まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

宮島弥山初詣登山 「これで世界遺産か。恥を知れ」

2015-01-05 22:08:43 | 日常
平成27年1月4日
新年第一日曜日は恒例の弥山登山です。
天気も良く、風もなく絶好の登山日和です。7時に家を出て8時前には宮島着く。駐車場の料金が民間は1日1500円に値上げされている。我々は旧料金1000円の市営の駐車場に入れる。正月料金で5割増しとはボッタクリもひどいですね。正月とあって陸上部という中学生などのグループを何組も見ました。桟橋前の広場には広島山稜会や数組の方たちが待ち合わせをしておられました。私の修道中学ワンゲル部の甥も今日部の弥山登山のタイムレースに来るといっていましたから運が良ければ会えるかも・・・予定していた山頂に直行する登山道は入口が閉鎖されているとのこと。それなら正月なので厳島神社、大聖院を参拝して大聖院コースを通り山頂へ。何百年と歴史のある階段が山頂まで続く。いったい何段あるのでしょうか。中復の展望の良い休憩所あたりから雪が残り凍結している。よけながら登るのも面倒だから4本爪の軽アイゼンを着用する。何も言わなかったのに他の仲間もちゃんと持参していたのは驚きでした。他にも雨用に台所用のゴム手袋も持参しているとのこと。「リーダーのいわれたことはちゃんと守っている」とのこと。感心。感心。この様な仲間は教え概がありますね。アイゼン着用しているのは我々だけでした。仁王門のあたりまで凍結していましたがアイゼンのお陰で快適に歩けました。弥山七不思議の「消えずに霊火」には真新しい「恋人の聖地」なる銘板が輝いている。お寺が恋人の聖地とは・・・消えない火がパワースポットで人気があるらしい。頂上のトイレは混雑が予想されるのでここの汚い汲み取りトイレで不承不承ながら済ませていただき登る。頂上は意外にもがら空きでした。時間が早いためでしょう。昨年7月に完成した休憩所、見た目には感じがよいけれど欠陥だらけのように思いました。トイレが凍結して使用できないとの看板。しっかりと鎖がかけられていました。世界遺産で世界各国から来られるのに何ということでしょうか。これで世界遺産なのか・・恥ずかしい。535mの低山なのに・・・途中の送水管が凍結したのか。トイレの金具が凍結したのか。何が原因かわかりませんが。山上のトイレなのに凍結の対策が取られていないなんて信じられません。近くに寺院や送水設備があるのですから当然電気は来ているでしょうに。・・・今日は正月4日目ですが比較的暖かい。正月3が日は寒かったからみんな大変でしたでしょう。怒り心頭で不愉快極まりない。イメージダウンこの上ない。それにしても4日目というのに何ら対策が取られないのはいったいどうしてでしょうか。仮設トイレを設けられないのはなぜ。万一の事態を考えると裏の方にでも設置しておくべきではありませんか。携帯トイレの配布とか。その場所を確保するとか。屋久島では携帯トイレを使用する場所や回収する場所が設けられていました。麓や途中のトイレのあるところでは頂上のトイレ故障等の表示はなされたのでしょうか。危機管理が全くなされていないのに怒りを禁じえません。また建物の中央にある階段を上っていると水が落ちてきました。雪解け水が落ちているようです。階段に「凍結注意」の表示がありました。安心、安全であるべき休憩所の構造とは思えません。屋根を設置して雨や雪が振り込まないようにすべきではないでしょうか。疑いの目でみれば化粧か飾りでつけられたのでしょうか垂木のような屋根材は木製でした。風雨にさらされるこの場所において何年耐用年数があるのでしょうか。恐らく数年で朽ちることになるでしょう。この様な行政の無策のあり様を見ると先の豪雨災害も当然のように思えてきました。帰路は久しぶりに雪や凍結のない奥の院経由で多々良に下山して帰りました。大元公園で登りの時に会った大先輩の平田恒雄氏にまたお会いしました。日本山岳会の仲間40人で大宴会中とのこと。盛会のようでした。
帰路宮島通の方がおられ「もみじ饅頭」で一番人気のあるのは桟橋に近い広島経済大学の建物前にある「ミヤトヨ本店」の「チーズ入りもみじ饅頭」だといわれ、お土産に30分待って買って帰りました。固めのチーズ入りで美味でした。「あなご飯」は大聖院下の「なんとかというお店」でしたがこちらは朝が早いので閉まっていて味見できませんでした。仁和寺の法師の例ではありませんが「何事にも先達」はありがたいものです。
コメント
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