福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

前進・・・

2012-05-14 04:19:32 | 日記
アダプトの花苗の配布が金曜日に迫り、とにかく準備をしないと・・・と、相棒さんととりかかる。
アダプトで、花壇にいると、「ありがとうございます」「楽しませてもらってます」という労いの言葉と一緒に、よく花の名前を尋ねられる。

一向に新しい花の名前が頭に入らない。
そればかりか、覚えていたはずの名前まで抜けてしまう。
人の名前、地名・・と同じ症状。
どうせ覚えられない・・・という情けない気持ちまで、どこかにあるので、相棒さんが、せっかく、ご親切にお花の名前を言ってくださっているというのに、聞き流してしまう。
聞きとれなくても、聞き返さないですませてしまう。

大脳のどの部分の機能が落ちているのか、いささか気になる。
日常、あまりに頻繁に現れる症状であるし、他のかたにもみられるので、まあ、いいかッ!!で、すませてはいるけれど、自分に対する根拠のない自信は、どんどん、揺らいでいく。
その変わりと言っては、失礼も甚だしいのかもしれませんが、上の世代のみなさんへの理解は深まる。
どんどん・・・

日々のジブンの症状は、あきらかに、「高齢」の世界に足を踏み入れている。
上の世代のみなさんは、どう、ジブンとの折り合いをつけておられるんでしょう。
TVなどの脳を鍛える情報を、受け売りで、みなさんになんとか教えてさしあげようとしていた頃は、まだ、まだ、、若い・・って、ことでした。
お相手は、それもこれも、面倒に思われていらしたことでしょう。
いいんだ、いいんだ、いいんですッ!!・・と。
若くていいですねえ~~と、自嘲とひねくれもののセリフをご自分の中で、言っていらしたかもしれませんね。
年寄は、ひがみっぽい・・・て、よく聞いていたし、ジブンでも、それに手をやいていたかも。
その「としより」に、大きく前進!!の近頃。

子どもの頃、若い頃の「ぜんしん」と、明らかに違う。
そうそう、もっと、適格な表現をしませんと、年寄はくせもの・・って、言われてしまいます。
「後退」・・・これを認められないだけです。

さあて・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする