福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

もっと、目を凝らさないと・・

2012-05-16 06:25:40 | 日記
地域福祉をリードしていた長野、秋田、新潟、富山、山形・・静岡もですかね。
最近は、どんな取り組みをされているのか。
長野のふたり酒事業や、山形の「ゆ」めぐりデイサービス、養生訓・・
地域特性をとらえた優れたものだった。

地域に役割を持つこと、おしゃべりするお友だちがいること、集まれる場所があること・・
大事とされている。

新しい公共と市民の自立は、表裏一体。
都会型の地域福祉・・・となると、何をどう組み立てていくのか・・
頭の中がぐるぐる空回りする。

ラウンジに、ふきが届けられた。
国士舘大の裏手で畑をやっておられるとか。
もと宮大工さんという80歳さん。
高幡不動の本堂、五重塔・・・と手がけられたという。
10年がかり・・・と。
年期明け・・という言葉がお話の中に。
下のかたが、大変なあまり、やめられるのでいつまでたっても、一番下っ端だった・・そうです。

ふと、福祉亭にみえるハンコ屋さんも、「苦労しました」とおっしゃっておられたことをお思いだす。
日本の伝統的なものづくりが、職人と言われる集団の手でつくられていた時代を生きてこられたみなさん。
サラリーマンといわれる集団しかないような気がしてしまうニュータウンなのに。
目を凝らすと、もっと、別の街の姿が見えてくるのかもしれません。
別の人の姿も。
言葉数の少ないみなさんの思いの中に、福祉の本当の姿があるのかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする