熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

教えるという才能

2006年08月01日 | 音楽


ワタシも見てました。ド短期ツメコミ豪腕コーチング

予想通りの結果でしたね。圧勝するための条件が揃いすぎだわ。
やっぱり視覚芸術なバレエは、ナイスバディもポイント高いし…

ふとスパルタおばちゃん先生の踊る姿、踊る表情、を想像してみた。
1000人のバレリーナを育てる才能をお持ちで何よりだと思った。

甘々イケメン先生はご自分が踊ってれば、それで良しの人生でしょうね、きっと。
教える才能を伸ばすことに、スパルタおばちゃん先生ほど熱意が沸かないと思う。

音楽、ダンス、美術など表現者と指導者が重なる世界。
表現者の余技が指導者というイメージがあります。
けど、今のご時勢大人を教える専門家が必要で、大きなビジネスチャンスになるのではと思う。
(もちろんド短期ツメコミは体に悪いので、長期でしっかり身につく教え方でね。)
友人の勤める芸術系の私大は学生が集まらないので、大人向けの美術講座を開設するそうだ。陶芸が真っ先に決定したらしい。

そのうち音大も大人向けに何か始めるかも知れませんね。
(もうはじまってるのかな)
中高年の能力開発のプロが、専門的なテクニックを駆使して指導してくれる時代が来ればいいのになぁ。
子供の能力開発は言うまでもなく大切なのですが、大人が生き生きしてこそ子供も生きやすいってもんですしねぇ。