劇場でチェロの先生がゲスト出演のライブを拝見。
(バックバンドはなしで、3名様のみ)

オリジナル曲の他、黒い瞳、チャールダッシュ、リベルタンゴ、春よ来い、なども彼ら風アレンジで。
ヴァイオリンでハカセさんを思い出し、ギターでゴンチチさんを思い出しました。
先生はカシワギさんのイメージではありませんでした。
ポップスの女性チェリストは珍しいですね。
キュートだけど、音は渋め。
とってもお若いけど、大人の雰囲気ありました。

やはり、リズムが命ですね。
観客の手拍子にもダメ出しがあり、面白かったです。
ボッテボッテした手拍手でなく、切り込むようなリズム、スタッカートな手拍手でないとね。
そういえば初対面のチェロレッスンで言われたのはポップス的リズムのノリでした。
とにかくリズムに乗ってピアノと仲良く最後まで!

ムード、流れ、間を読み取りながら、多くを即興で弾いておられる先生。
クラシックとは違った妙味です。
あんなリズムでも苦労したワタシ、お三方のチームワークがすごい事に感じます。

京都出身のデュオのせいか、まったり和める、誰でもリラックスして楽しめるコンサートでした。
京都弁で話をするような優しいヴァイオリンが聞けます。
かと思うとエキサイティングに熱唱もします。
達者なデュオだと感心しました。

小さいホールなので、マイクはいらないと思ってしまいます。
どんな場所でも、ポップスの歌手はマイクを使うのと同じことなんでしょうね。
ステージに上がって先ず各自すべきことはコードを繋ぐことなんですね。
最近クラシックばかり聴きに行っているのでステージ上の品々が珍しいです。
先生の演奏が聴けたのが何よりでした。
(レッスンでは余り弾かれません)

お隣の女性達がチェロっていい音やねぇと話してました。
そうでしょう!と言いたいっ!
MCでも言われてました。
おくりびとでもチェロがでてくるし、
今日のお客さんの半分はチェロを習いたくなったでしょう?と。



PS:近くの桜並木が本日?開花!
今回のライブのテーマも‘さくら’でした。
吉野山のさくらエイド活動もなさっています。