福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

金環日食の日

2012-05-22 12:01:01 | 日記
TVは朝から秒読み。
もちろん、ワタシたちも。
気をもんだ空模様もなんとか、薄曇り。
刻々と進む日食。

ふっと、時間の流れというものをも、目にしていることに気づく。
気づいてしまった瞬間、単なる35年ぶりの天体ショーから、どこか音が消えた空間にいるような気分に。
そのスピードを遅いというのか、速いというのか・・・

そのうち美しい金環に。
他の家からの「あ~~」という、歓声が聞こえてきた。
一瞬に過ぎ去る宇宙からの贈り物でした。

福祉亭の定食時間は、びっくりするような大賑わい。
ほぼ1時間で、完売。
大混乱を、みんなで、なんとか乗り越えました。

お米を19カップまず炊いていたのですが、5カップ炊き直し、さらに2カップを夕方5時に予約のみなさんのために炊きました。
野菜を買い足し、焼肉でしたので、肉類は、ストッカーのものを動員しました。
大奮闘は、若人塾の所長さんで、注文の数にたじろぐことなく、ずっと、肉を焼き続けてくれていました。
注文も、数がすぐ、不確かになるので、何度も、何度も、確認と、伝達が繰り返されました。

外で、お待ちになるみなさんは、視界から消えてしまうので、グループでみえたお一人分がいつもまでも出し忘れ状態。
お詫びしながら、15分遅れで、やっと、お出ししたり・・でした。
帰り際、失礼をお詫びすると、衆議院議員の秘書さんたちご一行で、さらに、恐縮してしまいました。

若人塾のお料理担当さんは、「もう、帰りたいです。昼ごはんは家で食べます。」と、言い出すほどでした。
誰もかれもが、十二分のがんばりをしていることだけは、みんな十分わかっていますので、温かい言葉かけをしていました。
そのうち、疲れから手の力がぬけるのか、カップが割れたり、食器の山が崩れたり・・。
「少し、休んでください」とは言うのですが、手を休めることはできかねました。

午後、幾分手がすく頃、予定どおり来訪者が新宿からみえました。
来客のことなど、すっかり、頭から消えていました。
忙しい日・・とお話すると、「日食のせいですかね」と。
しかも、落ちついて考えてみましたら、仏滅でもありました。
夜は、夜で、できあがったばかりのゼリーを一つひっくり返してしまい、また、だいらんごく・・でした。

日食は、35年周期ぐらいがいいですかね。

コメント
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