まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

鞆の浦埋め立て裁判判決に思う

2009-10-04 00:11:41 | 日常
平成21年10月3日
鞆の浦の景観は国民的財産であると真正面から捕らえた判決は世間からも評価され新しい時代の到来を感じさせた。
まさに「チェンジ」の時代の代表的出来事として長く歴史に残ることでしょう。
おそらく福山市は控訴するでしょうが県はどうするか、新知事となればかなりややこしくなり、国は新政権であり、おそらく認可しないでしょう。
金子前大臣が前原新大臣への引継事項で「鞆の浦をよろしく」と言われたとのこと心強い限りです。
今回の裁判で明らかになったように計画がずさんであること。
始めに「架橋ありき」ですべとそのための資料集めであり矛盾が出るのはとうぜんである。不正確さを非難された「福山コンサルタント」こそいい迷惑かもしれません。
県庁で閲覧した10センチ以上厚さがある「埋立免許願書」の中で決定理由についてはわずか2から3ページで4案を比較し「架橋案が地域活性化や生活環境の整備に効果が大きいと考える」としているのみ。申請した福山市当局の判断である。市民の声や、学識経験者等を交えた判断ではない。
鞆の浦の景観評価はなされていないと思う(何しろ26年前の計画ですから時代に後れています)
市当局の不正確な情報により賛成された人も多いと思います。
情報公開は時代の流れです。鞆の浦の交通事情といえば狭い県道をすれ違う映像が流されますが常に混雑しているわけではありません。殿の浦の町から沼隈に行く車の通行量は多いですか。広い鞆港までの交通量がそのまま延長しているわけではありません。朝夕のラッシュ時だけでしかありません、消防車が通行できないとか、救急車が困ったということもありません。皆譲り合って生活されています
。駐車場を観光の中心地を壊して作る必要があるのでしょうか、鉄鋼団地の隣接でも、バスセンターの前を埋立すればよいではありませんか。初めから地元の有力議員が経営する土建業者のための工事であるとの噂が出るのも無理からぬとことです。
控訴し高等裁判所で判決が出れば福山市は納得するでしょうか。
それとも市長は最高裁までやるつもりでしょうか
敗訴した責任を市長は取るのでしょうか
評判の悪い県知事に加え福山市長まで時代遅れの評価を受ければ一体福山市はどうなるのでしょうか。
新しい時代感覚のある人が市の運営をすべき時代が来ていると思います
賛成、反対の分裂した鞆の浦の町民の問題、解消でき話し合いはなるのでしょうか。
ある人が言われました。「鞆の浦では毎月祭りがあり多くの人が集まります。仲間ですから必ず話し合いはできますよ。」
期待しましょう
コメント
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