形容詞

やっぱり、豆腐だったかあ・・
福祉亭のメニューじゃあありません。
己の頭脳の足りなさを表現すると。

でも、あまり豆腐という形容詞をを乱用するのは、世の中の豆腐にも、豆腐やさんにも申し訳ないですね。
つまり、脳みそがたらん・・・。
むか～しは、こんなフウに言いましたね。
あれ？
これも味噌。
身近な食べ物。
形容詞って、おもしろいですね。

貧血体質は、やっぱりここぞ！！という時、酸素不足となる。
酸素不足で、回転が、追いつかない。
回転が追いつかないので、口がうまくまわらない。
うまくまわらないので、感情が高ぶる。
いつもの最悪パターンに。

ところで、ここぞ・・・て、どこ？

圧迫

企画はセンスとひらめき。
おもしろい。
企画力にたけている友人たちに交じっていると、楽しい。
まだ、みな若い。
そのアイデイアから、将来に続くものまで感じてしまう。
現状に堕していては、いけないゾ・・と、ジブンにハッパ。
頭脳の枯渇を、当たり前のものとして嘆いていてはいけない。
やりかたかもしれないし、こちらの姿勢かもしれない・・と、反芻してみる。

一方、重鎮は重鎮で、得難い人材。
こちらの頭脳の不足を、しっかり補って頂ける。
年齢による衰えは、身体には表れているかもしれないけれど、頭脳の働きは明晰。
鍛えられ方の差を痛感。
頭脳は、豆腐・・という言葉そままの豆腐頭脳ではダメだめ！！

1月は、頭脳にダッシュをかける月・・・としみじみ。
停滞は許されない。
手持ちの仕事量についつい、圧迫されハクハク・・
息切れ状態。

一手

なんとか年明けの一週間を終えることができ、やれやれ。
年末年始の休暇は、結局、大掃除の後片付けに追われ続けてしまう。
毎年。
慌ただしさに、正月気分は、と～～に、どこかに。
成人式の晴れ姿をＴＶで見て、やっと、あ～～まだ、一月！！
それも、2週間・・と。

この休日は、年をまたいてでしまった宿題に追われる。
どれも、時間がかかる宿題なので、つい先送りしていたもの。
でも、向き合わざるをえない。
しめきりがある。
どれにも。
重要度の高いものからとりかかる。

卒論の聞き取りの加筆。
持つ言葉のちがいと、目的としているものを十分、把握しきれていないところから、手入れに手間どる。
でも、終えてみると、福祉亭の「今」が文脈から浮き上がってくる。
いや～～、思いがけないこと。
ありがたい。
何を考えてきたのか・・
そして、その結果、何を悩んでいるか・・・

ばたばたと、時間に追われ、脳裡に浮かんでも、すぐ消えてしまう数々。
思いがけず、光をあてることに。
当ててみると、解決になる・・・とは、いかない。
課題は、課題として、厳然とある。
でも、手をこまねくにしても、その姿をくっきり捕らえられれば、恐らく、手の施しようもある。
たぶん。
次の一手。

新旧

卒論のお手伝いをすませ、福祉亭の買い物に。
帰路、ふっと、諏訪2丁目に。
端っこの号棟から、一つずつ。

別世界に迷いこんだよう。
お目当ては、センター部分。
コンビニが目に飛び込んでくる。
黒い外装・・
これは？
近寄ってみる。

そこに、偶然、近くの棟に引っ越しをされたお顔見知り。
これは、どういう建物ですか？
ゲストハウス・・と。
ほ～～すばらしい。
保育所は、まだオープンしていない。
一緒にレストコーナーへ。
お～～！！
おしゃれ。
2組ほどのご利用。
どちらも小さなお客さまづれ。
コーヒーを注文。
外の建物の説明を聞きながら、目は厨房や、全体のつくりに。
スタッフの動きにも。

もし、計画段階のある時、福祉亭が強く望めば、今ごろは、レストコーナーの運営をしていたかもしれない・・
でも、力に余りあるもの・・という判断があった。
その頃の思いと、現実の光景が交錯する。
判断の一つひとつを反芻してしまう。
ソウルで案内されたコミュカフェに似た空気。
この数年で、コミュカフェのイメージが大きく変わっていたことを、あらためて知ることに。
ただ、どう見ても、運営は楽にはいかない。
それは、ひしひしと感じ取れる。

日が沈み、夕映えが残る中、外に出る。
明るい時より、もっと、別世界。
黄色の灯りが、住むかたの幸せ感を表しているよう。

いつもの団地群に入る。
手をこまねくばかりのような商店街の並びを抜ける。
ダウンタウンとか、旧市街と、そのうち言われそう。

40年という時間の流れをくっきりと対比させる新旧の街並み。

若い世代

若い世代の諸相。
数週間前から、福祉亭が気にいって・・と見え始めた若いご利用者。
もちろん、どうぞ、どうぞ。
ただ、ふっと、気になるのは、ニューハーフさんと楽しそうに会話。
はっきりと確かめたわけではないけれど、定職を持っているのかどうか。
仕事を持っていると、身体全体が、どこか張りつめた空気が漂う。
どうも、それが感じられない。
う～～む。
大盛りのおかわり。
う～～ん。
経営的に・・などと考えてはいない。

来週に福祉亭見学を控えた大学の事前チーム。
若い。
かわいい女の子たちとしっかりものの男の子。
２年生

世の中には素敵な言葉がある。
「共生」
共に生きる。
地域で共に・・と。
もちろん、それを否定するなにものもなければ、拒否するなにものも持ってはいない。
それは、断言できる。
人として尊厳を持って遇する気持ちは、持ち合わせているし、可能な限りそれに沿わせている・・と思っている。
でも、現実に目の前に広がる風景。
風景の切り取りかた・・
この当惑に似た感情や、どこかジブンを深みに誘うような思いは、どこから湧いてくるのか。

そう、たぶん、目の前の風景から、ワタシには、まだ、見えていないものがあるのだろう。
人として、どう生きるか、生き得るのか。
社会は、どう応えていくのか。
それが見えてくれば、その先にある何かに、辿りつけるのかもしれないですね。
福祉亭の役割も。

脳

ものカフェ。
もの忘れカフェ。
大変、参考になる。
昨日のテーマは、「認知症の医療」
お～～！！
でも、ゆっくりドクターのお話を聞いていられないのが、ザ～～ンネン！！
お話を小耳にはさみながら、定食づくり。
「脳は、豆腐のようなもの。豆腐とちがうのは・・・」などと、おもしろそう！！

カフェが終われば、定食の注文が次々。
4つから始まって、次々。
一気に12、15・・・と。
おっと～～
５個づつ出しましょう！！
まず、５個で、準備してくださ～～い・・と、声かけ。
あれをやって、これをやって・・と、厨房は、ばたばた。

なんとかこなして、ふっと、フロントの静けさに気づく。
そう、一斉に召し上がるので、おしゃべりの声が途絶えたんです。
おもしろ～～い。
その反対に、厨房は、ほっとした気配に包まれ、おしゃべりの声。

この昼時の大波のくぐりかたを覚えないと、あたふたするばかり。
余分な会話をしているヒマは、ありません。
そうかと言って、おしゃべりが多いですよ～～・・などと止めるのもダメ。
手も動かし、口も動かし・・

そうそう、ＴＶで、女性の脳は、おしゃべりに向くつくりになっている・・と言っていました。
左脳と右脳との連携の関係かららしいです。
連携する機能が発達しているんですって。
生理学的にも、女性のおしゃべりは、しっかり実証されているんですね。
おもしろいですねえ。

片腕さん

雪がちらつく・・・
予報どおり寒い！！
厨房外に出るたびに、さむ～～～い！！
今冬一番。

ご利用は少ないでしょう・・と予想。
お米の量をぐ・ぐ・ぐ～～と減らして洗米。
しかし・・
ワタシの予想は、いつも逆転しがち。

定食の出る時間から、どんどん注文が入る。
おっと～～
あたふた・・
ボラさんを一人欠いてもいた。
どのボラさんも、フル稼働。
とうとう、ご飯を炊き直しま～す・・という声。
ありがとう！！
手慣れたボラさんたちに大助かり。
少し、少な目の数にした大根も、追加。
メニューはイカ大根。
ぶり大根じゃあないの～～と、つぶやく声も。

やれやれ・・定食の大波をなんとか乗り切り、ほっと。
ところが、そうは簡単にはすませてくれないのが、地域。

お顔馴染さんが、夕方、ふっと。
クリスマス会にもみえず、大掃除のお手伝いも・・？？？？と。
伺ってみると、どうも、勘違いで、別のかたにお断りされた・・と。
そうでしたか・・・と言っているうちに、どんどんお仲間がみえる。
総勢８人。
おっと～～
大・だい・だい歓迎なんですが、しょ・しょくざいが・・
大慌てで、おつまみづくり。
きゃしゃなボラさんが、真価を発揮！！。
すばらしい助っ人ぶり。
人生の大波は、しっかり、人格も、体力も鍛えてくれるものですね。

姿はきゃしゃでも、屈強の片腕さんたちです。

ボラさんや～～い。

次の日の食材を入れ込みに。
午後から雨の予報。
気がせく。
とにかく、駅前から２往復の仕事。
２度目は、もう、ぽちぽち降り出す。

搬入時、３時過ぎのボラさんの手当ができていない・・ことを知る。
あわてて、心あたりに連絡。
一人目は、風邪で寝ている・・。
今、バスの中、後で・・と、二人目。
ＳＯＳでお願いするボラさんを、買い物の途中で見かける。
でも、声をかけずじまい。

誰でもいいのですが、呼吸をそろえられること・・それだけが大事。
現在のどのボラさんも、大切。
つまらない使いかたは、避けたい。
でも・・・

必要な数から三人、ご病気で抜けられている。
痛手。
春には、もうお一人抜けることになっている。
日々、心痛。
運営も長くなり、当初の素人くささだけでは、成り立たない気配も感じるし・・。
曜日チームの求めるボラさん像もわかってきたし・・。
でも、現実は、そうはいかないし・・。

ボラさ～～ん。
どこにいるの～～～
食事づくりが好きで、気立てのいい・・・

親鳥さん

また、また、寒い。
北極の冷気が下がって来ているらしい。
暮れからマフラーを首にぐるぐる巻き。

冬休みボラの大学一年生さん。
よく働くし、かわいい。
福祉亭に立ち寄ると、昨日もし～～っかりお皿洗い。

夕方、本当にささやかなお年玉をみなさんにお届けに行く。
そうしながら、冷凍庫の整理もお願いする。
おしゃべりは、思わない方向に。

かわいい女の子がいると、厨房の空気が和らぐ・・と。
そりゃそうよ！！と、ワタシ。
だって、ほっぺは、ま～～るく、目は、くりくり。
誰だって、かわいい。
しっかり、お仕事もできるし。
特に男性ボラさんの心の弾みが伝わってくるんだそうです。
そりゃあね、あたりまえ！！

でもね、ワタシたちだって、そうやって大事にされてきたでしょ？と、おねえさまに。
ちょっと、不満げなおねえさまの物言いに。
ワタシたちだって、最初から、６０代７０代じゃあありません。
ねっ、そうでしょ？

今度は、おねえさまが、すぐ、納得。
他のおねえさまたちも、みな、にこにこ顔。

ひよこさんたちには、親鳥さんのお気持ちでね！！
とにかく、この日本という国を、なんとか背負って行ってもらわないと、いけないんですから。

更新

朝いちで、保健所から電話。
今日伺っていいですか？

お～～～～！！と内心。
今日ですか？！！
何時ごろ？
午後・・と。
予定していた仕事が、一瞬頭を過る。

明日でもいいですよ・・と、助け舟。
待てまて、先延ばししても、同じこと。
今日で、お願いします！！

今年は、営業許可書の更新年。

昨日は、厨房配置のスタッフが充実している日。
それに加え、助っ人の大学１年生さんお二人、。
今日しかない！！
覚悟を決める。

やる予定だった仕事をしたり、定食のお手伝いをしたり・・
あっと言う間に、時間が経過。
ふっと、気付いて、そうそう、ひと段落した厨房の床を掃いておこう・・
保健所からの訪問予定時間の１５分前。

５分もしないうちに、お客さんです・・と伝言がくる。
出てみると、若い女性。
すぐ、保健所の・・と、わかる。
いやも、なにもない。

お願いします！！
まず、書類のやりとり。
それから、ポイント箇所へ。
数秒の立ち止まり箇所があると、一瞬ギクっ！！
でも、なにもおっしゃらず次の箇所へ。
いくつかのポイントを通過して、冷蔵庫の前に。
冷蔵庫温度計に目が・・・

あれっ？？
表示が消えている！！
気付くこともなかった！！

きゃあ～～～小さな叫びが内心。
慌てて、扉を開け閉め。
特に故障ということでもない・・とわかる。
保健所の職員さんが、電池切れですね・・と。
いや～～、びっくり！！

トイレの状態を見て、終了！！
なんとかクリアできたことがわかる。
ほ～～ッ。
ほっとして、消毒薬を置く位置や、ノロの流行ぐあいを質問。
流行っていますよ～～と。

とにもかくにも、ありがとうございました！！
福祉亭のボラさんたちは、優れもの。
きっかりポイントを、決めてくださっていました。

休みの日

休みの日は、の～～んびり・・と思うのが、ふつう。
そうは、いかない福祉亭。
暮れの大掃除のやり残し。
換気扇洗浄。
大仕事！！
もちろん、手慣れた業者さん。

その合間に、や・や・や・や！！！
ぎょ～～てん！！
暮れあたりから何かなあ～～と、思っていたことの根源を発見しているのです。
ワタシは、その手当。

換気扇は、たっぷり所要２時間。
日常の手入れは、入り口付近だけ。
ここ２年ドラムが外れず、難儀。
蒸気をずっと、かけていたら、はずれた！！と。

作業の終わった後、早速、月曜日の準備。
吸い込む風量が、まるでちがう！！
音も！！

ワタシのほうの作業は、結局、手間取り、時間を置いて、再挑戦。
それでも、長年の積み重ねの結果。
なかなか。
運営と管理は、手ごわい。

そんなこんなで、今朝の夢・・
湯沸かし器の温度を目いっぱい上げるスタッフに、つい、お小言言っているワタシ。
修理に○○円かかるのよ！！と。
そして、その後に襲う自虐に耐えるワタシ・・でした。

初日

暮れの大掃除のごみ出しから始まった初日。
カラスは、いつの間にか学習し、黄色ゴミ袋をボックスごしにつつき、ゴミが散乱。
団地の風景は、こんなところから始まってしまいます。
散乱したゴミを手早くまとめ、ぎゅっと、ボックスのごみ袋に押し込む。
新年らしく、ちょっとだけ、お手伝い。
でも、手に負えるものでもない箇所もあって、まあしょうがないか・・
バタバタと福祉亭の仕事に。

昨年から始まった４日年始。
今年は、体験学習の大学２年生さんと。
いい子でした！！
レポート書きの資料探しもしっかり。
頼もしい。

新年のご挨拶を交わしながら、みなさんとおしゃべり。
いつもは、忙しくてこんなこともできず。
おしゃべりって、いいですね。
知っていると思っていることも、おしゃべりの時間が長いとまた、新しい発見。
過ごされてきた人生の時間を垣間見る思いです。
ジブンの中にできていたと思えた人物像が、また、いきいきと息を吹き返します。

些細なこだわり、些細な印象、つまらない出来事・・様々な日常の要因で、描けたと思っていた人物像が、一瞬に変化していきます。
これは、おもしろいし、楽しい。
へ～～！！
そお～～！！

いつもは、寡黙な人物もつられて、おしゃべりの輪に。
福祉亭の立ち上げの頃、吉田茂首相の看護婦さんがおられた頃・・・あの頃の福祉亭の空気の再来でした。
ず～～っと、福祉亭のおしゃべりの中心人物は、女性でしたね。
昨日は、８６歳の男性。
おはなし上手。
ほめ上手。
内科医先生も初日の診察を終えられ、おしゃべり。
そうそう、福祉亭と８６歳さんの出会いは、内科医先生のご紹介の一枚の名刺から。

いろいろなことがあったけれど、こんなフウに、みなさんと、過ごしてきたなあ・・と、心底、感慨深い。
先に逝かれたみなさんからのお年玉・・・でしたかね。

年初の良い一日でした。

さあ、新年！！

仕事始めのための時間が流れ始めました。

みなさまにおかれましては、良い年をお迎えでしょうか。
新年早々、新幹線が５時間止まったり・・のなにやかですね。
９日間のジャンボ休暇・・というわりに、東名の渋滞は、相当なものでした。
普段の２倍の所要時間。

まだ、昨日は、三が日。
お正月も開店という世情ですが、いくつかのスーパーだけ。
まだ、まだ、お正月気分が充満。
福祉亭の仕事始めのために必要な食材は、なんとか揃えることができました。
一日目は、定食なしにさせて頂いています。
の～～んびり。

新年の計は、元旦にあり・・・と古から。
さてと・・・