熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

22回目のレッスン(通算39回目)

2006年06月02日 | チェロレッスン

風邪が流行ってますが、先生もゴホゴホ。

指の痛みについて報告。
左手、中指を筆頭に第二関節を触ると結構痛い。
弾く時は痛まないけど、後で応えるようだ。
かばうので指の角度が変になるかも、指番号を変えるかも、ということを事前にお知らせまで。
先生「無理しないで下さい。教え方に問題あるのかなぁ。。」

○ラルゴ
やっと、リズムと音が取れた状態。

先生の第一声は、頑張りすぎの弾き方!だった。
楽譜に書き込んだ注意報、警報を全部立ち上げて全力で弾いてるんだもの、当然ですよ。
前回みたいにテンポが加速しなかっただけでも進歩でしょ。
まだまだリラックスして弾くことは無理ですね。

また途中、楽譜を取り上げられてしまった。
トラ巻みたいな楽譜ですから。

1~4までのポジション移動がとても多いのでワタシには難曲だったけど、ここまで来れたと自己PR。(毎回恒例になりそう)
そしたら、だいぶ上手くなってますよ、と滅多に聞けないお言葉。
(よっぽど体調悪いのかしらん)

ただし、曲にするにはこれから。ほんの入り口にいるだけ。
どんな表情にするか?楽譜は何を表しているか?
音をどう飛ばすか?どこに落とすか?(サイレントは不利ね?)

こういう場合、指導者の言葉の表現力って大切ですね。
お若い先生、言いたいことが表せずもどかしそう。

まあ、イメージのお話なども。
森の精に感謝して、祈るつもりで弾きまっす!byワタシ

次回、音色、音のつながり、曲想を考えたラルゴにしてくること。
あくまでも理想ね。

そしてワタシの予測どおり「音程をしっかりせよ!」
ということで超簡単楽譜を抜き打ちテストみたいに弾かされたら、半音のところがデタラメ。
現実はこんなもの、なのでそのコピーも宿題。
第一ポジションばかりだけど、調性がいろいろ。
(ウェ~ン、また拡張やん。

○デュエット2(アレグロモデラート)

もう、これ以上弾いても上達しません、という気分。

ラルゴ同様、曲の解釈というか、表情を出すことについていろいろ。
子供がじゃれあっているようなイメージと言われても。
遊んでいるように弾くって?

そこでワタシの突飛な爆弾発言!
「この曲はあんまり何も考えずに作曲してますよね。。。」
(な、なんてことを!先生のお気に入りをケナシテしまった!)
そしたら、なんと先生も大笑いで同意なさるので驚いた。

先生はワタシ以上にこの曲と付き合って来られたわけで、もう食傷気味になられたのか?
挙句の果てに「このデュエットは一たん休止です。」ですって。
デュエット2はまだもう一曲続くのですよ。密かに予習もしてたのですよ。
「上がりではありません。」ときっぱり。
いつか上がりたかったのに。ガックリ。



あとで録音を聞いてみたら、か細い音で実に心元ないけど、ラルゴ以外に聞こえませんよ!
我ながら微笑ましかった。
もう、こうなったら無欲なもんです。

☆追記☆
ちゃんと最後まで録音を聞いてみると、重要事項あり。
先生の話がいかに右から左に頭から抜けているかわかるぅ。。。
簡単楽譜のコピーは音程とハーモニーの訓練のためだった。

簡単な楽譜で美し~~~くハモろう。(デュエットの楽譜になっている)
特に短調で半音になる時、音程が悪い。
そして。。。
重音での調弦を練習して下さい。
自分の音と人の音を聞けるようになって下さい。

耳の発達⇔聞くこと、う~~ん、難しい。