熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

38回目のレッスン(通算55回目)

2007年01月20日 | チェロレッスン
こちらの都合で日を替えていただいたので、前回から1週間。
アンサンブルのもう1曲の楽譜がまだ届いていない?!
「チャイコの弦セレ」と略語でおっしゃいましたよ、先生。
2年前は「オー人事」と言われないと通じなかったけど、今はわかるのだ。
本番ステージで落ちていくのを実演するのでしょうか?
cello1は上手な方に急きょ出演依頼されたようで、メロディーは一応「アリ」に。

*これを読んで下さって、ひょっとして同じアンサンブル?
 と思われる方いらっしゃいましたら、ヨロシクです!

○Sonata Cdur  Breval Allegro
音を出すことに重点をおいてきましたが、これから曲の表情に視点をうつします、
と指導方針の説明。
ちょっとその前に!!!前回の疑問について。
先生に弾いていただいたら、下方拡張だった。
結論:どちらでもよい。下方拡張が普通でしょうね。

前回ワタシの手の指がバラバラだったので、下方拡張の意図を理解してもらえなかった。
ポジション移動の方がワタシには易しいと思われたらしい。

下方拡張が出来ないのは困るから練習しましょう、ということになりましたが…
何度繰り返しても、トリルを抜きにしても、クリアな音がなかなか揃わない。



シビレを切らしたワタクシ、
「やっぱり基礎が出来ていません!!!やさしい基礎から勉強するのです。この本で出直したいです。」
と来る直前に買った例の本を突如差し出す。
(ご指名で買ったので中身も見ていない)
先生、ものすごく驚く。好きな本なのだそう。
「どっつぁん。。。ちっともやさしくないですよ。」

「え?(初めてページをめくって1を見る)ホラこれ弾けそうですよ。」

「じゃあ次は?そういうの嫌いと言ってませんでした?」
絶句。音符がいきなり多くなっている。。。。

お蔭様で、このチョイスは先生にとっても渡りに船だったみたい。
「これをヤル気になってくれて、うれしい。」と先生。
ブレソナは中断ということで、早速新しいテキストでレッスン仕切りなおし。
ちなみに「どっつぁん」は聞き間違いか愛称なのか不明。

1をゆっくり弾く。用語の説明。
弓のどのパート、全弓、テヌート、指残し、強弱の記号など指定の細かい楽譜だこと。
あらためてハ長調音階も音程狂いやすい箇所多々アリ。
早速拡張が出てきて、手指の形を復習。
弦に対して3,4,5指が斜めになるのがいつもの悪い癖。
二長調の音階を、上りは指を残し、下りは指を先の置いて形をキープして
弾く練習をさせられた。
2は宿題。

○ Violoncello Schule Op 30. Lee Sebastian
ポジション移動のエチュード


P26 lesson4(E-moll エーモール/ホ短調)
1ヶ月ぶり。
またA線4pos.の音の指摘。突出するのと音程。
移動の時にアクセントがついてしまう箇所注意。もちろん音程。
でも、曲になってきたと言って下さった。(珍しいこともあるもんだ。)
どうしてこの曲は歌えるのに、あっち(ブレソナ)はダメなのかなぁと不思議がる先生。
ヒネタ短調の曲は年相応に自分になじみやすいと思う。

lesson5は時間切れで見ていただけず。

このままLeeは続行することに。lesson6宿題。