初日

暮れの大掃除のごみ出しから始まった初日。
カラスは、いつの間にか学習し、黄色ゴミ袋をボックスごしにつつき、ゴミが散乱。
団地の風景は、こんなところから始まってしまいます。
散乱したゴミを手早くまとめ、ぎゅっと、ボックスのごみ袋に押し込む。
新年らしく、ちょっとだけ、お手伝い。
でも、手に負えるものでもない箇所もあって、まあしょうがないか・・
バタバタと福祉亭の仕事に。

昨年から始まった４日年始。
今年は、体験学習の大学２年生さんと。
いい子でした！！
レポート書きの資料探しもしっかり。
頼もしい。

新年のご挨拶を交わしながら、みなさんとおしゃべり。
いつもは、忙しくてこんなこともできず。
おしゃべりって、いいですね。
知っていると思っていることも、おしゃべりの時間が長いとまた、新しい発見。
過ごされてきた人生の時間を垣間見る思いです。
ジブンの中にできていたと思えた人物像が、また、いきいきと息を吹き返します。

些細なこだわり、些細な印象、つまらない出来事・・様々な日常の要因で、描けたと思っていた人物像が、一瞬に変化していきます。
これは、おもしろいし、楽しい。
へ～～！！
そお～～！！

いつもは、寡黙な人物もつられて、おしゃべりの輪に。
福祉亭の立ち上げの頃、吉田茂首相の看護婦さんがおられた頃・・・あの頃の福祉亭の空気の再来でした。
ず～～っと、福祉亭のおしゃべりの中心人物は、女性でしたね。
昨日は、８６歳の男性。
おはなし上手。
ほめ上手。
内科医先生も初日の診察を終えられ、おしゃべり。
そうそう、福祉亭と８６歳さんの出会いは、内科医先生のご紹介の一枚の名刺から。

いろいろなことがあったけれど、こんなフウに、みなさんと、過ごしてきたなあ・・と、心底、感慨深い。
先に逝かれたみなさんからのお年玉・・・でしたかね。

年初の良い一日でした。